JP5445579B2 - 光導波路モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、光導波路、光導波路モジュールに関し、特に、データ処理装置などの機器間又は機器内において、配線媒体に光導波路を用いてチップ間やボード間で送受信される高速光信号を伝送する際の端末となる光導波路モジュールに適用して有効な技術に関するものである。
近年情報通信分野において、光を用いて大容量のデータを高速でやりとりする通信トラフィックの整備が急速に行われつつあり、これまで基幹、メトロ、アクセス系といった数km以上の比較的長い距離について光ファイバ網が展開されてきた。今後はさらに、伝送装置間(数m〜数百m)或いは装置内(数cm〜数十cm)といった極めて近距離についても、大容量データを遅延なく処理するため、信号配線を光化することが有効である。
機器間/内の光配線化に関して、例えばルータ/スイッチなどの伝送装置では、イーサなど外部から光ファイバを通して伝送された高周波信号をラインカードに入力する。このラインカードは1枚のバックプレーンに対して数枚で構成されており、各ラインカードへの入力信号はさらにバックプレーンを介してスイッチカードに集められ、スイッチカード内のLSIにて処理した後、再度バックプレーンを介して各ラインカードに出力している。ここで、現状の装置では各ラインカードから現状300Gbit/s以上の信号がバックプレーンを介してスイッチカードに集まる。これを現状の電気配線で伝送するには、伝播損失の関係で配線1本あたり1〜3Gbit/s程度に分割する必要があるため、100本以上の配線数が必要となる。
さらに、これら高周波線路に対して波形成形回路や、反射、或いは配線間クロストークの対策が必要である。今後、さらにシステムの大容量化が進み、Tbit/s以上の情報を処理する装置になると、従来の電気配線では配線本数やクロストーク対策等の課題がますます深刻となってくる。これに対し、装置内ラインカード〜バックプレーン〜スイッチカードのボード間、さらにはボード内チップ間の信号伝送線路を光化することによって、10Gbps以上の高周波信号を低損失で伝播可能となるため、配線本数が少なくすむことと、高周波信号に対しても上記の対策が必要無くなるため有望である。また、上記ルータ/スイッチの他にも、ビデオカメラなどの映像機器やPC、携帯電話などの民生機器においても、今後画像高精細化にあたりモニタと端末間での映像信号伝送の高速・大容量化が求められるとともに、従来の電気配線では信号遅延、ノイズ対策等の課題が顕著となるため、信号伝送線路の光化が有効である。
このような高速光インターコネクション回路を実現し、機器間/内に適用するためには、安価な作製手段で性能面、小型・集積化、および部品実装性に優れる光モジュール、回路が必要となる。そこで、配線媒体に従来の光ファイバより安価で高密度化に有利な光導波路を用い、基板上に光学部品と光導波路を集積した小型、高速の平面型光導波路モジュールが提案されている。
図8に平面型光導波路モジュールの従来方式の一例として、光素子、光導波路などの各光学部品を同一基板上に配置したPLC(Planer Lightwave Circuit)モジュールの基本構成を示す。本方式では、同一プラットフォーム基板100上に光素子101、103(例えば、101がLD:Laser Diode,103がPD:Photo Diode)、フィルタ102などの光学部品を集積可能であるため、部品点数を少なくでき、モジュールの小型化が可能である。なお、図8において、プラットフォーム基板100上には光導波路104および光ファイバ105が配置されている。また、光軸合せは各光学部品をプラットフォーム基板100上に搭載すると同時に行なうパッシブアライメント方式のため、少ない実装工数にてモジュールの作製が可能である。
さらに、平面型光導波路モジュールの従来方式の他の例として、基板上に搭載された光素子アレイに対して、別体のフィルム光導波路アレイを実装し、光学接続を行なうモジュール形態が特許文献1に開示されている。この例では、フィルム状の光導波路に対し、転写用基板を用いて凹凸部を設け、同光導波路を素子実装基板に設けた支持体に対して凹凸嵌合することによって位置固定され、光導波路と光素子との光結合が行なわれる。これにより、作製工程が簡便となり、光モジュールの低コスト化が図れる。
特開2005−292379号公報
図8に示す平面型光導波路モジュールの従来方式の一例であるPLCモジュールでは、各光素子をプラットフォーム基板100に設けられたアライメントマーク等をモニタしながら部品の搭載位置精度のみで調芯する、パッシブアライメント方式であり、且つ光素子の端面と光導波路端面間の微小領域での光接続が必要であるため、各々の光部品の位置決め精度を同時に満たすための実装裕度が小さく、良好な光学性能の確保が困難である。さらに、光素子及び光導波路を多チャンネル化する場合には、安定な光接続を得るための作製歩留まりの確保がますます困難となる。
一方、特許文献1に開示されている平面型光導波路モジュールにおいても、別体のフィルム光導波路アレイを素子実装基板の支持体に対して凹凸嵌合することによって光素子アレイと光接続するパッシブな実装方式であり、作製工程が簡便となる反面、安定な光接続を得るための位置決め精度が各光学部品の作製精度及び部品実装精度に依存するため、高精度化に限界がある。特に、シングルモード光導波路などの、コア径が数μmと微小な光配線と光素子との高効率な光接続を満足するには、1μm前後オーダーの実装精度が求められ、さらにアレイ化の場合には要求精度が厳しくなる。
したがって、本発明の目的は、光素子と光導波路との高精度且つ安定な光接続を満足するとともに簡便に作製可能な光導波路モジュールを提供することにある。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
(1)コア層がクラッド層で囲まれ、一端側にテーパ面からなるミラー部を有し、光素子が搭載されることで光が伝わる光導波路であって、
前記ミラー部と平面的に重なるようにして前記クラッド層上に設けられた凸形状部材とを備え、
前記凸形状部材は、半導体基板の第1の面に凹部を有する光素子が搭載された場合に、前記光素子の凹部が前記凸形状部材に嵌合しうる形状をしている。
(2)前記(1)において、前記光導波路はポリマで構成されている。
(3)前記(2)において、前記凸形状部材は、前記コア層と同系材料で構成されている。
(4)本発明の光導波路モジュールは、クラッド層で囲まれ、一端側にテーパ面からなるミラー部を有する光導波路と、半導体基板の第1の面に凹部を有する光素子と、前記ミラー部と平面的に重なるようにして前記クラッド層上に設けられた凸形状部材とを備え、前記光素子の凹部に前記凸形状部材が嵌合している。
(5)本発明の光導波路モジュールは、各々がクラッド層で囲まれ、各々が一端側にテーパ面からなるミラー部を有し、各々が並設して配置された複数の光導波路と、各々が半導体基板の第1の面に凹部を有し、各々が前記複数の光導波路の各々のミラー部に対応して前記半導体基板に形成された複数の光素子を具備する光素子アレイと、前記複数の光導波路のうち、少なくとも2つの光導波路のミラー部の各々と平面的に重なるようにして前記クラッド層上に設けられた2つの凸形状部材とを備え、前記複数の光素子のうち、少なくとも2つの光素子の凹部に、前記2つの凸形状部材が嵌合している。
(6)前記(4)又は(5)において、前記凸形状部材は、凸レンズ機能を有する。
(7)前記(6)において、前記光素子は、前記凹部の底面にレンズを有し、前記レンズは、前記凸形状部材から離間されている。
(8)前記(4)又は(5)において、前記光素子は、前記凹部の底面に設けられたレンズと、前記レンズに対向して前記半導体基板の第1の面とは反対側の第2の面側に設けられた発光部とを有する発光素子である。
(9)前記(4)又は(5)において、前記光素子は、前記奥部の底面に設けられたレンズと、前記レンズに対向して前記半導体基板の第1の面とは反対側の第2の面側に設けられた受光部とを有する受光素子である。
(10)前記(5)において、前記複数の光導波路は、3つ以上であり、前記2つの凸形状部材と対応する2つの光導波路の間に少なくとも1つ以上の光導波路が配置されている。
(11)前記(5)において、前記複数の光導波路は、3つ以上であり、前記2つの凸形状部材は、前記3つ以上の光導波路からなる列の両側に位置する2つの光導波路のミラー部に対応している。
(12)本発明の光導波路モジュールは、クラッド層で囲まれ、一端側及び他端側にテーパ面からなるミラー部を有する光導波路と、第1の凹部を有する発光素子と、第2の凹部を有する受光素子と、前記光導波路の一端側のミラー部と平面的に重なるようにして前記クラッド層上に設けられた第1の凸形状部材と、前記光導波路の他端側のミラー部と平面的に重なるようにして前記クラッド層上に設けられた第2の凸形状部材とを備え、前記発光素子の前記第1の凹部に、前記第1の凸形状部材が嵌合し、前記受光素子の前記第2の凹部に、前記第2の凸形状部材が嵌合している。
(13)前記(12)において、前記第1及び第2の凸形状部材は、凸レンズ機能を有する。
(14)前記(12)において、前記発光素子及び受光素子は、前記凹部の底面にレンズを有し、前記レンズは、前記凸形状部材から離間されている。
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
本発明によれば、導波路のミラー部と平面的に重なるようにして凸状段差を有する凸形状部材を設け、光素子に凹部を設け、各々を嵌合させることで、簡易に高精度な素子実装を実現できる。また、高精度に搭載できることで、素子と導波路間を低損失に結合することが出来るため、小さな消費電力で、効率がよい高品質な光伝送を実現可能な光導波路モジュールを提供できる。
さらに、この凸状形状の段差を光導波路のコア層と同系材料で構成すれば、光導波路の製造プロセスにおけるホトリソのパターニングで形成することができる。これは連続的なプロセスで形成できることから短時間での製造が実現できるだけでなく、光導波路のコア層との位置ズレを、別部材を搭載する場合の位置ズレよりも小さくできるので、光素子との結合効率が高い光導波路を形成できることになる。
本発明の実施例1である光導波路モジュールの概略構成を示す斜視図である。 本発明の実施例1である光導波路モジュールの概略構成を示す平面図である。 図1BのA−A線に沿った断面構造を示す断面図である。 図1BのB−B線に沿った断面構造を示す断面図である。 図1Cにおいて光素子(発光素子,受光素子)を省略した状態を示す断面図である。 本発明の実施例1である光導波路モジュールに組み込まれる発光素子アレイの製造工程(半導体基板上に結晶成長層を形成した状態)を示す断面図である。 図2Aに続く発光素子アレイの製造工程(結晶成長層に加工プロセスを施すことによって発光部を形成した状態)を示す断面図である。 図2Bに続く発光素子アレイの製造工程(結晶成長層と反対側の半導体基板表面に保護膜をパターン形成した状態)を示す断面図である。 図2Cに続く発光素子アレイの製造工程(半導体基板にレンズを形成した状態)を示す断面図である。 本発明の実施例1である光導波路モジュールに組み込まれる光導波路基板の製造工程(基板上にクラッド層を形成した状態)を示す断面図である。 図3Aに続く光導波路基板の製造工程(クラッド層上にコアパターンを形成した状態)を示す断面図である。 図3Bに続く光導波路基板の製造工程(コアパターンの両端部にテーパ形状のミラー(反射鏡)を形成した状態)を示す断面図である。 図3Cに続く光導波路基板の製造工程(コアパターンをクラッド層で覆った状態)を示す断面図である。 本発明の実施例1の変形例である光導波路モジュールの一部を図1Cに対応して示す断面図である。 本発明の実施例2である光導波路モジュールの平面図である。 図5AのC−C線に沿った断面構造を示す断面図である。 図5AのD−D線に沿った断面構造を示す断面図である。 本発明の実施例3である光導波路モジュールの断面図である。 図6Aにおいて光素子(発光素子,受光素子)を省略した状態を示す断面図である。 本発明の光導波路モジュールを応用した実施例4の概要を示す図である。 光導波路モジュールの従来方式の一例である、PLCモジュールの基本構成を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
[実施例1]
本実施例1では、複数の発光素子が配置された発光素子アレイと、複数の受光素子が配置された受光素子アレイと、これらを光接続する複数の光導波路が配置された光導波路基板とを有する光導波路モジュールに本発明を適用した例について説明する。
図1A乃至図1Eは、本発明の実施例1である光導波路モジュールに係る図であり、
図1Aは、光導波路モジュールの概略構成を示す斜視図、
図1Bは、光導波路モジュールの概略構成を示す平面図、
図1Cは、図1BのA−A線に沿った断面構造を示す断面図、
図1Dは、図1BのB−B線に沿った断面構造を示す断面図、
図1Eは、図1Cにおいて光素子(発光素子,受光素子)を省略した状態を示す断面図である。
図1A乃至図1Dに示すように、本実施例1の光導波路モジュールは、光素子アレイとして例えば発光素子アレイ17及び受光素子アレイ18と、これらの光素子アレイ間(発光素子アレイ17−受光素子アレイ18)を光接続するための光導波路基板30とを備えている。
光導波路基板30は、基板10上に、各々が第1の方向(例えばX方向)に延在し、各々が同一平面内において前記第1の方向と直交する第2の方向(例えばY方向)に並設された複数の光導波路13からなる多チャンネル構造の光導波路アレイを有している。基板10は、例えばガラスエポキシ、セラミック或いは半導体等の材料で形成されている。複数の光導波路13の各々は、基板10上に設けられたクラッド層11で囲まれ、クラッド層11よりも屈折率の高い材料からなるコア12で形成されている。また、複数の光導波路13の各々は、互いに反対側に位置する一端側及び他端側に、光導波路13の延在方向に対して伝播光の光路をほぼ垂直方向に変換するためのテーパ面からなるミラー部(反射鏡)14a,14bを有している。一端側のミラー部14aは、クラッド層11若しくは基板10の厚さ方向に対して反時計回りで略45度の角度をもって形成され、他端側のミラー部14bは、クラッド層11若しくは基板10の厚さ方向に対して時計回りで略45度の角度をもって形成されている。
本実施例において、複数の光導波路13は、光導波路13a(図1C参照)と、この光導波路13aよりも光路の長さが長い光導波路13b(図1D参照)とを含み、この光導波路13aと光導波路13bとが前記第2の方向に交互に繰り返し配置されている。光導波路13a及び13bは、光導波路13aの一端側のミラー部14aが光導波路13bの一端側のミラー部14aよりも内側(光導波路13aの他端側のミラー部14b側)に位置し、光導波路13aの他端側のミラー部14bが光導波路13bの他端側のミラー部14bよりも内側(光導波路13aの一端側のミラー部14a側)に位置するように配置されている。即ち、本実施例の光導波路アレイは、前記第2の方向において、複数の光導波路13の各々の一端側のミラー部14a及び各々の他端側のミラー部14bが千鳥配置されている。
発光素子アレイ17は、光導波路13の数に対応して複数の発光素子LDを有し、この複数の発光素子LDの各々は、例えば1つの共通の半導体基板19a(図1C及び図1D参照)に形成されている。発光素子アレイ17の複数の発光素子LDは、複数の光導波路3の各々の一端側のミラー部14aの千鳥配置に対応して千鳥配置されている(図1B参照)。
受光素子アレイ18は、光導波路13の数に対応して複数の受光素子PDを有し、この複数の受光素子PDの各々は、例えば1つの共通の半導体基板19b(図1C及び図1D参照)に形成されている。受光素子アレイ18の複数の受光素子PDは、複数の光導波路13の各々の他端側のミラー部14bの千鳥配置に対応して千鳥配置されている(図1B参照)。
発光素子アレイ17は、その複数の発光素子LDが複数の光導波路13の一端側のミラー部14aと平面的に重なるようにして、換言すれば対向するようにして、クラッド層11上に配置されている(図1C及び図1D参照)。受光素子アレイ18は、その複数の受光素子PDが複数の光導波路13の他端側のミラー部14bと平面的に重なるようにして、換言すれば対向するようにして、クラッド層11上に配置されている(図1C及び図1D参照)。
ここで、発光素子アレイ17は、複数の光導波路13の各々の一端側のミラー部14aの千鳥配置に対応して千鳥配置された複数の発光素子LDを有しているが、換言すれば、発光素子アレイ17は、受光素子アレイ18に近い側から、第1列目の発光素子LD1と、第2列目の発光素子LD2とを有し、第1列目の発光素子LD1は、複数の光導波路13のうちの光導波路13aの一端側のミラー部14a(光導波路13bの一端側のミラー部14aよりも内側)に対応して配置され、第2列目の発光素子LD2は、複数の光導波路13のうちの光導波路13bの一端側のミラー部14a(光導波路13aの一端側のミラー部14aよりも外側)に対応し、第1列目の発光素子LD1に対して半ピッチずらされて配置されている。
また、受光素子アレイ18も発光素子アレイ17と同様に、複数の光導波路13の各々の他端側のミラー部14bの千鳥配置に対応して千鳥配置された複数の受光素子PDを有しているが、換言すれば、受光素子アレイ18は、発光素子アレイ17に近い側から、第1列目の受光素子PD1と、第2列目の受光素子PD2とを有し、第1列目の受光素子PD1は、複数の光導波路13のうちの光導波路13aの他端側のミラー部14b(光導波路13bの他端側のミラー部14bよりも内側)に対応して配置され、第2列目の受光素子PD2は、複数の光導波路13のうちの光導波路13bの他端側のミラー部14b(光導波路13aの他端側のミラー部14bよりも外側)に対応し、第1列目の受光素子PD1に対して半ピッチずらされて配置されている。
即ち、本実施例の光導波路モジュールは、発光素子アレイ17の第1列目(第2列目よりも内側)の発光素子LD1と受光素子アレイ18の第1列目(第2列目よりも内側)の受光素子PD1とを光導波路13bよりも光路の長さが短い光導波路13aで光接続(内側−内側の光接続)し、発光素子アレイ17の第2列目(第1列目よりも外側)の発光素子LD2と受光素子アレイ18の第2列目(第1列目よりも外側)の受光素子PD2とを光導波路13aよりも光路が長い光導波路13bで光接続(外側−外側の光接続)している。
発光素子アレイ17の複数の発光素子LDの各々は(図1C及び図1D参照)、半導体基板19aの第2の面からその反対側の第1の面に向かって窪む凹部15aと、この凹部15aの底面に設けられたレンズ16aと、このレンズ16aに対応して半導体基板19aの第1の面側に設けられた発光部21とを有し、この発光部21から半導体基板19aに対して垂直方向(半導体基板19aの厚さ方向)に発光する。即ち、発光素子アレイ17の各々の発光素子LDは、半導体基板19aに対して垂直方向に発光する面発光ダイオードで構成されている。
受光素子アレイ18の複数の受光素子PDの各々は(図1C及び図1D参照)、半導体基板19bの第2の面からその反対側の第1の面に向かって窪む凹部15bと、この凹部15bの底面に設けられたレンズ16bと、このレンズ16bに対応して半導体基板19bの第1の面側に設けられた受光部23とを有し、この受光部23で半導体基板19bの垂直方向(厚さ方向)からの光を受光する。即ち、受光素子アレイ18の各々の受光素子PDは、半導体基板19bに対して垂直方向に受光する面受光ダイオードで構成されている。
光導波路基板30のクラッド層11上には、図示していないが、導電層が形成されている。発光素子アレイ17は、その発光素子LDのレンズ16a及び発光部21が光導波路13の一端側のミラー部14aと対向する状態でクラッド層11上の前記導電層に低温ハンダを介して電気的に且つ機械的に接続され、光導波路基板30に実装されている。同様に、受光素子アレイ18においても、その受光素子PDのレンズ16b及び受光部23が光導波路13の他端側のミラー部14bと対向する状態でクラッド層11上の前記導電層に低温ハンダを介して電気的にかつ機械的に接続され、光導波路基板30に実装されている。
図1C乃至図1Eに示すように、光導波路基板30のクラッド層11上には、光導波路13の一端側のミラー部14aと平面的に重なるようにして、換言すれば対向するようにして、凸状段差を有する凸形状部材6aが形成されている。また、光導波路基板30のクラッド層11上には、光導波路13の他端側のミラー部14bと平面的に重なるようにして、凸状段差を有する凸形状部材6bが形成されている。
凸形状部材6aは、発光素子LDの凹部15aとの嵌合が可能になっており、発光素子LDの凹部15aと光導波路基板30の凸形状部材6aとを嵌合させることにより、光導波路13の一端側のミラー部14aと発光素子LDとの位置決めがなされ、簡易に高精度な素子実装を実現できる。
同様に、凸形状部材6bにおいても、受光素子PDの凹部15bとの嵌合が可能になっており、受光素子PDの凹部15bと光導波路基板30の凸形状部材6bとを嵌合させることにより、光導波路13の他端側のミラー部14bと発光素子LDとの位置決めがなされ、簡易に高精度な素子実装を実現できる。
本実施例において、凸形状部材6a及び6bの各々は、これに限定されないが、複数の光導波路13の各々の一端側及び他端側のミラー部(14a,14b)、換言すれば凸形状部材6aにおいては発光素子アレイ17の発光素子LDの数に対応し、凸形状部材6bにおいては受光素子アレイ18の受光素子PDの数に対向して複数設けられている。
凸形状部材6a及び6bは、発光素子LDの発光波長に対して少なくとも10%以上の透過率を有する材料、例えば光透過性樹脂で形成されている。さらに、この凸形状部材の段差を光導波路のコア層と同じ材料で構成することもできる。この場合、光導波路の製造プロセスにおけるホトリソのパターニングで形成することができる。これは連続的なプロセスで形成できることから短時間での製造が実現できるだけでなく、光導波路のコア層との位置ズレを、別部材を搭載する場合の位置ズレよりも小さくできるので、光素子との結合効率が高い光導波路を形成できることになる。
本実施例において、凸形状部材6a及び6bは、凸レンズ機能を有している。凸形状部材6a及び6bの各々に凸レンズ機能を持たせることにより、発光素子LDのレンズ16aと光導波路基板30の凸形状部材6aとで2レンズ光学系が構成され、また、受光素子PDのレンズ16bと光導波路基板30の凸形状部材6bとで2レンズ光学系が構成される。この2レンズ光学系では、光の拡がりを抑制することができるため、光導波路基板30の平面方向に対する光素子(発光素子LD,受光素子PD)の横ずれマージンを確保でき、パッシブな光素子実装に有効である。
凸形状部材6aは、発光素子LDの凹部15aに嵌合されており、この状態において凸形状部材6aは、凹部15a内のレンズ16aから離間している。即ち、凸形状部材6aは、凹部15a内のレンズ16aとの接触を回避するため、発光素子LDの凹部15a側の実装面から凹部15a内のレンズ16aまでの深さよりも低い高さで形成されている。
凸形状部材6bは、受光素子PDの凹部15bに嵌合されており、この状態において凸形状部材6bは、凹部15b内のレンズ16bから離間している。即ち、凸形状部材6bは、凹部15b内のレンズ16bとの接触を回避するため、受光素子PDの凹部15b側の実装面から凹部15b内のレンズ16bまでの深さよりも低い高さで形成されている。
発光素子LD及び受光素子PDの凹部(15a,15b)は、平面形状が円形状で形成され、これに伴って凸形状部材(6a,6b)も平面形状が円形状で形成されている。このような構成とすることにより、平面が方形状の場合と比較して、光素子(発光素子LD,受光素子PD)の凹部(15a,15b)と凸形状部材(6a,6b)との嵌合が容易となるため、光導波路13のミラー部(14a,14b)に対する光素子(発光素子LD,受光素子PD)の位置決めを容易に行うことができる。
本実施例の光導波路モジュールにおいて、発光素子LDから基板垂直方向に出射された光信号は、半導体基板19aに形成されたレンズ16aによって集光され、凸レンズ機能を有する凸形状部材6aで集光されて光導波路13のミラー部14aを介して基板水平方向に光路変換され、光導波路13内を伝播する。その後、ミラー部14bで再び基板垂直方向に光路変換され、凸レンズ機能を有する凸形状部材6bで集光されてから出射された光信号は半導体基板19bに形成されたレンズ16bで集光されたのち、受光素子PD内で光電変換され、電気信号として取り出される。
これによって、発光素子アレイ17の複数の発光素子LDと光導波路アレイの複数の光導波路13とが半導体基板19aに形成されたレンズ16a、凸レンズ機能を有する凸形状部材6a及び光導波路13の一端側に形成されたミラー部14aを介して、受光素子アレイ18の複数の受光素子PDと光導波路アレイの複数の光導波路13とが半導体基板19bに形成されたレンズ16b、凸レンズ機能を有する凸形状部材6b及び光導波路13の他端側に形成されたミラー部14bを介して、低損失且つ高密度に光接続可能となる。
さらに、レンズ16a、16bは発光素子アレイ17および受光素子アレイ18の半導体基板(19a,19b)に一体形成され、ミラー部14a、14b、凸レンズ機能を有する凸形状部材6a、6bは光導波路13の両端に形成されているため、光導波路と光素子間の光部品実装を必要としないため、少ない部品数や作製工程にて光導波路モジュールを構成可能である。
次に、本発明の実施例1である光導波路モジュールの各構成部品の作製方法について簡単に説明する。
図2A乃至図2Dは、本発明の実施例1である光導波路モジュールに組み込まれる発光素子アレイの製造工程を示す断面図(発光素子アレイ17の作製手順の一例を説明する図)である。尚、本発明は、単一素子およびアレイ素子の双方に適用できるものであり、作成手順は双方とも同じである。ここでの説明に用いる図は、アレイ素子の場合を示している。
図2Aは半導体基板19a上に結晶成長層20を形成した状態を示す図である。半導体基板19aの材料は、化合物半導体の光素子に一般的に用いられる、ガリウム砒素(GaAs)やインジウム燐(InP)などが挙げられるが、前述したように、半導体基板19a内を光が通過する際に損失が増大しないように、発光波長に透明な材料が望ましい。
次に、図2Bのように、結晶成長層20にフォトリソグラフィやエッチングなどの加工プロセスを施すことによって、発光部21を形成する。詳細な作製方法については特に言及しないが、発光部21からの光が半導体基板19a方向に出射するように、発光部21内或いはその近傍にミラー構造なども具備する。
次に、図2Cのように、結晶成長層20と反対側の半導体基板19a表面に保護膜22a、22bをリソグラフィによってパターン形成する。ここで、保護膜22a、22bの材料は感光性レジストや酸化ケイ素膜で良いが、後述するレンズ形成する際の半導体エッチングプロセスに耐性を有する材料を選択する必要がある。また、保護膜22aは半導体エッチングを施した際にレンズ形状を成すように、干渉リソグラフィなどで曲面形状にすることが有効である。
次に、図2Dに示すように、半導体エッチングプロセスにより半導体基板19aにレンズ16aを形成し、発光素子アレイ17を完成する。半導体エッチング方法についても特に言及しないが、プラズマとガスを用いたドライエッチングや、化学薬品によるウェットエッチング、或いは双方の組合せ等によって形成可能である。
なお、ここでは発光素子アレイ17の作製方法の一例について述べたが、本発明の光導波路モジュールの他構成部品である、受光素子アレイ18についても上述と同様の手順によって作製可能である。
図3A−図3Dは、本発明の実施例1である光導波路モジュールに組み込まれる光導波路基板の製造工程を示す断面図(光導波路基板の作製手順の一例を説明する図)である。尚、本発明は、単一導波路およびアレイ導波路の双方に適用できるものであり、作成手順は双方とも同じである。ここでの説明に用いる図は、アレイ導波路の場合を示している。
図3Aは基板10上にクラッド層11aを塗布または貼付けによって形成した状態を示す図である。基板10の材料はプリント基板に一般的に使用されるガラスエポキシなどを用いる。また、クラッド層11aの材料として、石英系などと比較してプリント基板プロセスとの親和性が良く、リソグラフィによって簡便に作製可能な感光性ポリマ材料を用いることが好適である。
次に、図3Bのように、クラッド層11aの上面のコアパターン12a、12bをフォトリソグラフィによって直方体形状にパターン形成する。コアパターン12a、12bの材料は、クラッド層11aと同様の感光性ポリマ材料を用いることが好適である。
次に、図3Cのように、コアパターン12a、12bの両端部にそれぞれテーパ形状のミラー部14a、14bを形成する。また、ミラー部14a、14bの作製は、ダイシングやレーザによる物理加工、または傾斜リソグラフィなどといった手法を用いることでできる。さらに、ミラー部14a、14bの表面は、空壁を設け空気とコアとの屈折率差による全反射を利用した構造とするか、さらに光を高効率で反射させるためにAuなどの金属を蒸着やメッキなどで被覆しても良い。
次に、図3Dに示すように、コアパターン12a、12bをそれぞれクラッド層11bで覆うことにより、クラッド層11(11a,11b)で囲まれ、このクラッド層11よりも屈折率の高い材料からなるコア12(コアパターン12a,12b)で形成された複数の光導波路13(13a,13b)を有する光導波路アレイを備えた光導波路基板30が完成される。なお、ここでは単層の光導波路アレイを備えた光導波路基板30の作製方法の一例について述べたが、同光導波路アレイを多層積層する場合においても、上述した図3A乃至図3Dの手順を繰返し実施することによって作製可能である。
さらに、図3Dの状態で、凸レンズ機能を有する凸形状部材(6a,6b)を接着などの方法で貼り付けることで、図1Cに示したような、凸状段差を有する光導波路基板30が実現される。
以上説明したように、本実施例1によれば、光導波路アレイの一方のミラー部14a上に、同一半導体基板19aにレンズ16aを具備した発光素子アレイ17、光導波路アレイの他方のミラー部14b上に、同一半導体基板19bにレンズ16bを具備した受光素子アレイ18をそれぞれ載置し、発光素子アレイ17の発光素子LDと光導波路アレイの光導波路13(コア12)との光の授受を、発光素子LDの半導体基板19aに具備されたレンズ16aと、光導波路基板30のクラッド層11上に具備された凸レンズ機能を有する凸形状部材6aと、光導波路13のミラー部14aとを介して行い、受光素子アレイ18の受光素子PDと光導波路アレイの光導波路13(コア12)との光の授受を、受光素子PDの半導体基板19bに具備されたレンズ16bと、光導波路基板30のクラッド層11上に具備された凸レンズ機能を有する凸形状部材6bと、光導波路13のミラー部14bとを介して行うことにより、光導波路13と光電変換素子(発光素子LD,受光素子PD)間の光部品実装を必要とせず、発光素子LD或いは光導波路13からの出射光のビーム拡がりによる光接続損失を抑制できる。
さらに、光素子アレイ(発光素子アレイ17,受光素子アレイ18)の作製過程でレンズ(16a,16b)を光素子アレイ(発光素子アレイ17,受光素子アレイ18)の同一半導体基板(19a,19b)に作製することが可能であるため、部品数や作製工程の増大及び歩留まりの悪化を回避できる。
また、光導波路基板30のクラッド層11上に、光導波路13の一端側のミラー部14aと平面的に重なるようにして(換言すればミラー部14aと対向するようにして)、発光素子アレイ17の発光素子LDの凹部15aとの嵌合が可能な凸状段差を有する凸形状部材6aを設け、光導波路基板30の光導波路13の一端側のミラー部14aと発光素子アレイ17の発光素子LDとを光接続する際、発光素子LDの凹部15aに凸形状部材6aを嵌合させることにより、発光素子LDと光導波路13の一端側のミラー部14aとの位置決めが成されるため、簡易に高精度な発光素子アレイ17(発光素子LD)の実装を実現できる。
また、光導波路基板30のクラッド層11上に、光導波路13の他端側のミラー部14bと平面的に重なるようにして(換言すればミラー部14bと対向するようにして)、受光素子アレイ18の受光素子PDの凹部15bとの嵌合が可能な凸状段差を有する凸形状部材6bを設け、光導波路基板30の光導波路13の他端側のミラー部14bと受光素子アレイ18の受光素子PDとを光接続する際、受光素子PDの凹部15bに凸形状部材6bを嵌合させることにより、受光素子PDと光導波路13の他端側のミラー部14bとの位置決めが成されるため、簡易に高精度な受光素子アレイ18(受光素子PD)の実装を実現できる。
また、高精度に発光素子アレイ17(発光素子LD)及び受光素子アレイ18(受光素子PD)を実装できることで、素子と導波路間を低損失に結合することが出来るため、小さな消費電力で、効率がよい高品質な光伝送を実現可能な光導波路モジュールを提供できる。
また、凸形状部材6a及び6bの各々に凸レンズ機能を持たせることにより、発光素子LDのレンズ16aと光導波路基板30の凸形状部材6aとで2レンズ光学系が構成され、また、受光素子PDのレンズ16bと光導波路基板30の凸形状部材6bとで2レンズ光学系が構成される。この2レンズ光学系では、光の拡がりを抑制することができるため、光導波路基板30の平面方向に対する光素子(発光素子LD,受光素子PD)の横ずれマージンを確保でき、パッシブな光素子実装に有効である。
なお、本実施例では、凸形状部材6a及び6bの各々を、複数の光導波路13の各々の一端側及び他端側のミラー部(14a,14b)、換言すれば凸形状部材6aにおいては発光素子アレイ17の発光素子LDの数に対応し、凸形状部材6bにおいては受光素子アレイ18の受光素子PDの数に対向して複数設けた例について説明したが、凸形状部材6a及び6bは、必ずしも全てのミラー部(14a,14b)に対応して設ける必要はない。
例えば、本実施例のように複数の光導波路13が並設して配置される場合、少なくとも2つの光導波路13のミラー部(14a,14b)に対応させて凸形状部材6a及び6bを設けてもよい。
ただし、3つ以上の光導波路13が並設して配置される場合、凸形状部材(6a,6b)の設置対象となる2つの光導波路13の間に少なくとも凸形状部材(6a,6b)の設置対象とならない光導波路が1つ以上配置されるように、凸形状部材(6a,6b)を設けることが望ましい。
また、3つ以上の光導波路13が並設して配置される場合、3つ以上の光導波路13からなる列の両側に位置する2つの光導波路13を凸形状部材(6a,6b)の設置対象とし、この2つの光導波路13に対応して凸形状部材(6a,6b)を設けることが望ましい。
図4は、本発明の実施例1の変形例である光導波路モジュールの一部を図1Cに対応して示す断面図である。
本変形例では、発光素子アレイ17の発光素子LDの凹部15aに形成されたレンズ16aを保護するため、レンズ16aがその凹部15a内に形成された保護膜7によって覆われている。
凸形状部材6aは、発光素子LDの凹部15aに嵌合された状態において、凹部15a内の保護膜7から離間している。即ち、凸形状部材6aは、凹部15a内の保護膜7との接触を回避するため、発光素子LDの凹部15a側の実装面から凹部15a内の保護膜9までの深さよりも低い高さで形成されている。保護膜7は、発光素子LDの発光波長に対して少なくとも10%以上の透過率を有する材料、例えば光透過性樹脂で形成されている。
なお、図示していないが、発光素子LDと同様に、受光素子アレイ18の受光素子PDの凹部15bに形成されたレンズ16bを保護するため、レンズ16bをその凹部15b内に形成された保護膜によって覆ってもよい。この場合も、凸形状部材6bは、受光素子PDの凹部15bに嵌合された状態において、凹部15b内の保護膜から離間している。
本変形例においても、前述の実施例1と同様の効果が得られる。
[実施例2]
図5A乃至図5Cは、本発明の実施例2である光導波路モジュールに係る図であり、
図5Aは光導波路モジュールの概略構成を示す平面図(上面図)、
図5Bは図5AのC−C線に沿った断面構造を示す断面図、
図5Cは図5AのD−D線に沿った断面構造を示す断面図である。
本実施例2の光導波路モジュールは、基本的に前述の実施例1と同様の構成になっており、以下の構成が異なっている。
即ち、前述の実施例1では、1層の光導波路アレイを有する光導波路基板30について説明した。
これに対し、本実施例2の光導波路基板30は、図5A乃至図5Cに示すように、光導波路13aと、この光導波路13aよりも光路の長さが長い光導波路13bとをそれぞれ別の層に形成した多層構造になっている。本実施例において、光導波路13bは、第1の層に形成され、これよりも上層の第2の層に光導波路13aが形成され、平面的に見たときの光導波路13a及び13bは、図5Aに示すように、前述の実施例1(図1B参照)と同様の配置になっている。
本実施例の光導波路モジュールにおいて、図5Bに示すように、発光素子アレイ17の第1列目の発光素子LD1から基板垂直方向に出射された光信号は、半導体基板19aに形成されたレンズ16a(16a1)によって集光され、更に凸レンズ機能を有する凸形状部材6aで集光されて上層に位置する光導波路13aの一端側のミラー部14aを介して基板水平方向に光路変換され、光導波路13a内を伝播する。その後、光導波路13aの他端側のミラー部14bで再び基板垂直方向に光路変換され、凸レンズ機能を有する凸形状部材6bで集光されてから出射された光信号は半導体基板19bに形成されたレンズ16b(16b1)で集光されたのち、受光素子アレイ18の第1列目の受光素子PD(PD1)で光電変換され、電気信号として取り出される。
また、図5Cに示すように、上記と同様に、発光素子アレイ17の第2列目の発光素子LD2から基板垂直方向に出射された光信号は、半導体基板19aに形成されたレンズ16a(16a2)によって集光され、更に凸レンズ機能を有する凸形状部材6aで集光されて下層に位置する光導波路13bの一端側のミラー部14aを介して基板水平方向に光路変換され、光導波路13b内を伝播する。その後、光導波路13bの他端側のミラー部14bで再び基板垂直方向に光路変換され、凸レンズ機能を有する凸形状部材6bで集光されてから出射された光信号は半導体基板19bに形成されたレンズ16b(16b2)で集光されたのち、受光素子アレイ18の第2列目の受光素子PD(PD2)で光電変換され、電気信号として取り出される。
本構造において、図5B及び図5Cに示すように、発光素子アレイ17の第1列目の発光素子LD1のレンズ16a1と、発光素子アレイ17の第2列目の発光素子LD2のレンズ16a2は、それぞれ光接続する光導波路13(13a,13b)のミラー部14a迄の距離が異なる。このため、それぞれのレンズ16a1、16a2の曲率及び曲率半径を変えることによって、光導波路13(13a,13b)迄の距離に応じた焦点位置を最適化している。具体的には、レンズ16a1、16a2の周囲に形成する凹部15aを深くすることにより曲率を小さく、溝径を大きくすることにより曲率半径を大きくできる。
そこで、発光素子アレイ17の第1列目の発光素子LD1に対応するレンズ16a1は、第2列目の発光素子LD2に対応するレンズ16a2と比較し、光導波路13(13a,13b)のミラー部14aまでの距離が短いため、第1列目の発光素子LD1に対応する凹部15aを第2列目の発光素子LD2に対応する凹部15aよりも深く且つ径を小さくすることによって、レンズ16a1の曲率及び曲率半径をレンズ16a2よりも小さくしている。
また、上記と同様に、図5B及び図5Cに示すように、受光素子アレイ18の第1列目の受光素子PD1のレンズ16b1と、受光素子アレイ18の第2列目の受光素子PD2のレンズ16b2は、それぞれ光接続する光導波路13(13a、13b)のミラー部14b迄の距離が異なる。このため、それぞれのレンズ16b1、16b2の曲率及び曲率半径を変えることによって、光導波路13(13a、13b)迄の距離に応じた焦点位置を最適化している。具体的には、レンズ16b1、16b2の周囲に形成する凹部15bを深くすることにより曲率を小さく、溝径を大きくすることにより曲率半径を大きくできる。そこで、受光素子アレイ18の第1列目の受光素子PD1に対応するレンズ16b1は、第2列目の受光子PD2に対応するレンズ16b2と比較し、光導波路13(13a,13b)のミラー部14bまでの距離が短いため、第1列目の受光素子PD1に対応する凹部15bを第2列目の受光素子PD2に対応する凹部15bよりも深く且つ径を小さくすることによって、レンズ16b1の曲率及び曲率半径をレンズ16b2よりも小さくしている。
なお、上記レンズの曲率及び、曲率半径を変化させることは、同一半導体基板上にて半導体エッチング用保護膜のパターンを変化させることで、一括且つ簡便に作製可能である。
本構造のように、光導波路アレイを多層積層し、光素子アレイと光接続した構成とすることによって、より小さい面積内で光素子、光導波路の高密度化が可能となる。
[実施例3]
図6A及び図6Bは、本発明の実施例3である光導波路モジュールに係る図であり、図6Aは光導波路モジュールの概略構成を示す断面図、
図6Bは図6Aにおいて光素子アレイ(発光素子アレイ,受光素子アレイ)の図示を省略した状態を示す断面図である。
ここでは、導波路部分に任意の曲率で曲げることが可能な材料で作製された、フレキシブル性を有する光導波路を用いている。
[実施例4]
図7は、本発明の実施例4として、本発明の光導波路モジュールを応用した光電気混載回路の概要を示す図である。ここでは、バックプレーン95にそれぞれ接続されたドータボード97に実施例1および2で説明した本発明の光導波路モジュールを適用した例を示す。
図7のように基板外部に伝送される機能イーサなどボードのフロント部からファイバ40を介して光導波路13を伝送した光素子アレイ90で電気信号に変換され、集積回路92にて処理した電気信号をさらに光素子アレイ90にて光信号に変換し、光導波路13を介してバックプレーン95側の光コネクタ96と光接続している。さらに、各ドータボード97からの光信号はバックプレーン95のファイバ40などを介してスイッチカード94に集められる。さらにスイッチカード94上に設けた光導波路13を介して光素子アレイ90と光接続され、集積回路91で処理した信号を光素子アレイ90を介して再度各ドータボード97に入出力する機能をもつ。
以上、本発明者によってなされた発明を、前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論である。
データ処理装置などの機器間又は機器内において、配線媒体に光導波路を用いてチップ間やボード間で送受信される高速光信号を伝送する際の端末であり、光素子と光導波路との高精度且つ安定な光接続を満足するとともに簡便に作製可能な光導波路モジュール、およびそれを用いてボード上にて信号処理を行なう光電気混載回路を提供できる。
6a,6b…凸形状部材
7,9…保護膜
10…基板
11,11a,11b…クラッド層
12…コア
12a,12b…コアパターン
13,13a,13b…光導波路
14a,14b…ミラー部
15a,15b…凹部
16a,16a1,16a2,16b,16b1,16b2…レンズ
17…発光素子アレイ
18…受光素子アレイ
19a,19b…半導体基板
20…結晶成長層
21…発光部
22a,22b…保護膜
23…受光部
30…光導波路基板、
40…ファイバ
41,96…光コネクタ
91,92…集積回路
90…光素子アレイ
94…スイッチカード
95…バックプレーン
97…ドータボード

Claims (16)

  1. クラッド層で囲まれ、一端側にテーパ面からなるミラー部を有する光導波路と、
    半導体基板の発光部または受光部が設けられた側の面とは反対側の面である第1の面に凹部を有する光素子と、
    前記ミラー部と平面的に重なるようにして前記クラッド層上に設けられた凸形状部材とを備え、
    前記光素子の凹部に前記凸形状部材が嵌合していることを特徴とする光導波路モジュール。
  2. 各々がクラッド層で囲まれ、各々が一端側にテーパ面からなるミラー部を有し、各々が並設して配置された複数の光導波路と、
    各々が半導体基板の発光部または受光部が設けられた側の面とは反対側の面である第1の面に凹部を有し、各々が前記複数の光導波路の各々のミラー部に対応して前記半導体基板に形成された複数の光素子を具備する光素子アレイと、
    前記複数の光導波路のうち、少なくとも2つの光導波路のミラー部の各々と平面的に重なるようにして前記クラッド層上に設けられた2つの凸形状部材とを備え、
    前記複数の光素子のうち、少なくとも2つの光素子の凹部に、前記2つの凸形状部材が嵌合していることを特徴とする光導波路モジュール。
  3. 請求項1に記載の光導波路モジュールにおいて、
    前記凸形状部材は、凸レンズ機能を有することを特徴とする光導波路モジュール。
  4. 請求項2に記載の光導波路モジュールにおいて、
    前記凸形状部材は、凸レンズ機能を有することを特徴とする光導波路モジュール。
  5. 請求項3に記載の光導波路モジュールにおいて、
    前記光素子は、前記凹部の底面にレンズを有し、
    前記レンズは、前記凸形状部材から離間されていることを特徴とする光導波路モジュール。
  6. 請求項4に記載の光導波路モジュールにおいて、
    前記光素子は、前記凹部の底面にレンズを有し、
    前記レンズは、前記凸形状部材から離間されていることを特徴とする光導波路モジュール。
  7. 請求項1に記載の光導波路モジュールにおいて、
    前記光素子は、前記凹部の底面に設けられたレンズと、前記レンズに対向して前記半導体基板の第1の面とは反対側の第2の面側に設けられた発光部とを有する発光素子であることを特徴とする光導波路モジュール。
  8. 請求項2に記載の光導波路モジュールにおいて、
    前記光素子は、前記凹部の底面に設けられたレンズと、前記レンズに対向して前記半導体基板の第1の面とは反対側の第2の面側に設けられた発光部とを有する発光素子であることを特徴とする光導波路モジュール。
  9. 請求項1に記載の光導波路モジュールにおいて、
    前記光素子は、前記凹部の底面に設けられたレンズと、前記レンズに対向して前記半導体基板の第1の面とは反対側の第2の面側に設けられた受光部とを有する受光素子であることを特徴とする光導波路モジュール。
  10. 請求項2に記載の光導波路モジュールにおいて、
    前記光素子は、前記凹部の底面に設けられたレンズと、前記レンズに対向して前記半導体基板の第1の面とは反対側の第2の面側に設けられた受光部とを有する受光素子であることを特徴とする光導波路モジュール。
  11. 請求項2に記載の光導波路モジュールにおいて、
    前記複数の光導波路は、3つ以上であり、
    前記2つの凸形状部材と対応する2つの光導波路の間に少なくとも1つ以上の光導波路が配置されていることを特徴とする光導波路モジュール。
  12. 請求項3に記載の光導波路モジュールにおいて、
    前記光導波路は、3つ以上であり、
    2つ設けられた前記凸形状部材は、前記3つ以上の光導波路からなる列の両側に位置する2つの光導波路のミラー部に対応していることを特徴とする光導波路モジュール。
  13. 請求項4に記載の光導波路モジュールにおいて、
    前記複数の光導波路は、3つ以上であり、
    前記2つの凸形状部材は、前記3つ以上の光導波路からなる列の両側に位置する2つの光導波路のミラー部に対応していることを特徴とする光導波路モジュール。
  14. クラッド層で囲まれ、一端側及び他端側にテーパ面からなるミラー部を有する光導波路と、
    半導体基板の発光部が設けられた側の面とは反対側の面に第1の凹部を有する発光素子と、
    前記半導体基板の受光部が設けられた側の面とは反対側の面に第2の凹部を有する受光素子と、
    前記光導波路の一端側のミラー部と平面的に重なるようにして前記クラッド層上に設けられた第1の凸形状部材と、
    前記光導波路の他端側のミラー部と平面的に重なるようにして前記クラッド層上に設けられた第2の凸形状部材とを備え、
    前記発光素子の前記第1の凹部に、前記第1の凸形状部材が嵌合し、
    前記受光素子の前記第2の凹部に、前記第2の凸形状部材が嵌合していることを特徴とする光導波路モジュール。
  15. 請求項14に記載の光導波路モジュールにおいて、
    前記第1及び第2の凸形状部材は、凸レンズ機能を有することを特徴とする光導波路モジュール。
  16. 請求項14に記載の光導波路モジュールにおいて、
    前記発光素子は、前記第1の凹部の底面に第1レンズを有し、
    前記受光素子は、前記第2の凹部の底面に第2レンズを有し、
    前記第1レンズは、前記第1の凸形状部材から離間されており、
    前記第2レンズは、前記第2の凸形状部材から離間されていることを特徴とする光導波路モジュール。
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