JP5449749B2 - 定量計量機能付き電子秤 - Google Patents

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Description

本発明は、被計量物の質量を計量する電子秤に関し、特に、一定量の被計量物を計量するための定量計量機能を備える定量計量機能付き電子秤に関する。
従来から、例えば食品(被計量物)を生産する食品生産工場では、所定の適量範囲内の質量値とされた被計量物を袋又は容器等に詰める作業(定貫作業)を行うために、被計量物の質量値が表示される電子秤(電子はかり)が用いられている。
この定貫作業では、例えば、複数人のオペレータが複数台の電子秤の前に各々配置される。各々のオペレータは、担当する電子秤を用いることにより、一定量の被計量物を計量した後、これを袋又は容器等に詰める。そして、各々のオペレータは、一定量の被計量物を袋又は容器等に詰めると、その一定量の被計量物を詰め終わった袋又は容器等を次工程に送る。その後、各々のオペレータは、空状態の袋又は容器等を電子秤の上皿上に配置した後、これに一定量の被計量物を再び詰める。このような、オペレータによる定貫作業が繰り返して行われることにより、食品生産工場では、一定量の被計量物が詰められた製品の製造が連続して進められる。
ここで、電子秤とは、例えば、電気抵抗線式ロードセルを利用して被計量物の質量を電気的に計量する、種々ある計量装置の内の一種である。この電子秤は、荷重を加えることでストレインゲージ(又は、電気抵抗線歪計)を貼り付けた金属が歪む際の電気抵抗値の変化を測定することにより、被計量物の質量値を数字で直接表示する。被計量物の質量値は、電子秤が備える表示部に数字で表示される。
ところで、この定貫作業では、所定の期間において所定量の生産数量を確実に確保するために、各々のオペレータは、一定量の被計量物を迅速に計量し、その計量した被計量物を袋又は容器等に迅速に詰める必要がある。つまり、この定貫作業では、袋又は容器等に詰められた被計量物の重量を所定の適量範囲内において管理及び維持するために、各々のオペレータは、計量の際に電子秤の表示部が表示する被計量物の質量値を迅速にかつ正確に読みとり、この読みとった質量値が所定の適量範囲内の質量値であるか否かを迅速にかつ正確に判断する必要がある。そして、各々のオペレータは、被計量物の質量値が軽量又は過量である場合、不足分又は余剰分を迅速にかつ正確に増量又は減量して、被計量物の質量値を迅速にかつ正確に所定の適量範囲内の質量値とする必要がある。これにより、例えば食品生産工場では、生産計画に従った製品の製造が好適に進められる。
しかしながら、この従来の定貫作業では、電子秤の表示部は被計量物の質量値のみを単に表示するものであるため、オペレータの習熟度が低い場合には、被計量物の質量値が軽量又は過量である場合において、不足分又は余剰分を迅速に増量又は減量することが難しく、被計量物の質量値を迅速に所定の適量範囲内の質量値とすることが難しい場合があった。そのため、オペレータは、被計量物の計量作業を行う際、被計量物の計量作業を複数回実施することにより、被計量物の質量値を所定の適量範囲内の質量値としていた。
又、この従来の定貫作業では、製品の種類によっては所定の適量範囲が異なる場合があるため、オペレータの習熟度が低い場合には、所定の適量範囲の記憶間違い等により、被計量物の質量値が軽量又は過量である場合において、不足分又は余剰分を正確に増量又は減量することが難しく、被計量物の質量値を正確に所定の適量範囲内の質量値とすることが難しい場合があった。そのため、オペレータは、被計量物の計量作業を行う際、被計量物に係る所定の適量範囲を逐次確認しながら計量作業を実施することにより、被計量物の質量値を所定の適量範囲内の質量値としていた。
そこで、近年では、はかり取り作業におけるはかり取り予定量を作業者が記憶したり、分銅を用いたりせずとも作業前並びに作業中において確認でき、又、はかり取り中における計量値の読み取りが容易で、かつ、はかり取り完了の判定を行いやすい電子天びんが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開昭60−27821号公報
しかしながら、上記従来の提案では、被計量物の過不足量に関する情報は何ら提供されない。そのため、オペレータは、定量計量時において被計量物の軽量、適量、過量の程度を即座にかつ直感的に認識することは困難であった。
本発明は、上記従来の課題を解決するためになされたものであり、定量計量時においてオペレータが被計量物の軽量、適量、過量の程度を即座にかつ直感的に認識することが可能な定量計量機能付き電子秤を提供することを目的としている。
上記従来の課題を解決するために、本発明に係る定量計量機能付き電子秤は、被計量物の質量を検出してこれに応じた質量情報を出力する質量検出部と、前記質量検出部から出力された前記質量情報を用いて所定の演算処理により前記被計量物の質量値情報を演算してこれを出力する質量演算部と、前記質量演算部から出力された前記質量値情報を用いて前記被計量物の質量値を少なくとも表示する質量表示部と、を備える定量計量機能付き電子秤であって、前記質量表示部が、前記被計量物の質量値を表示する第1の表示部と、前記被計量物の質量値を所定の適量範囲内の質量値とするための補正情報を表示する第2の表示部と、を備えている。
かかる構成とすると、定量計量機能付き電子秤を用いて被計量物を定量計量する際、その計量した被計量物の質量が適量範囲内の質量であるか、或いは、軽量又は過量である場合にどの程度軽量又は過量であるかを数値で認識することが可能になる。これにより、オペレータによる定貫作業の作業効率を改善することが可能になる。
この場合、前記第2の表示部が、前記所定の適量範囲内の所定の質量値に対する増減値を前記補正情報として表示する。
かかる構成とすると、被計量物の質量が軽量又は過量である場合に、所定の適量範囲内の所定の質量値に対する増減値が第2の表示部に具体的に表示されるので、オペレータは被計量物の増減量を直感的にかつ容易に認識することが可能になる。
又、上記の場合、前記第2の表示部が、前記所定の適量範囲内の所定の質量値の何%であるかを前記補正情報として表示する。
又、上記の場合、前記第2の表示部が、前記所定の適量範囲内の所定の質量値の何分の一であるかを前記補正情報として表示する。
かかる構成とすると、被計量物の質量が軽量又は過量である場合に、所定の適量範囲内の所定の質量値に対する増減割合が第2の表示部に表示されるので、オペレータは被計量物の増減量を直感的にかつ容易に認識することが可能になる。
ここで、上記何れかにおいて、前記被計量物の質量値が前記所定の適量範囲未満の質量値である場合には、前記所定の適量範囲の下限の質量値が前記所定の質量値として設定される。
かかる構成とすると、所定の適量範囲の下限の質量値が所定の質量値として設定されることで、被計量物の増加量を最小限に抑えることができるので、生産効率の改善を図ることが可能になる。
又、上記何れかにおいて、前記被計量物の質量値が前記所定の適量範囲内の質量値である場合には、前記所定の適量範囲の下限の質量値が前記所定の質量値として設定される。
かかる構成としても、所定の適量範囲の下限の質量値が所定の質量値として設定されることで、被計量物の増加量を最小限に抑えることができるので、生産効率の改善を図ることが可能になる。
又、上記何れかにおいて、前記被計量物の質量値が前記所定の適量範囲を超える質量値である場合には、前記所定の適量範囲の上限の質量値が前記所定の質量値として設定される。
かかる構成とすると、所定の適量範囲の上限の質量値が所定の質量値として設定されることで、被計量物の減少量を最小限に抑えることができるので、作業効率の改善を図ることが可能になる。
又、上記の場合、前記第2の表示部が、前記被計量物の質量値の前記所定の適量範囲からの隔たりに応じた分解能で前記補正情報を表示する。
かかる構成とすると、定量計量機能付き電子秤を用いて被計量物を定量計量する際、被計量物の質量値が所定の質量値から大きく離れている場合には低い(荒い)分解能で補正情報が表示され、被計量物の質量値が所定の質量値に近い場合には高い(細かい)分解能で補正情報が表示されるので、オペレータは一別で被計量物の増加量又は減少量を把握することができ、オペレータの作業性を向上させることが可能になる。
又、上記の場合、前記第2の表示部が第1の表示窓と第2の表示窓とを備え、前記被計量物の質量値が零及び零近傍である場合には前記第1の表示窓が前記所定の適量範囲の下限の質量値を下限規格値として表示しかつ前記第2の表示窓が前記所定の適量範囲の上限の質量値を上限規格値として表示し、前記被計量物の質量値が零及び零近傍以外である場合には前記第1の表示窓が前記被計量物の増量又は減量に係る第1の補正情報を表示するか前記第2の表示窓が前記被計量物の減量に係る第2の補正情報を表示する。
かかる構成とすると、第1の表示窓に所定の適量範囲の下限の質量値が下限規格値として表示され、かつ第2の表示窓に所定の適量範囲の上限の質量値が上限規格値として表示されるので、オペレータは下限規格値及び上限規格値を逐次確認することができる。又、被計量物の増量値が第1の表示窓に表示され、被計量物の減量値が第2の表示窓に表示されるので、オペレータは被計量物の増量又は減量を正確に認識することができる。
ここで、上記の場合、前記質量表示部が、前記被計量物の質量値が所定の適量範囲内の質量値であるか前記所定の適量範囲外の質量値であるかを画像により表示する第3の表示部を更に備えている。
かかる構成とすると、定量計量機能付き電子秤を用いて被計量物を定量計量する際、その計量した被計量物の質量が適量範囲内の質量であるか、或いは、軽量又は過量である場合にどの程度軽量又は過量であるかを直感的に認識することが可能になる。これにより、オペレータによる定貫作業の作業効率を大幅に改善することが可能になる。
この場合、前記第3の表示部が、前記被計量物の質量値の所定の期間における累積の平均値を画像により更に表示する。
かかる構成とすると、監督者がオペレータによる被計量物の計量能力を把握することができるので、監督者は必要に応じてオペレータに作業指導を行うことが可能になる。
又、上記の場合、前記第2の表示部が表示する前記補正情報に応じた前記被計量物の見本が搭載又は表示されかつ前記被計量物の見本の質量が表示される見本台を更に備えている。
かかる構成とすると、補正するべき量である被計量物の見本が目前に表示されているので、オペレータは軽量又は過量である場合に被計量物をどの程度増量又は減量させるかを直感的に認識することが可能になる。
この場合、前記見本台が発光素子を備え、前記発光素子が、前記第2の表示部が表示する前記補正情報に応じた前記被計量物の見本を指示するように発光する。
かかる構成とすると、補正するべき量である被計量物の見本が発光素子により指示されるので、オペレータは軽量又は過量である場合に被計量物をどの程度増量又は減量させるかを容易にかつ直感的に認識することが可能になる。
本発明に係る定量計量機能付き電子秤の構成によれば、定量計量時において被計量物の軽量、適量、過量の程度を即座にかつ直感的に認識することが可能な定量計量機能付き電子秤を提供することが可能となる。これにより、被計量物の定貫作業の作業スピードを向上させることが可能になるので、製品の生産効率を向上させることが可能になる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(実施の形態1)
先ず、本実施の形態に係る定量計量機能付き電子秤の構成について説明する。
図1は本発明の実施の形態1に係る定量計量機能付き電子秤の構成を模式的に示す外観図であって、図1(a)は定量計量機能付き電子秤の全体構成を示す斜視図であり、図1(b)は定量計量機能付き電子秤の表示構成を示す正面図である。
図1(a)に示すように、本実施の形態に係る定量計量機能付き電子秤100aは、その上方に被計量物が搭載される上皿10を備えている。又、図1(a)に示すように、この定量計量機能付き電子秤100aは、被計量物の質量を検出してこれに応じた質量情報を出力する質量検出部(図示せず)と、この質量検出部から出力された質量情報を用いて所定の演算処理により被計量物の質量値情報を演算してこれを出力する質量演算部(図示せず)と、この質量演算部から出力された質量値情報を用いて被計量物の質量値を少なくとも表示する表示部101aと、を備える本体20を備えている。ここで、本実施の形態に係る定量計量機能付き電子秤100aの基本的な内部構成は、従来の定量計量機能付き電子秤の基本的な内部構成と同様である。又、本実施の形態に係る定量計量機能付き電子秤100aは、表示部101aにおける表示形態において特徴を有している。従って、ここでは、定量計量機能付き電子秤100aの基本的な内部構成に関する説明は省略する。
又、図1(a)に示すように、この定量計量機能付き電子秤100aの表示部101aは、被計量物の質量値を表示する質量表示窓30と、被計量物の質量値が所定の適量範囲内の質量値であるか所定の適量範囲外の質量値であるかを画像により表示する軽量・適量・過量メーター40と、被計量物の質量値を所定の適量範囲内の質量値とするための補正情報を表示する補正情報表示窓50と、を備えている。これらの質量表示窓30、軽量・適量・過量メーター40、補正情報表示窓50は、例えば、表示部101aが液晶表示パネルにより構成され、この液晶表示パネルにおいて画像として表示される。
図1(b)を参照しながら、表示部101aの構成について具体的に説明すれば、この表示部101aの軽量・適量・過量メーター40では、被計量物の質量値が所定の適量範囲未満の質量値であることを示すための軽量範囲40aと、被計量物の質量値が所定の適量範囲内の質量値であることを示すための適量範囲40bと、被計量物の質量値が所定の適量範囲を越える質量値であることを示すための過量範囲40cと、が表示される。又、この表示部101aの軽量・適量・過量メーター40では、被計量物の質量値が軽量〜過量範囲40a〜40cの何れの領域の質量値であるか、つまり、被計量物の質量値が軽量〜過量の何れの質量値であるかを指示する指針40dが表示される。更に、この表示部101aの軽量・適量・過量メーター40では、監督者がオペレータに対して作業内容の改善指導等を行うために、被計量物の質量値の所定の期間における累積の平均値を知らせる平均値マーカー40eが表示される。
又、図1(b)に示すように、本実施の形態において、表示部101aの補正情報表示窓50は、第1表示窓50aと第2表示窓50bとを備えている。ここで、本実施の形態では、被計量物の質量の検出前の状態では、第1表示窓50aに所定の適量範囲の下限の質量値が下限規格値として表示されると共に、第2表示窓50bに所定の適量範囲の上限の質量値が上限規格値として表示される。具体的には、図1(b)に示すように、第1表示窓50aには下限規格値である「120g」という文字が表示されると共に、第2表示窓50bには上限規格値である「150g」という文字が表示される。一方、被計量物の質量の検出時においては、第1表示窓50aに被計量物の増量に係る補正情報(増量すべき被計量物の質量値)が表示されるか、或いは、第2表示窓50bに被計量物の減量に係る補正情報(減量すべき被計量物の質量値)が表示される。
尚、本実施の形態において、補正情報表示窓50の第1表示窓50a及び第2表示窓50bに表示される被計量物の上限規格値及び下限規格値は、図1(a)では図示されない所定の入力部がオペレータにより適宜操作されることにより、適切に設定される。又、軽量・適量・過量メーター40の軽量〜過量範囲40a〜40cは、オペレータにより適切に設定された上限規格値及び下限規格値に基づき、最適な目盛りが設けられて適切に表示される。尚、これらの表示部101aにおけるそれぞれの表示動作は、定量計量機能付き電子秤100aの本体20に設けられた制御部(図示せず)により適宜制御される。
次に、本実施の形態に係る定量計量機能付き電子秤の動作について説明する。
上述したように、被計量物の質量の検出前の状態では、第1表示窓50aに所定の適量範囲の下限の質量値が下限規格値として表示されると共に、第2表示窓50bに所定の適量範囲の上限の質量値が上限規格値として表示される(図1(b)参照)。この第1表示窓50a及び第2表示窓50bに表示される下限規格値及び上限規格値を目視することにより、オペレータは、定貫作業における被計量物の質量値の適量範囲を認識する。
図2は本発明の実施の形態1に係る定量計量機能付き電子秤の軽量・適量・過量メーターの第1の表示形態を模式的に示す正面図であって、図2(a)は被計量物の質量が適量範囲未満である場合の表示形態を示す正面図であり、図2(b)は被計量物の質量が適量範囲内である場合の表示形態を示す正面図であり、図2(c)は被計量物の質量が適量範囲を越える場合の表示形態を示す正面図である。
図2(a)に示すように、オペレータが上皿10に被計量物を搭載すると、そのオペレータが上皿10に搭載した被計量物の質量値が所定の適量範囲未満の質量値である場合には、指針40dが軽量範囲40aにおいて被計量物の質量値に応じて表示される。又、この場合、補正情報表示窓50の第1表示窓50aには、被計量物の質量値を所定の適量範囲40bの質量値とするための増量値(ここでは、20g)が表示される。ここで、本実施の形態において、被計量物の質量値が適量範囲40b未満の質量値である場合には、適量範囲40bの下限の質量値である適量下限値Waが所定の質量値として設定される。そして、補正情報表示窓50の第1表示窓50aに表示される増量値としては、その設定された適量範囲40bの下限の質量値である適量下限値Waに対する増量値が表示される。この第1表示窓50aに表示される増量値を目視することにより、オペレータは、被計量物の適切な増量値を認識する。
又、図2(b)に示すように、オペレータが上皿10に搭載した被計量物の質量値が所定の適量範囲内の質量値である場合には、指針40dが適量範囲40bにおいて被計量物の質量値に応じて表示される。又、この場合、補正情報表示窓50の第2表示窓50bには、被計量物の質量値を所定の適量範囲40bの質量値とするための減量値(23g)が表示される。ここで、本実施の形態において、被計量物の質量値が適量範囲40b内の質量値である場合においても、適量範囲40bの下限の質量値である適量下限値Waが所定の質量値として設定される。そして、補正情報表示窓50の第2表示窓50bに表示される減量値としては、その設定された適量範囲40bの下限の質量値である適量下限値Waに対する減量値が表示される。この第2表示窓50bに表示される減量値を目視することにより、オペレータは、被計量物の適切な減量値を認識する。
更に、図2(c)に示すように、オペレータが上皿10に搭載した被計量物の質量値が所定の適量範囲を越える質量値である場合には、指針40dが過量範囲40cにおいて被計量物の質量値に応じて表示される。又、この場合、補正情報表示窓50の第2表示窓50bには、被計量物の質量値を所定の適量範囲40bの質量値とするための減量値(20g)が表示される。ここで、本実施の形態において、被計量物の質量値が適量範囲40bを越える質量値である場合には、適量範囲40bの上限の質量値である適量上限値Wbが所定の質量値として設定される。そして、補正情報表示窓50の第2表示窓50bに表示される減量値としては、その設定された適量範囲40bの上限の質量値である適量上限値Wbに対する減量値が表示される。この第2表示窓50bに表示される減量値を目視することにより、オペレータは、被計量物の適切な減量値を認識する。
ここで、図2(a)〜図2(c)に示すように、本実施の形態では、軽量・適量・過量メーター40において、所定の期間において計量された被計量物の質量値の累積の平均を示す平均値マーカー40eが画像により表示される。オペレータは、この表示された平均値マーカー40eを目視することにより、上皿10への被計量物の搭載量を適宜適切に加減する。或いは、監督者は、軽量・適量・過量メーター40に表示された平均値マーカーを目視することにより、オペレータに対して作業内容の改善指導を行う。
又、本実施の形態では、補正情報表示窓50の第1表示窓50a及び第2表示窓50bが、被計量物の質量値の適量範囲40bからの隔たりに応じた分解能で、補正情報を表示する。具体的には、適量下限値Waが100gであり、被計量物の質量値がこの適量下限値Waから大幅に離れている70gである場合には、オペレータが被計量物の増量値を直感的に把握することができるよう、補正情報表示窓50の第1表示窓50aは、増量値を30gといった直感的に分かり易い分解能により表示する。一方、適量下限値Waが100gであり、被計量物の質量値がこの適量下限値Waに近い95gである場合には、オペレータが被計量物の増量値を正確に把握することができるよう、補正情報表示窓50の第1表示窓50aは、増量値を5gといった細かい分解能により表示する。
又、図3は本実施の形態に係る定量計量機能付き電子秤の軽量・適量・過量メーターの第2,3の表示形態を模式的に示す正面図であって、図3(a)は被計量物の質量が適量範囲未満である場合の第2の表示形態を示す正面図であり、図3(b)は被計量物の質量が適量範囲未満である場合の第3の表示形態を示す正面図である。
図3(a)に示すように、例えば、オペレータが上皿10に搭載した被計量物の質量値が所定の適量範囲未満の質量値である場合には、図2(a)の場合と同様にして、指針40dが軽量範囲40aにおいて被計量物の質量値に応じて表示される。ここで、本実施の形態に係る第2の表示形態では、補正情報表示窓50の第1表示窓50aには、オペレータにより計量された被計量物の質量値が適量範囲40b内の適量下限値Waの何分の一であるかが、補正情報として表示される。図3(a)を参照すれば、補正情報表示窓50の第1表示窓50aは、オペレータにより計量された被計量物の質量値が適量範囲40b内の適量下限値Waの四分の三であることが、補正情報として表示される。尚、ここで用いられる適量下限値Waは、図2(a)の場合と同様にして設定される。この第1表示窓50aに表示される割合を目視することにより、オペレータは、被計量物の適切な増量値を認識する。
又、図3(b)に示すように、オペレータが上皿10に搭載した被計量物の質量値が所定の適量範囲未満の質量値である場合には、図3(a)の場合と同様にして、指針40dが軽量範囲40aにおいて被計量物の質量値に応じて表示される。ここで、本実施の形態に係る第3の表示形態では、補正情報表示窓50の第1表示窓50aには、オペレータにより計量された被計量物の質量値が適量範囲40b内の適量下限値Waの何%であるかが補正情報として表示される。図3(b)を参照すれば、補正情報表示窓50の第1表示窓50aは、オペレータにより計量された被計量物の質量値が適量範囲40b内の適量下限値Waの75%であることが、補正情報として表示される。この第1表示窓50aに表示される割合を目視することにより、オペレータは、被計量物の適切な増量値を認識する。
このように、本実施の形態によれば、定量計量時において被計量物の軽量、適量、過量の程度を即座にかつ直感的に認識することが可能になる。又、被計量物の質量値が軽量、適量、過量である場合に、被計量物をどの程度増やせばよいか、或いは、被計量物をどの程度減らせばよいかが具体的に表示されるので、オペレータの作業性及び作業効率が大幅に改善される。又、質量表示窓30とは別に補正情報表示窓50が設けられるので、被計量物の実際の質量値とその補正情報とを同時に把握することができ、オペレータの作業上有利となる。
(実施の形態2)
先ず、本実施の形態に係る定量計量機能付き電子秤の構成について説明する。
図4は本発明の実施の形態2に係る定量計量機能付き電子秤の構成を模式的に示す外観図であって、図4(a)は定量計量機能付き電子秤の全体構成を示す斜視図であり、図4(b)は定量計量機能付き電子秤の表示構成を示す正面図である。
図4(a)に示すように、本実施の形態に係る定量計量機能付き電子秤100bは、定量計量機能付き電子秤100aの場合と同様にして、上皿10と、表示部101bを備える本体20と、を備えている。そして、図4(a)に示すように、この定量計量機能付き電子秤100bの表示部101bは、被計量物の質量値を表示する質量表示窓30と、被計量物の質量値が所定の適量範囲内の質量値であるか所定の適量範囲外の質量値であるかを画像により表示する軽量・適量・過量メーター60と、被計量物の質量値を所定の適量範囲内の質量値とするための補正情報を表示する補正情報表示窓70と、を備えている。
図4(b)を参照しながら、表示部101bの構成について具体的に説明すれば、この表示部101bの軽量・適量・過量メーター60では、被計量物の質量値が所定の適量範囲未満の質量値であることを示すための軽量範囲60aと、被計量物の質量値が所定の適量範囲内の質量値であることを示すための適量範囲60bと、被計量物の質量値が所定の適量範囲を越える質量値であることを示すための過量範囲60cと、が表示される。
又、この表示部101bの軽量・適量・過量メーター60では、被計量物の質量値が軽量〜過量範囲60a〜60cの何れの領域の質量値であるかを指示するバーグラフ60dが表示される。更に、この表示部101bの軽量・適量・過量メーター60では、実施の形態1の場合と同様、被計量物の質量値の所定の期間における累積の平均値を知らせる平均値マーカー60eが表示される。
又、図4(b)に示すように、表示部101bの補正情報表示窓70は、実施の形態1の場合と同様、第1表示窓70aと第2表示窓70bとを備えている。本実施の形態においても、被計量物の質量の検出前の状態では、第1表示窓70aに所定の適量範囲の下限の質量値(120g)が下限規格値として表示されると共に、第2表示窓70bに所定の適量範囲の上限の質量値(150g)が上限規格値として表示される。一方、被計量物の質量の検出時においては、第1表示窓70aに被計量物の増量に係る補正情報が表示されるか、或いは、第2表示窓70bに被計量物の減量に係る補正情報が表示される。
尚、本実施の形態においても、軽量・適量・過量メーター60の軽量〜過量範囲60a〜60cは、オペレータにより適切に設定された上限規格値及び下限規格値に基づき、最適な目盛りが設けられて適切に表示される。
次に、本実施の形態に係る定量計量機能付き電子秤の動作について説明する。
図5は本実施の形態に係る定量計量機能付き電子秤の軽量・適量・過量メーターの第1,2の表示形態を模式的に示す正面図であって、図5(a)及び図5(b)は被計量物の質量が適量範囲未満である場合及び適量範囲内である場合の第1の表示形態を示す正面図であり、図5(c)は被計量物の質量が適量範囲未満である場合の第2の表示形態を示す正面図である。
図5(a)に示すように、オペレータが上皿10に被計量物を搭載すると、そのオペレータが上皿10に搭載した被計量物の質量値が所定の適量範囲未満の質量値である場合には、バーグラフ60dが軽量範囲60aにおいて被計量物の質量値に応じた位置まで点灯表示される。又、この場合、補正情報表示窓70の第1表示窓70aには、被計量物の質量値を所定の適量範囲60b内の質量値とするための増量値(20g)が表示される。ここで、本実施の形態においても、被計量物の質量値が適量範囲60b未満の質量値である場合には、適量範囲60bの下限の質量値である適量下限値Waが所定の質量値として設定される。そして、補正情報表示窓70の第1表示窓70aには、その設定された適量範囲60bの下限の質量値である適量下限値Waに対する増量値が表示される。
又、図5(b)に示すように、オペレータが上皿10に搭載した被計量物の質量値が所定の適量範囲内の質量値である場合には、バーグラフ60dが適量範囲60bにおいて被計量物の質量値に応じた位置まで点灯表示される。又、この場合、補正情報表示窓70の第2表示窓70bには、被計量物の質量値を所定の適量範囲60b内の質量値とするための減量値(23g)が表示される。ここで、本実施の形態においても、被計量物の質量値が適量範囲60b内の質量値である場合には、適量範囲60bの下限の質量値である適量下限値Waが所定の質量値として設定される。そして、補正情報表示窓70の第2表示窓70bには、その設定された適量範囲60bの下限の質量値である適量下限値Waに対する減量値が表示される。
一方、図5(c)に示すように、オペレータが上皿10に搭載した被計量物の質量値が所定の適量範囲未満の質量値である場合、バーグラフ60dが軽量範囲60aにおいて被計量物の質量値に応じた位置まで点灯表示される。ここで、補正情報表示窓70の第1表示窓70aには、オペレータにより計量された被計量物の質量値が適量範囲70b内の適量下限値Waの何%であるかが補正情報として表示される。図5(c)を参照すれば、補正情報表示窓70の第1表示窓70aは、オペレータにより計量された被計量物の質量値が適量範囲60b内の適量下限値Waの75%であることが補正情報として表示される。
このように、軽量・適量・過量メーター60の構成を、実施の形態1で例示した円弧状の軽量・適量・過量メーター40に代えて、バーグラフタイプの構成とすることによっても、定量計量時においてオペレータに被計量物の軽量、適量、過量の程度を即座にかつ直感的に認識させることができる。
尚、その他の点については、実施の形態1の場合と同様である。
(実施の形態3)
図6は、本発明の実施の形態3に係る定量計量機能付き電子秤の構成を模式的に示す外観図である。
図6に示すように、本実施の形態に係る定量計量機能付き電子秤100aは、実施の形態1の場合と同様、上皿10と、質量表示窓30と軽量・適量・過量メーター40と補正情報表示窓50とが表示される表示部101aが設けられた本体20と、を備えている。そして、図6に示すように、本実施の形態では、ランプ付き見本台90aが更に設けられており、このランプ付き見本台90aと定量計量機能付き電子秤100aとが接続ケーブル90bにより接続されている。ここで、ランプ付き見本台90aには、定量計量機能付き電子秤100aの上皿10に搭載された被計量物80に対応する被計量物の見本表示S1〜S3が表示又は搭載されている。これらの見本表示S1〜S3のうち、見本表示S1の前方にはその見本表示S1の見本質量値WS1が表示され、見本表示S2の前方にはその見本表示S2の見本質量値WS2が表示され、見本表示S3の前方にはその見本表示S3の見本質量値WS3が表示されている。又、見本質量値WS1〜WS3の前方には、ランプL1〜L3が設けられている。
又、本実施の形態では、補正情報表示窓50に被計量物の増量値又は減量値が表示されると、その表示された増量値又は減量値に対応するランプL1〜L3が点灯又は点滅されるように構成されている。
尚、図6では、ランプ付き見本台90aに見本表示S1〜S3が表示される形態を例示しているが、このような形態に限定されることはない。このランプ付き見本台90aに表示される見本表示の個数は、オペレータの作業習熟度に応じて適宜決定すればよい。具体的には、オペレータが定貫作業の初心者である場合には見本表示の個数を増やし、オペレータが定貫作業の習熟者である場合には見本表示の個数を減らせばよい。
又、本実施の形態では、ランプ付き見本台90aが設けられている形態を例示しているが、このような形態に限定されることはなく、例えば、ランプ付き見本台90aの全体を液晶表示装置等の表示装置により構成して、見本表示S1〜S3、見本質量値WS1〜WS3、ランプL1〜L3が画像表示されるように構成してもよい。
かかる定量計量機能付き電子秤では、図6に示すように、オペレータが定量計量機能付き電子秤100aの上皿10に被計量物80を搭載すると、そのオペレータが上皿10に搭載した被計量物80の質量値が所定の適量範囲未満の質量値である場合には、指針40dが軽量範囲40aにおける被計量物80の質量値に応じた位置に表示される。又、補正情報表示窓50の第1表示窓50aには、被計量物80の質量値を所定の適量範囲40b内の質量値とするための増量値(20g)が表示される。又、これと同時に、本実施の形態では、補正情報表示窓50の第1表示窓50aに表示された増量値に対応するように、ランプ付き見本台90aのここではランプL2が見本表示S2を指示するように点灯又は点滅される。尚、ランプ付き見本台90aのランプL2が指示する見本表示S2の見本質量値WS2は、実施の形態1,2の場合と同様、適量範囲40bの下限の質量値である適量下限値Waに対する増量値とされる。
そして、定量計量機能付き電子秤100aのオペレータは、ランプ付き見本台90aにおいてランプL2により指示された見本表示S2を参照することで、それに応じた量の被計量物80を上皿10に更に搭載する。これにより、オペレータは、所定の適量範囲内の質量値となるように被計量物80を計量する。
本実施の形態によれば、ランプ付き見本台90aにより増量又は減量すべき被計量物80の程度が選択的に指示される。これにより、オペレータは、被計量物80を目視によりどの程度増量又は減量させるかを即座に認識することができる。従って、本実施の形態によれば、オペレータによる定量計量スピードを更に向上させることが可能になる。
尚、その他の点については、実施の形態1,2の場合と同様である。
本発明に係る定量計量機能付き電子秤は、定量計量時において被計量物の軽量、適量、過量の程度を即座にかつ直感的に認識することが可能な定量計量機能付き電子秤として、産業上の利用可能性を備えている。
図1は本発明の実施の形態1に係る定量計量機能付き電子秤の構成を模式的に示す外観図であって、図1(a)は定量計量機能付き電子秤の全体構成を示す斜視図であり、図1(b)は定量計量機能付き電子秤の表示構成を示す正面図である。 図2は本発明の実施の形態1に係る定量計量機能付き電子秤の軽量・適量・過量メーターの第1の表示形態を模式的に示す正面図であって、図2(a)は被計量物の質量が適量範囲未満である場合の表示形態を示す正面図であり、図2(b)は被計量物の質量が適量範囲内である場合の表示形態を示す正面図であり、図2(c)は被計量物の質量が適量範囲を越える場合の表示形態を示す正面図である。 図3は本発明の実施の形態1に係る定量計量機能付き電子秤の軽量・適量・過量メーターの第2,3の表示形態を模式的に示す正面図であって、図3(a)は被計量物の質量が適量範囲未満である場合の第2の表示形態を示す正面図であり、図3(b)は被計量物の質量が適量範囲未満である場合の第3の表示形態を示す正面図である。 図4は本発明の実施の形態2に係る定量計量機能付き電子秤の構成を模式的に示す外観図であって、図4(a)は定量計量機能付き電子秤の全体構成を示す斜視図であり、図4(b)は定量計量機能付き電子秤の表示構成を示す正面図である。 図5は本発明の実施の形態2に係る定量計量機能付き電子秤の軽量・適量・過量メーターの第1,2の表示形態を模式的に示す正面図であって、図5(a)及び図5(b)は被計量物の質量が適量範囲未満である場合及び適量範囲内である場合の第1の表示形態を示す正面図であり、図5(c)は被計量物の質量が適量範囲未満である場合の第2の表示形態を示す正面図である。 図6は、本発明の実施の形態3に係る定量計量機能付き電子秤の構成を模式的に示す外観図である。
符号の説明
10 上皿
20 本体
30 質量表示窓
40 軽量・適量・過量メーター
40a 軽量範囲
40b 適量範囲
40c 過量範囲
40d 指針
40e 平均値マーカー
50 補正情報表示窓
50a 第1表示窓
50b 第2表示窓
60 軽量・適量・過量メーター
60a 軽量範囲
60b 適量範囲
60c 過量範囲
60d バーグラフ
60e 平均値マーカー
70 補正情報表示窓
70a 第1表示窓
70b 第2表示窓
80 被計量物
90a ランプ付き見本台
90b 接続ケーブル
100a,100b 定量計量機能付き電子秤
101a,101b 表示部
L1,L2,L3 ランプ
S1,S2,S3 見本表示
WS1,WS2,WS3 見本質量値
Wa 適量下限値
Wb 適量上限値

Claims (5)

  1. 被計量物の質量を検出してこれに応じた質量情報を出力する質量検出部と、
    前記質量検出部から出力された前記質量情報を用いて所定の演算処理により前記被計量物の質量値情報を演算してこれを出力する質量演算部と、
    前記質量演算部から出力された前記質量値情報を用いて前記被計量物の質量値を少なくとも表示する質量表示部と、
    を備える定量計量機能付き電子秤であって、
    前記質量表示部が、
    前記被計量物の質量値を表示する第1の表示部と、
    前記被計量物の質量値を所定の適量範囲内の質量値とするための補正情報を表示する第2の表示部と、
    を備え、
    前記第2の表示部が、前記所定の適量範囲内の所定の質量値に対する増減値を、前記被計量物の質量値の前記所定の適量範囲からの隔たりに応じた分解能で前記補正情報として表示し、
    前記被計量物の質量値が前記所定の適量範囲未満の質量値である場合には、前記所定の適量範囲の下限の質量値が前記所定の質量値として設定され
    前記第2の表示部が第1の表示窓と第2の表示窓とを備え、
    前記被計量物の質量値が零及び零近傍である場合には前記第1の表示窓が前記所定の適量範囲の下限の質量値を下限規格値として表示しかつ前記第2の表示窓が前記所定の適量範囲の上限の質量値を上限規格値として表示し、
    前記被計量物の質量値が零及び零近傍以外である場合には前記第1の表示窓が前記被計量物の増量又は減量に係る第1の補正情報を表示するか前記第2の表示窓が前記被計量物の減量に係る第2の補正情報を表示する、定量計量機能付き電子秤。
  2. 前記質量表示部が、
    前記被計量物の質量値が所定の適量範囲内の質量値であるか前記所定の適量範囲外の質量値であるかを画像により表示する第3の表示部を更に備えている、請求項1記載の定量計量機能付き電子秤。
  3. 前記第3の表示部が、前記被計量物の質量値の所定の期間における累積の平均値を画像により更に表示する、請求項記載の定量計量機能付き電子秤。
  4. 被計量物の質量を検出してこれに応じた質量情報を出力する質量検出部と、
    前記質量検出部から出力された前記質量情報を用いて所定の演算処理により前記被計量物の質量値情報を演算してこれを出力する質量演算部と、
    前記質量演算部から出力された前記質量値情報を用いて前記被計量物の質量値を少なくとも表示する質量表示部と、
    を備える定量計量機能付き電子秤であって、
    前記質量表示部が、
    前記被計量物の質量値を表示する第1の表示部と、
    前記被計量物の質量値を所定の適量範囲内の質量値とするための補正情報を表示する第2の表示部と、
    を備え、
    前記第2の表示部が、前記所定の適量範囲内の所定の質量値に対する増減値を、前記被計量物の質量値の前記所定の適量範囲からの隔たりに応じた分解能で前記補正情報として表示し、
    前記被計量物の質量値が前記所定の適量範囲未満の質量値である場合には、前記所定の適量範囲の下限の質量値が前記所定の質量値として設定され、
    前記第2の表示部が表示する前記補正情報に応じた前記被計量物の見本が搭載又は表示されかつ前記被計量物の見本の質量が表示される見本台を更に備えている、定量計量機能付き電子秤。
  5. 前記見本台が発光素子を備え、
    前記発光素子が、前記第2の表示部が表示する前記補正情報に応じた前記被計量物の見本を指示するように発光する、請求項記載の定量計量機能付き電子秤。
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