JP5446175B2 - 振動型センサ - Google Patents

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本発明は、加速度などの影響に伴う力が加わることによる圧電振動片の共振周波数の変化を検出する振動型センサに関する。
加えられた加速度などの影響に伴う力を測定する力センサとして、振動型センサが知られている。この振動型センサは、加速度などの影響に伴う力が加わることによって生じる圧電振動片の共振周波数の変化を検出することで力の大きさを検出する(例えば、非特許文献1、特許文献1参照)。
以下に、振動型センサの一例として加速度センサを用い構成を説明する。図8は、従来の加速度センサの概略を示す斜視図である。図8に示すように、加速度センサ500は、基台101に形成された2つの接続台102,103と、接続台102,103に接続された振動片100を有している。振動片100は、水晶などの圧電材料を用いて形成されており、貫通孔104によって分割された振動腕105,106と、振動腕105,106の両端部から延設された第1の基部107、第2の基部108の2つの基部とが形成されている。
ここで、加速度センサ500に振動片100の厚さ方向(P方向)の加速度が加わる例を用い、加速度の検出動作を簡単に説明する。加速度センサ500に加速度が加わると、基台101は、第2の基部108側の第2基台部101aが基台101に形成されたヒンジ109を支点として回転方向に移動するので撓む。加速度センサ500は、この撓みによって生じる振動腕105,106の変形による共振周波数の変化を検出することで加えられた加速度の大きさを検出する。このときの検出感度は、式(1)で表されるとおりであり、振動腕の長さl(エル)が長いほど良くなることがわかる。
Figure 0005446175
1:支持などにより決定される定数、m:質量、a:加速度、E:弾性定数、l:振動腕の腕長、t:振動片の厚さ、w:振動腕の腕幅。
また、第1の基部107、第2の基部108には、振動腕105,106からの洩れ振動が伝播される。このため、振動片100と基台101との接続は、洩れ振動の影響を受けない振動腕105,106から離れた位置で行うことが必要となる。しかしながら、前述の加速度センサ500は、振動腕105,106と第1の基部107、第2の基部108とが、振動腕105,106の長さ方向に直列配置されているため、双方の長さが加わることになり、高感度、小型化には適さなかった。
この課題に対応するように、図9に示すような加速度センサが提案されている(例えば、特許文献2参照)。図9は、従来の加速度センサを示し(a)は平面図、(b)は(a)のQ−Q断面図である。図9に示すように、本例の加速度センサ600は、基台201a,201bに振動片200が接続されている。
振動片200は、前例と同様に水晶などの圧電材料を用いて形成されている。振動片200は、振動腕205,206と、第1の基部207、第2の基部208の2つの基部と、延長部210,211と、支持部212,213,214,215とが一体的に形成されている。振動腕205,206は、貫通孔204によって分割された2つの梁形状であり、その延伸方向(長手方向)の両端が第1の基部207および第2の基部208に延設されている。第1の基部207および第2の基部208は、振動腕205,206の延伸方向に延設されており、振動腕205,206との接続側と反対側の端部から振動腕205,206の延伸方向と交差する方向に延設された延長部210,211が形成されている。支持部212,213,214,215は、延長部210,211の両端からそれぞれが振動腕205,206の延伸方向の中央部に向かい、振動腕205,206に並行するように延設され、それぞれの端部が間隙を持って相対している。そして、振動片200は、支持部212,213,214,215の前述した端部近傍で接続ピン216などによって基台201a,201bに固定されている。本例では、例えば、振動片200の厚さ方向の加速度(図9(b)に示すF方向)が加わると、基台201aが加速度と反対方向(図9(b)に示すP方向)に移動し、振動腕205,206が撓み共振周波数が変化する。
特表平4−505509号公報(図1) 特開平9−5176号公報(図3) W. C. Albert, "Force sensing using quartz crystal flexure resonators", 38th Annual Frequency Control Symposium 1984, pp233-239
しかしながら、上述した加速度センサ600では、振動片200と基台201a,201bとの固定が支持部212,213,214,215の端部近傍で行われている。換言すれば、支持部212,213,214,215は、接続ピン216などで固定された部分から延長部210,211までの間は固定されていない。このため、加速度などの力が加わると、固定されていない支持部212,213が接続ピン216などで固定された部分を支点として撓む(図9では213aで示す)。この支持部212,213の撓み(213aで示す)が、振動腕205,206の撓みを緩衝させてしまうことになり、基台201aの移動が無駄なく振動腕205,206に伝わることを阻害する。これにより、振動腕205,206の撓みが小さくなることから共振周波数の変化が小さくなり、加速度の検出感度の低下を招いてしまうという課題を有していた。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するように、以下の形態または適用例として実現される。
[適用例1]本適用例の振動型センサは、表裏に主面を有する第1基部および第2基部と、前記第1基部と前記第2基部との間に梁状に延設され、所定の共振周波数にて振動する振動腕と、前記第1基部または前記第2基部の少なくとも一方から前記振動腕の延設方向と交差する方向に延設された延長部と、前記延長部から前記振動腕に並行するように延設されて開放端を有する支持部とを含む振動片と、前記振動片を支持する基台と、を有し、前記振動片の支持は、前記延長部と前記支持部とが交差する領域を含む一主面の接続領域と前記基台とが接続されて行われていることを特徴とする。

本適用例によれば、振動片の支持が、延長部と支持部とが交差する領域を含む一主面の接続領域と基台とが接続されることによって行われている。このため、接続部分と延長部との間に、細長く形成された支持部が存在しない。これにより、加速度が加わったときの支持部の撓み(緩衝作用)が生じ難くなるため、基台の撓みをそのまま振動腕に伝えることが可能となる。従って、僅かな基台の撓みも振動腕の共振周波数の変化として検出することが可能となり、検出感度の低下を防止することが可能となる。即ち、検出感度の高い振動型センサを提供することが可能となる。
[適用例2]上記適用例に記載の振動型センサであって、前記振動腕は、表裏を貫通する貫通孔によって少なくとも2つの梁に分割されていることを特徴とする。
本適用例によれば、少なくとも2つの振動腕が形成されていることから、それぞれの振動腕の共振作用などにより振動腕の振動効率が向上する。これにより、より安定した振動を得ることが可能な振動型センサを提供することが可能となる。
[適用例3]上記適用例に記載の振動型センサであって、前記接続領域は、前記延長部の前記振動腕の延設方向に設けられた端部に達していることを特徴とする。
本適用例によれば、振動片の支持を行う接続領域に、振動腕の延設方向に形成された延長部の端部が含まれている。このため、振動片を固定する領域より振動腕の延設方向外側に、固定されていない振動片の構成部分がないため、振動片の撓みによる緩衝作用がより生じ難くなる。従って、さらに検出感度の高い振動型センサを提供することが可能となる。
[適用例4]上記適用例に記載の振動型センサであって、前記振動片の支持は、前記支持部の前記開放端から前記振動腕の延設方向に設けられた前記延長部の前記端部に達する領域の一主面の接続領域と前記基台とが接続されて行われていることを特徴とする。
本適用例によれば、振動片の基台への支持が、支持部の開放端から、振動腕の延設方向に設けられた延長部の端部に達する領域で行われている。このため、より長い領域での振動片の固定が可能となる。従って、より確実な固定が可能となり、加えて振動片の撓みによる緩衝作用がより生じ難くなる。
[適用例5]上記適用例に記載の振動型センサであって、前記第1基部および前記第2基部は、平面的に幅の狭いくびれ部を有しており、前記くびれ部を介して前記延長部と接続されていることを特徴とする。
本適用例によれば、くびれ部を設けることにより振動腕から延長部、支持部に伝播する振動洩れを減少させることが可能となる。従って、振動腕がより安定した振動を行うことが可能となり、検出感度が高く、且つ、より高精度の振動型センサを提供することが可能となる。
[適用例6]上記適用例に記載の振動型センサであって、前記基台は、溝状に薄肉となるように形成されたヒンジ部を有しており、前記ヒンジ部を基準として一方側の基台に前記第1の基部から延設された支持部が接続され、他方側の基台に前記第2の基部から延設された支持部が接続されていることを特徴とする。
本適用例によれば、溝状のヒンジ部が形成されていることにより、振動片に垂直方向に加わる力のみに撓みを生じさせることができる。これにより、水平方向の力のノイズの影響を受け難くさせることができ、より高精度の振動型センサを提供することが可能となる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。なお、以下で参照する図は、図示の便宜上、部材あるいは縦横の縮尺については実際のものとは異なる模式図である。
(第1実施形態)
第1実施形態として、振動型センサの一例としての加速度センサを図1および図2に示し説明する。図1は、第1実施形態としての加速度センサの概略を示す斜視図である。図2は、第1実施形態としての加速度センサの概略を示し、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A断面図、(c)は(a)の部分拡大図である。
図1および図2(a)、(b)、(c)に示すように、加速度センサ10は、基台23と、基台23に支持された振動片11とを有している。
振動片11は、圧電性材料により形成されている。圧電性材料としては、チタン酸鉛(PbTiO3)、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)、酸化亜鉛(ZnO)、水晶等を使用することができる。本第1実施形態では、周波数温度特性が優れ、高いQ値を有する水晶を使用した場合を例示して説明する。
振動片11(水晶振動片)は、所定の共振周波数にて平面方向に屈曲振動する梁状の振動腕15,16と、振動腕15,16の両端部から延設された第1基部12および第2基部13とを有している。さらに、振動片11は、振動腕15,16の延設方向(図で示すY方向)と交差する方向に第1基部12および第2基部13から延設された延長部17,18と、振動腕15,16に並行するように延長部17,18から延設された支持部19,20,21,22とを有している。
支持部19,20,21,22は、それぞれ延設された端部を開放端19a,20a,21a,22aとして形成されている。
そして、振動腕15,16は、表裏の主面間を貫通する貫通孔14によって分割されて、並行する2つの梁形状に形成されている。なお、振動腕15,16には、例えば、励振電極などの電極が形成されているが図示していない。
基台23は、本例では表裏面の双方に幅方向の一端面25から他端面26にかけて溝部が形成されたヒンジ部24が設けられている。そして、基台23は、ヒンジ部24を基準として2つの領域を有しており、一方の領域である第1基部12側の領域に設けられた第1基台27と、他方の領域である第2基部13側の領域に設けられた第2基台28とを有している。そして、第1基台27が固定台となり、第2基台28が可動台(カンチレバー部と呼ぶこともある)となる。なお、ヒンジ部24は、振動腕15,16の延設方向の中心より第1基部12側に片寄った位置に形成されている。また、本例のヒンジ部24は、表裏面の双方に溝部が形成されているが、いずれか一方の面に溝部が形成されている構成でもよい。
振動片11は、支持部19,20の一主面(裏面)31が固定部32,34の接続領域で第1基台27に支持され、支持部21,22の一主面(裏面)31が固定部33,35の接続領域で第2基台28に支持されるとともに基台23に接着剤などを用いて固定されている。これにより、基台23に振動片11が固定される。なお、図示しない励振電極との接続をとる場合などには導電性の接着剤を用いることも可能である。
図2(a)において斜線で示す固定部32,33,34,35の接続領域について説明する。固定部32,34の接続領域には、延長部17と支持部19,20とが交差する領域である交差領域36,37が含まれ、固定部33,35の接続領域には、延長部18と支持部21,22とが交差する領域である交差領域38,39が含まれている。なお、図2(c)においては、交差領域36,37,38,39は、所定の幅を持った領域で示しているが、延長部17,18の内側の辺17a,18aの延長線が支持部19,20,21,22と交差する略仮想線の領域であってもよい。
そして、固定部32,33,34,35の接続領域のそれぞれは、一端が支持部19,20,21,22の長手方向の中央部にあり、他端が振動腕15,16の延設方向に形成されているそれぞれの延長部17,18の端部29,30まで達している。なお、端部29,30は、振動片11の長手方向における両方の端部でもある。
次に、加速度センサ10における加速度の検出動作について概略を説明する。加速度センサ10の振動腕15,16は、所定の共振周波数で図に示すX軸方向(振動片11の幅方向)に屈曲振動を行っている。この加速度センサ10に、図に示すZ方向の加速度が加わると、第1基台27が固定台として固定されているため質量の大きな第2基台28は、慣性力によりヒンジ部24を支点として加速度の方向と逆方向(−Z方向)に向かって移動する。これにより基台23は撓みを生じる。この撓みにより、第1基台27と第2基台28とに固定されている振動片11(振動腕15,16)には、図に示すY軸方向に引っ張り応力が加わる。
振動している振動腕15,16は、引っ張り応力が発生すると共振周波数は高くなる方向に変化し、圧縮応力が発生すると共振周波数は低くなる方向に変化するため、前述の例では、振動腕15,16の共振周波数が高くなる。なお、前述と逆方向の加速度が加わった場合は、第2基台28も逆方向に向かって移動し(基台23も逆方向に向かって撓み)振動腕15,16の共振周波数が低くなる。この共振周波数の変化量を、検出回路(図示せず)によって検出し、検出された共振周波数を変換回路(図示せず)で電圧に変換して加速度として検出する。このようにして、加速度センサ10に加えられた加速度を検出することが可能となる。
また、図3(a)、(b)の振動片11を部分的に拡大した平面図に示すように、振動片11の基台(図3では図示せず)との固定は、交差領域36,37,38,39が含まれていればよく、例えば、次のような接続領域で行ってもよい。
図3(a)に示すように、固定部32,33,34,35の接続領域は、支持部19,20,21,22のそれぞれの開放端19a,20a,21a,22aから延長部17,18の端部29,30に跨って設けられている。
図3(b)に示すように、固定部32,33,34,35の接続領域は、支持部19,20,21,22のそれぞれの開放端19a,20a,21a,22aから延長部17,18の中央部付近までに設けられている。このとき、固定部32,33,34,35の接続領域には、交差領域36,37,38,39が含まれている。
固定部32,33,34,35の接続領域に、延長部17,18と支持部19,20,21,22とが交差する交差領域36,37,38,39が含まれていることにより、固定部32,33,34,35の接続領域より端部29,30側には支持部19,20,21,22の幅の狭い箇所が存在しない。これにより、支持部19,20,21,22のうち強度の弱い部分がなくなり、応力が加わり難くなる。そして、加速度が加わったときの支持部19,20,21,22の撓み(緩衝作用)が生じ難くなるため、第2基台28の撓みをそのまま振動腕に伝えることが可能となり、検出感度の低下を防止することが可能となる。従って、第2基台28の僅かな撓みも振動腕15,16の共振周波数の変化として検出することが可能となり、検出感度の高い加速度センサ10を提供することが可能となる。
なお、前述では、第1基部12側の固定部32,34と第2基部側13の固定部33,35とを同様の接続領域で説明したが、双方が必ずしも同じ接続領域でなくてもよい。但し、第2基台28の撓みのモーメントによる応力が強く加わる、第1基部12側の固定部32,34に前述の接続領域を用いることがより好ましい。
また、図4に示すように、振動片11は、支持部19の固定部34と支持部20の固定部32とが延長部17の端部29の全長に沿って設けられた固定部40aによって繋がった接続領域で固定されていてもよい。
同様に、支持部21の固定部35と支持部22の固定部33とが延長部18の端部30の全長に沿って設けられた固定部40bによって繋がった接続領域で固定されていてもよい。
また、振動片11の最外端の部分は、加速度センサ10に加速度が加わったときに応力が集中する部分であり、振動片11の撓みも生じ易い。しかし、前述のように延長部17,18の端部29,30の全長に渡り固定部40a,40bが設けられることにより、振動片11の長手方向(振動腕15,16の延設方向)の最外端が全幅にわたり固定されているため、振動片11の撓みが生じ難くなる。これにより、振動片11の撓みによる緩衝作用がさらに発生し難くなり、応力の伝達ロスを減少させることが可能となることから、より高感度の検出を行うことが可能となる。
また、加速度センサ10は、繰り返し力を受けるため接合強度を向上させることが求められ、前述のような接合により接合面積を大きくすることで接合の信頼性を向上することが可能となる。
なお、振動片11の第1基部12側と第2基部13側とが、同じ接続領域の固定部でなくてもよい。例えば、第1基部12側を図4に示す固定部の接続領域、第2基部13側を図3(a)に示す固定部の接続領域とするなど、種々の組み合わせを用いることが可能である。
また、図2(a)に示すの中心線(B−B線)に対し振動片11が対称形状であることが、より好ましい。対称形状であることにより振動片11のバランスが良くなり、発振、検出などの特性が安定する。
(第2実施形態)
第2実施形態として、振動型センサの一例としての加速度センサを図5に示し説明する。第2実施形態は、前述した第1実施形態の振動片の構成が異なったものであり、基台については第1実施形態と同じであるため説明を省略する。なお、図5は、加速度センサに用いられる振動片の平面図であり、第1実施形態と共通部分は、同一符号を附している。
図5に示すように、振動片51は、前述の第1実施形態と同様な圧電性材料により形成されている。圧電性材料の説明は省略するが、本第2実施形態においても、周波数温度特性が優れ、高いQ値を有する水晶を使用している。
振動片51は、所定の共振周波数にて平面方向に屈曲振動する梁状の振動腕15,16と、振動腕15,16の両端部から延設された第1基部12および第2基部13とを有している。さらに、振動片51は、振動腕15,16の延設方向と交差する方向の内の一方向に第1基部12および第2基部13から延設された延長部17,18を有している。さらに、振動片51は、振動腕15,16に並行するように延長部17,18から延設された支持部19,21を有している。
振動片51は、支持部19の一主面(裏面)が固定部34の接続領域で図示しない第1基台に支持され、支持部21の一主面(裏面)が固定部35の接続領域で図示しない第2基台に支持されるとともに接着剤などを用いて固定されている。これにより、図示しない基台に振動片51が固定される。なお、同図において固定部34,35の接続領域は、斜線で示している。
固定部34の接続領域には、延長部17と支持部19とが交差する交差領域37が含まれ、固定部35の接続領域には、延長部18と支持部21とが交差する交差領域39が含まれている。そして、固定部34,35の接続領域は、支持部19,21の開放端19a,21aから振動腕15,16の延設方向に形成されている延長部17,18の端部29,30まで達している。なお、端部29,30は、振動片51の長手方向における両方の端部でもある。なお、同図において、交差領域37,39は、所定の幅を持った領域で示しているが、延長部17,18の内側の辺17a,18aが支持部19,21と交差する略仮想線の領域であってもよい。
なお、固定部34,35の接続領域は、第1実施形態で説明した種々の接続領域と同じ接続領域を用いることが可能である。
本第2実施形態によれば、前述の第1実施形態と同様の効果を有する。加えて、振動腕15,16の延設方向と交差する方向(振動片51の幅方向)に対して、支持部19,21が一方向のみに設けられているため、振動片51の幅寸法を小さく抑えることが可能となる。これにより、より小型の加速度センサを提供することが可能となる。
(第3実施形態)
第3実施形態として、振動型センサの一例としての加速度センサを図6に示し説明する。第3実施形態は、前述した第1実施形態の振動片の構成が異なったものであり、基台については第1実施形態と同じであるため説明を省略する。なお、図6は、加速度センサに用いられる振動片の平面図であり、第1実施形態と共通部分は、同一符号を附している。
図6に示すように、振動片61は、前述の第1実施形態と同様な圧電性材料により形成されている。圧電性材料の説明は省略するが、本第3実施形態においても水晶を使用している。振動片61は、所定の共振周波数にて平面方向に屈曲振動する2つの梁状の振動腕15,16と、振動腕15,16の両端部から延設された第1基部12および第2基部13とを有している。
第1基部12および第2基部13には、振動片61の幅方向に凹むようにくびれ部41,42が形成されている。くびれ部41,42は、振動腕15,16の振動を後述する固定部32,33,34,35の接続領域に伝達させないために設けられている。さらに、振動片61は、振動腕15,16の延設方向(図で示すY方向)と交差する方向に第1基部12および第2基部13から延設された延長部17,18と、振動腕15,16に並行するように延長部17,18から延設された支持部19,20,21,22とを有している。
振動片61は、支持部19,20の一主面(裏面)が固定部32,34の接続領域で図示しない第1基台に支持され、支持部21,22の一主面(裏面)が固定部33,35の接続領域で図示しない第2基台に支持されるとともに接着剤などにより固定されている。これにより、図示しない基台に振動片61が固定される。なお、同図において固定部32,33,34,35の接続領域は、斜線で示している。
固定部32,34の接続領域には、延長部17と支持部19,20とが交差する交差領域36,37が含まれ、固定部33,35の接続領域には、延長部18と支持部21,22とが交差する交差領域38,39が含まれている。そして、固定部32,33,34,35の接続領域は、支持部19,20,21,22の開放端19a,20a,21a,22aから振動腕15,16の延設方向に形成されている延長部17,18の端部29,30まで達している。なお、端部29,30は、振動片61の長手方向における両方の端部でもある。なお、同図において、交差領域36,37,38,39は、所定の幅を持った領域で示しているが、延長部17,18の内側の辺17a,18aが支持部19,20,21,22と交差する略仮想線の領域であってもよい。
なお、固定部32,33,34,35の接続領域は、第1実施形態で説明した種々の接続領域と同じ接続領域を用いることが可能である。
本第3実施形態によれば、前述の第1実施形態と同様の効果を有する。加えて、くびれ部41,42が設けられていることにより、振動腕15,16の振動が固定部32,33,34,35の接続領域に伝達され難くなるため、振動腕15,16の振動のロスが減少し、より安定した振動を行うことが可能となる。そして、このようなくびれ部41,42の機能は、例えば図6に示すように固定部32,34の接続領域が端部29に寄った構成を有する実施形態に対してより有効である。即ち、図3(a)に示すように端部29に接続領域を寄せて構成した加速度センサの場合では、図3(b)に示す構成と比較して振動片61を基台に強固に固定できるという利点はあるものの、漏れ振動の伝搬の経路となる接続領域と第1基部12との間の距離が平均的に短い状態なので漏れ振動による振動のロスが大きくなり易くなる場合がある。これに対して図6に示す第3実施形態では、くびれ部41を設けたことで図3(a)の構成の場合と比較して振動片61を安定に振動させながら基台に強固に固定することが可能である。
次に、振動片の固定部の変形例について図7に沿って説明する。図7(a)は変形例1の振動片を示す平面図であり、図7(b)は変形例2の振動片を示す平面図である。
(変形例1)
図7(a)に示す振動片71aは、図6に示す第3実施形態で説明した振動片61における第2基部13側の支持部21,22が設けられていない構成である。以下に振動片71aについて詳しく説明するが、第1基部12側は、第3実施形態で説明した振動片61と同じ構成であるので詳しい説明を省略し、第2基部13側を主に説明する。
振動片71aは、振動腕15,16と、振動腕15,16の両端部から延設された第1基部12および第2基部13とを有している。第2基部13には、振動片71aの幅方向に凹むようにくびれ部42が形成されている。さらに、振動片71aは、振動腕15,16の延設方向と交差する方向に第2基部13から延設された延長部18が形成されている。延長部18は、内側の辺18aと端部30との間の幅を有している。
そして、振動片71aは、延長部18の両方の端18b近傍の一主面(裏面)が固定部33,35の接続領域で図示しない第2基台に支持され、固定部32,34の接続領域で図示しない第1基台に支持されるとともに接着剤などにより固定されている。これにより、図示しない基台に振動片71aが固定される。なお、同図において固定部32,33,34,35の接続領域は、斜線で示している。
固定部32,34の接続領域には、延長部17と支持部19,20とが交差する交差領域36,37が含まれ、固定部33,35の接続領域には、延長部18の内側の辺18aが含まれている。また、固定部32,33,34,35の接続領域は、第1実施形態で説明した種々の接続領域と同じ接続領域を用いることが可能である。
本変形例1によれば、第1実施形態と同様に、加速度が加わったときの支持部19,20の撓み(緩衝作用)が生じ難くなるとともに、第2基部13側の延長部18の撓み(緩衝作用)も生じ難くなる。従って、加速度センサの検出感度の低下を防止することが可能となる。
(変形例2)
図7(b)に示す振動片71bは、図6に示す第3実施形態で説明した振動片61における第2基部13側の支持部21,22の形状を変えた構成である。以下に振動片71bについて詳しく説明するが、第1基部12側は、第3実施形態で説明した振動片61と同じ構成であるので詳しい説明を省略し、第2基部13側を主に説明する。
図7(b)に示す振動片71bは、図6に示す第3実施形態で説明した振動片61における第2基部13側の支持部21,22の開放端21a,22aが第1基部12側の支持部19,20の開放端19a,20aの近くまで達している構成である。以下に振動片71bについて詳しく説明するが、第1基部12側は、第3実施形態で説明した振動片61と同じ構成であるので詳しい説明を省略し、第2基部13側を主に説明する。
振動片71bは、振動腕15,16と、振動腕15,16の両端部から延設された第1基部12および第2基部13とを有している。第2基部13には、振動片71bの幅方向に凹むようにくびれ部42が形成されている。さらに、振動片71bは、振動腕15,16の延設方向と交差する方向に第2基部13から延設された延長部18が形成されている。延長部18は、内側の辺18aと端部30との間の幅を有している。
振動片71bは、振動腕15,16の延設方向と交差する方向に振動腕15,16に並行するように延長部18から延設された支持部21,22とを有している。支持部21,22は、第1基部12側の支持部19,20の開放端19a,20aに近接して対向する開放端21a,22aを有している。即ち、支持部21,22は、前述の第3実施形態の振動片61と比べて長く、その長い分の質量が大きくなっている。
そして、振動片71bは、支持部19,20の一主面(裏面)が固定部32,34の接続領域で図示しない第1基台に支持され、支持部21,22の一主面(裏面)が固定部33,35の接続領域で図示しない第2基台に支持されるとともに接着剤などにより固定されている。これにより、図示しない基台に振動片71bが固定される。なお、同図において固定部32,33,34,35の接続領域は、斜線で示している。
固定部32,34の接続領域には、延長部17と支持部19,20とが交差する交差領域36,37が含まれ、固定部33,35の接続領域には、延長部18と支持部21,22とが交差する交差領域38,39が含まれている。なお、固定部33,35の接続領域は、支持部21,22の一方の端部30から交差領域38,39を含んだ箇所に端のある接続領域となっている。また、同図において、交差領域36,37,38,39は、所定の幅を持った領域で示しているが、延長部17,18の内側の辺17a,18aが支持部19,20,21,22と交差する略仮想線の領域であってもよい。また、固定部32,33,34,35の接続領域は、第1実施形態で説明した種々の接続領域と同様の接続領域を用いることが可能である。
本変形例2によれば、第1実施形態と同様に、加速度が加わったときの支持部19,20の撓み(緩衝作用)が生じ難くなるとともに、第2基部13側の延長部18の撓み(緩衝作用)も生じ難くなる。従って、加速度センサの検出感度の低下を防止することが可能となる。
また、前述に加えて、本変形例2によれば、可動台である第2基台に固定される第2基部13側の支持部21,22の長さが長くなり、効率的に質量を大きくすることができる。この質量が大きくなることにより、第2基台により大きな慣性力を得ることが可能となり、加速度センサにおける加速度の検知感度を向上させることが可能となる。
なお、前述の変形例1、変形例2においては、第1基部12および第2基部13にくびれ部41,42が形成されている構成で説明したが、このくびれ部41,42が形成されない構成であってもよい。
なお、前述の実施形態では、振動腕の構成について、表裏の主面間を貫通する貫通孔14によって分割されて並行する2つの梁形状に形成された振動腕15,16の構成で説明したが、振動腕は分割されていない1つの梁によって形成されていてもよい。また、2つ以上の貫通孔による分割によって、3つ以上の梁形状に形成された振動腕の構成であってもよく、それぞれ同様な効果を有している。
また、前述では、振動型センサとして加速度センサを一例として説明したが、例えば、力(ちから)センサ、圧力センサなどに適用することも可能である。
第1実施形態としての加速度センサの概略を示す斜視図。 第1実施形態としての加速度センサの概略を示し、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A断面図、(c)は(a)の部分拡大図。 (a)、(b)は第1実施形態における固定部の接続領域を説明するための振動片平面の部分拡大図。 第1実施形態における固定部の接続領域の他の例を説明するための振動片平面の部分拡大図。 第2実施形態としての加速度センサに用いられる振動片の平面図。 第3実施形態としての加速度センサに用いられる振動片の平面図。 (a)は変形例1の振動片を示す平面図、(b)は変形例2の振動片を示す平面図。 従来の加速度センサの概略を示す斜視図。 従来の加速度センサを示し(a)は平面図、(b)は(a)のQ−Q断面図。
符号の説明
10…振動型センサとしての加速度センサ、11,51,61,71a,71b…振動片、12…第1基部、13…第2基部、14…貫通孔、15,16…振動腕、17,18…延長部、19,20,21,22…支持部、19a,20a,21a,22a…開放端、23…基台、24…ヒンジ部、25…一端面、26…他端面、27…第1基台、28…第2基台、29,30…端部、31…一主面(裏面)、32,33,34,35…固定部、36,37,38,39…交差領域、41,42…くびれ部。

Claims (4)

  1. 表裏に主面を有する第1基部および第2基部と、前記第1基部と前記第2基部との間に梁状に延設され、所定の共振周波数にて振動する振動腕と、前記第1基部から前記振動腕の延設方向と交差する方向に延設された第1延長部と、前記第2基部から前記振動腕の延設方向と交差する方向に延設された第2延長部と、
    前記第1延長部から前記振動腕に並行するように延設されて開放端を有する第1支持部と、
    前記第2延長部から前記振動腕に並行するように延設されて開放端を有する第2支持部と、
    を含む振動片と、
    前記振動片を支持する第1の基台と第2の基台と、
    前記第1の基台および前記第2の基台よりも肉厚が薄く、前記第1の基台と前記第2の基台との間にあって前記第1の基台と前記第2の基台とを連結しているヒンジ部と、を有し、
    前記第1の基台、前記第2の基台、および前記ヒンジ部が前記振動腕の延設方向に沿って並び、
    前記振動片は、前記第1延長部と前記第1支持部とが交差する領域と前記第1の基台との固定部、前記第1延長部の前記振動腕の延設方向に設けられた端部と前記第1の基台との固定部、前記第2延長部と前記第2支持部とが交差する領域と前記第2の基台との固定部、および前記第2延長部の前記振動腕の延設方向に設けられた端部と前記第2の基台との固定部で固定支持していることを特徴とする振動型センサ。
  2. 記振動腕は、表裏を貫通する貫通孔によって少なくとも2つの梁に分割されていることを特徴とする請求項1に記載の振動型センサ。
  3. 記振動片の支持は、前記第1支持部の前記開放端から前記振動腕の延設方向に設けられた前記第1延長部の前記端部に達する領域の一主面の接続領域と前記第1の基台とが接続され、前記第2支持部の前記開放端から前記振動腕の延設方向に設けられた前記第2延長部の前記端部に達する領域の一主面の接続領域と前記第2の基台とが接続されていることを特徴とする請求項1または2に記載の振動型センサ。
  4. 記第1基部および前記第2基部は、平面的に幅の狭いくびれ部を有しており、前記くびれ部を介して前記延長部と接続されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の振動型センサ。
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