JP2002211003A - インクジェット式記録装置およびその圧力ダンパ取付方法 - Google Patents

インクジェット式記録装置およびその圧力ダンパ取付方法

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JP2002211003A
JP2002211003A JP2001013020A JP2001013020A JP2002211003A JP 2002211003 A JP2002211003 A JP 2002211003A JP 2001013020 A JP2001013020 A JP 2001013020A JP 2001013020 A JP2001013020 A JP 2001013020A JP 2002211003 A JP2002211003 A JP 2002211003A
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ink
pressure damper
carriage
pressure
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Norihiro Maruyama
典広 丸山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 修理コストの低廉化を図るとともに、ダンパ
取付時の作業効率を高める。 【解決手段】 記録ヘッド6に連通するインク供給針8
を有し印刷領域と非印刷領域との間を往復可能なキャリ
ッジ1と、このキャリッジ1上に配置されインク供給針
80の外側先端部に環状シールを介して嵌合する円筒部
73およびこの筒部73内に連通するインク室を有する
圧力変動吸収用の圧力ダンパ7と、この圧力ダンパ7に
インク供給チューブを介して接続されインク室にインク
を供給するインクタンクとを備えたインクジェット式記
録装置において、キャリッジ1に、円筒部73の外側先
端部に嵌合しかつ圧力ダンパ7をダンパ配置面方向に位
置決めするリブ1bを設けるとともに、このリブ1bの
ダンパ配置面方向位置に位置しかつ圧力ダンパ7をねじ
締めするためのボス21を設けた構成とされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクタンクから
インク供給チューブを介して記録ヘッドにインクを供給
するように構成されたインクジェット式記録装置および
その圧力ダンパ取付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット式記録装置は、一般にキ
ャリッジ上に搭載されて記録用紙の幅方向に移動する記
録ヘッドと、この記録ヘッドの移動方向と直交する方向
に記録用紙を相対的に移動させる紙送り手段とを備えて
いる。このようなインクジェット式記録装置において、
記録用紙に対する印刷は、印刷データに基づいて記録ヘ
ッドよりインク滴を吐出させることにより行われる。そ
して、キャリッジ上に例えばブラック,イエロー,シア
ンおよびマゼンタの各インクを吐出可能な記録ヘッドを
搭載し、ブラックインクによるテキスト印刷ばかりでな
く、各インクの吐出割合を変えることにより、フルカラ
ー印刷を可能としている。
【0003】このため、記録ヘッドに各インクを供給す
るインクカートリッジが装置本体内に配置されている。
通常のインクジェット式記録装置にあっては、前記ブラ
ック,イエロー,シアンおよびマゼンタのインクが貯留
された各インクカートリッジがキャリッジ上に配置さ
れ、キャリッジと共に移動する。一方、例えばオフィス
向けまたは業務用に提供されるこの種の記録装置におい
ては、比較的大量の印刷に対応させるために、前記した
各インクが貯留された大容量のインクカートリッジがキ
ャリッジ上に配置されず、装置本体側に配置されてい
る。これは、大容量のインクカートリッジをキャリッジ
上に配置すると、キャリッジ全体の重量が大きくなって
高出力のキャリッジ駆動モータを使用する必要が生じる
ことから、この高出力モータの使用を回避するためであ
る。
【0004】しかし、このような記録装置においては、
インクカートリッジからのインクを記録ヘッドに供給す
るためのインク供給チューブが備えられているため、次
に示すような問題を抱えている。すなわち、キャリッジ
の加減速に伴いインク供給チューブ内のインクに圧力変
動が生じてしまい、記録ヘッドからのインク滴の吐出を
不安定にするという問題である。このため、内部圧力
(容積)の変化によって弾性変形する圧力ダンパを用
い、キャリッジの加減速に伴ってインク供給チューブ内
のインクに生じる圧力変動を吸収することが行われる。
【0005】従来、この種の記録装置においては、圧力
ダンパ(針接続部)がキャリッジ(インク供給針)にシ
ール部材(Oリング)を介して連結されている。このた
め、キャリッジの加減速が高くなると、キャリッジ移動
時にインク供給針を枢支部として圧力ダンパが首振り運
動していた。このことは、記録速度の向上を図る目的か
らキャリッジの移動を高速で行う最近の記録装置におい
て顕著である。なお、圧力ダンパが首振り運動すると、
インクの吐出不良を起こすばかりか、キャリッジ・ダン
パ連結部分のシール性が悪化してインク脱気度が低下
し、良好な印刷を実現することができない。
【0006】そこで、圧力ダンパの首振り運動を防止す
るために、キャリッジに圧力ダンパをねじ締めすること
が考えられるが、この場合ねじ締め時にその締付力が圧
力ダンパに直接作用し、キャリッジおよび圧力ダンパの
各連結部(中心部)が互いにずれてしまう。このため、
圧力ダンパとキャリッジとの連結に、接着剤や高硬度の
環状シールを用いたり、あるいはコ字状のスペーサを用
いてねじ締めしたりすることが行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、接着剤を用い
た場合には、ダンパ取付後に記録ヘッド等に不良が発生
すると、圧力ダンパをキャリッジから取り外すことがで
きないため、正常な圧力ダンパを廃棄することになり、
修理コストが嵩むという問題があった。一方、高硬度の
環状シールを用いた場合には環状シール内へのインク供
給針の挿入が円滑に行われず、またスペーサを用いた場
合には部品点数が嵩み、これら何れの場合にもダンパ取
付時の作業効率が低下するという問題があった。
【0008】本発明は、このような技術的な課題を解決
するためになされたものであり、修理コストの低廉化を
図ることができるとともに、ダンパ取付時の作業効率を
高めることができるインクジェット式記録装置およびそ
の圧力ダンパ取付方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ためになされた本発明に係るインクジェット式記録装置
は、記録装置用ヘッドに連通するインク供給針を有し印
刷領域と非印刷領域との間を往復可能なヘッド装着用の
キャリッジと、このキャリッジ上に配置され前記インク
供給針の外側先端部に環状シールを介して嵌合する筒部
およびこの筒部内に連通するインク室を有する圧力変動
吸収用の圧力ダンパと、この圧力ダンパにインク供給チ
ューブを介して接続され前記インク室にインクを供給す
るインクタンクとを備えたインクジェット式記録装置に
おいて、前記キャリッジに、前記筒部の外側先端部に嵌
合しかつ前記圧力ダンパをダンパ配置面方向に位置決め
するリブを設けるとともに、このリブのダンパ配置面方
向位置に位置しかつ前記圧力ダンパをねじ締めするため
の受座を設けたことを特徴とする。
【0010】このように構成されているため、キャリッ
ジに対する圧力ダンパの取り付けが、筒部とリブとを嵌
合させて圧力ダンパをダンパ配置面方向に位置決めした
後、圧力ダンパを受座にねじ締めすることにより行われ
る。したがって、ダンパ取付後に記録ヘッド等に不良が
発生しても、ねじ締めの解除によって圧力ダンパを取り
外すことができるため、圧力ダンパを再使用することが
でき、修理コストの低廉化を図ることができる。
【0011】また、ダンパ配置面方向に位置決めされた
圧力ダンパをキャリッジにねじ締めすることは、ダンパ
取付時にキャリッジおよび圧力ダンパの各連結部が互い
にずれないため、低硬度の環状シールを用いることが可
能となるとともに、従来必要としたコ字状のスペーサが
不要となる。このため、環状シール内へのインク供給針
の挿入を円滑に行うことおよび部品点数を削減すること
が可能となり、ダンパ取付時の作業効率を高めることが
できる。
【0012】この場合、前記圧力ダンパに、前記受座に
対応するダンパ取付片が一体に設けられていることが望
ましい。このように構成されているため、ダンパ取付時
にダンパ取付片が受座にねじ締めされる。また、前記ダ
ンパ取付片に、前記受座の外側先端部に嵌合し、かつ前
記圧力ダンパをダンパ配置面方向に位置決めする貫通孔
が設けられている構成とされる。このように構成されて
いるため、ダンパ取付時に筒部とリブおよび受座と貫通
孔の嵌合による位置決めによって圧力ダンパのねじ締め
による共回りが防止される。
【0013】そして、前記リブが、前記筒部の外周面に
嵌合する内周面を有する環状のリブからなる構成とされ
る。このように構成されているため、ダンパ取付時にリ
ブの内周面と筒部の外周面とを嵌合させ、圧力ダンパが
ダンパ配置面方向に位置決めされる。また、前記ねじ部
材が、タッピングねじからなる構成も採用し得る。この
ように構成されているため、タッピングねじによって受
座に雌ねじが形成されるとともに、圧力ダンパが受座に
ねじ締めされ、ダンパ取付誤差を吸収することができ
る。
【0014】一方、本発明に係るインクジェット式記録
装置の圧力ダンパ取付方法は、記録装置用ヘッドに連通
するインク供給針を有し印刷領域と非印刷領域との間を
往復可能なヘッド装着用のキャリッジと、このキャリッ
ジ上に配置され前記インク供給針の外側先端部に環状シ
ールを介して嵌合する筒部およびこの筒部内に連通する
インク室を有する圧力変動吸収用の圧力ダンパと、この
圧力ダンパにインク供給チューブを介して接続され前記
インク室にインクを供給するインクタンクとを備えたイ
ンクジェット式記録装置において、前記筒部のダンパ配
置面方向位置で前記圧力ダンパをねじ締めすることによ
り、前記キャリッジに前記圧力ダンパを取り付ける方法
であって、前記圧力ダンパを取り付けるにあたり、前記
筒部の外側先端部において前記圧力ダンパをダンパ配置
面方向に位置決めすることを特徴とする。
【0015】このような方法であるため、キャリッジに
対する圧力ダンパの取り付けが、筒部の外側先端部にお
いてダンパ配置面方向に圧力ダンパを位置決めした後、
圧力ダンパを筒部のダンパ配置面方向位置でねじ締めす
ることにより行われる。したがって、ダンパ取付後に記
録ヘッド等に不良が発生しても、ねじ締めの解除によっ
て圧力ダンパを取り外すことができるため、圧力ダンパ
を再使用することができ、修理コストの低廉化が図れる
インクジェット式記録装置を得ることができる。
【0016】また、圧力ダンパをダンパ配置面方向に位
置決めしてキャリッジにねじ締めすることは、ダンパ取
付時にキャリッジおよび圧力ダンパの各連結部がずれな
いため、低硬度の環状シールを用いることが可能となる
とともに、ダンパ取付時に従来必要としたコ字状のスペ
ーサが不要となる。このため、環状シール内へのインク
供給針の挿入を円滑に行うことおよび部品点数を削減す
ることが可能となり、ダンパ取付時の作業効率を高める
インクジェット式記録装置を得ることもできる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明が適用されたインク
ジェット式記録装置およびその圧力ダンパ取付方法につ
き、図に示す実施の形態に基づいて説明する。先ず、イ
ンクジェット式記録装置の基本構成につき、図1を用い
て説明する。図1は、本発明の実施形態に係るインクジ
ェット式記録装置の基本構成を示す平面図である。図中
符号1で示すキャリッジは、駆動プーリ12と従動プー
リ13との間に掛け渡したタイミングベルト3に装着さ
れ、かつガイド部材4に移動自在に取り付けられてい
る。そして、駆動モータ2の駆動によって紙送り部材5
の長手方向、すなわち記録用紙14の幅方向である主走
査方向に往復移動されるように構成されている。キャリ
ッジ1の紙送り部材5に対向する面には、インクジェッ
ト式の記録ヘッド6が装着されている。また、前記キャ
リッジ1には、前記記録ヘッド6にインクを供給するた
めの圧力ダンパ7が取り付けられている。
【0018】これら圧力ダンパ7は、その内部において
各インクを一時的に貯留するために、ブラック,イエロ
ー,マゼンタおよびシアンの各インクに対応して四個
(図では二個)具備されている。そして、これら各圧力
ダンパ7は、装置本体側のカートリッジホルダ8に装填
された各インクタンク(インクカートリッジ)8aか
ら、可撓性材料からなるインク供給チューブ9をそれぞ
れ介して各インクが供給されるように構成されている。
なお、この圧力ダンパ7,前記記録ヘッド6および前記
キャリッジ1の構成については、後で詳しく説明する。
【0019】一方、前記キャリッジ1の移動経路上にお
ける非印字領域(ホームポジション)には、前記記録ヘ
ッド6のノズル形成面を封止することができるキャッピ
ング手段15が配置されている。このキャッピング手段
15の上面には、前記記録ヘッド6のノズル形成面を封
止し得るゴム等の可撓性素材により形成されたキャップ
部材15aが配置されている。そして、前記キャリッジ
1がホームポジションに移動したときに、前記キャップ
部材15aによって前記記録ヘッド6のノズル形成面を
封止し得るように構成されている。
【0020】このキャップ部材15aは、記録装置の休
止期間中において前記記録ヘッド6のノズル形成面を封
止し、ノズル開口の乾燥を防止する蓋体として機能す
る。また、キャップ部材15aには、図には示されてい
ないが、吸引ポンプ(チューブポンプ)におけるチュー
ブの一端部が接続されている。そして、吸引ポンプによ
る負圧を前記記録ヘッド6に作用させて、この記録ヘッ
ド6からインクを吸引排出させるクリーニング動作が実
行されるように構成されている。また、前記キャッピン
グ手段15の印字領域側にはゴムなどの弾性素材による
ワイピング部材16が配置され、必要に応じて前記記録
ヘッド6のノズル形成面を払拭して清掃し得るように構
成されている。
【0021】次に、本発明の実施形態に適用される「キ
ャリッジ」,「記録ヘッド」および「圧力ダンパ」につ
き、図2乃至図5を用いて順次詳細に説明する。図2は
本発明の実施形態に係るインクジェット式記録装置のキ
ャリッジに対する圧力ダンパを背面から見た状態を示す
斜視図、図3は同じく本発明の実施形態に係るインクジ
ェット式記録装置のキャリッジに対する圧力ダンパを正
面から見た状態を示す斜視図である。図4は本発明の実
施形態に係るインクジェット式記録装置の圧力ダンパを
示す正面図、図5は同じく本発明の実施形態に係るイン
クジェット式記録装置のキャリッジに対する圧力ダンパ
の取付状態を示す断面図である。
【0022】「キャリッジ」キャリッジ1は、図2およ
び図3に示すように、主走査方向(図中X方向)寸法に
比べて副走査方向(図中Y方向)寸法が少し長い平面略
矩形状の取付ベース1aを有し、全体が合成樹脂材料に
よって形成されている。前記取付ベース1aの上面にお
ける長手方向略中央部には、前記圧力ダンパ7を取り付
けるための四個(図では二個)のボス(受座)21が上
方に突出して並設されている。
【0023】これらボス21は、上方に開口し、かつ取
付ねじ11が螺合するための空間部21aを有し、全体
が円筒部によって形成されている。これらボス21の外
周面には、前記圧力ダンパ7のダンパ取付片(後述)を
載置する複数(四個)の保持体21bが円周方向に等間
隔をもって突設されている。なお、前記取付ねじ11と
しては、圧力ダンパ7の取付時に前記空間部21a内に
雌ねじを形成してその取付誤差を吸収することができる
ため、タッピングねじが用いられている。
【0024】これら各ボス21の副走査方向(図中Y方
向)位置には、図5に示すように、上方に開口され、イ
ンク供給針80およびフィルタ85を取り付けるための
凹部24が設けられている。そして、インク供給針80
の一部を形成する環状の基部81と、この基部81の外
周面に突出する鍔部82と、前記基部81の下方に位置
するフィルタ19とが嵌合するように構成されている。
【0025】また、前記各凹部24の開口周縁には、前
記圧力ダンパ7の円筒部(後述)における先端部の外周
面に嵌合する内周面を有する環状のリブ1bが上方に突
出して一体に設けられている。そして、ダンパ取付時に
当該円筒部の外周面にそのリブ内周面が嵌合して、前記
圧力ダンパ7をダンパ配置面方向に位置決めし得るよう
に構成されている。
【0026】前記取付ベース1aの下面には、図5に示
すように、下方に突出する流路形成部20が一体に設け
られている。この流路形成部20内には、前記凹部24
および前記記録ヘッド6(インク供給路)に連通するイ
ンク流路20aが形成されている。これにより、前記凹
部24とインク供給路(後述)とは、前記インク流路2
0aを介して連通している。
【0027】前記インク供給針80は、図5に示すよう
に、前記基部81,前記鍔部82の他に、さらに下方か
ら上方に向かって漸次縮径する環状の中間部83および
この中間部83内と外部とを連通する円筒状の針部84
を備えている。このインク供給針80の下方には、前記
フィルタ19が前記基部81の下方開口部を閉塞するよ
うに配置されている。そして、インク中の気泡および塵
埃等を捕捉し得るように構成されている。
【0028】「記録ヘッド」記録ヘッド6は、図5に示
すように、前記インク流路20aに連通するイン供給路
44を有し、前記流路形成部20の先端(下端)面に接
合されている。また、この記録ヘッド6は、角箱状のケ
ース40と、このケース40内に収納された圧電振動子
41と、この圧電振動子41の下方に位置するノズルプ
レート42と、このノズルプレート42と前記ケース4
0との間に介在する流路ユニット45とを備えている。
そして、圧電振動子41によって流路ユニット45の圧
力室(図示せず)を膨張・収縮させることで、ノズルユ
ニット42のノズル開口43からインク滴を吐出し得る
ように構成されている。
【0029】「圧力ダンパ」圧力ダンパ7は、図2乃至
図4に示すように、正面略楕円形状の基部71と、この
基部71の下端部に片側側方に延在する延在部76とを
有し、前記キャリッジ1の取付ベース1aに配置されて
いる。前記基部71には、正面(印刷領域側)に開口す
るインク室70およびこのインク室70に連通する接続
流路78が形成されている。この基部71の下端部に
は、前記リブ1bの内周面に嵌合可能な外周面を有する
円筒部(針接続部)73が一体に設けられている。前記
インク室70内には、前記接続流路78のインク室側開
口部を閉塞するようなフィルタ75が配置されている。
そして、インク中の気泡および塵埃等を捕捉し得るよう
に構成されている。
【0030】前記円筒部73には、図4および図5に示
すように、前記接続流路78に連通する円柱状の空間部
73aが形成されている。この空間部73aの内径は前
記針部84の直径の3〜4倍程度に設定されており、ま
た高さ寸法は前記針部84を収納するに十分な寸法に設
定されている。そして、空間部73aには、前記針部8
4の外周面と前記円筒部73の内周面との間に弾装する
環状シール10が配置されている。
【0031】前記環状シール10は、図5に示すよう
に、各径が互いに異なる大小二つの環状部90,91
と、これら環状部90,91を連結する弾性壁部92と
を有し、全体がブチルゴム等の合成樹脂によって形成さ
れている。前記環状部90(大径の環状部)の外径は前
記空間部73aの内径より若干大きい寸法に設定され、
その内径は前記針部84の外径より大きい寸法に設定さ
れている。そして、この環状部90の外周面には、前記
円筒部73の内周面との液密性を確保するための突条部
が全周にわたって形成されている。前記環状部91(小
径の環状部)の内径は、前記針部84の外周面との間の
液密性を確保するために、前記針部84の外径より若干
小さい寸法に設定されている。
【0032】また、前記基部71には、図2に示すよう
に、前記ボス21に対応するダンパ取付片79が背面
(非印刷領域側)に突出して一体に設けられている。こ
のダンパ取付片79には、上下方向に開口する貫通孔7
9aが設けられている。そして、貫通孔79aの内周面
が前記ボス21の外周面に嵌合して前記圧力ダンパ7を
ダンパ配置面方向に位置決めし得るように構成されてい
る。なお、前記貫通孔79aの内周面と前記ボス21の
外周面とが嵌合するとともに、前記リブ1bの内周面と
前記円筒部73の外周面とが嵌合すると、ダンパ取付時
におけるねじ締めによる圧力ダンパ7の共回りが防止さ
れる。さらに、前記基部71には、前記ダンパ取付片7
9の副走査方向両端部に位置する補強リブ79bが一体
に設けられている。
【0033】なお、前記ダンパ取付片79の載置面から
前記取付ベース1aまでの寸法は、前記円筒部73の先
端面から前記取付ベース1aまでの寸法より若干大きい
寸法に設定されている。これは、圧力ダンパ7の取付時
に円筒部73の先端面がインク供給針8の鍔部82に対
して押し付けられることを防止するためである。また、
前記ダンパ取付片79の厚さは、ダンパ取付時にボス2
1が貫通孔79aを挿通しないような寸法に設定されて
いる。そして、前記貫通孔79aの口径は、前記ボス2
1の外径より大きく、かつ前記取付ねじ11における頭
部の外径より小さい寸法に設定されている。これは、取
付ねじ11による締付力をダンパ取付片79に作用させ
るためである。
【0034】一方、延在部76には、前記インク室70
の開口方向に開口し、かつ前記インク室70に連通する
接続溝部77が形成されている。また、延在部76の上
端部には、前記接続溝部77に連通する流路72aを有
するインク流路部72が上方に突出して一体に設けられ
ている。そして、このインク流路部72には、前記流路
72aに連通する前記インク供給チューブ9が接続され
る。
【0035】また、前記圧力ダンパ7は、前記基部71
および前記延在部76の開口部(インク室70および接
続溝部77)を封止する弾性シート74を有している。
この弾性シート74は、前記基部71および前記延在部
76に貼付されており、全体がポリプロピレン等の透明
プラスチックシートによって形成されている。これによ
り、前記圧力ダンパ7には、インク流路72a,接続溝
部77,インク室70,接続流路78および空間部73
aから構成される一連のインク通路が形成される。そし
て、前記弾性シート74は、図5に二点鎖線で示すよう
に、インク室70の内部容積を小さくする方向と大きく
する方向とに弾性変形して前記インク供給チューブ9内
のインクに生じた圧力変動を吸収するように構成されて
いる。
【0036】次に、本発明の実施形態に係る圧力ダンパ
の取付方法につき、図2乃至図5を用いて説明する。な
お、本実施形態における圧力ダンパの取付方法は、「圧
力ダンパの位置決め工程」および「圧力ダンパのねじ締
め工程」の各工程が順次実施されるため、これら各工程
について順次説明する。
【0037】「圧力ダンパの位置決め工程」先ず、圧力
ダンパ7の円筒部73および取付ベース1aのリブ1b
における各中心軸線を一致させ、円筒部73の先端部を
リブ1b内に浅く挿入する。この場合、円筒部73をリ
ブ1b内に浅く挿入すると、環状シール10の環状部9
1内にインク供給針8の針部84が一部圧入した状態で
位置付けられる。なお、この状態において、環状シール
10の弾性壁部92がその弾性(伸縮性)によって両環
状部90,91とは独立して伸縮することが可能である
ため、圧力ダンパ7を多少動かしても環状シール9によ
る良好なシール性を維持することができる。
【0038】次に、ダンパ取付片79の貫通孔79aお
よび取付ベース1aのボス21における各中心軸線を一
致させ、貫通孔79a内にボス21の先端部を挿入する
とともに、円筒部73の先端部をリブ1b内に深く挿入
する。この場合、円筒部73の先端部がリブ1b内に深
く挿入すると、リブ1bの内周面と円筒部73の外周面
とが嵌合し、圧力ダンパ7がダンパ配置面方向に位置決
めされる。また、円筒部73の外周面とリブ1bの内周
面とが嵌合すると、針部84が環状シール10内を挿通
して環状部91の内周面と針部83の外周面とが液密に
嵌合するとともに、空間部73aとインク流路20aと
が連通する。一方、貫通孔79a内にボス21の先端部
を挿入すると、貫通孔79aの内周面とボス21の外周
面とが嵌合してダンパ取付片79が保持体21b上に載
置され、圧力ダンパ7がダンパ配置面方向に位置決めさ
れる。
【0039】「圧力ダンパのねじ締め工程」先ず、取付
ねじ11の軸部およびボス21(空間部21a)の各中
心軸線を一致させ、取付ねじ11を貫通孔79aに挿通
させるとともに、空間部21aに挿入してねじ込む。こ
の場合、取付ねじ11がタッピングねじであるため、取
付ねじ11を空間部21a内にねじ込むと、空間部21
a内の周壁に雌ねじが形成される。また、取付ねじ11
をねじ込むと、その頭部がダンパ取付片79における貫
通孔79aの開口周縁に押圧接触し、ダンパ取付片79
が取付ねじ11によってボス21にねじ締めされる。
【0040】なお、ねじ締め時に圧力ダンパ7にねじ締
め方向の回転力が加わるが、圧力ダンパ7がダンパ配置
面内の二位置においてダンパ配置面方向に位置決めされ
ているため、圧力ダンパ7のねじ締めによる共回りを防
止することができる。これにより、ダンパ取付時におけ
る圧力ダンパ7とキャリッジ1間(針部84と円筒部7
3間)のシール不良発生を防止することができる。
【0041】そして、前記したように一の圧力ダンパ7
をねじ締めすると、他の圧力ダンパ7も前記した工程と
同様の工程を経てキャリッジ1に順次ねじ締めする。こ
のようにして、全て(図では二つ)の圧力ダンパ7がキ
ャリッジ1に取り付けられる。
【0042】したがって、本実施形態においては、キャ
リッジ1に対する圧力ダンパ7の取り付けが、円筒部7
3とリブ1bとを嵌合させるとともに、貫通孔79aと
ボス21とを嵌合させて圧力ダンパ7をダンパ配置面方
向に位置決めした後、ダンパ取付片79をボス21にね
じ締めすることにより行われる。このため、ダンパ取付
後に記録ヘッド6等に不良が発生しても、ねじ締めの解
除によって圧力ダンパ7を取り外すことができる。これ
により、圧力ダンパ7を再使用することができるため、
修理コストの低廉化を図ることができる。
【0043】また、本実施形態において、ダンパ配置面
方向に位置決めされた圧力ダンパ7をキャリッジ1にね
じ締めすることは、ダンパ取付時にキャリッジ1および
圧力ダンパ7の各連結部が互いにずれないため、低硬度
の環状シール10を用いることが可能となるとともに、
従来必要としたコ字状のスペーサが不要となる。このた
め、環状シール10内へのインク供給針80の挿入を円
滑に行うことおよび部品点数を削減することが可能とな
り、ダンパ取付時の作業効率を高めることができる。
【0044】なお、本実施形態においては、圧力ダンパ
7の取り付けが、ダンパ配置面内の二位置で圧力ダンパ
7をダンパ配置面方向に位置決めしてから行われる場合
について説明したが、本発明はこれに限定されず、次に
示すような方法によって取り付けても実施形態と同様の
効果を奏する。すなわち、ダンパ配置面内の一位置(円
筒部73)において圧力ダンパ7をダンパ配置面方向に
位置決めしてから、圧力ダンパ7をキャリッジ1にねじ
締めしても、ダンパ取付時にキャリッジ1および圧力ダ
ンパ7の各連結部がずれないため、ダンパ取付時の作業
効率を高めることができる。また、ねじ締めの解除によ
って圧力ダンパ7を取り外すことができるため、圧力ダ
ンパ7を再使用することができ、修理コストの低廉化を
図ることもできる。
【0045】この他、本実施形態においては、円筒部7
3に嵌合するリブ1bが環状のリブである場合について
説明したが、本発明はこれに限定されず、圧力ダンパ7
をダンパ配置面方向に位置決めするものであれば、例え
ば円筒部73に嵌合する複数の立ち上がり片(図示せ
ず)からなるものでも勿論よい。
【0046】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
係るインクジェット式記録装置およびその圧力ダンパ取
付方法によると、修理コストの低廉化を図ることができ
るとともに、ダンパ取付時の作業効率を高めることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインクジェット式記録装置の基本
構成を示す平面図である。
【図2】本発明の実施形態に係るインクジェット式記録
装置のキャリッジに対する圧力ダンパを背面から見た状
態を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施形態に係るインクジェット式記録
装置のキャリッジに対する圧力ダンパを正面から見た状
態を示す斜視図である。
【図4】本発明の実施形態に係るインクジェット式記録
装置の圧力ダンパを示す正面図である。
【図5】本発明の実施形態に係るインクジェット式記録
装置のキャリッジに対する圧力ダンパの取付状態を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 キャリッジ 1a 取付ベース 1b リブ 2 駆動モータ 3 タイミングベルト 4 ガイド部材 5 紙送り部材 6 記録ヘッド 7 圧力ダンパ 8 カートリッジホルダ 8a インクタンク 9 インク供給チューブ 10 環状シール 11 取付ねじ 12 駆動プーリ 13 従動プーリ 14 記録紙 15 キャッピング手段 15a キャップ部材 16 ワイピング部材 19 フィルタ 20 流路形成部 21 ボス 21a 空間部 24 凹部 40 ケース 41 圧力振動子 42 ノズルプレート 43 ノズル開口 44 インク供給路 45 流路ユニット 70 インク室 71 基部 72 インク流路部 72a インク流路 73 円筒部 73a 空間部 74 弾性シート 75 フィルタ 76 延在部 77 接続溝部 78 接続流路 79 ダンパ取付片 79a 貫通孔 79b 補強リブ 80 インク供給針 81 基部 82 鍔部 83 中間部 90,91 環状部 92 弾性壁部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録装置用ヘッドに連通するインク供給
    針を有し、印刷領域と非印刷領域との間を往復可能なヘ
    ッド装着用のキャリッジと、 このキャリッジ上に配置され、前記インク供給針の外側
    先端部に環状シールを介して嵌合する筒部およびこの筒
    部内に連通するインク室を有する圧力変動吸収用の圧力
    ダンパと、 この圧力ダンパにインク供給チューブを介して接続さ
    れ、前記インク室にインクを供給するインクタンクとを
    備えたインクジェット式記録装置において、 前記キャリッジに、前記筒部の外側先端部に嵌合し、か
    つ前記圧力ダンパをダンパ配置面方向に位置決めするリ
    ブを設けるとともに、 このリブのダンパ配置面方向位置に位置し、かつ前記圧
    力ダンパをねじ締めするための受座を設けたことを特徴
    とするインクジェット式記録装置。
  2. 【請求項2】 前記圧力ダンパに、前記受座に対応する
    ダンパ取付片が一体に設けられていることを特徴とする
    請求項1に記載されたインクジェット式記録装置。
  3. 【請求項3】 前記ダンパ取付片に、前記受座の外側先
    端部に嵌合し、かつ前記圧力ダンパをダンパ配置面方向
    に位置決めする貫通孔が設けられていることを特徴とす
    る請求項1または請求項2に記載されたインクジェット
    式記録装置。
  4. 【請求項4】 前記リブが、前記筒部の外周面に嵌合す
    る内周面を有する環状のリブからなることを特徴とする
    請求項1,請求項2または請求項3に記載されたインク
    ジェット式記録装置。
  5. 【請求項5】 前記ねじ部材が、タッピングねじからな
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに
    記載されたインクジェット式記録装置。
  6. 【請求項6】 記録装置用ヘッドに連通するインク供給
    針を有し、印刷領域と非印刷領域との間を往復可能なヘ
    ッド装着用のキャリッジと、 このキャリッジ上に配置され、前記インク供給針の外側
    先端部に環状シールを介して嵌合する筒部およびこの筒
    部内に連通するインク室を有する圧力変動吸収用の圧力
    ダンパと、 この圧力ダンパにインク供給チューブを介して接続さ
    れ、前記インク室にインクを供給するインクタンクとを
    備えたインクジェット式記録装置において、 前記筒部のダンパ配置面方向位置で前記圧力ダンパをね
    じ締めすることにより、前記キャリッジに前記圧力ダン
    パを取り付ける方法であって、 前記圧力ダンパを取り付けるにあたり、前記筒部の外側
    先端部において前記圧力ダンパをダンパ配置面方向に位
    置決めすることを特徴とするインクジェット式記録装置
    の圧力ダンパ取付方法。
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