JP5454293B2 - 端子金具 - Google Patents

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Description

本発明は、端子金具に関する。
従来、シールドケーブルの端末部分に接続される端子金具として、例えば下記特許文献1に記載の端子金具が知られている。この端子金具は、シールドケーブルの端末部分のシースを皮剥きすることで露出された外部導体が圧着される圧着部を備えている。この圧着部の内面には、網目状の凹部が形成されている。このため、外部導体を圧着部によって上下方向から圧着すると、外部導体が凹部の内部に食い込むことによってシールドケーブルの端末部分に端子金具が保持される。
特開2008−287899号公報
上記の構成において、シールドケーブルの端末部分と圧着部との保持力をさらに高めようとした場合、通常よりも高い圧着条件で圧着部をシールドケーブルの端末部分に対して高圧縮に圧着させることが考えられる。しかしながら、上下方向から圧着を行っているため、シールドケーブルの内部導体が上下方向から強い力を受けて断線する場合がある。かといって、通常の圧着条件のまま、圧着部における上下両側に凸部を設けてこの凸部を編組線に食い込ませるように圧着を行うと、シールドケーブルの端末部分と端子金具との間で高い保持力を発生させることはできるものの、凸部によって内部導体が圧迫されて断線しやすくなってしまう。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、内部導体を破断させることなくシールドケーブルの端末部分と圧着部との保持力を高めることを目的とする。
本発明は、内部導体の外周を覆う外部導体とその外部導体の外周を覆うシースとを有するシールドケーブルの端末部分に接続される端子金具であって、シールドケーブルの端末部分のシースを皮剥きすることで露出された外部導体に圧着される圧着部を備え、圧着部における外部導体を挟んで圧着方向両側に、溝部が形成され、圧着部における外部導体を挟んで圧着方向と交差する方向に対向する両対向部の少なくとも一方に、凸部が形成されており、前記凸部の頂点が前記圧着方向に延びている構成としたところに特徴を有する。
このような構成によると、圧着部を圧着した場合に、最も圧着力を受けやすい圧着部における圧着方向両側に溝部が形成されているため、外部導体が溝部に食い込むものの、内部導体を断線させるほどの過大な力が内部導体に加わることはない。一方、圧着部における圧着方向と交差する方向に対向する両対向部は圧着力を受けても内部導体を狭圧するように作用しないため、対向部に凸部を設けても内部導体を断線させることはない。したがって、外部導体が溝部に食い込むことに加えて、凸部が外部導体に食い込むことにより、シールドケーブルの端末部分と圧着部との保持力を高めることができる。
本発明の実施の態様として、以下の構成が好ましい。
圧着部は、オーバーラップ形状で重ね合わされる一対の圧着片を備えて構成され、溝部は、両圧着片のうち外部導体に圧着される圧着片に形成され、凸部は、両圧着片の少なくとも一方の基端部付近に形成されている構成としてもよい。
このような構成によると、両圧着片をオーバーラップ形状で圧着することにより、外部導体を溝部に食いませるとともに、凸部を外部導体に食い込ませることができる。また、圧着の際に変形しにくい圧着片の基端部付近に凸部を設けたため、凸部の形崩れを規制しやすくなる。
両圧着片の双方の基端部付近に、凸部が形成されている構成としてもよい。
このような構成によると、左右両側から凸部を外部導体に食い込ませることができるため、シールドケーブルの端末部分と圧着部との保持力を高めることができる。
両圧着片の一方の基端部付近に凸部が形成され、同他方の基端部付近に凹部が形成されている構成としてもよい。
このような構成によると、両圧着片の一方においては凸部を外部導体に食い込ませることができ、同他方においては外部導体を凹部に食い込ませることができる。すなわち、凸部をシールドケーブルに押し込むのではなく、凸部と凹部との間でシールドケーブルを蛇行させることができるため、蛇行による引っ掛かりによってシールドケーブルと圧着部との保持力を高めることができる。
本発明によれば、内部導体を破断させることなくシールドケーブルの端末部分と圧着部との保持力を高めることができる。
実施形態1の端子金具の側面図 端子金具の展開状態を示した平面図 図1におけるA−A線断面図 図1におけるB−B線断面図 実施形態2の端子金具を左右方向に切断した図であって、図3に対応する断面図 実施形態2の端子金具を上下方向に切断した図であって、図4に対応する断面図
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図4の図面を参照しながら説明する。本実施形態の端子金具10は、図1に示すように、高周波コネクタ用の外導体端子とされている。この端子金具10は、略筒状をなす本体部20、本体部20の後方に設けられた圧着部30などを備えて構成されている。本体部20の内部には、内導体端子(図示せず)が収容されており、内導体端子と本体部20との間には、これらを絶縁する誘電部材(図示せず)が配設されている。本体部20と圧着部30は電気的に接続されており、圧着部30が後述する外部導体43にアース接続されることで、内導体端子が本体部20によって電磁的にシールドされる。
端子金具10は、金属平板を所定の形状に打ち抜いて折り曲げ加工などをすることにより形成されている。誘電部材は、本体部20の側部に形成された抜止片21(図2参照)によって抜け止めされている。また、本体部20の下面には、一対のスタビライザ22が下方に突出して設けられている。なお、図2に示す金属平板20Aを回曲することで突き合わせ状態となる一対の突き合わせ端部23には、内部よりも間口が狭くなったあり溝部24と、このあり溝部24に適合して嵌り込む引掛け部25とが設けられている。
圧着部30に接続される同軸ケーブル40は、複数本の金属素線を撚り合わせてなる内部導体41と、この内部導体41の外周を覆う誘電体42と、この誘電体42の外周を覆う外部導体43と、この外部導体43の外周を覆うシース44とから構成されている。外部導体43は、内部導体41と同様の金属素線を網目状に編み込んでなる編組線からなり、同軸ケーブル40の端末部分のシース44を皮剥きすることで露出されている。同様にして、内部導体41は、誘電体42を皮剥きすることで露出されており、この露出された内部導体41に内導体端子(図示せず)が導通可能に接続されている。
圧着部30は、図1に示すように、外部導体43に圧着される一対の外部導体圧着片31,31、シース44に圧着される一対のシース圧着片32,32などを備えて構成されている。これらの圧着片31,32の基端部は、いずれも本体部20から後方に延出された底面部33の両側縁に連結されている。すなわち、図2に示すように、本体部20の後方には、両外部導体圧着片31,31が底面部33の両側縁から側方に延びる形態をなし、両外部導体圧着片31,31の後方には、両シース圧着片32,32が底面部33の両側縁から側方に延びる形態をなしている。
圧着部30は、底面部33の両側部33B,33Bを上方に立ち上げることで形成されている。これにより、底面部33の断面形状は、図4に示すように、上方に開口した略U字状となっている。したがって、圧着部30が同軸ケーブル40の端末部分に圧着された状態では、図1に示すように、同軸ケーブル40の下半分が底面部33によって覆われるようになっている。このため、本実施形態では、本発明でいう「対向部」は、底面部33のうち上方に立ち上げられた両側部33Bと、両外部導体圧着片31の基端部寄りの部分とによって構成されている。
底面部33において外部導体圧着片31に圧着される面には、綾目のローレット状をなす複数の溝部からなる第1セレーション部34が形成されている。また、両外部導体圧着片31において外部導体43に圧着される面には、第1セレーション部34と同様の溝部からなる第2セレーション部35が形成されている。両外部導体圧着片31,31は、オーバーラップ形状(上下に重ね合わせた状態)で圧着されるようになっている。さらに、上側の外部導体圧着片31(図2における図示上側の外部導体圧着片31)において、かしめられた際に下側となる外部導体圧着片31に重合される面には、第2セレーション部35が形成されていない。
下側の外部導体圧着片31の先端の内側の面には、前後方向に延びるV溝31Aが形成されている。このV溝31Aを設けることで、圧着の際に、V溝31Aを曲げ縁として下側の外部導体圧着片31が折れ曲がりやすくなる。このため、下側の外部導体圧着片31が上側の外部導体圧着片31よりも先に外部導体43側に折れ曲がり、両外部導体圧着片31,31が上下に重なり合った状態で外部導体43に圧着される。
底面部33においてシース圧着片32に圧着される面には、第1セレーション部34と同様の溝部からなる第3セレーション部36が形成されている。第3セレーション部36の幅方向中央部には、幅方向に長い長孔36Aが形成されており、この長孔36Aよりも後方部分には、第3セレーション部36が形成されていない。この長孔36Aには、圧着の際にシース44が入り込むようになっており、シース44と底面部33との固着力向上に寄与している。
また、シース圧着片32においてシース44に圧着される面には、第3セレーション部36と同様の溝部からなる第4セレーション部37が形成されている。両シース圧着片32,32は、両外部導体圧着片31,31と同様に、オーバーラップ形状で圧着されるようになっている。したがって、上側のシース圧着片32(図2における図示下側のシース圧着片32)において、かしめられた際に下側となるシース圧着片32に重合される面には、第4セレーション部37が形成されていない。さらに、下側のシース圧着片32の先端の内側の面には、前後方向に延びるV溝32Aが形成されている。このV溝32Aを曲げ縁として下側のシース圧着片32が上側のシース圧着片32よりも先にシース44側に折れ曲がり、両シース圧着片32,32が上下に重なり合った状態でシース44に圧着される。
圧着部30の圧着を行うと、外部導体43が第1セレーション部34と第2セレーション部35の内部に食い込むとともに、シース44が第3セレーション部36と第4セレーション部37の内部に食い込むことで、同軸ケーブル40の端末部分が圧着部30に保持される。ここで、圧着部30による保持力を向上させるためには、同軸ケーブル40の端末部分を高圧縮に圧着することが考えられる。しかしながら、圧着部30の圧着条件を通常よりも高くすると、内部導体41が破断しやすくなったり、同軸ケーブル40の断面形状が扁平形状になることで高周波特性に影響を与えるなどのおそれもある。このため、圧着部30の圧着条件を変えることなく、圧着部30による保持力を向上させることが望ましい。
そこで、本実施形態では、底面部33において両外部導体圧着片31の基端部と対応する位置に、一対の凸部38を設けている。凸部38は、図2に示すように、第2セレーション部35と第1セレーション部34との間に配置されている。凸部38は、内側に突出する略山形をなしている。凸部38の頂点に位置する曲げ縁は、上下方向に延びる形態とされている。すなわち、端子金具10の展開状態では、図2に示すように、凸部38の頂点に位置する曲げ縁が、側方に延びる形態とされている。
両凸部38は、圧着部30が同軸ケーブル40の端末部分に圧着された状態では、図4に示すように、内部導体41の左右両側に配置されている。さらに、両凸部38は、同軸ケーブル40の軸心に関してほぼ左右対称に配置されている。このため、外部導体43は、図3に示すように、両凸部38によって左右両側から押し込まれる一方、内部導体41は、両凸部38によって左右両側から押し込まれる力が打ち消し合うため、曲げられることなく直線状態に保持される。
一般に、圧着部30の圧着は、アンビル(図示せず)とクリンパ(図示せず)によって上下方向から狭圧されることによって行われる。このため、圧着によって両凸部38が左右方向に押し込まれることはなく、内部導体41が両凸部38によって左右両側から圧迫されて断線することはない。底面部33の下部33Aと両外部導体圧着片31,31との間で同軸ケーブル40が上下方向から狭圧されると、上下方向に逃げ場を失った同軸ケーブル40が左右両側に変形して広がり、外部導体43とシース44が両凸部38の形状に追従する。この結果、外部導体43とシース44に対して両凸部38が左右両側から食い込んだ状態となり、同軸ケーブル40の端末部分と圧着部30との保持力を向上させることができる。
すなわち、両凸部38の間隔は、圧着部30を上下方向から圧着することによって狭くなることはなく、両凸部38によって内部導体41が受ける荷重が急激に増加することはない。仮に、両凸部を底面部33の下部33Aと下側の外部導体圧着片31とに設けた場合には、圧着部30を上下方向から圧着することによって両凸部の間隔が狭くなるため、両凸部によって内部導体41が受ける荷重が急激に増加し破断してしまう。
要するに、本実施形態では圧着部30において圧着方向と直交する方向に対向する両対向壁(底面部33の両側部33B,33Bと両外部導体圧着片31,31の基端部寄りの部分)に両凸部38を設けたから、アンビルとクリンパによる圧着力が内部導体41に直接加わることを回避できる。一方、外部導体43と誘電体42は、上下方向から圧着力を受けて左右両側に広がるように変形し、両凸部38に沿って食い込んだ状態となるため、同軸ケーブル40の端末部分と圧着部30との保持力を高めることができる。
また、凸部38を外部導体圧着片31と底面部33の側部33Bとの間に設けたから、圧着によって凸部38が変形しにくく、凸部38の形崩れを回避できる。さらに、両凸部38によって左右両側から同軸ケーブル40を挟み込むようにしているため、同軸ケーブル40の端末部分と圧着部30との保持力をさらに高めることができる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図5および図6の図面を参照しながら説明する。本実施形態は、実施形態1における両凸部38の構造を一部変更したものであって、実施形態1と共通する構成、作用、および効果については重複するため、その説明を省略するものとする。また、実施形態1と同じ構成については同一の符号を用いるものとする。
本実施形態は、実施形態1における両凸部38の一方を凹部39に変更したものである。つまり、下側の外部導体圧着片31と底面部33との間に、径方向外側に突出する(展開状態では図2における紙面手前側から奥側に突出する)山形形状をなしている。凹部39の頂点に位置する曲げ縁は、凸部38と同様に、上下方向に延びる形態とされている。凸部38と凹部39は、同軸ケーブル40の軸心に関してほぼ左右対称に配置されている。
このような構成では、底面部33の下部33Aと両外部導体圧着片31,31との間で同軸ケーブル40の端末部分が上下方向から狭圧されると、上下方向に逃げ場を失った同軸ケーブル40が左右両側に変形して広がり、外部導体43とシース44が凸部38と凹部39の形状に追従する。この結果、同軸ケーブル40の端末部分は、凸部38と凹部39との間で蛇行した状態となるものの、左右両側から圧縮力を受けることはないため、内部導体41が断線することはない。さらに、外部導体43とシース44が凸部38と凹部39に対して引っ掛かった状態となるため、同軸ケーブル40の端末部分と圧着部30との保持力を向上させることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)実施形態1では、両凸部38が同軸ケーブル40の軸心に対して左右対称に配置されているものの、本発明によると、両凸部38が前後方向にずれて配置されていてもよい。同様に、実施形態2では、凸部38と凹部39が前後方向にずれて配置されていてもよい。
(2)上記実施形態では、両外部導体圧着片31,31がオーバーラップ形状で圧着されているものの、本発明によると、両外部導体圧着片が前後方向にずれて圧着されていてもよいし、圧着部を円筒状をなすクローズドバレルによって構成してもよい。
(3)上記実施形態では凹部を山形に形成しているものの、本発明によると、凹部を貫通孔として形成してもよい。
(4)実施形態1では両外部導体圧着片31,31に一対の凸部38を形成しているものの、本発明によると、一方の外部導体圧着片31のみに凸部38を形成してもよい。
(5)実施形態2では凸部38が図1の図示手前側に形成され、凹部39が図1の図示奥側に形成されているものの、本発明によると、凸部38と凹部39を逆に配置してもよい。
(6)上記実施形態では凸部38ないし凹部39を底面部33の側部33Bと外部導体圧着片31の基端部との境界付近に形成しているものの、本発明によると、凸部38ないし凹部39を外部導体圧着片31における基端部と先端部との間に形成してもよく、あるいは底面部33の側部33Bに形成してもよい。
(7)上記実施形態では第1セレーション部34、第2セレーション部35、第3セレーション部36、および第4セレーション部37が全て同じ形状とされているものの、本発明によると、第1セレーション部34と第2セレーション部35を同じ形状にし、第3セレーション部36と第4セレーション部37を同じ形状にすればよく、第1セレーション部34と第3セレーション部36が異なる形状であってもよい。また、第1セレーション部34ないし第4セレーション部37は、それぞれ異なる形状であってもよい。要するに、凹凸形状をなすセレーション部によって外部導体43と外部導体圧着片31との間における接触抵抗を小さくすることができ、かつ、同セレーション部によってシース圧着片32のシース44に対する固着力を向上させることができればよい。したがって、第1セレーション部34ないし第4セレーション部37の形状としては、それぞれ任意の形状を採用することができる。
10…端子金具
30…圧着部
31…外部導体圧着片(圧着片)
33…底面部(圧着部)
34…第1セレーション部(溝部)
35…第2セレーション部(溝部)
36…第3セレーション部(溝部)
36A…長孔(溝部)
37…第4セレーション部(溝部)
38…凸部
39…凹部
40…同軸ケーブル(シールドケーブル)
41…内部導体
43…外部導体
44…シース

Claims (4)

  1. 内部導体の外周を覆う外部導体とその外部導体の外周を覆うシースとを有するシールドケーブルの端末部分に接続される端子金具であって、
    前記シールドケーブルの端末部分の前記シースを皮剥きすることで露出された前記外部導体に圧着される圧着部を備え、
    前記圧着部における前記外部導体を挟んで圧着方向両側に、溝部が形成され、前記圧着部における前記外部導体を挟んで前記圧着方向と交差する方向に対向する両対向部の少なくとも一方に、凸部が形成されており、
    前記凸部の頂点が前記圧着方向に延びていることを特徴とする端子金具。
  2. 前記圧着部は、オーバーラップ形状で重ね合わされる一対の圧着片を備えて構成され、前記溝部は、両圧着片のうち前記外部導体に圧着される圧着片に形成され、前記凸部は、前記両圧着片の少なくとも一方の基端部に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の端子金具。
  3. 前記両圧着片の双方の基端部付近に、前記凸部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の端子金具。
  4. 内部導体の外周を覆う外部導体とその外部導体の外周を覆うシースとを有するシールドケーブルの端末部分に接続される端子金具であって、
    前記シールドケーブルの端末部分の前記シースを皮剥きすることで露出された前記外部導体に圧着される圧着部を備え、
    前記圧着部における前記外部導体を挟んで圧着方向両側に、溝部が形成され、前記圧着部における前記外部導体を挟んで前記圧着方向と交差する方向に対向する両対向部の少なくとも一方に、凸部が形成されており、
    前記圧着部は、オーバーラップ形状で重ね合わされる一対の圧着片を備えて構成され、前記溝部は、両圧着片のうち前記外部導体に圧着される圧着片に形成され、前記凸部は、前記両圧着片の少なくとも一方の基端部に形成されており、
    前記両圧着片の一方の基端部付近に前記凸部が形成され、同他方の基端部付近に凹部が形成されていることを特徴とする端子金具。
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