JP5446483B2 - エレベータ用セキュリティシステム - Google Patents

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この発明は、エレベータ用セキュリティシステムに関するものである。
一般に、入館用セキュリティシステム制御装置は、建築物の出入り口に設けられた出入り口管理用カード識別装置に読み込まれたカードの識別情報に基づいて、出入り口の通行許可を管理する。これにより、入館用セキュリティシステムが構築される(例えば、特許文献1参照)。
また、エレベータ制御装置は、建築物内のエレベータに設けられたエレベータ管理用カード識別装置に読み込まれたカードのエレベータ管理情報に基づいて、エレベータの動作を管理する。これにより、カードリーダ付きエレベータ用セキュリティシステムが構築される。
上記両セキュリティシステムが混在する場合、入館用セキュリティシステム制御装置は、カードの識別情報と出入り口の通行許可情報を対応付けて記憶したデータテーブルを必要とし、エレベータ制御装置は、識別情報とエレベータ管理情報とを対応付けて記憶したデータテーブルを必要とする。
特開2008−7941号公報
即ち、入館用セキュリティシステムとエレベータ用セキュリティシステムが混在すると、両セキュリティシステム毎に別個のデータテーブルが必要となり、コストが上昇するとともに、データテーブルの管理が面倒となるという問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、コスト上昇を抑えつつ、入館用セキュリティシステム及びエレベータ用セキュリティシステムのデータテーブルの管理を容易に行うことができるエレベータ用セキュリティシステムを提供することである。
この発明に係るエレベータ用セキュリティシステムは、建築物の出入り口に設けられ、カードから識別情報を読み込む出入り口管理用カード識別装置と、前記出入り口管理用カード識別装置に読み込まれたカードの識別情報に基づいて、前記出入り口の通行許可を管理する出入り口管理装置と、を備え、前記出入り口管理装置は、前記識別情報を、前記建築物内のエレベータの動作を管理するためのエレベータ管理情報と前記エレベータ管理情報の更新を管理するための更新管理情報とに対応付けて書換え可能に記憶し、前記更新管理情報に基づいて、前記出入り口管理用カード識別装置に、前記カードのエレベータ管理情報を、記憶したエレベータ管理情報に書換えさせ、前記出入り口管理用カード識別装置は、制御装置が前記エレベータの動作を制御する際に前記エレベータの乗場又はかごに設けられたエレベータ管理用カード識別装置により前記エレベータ管理情報が読み込まれた日時と比較する日時として、前記識別情報を読み込んだときのカード操作日時を前記カードに書き込むものである。
この発明によれば、コスト上昇を抑えつつ、入館用セキュリティシステム及びエレベータ用セキュリティシステムのデータテーブルの管理を容易に行うことができる。
この発明の実施の形態1におけるエレベータ用セキュリティシステムのシステム構成図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータ用セキュリティシステムに利用されるデータテーブルを示す図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータ用セキュリティシステムに利用されるカード内情報の書換えを説明するための図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータ用セキュリティシステムの動作を説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態2におけるエレベータ用セキュリティシステムに利用されるデータテーブルを示す図である。 この発明の実施の形態2におけるエレベータ用セキュリティシステムに利用されるカード内情報の書換えを説明するための図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータ用セキュリティシステムの動作を説明するためのフローチャートである。
この発明を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータ用セキュリティシステムのシステム構成図である。
図1において、1は建築物である。この建築物1は、5階建てとなっている。この建築物1の1階一側には、出入り口2が設けられる。この出入り口2には、フラッパーゲート3が設けられる。このフラッパーゲート3の入口側には、出入り口管理用カード識別装置4が設けられる。この出入り口管理用カード識別装置4は、カードリーダライタからなる。
即ち、出入り口管理用カード識別装置4は、建築物1の利用者に対して発行されたカード(図示せず)内の情報を読み込んだり、カード内の情報を書き換えたりする機能を備える。具体的には、出入り口管理用カード識別装置4は、カード内の識別情報を読み込んだり、カード操作日時をカードに書き込んだりする。
5はエレベータの昇降路である。この昇降路5は、建築物1の各階を貫くように形成される。昇降路5内には、かご6及びつり合おもり7が配置される。また、昇降路5上方には、機械室8が設けられる。この機械室8には、巻上機9、そらせ車10、駆動機11が設けられる。巻上機9、そらせ車10には、主索12が巻き掛けられる。この主索12の両端に、それぞれかご6及びつり合おもり7が連結される。かかる構成のエレベータにおいては、巻上機9が駆動機11により回転駆動される。この回転駆動により、主索12が移動される。この主索12の移動に追従して、かご6及びつり合おもり7が昇降する。
13は乗場操作盤である。この乗場操作盤13は、建築物1の各階のエレベータ乗場に設けられる。この乗場操作盤13は、エレベータ利用者により乗場呼びが入力される。14はエレベータ管理用の乗場カード識別装置である。この乗場カード識別装置14は、建築物1の各階のエレベータ乗場に設けられる。この乗場カード識別装置14は、カードリーダからなる。即ち、乗場カード識別装置14は、カード内のエレベータ管理情報を読み込む機能を備える。このエレベータ管理情報は、エレベータの動作を管理するための情報である。
15はかご呼び操作盤である。このかご呼び操作盤15は、かご6内に設けられる。このかご呼び操作盤15は、エレベータ利用者によりかご呼びが入力される。16はエレベータ管理用のかご内カード識別装置である。このかご内カード識別装置16は、かご6内に設けられる。このかご内カード識別装置16は、カードリーダからなる。即ち、かご内カード識別装置16は、カード内のエレベータ管理情報を読み込む機能を備える。
かかる乗場操作盤13、乗場カード識別装置14、かご呼び操作盤15、かご内カード識別装置16は、エレベータ制御盤17に接続される。エレベータ制御盤17は、乗場カード識別装置14、かご内カード識別装置16が読み込んだエレベータ管理情報に基づいて、エレベータの動作を管理する機能を備える。具体的には、エレベータ制御盤17は、乗場操作盤13、かご呼び操作盤15の操作が有効であるか否かを判断して、エレベータの動作を制御する。
18は入館用セキュリティシステム制御装置である。この入館用セキュリティシステム制御装置18は、出入り口管理用カード識別装置4に接続される。この入館用セキュリティシステム制御装置18は、記憶装置19を備える。この記憶装置19は、識別情報としてのカード番号と氏名とが対応したデータテーブルを記憶する。そして、入館用セキュリティシステム制御装置18は、出入り口管理用カード識別装置4に読み込まれたカードの識別情報に基づいて、出入り口2の通行許可を管理する出入り口管理装置として機能する。
本実施の形態においては、記憶装置19は、識別情報がエレベータ管理情報と更新管理情報とに対応したデータテーブルを、書換え可能に記憶する。そして、入館用セキュリティシステム制御装置18は、出入り口管理用カード識別装置4に読み込まれたカードの識別情報に対応した更新管理情報が記憶装置19に記憶された更新管理情報と一致しない場合は、出入り口管理用カード識別装置4に、カードの更新管理情報とエレベータ管理情報とを、記憶した更新管理情報とエレベータ管理情報とに書換えさせる。
次に、図2を用いて、記憶装置19内に記憶されたデータテーブルの内容を詳細に説明する。
図2はこの発明の実施の形態1におけるエレベータ用セキュリティシステムに利用されるデータテーブルを示す図である。
図2に示すように、記憶装置19のデータテーブル項目は、カード番号、氏名、他設備管理番号(利用階情報)、更新回数番号からなる。カード番号は、上述したように、各カードの識別情報となるものである。氏名は、各カードの所有者を示すものである。他設備管理番号(利用階情報)は、エレベータ管理情報を示すものである。具体的には、「2、3」と記載されている場合、エレベータを利用して2階、3階へ行くことが許可されていることを示している。更新回数番号は、各カードに対して、他設備管理番号の書換えが何回行われたかを示すものである。
ここで、データ管理者が、カード番号「2345」に対応した他設備管理番号を書き換えるとする。この場合、データ管理者は、入力装置等(図示せず)を用いて、カード番号「2345」に対応した他設備管理番号を「5、6」から「4、5」に書き換える。このとき、カード番号「2345」に対応した更新回数番号は、自動で、書き換えられる。具体的には、図2では、更新回数番号が「0002」から「0003」に書き換えられる。
次に、図3を用いて、記憶装置19の他設備管理番号が書き換えられた場合のカード内情報の書換えを説明する。
図3はこの発明の実施の形態1におけるエレベータ用セキュリティシステムに利用されるカード内情報の書換えを説明するための図である。
図3に示すように、カード内には、カード番号、氏名、他設備管理番号(利用階情報)、更新回数番号、最終操作日時が記憶される。カード番号は、記憶装置19に記憶されたカード番号と対応するものである。他設備管理情報は、記憶装置19に記憶された他設備管理番号に対応するものである。更新回数番号は、記憶装置19に記憶された更新回数番号と対応するものである。最終操作日時は、カードが出入り口管理用カード識別装置4に操作されたときのカード操作日時を示すものである。
上述したように、記憶装置19では、カード番号「2345」に対応した他設備管理番号と更新回数番号とは、それぞれ、「4、5」、「0003」に書き換えられている。このとき、更新前のカード内情報の更新回数番号は、「0002」であり、記憶装置19に記憶された更新回数番号「0003」と一致しない。従って、更新後のカード内情報は、記憶装置19の更新回数番号に対応したものに書き換えられる。具体的には、他設備管理番号、更新回数番号が、それぞれ、「4、5」、「0003」に書き換えられる。また、これと同時に、最終操作日時が、「2009/3/29」から「2009/4/1」に書き換えられる。
次に、図4を用いて、建築物1へ入館する際のエレベータ用セキュリティシステムの動作を説明する。
図4はこの発明の実施の形態1におけるエレベータ用セキュリティシステムの動作を説明するためのフローチャートである。
まず、ステップS1では、出入り口管理用カード識別装置4でのカードの読み取りがあるか否かが判断される。カードの読み取りがない場合は、ステップS1が繰り返される。一方、カードの読み取りがあった場合は、ステップS2に進む。ステップS2では、読み取ったカード番号が、記憶装置19のデータテーブルに存在するか否かが判断される。読み取ったカード番号がデータテーブルに存在する場合は、ステップS3に進む。
ステップS3では、データテーブルの更新回数番号とカード内の更新回数番号が一致するか否かが判断される。データテーブルの更新回数番号とカード内の更新回数番号が一致しない場合は、ステップS4に進む。ステップS4では、カード内の他設備管理番号(利用階情報)と更新回数番号をデータテーブルの値を使用して書き換え、ステップS5に進む。ステップS5では、カードに最終操作日時として現在日時を書き込み、ステップS6に進む。ステップS6では、ID判定OKと判断し、フラッパーゲート3の通行を許可し、ステップS1に戻る。
一方、ステップS3で、データテーブルの更新回数番号とカード内の更新回数番号が一致する場合は、ステップS4を経由せずに、ステップS5、S6に進み、上記動作を行う。なお、ステップS2で、読み取ったカード番号がデータテーブルに存在しない場合は、ステップS7に進み、ID判定NGと判断し、ステップS1に戻る。
そして、フラッパーゲート3の通行を許可された者は、エレベータを利用する際、乗場カード識別装置14やかご内カード識別装置16でカード操作を行う。これにより、カード内のエレベータ管理情報が読み取られ、エレベータの動作が制御される。具体的には、エレベータは、カード内情報の利用階情報に対応した階以外の階には、サービスしないように制御される。これにより、建築物1のセキュリティが確保される。
このとき、エレベータ制御盤17は、乗場カード識別装置14がカードのエレベータ管理情報を読み込んだ日時とカードに記憶された最終操作日時との比較結果に基づいて、エレベータの動作を制御する。具体的には、カードのエレベータ管理情報が読み込まれた日時とカードに記憶された最終操作日時との差が予め決められた時間以上ある場合は、エレベータが停止される。
以上で説明した実施の形態1によれば、入館用セキュリティシステム制御装置18は、識別情報を、エレベータ管理情報とエレベータ管理情報の更新を管理するための更新管理情報とに対応付けて書換え可能に記憶する。そして、入館用セキュリティシステム制御装置18は、更新管理情報に基づいて、出入り口管理用カード識別装置4に、カードのエレベータ管理情報を、記憶したエレベータ管理情報に書換えさせる。
具体的には、入館用セキュリティシステム制御装置18は、出入り口管理用カード識別装置4に読み込まれたカードの識別情報に対応した更新管理情報が記憶した更新管理情報と一致しない場合、出入り口管理用カード識別装置4に、カードの更新管理情報とエレベータ管理情報とを、記憶した更新管理情報とエレベータ管理情報とに書換えさせる。
このため、高価な演算機能を入館用セキュリティシステム制御装置18に集約することができ、セキュリティシステムのエネルギー消費量を削減するとともに、コスト上昇を抑えることができる。また、入館用セキュリティシステム及びエレベータ用セキュリティシステムのデータテーブルの管理を容易に行うことができる。さらに、カード所有者が意識することなく、エレベータの利用階情報を書き換えることができる。
即ち、入館用セキュリティシステム及びエレベータ用セキュリティシステムが、個々にデータテーブルを記憶している場合は、各カードに対応した情報を両システムに登録する必要があるし、カードを紛失した場合は、両システムで失効処理して、カードの利用を停止させなければならない。また、両システムでの処理を行うことは、一方の処理を忘れがちとなり、作業ミスを誘発する原因にもなる。しかし、本実施の形態のセキュリティシステムを利用すれば、入館用セキュリティシステム側の作業のみに集約することができるため、情報提供を適切に行って上記問題点を解消することができる。
また、エレベータ制御盤17は、乗場カード識別装置14がカードのエレベータ管理情報を読み込んだ日時とカードに記憶された最終操作日時との比較結果に基づいて、エレベータの動作を制御する。具体的には、カードのエレベータ管理情報が読み込まれた日時とカードに記憶された最終操作日時との差が予め決められた時間以上ある場合は、エレベータが停止される。このため、入館用セキュリティシステム制御装置18に通行許可されていないカード所有者がエレベータを利用することを防止することができる。
さらに、本実施の形態におけるセキュリティシステムをゲストカードの運用に適用すれば、受付等でゲストカードの登録を行う際に、利用可能なゲート・扉等の出入り口2とエレベータの利用階等の両方の利用登録が必要となる場合、これらの登録を入館用セキュリティシステム制御装置18で一元管理することができる。即ち、ゲストの目的に応じて、エレベータの利用階を必要最小限とするためのきめ細かい設定を、エレベータを意識することなく、入館用セキュリティシステム制御装置18側だけで行うことができる。
また、ゲストカードの利用情報の更新は、出入り口2で自動的に行われるため、受付等でのゲスト登録の際、ゲストカード内の利用情報をなんら確認する必要がない。即ち、入館用セキュリティシステム制御装置18に所定事項(ゲストの目的、行き先、面会人等)を登録するだけで一連の作業を完了することができるため、ゲスト登録作業を容易に行うことができる。さらに、本実施の形態のセキュリティシステムにより、受付等において、使用済みのゲストカード内の利用情報(ゲスト毎に設定される利用情報)等を個別管理する必要がない。このため、ゲストカードのメンテナンス(利用情報管理)も容易に行うことができる。
実施の形態2.
図5はこの発明の実施の形態2におけるエレベータ用セキュリティシステムに利用されるデータテーブルを示す図である。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態1における記憶装置19のデータテーブルには、更新管理情報として、更新回数番号が記憶されていた。一方、実施の形態2における記憶装置19のデータテーブルには、更新管理情報として、更新フラグが記憶される。
即ち、実施の形態2においては、図5に示すように、記憶装置19のデータテーブル項目は、カード番号、氏名、他設備管理番号(利用階情報)、更新フラグからなる。
ここで、データ管理者が、カード番号「2345」に対応した他設備管理番号を書き換えるとする。この場合、データ管理者は、入力装置等を用いて、カード番号「2345」に対応した他設備管理番号を「5、6」から「4、5」に書き換える。このとき、カード番号「2345」に対応した更新フラグは、自動で、「オフ」から「オン」に書き換えられる。この更新フラグは、カードの書換えが終了すると、「オフ」に戻り消去されるように設定される。
次に、図6を用いて、記憶装置19の他設備管理番号が書き換えられた場合のカード内情報の書換えを説明する。
図6はこの発明の実施の形態2におけるエレベータ用セキュリティシステムに利用されるカード内情報の書換えを説明するための図である。
図6に示すように、更新前のカード内には、カード番号、他設備管理番号(利用階情報)、最終操作日時が記憶されている。このとき、上述したように、記憶装置19内のデータテーブルでは、カード番号「2345」の更新フラグがオンとなっている。このため、出入り口管理用カード識別装置4に読み込まれたカードの他設備管理番号は、「5、6」から「4、5」に書き換えられる。また、これと同時に、最終操作日時が、「2009/3/29」から「2009/4/1」に書き換えられる。
次に、図7を用いて、建築物1へ入館する際のエレベータ用セキュリティシステムの動作を説明する。
図7はこの発明の実施の形態1におけるエレベータ用セキュリティシステムの動作を説明するためのフローチャートである。
まず、ステップS11では、出入り口管理用カード識別装置4でのカードの読み取りがあるか否かが判断される。カードの読み取りがない場合は、ステップS11が繰り返される。一方、カードの読み取りがあった場合は、ステップS12に進む。ステップS12では、読み取ったカード番号が、記憶装置19のデータテーブルに存在するか否かが判断される。読み取ったカード番号がデータテーブルに存在する場合は、ステップS13に進む。
ステップS13では、データテーブルの更新フラグがオフか否かが判断される。データテーブルの更新フラグがオンの場合は、ステップS14に進む。ステップS14では、カード内の他設備管理番号(利用階情報)をデータテーブルの値を使用して書き換えるとともに、更新フラグをオフにし、ステップS15に進む。ステップS15では、カードに最終操作日時として現在日時を書き込み、ステップS16に進む。ステップS16では、ID判定OKと判断し、フラッパーゲート3の通行を許可し、ステップS11に戻る。
一方、ステップS13で、データテーブルの更新フラグがオフの場合は、ステップS14を経由せずに、ステップS15、S16に進み、上記動作を行う。なお、ステップS12で、読み取ったカード番号がデータテーブルに存在しない場合は、ステップS17に進み、ID判定NGと判断し、ステップS1に戻る。
以上で説明した実施の形態2によれば、記憶装置19のデータテーブルの更新フラグの有無で、カード内情報の書換え判定を行う。即ち、カード内情報として更新回数番号を必要としない。このため、実施の形態1に比べ、カード内の情報量を削減することができ、カード内情報の読み込み、書き込みの高速化を図ることができる。
1 建築物、 2 出入り口、 3 フラッパーゲート、
4 出入り口管理用カード識別装置、 5 昇降路、 6 かご、
7 つり合おもり、 8 機械室、 9 巻上機、 10 そらせ車、
11 駆動機、 12 主索、 13 乗場操作盤、 14 乗場カード識別装置、
15 かご呼び操作盤、 16 かご内カード識別装置、 17 エレベータ制御盤、
18 入館用セキュリティシステム制御装置、 19 記憶装置

Claims (4)

  1. 建築物の出入り口に設けられ、カードから識別情報を読み込む出入り口管理用カード識別装置と
    記出入り口管理用カード識別装置に読み込まれたカードの識別情報に基づいて、前記出入り口の通行許可を管理する出入り口管理装置と、
    を備え、
    前記出入り口管理装置は、前記識別情報を、前記建築物内のエレベータの動作を管理するためのエレベータ管理情報と前記エレベータ管理情報の更新を管理するための更新管理情報とに対応付けて書換え可能に記憶し、前記更新管理情報に基づいて、前記出入り口管理用カード識別装置に、前記カードのエレベータ管理情報を、記憶したエレベータ管理情報に書換えさせ
    前記出入り口管理用カード識別装置は、制御装置が前記エレベータの動作を制御する際に前記エレベータの乗場又はかごに設けられたエレベータ管理用カード識別装置により前記エレベータ管理情報が読み込まれた日時と比較する日時として、前記識別情報を読み込んだときのカード操作日時を前記カードに書き込むことを特徴とするエレベータ用セキュリティシステム。
  2. 前記出入り口管理装置は、前記更新管理情報として、前記エレベータ管理情報の更新回数を記憶し、前記カードに記憶された更新回数と記憶した更新回数が一致しない場合は、前記出入り口管理用カード識別装置に、前記カードのエレベータ管理情報と更新回数を、記憶したエレベータ管理情報と更新回数とに書換えさせることを特徴とする請求項1記載のエレベータ用セキュリティシステム。
  3. 前記出入り口管理装置は、前記更新管理情報として、前記エレベータ管理情報の更新フラグを記憶し、前記更新フラグが対応付けられた識別情報を記憶したカードが前記出入り口管理用カード識別装置に読み込まれた場合に、前記出入り口管理用カード識別装置に、前記更新フラグが対応付けられた識別情報を記憶したカードのエレベータ管理情報を、記憶したエレベータ管理情報に書換えさせるとともに、前記更新フラグの記憶を消去することを特徴とする請求項1記載のエレベータ用セキュリティシステム。
  4. 前記出入り口管理装置は、前記エレベータ管理情報として、前記エレベータの利用階を記憶したことを特徴とする請求項1〜請求項のいずれかに記載のエレベータ用セキュリティシステム。
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