JP5452862B2 - 防蟻構造および防蟻方法 - Google Patents

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Description

本発明は、防蟻構造および防蟻方法、詳しくは、断熱材が配置された断熱構造を有する建物などを防蟻するための防蟻構造および防蟻方法に関する。
従来より、建物をシロアリによる食害から防護するために、種々の対策が検討されている。
例えば、布基礎の立ち上がり部と、立ち上がり部から水平方向に延びる土間床において、立ち上がり部と土間床との継ぎ目に、目地用切欠部を形成して、その目地用切欠部にシーリング材が充填された建物の防蟻構造が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
そして、特許文献1では、シーリング材の充填後、シーリング材を被覆するように、立ち上がり部の内側面に基礎断熱材を設けるとともに、土間床の内側面に基礎断熱補強材を設けることが提案されている。そして、シーリング材によって、基礎断熱材および基礎断熱補強材をシロアリによる食害から保護している。
特開2004−132178号公報(図13)
しかし、特許文献1で提案される防蟻構造のように、土間床の継ぎ目に目地用切欠部を形成することは手間である。
また、基礎断熱材の設置後、継ぎ目に薬剤を施工したい場合がある。その場合には、一旦設置した基礎断熱材を剥離し、次いで、継ぎ目に薬剤を散布し、その後、基礎断熱材を再度設置するため、非常に手間がかかる。
本発明の目的は、簡易な方法で、薬剤を施工するための通路を形成でき、さらに、断熱材の設置後には、薬剤を簡易かつ確実に散布することのできる、防蟻構造および防蟻方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明者らは、薬剤を施工するための通路を簡単に形成できながら、断熱材の設置後には、薬剤を簡易に散布することのできる防蟻構造および防蟻方法について鋭意検討したところ、施工時において通路として区画される隙間が形成されるように断熱材を配置すれば、施工後には、その通路から薬剤を簡易に散布できるという知見を見出し、さらに研究を進めた結果、本発明を完成するに至った。
すなわち、
(1) 鉛直方向に延びる第1基礎および前記第1基礎から水平方向に延びる第2基礎に沿って配置され、前記第1基礎の側面と前記第2基礎の上面との連結部分が臨む隙間が、薬剤を施工するための通路として区画されている断熱材
を備えていることを特徴とする、防蟻構造、
(2) 前記断熱材は、
前記第2基礎の上面と間隔を隔てて、前記第1基礎の側面に沿って配置される第1断熱材と、
前記第1基礎の側面と間隔を隔てて、前記第2基礎の上面に沿って配置される第2断熱材とを備え、
前記第1断熱材の下面における前記第1基礎に対する離間側端部が、前記第2断熱材の上面における前記第1基礎に対する近接側端部に載置されていることを特徴とする、前記(1)に記載の防蟻構造、
(3) 前記断熱材の下端には、前記隙間を形成するための切欠部が形成されていることを特徴とする、前記(1)または(2)に記載の防蟻構造、
(4) 前記断熱材は、
前記第2基礎の上面と間隔を隔てて、前記第1基礎の側面に沿って配置される第1断熱材と、
前記第1基礎の側面と間隔を隔てて、前記第2基礎の上面に沿って配置される第2断熱材とを備え、
前記第1断熱材の側面における前記第2基礎に対する近接側端部が、前記第2断熱材の側面における前記第2基礎に対する離間側端部に当接されていることを特徴とする、前記(1)に記載の防蟻構造、
(5) 前記断熱材の側端には、前記隙間を形成するための切欠部が形成されていることを特徴とする、前記(1)または(4)に記載の防蟻構造、
(6) 鉛直方向に延びる第1基礎および前記第1基礎から水平方向に延びる第2基礎に沿って、前記第1基礎の側面と前記第2基礎の上面との連結部分が臨む隙間が、薬剤を施工するための通路として区画されるように、断熱材を配置する工程、および、
前記薬剤を前記通路に供給することにより、前記薬剤を前記連結部分に散布する工程
を備えていることを特徴とする、防蟻方法、
(7) 前記断熱材は、第1断熱材および第2断熱材を備え、
前記断熱材を配置する工程は、
前記第2断熱材を、前記第1基礎の側面と間隔を隔てて、前記第2基礎の上面に沿って配置する工程、および、
前記第1断熱材を、前記第2基礎の上面と間隔を隔てて、前記第1基礎の側面に沿って配置する工程を備え、
前記第1断熱材を配置する工程では、前記第1断熱材の下面における前記第1基礎に対する離間側端部を、前記第2断熱材の上面における前記第1基礎に対する近接側端部に載置することを特徴とする、前記(6)に記載の防蟻方法、
(8) 前記断熱材の下端には、前記隙間を形成するための切欠部が形成されていることを特徴とする、前記(6)または(7)に記載の防蟻方法、
(9) 前記断熱材は、第1断熱材および第2断熱材を備え、
前記断熱材を配置する工程は、
前記第1断熱材を、前記第2基礎の上面と間隔を隔てて、前記第1基礎の側面に沿って配置する工程、および、
前記第2断熱材を、前記第1基礎の側面と間隔を隔てて、前記第2基礎の上面に沿って配置する工程を備え、
前記第2断熱材を配置する工程では、前記第2断熱材の側面における前記第2基礎に対する離間側端部を、前記第1断熱材の側面における前記第2基礎に対する近接側端部に当接させることを特徴とする、前記(6)に記載の防蟻方法、
(10) 前記断熱材の側端には、前記隙間を形成するための切欠部が形成されていることを特徴とする、前記(6)または(9)に記載の防蟻方法
を提供するものである。
本発明の防蟻構造および防蟻方法では、断熱材を、第1基礎の側面と第2基礎の上面との連結部分が臨む隙間が、薬剤を施工するための通路として区画されるように配置されるので、断熱材の設置当初から、通路が簡易かつ容易に形成される。
そのため、断熱材の設置後、通路に薬剤を供給することにより、第1基礎および第2基礎の連結部分、さらには、断熱材に薬剤を簡易かつ容易に散布することができる。
その結果、断熱材により、通路を簡易かつ確実に形成しながら、断熱材の配置後には、簡易かつ確実に薬剤を散布することができる。
図1は、本発明の防蟻構造の第1実施形態(通路が第1断熱材および第2断熱材から形成され、第2断熱材の上面が第1断熱材の下端面に載置される態様)を示す斜視図である。
図1において、この防蟻構造1は、断熱材4を備えている。
より具体的には、この防蟻構造1は、布基礎形式の基礎構造部に適用され、このような布基礎形式の基礎構造部としては、鉛直方向に延びる第1基礎としての布基礎2と、布基礎2から水平方向に延びる第2基礎としての打設コンクリート3とを備えている。そして、断熱材4は、布基礎2および打設コンクリート3に沿って配置されている。
布基礎2は、鉛直方向(鉛直上方および鉛直下方)に延び、厚肉の平板状に形成されている。また、打設コンクリート3は、厚肉の平板状に形成され、布基礎2の両側面に、布基礎2から水平方向(外側および内側)に延びるように配置されている。
なお、図1は、布基礎2の内側面から内側に延びる打設コンクリート3を現し、布基礎2の外側面から外側に延びる打設コンクリート3を省略し、さらに、鉛直下方に延びる布基礎2を省略している。
また、布基礎2の上面には、図示しない木製の土台が設けられる。
そして、この防蟻構造1では、薬剤を施工するための通路7が、断熱材4の隙間、すなわち、布基礎2の内側面と打設コンクリート3の上面との連結部分8が臨む隙間によって、区画されている。
具体的には、断熱材4は、例えば、公知の樹脂発泡体などであって、第1断熱材5および第2断熱材6を備えている。
第1断熱材5は、打設コンクリート3の上面と鉛直方向上側に間隔を隔てて、布基礎2の外側面と接触するように配置され、奥行方向および鉛直方向上側に延びる、厚肉の平板状に形成されている。
より具体的には、第1断熱材5の下面における布基礎2に対する離間側端部としての内側端部21が、第2断熱材6の上面に載置されている。つまり、第1断熱材5は、打設コンクリート3の上面と、第2断熱材6の厚みD2と同一厚みの間隔を隔てて配置されている。なお、第1断熱材5の下部には、後述する注入管9の直管24が埋設されている。
第2断熱材6は、布基礎2の内側面と水平方向(内外方向)内側に間隔を隔てて、打設コンクリート3の上面と接触するように配置され、奥行方向に沿って水平方向内側に延びる、厚肉の平板状に形成されている。
より具体的には、第2断熱材6は、布基礎2の内側面と、第1断熱材5の下面を支持できる間隔L1を隔てて配置されている。すなわち、第1断熱材5の下面を支持できる間隔L1は、第1断熱材5の厚みD1より小さい長さに設定されている。これにより、第2断熱材6では、その上面における布基礎2に対する近接側端部としての外側端部22に、第1断熱材5の下面における内側端部21が載置されている。
これにより、第1断熱材5の下面における外側端部から厚み方向途中までの部分(下面における内側端部21以外の部分)および第2断熱材6の外側端面23と、打設コンクリート3の上面および布基礎2の内側面とにより区画される空間が通路7として形成されている。
通路7は、奥行き方向に延びる、断面略矩形状に形成されている。通路7の寸法は、鉛直方向長さ(上下方向高さであって、鉛直方向における第1断熱材5の下面(下端面33)と打設コンクリート3の上面との間隔、つまり、第2断熱材6の厚み)D2が、例えば、5〜100mm、好ましくは、10〜50mmである。また、通路7の幅(内外方向長さであり、第2断熱材6の外側端面23と布基礎2の内側面との距離、つまり、第1断熱材5の厚みD1から、第1断熱材5の内側端部21が載置される第2断熱材6の外側端部22の幅(マージン)を引いた長さ)L1が、例えば、5〜100mm、好ましくは、10〜50mmである。
また、通路7の奥行方向途中には、注入管9が接続されており、注入管9の内部空間と、通路7(断熱材6の隙間)とが連通している。
具体的には、注入管9は、例えば、薬剤の施工時に通路7に薬剤を供給するための3方管であって、一方側端部である第1口部10と、第1口部10に連続する直管24から分岐される分岐管25の他方側端部である1対の第2口部11とを備える、略T字パイプ(チューブ)状に形成されている。
すなわち、注入管9は、第1口部10が上方斜め内側に向かって開放され、第2口部11が奥行方向に向かって開放されるように配置されている。つまり、注入管9は、第1口部10が第1断熱材5から突出し、第2口部11が、通路7の内部空間に臨むように、配置されている。
注入管9は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアクリロニトリル、ポリブテンなどの樹脂(プラスティック)、例えば、ステンレス、鉄などの金属などの材料から形成されている。
注入管9の寸法は、その内径が、例えば、1〜50mm、好ましくは、5〜20mmであり、厚みが、例えば、0.5〜5mm、好ましくは、1〜3mmである。注入管9における直管24の長さが、例えば、10〜100mmであり、分岐管25の長さ(互いに対向する各第2口部11間の間隔)は、例えば、50mm以下である。
次に、この防蟻構造1を用いた、本発明の防蟻方法の第1実施形態について説明する。
まず、この方法では、連結部分8が臨む通路7が形成されるように、布基礎2および打設コンクリート3に沿って、断熱材4を配置する。
断熱材4を配置するには、まず、第2断熱材6を、布基礎2の内側面と間隔を隔てて、打設コンクリート3の上面に沿って配置する。なお、第2断熱材6の打設コンクリート3への配置時おいては、打設コンクリート3は、未固化状態に調製されている。
次いで、注入管9を設置する。具体的には、第2口部11および分岐管25の外周壁の下部が、打設コンクリート3の上面および布基礎2の内側面に接触するように、注入管9を配置する。
次いで、第1断熱材5を、打設コンクリート3の上面と間隔を隔てて、布基礎2の内側面に沿って配置する。なお、第1断熱材5の布基礎2への配置時には、布基礎2は、未固化状態に調製されている。
具体的には、まず、注入管9の直管24の外周壁に対応する部分が予め切り欠かれた第1断熱材5を用意する。次いで、第1断熱材5を、その下面における内側端部21が第2断熱材6の上面における外側端部22に載置されるように、上方から配置する。このとき、第1口部10を第1断熱材5の切り欠き部分に貫通させる。これにより、第1断熱材5が、注入管9の直管24を被覆する。
次いで、この方法では、布基礎2および打設コンクリート3を公知の方法により固化させる。これらの固化により、第1断熱材5および第2断熱材6が、布基礎2の内側面および打設コンクリート3の上面とそれぞれ密着する。
その後、この方法では、断熱材4の設置直後に、薬剤を施工する。
薬剤は、例えば、防蟻成分を含有する防蟻組成物である。
防蟻成分としては、例えば、ネオニコチノイド系化合物、ピレスロイド系化合物、有機塩素系化合物、有機リン系化合物、カルバメート系化合物、ピロール系化合物、フェニルピラゾール系化合物、オキサジアジン系化合物、セミカルバゾン系化合物、植物またはその処理物あるいはその誘導体などが挙げられる。
上記した防蟻成分は、単独使用または2種以上を併用することができる。好ましくは、ネオニコチノイド系化合物が挙げられる。
ネオニコチノイド系化合物としては、例えば、(E)−1−(2−クロロ−1,3−チアゾール−5−イルメチル)−3−メチル−2−ニトログアニジン(一般名:クロチアニジン)、N−アセチル−N−(2−クロロチアゾール−5−イル)メチル−N’−メチル−N”−ニトログアニジン、N−(2−クロロチアゾール−5−イル)メチル−N−メトキシカルボニル−N’−メチル−N”−ニトログアニジン、1−(6−クロロ−3−ピリジルメチル)−N−ニトロイミダゾリン−2−イリデンアミン(一般名:イミダクロプリド)、3−(2−クロロチアゾール−5−イルメチル)−5−[1,3,5]オキサジアジナン−4−イルインデン−N−ニトロアミン(一般名:チアメトキサム)、(RS)−1−メチル−2−ニトロ−3−(テトラヒドロ−3−フリルメチル)グアニジン(一般名:ジノテフラン)、(E)−N−[(6−クロロ−3−ピリジル)メチル]−N−シアノ−N−メチルアセトアミジン(一般名:アセタミプリド)などが挙げられる。
これらネオニコチノイド系化合物は、単独使用または2種類以上併用することができる。ネオニコチノイド系化合物のうち、好ましくは、クロチアニジンが挙げられる。
ピレスロイド系化合物としては、例えば、アレスリン、ペルメトリン、トラロメトリン、ビフェントリン、アクリナトリン、アルファシペルメトリン、シフルトリン、シフェノトリン、プラレトリン、エトフェンプロックス、シラフルオフェン、フェンバレレートなどが挙げられ、好ましくは、ペルメトリン、ビフェントリン、シフェノトリン、エトフェンプロックス、シラフルオフェンが挙げられる。
有機塩素系化合物としては、例えば、ケルセンなどが挙げられる。
有機リン系化合物としては、例えば、ホキシム、ピリダフェンチオン、フェニトロチオン(MEP)、テトラクロルビンホス、ジクロフェンチオン、プロペタンホスなどが挙げられる。
カルバメート系化合物としては、例えば、カルバリル、フェノブカルブ(BPMC)、プロポクスルなどが挙げられる。
ピロール系化合物としては、例えば、クロルフェナピルなどが挙げられる。
フェニルピラゾール系化合物としては、例えば、フィプロニルなどが挙げられる。
オキサジアジン系化合物としては、例えば、インドキサカルブなどが挙げられる。
セミカルバゾン系化合物としては、例えば、α−(α,α,α−トリフルオロ−m−トルオイル)−p−トリニトリル4−(p−トリフルオロメトキシフェニル)セミカルバゾンなどが挙げられる。
植物またはその処理物あるいはその誘導体としては、例えば、特開2002−307406号公報、特開2003−252708号公報、特開2005−74776号公報に記載されたものが挙げられる。
また、防蟻組成物における防蟻成分は、通路7を流動できる製剤形態であれば、特に限定されず、例えば、フロアブル剤、マイクロカプセル剤(水などの溶媒に分散されたもの)、担体担持剤などの懸濁剤、例えば、油剤、乳剤などの液剤などとして、調製される。好ましくは、これらのうち、防蟻成分を、溶媒に分散されたマイクロカプセル化剤として調製する。
なお、防蟻組成物には、必要により、公知の添加剤を添加することができ、そのような添加剤としては、例えば、分散剤、界面活性剤、沈降防止剤、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂などの樹脂、オキシカルボン酸やケイフッ化物などの硬化遅延剤、アルミン酸ナトリウム、カルシウムなどの硬化促進剤、ポリプロピレン、ポリエチレン、アラミド樹脂などのコンクリート補強剤などが挙げられる。
薬剤を通路7に供給するには、各注入管9から薬剤を注入する。薬剤の注入速度は、通常、例えば、50〜2000ml/分、好ましくは、50〜1000ml/分である。また、薬剤の注入速度は、点滴のように極端に小さくして、薬剤を徐々に注入することもでき、より具体的には、薬剤の注入速度が、例えば、10〜600ml/時間、好ましくは、30〜200ml/時間に設定される。
また、この薬剤の供給において、公知の発泡剤を薬剤に含有させることもできる。このような発泡剤は、例えば、発泡作用を有する界面活性剤であって、例えば、アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩などが挙げられる。また、発泡剤の配合割合は、薬剤100重量部に対して、例えば、1〜5重量部、好ましくは、1〜3重量部である。発泡剤が含有された薬剤を用いて、これを発泡させながら注入することにより、薬剤の流動性を高めながら、薬剤を通路7に円滑に供給して、連結部分8に円滑に散布することができる。
なお、この施工において、薬剤の散布量を、防蟻成分の量が、例えば、0.001〜50重量%、好ましくは、0.01〜2重量%となるように設定する。
この施工によって、注入管9から注入された薬剤が、通路7に至り、連結部分8、ひいては、断熱材4に浸透される。
なお、この施工の前(例えば、建物の新築時)に、打設コンクリート3の下に、予め、薬剤を施工することができる。
そして、この防蟻構造1および防蟻方法によれば、第1断熱材5および第2断熱材6を、連結部分8が臨む隙間が、薬剤を施工するための通路7として区画されるように配置されるので、通路7が簡易かつ容易に形成される。
一般に、断熱材構造を有する防蟻構造1に通路7を形成するには、断熱材4とは別に、パイプなどの通路形成部材を連結部分8に設置する必要があるところ、この防蟻構造1および防蟻方法では、第1断熱材5および第2断熱材6が断熱材と通路形成部材とを兼ねるので、簡易な構成で通路7が容易に形成される。
しかも、第1断熱材5および第2断熱材6の施工当初から、通路7が形成される。
そのため、第1断熱材5および第2断熱材6の設置後、通路7に薬剤を供給することにより、連結部分8、さらには、第1断熱材5および第2断熱材6に薬剤を簡易に散布することができる。
その結果、第1断熱材5および第2断熱材6により、簡易かつ容易に通路7を形成しながら、断熱材4の配置後には、簡易かつ確実に薬剤を散布することができる。
なお、上記した説明では、薬剤を、断熱材4の設置直後に施工したが、これに限定されず、例えば、断熱材4の設置から所定期間経過後に施工することができる。あるいは、断熱材4の設置直後に施工し、さらに、その施工から所定期間経過後に再施工することもできる。
断熱材4の設置から薬剤の施工までの期間、および、断熱材4の設置直後の施工から薬剤の再施工までの期間は、施工箇所に応じて適宜選択され、例えば、3年以上、好ましくは、5年以上、通常、20年以内、好ましくは、10年以内に設定される。
また、上記した説明では、第1断熱材5および第2断熱材6の設置において、布基礎2および打設コンクリート3を未固化状態で調製し、次いで、第1断熱材5および第2断熱材6をこれらに配置したが、例えば、予め、布基礎2および打設コンクリート3を硬化させて固化状態で調製した後、図示しない接着剤層を介して、第1断熱材5および第2断熱材6を設置することができる。あるいは、図示しない、ボルトを、第1断熱材5および布基礎2に挿通させ、また、第2断熱材6および打設コンクリート3に挿通させて固定することもできる。
また、上記した説明では、注入管9を1本設けたが、例えば、図示しないが、注入管9を、奥行方向において互いに間隔を隔てて複数設けることができる。
また、上記した説明では、第2基礎として、打設コンクリート3を例示したが、例えば、土間や地盤面であってもよい。
また、上記した説明では、第1断熱材5に切り欠き部分を設けて、注入管9の第1口部10をこの切り欠き部分に貫通させたが、例えば、図示しないが、第1断熱材5および第2断熱材6の両方に切り欠き部分を設けることができる。なお、この場合には、切り欠き部分を、第1断熱材5および第2断熱材6を切り欠くことにより形成し、具体的には、第1断熱材5および第2断熱材6のそれぞれを半割略円柱状に開口する。
また、上記した説明では、注入管9を設けたが、例えば、図示しないが、注入管9を設けず、薬剤を通路7に供給することができる。すなわち、第1断熱材5に切り欠き部分または直管24に対応する貫通部分を形成して、薬剤を、これら切り欠き部分または貫通部分から薬剤を注入する。
なお、上記した図1における説明では、第2断熱材6を、打設コンクリート3の上面のほぼ全面(通路7が形成される部分を除く全面)に配置したが、例えば、図1の仮想線で示すように、打設コンクリート3の上面における内側端部(通路7が形成される部分を除く部分)のみに配置することもできる。すなわち、第2断熱材6の上面の外側端部22において、第1断熱材5の下端面33の内側端部21を載置できればよく、第2断熱材6の幅(内外方向長さ)が、打設コンクリート3の幅に比べて過度に短く設定されている。
また、上記した説明では、防蟻構造1において、断熱材4を内断熱構造として配置したが、例えば、図示しないが、外断熱構造あるいは両側断熱構造(断熱材4を布基礎2の内側および外側の両側に配置する断熱構造)として配置することができる。
また、上記した説明では、防蟻構造1を布基礎形式の基礎構造部に適用したが、例えば、図示しないが、べた基礎形式の基礎構造部に適用することもできる。なお、べた基礎形式の基礎構造部は、水平方向に延びるべた基礎3と、そのべた基礎3の上方に延びるように配置される基礎本体2とを備えている。
図2および図3は、本発明の防蟻構造の第1実施形態の変形例(通路が第1断熱材の切欠部によって形成される態様)を示す斜視図であって、図2が、切欠部が断面略矩形状である態様、図3が、切欠部が断面略三角形状である態様を示す。
次に、本発明の防蟻構造の第1実施形態の変形例について、図2および図3を参照して、説明する。なお、上記した各部に対応する部材については、以降の各図面において同一の参照符号を付し、その詳細な説明を省略する。
上記した説明では、第1断熱材5および第2断熱材6の両方を用いて通路7を形成したが、これに限定されず、例えば、図2に示すように、第1断熱材5の下端に切欠部12を形成することにより、通路7を形成することができる。
図2において、断熱材4は、第1断熱材5からなり、第1断熱材5の下端面33の内側端部21は、打設コンクリート3の上面に接触され、第1断熱材5の下端の外側端部から幅方向途中までの部分には、切欠部12が形成されている。
切欠部12は、隙間を形成しており、具体的には、奥行方向に延びる断面略矩形状に形成されている。
切欠部12の寸法は、第1断熱材5の寸法に応じて適宜選択され、鉛直方向高さが、例えば5〜100mm、好ましくは、10〜50mmであり、幅(内外方向長さ)が、例えば、5〜100mm、好ましくは、10〜50mmである。
そして、切欠部12によって、隙間が形成され、切欠部12の上面および内側面と、打設コンクリート3の上面と、布基礎2の内側面とによって、通路7が区画されている。
次に、この防蟻構造1を用いた、本発明の防蟻方法の第1実施形態の変形例について説明する。
まず、この方法では、連結部分8が臨む通路7が形成されるように、布基礎2に沿って、第1断熱材5を配置する。
第1断熱材5を配置するには、まず、第1断熱材5を予め上記した形状で切り欠いて切欠部12を形成する。次いで、この第1断熱材5を、第1断熱材5の下端面33の内側端部21が打設コンクリート3の上面と接触するように、布基礎2の内側面に沿って配置する。その後、薬剤を施工する。
そして、この防蟻構造1および防蟻方法によれば、第1断熱材5に予め切欠部12を形成することにより、通路7がより一層簡易かつ容易に形成される。
そのため、第1断熱材5および第2断熱材6の設置後、通路7に薬剤を供給することにより、連結部分8、さらには、第1断熱材5に薬剤をより一層簡易に散布することができる。
その結果、第1断熱材5により、より一層簡易かつ容易に通路7を形成しながら、断熱材4の配置後には、より一層簡易かつ確実に薬剤を散布することができる。
また、上記した説明では、切欠部12を、断面略矩形状に形成したが、例えば、図3に示すように、断面略三角形状に形成したり、図示しないが、断面略円形状に形成することもできる。
図3において、第1断熱材5の下端の内側端部(内側端縁であり、第1断熱材5の内側面と切欠部12の上面との稜線)21は、打設コンクリート3の上面に接触されている。
また、切欠部12は、奥行方向延び、鉛直方向上方に向かうに従って幅狭となる、断面略三角形状に形成されている。
切欠部12の寸法は、第1断熱材5の寸法に応じて適宜選択され、鉛直方向高さが、例えば、5〜100mm、好ましくは、10〜50mmであり、幅(内外方向長さ)が、例えば、5〜100mm、好ましくは、10〜50mmである。
また、上記した図2および図3の説明では、断熱材4を、切欠部12を有する第1断熱材5から形成して、通路7を設けたが、例えば、図示しないが、図1が参照されるように、断熱材4を、第1断熱材5および第2断熱材6から形成して、さらに、図2および図3が参照されるように、第1断熱材5の下端に切欠部12を形成することにより、通路7を形成することもできる。これにより、通路7を、図1〜図3で示される通路7より、断面積を広く形成することができ、薬剤の施工の効率を向上させることができる。
図4は、本発明の防蟻構造の第2実施形態(通路が第1断熱材および第2断熱材から形成され、第1断熱材の内側面が第2断熱材の外側端面に当接される態様)を示す斜視図である。
上記した説明では、第1断熱材5の下端面33を、第2断熱材6の上面に載置したが、例えば、図4に示すように、第2断熱材6の外側端面23を、第1断熱材5の内側面に当接させることができる。
図4において、第1断熱材5と第2断熱材6との相対配置は、上記した図1に示す布基礎2および打設コンクリート3に対して、第1断熱材5と第2断熱材6とが反転されている。
すなわち、第2断熱材6の側面としての外側端面23における打設コンクリート3に対する離間側端部としての上端部31は、第1断熱材5の側面としての内側面における打設コンクリート3に対する近接側端部としての下端部32に当接されている。
つまり、第1断熱材5は、打設コンクリート3の上面と、間隔L2を隔てて配置されている。
第2断熱材6は、布基礎2の内側面と、第1断熱材5の厚みD1と同一厚みの間隔を隔てて配置されている。なお、第2断熱材6の外側部には、注入管9の直管24が埋設されている。
これにより、第2断熱材6の外側端面23における下端部から厚み方向途中までの部分(外側端面23における上端部31以外の部分)および第1断熱材5の下端面33と、打設コンクリート3の上面および布基礎2の内側面とにより区画される空間が通路7として形成されている。
通路7の幅(第2断熱材6の外側端面23と布基礎2の内側面との距離)D1は、上記した第1断熱材5の厚みD1と同様である。また、通路7の厚み(第1断熱材5の下端面33と打設コンクリート3の上面との間隔)L2は、例えば、5〜100mm、好ましくは、10〜50mmである。
また、注入管9は、第1口部10が第2断熱材6から突出している。
次に、この防蟻構造1を用いた、本発明の防蟻方法の第2実施形態について説明する。
この方法では、まず、第1断熱材5を、打設コンクリート3の上面と間隔を隔てて、布基礎2の内側面に沿って配置する。次いで、注入管9を設置する。
その後、第2断熱材6を、布基礎2の内側面と間隔を隔てて、打設コンクリート3の上面に沿って配置する。具体的には、第2断熱材6の外側端面23における上端部31を第1断熱材5の内側面における下端部32に当接させる。
図5は、本発明の防蟻構造の第2実施形態の変形例(通路が第2断熱材の切欠部によって形成される態様)を示す斜視図を示す。
上記した図4における説明では、第1断熱材5および第2断熱材6の両方を用いて通路7を形成したが、これに限定されず、例えば、図5に示すように、断熱材4の側端としての外側端に切欠部12を形成することにより、通路7を形成することができる。
図5において、第2断熱材6の外側端面23の上端部31は、布基礎2の内側面に接触され、第2断熱材6の外側端の下端部から厚み方向途中までの部分には、切欠部12が形成されている。
切欠部12の寸法は、第2断熱材6の寸法に応じて適宜選択され、上記した図2に示す切欠部12の寸法と同様である。
次に、この防蟻構造1を用いた、本発明の防蟻方法の第2実施形態の変形例について説明する。
この方法では、まず、第2断熱材6を予め上記した形状で切り欠いて切欠部12を形成する。
次いで、この第2断熱材6を、第2断熱材6の外側端面23の上端部31が布基礎2の内側面と接触するように、打設コンクリート3の上面に沿って配置する。具体的には、第1断熱材5を、第1断熱材5の下端面33を第2断熱材6の上面に載置させるように、布基礎2に沿って配置する。その後、薬剤を施工する。
本発明の防蟻構造および防蟻方法は、例えば、断熱材が配置された建物の基礎構造部を防蟻するための防蟻構造および防蟻方法であって、断熱材により、薬剤を施工するための通路を簡易かつ容易に形成しながら、断熱材の配置後には、簡易かつ確実に薬剤を散布することのできる防蟻構造および防蟻方法として用いることができる。
本発明の防蟻構造の第1実施形態(通路が第1断熱材および第2断熱材から形成され、第2断熱材の上面が第1断熱材の下端面に載置される態様)を示す斜視図である 本発明の防蟻構造の第1実施形態の変形例(通路が第1断熱材の切欠部によって形成され、切欠部が断面略矩形状である態様)を示す斜視図である。 本発明の防蟻構造の第1実施形態の変形例(通路が第1断熱材の切欠部によって形成され、切欠部が断面略三角形状である態様)を示す斜視図である。 本発明の防蟻構造の第2実施形態(通路が第1断熱材および第2断熱材から形成され、第1断熱材の内側面が第2断熱材の外側端面に当接される態様)を示す斜視図である。 本発明の防蟻構造の第2実施形態の変形例(通路が第2断熱材の切欠部によって形成される態様)を示す斜視図を示す。
符号の説明
1 防蟻構造
2 布基礎
3 打設コンクリート
4 断熱材
5 第1断熱材
6 第2断熱材
7 通路
8 連結部分
12 切欠部
21 内側端部
22 外側端部
31 上端部
32 下端部

Claims (2)

  1. 鉛直方向に延びる第1基礎および前記第1基礎から水平方向に延びる第2基礎に沿って配置され、前記第1基礎の側面と前記第2基礎の上面との連結部分が臨む隙間が、薬剤を施工するための通路として区画されている断熱材
    を備え、
    前記断熱材の下端および側端には、前記隙間を形成するための切欠部が形成され、
    前記通路は、前記切欠部と前記第1基礎の前記側面と前記第2基礎の前記上面とによって、閉断面として形成され、
    前記通路には、前記薬剤の施工時に前記通路に前記薬剤を供給するための注入管が接続されており、前記注入管は、一端部が外部に向かって開放され、他端部が前記通路に臨むように配置されていることを特徴とする、防蟻構造。
  2. 鉛直方向に延びる第1基礎および前記第1基礎から水平方向に延びる第2基礎に沿って、前記第1基礎の側面と前記第2基礎の上面との連結部分が臨む隙間が、薬剤を施工するための通路として区画されるように、断熱材を配置する工程、および、
    前記断熱材を配置する工程の後に、前記薬剤を前記通路に供給することにより、前記薬剤を前記連結部分に散布する工程
    を備え、
    前記断熱材の下端および側端には、前記隙間を形成するための切欠部が形成され、
    前記通路は、前記切欠部と前記第1基礎の前記側面と前記第2基礎の前記上面とによって、閉断面として形成され
    前記通路には、前記薬剤の施工時に前記通路に前記薬剤を供給するための注入管が接続されており、前記注入管は、一端部が外部に向かって開放され、他端部が前記通路に臨むように配置されていることを特徴とする、防蟻方法
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