JP5448946B2 - 乗客コンベア - Google Patents

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本発明は、エスカレータや電動道路等の乗客コンベアに係り、特に、移動手摺の摩耗量を目視で判定できるようにした乗客コンベアの移動手摺に関する。
無端状に連結され乗降口間を移動する複数の踏段、及びこれらの踏段と同期して移動する無端状に連結された移動手摺において、移動手摺の経年的な摩耗量は目視確認が一般的である。そこで、移動手摺の裏側に段階的に明度が異なる色層を盛り込み、経年的な摩耗量を赤外線発光ダイオードと赤外線センサで反射率を測定し摩耗量を自動判定するものがある(例えば、特許文献1参照)。
また移動手摺と摺動する移動手摺案内板の摩耗量を容易に目視確認するために、移動手摺案内板に複数色の着色塗料を封入できる空間を備え、移動手摺案内板の摩耗量に応じて段階的に着色できるようにしたものがある。(例えば、特許文献2参照)。
特開平6−227784号公報(段落番号0005、0006、図1) 特開2006−8391号公報(要約、図2)
しかしながら、特許文献1に記載の従来技術では、明度が異なる層を複数層設ける必要があり、移動手摺の強度を保持する芯線やゴム層を設けることが困難となり、繰り返し屈曲に対する強度が低下するという課題がある。さらに移動手摺と移動手摺案内板の間に摩耗粉や外部からの異物が侵入することで、実際の摩耗量よりも少ない摩耗量を検出する課題や、複数層には存在しない明度を誤検出するという課題もある。
また、特許文献2に記載の従来技術では、移動手摺案内板の摩耗量を容易に目視確認するための手段であり、この手段により移動手摺の摩耗量判定は困難という課題がある。
本発明は、前述した従来技術における実情からなされたもので、その目的は、移動手摺の強度及び構造を殆ど変更することなく、移動手摺の摩耗量を目視確認することができ、交換時期を最適化することのできる乗客コンベアを提供することにある。
上記した課題を解決するために、第1の発明は、無端状に連結されて走行する踏板の両側方に立設され、前記踏板と同期して走行する無端状の移動手摺と、前記移動手摺の走行を案内する移動手摺案内板とを備えた乗客コンベアにおいて、前記移動手摺は、複数の層からなる積層構造を成すと共に、前記複数の層のうち1層目と2層目の間に前記1層目と異なる色が着色されたフィルム状の層間部材を有し、前記移動手摺案内板は、その上面に前記移動手摺と接触する案内面が形成され、前記案内面の中心部に凹部が形成されると共に、前記移動手摺案内板の側面から前記案内面の前記凹部に向けて斜めに貫通する貫通孔または前記移動手摺案内板の底面から前記案内面に向けて上下に貫通する貫通孔が設けられ、前記貫通孔を介して前記移動手摺の1層目を目視確認することができる構成としたことを特徴としている。
また、上記課題を解決するために、第2の発明は、無端状に連結されて走行する踏板の両側方に立設され、前記踏板と同期して走行する無端状の移動手摺と、前記移動手摺の走行を案内する移動手摺案内板とを備えた乗客コンベアにおいて、前記移動手摺は、複数の層からなる積層構造を成すと共に、前記複数の層のうち1層目と2層目は互いに異なる色が着色されており、前記移動手摺案内板は、その上面に前記移動手摺と接触する案内面が形成され、前記案内面の中心部に凹部が形成されると共に、前記移動手摺案内板の側面から前記案内面の前記凹部に向けて斜めに貫通する貫通孔または前記移動手摺案内板の底面から前記案内面に向けて上下に貫通する貫通孔が設けられ、前記貫通孔を介して前記移動手摺の1層目を目視確認することができる構成としたことを特徴としている。
また、上記課題を解決するために、第3の発明は、無端状に連結されて走行する踏板の両側方に立設され、前記踏板と同期して走行する無端状の移動手摺と、前記移動手摺の走行を案内する移動手摺案内板とを備えた乗客コンベアにおいて、前記移動手摺は、複数の層からなる積層構造を成すと共に、前記複数の層のうち2層目以降の少なくとも1層には、摩耗進展を示唆する文字が組み込まれており、前記移動手摺案内板は、その上面に前記移動手摺と接触する案内面が形成され、前記案内面の中心部に凹部が形成されると共に、前記移動手摺案内板の側面から前記案内面の前記凹部に向けて斜めに貫通する貫通孔または前記移動手摺案内板の底面から前記案内面に向けて上下に貫通する貫通孔が設けられ、前記貫通孔を介して前記移動手摺の1層目を目視確認することができる構成としたことを特徴としている。
本発明によれば、移動手摺を取り外すことなく貫通孔を介して簡単に移動手摺の磨耗量を色や文字によって目視確認することができる。しかも、貫通孔を覗くことにより、定期的に目視確認を行うことができるので、移動手摺の適切な交換時期を把握でき、移動手摺の寿命の最適化を図ることができる。また、移動手摺の強度や構造を殆ど変更する必要がないうえ、新たな計測センサも必要としないため、既設の乗客コンベアにも簡単に適用可能である。さらに、移動手摺の摩耗量が大きくなると、移動手摺への面圧が低下し、移動手摺の駆動力が低下することとなるが、本発明の構成を採用することにより、常に移動手摺を最適な状態に保持することが可能となるため、乗客積載量が増加した場合であっても、移動手摺に滑りが生じることを防ぐことができ、乗客コンベアの安全性の向上を図ることもできる。
本発明に係る乗客コンベアの一実施形態例を示すエスカレータの概略構成図である。 図1に示すエスカレータの移動手摺のD−D断面における概略構成図である。 本発明の第1の実施の形態例に係るエスカレータの移動手摺および移動手摺案内板の詳細を説明するための断面図である。 図3に示すエスカレータの移動手摺が反転して走行している状態の断面図である。 本発明の第2の実施の形態例に係るエスカレータの移動手摺および移動手摺案内板の詳細を説明するための断面図である。 本発明の第3の実施の形態例に係るエスカレータの移動手摺および移動手摺案内板の詳細を説明するための断面図である。
以下、本発明に係る乗客コンベアの移動手摺の実施例を図に基づき説明する。本発明の乗客コンベアの一実施形態であるエスカレータ1は、図1に示すように、上下階床に跨って設置され上部水平枠2Aと中間傾斜枠2Bと下部水平枠2Cとから構成された枠体2と、上部水平枠2A内に軸支された駆動スプロケット3と、下部水平枠2C内に軸支された従動スプロケット4と、これら駆動スプロケット3と従動スプロケット4とに跨って無端状に巻き掛けられた踏段チェーン5と、この踏段チェーン5に連結され往路側では常に水平に保持される踏板を有する複数の踏段6と、枠体2における踏段6の幅方向両側に対応する位置に沿って立設された欄干パネル7と、この欄干パネル7の周縁に案内されて移動する移動手摺8と、踏段チェーン5や移動手摺8の駆動部からなる駆動装置9とを備えている。駆動装置9は、電動機11、歯車機12、動力伝達チェーン10を介して踏段チェーン5や移動手摺8の駆動機構に動力を伝達している。移動手摺8は、図2に示すように、低摩擦性の摺動材で形成された移動手摺案内板13によって案内されている。
次に、第1の実施の形態例に係るエスカレータの移動手摺の詳細について、図3を参照しながら説明する。第1の実施の形態例に係るエスカレータの移動手摺8は、図3に示すように、移動手摺8の表面1層目と2層目との間に層間部材26を設け、さらに移動手摺案内板13に1層目を目視確認できるように貫通孔22a、22bを設けたものである。より詳細に説明すると、本実施形態に係る移動手摺8は、1層目14から5層目19まで複数の層が積層された積層構造(5層構造)を成しており、その積層構造の外側を化粧ゴム20が覆う構成となっている。また、2層目15と3層目17の間には芯線(ワイヤ)16が挟み込まれている。ここで、1層目14と2層目15との間に挿入された層間部材26は、フィルム状の部材であり、1層目14および2層目15と異なる色に着色が施されている。なお、1層目14と2層目15も互いに色が異なっている。
一方、移動手摺8を案内する移動手摺案内板13は、図3に示すように、その上面に移動手摺8と接触する案内面24が形成されているほか、案内面24の中心部は凹部25が形成されている。そして、移動手摺案内板13の側面から案内面24の凹部25に向けて斜めに直線状に貫通する貫通孔22a、22bが設けられており、この貫通孔22a、22bを覗くと、移動手摺8の1層目14が目視確認できるようになっている。なお、この貫通孔22a、22bからは、移動手摺8の摩耗粉も排出される。よって、この貫通孔22a、22bを点検すれば、摩耗粉がどの程度排出されているかを確認することも可能である。
次に、上記した移動手摺8がエスカレータ1内を反転して走行している場合において、この反転して走行している移動手摺8を案内する移動手摺案内板13に設けられた貫通孔23a、23bについて図4を参照しながら説明する。図4に示すように、移動手摺案内板13には、上面から底面まで上下方向に貫通する貫通孔23aと、側面から底面に向けて斜め方向に貫通する貫通孔23bとが設けられており、これら2つの貫通孔23a、23bを覗くと移動手摺8の1層目14が目視確認できるようになっている。
このように構成された移動手摺8は、1層目14が移動手摺案内板13の案内面24上を摺動しながら走行することとなるが、長期間使用していくと、1層目14が摩耗していく。摩耗がひどくなると、移動手摺8に滑りが生じてしまう場合があるが、本実施形態では、貫通孔22a、22b、23a、23bから定期的に目視確認を行うことができる。そして、1層目14が摩耗して層間部材26の色が確認できたときには、1層目14が擦り切れていることになるので、移動手摺8を新たなものに交換すれば良い。そうすれば、移動手摺8が滑ったりする事態を未然に防ぐことができ、エスカレータ1を安全に運行させることができる。つまり、移動手摺8の適切な交換時期を把握でき、移動手摺8の寿命の最適化を図ることができるのである。
ここで、図3に示す貫通孔22a、22bは、エスカレータ使用中であっても、いつでも作業者が覗くことができるため、定期点検以外のタイミングでも早期に摩耗を発見できるといった優れた効果がある。これに対して、図4に示す貫通孔23a、23bは通常はスカートガードや内デッキの内部に隠れているため、この貫通孔23a、23bを介していつでも目視確認をすることはできないが、定期点検時にスカートガードや内デッキを取り外した場合には、この貫通孔23aを介して簡単に目視確認できるので、摩耗点検の利便性は確保されている。尚、貫通孔22a、22b、23a、23bの全てを設ける必要はなく、これらのうちの少なくとも1つを設ければよい。
なお、本実施形態では、フィルム状の層間部材26が設けられているので、第1層14が仮に摩耗しても、第2層15まで摩耗が進展する可能性が抑止される。よって、第2層15まで摩耗して芯線16が露呈するといった事態を防止できる利点がある。
次に、第2の実施の形態例に係るエスカレータの移動手摺108および移動手摺108を案内する移動手摺案内板113について説明するが、上記した第1の実施の形態例に係る移動手摺8および移動手摺案内板13と同一構成の部分は、同一符号を付すことにより説明を省略することにする。
図5に示すように、第2の実施の形態例に係る移動手摺108は、1層目14の上に2層目としてゴム層21が積層した積層構造である。1層目14とゴム層21とは互いに異なる色となっている。なお、ゴム層21の内部には芯線16が挟み込まれている。
一方、移動手摺108を案内する移動手摺案内板113にも1層目14を目視確認可能な貫通孔122a、122bが設けられているが、その形状が第1の実施の形態例にて説明した移動手摺案内板13と相違する。具体的には、図5に示すように、本実施形態に係る貫通孔122a、122bは、移動手摺案内板113の底面から案内面24に向けて直線状に貫通するように設けられている。よって、案内面24にある摩耗粉は、この貫通孔122a、122bから排出されることとなる。この構成によっても、貫通孔122a、122bから1層目14の摩耗状態を目視確認できる。即ち、貫通孔122a、122bから排出された摩耗粉の量や、貫通孔122a、122bを覗いたときの色によって1層目14の摩耗状態を確認できるのである。そして、ゴム層21の色が目視で確認された場合には、移動手摺108を新たなものに交換するなどすれば、移動手摺108が滑ったりする事態を未然に防ぐことができ、エスカレータ1を安全に運行させることができる。
次に、第3の実施の形態例に係るエスカレータの移動手摺208について説明するが、上記した第1の実施の形態例に係る移動手摺8と同一構成の部分は、同一符号を付すことにより説明を省略することにする。また、第3の実施の形態例において、移動手摺208を案内する移動手摺案内板は、第1の実施の形態例に係る移動手摺案内板13と同一であるため、その説明は省略する。
図6に示すように、第3の実施の形態例に係る移動手摺208は、1層目214から5層目19まで複数の層が積層された積層構造(5層構造)を成しており、その積層構造の外側を化粧ゴム20が覆う構成となっている。また、2層目215と3層目17の間には芯線(ワイヤ)16が挟み込まれている。そして、2層目215には、文字が組み込まれている。この文字は摩耗の進展を示唆する内容となっており、例えば「至急交換して下さい」といった内容となっている。尚、2層目215の表面に文字を表示した場合には、さらに摩耗が進展して文字が消えてしまう可能性があるため、1層目214と2層目215の色を互いに異ならせることが望ましい。
この構成によっても、貫通孔22a、22bから1層目の摩耗状態を目視確認できる。そして、上記した文字が目視で確認された場合には、移動手摺208を新たなものに交換するなどすれば、移動手摺208が滑ったりする事態を未然に防ぐことができ、エスカレータ1を安全に運行させることができる。
以上、説明したように、第1〜第3の実施の形態例によれば、移動手摺の強度及び構造を殆ど変更することなく、移動手摺の摩耗量を目視確認することができ、交換時期を最適化することができる。
なお、上記した実施の形態例では、移動手摺の摩耗状態を色により確認する構成(第1の実施の形態例および第2の実施の形態例)と文字により確認する構成(第3の実施の形態例)を例に挙げたが、移動手摺の各層の色を変えた上に、さらに各層に文字を組み込むといったことも当然可能である。また、上記した貫通孔の形状、数量等は適宜変更可能であることは言うまでもない。また、文字により確認する構成の場合は、複数の層のうち2層目以降の少なくとも1層に摩耗進展を示唆する文字が組み込まれていればよい。例えば、図3において、2層目15(層間部材26を考慮すれば実質的に3層目にあたる)のみに文字を表示したり、層間部材26に「交換時期です」と表示し、2層目15に「至急交換して下さい」と表示するなどのように、2段階以上で表示してもよい。
また、図3や図6において、図5で説明した貫通孔122a、122bの形状を採用しても良いし、図5において、図3で説明した貫通孔22a、22bの形状を採用しても良い。尚、文字を確認するためには貫通孔22a、22bのように凹部25に接続されている方が広い範囲を目視しやすいので望ましい。
なお、本実施例では、乗客コンベアとして、エスカレータを例として挙げたが、電動道路の移動手摺に適用できるのは云うまでもない。
1 エスカレータ
2 枠体
2A 上部水平枠
2B 中間傾斜枠
2C 下部水平枠
3 駆動スプロケット
4 従動スプロケット
5 踏段チェーン
6 踏段
7 欄干パネル
8、108、208 移動手摺
9 駆動装置
10 動力伝達チェーン
11 電動機
12 歯車機
13、113 移動手摺案内板
14、214 移動手摺の表面1層目(1層目)
15、215 移動手摺の内部2層目(2層目)
16 芯線
17 移動手摺の内部3層目
18 移動手摺の内部4層目
19 移動手摺の内部5層目
20 化粧ゴム
21 移動手摺の内部ゴム層(2層目)
22a、22b 貫通孔
23a、23b 貫通孔
122a、122b 貫通孔
23 移動手摺案内板の確認穴(貫通孔)
26 層間部材

Claims (3)

  1. 無端状に連結されて走行する踏板の両側方に立設され、前記踏板と同期して走行する無端状の移動手摺と、前記移動手摺の走行を案内する移動手摺案内板とを備えた乗客コンベアにおいて、
    前記移動手摺は、複数の層からなる積層構造を成すと共に、前記複数の層のうち1層目と2層目の間に前記1層目と異なる色が着色されたフィルム状の層間部材を有し、
    前記移動手摺案内板は、その上面に前記移動手摺と接触する案内面が形成され、前記案内面の中心部に凹部が形成されると共に、前記移動手摺案内板の側面から前記案内面の前記凹部に向けて斜めに貫通する貫通孔または前記移動手摺案内板の底面から前記案内面に向けて上下に貫通する貫通孔が設けられ、前記貫通孔を介して前記移動手摺の1層目を目視確認することができる構成とした
    ことを特徴とする乗客コンベア。
  2. 無端状に連結されて走行する踏板の両側方に立設され、前記踏板と同期して走行する無端状の移動手摺と、前記移動手摺の走行を案内する移動手摺案内板とを備えた乗客コンベアにおいて、
    前記移動手摺は、複数の層からなる積層構造を成すと共に、前記複数の層のうち1層目と2層目は互いに異なる色が着色されており、
    前記移動手摺案内板は、その上面に前記移動手摺と接触する案内面が形成され、前記案内面の中心部に凹部が形成されると共に、前記移動手摺案内板の側面から前記案内面の前記凹部に向けて斜めに貫通する貫通孔または前記移動手摺案内板の底面から前記案内面に向けて上下に貫通する貫通孔が設けられ、前記貫通孔を介して前記移動手摺の1層目を目視確認することができる構成とした
    ことを特徴とする乗客コンベア。
  3. 無端状に連結されて走行する踏板の両側方に立設され、前記踏板と同期して走行する無端状の移動手摺と、前記移動手摺の走行を案内する移動手摺案内板とを備えた乗客コンベアにおいて、
    前記移動手摺は、複数の層からなる積層構造を成すと共に、前記複数の層のうち2層目以降の少なくとも1層には、摩耗進展を示唆する文字が組み込まれており、
    前記移動手摺案内板は、その上面に前記移動手摺と接触する案内面が形成され、前記案内面の中心部に凹部が形成されると共に、前記移動手摺案内板の側面から前記案内面の前記凹部に向けて斜めに貫通する貫通孔または前記移動手摺案内板の底面から前記案内面に向けて上下に貫通する貫通孔が設けられ、前記貫通孔を介して前記移動手摺の1層目を目視確認することができる構成とした
    ことを特徴とする乗客コンベア。
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