JP5447247B2 - アイスコーヒ製造装置およびアイスコーヒ製造方法 - Google Patents

アイスコーヒ製造装置およびアイスコーヒ製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5447247B2
JP5447247B2 JP2010159864A JP2010159864A JP5447247B2 JP 5447247 B2 JP5447247 B2 JP 5447247B2 JP 2010159864 A JP2010159864 A JP 2010159864A JP 2010159864 A JP2010159864 A JP 2010159864A JP 5447247 B2 JP5447247 B2 JP 5447247B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coffee
cooler
fresh water
flow path
flow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010159864A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011019907A (ja
Inventor
シュテファン・シュタール
マリアーノ・トゥリ
ハインツ・フェッテルリ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niro Plan AG
Original Assignee
Niro Plan AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Niro Plan AG filed Critical Niro Plan AG
Publication of JP2011019907A publication Critical patent/JP2011019907A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5447247B2 publication Critical patent/JP5447247B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D31/00Other cooling or freezing apparatus
    • F25D31/005Combined cooling and heating devices
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J31/00Apparatus for making beverages
    • A47J31/44Parts or details or accessories of beverage-making apparatus

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Apparatus For Making Beverages (AREA)

Description

本発明は、コーヒを作るための抽出ユニットと、冷却機と、熱交換器として形成されたコーヒクーラーとを含むアイスコーヒ製造装置、及び抽出ユニットでの熱いコーヒを作るステップと、熱交換器として形成されたコーヒクーラーと冷却機とによってコーヒを冷却するステップとを含むアイスコーヒ製造方法に関する。
抽出ユニットによって作られたコーヒの消費は飲食店営業分野ならびに私生活分野において非常に人気を享受している。その際、例えばミルクフォームまたは嗜好物、例えばシロップあるいはその両方を加えてコーヒミックス飲料を作ることがますます多くなっている。特に、暑い日や、あるいは特別なミックス飲料を作るのに、多くの場合、アイスコーヒが利用される。この場合、コーヒを大量に作りおきして、やや長い時間にわたって冷却するかまたは空気中に放置して冷やすのが通例である。
さらに、コーヒ冷却用熱交換器の使用が既知であり、例えば国際公開第2008/061726号には、それぞれ1人前のコーヒが抽出後に収集タンクに集められ、続いて、ポンプによって何度も熱交換器を通して循環される装置が開示されている。この場合、熱交換器は幾何的・熱的に密接して配置された気密・液密式の2本の流路を有している。その際、コーヒは熱交換器の一方の流路を通って流れ、圧縮冷却機の冷却回路は熱交換器の他方の流路を貫流する。
ただし、短時間でいれたてのアイスコーヒを作りたいという要望が少なくない。さらにコーヒの抽出には、一方で、水を加熱するための大量のエネルギーが必要であり、同時に、圧縮機等を用いた冷却プロセスのために大量のエネルギーが必要である。
国際公開第2008/061726号
そこで本発明の目的は、迅速にいれたてのアイスコーヒを作ることのできる装置および方法を提供することである。また、いれたてのアイスコーヒを作るにあたり省エネが達成されることも意図している。さらに、アイスコーヒの注出温度の事前設定は、例えば抽出ユニットに供給される水の温度とは無関係に行えることも重要である。
アイスコーヒ製造装置に関しての上記課題は、本発明によれば、コーヒを作るための抽出ユニットと、冷却機と、熱交換器として形成されたコーヒクーラーとを含み、前記コーヒクーラーは互いに熱伝達可能に連結されているが液体流通可能には連結されていない少なくともそれぞれ1本の第1流路と第2流路を有し、前記第1流路は冷媒の貫流が可能で、前記第2流路は前記抽出ユニットのコーヒ送出流路と液体流通可能に連結され、さらに新鮮水供給口と、さらに別の熱交換器として形成された新鮮水クーラーとを含み、前記新鮮水クーラーは互いに熱伝達可能に連結されているが液体流通可能には連結されていない少なくともそれぞれ1本の第1流路と第2流路を有し、前記新鮮水供給口は下流側で前記新鮮水クーラーの前記第2流路と連結され、さらに下流側で前記コーヒクーラーの前記第1流路と連結され、前記下流側で前記抽出ユニットと液体流通可能に連結されており、前記新鮮水クーラーの前記第1流路は前記冷却機の冷媒回路と液体流通可能に連結されていることを特徴とすることにより解決される。
抽出ユニットで熱いコーヒを作るステップと、熱交換器として形成されたコーヒクーラーと冷却機とによってコーヒを冷却するステップとを含むアイスコーヒ製造方法において、上記課題は、本発明によれば、新鮮水は前記冷却機によって冷却され、冷却された新鮮水は前記コーヒクーラーの第1流路を通って送り出され、コーヒは前記コーヒクーラーの第2流路を通って送り出され、前記第1流路と前記第2流路は熱伝達可能に連結されているが、液体流通可能には連結されておらず、前期新鮮水は前記コーヒクーラーの下流側で、前期新鮮水からコーヒを作るために前記抽出ユニットに送り込まれることを特徴とすることにより解決される。
本発明によるアイスコーヒ製造装置及びアイスコーヒ製造方法の好適な実施形態はそれぞれの従属請求項記載した通りである。
アイスコーヒを作るための本発明による装置は、コーヒを作るための抽出ユニットと、冷却機と、熱交換器として形成されたコーヒクーラーとを含んでいる。このコーヒクーラーは少なくともそれぞれ1本の第1流路と第2流路を有している。これら双方の流路は熱伝達可能に連結されているが、ただし液体流通可能に連結されていない。
上記の第1流路は冷媒の貫流が可能で、上記の第2流路は抽出ユニットのコーヒ送出流路と液体流通可能に連結されている。したがって、抽出し立てのコーヒは抽出ユニットからコーヒ送出流路を経てさらに第2流路を通って送り出され、その際、熱交換によって、第1流路を送り出される冷媒によって冷却される。
重要な点は、本装置がさらに、新鮮水供給口と、さらに別の熱交換器として形成された新鮮水クーラーとを含んでいることである。コーヒクーラーと同様に、新鮮水クーラーも同じく少なくともそれぞれ1本の第1流路と第2流路を有しており、その際、これら双方の流路は熱伝達可能に連結されているが、ただし液体流通可能に連結されていない。
上記の新鮮水供給口は下流側で新鮮水クーラーの第2流路と連結され、さらに、下流側でコーヒクーラーの第1流路と連結され、さらに下流側で抽出ユニットと液体流通可能に連結されている。新鮮水クーラーの第1流路は上記冷却機の冷媒回路と液体流通可能に連結されている。
なお、本願明細書において、「下流側で」および「液体流通可能に連結されて」なる表現はそれぞれ、場合によってさらに別の中間要素が流路内に配置されていることを含んでいる。
従来の技術とは異なり、本発明による装置はコーヒクーラーに加えてさらに、新鮮水クーラーを有している。この新鮮水クーラーと上記の冷却機によって新鮮水は冷却される。冷却された新鮮水はコーヒクーラーの第1流路を貫流することにより、この冷却された新鮮水はコーヒクーラーに関して冷媒として機能する。そのため、こうした熱交換によって、コーヒはコーヒクーラー中で冷却されると共に、新鮮水もまた加温されることになる。このようにして加温された新鮮水は抽出ユニットに送り出され、同所において抽出によってコーヒが作られて、その後にこのコーヒは再び上述したようにして冷却される。
したがって、本発明による装置は、いれたてのコーヒがコーヒクーラー中で冷却されて直接に注出可能であるために、いれたてのアイスコーヒを作ることができる。とりわけ、コーヒの冷却は新鮮水クーラーによって冷却された新鮮水の冷却効果によりコーヒクーラーを1回通過させるだけで十分であることから、従来の技術に比較して、抽出されたコーヒを貯蔵タンクと熱交換機との間で何度も繰り返して循環させる必要はまったくない。しかもこれによって、コーヒクーラーを1回通過させた後に直ちにいれたてのアイスコーヒを注出することができるため、熱いいれたてのコーヒを作るのに要される時間とほぼ同じ時間で、要望どおりいれたてのアイスコーヒを供することができる。
さらに、冷却されるコーヒの廃熱が新鮮水の加温に使用され、こうして加温された新鮮水が抽出ユニットに供給され、同所でさらに加熱されて、コーヒの抽出に使用される。したがって、コーヒ冷却時の廃熱は少なくとも部分的に新鮮水の加温ないし予熱に使用されるため、省エネが達成される。
本装置は好ましくは、冷却されたコーヒを容器、例えばコーヒカップに注出するためのコーヒ注出口を含んでいる。
コーヒクーラーの十分な冷却効果を達成するために、新鮮水クーラーと冷却機とは好ましくは、新鮮水は新鮮水クーラーの貫流後、7℃以下の温度、好ましくは4℃以下の温度、好適には1℃〜3℃の範囲の温度に冷却されるように形成されている。この最終温度は好ましくは、新鮮水の初期温度つまり15℃〜30℃の範囲にある少なくとも典型的な新鮮水の初期温度とは関係なく達成される。これは一方において、制御と当該温度センサとによって保証されていてよいが、ただし、新鮮水クーラーと冷却機とを、積極的な制御なしでも、少なくとも上記の好適なものとして述べた温度範囲内で新鮮水の所定の最終温度が達成されるように、寸法設計して形成するのが特に好都合でかつ省コスト的である。
したがって、十分な冷却効果を達成するには、新鮮水を新鮮水クーラーによって顕著に冷やすのが好適である。この場合、新鮮水が凍結する危険が存在している。従来の技術から熱交換器の場合に既知のように、好ましくは温度センサと当該制御によって凍結が防止されるようにする補助的な電熱装置を設けることも本発明に含まれている。ただし、新鮮水クーラーと冷却機とを新鮮水クーラーが蒸発器温度>0℃を有するようにして構成するのが特に好適である。これによって、コスト増をもたらす電熱装置と当該制御を不要として、新鮮水の凍結を効果的に防止することができる。
好ましくは、新鮮水クーラーにおいて、第1流路と第2流路の間に熱緩衝器が配置されている。この熱緩衝器は好ましくは、高い熱容量を有する金属エレメント、とりわけ銅からなる緩衝エレメント、例えば銅板である。この緩衝エレメントはその熱質量のために急速な温度変化を妨げ、万一の場合の温度変動を制限する。これにより、新鮮水の一様な初期温度が達成されると共に、新鮮水の凍結も防止される。
コーヒを作るための装置において、洗浄は重要な一面を表している。とりわけ飲食店営業分野において使用される装置には、定期的な洗浄サイクルが絶対に必要である。こうした洗浄が自動的に行われるかまたはユーザによるごく僅かな手間を要するにすぎない操作によって行なわれれば特に好適である。
したがって、本発明による装置のさらに別の好適な実施形態において、本装置は、少なくともコーヒ注出口および洗浄流出流路と液体流通可能に連結可能な洗浄流路選択弁を有している。コーヒはコーヒ注出口を経て容器、例えばコーヒカップに注出され、他方、洗浄流出流路は捕集タンクまたは排出口に合流している。この場合、抽出ユニットのコーヒ送出流路は下流側でコーヒクーラーの第2流路と連結され、さらに下流側で洗浄流路選択弁と連結されている。これによって、液体はコーヒクーラーの第2流路の下流側で場合により、コーヒ注出口を経て流出させられるかまたは、洗浄流出流路を経て排出されるかすることができる。
したがって、この好適な実施形態において、本装置の流路の一部または全体あるいはその両方の洗浄を行う洗浄サイクルをスタートさせることが可能である。ただしその際、洗浄に使用される液体は洗浄流路選択弁の適切な制御によって、コーヒ注出口ではなく、(ユーザには不可視であるが)洗浄流出流路を経て捕集タンクまたは直接に排水口に排出される。それゆえ、ユーザは洗浄サイクルの実施時にコーヒ注出口の下に捕集タンクを設置する必要はない。とりわけ、洗浄排出路が排水口と直接に連結されている場合には、ユーザによる操作を必要とすることなく、完全自動洗浄の実施が可能である。例えば、この種の洗浄は定まった時間間隔によるかまたは所定のコーヒ調製回数に応じて自動で行われるようにすることが可能である。
好ましくは、洗浄はこの場合、特に洗浄流路選択弁も制御する制御装置による制御によってフルオートマチックで行われる。ただし、従来の技術において既知の洗浄手段、複数の連続的な洗浄サイクルおよび場合により洗浄プロセスの使用も同じく本発明に含まれる。
洗浄に関する好ましい別形態として、追加的に、圧縮空気によるパイプの掃気によって行う構成が提案される。これにより、管路の速やかな洗浄が達成されると共に、さらに加えて、洗浄後にパイプ内に洗浄液が残存することがない。その都度のコーヒ調製プロセス後に少なくとも圧縮空気によってコーヒ管路を洗浄するのが特に好適である。好ましくは、この洗浄時の排気は洗浄排出路を経て行なうとよい。
好ましくは、本装置は、場合により熱いいれたてのコーヒかまたはいれたてのアイスコーヒが作られるように形成されている。
それゆえ、本発明による装置は好適な実施形態において、新鮮水供給口と新鮮水クーラーの第2流路との間に配置された新鮮水流路選択弁を有している。新鮮水供給口は新鮮水流路選択弁を経て場合により、既述したように新鮮水クーラーの第2流路と液体流通可能に連結可能であるかまたは、新鮮水クーラーの第2流路ならびにコーヒクーラーの第1流路を共にバイパスして、抽出ユニットと液体流通可能に連結可能である。
したがって、新鮮水流路選択弁を経て、新鮮水は双方のクーラーを通過するかまたは、これら双方のクーラーを通過することなく、抽出ユニットに送り出されるかをプリセットすることができる。前者は既述したようにアイスコーヒを作るために行われ、後者は熱いコーヒを作るために行われる。
別な実施形態として、抽出ユニットのコーヒ送出流路とコーヒクーラーの第2流路との間に配置されたコーヒ流路選択弁を備えるのが好適である。このコーヒ流路選択弁により、抽出ユニットのコーヒ送出流路は場合により、コーヒクーラーの第2流路と液体流通可能に連結されるかまたは、コーヒクーラーの第2流路をバイパスして、コーヒを容器に注出するためのコーヒ注出口と液体流通可能に連結されるかすることができる。したがって、これにより、熱いコーヒを作る場合には、抽出ユニットによって抽出されたコーヒを、コーヒクーラーをバイパスして、直接にコーヒ注出口に導き、他方、アイスコーヒを作る場合には、既述したように、抽出ユニットによって抽出された熱いコーヒをコーヒクーラーの第2流路を経てコーヒ注出口に導くことが可能である。
本発明による装置は、コーヒを作るための既知の装置、とりわけいわゆる「フルオートマチックコーヒメーカ」に組み込むことが可能である。
特に好適な形態は、本発明による装置を2つの構造ユニットで形成することである。この場合、第1の構造ユニットはコーヒを作るための既知の装置と同じであり、新鮮水供給口、抽出ユニットならびにコーヒ注出口を含んでいる。新鮮水供給口は下流側で抽出ユニットと液体流通可能に連結されており、抽出ユニットは下流側でコーヒ注出口と液体流通可能に連結されている。重要な点は、新鮮水供給口と抽出ユニットとの間に上述したような新鮮水流路選択弁が配置されており、この新鮮水流路選択弁によって新鮮水は場合により、第1の構造ユニットの新鮮水出口に送り出されるかまたは抽出ユニットに送り出されるかすることができる。第1の構造ユニットはさらに、冷却された新鮮水用の流入口を有しており、この流入口は抽出ユニットと液体流通可能に連結されている。またさらに、第1の構造ユニットは既述したようなコーヒ流路選択弁を有しており、抽出ユニットで作られたコーヒはこのコーヒ流路選択弁によって、第1の構造ユニットのコーヒ出口に送り出されるかまたはコーヒ注出口に送り出される。さらに、第1の構造ユニットは、コーヒ注出口と液体流通可能に連結されたコーヒ入口を有している。
第2の構造ユニットは、第1の構造ユニットの新鮮水出口と液体流通可能に連結された新鮮水入口を含んでいる。この新鮮水入口は下流側で新鮮水クーラーの第2流路と液体流通可能に連結され、さらに下流側でコーヒクーラーの第1流路と液体流通可能に連結され、最後に第2の構造ユニットの新鮮水出口と液体流通可能に連結されている。第2の構造ユニットの新鮮水出口は再び第1の構造ユニットの新鮮水入口と液体流通可能に連結されている。
第2の構造ユニットはさらにコーヒ入口を含み、このコーヒ入口は第1の構造ユニットのコーヒ出口と液体流通可能に連結されており、その下流側でコーヒクーラーの第2流路と連結され、さらに下流側で、場合により上述したような洗浄流路選択弁を介在させて、第2の構造ユニットのコーヒ出口と連結されている。第2の構造ユニットのこのコーヒ出口は第1の構造ユニットのコーヒ入口と連結されている。
第2の構造ユニットはさらに冷却機を含んでおり、この冷却機の冷媒回路は新鮮水クーラーの第1流路と液体流通可能に連結されている。
双方の構造ユニットは好ましくは独立したユニットとして形成され、特に、それぞれ1個のハウジング内に配置されており、好ましくはそれぞれ所要の給電装置、例えば電気接続端子および場合により必要な制御装置および制御接続端子を有している。
これにより、第1の構造ユニットは完全なコーヒメーカとして使用可能であり、加えてさらに必要に応じ、例えば別個に事後的に入手可能な第2の構造ユニットを増設することができるため、双方のユニットを併せれば、さらに、いれたてのアイスコーヒも作ることができるという利点が得られる。
冒頭に述べたように、コーヒミックス飲料は、例えばその他の液体食品、例えばミルクまたはシロップを加えて作られることが多い。この場合、コーヒを作るための装置は液体食品を冷却するために冷却機によって冷却される冷却チャンバを含むことが知られている。例えば、組み込み式のミルククーラーまたは、貯蔵されたミルクを冷却するための当該装置の他に、必要に応じ、ミルクを場合によりさらに加工処理、例えば発泡処理して送出するための送出手段、例えばポンプを含んだ増設機器として形成されたミルククーラーが知られている。
したがって、好適な実施形態において、本発明による装置は液体食品を冷却するための冷却チャンバを含み、その際、冷却機の冷媒回路は冷却チャンバと熱伝達可能に連結され、冷媒によって冷却チャンバも新鮮水クーラーの第1流路も共に冷却可能であるように形成されている。それゆえ、これによって、単に1基の冷却機を使用することにより、冷却チャンバの液体食品も新鮮水も共に冷却されることになる。これにより、省コスト的な製造ならびに省エネ的な使用が可能になる。
冷却機の冷媒回路は少なくとも2個の蒸発器と液体流通可能に連結されており、その際、回路は圧縮機から出発して、冷媒回路の下流側で凝縮器と連結され、さらに下流側で冷却チャンバを冷却するための第1の蒸発器と連結され、さらに下流側で第2の蒸発器としての新鮮水クーラーの第1流路と液体流通可能に連結されていることが特に好適である。これは、一般に冷却チャンバの冷却に関し、新鮮水の凍結を防止して新鮮水を最適冷却するための冷媒温度に比較してより低い冷媒温度が好適であるとのことを理由としている。
したがって、第1の蒸発器は0℃以下の蒸発器温度を有するか、または第2の蒸発器は0℃以上の蒸発器温度を有するか、あるいはその両方を特徴をそなえていることも好都合である。
本発明はさらに、アイスコーヒ製造方法に関する。この方法は以下の方法ステップを含んでいる。すなわち、抽出ユニットにおいて熱いコーヒが作られるステップと、このコーヒが熱交換器として形成されたコーヒクーラーと冷却機とによって冷却されるステップである。
重要な点は、新鮮水は冷却機によって冷却され、冷却された新鮮水はコーヒクーラーの第1流路を通って送り出され、他方、コーヒはコーヒクーラーの第2流路を通って送り出され、その際、第1流路と第2流路は熱伝達可能に連結されているが、ただし液体流通可能に連結されていないということである。新鮮水は新鮮水からコーヒを作るために、コーヒクーラーの下流側で抽出ユニットに送り出される。したがって、本発明による方法において、コーヒは冷却された新鮮水を介して間接的に冷却機によって冷却される。
好ましくは、新鮮水はさらに別の熱交換器として形成された新鮮水クーラーによって冷却され、その際、冷却機と新鮮水クーラーの第1流路との間に冷媒回路が形成され、新鮮水供給口の下流側で新鮮水は新鮮水クーラーの第2流路を通って送り出される。この場合、第1流路と第2流路は熱伝達可能に連結されているが、ただし液体流通可能に連結されていない。
本発明による方法のさらに別の好ましい実施形態において、新鮮水は、少なくとも15℃〜30℃の範囲の任意の新鮮水初期温度につき、新鮮水クーラーを貫流した後、7℃以下の温度、好ましくは4℃以下の温度、好適には1℃〜3℃の範囲の温度に冷却される。
有利には、洗浄のために、コーヒクーラーの第2流路は洗浄流出流路と液体流通可能に連結され、コーヒ注出のために、コーヒクーラーの第2流路はコーヒ注出口と液体流通可能に連結される。
アイスコーヒを作るにあたり、プロセスのスタート直後に、コーヒ注出口から望ましくない液体が流出することがある。これは、洗浄液またはあるいはその両方水が装置のパイプ内になお残存することになるかまたはすでにコーヒはコーヒ注出口に達しているか、あるいはその両方となるが、まだ所望の抽出品質も所望の温度も有していないためである。
したがって、本発明による方法の好ましい態様において、コーヒ注出のために、コーヒクーラーの第2流路は先ず所定の時間にわたって洗浄流出流路と液体流通可能に連結され、続いて、その後にコーヒ注出口と連結される。それゆえ、これにより、ユーザに気付かれることなく、望ましくない液体は先ず洗浄流出流路を経て排出される。好ましくは、コーヒの注出にあたり、先ず、好ましくは2秒〜30秒にわたって、特に好ましくは5秒〜15秒にわたって洗浄排出路を介した排出が行われる。これによってアイスコーヒを得るのにユーザは長時間待つ必要がなくなり、また残存洗浄液または直前のコーヒ注出プロセスに起因する残存コーヒの十分な洗浄除去ないし排出が洗浄流出流路を経て行われることが確実となる。
本発明による装置および本発明による方法は、好ましくはいれたてのアイスコーヒが約10℃の温度で注出されるように形成されている。この温度は一般的には特に心地よいものとして感じられる。
本発明による装置は、所望のミックス飲料を事前設定することのできる制御装置と組み合わせることができ、その際に、この制御装置が本装置、とりわけ冷却機をミックス飲料の最終温度が約10℃となるように制御することができれば特に好適である。
新鮮水クーラーまたはあるいはその両方コーヒクーラーは好ましくは銅から形成されているが、それは食品技術的に見て銅には問題がなく、しかも非常に優れた熱伝導率を有しているためである。冷却機は十分な冷却効果を達成するために好ましくは、出力150W以上、好ましくは180W以上、とりわけ約200W以上の冷凍圧縮機を有している。
本発明による装置における重要な点は、コーヒはコーヒクーラーの第2流路の貫流後十分に冷却されて、所定の温度を有しているということである。好ましくは、コーヒクーラーは、コーヒクーラーの少なくとも第2流路はできるだけ僅かな容積を有し、こうして、十分な冷却が保証されるように形成されている。これにより、一方で、十分な冷却が保証されると共に、他方で、コーヒの注出後にクーラー内に残存している液体量をできるだけ僅かなものとし、それゆえ、洗浄プロセスが短縮されると共にコーヒを作る際の先駆時間も減少させられるという利点が生ずる。
コーヒクーラーは好ましくは、少なくとも第2流路につき、1m〜8mの範囲の長さと、1mm〜4mmの範囲の直径を有している。好ましくは、コーヒクーラーは、第1流路と第2流路が同じ長さを有し、特に好ましくは同じ長さと同じ直径を有するように、対称に形成されている。この場合、コーヒクーラーは、例えば並流型熱交換器として形成されていてよいが、ただし特に好ましくは、熱交換を向上させるべく、向流型熱交換器として形成されている。
新鮮水クーラーは新鮮水の十分な冷却を保証するために、好ましくは、少なくとも第1流路につき、3m〜8mの範囲の長さと、1mm〜7mmの範囲の直径を有している。また、新鮮水クーラーも好ましくは対称な熱交換器として形成されているため、双方の流路は同じ長さと、好ましくは同じ直径を有している。同じく並流型熱交換器としての形成も本発明に含まれるが、好ましくは、新鮮水クーラーは向流型熱交換器として形成されている。
ただし、新鮮水クーラーまたはあるいはその両方コーヒクーラーを既知のその他のタイプの熱交換器として形成することも同じく本発明に含まれる。
好ましくは、本装置の洗浄は、新鮮水またはあるいはその両方洗浄剤が少なくとも抽出ユニットと、さらに下流側でコーヒクーラーの第2流路を貫流するようにして行われる。この第2流路から発して液体はさらに洗浄流路選択弁を経て洗浄流出流路に排出される。同様に、液体はコーヒ注出口を経て排出されることもできる。
またさらに、付加的にまたは洗浄液に代えて、圧縮空気による掃気によって洗浄を実施することも本発明に含まれる。
2つのユニットとして実現された本発明によるコーヒ製造装置を概略的に示すブロック図である。
以下、図1を参照して、本発明のその他の特徴および好ましい実施形態を説明する。
第1のユニットはコーヒメーカ1を表している。このコーヒメーカは新鮮水供給口2を有しており、この新鮮水供給口は新鮮水流路選択弁3を経て場合により抽出ユニット4または新鮮水出口5と液体流通可能に連結可能である。抽出ユニット4はフルオートマチックコーヒメーカ自体の場合に公知であるように形成されており、下流側でコーヒ流路選択弁6と液体流通可能に連結されたコーヒ送出流路4aを有している。
コーヒはコーヒ流路選択弁6を経て場合により、コーヒ注出口7またはコーヒ出口8に送り出されることができる。コーヒメーカ1はさらに、コーヒ注出口7と液体流通可能に連結されたコーヒ入口9を有している。
さらに、コーヒメーカ1は、新鮮水流路選択弁3をバイパスして抽出ユニット4と液体流通可能に連結された第2の新鮮水入口2aを有している。
第2のユニットは冷却ユニット10を表している。この冷却ユニットは、新鮮水出口5と液体流通可能に連結された新鮮水入口15と、第2の新鮮水入口2aと液体流通可能に連結された新鮮水出口12aと、コーヒ出口8と液体流通可能に連結されたコーヒ入口18と、コーヒ入口9と液体流通可能に連結されたコーヒ出口19とを含んでいる。
冷却ユニット10はさらに、冷却機11と、熱交換器として形成された新鮮水クーラー13と、同じく熱交換器として形成されたコーヒクーラー14と、洗浄流路選択弁16とを含んでいる。
新鮮水入口15から出発して、この流れは下流側で新鮮水クーラー13の第2流路と連結され、さらに下流側でコーヒクーラー14の第1流路と連結され、さらに下流側で新鮮水出口12aと液体流通可能に連結されている。
コーヒ入口18は下流側でコーヒクーラー14の第2流路と連結され、さらに下流側で洗浄流路選択弁16と液体流通可能に連結されている。洗浄流路選択弁16により、コーヒは場合により、コーヒ出口19かまたは洗浄流出流路17に送り出されことができ、その際、洗浄流出流路17は排出口に合流している。
新鮮水流路選択弁3、コーヒ流路選択弁6および洗浄流路選択弁16はそれぞれ、制御装置によって制御可能な3ポート弁(3方向弁)として形成されている。
コーヒメーカ1はさらに、コーヒメーカ1の構成要素を制御すると共に、制御インタフェースを経て冷却ユニット10の構成要素も制御する図中不図示の制御装置を有している。
ユーザが、例えば熱いコーヒをセレクトする場合には、新鮮水供給口2は、冷却ユニットをバイパスして、抽出ユニット4と連結され、さらに抽出ユニットは、同じく冷却ユニットをバイパスして、コーヒ注出口7と液体流通可能に連結される。続いて、それ自体公知の方法で、抽出ユニットへの新鮮水の供給によってコーヒが作られて、コーヒ注出口からコーヒが注出される。
これに対してユーザがアイスコーヒをセレクトする場合には、新鮮水供給口2は新鮮水流路選択弁3を経て、また、コーヒ注出口7はコーヒ流路選択弁6を経てそれぞれ冷却ユニット10と液体流通可能に連結される。したがって、新鮮水は新鮮水供給口から、新鮮水出口5と新鮮水入口15とを経て、新鮮水クーラー13の第2流路を通って流れる。冷却機11は冷媒回路を経て新鮮水クーラー13の第1流路と液体流通可能に連結されているために、新鮮水は新鮮水クーラーを貫流した後、約2℃の温度を有している。続いて、新鮮水はコーヒクーラー14の第1流路を通り、同所を貫流した後、新鮮水出口12aと第2の新鮮水入口2aとを経て抽出ユニット4に供給される。抽出ユニットはこの新鮮水からそれ自体公知の方法でコーヒを作り出し、それをコーヒ送出流路4aを通じて送り出し、こうして、コーヒはコーヒ流路選択弁6と、コーヒ出口8と、コーヒ入口18とを経てコーヒクーラー14の第2流路に送り出される。同所を貫流した後、コーヒは先ず洗浄流路選択弁16を経て洗浄流出流路17に送り出される。ただしこれは、洗浄剤の残滓がある場合にそれを取り除いて正しい冷却機能を達成するために、5秒〜15秒にわたって必要であるにすぎない。続いて、コーヒはさらに、洗浄流路選択弁16と、コーヒ出口19と、コーヒ入口9とを経てコーヒ注出口7に送られて、アイスコーヒが注出される。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造に限定されるものではない。
2:新鮮水供給口
3:新鮮水流路選択弁
4:抽出ユニット
4a:コーヒ送出流路
6:コーヒ流路選択弁
7:コーヒ注出口
11:冷却機
13:新鮮水クーラー
14:コーヒクーラー
16:洗浄流路選択弁
17:洗浄流出流路

Claims (15)

  1. コーヒを作るための抽出ユニット(4)と、冷却機(11)と、熱交換器として形成されたコーヒクーラー(14)とを含み、前記コーヒクーラー(14)は、互いに熱伝達可能に連結されているが液体流通可能には連結されていない少なくともそれぞれ1本の第1流路と第2流路を有し、前記第1流路は冷媒の貫流が可能で、前記第2流路は前記抽出ユニット(4)のコーヒ送出流路(4a)と液体流通可能に連結され、
    さらに新鮮水供給口(2)と、さらに別の熱交換器として形成された新鮮水クーラー(13)とを含み、前記新鮮水クーラー(13)は互いに熱伝達可能に連結されているが液体流通可能には連結されていない少なくともそれぞれ1本の第1流路と第2流路を有し、前記新鮮水供給口(2)は下流側で前記新鮮水クーラー(13)の前記第2流路と連結され、さらに下流側で前記コーヒクーラー(14)の前記第1流路と連結され、かつ前記下流側で前記抽出ユニット(4)と液体流通可能に連結されており、前記新鮮水クーラー(13)の前記第1流路は前記冷却機の冷媒回路と液体流通可能に連結されていることを特徴とするアイスコーヒ製造装置。
  2. 新鮮水クーラー(13)と冷却機(11)とが、新鮮水が15℃〜30℃の範囲の新鮮水初期温度で前記新鮮水クーラー(13)を貫流した後、7℃以下の温度範囲に冷却されるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のアイスコーヒ製造装置。
  3. 冷却機(11)と新鮮水クーラー(13)とが、前記新鮮水クーラー(13)が0℃以上の蒸発温度を有するように形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のアイスコーヒ製造装置。
  4. 前記新鮮水クーラー(13)において、第1流路と第2流路の間に熱緩衝器好ましくは銅からなる高い熱容量を有する金属エレメントが配置されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のアイスコーヒ製造装置。
  5. 少なくともコーヒ注出口(7)および洗浄流出流路(17)と液体流通可能に連結可能な洗浄流路選択弁(16)が備えられ、前記抽出ユニット(4)の前記コーヒ送出流路(4a)は下流側で前記コーヒクーラー(14)の前記第2流路と連結され、さらに下流側で前記洗浄流路選択弁(16)と連結されているため、液体は前記コーヒクーラー(14)の前記第2流路の下流側で、前記コーヒ注出口(7)または前記洗浄流出流路(17)を経て排出可能であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のアイスコーヒ製造装置。
  6. 新鮮水流路選択弁(3)が備えられ、前記新鮮水流路選択弁は新鮮水供給口(2)と前記新鮮水クーラー(13)の第2流路との間に配置されているため、前記新鮮水供給口(2)は前記新鮮水クーラー(13)の前記第2流路と液体流通可能に連結可能であるかまたは、前記新鮮水クーラー(13)の前記第2流路ならびに前記コーヒクーラー(14)の前記第1流路をともにバイパスして、前記抽出ユニット(4)と液体流通可能に連結可能であることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のアイスコーヒ製造装置。
  7. コーヒ流路選択弁(6)が備えられ、前記コーヒ流路選択弁は前記抽出ユニット(4)のコーヒ送出流路(4a)と前記コーヒクーラー(14)の第2流路との間に配置されているため、前記抽出ユニット(4)のコーヒ送出流路(4a)は前記コーヒクーラー(14)の前記第2流路と液体流通可能に連結可能であるかまたは、前記コーヒクーラー(14)の前記第2流路をバイパスして、コーヒ注出口(7)と液体流通可能に連結可能であることを特徴とする請求項1からの6いずれか一項に記載のアイスコーヒ製造装置。
  8. 液体食品を冷却するための冷却チャンバが備えられ、前記冷却機(11)の冷媒回路は前記冷却チャンバと熱伝達可能に連結されて、前記冷却チャンバも前記新鮮水クーラー(13)の前記第1流路とともに冷媒によって冷却されるように形成されていることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載のアイスコーヒ製造装置。
  9. 前記冷却機(11)の冷媒回路が少なくとも2個の蒸発器と液体流通可能に連結されており、前記冷媒回路は圧縮機から出発して、前記冷媒回路の下流側で凝縮器と連結され、さらに下流側で前記冷却チャンバを冷却するための第1の蒸発器と連結され、さらに下流側で第2の蒸発器としての前記新鮮水クーラー(13)の前記第1流路と液体流通可能に連結されており、前記第1の蒸発器は0℃以下の蒸発器温度を有するかまたは前記第2の蒸発器は0℃以上の蒸発器温度を有するかあるいはその両方であることを特徴とする請求項8に記載のアイスコーヒ製造装置。
  10. −抽出ユニット(4)において熱いコーヒを作るステップと、
    −熱交換器として形成されたコーヒクーラー(14)と冷却機(11)とによってコーヒを冷却するステップとを含むアイスコーヒ製造方法であって、
    新鮮水は前記冷却機(11)によって冷却され、冷却された新鮮水は前記コーヒクーラー(14)の第1流路を通って送り出され、コーヒは前記コーヒクーラー(14)の第2流路を通って送り出され、前記第1流路と前記第2流路は熱伝達可能に連結されているが、液体流通可能には連結されておらず、かつ、前記新鮮水は前記コーヒクーラー(14)の下流側で、前期新鮮水からコーヒを作るために前記抽出ユニット(4)に送り込まれることを特徴とするアイスコーヒ製造方法。
  11. 新鮮水はさらに別の熱交換器として形成された新鮮水クーラー(13)によって冷却され、前記冷却機(11)と前記新鮮水クーラー(13)の第1流路との間に冷媒回路が形成され、新鮮水供給口(2)の下流側で新鮮水は前記新鮮水クーラーの第2流路を通って送り出され、その際、第1流路と第2流路は熱伝達可能に連結されているが、ただし液体流通可能に連結されていないことを特徴とする請求項10に記載のアイスコーヒ製造方法。
  12. 新鮮水が、少なくとも15℃〜30℃の範囲の任意の新鮮水初期温度で前記新鮮水クーラーを貫流した後、7℃以下の温度範囲に冷却されることを特徴とする請求項10または11に記載のアイスコーヒ製造方法。
  13. 洗浄のために前記コーヒクーラー(14)の前記第2流路は洗浄流出流路と液体流通可能に連結され、コーヒ注出のために前記コーヒクーラー(14)の前記第2流路はコーヒ注出口(7)と液体流通可能に連結されることを特徴とする請求項10から12のいずれか一項に記載のアイスコーヒ製造方法。
  14. コーヒ注出のために前記コーヒクーラー(14)の前記第2流路は先ず所定の時間にわたって洗浄流出流路(17)と液体流通可能に連結され、続いて、コーヒ注出口(7)と液体流通可能に連結されることを特徴とする請求項10から13のいずれか一項に記載のアイスコーヒ製造方法。
  15. 熱いコーヒを注出するために、新鮮水が前記新鮮水クーラー(13)の前記第2流路ならびに前記コーヒクーラー(14)の前記第1流路をバイパスして前記抽出ユニット(4)に送り出されるかまたはコーヒが前記抽出ユニット(4)から出て、前記コーヒクーラー(14)の前記第2流路をバイパスして前記コーヒ注出口(7)に送り出されることを特徴とする請求項10から14のいずれか一項に記載のアイスコーヒ製造方法。
JP2010159864A 2009-07-15 2010-07-14 アイスコーヒ製造装置およびアイスコーヒ製造方法 Active JP5447247B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102009033507.2 2009-07-15
DE102009033507A DE102009033507A1 (de) 2009-07-15 2009-07-15 Vorrichtung und Verfahren zum Erzeugen von gekühltem Kaffee

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011019907A JP2011019907A (ja) 2011-02-03
JP5447247B2 true JP5447247B2 (ja) 2014-03-19

Family

ID=43304069

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010159864A Active JP5447247B2 (ja) 2009-07-15 2010-07-14 アイスコーヒ製造装置およびアイスコーヒ製造方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US9182169B2 (ja)
EP (1) EP2278240B1 (ja)
JP (1) JP5447247B2 (ja)
DE (1) DE102009033507A1 (ja)
DK (1) DK2278240T3 (ja)
ES (1) ES2690732T3 (ja)
PL (1) PL2278240T3 (ja)

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3492109B1 (en) * 2011-10-03 2020-03-04 ModernaTX, Inc. Modified nucleosides, nucleotides, and nucleic acids, and uses thereof
CH706230A1 (de) 2012-03-09 2013-09-13 Schaerer Ag Getränkeverkaufsautomat sowie Auslaufmodul für einen solchen Getränkeverkaufsautomaten.
CH706133A1 (de) 2012-02-21 2013-08-30 Schaerer Ag Getränke-Zubereitungsmodul mit Zusatzmodulen für Selbstbedienungs-Getränkeautomaten.
US10501513B2 (en) * 2012-04-02 2019-12-10 Modernatx, Inc. Modified polynucleotides for the production of oncology-related proteins and peptides
EP2833923A4 (en) * 2012-04-02 2016-02-24 Moderna Therapeutics Inc MODIFIED POLYNUCLEOTIDES FOR THE PRODUCTION OF PROTEINS
CH706586B1 (de) 2012-06-04 2016-04-15 Schaerer Ag Ausgabeeinheit für einen Getränkeautomaten, Getränkeautomat mit einer solchen Ausgabeeinheit sowie Verfahren zum Betrieb eines solchen Getränkeautomaten.
CH709458B1 (de) 2014-04-01 2018-06-29 Schaerer Ag Kaffeemaschine sowie Verfahren zum Betrieb einer solchen Kaffeemaschine.
ITUB20154199A1 (it) * 2015-10-07 2017-04-07 Carpigiani Group Ali Spa Macchina e metodo per la realizzazione di prodotti liquidi e semiliquidi del tipo caldo o freddo.
JP2019501356A (ja) * 2015-11-13 2019-01-17 アイスコールドナウ, インコーポレイテッド コールドウェーブアプライアンス
US10492509B2 (en) * 2016-04-08 2019-12-03 Ronnoco Coffee, Llc Cold coffee brewing system and method
IT201600074471A1 (it) 2016-07-15 2018-01-15 Ali Group Srl Carpigiani Macchina e metodo per la produzione di prodotti liquidi e semiliquidi del settore gelateria, pasticceria o ristorazione.
IT201600100869A1 (it) 2016-10-07 2018-04-07 Ali Group Srl Carpigiani Metodo e sistema di pulizia di una macchina per la realizzazione di prodotti alimentari liquidi e/o semiliquidi del settore gelateria, pasticceria o ristorazione
CN106482445A (zh) * 2016-11-21 2017-03-08 毕梦然 一种可乐加热机
IT201700043975A1 (it) 2017-04-21 2018-10-21 Ali Group Srl Carpigiani Macchina e metodo per la produzione di prodotti liquidi e semiliquidi del settore gelateria.
CN107095581A (zh) * 2017-05-27 2017-08-29 成都小晓学教育咨询有限公司 基于半导体技术的制冷加热装置
CN109674350A (zh) * 2017-10-18 2019-04-26 朱恩辛 即冷式冲泡装置
JP7401466B2 (ja) 2018-05-17 2023-12-19 メリッタ プロフェッショナル コーヒー ソリューションズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト カフェインを含んでいるホット飲料の提供温度を調節する方法および定められた提供温度で、カフェインを含んでいるホット飲料を調製する自動ドリンクマシン
DE102018119161A1 (de) 2018-08-07 2020-02-13 Franke Kaffeemaschinen Ag Wärmetauscher für eine getränkezubereitungsvorrichtung
CN110870690B (zh) * 2018-09-03 2023-01-06 广东美的生活电器制造有限公司 咖啡机及其控制方法
US11103103B2 (en) * 2018-09-24 2021-08-31 Haier Us Appliance Solutions, Inc. Cold brewed coffee system in a refrigerator appliance
DE102020207127A1 (de) 2020-06-08 2021-12-09 Wmf Gmbh Getränkebereiter und Verfahren zur Bereitstellung eines gekühlten Heißgetränks
FR3113573B1 (fr) * 2020-08-27 2022-08-05 Seb Sa Procede de realisation d’un cafe mousse a partir d’une machine a cafe automatique munie d’un dispositif de moussage
WO2024061941A1 (en) * 2022-09-22 2024-03-28 Société des Produits Nestlé S.A. Beverage dispenser

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1233993B (de) * 1955-05-25 1967-02-09 Ernesto Valente Kaffeemaschine
JP2828679B2 (ja) * 1989-08-31 1998-11-25 三洋電機株式会社 飲料供給機
CA2044825C (en) * 1991-06-18 2004-05-18 Marc A. Paradis Full-range, high efficiency liquid chiller
US5724883A (en) * 1996-05-28 1998-03-10 Franklin Industries, L.L.C. Hot/cold beverage brewing device
ITMI20001258A1 (it) * 2000-06-07 2001-12-07 Ugolini Spa Macchina a vasche multiple per la produzione ed erogazione di bevandefredde o chiacciate e metodo per la sua gestione.
US7918156B2 (en) * 2004-07-07 2011-04-05 Greenwald Technologies, Llc Cold beverage dispenser
US7654191B2 (en) * 2004-07-07 2010-02-02 Greenwald Technologies, Llc Beverage dispenser
JP2007202943A (ja) * 2006-02-06 2007-08-16 Toshiba Electric Appliance Co Ltd 飲料供給装置
WO2008061726A2 (de) 2006-11-21 2008-05-29 Eugster/Frismag Ag Wärmetauscher zum kühlen oder erwärmen einer flüssigkeit, kühlkreislauf sowie verfahren zur kühlung oder erwärmung eines arbeitsfluids oder eines wärmetauschers
DE102008021777A1 (de) * 2008-04-30 2009-11-05 Eugster/Frismag Ag Verfahren zur Herstellung eines Getränks sowie Getränkezubereitungsvorrichtung zur Ausübung des Verfahrens
DE102009016506A1 (de) * 2009-04-08 2010-10-14 Melitta System Service Gmbh & Co Kg Verfahren zum Erzeugen eines frischen kalten Kaffeegetränks und eine entsprechende Kaffeemaschine

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011019907A (ja) 2011-02-03
EP2278240A2 (de) 2011-01-26
EP2278240B1 (de) 2018-08-15
EP2278240A3 (de) 2016-07-06
US20110014339A1 (en) 2011-01-20
PL2278240T3 (pl) 2019-01-31
US9182169B2 (en) 2015-11-10
DE102009033507A1 (de) 2011-01-20
ES2690732T3 (es) 2018-11-22
DK2278240T3 (en) 2018-10-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5447247B2 (ja) アイスコーヒ製造装置およびアイスコーヒ製造方法
JP5411252B2 (ja) 飲料製造方法および該方法を実施するための飲料調製装置
US20200015622A1 (en) Method for preparing a fresh brewed cold coffee beverage and coffee machine for conducting such method
US8826688B2 (en) Beverage dispenser
US8479953B2 (en) Beverage dispenser
US8479534B2 (en) Beverage dispenser
JP2008119282A (ja) 飲料供給装置
JP2019501356A5 (ja)
JP2008101833A (ja) 飲料供給装置の温水タンク
KR102392193B1 (ko) 제빙용수 분사 노즐을 이용하여 제빙하는 제빙기, 이를 구비하는 음용수 공급장치 및 냉장고
CN209770057U (zh) 多功能饮品机
JP2010277225A (ja) 飲料提供装置
CN111107772A (zh) 加热装置和设备
CN221635559U (zh) 咖啡冷却装置以及咖啡机
CN220608125U (zh) 气泡水机
KR102717383B1 (ko) 펌프를 구비하는 냉수기 및 그 제어방법
CN220119624U (zh) 一种易清洗可拆卸的热饮制冷装置
CN218410302U (zh) 一种饮用水供给系统及制冰机
CN212165601U (zh) 可致冷的饮品冲泡装置
CN114732285A (zh) 制作凉白开的水路系统及饮水机
JPH0950578A (ja) 自動販売機
WO2021141931A1 (en) Integrated method to brew, chill, heat, and filter
CN116558170A (zh) 一种易清洗可拆卸的热饮制冷装置及其制冷方法
JPH0138706Y2 (ja)
JP2004097418A (ja) 血行促進装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130111

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131127

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131128

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131216

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5447247

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250