JPH0138706Y2 - - Google Patents

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JPH0138706Y2
JPH0138706Y2 JP1987062731U JP6273187U JPH0138706Y2 JP H0138706 Y2 JPH0138706 Y2 JP H0138706Y2 JP 1987062731 U JP1987062731 U JP 1987062731U JP 6273187 U JP6273187 U JP 6273187U JP H0138706 Y2 JPH0138706 Y2 JP H0138706Y2
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heat
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brine
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  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は飲料の予備冷却、補助加熱等を行なう
飲料自動販売機に関するものである。
(従来の技術) 従来、高温で抽出された飲料と熱交換を行なう
熱交換装置を備えた飲料自動販売機において、こ
の高温飲料の流通する冷却管を冷却水の循環する
冷却タンク内に配管したものが知られており、高
温飲料を冷却タンク内の冷却水の顕熱にて冷し、
コールド飲料を販売している(特開昭52−23000
号、特開昭61−196398号)。
この飲料自動販売機においては、高温飲料を冷
却する冷却媒体が液体の水であるため、この冷却
媒体を冷却するとしても0℃以下にまで冷却する
ことができず、熱保有量が多少小さなものとなつ
ている。従つて、この欠点を解消するため冷却タ
ンク内の冷却水を冷凍機にて常時冷却するととも
に、循環ポンプにて循環し冷却タンク内の冷却水
を常時低温に保つようにしている。
しかしながら、この飲料自動販売機では冷却水
を低温に保つため常時冷凍機を駆動することを要
するし、また、この冷凍機と水との間の熱交換量
が小さく、運転効率も低くならざるを得なかつ
た。
このような従来の飲料自動販売機の問題点を解
消するため、第2図に示す飲料自動販売機を出願
人は提案している。(実開昭63−107092号公報
((実願昭61−198758号)))。
即ち、10は給湯タンク、20はコーヒー抽出
装置、30は熱交換装置、40は製氷機である。
前記給湯タンク10には水道水が供給され、該
水道水をヒータ11にて沸かした湯を貯蔵してい
る。前記コーヒー抽出装置20には前記給湯タン
ク10の湯及びコーヒーミル21によつて粉砕さ
れたコーヒー粉が供給されコーヒー液を抽出す
る。また、該コーヒー液はミキシングボール22
に供給され、砂糖、クリーム等と混合して該ミキ
シングボール22の下側に取付けられたソレノイ
ドバルブ23によりホツトコーヒー用受け24或
いはアイスコーヒー用受け25に振分けられる構
造となつている。
前記熱交換装置30は第3図にも示すように、
横長箱状の容器31と該容器31の内面に装着さ
れた冷凍機300の蒸発器32とを備え、該容器
31内には融解潜熱を蓄積する蓄冷熱剤33が充
填されている。また、該容器31の上部には該蓄
冷熱剤33に浸漬した飲料流通路34が配設さ
れ、前記アイスコーヒー用受け25のコーヒー液
が飲料流通路34を通り、更に、アイスコーヒー
用パイプ35に流出するようになつている。
かかる飲料自動販売機によれば、前記コーヒー
抽出装置20により抽出され、砂糖等と混合した
コーヒー液は、前記熱交換装置30の飲料流通路
34において前記蓄冷熱剤33により冷却され
る。この冷却されたコーヒー液はアイスコーヒー
用パイプ35を介してカツプA内に注入され、前
記製氷機40から供給された氷塊41と混合して
アイスコーヒーが販売される。
(考案が解決しようとする課題) 前記後者の飲料自動販売機では、前記蓄冷熱剤
33が前記蒸発器32により十分に冷却されてい
ることから、数杯の搬出においては飲料の冷却性
能にはそれほど影響がない。しかしながら、該蓄
冷熱剤33は対流するものではないから、前記高
温飲料の冷却は前記飲料流通路34の周辺の蓄冷
熱剤33によつてのみ冷却され、連続的に多数杯
飲料を搬出するときは、該周辺の蓄冷熱剤33が
多量に融解し該飲料を十分に冷却することができ
ないという問題点を有していた。また、融解した
蓄冷熱剤33を冷却するため冷凍機300を駆動
するときも、該蓄冷熱剤33の冷却を効率良く行
なうことができなかつた。
本考案の目的は、前記従来の問題点に鑑み、連
続的に飲料を多数杯搬出するときも、飲料の冷却
等を十分に行なうことができる飲料自動販売機を
提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記目的を達成するため、高温で抽出
された飲料と熱交換を行なう熱交換装置を備えた
飲料自動販売機において、前記熱交換装置は冷却
源或いは加熱源の少なくとも一つを備えるととも
に、内容器と該内容器の外側に設けられた外容器
とを備え、該内容器内には顕熱を蓄積する液体状
の熱交換媒体を、該各容器間には融解潜熱を蓄積
する蓄冷熱剤をそれぞれ収容し、また、該内容器
内には前記飲料が流通する飲料流通路を設けると
ともに、吐出口及び吸込口がそれぞれ該内容器内
に連通する熱交換媒体循環管路を設け、該熱交換
媒体循環管路には循環ポンプを設けたことを特徴
とする。
(作用) 本考案によれば、冷却源或いは加熱源により熱
交換媒体及び蓄冷熱剤が冷却或いは加熱され、熱
交換媒体には顕熱が蓄積され、蓄冷熱剤には融解
潜熱が蓄積される。この熱交換媒体は循環ポンプ
により熱交換媒体循環管路に循環し内容器内の熱
交換媒体が対流し、撹拌される。これにより、熱
交換媒体と飲料流通路内の飲料との間で熱交換が
効率良く行なわれる。一方、この対流現象により
熱交換媒体と蓄冷熱剤との間でも効率良く熱交換
が行なわれ、蓄冷熱剤の熱が効率良く飲料に伝達
される。
(実施例) 第1図は本考案に係る飲料自動販売機を示すも
ので、従来例と同一構成部分は同一符号をもつて
表わすとともに、給湯タンク、コーヒー抽出装置
及び製氷機等は同一の構成となつているから、そ
の図面及び説明を省略する。
本考案の特徴とするところは、熱交換装置を熱
交換媒体(ブライン)と蓄冷熱剤により2層に構
成し、更に、該ブラインを撹拌するブライン循環
管路及び循環ポンプを設けた点にある。即ち、5
0は熱交換装置、60は該熱交換装置50の冷却
源、70は該熱交換装置50の加熱源、80は該
熱交換装置50に連結したブライン循環管路であ
る。
前記熱交換装置50は横長箱状の内容器51
と、該内容器51の外側に所定間〓をおいて配置
された外容器52とからなり、該各容器51,5
2は蓋体53により閉鎖されている。また、該内
容器51内には顕熱を蓄積する液体状の熱交換媒
体例えばブライン54を、該各容器51,52の
間〓には所定温度で潜熱を蓄える例えば有機系の
蓄冷熱剤55をそれぞれ収容している。また、前
記内容器51の上部には該ブライン54に浸潰し
た箱状の飲料流通路56が配設されており、該飲
料流通路56の底板56aは該内容器51の長手
方向一端に向うに従つて下方に傾斜して形成し、
該下端側には該内容器51の側壁を貫通する出口
56bを設け、また、上端側には前記アイスコー
ヒー用受け25に連結した飲料供給用パイプ25
aの下端が臨んでいる。更に、前記飲料流通路5
6の出口56bはカツプ(図示しない)にコーヒ
ー液を供給するアイスコーヒー用パイプ35に連
結している。
前記冷却源60は冷凍サイクルを構成し、その
蒸発器61はパイプ状に形成するとともに、該内
容器51の側壁内周面にロー付けされ、その一端
はキヤピラリーチユーブ62を介して冷凍機63
の凝縮器(図示しない)に、他端は該冷凍機63
の圧縮機(図示しない)に連結し、前記ブライン
54を冷却するようになつている。
前記加熱源70は電源71に接続したセラミツ
クヒータ72を有し、該セラミツクヒータ72は
該内容器51内のブライン54に浸漬している。
前記ブライン循環管路80はその吐出口81及
び吸込口82を前記各容器51,52の底部に貫
通させるとともに、その途中に循環ポンプ83を
設け、図中矢印に示すようにブライン54を循環
させるようになつている。
本実施例によれば、夏期においては、前記冷凍
機63及び前記循環ポンプ83を駆動する。該冷
凍機63の駆動により前記蒸発器61にて吸熱作
用が行なわれ、前記内容器51内のブライン54
及び蓄冷熱剤55が冷却される。このとき、蓄冷
熱剤55が融解潜熱を蓄積するから蓄冷熱剤55
の熱保有量が大きなものとなつている。また、該
循環ポンプ83の駆動により該ブライン54が前
記ブライン循環管路80に循環し、該内容器51
内のブライン54が対流、撹拌され、該内容器5
1内の温度分布が均一化される。
前述の如く前記ブライン54及び前記蓄冷熱剤
55を冷却した状態で、高温の湯でコーヒー液を
抽出し、前記アイスコーヒー用受け25に流下す
るときは、該コーヒー液は飲料供給パイプ25a
を介して前記熱交換装置50の前記飲料流通路5
6に供給され、前記底板56aの上端側から出口
56bに向つて流れる。該コーヒー液は該底板5
6aの流下途中で該ブライン54と熱交換を行な
い低温となつて、前記アイスコーヒー用パイプ3
5に流通する。そして、コーヒー液及び製氷機
(図示しない)の氷塊をカツプに供給しアイスコ
ーヒーが提供される。
このように、冷凍機63によりブライン54及
び蓄冷熱剤55が冷却された後は、このブライン
54が蓄冷熱剤55により常時冷却され、従来の
如く常時冷凍機を駆動することを要しない。ま
た、ブライン54は前記循環ポンプ83により対
流しているから、蓄冷熱剤55の熱が効率良くブ
ライン54に伝達し、連続的にアイスコーヒーを
販売するときでも前記飲料流通路56が対流する
ブライン54により常に冷却され、従来の如く、
冷却不足となることはない。また、前記氷塊がカ
ツプ内で大量に融解することがないから、アイス
コーヒーの風味も損なわれることがない。
また、冬期においては、前記冷凍機63及び製
氷機の駆動を停止させる一方、前記セラミツクヒ
ータ72を発熱させ、かつ、前記循環ポンプ83
を駆動する。これにより、前記内容器51内のブ
ライン54及び蓄冷熱剤55が加熱されるととも
に、前述と同様に蓄冷熱剤55の熱が効率良くブ
ライン54に伝達される。従つて、寒冷地におい
て、コーヒー液が抽出、搬出工程で冷却されると
きにも、該コーヒー液は前記ブライン54により
常に補助加熱され、高温のホツトコーヒーを常に
販売できる。
尚、前記実施例では冷却源60及び加熱源70
の両者を前記熱交換装置50に設けているが、い
ずれか一方を設けるようにしても良い。また、前
記実施例では前記蒸発器61を内容器51の内面
に設けているが、前記外容器52に設けるように
しても良い。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、内容器
内には顕熱を蓄積する液体状の熱交換媒体を、内
容器と外容器との間には融解潜熱を蓄積する蓄冷
熱剤をそれぞれ収容しているから、蓄冷熱剤には
多量に熱が保有され、この蓄冷熱剤の熱により熱
交換媒体が冷却或いは加熱される。従つて、従来
の如く冷凍機を常時駆動することなく飲料を冷却
することができる。また、熱交換媒体は循環ポン
プ及び熱交換媒体循環管路により対流するから、
熱交換媒体と蓄冷熱剤との間の熱交換、熱交換媒
体と飲料との熱交換がそれぞれ効率良く行なわ
れ、連続的に多数杯の飲料を販売する場合にあつ
ても飲料を十分に冷却或いは加熱することができ
るという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る飲料自動販売機の要部を
示す概略断面図、第2図は飲料自動販売機の概略
構成図、第3図は従来の飲料自動販売機の熱交換
装置を示す概略断面図である。 図中、50……熱交換装置、51……内容器、
52……外容器、54……熱交換媒体(ブライ
ン)、55……蓄冷熱剤、56……飲料流通路、
60……冷却源、70……加熱源、80……熱交
換媒体循環管路(ブライン循環管路)、81……
吐出口、82……吸込口、83……循環ポンプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 高温で抽出された飲料と熱交換を行なう熱交換
    装置を備えた飲料自動販売機において、前記熱交
    換装置は冷却源或いは加熱源の少なくとも一つを
    備えるとともに、内容器と該内容器の外側に設け
    られた外容器とを備え、該内容器内には顕熱を蓄
    積する液体状の熱交換媒体を、該各容器間には融
    解潜熱を蓄積する蓄冷熱剤をそれぞれ収容し、ま
    た、該内容器内には前記飲料が流通する飲料流通
    路を設けるとともに、吐出口及び吸込口がそれぞ
    れ該内容器内に連通する熱交換媒体循環管路を設
    け、該熱交換媒体循環管路には循環ポンプを設け
    たことを特徴とする飲料自動販売機。
JP1987062731U 1987-04-27 1987-04-27 Expired JPH0138706Y2 (ja)

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JP1987062731U JPH0138706Y2 (ja) 1987-04-27 1987-04-27

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JPS63171882U JPS63171882U (ja) 1988-11-08
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61196398A (ja) * 1985-02-27 1986-08-30 サンデン株式会社 カツプ式飲料自動販売機

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61196398A (ja) * 1985-02-27 1986-08-30 サンデン株式会社 カツプ式飲料自動販売機

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JPS63171882U (ja) 1988-11-08

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