JP5443929B2 - 巻上機 - Google Patents

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この発明は、エレベータ等に用いられる巻上機の構造に関するものである。
従来、ブレーキを搭載した巻上機は、円筒状のハウジングの円筒部内周に固定子が設置され、軸がハウジングに支持・固定され上記軸に軸受を介して回転子(ロータ)が取り付けられ、ロータは固定子内で回転するように構成されている。ロータにはロープを巻きつけるシーブが取り付けられ、シーブにはかご等の負荷がかかる。また、ロータを制動するために、巻上機の水平軸上において一対のブレーキが配置されている。このブレーキは、プランジャとレバーを用いてブレーキシューをロータに押付ける構造になっている(例えば、特許文献1参照)
特開2008−260588号公報(第4頁−第7頁、図1−図7)
従来の巻上機の構成では、巻上機のロータの外周側にブレーキを配置する場合、水平方向の180°対称位置に一対のブレーキが配置されているために巻上機全体の横幅寸法が、かごを昇降する昇降路(レール間)より大きくなり、エレベータシステムのレイアウトの自由度が小さくなり、設置場所によってはコストが高くなる問題がある。
この発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、エレベータシステムのレイアウトの自由度を大きくして、巻上機及びシステム全体のコストを削減することを目的としている。
この発明に係る巻上機は、床面に立設された板状の壁部及び上記壁部の板面の1面に円筒状で円筒の軸が上記壁部の板面と垂直な円筒部を有するハウジング、上記円筒部の内周に設けられた固定子、上記固定子と同軸に配置され一端が上記ハウジングの壁部に支持・固定された軸、上記固定子の内周側に配置され、上記軸の他端に軸受を介して支持され上記軸を中心として回転できるようにされた回転子、上記回転子に固定され、負荷を昇降させるためのロープを巻きかけるシーブ、上記回転子に設けた環状の制動部材、上記制動部材をその径方向外方から押圧して上記回転子の回転を制動する一対の可動型ブレーキを備えた巻上機において、
上記一対の可動型ブレーキが、上記軸の中心を通り上記負荷がかかる方向を軸線とし、上記軸線に対して対称な位置であり、上記一対の可動型ブレーキの上記床面への投影像が上記ハウジングの上記床面への設置幅内に収められる位置に設けられているものである。
また、床面に立設された板状の壁部及び上記壁部の板面の1面に円筒状で円筒の軸が上記壁部の板面と垂直な円筒部を有するハウジング、上記円筒部の内周に設けられた固定子、上記固定子と同軸に配置され一端が上記ハウジングの壁部に支持・固定された軸、上記固定子の内周側に配置され、上記軸の他端に軸受を介して支持され上記軸を中心として回転できるようにされた回転子、上記回転子に固定され、負荷を昇降させるためのロープを巻きかけるシーブ、上記回転子に設けた環状の制動部材、上記制動部材をその径方向外方から押圧して上記回転子の回転を制動する一対の可動型ブレーキを備えた巻上機において、
上記一対の可動型ブレーキが、上記軸の中心を通り上記負荷がかかる方向を軸線とし、上記軸線に対して対称な位置であり、上記一対の可動型ブレーキの上記床面への投影像が上記ハウジングの上記床面への設置幅内に収められる位置に設けられ、
上記可動型ブレーキそれぞれの配置位置から上記円筒部の周方向に180°回転した位置に上記可動型ブレーキにより押圧された上記制動部材を受圧して上記回転子の回転を制動する固定型ブレーキが配置されているものである。
また、床面に立設された板状の壁部及び上記壁部の板面の1面に円筒状で円筒の軸が上記壁部の板面と垂直な円筒部を有するハウジング、上記円筒部の内周に設けられた固定子、上記固定子と同軸に配置され一端が上記ハウジングの壁部に支持・固定された軸、上記固定子の内周側に配置され、上記軸の他端に軸受を介して支持され上記軸を中心として回転できるようにされた回転子、上記回転子に固定され、負荷を昇降させるためのロープを巻きかけるシーブ、上記回転子に設けた環状の制動部材、上記制動部材をその径方向外方から押圧して上記回転子の回転を制動する一対の可動型ブレーキを備えた巻上機において、
上記一対の可動型ブレーキが、上記軸の中心を通り上記負荷がかかる方向を軸線とし、上記軸線に対して対称な位置であり、上記一対の可動型ブレーキの上記床面への投影像が上記ハウジングの上記床面への設置幅内に収められる位置に設けられ、
上記制動部材が上記シーブより上記軸の他端側に設けられ、上記制動部材と対向する支持板が上記床面に立設され、上記可動型ブレーキが上記支持板の上記床面側と反対側の端部に配置され、上記可動型ブレーキそれぞれの配置位置から周方向に180°回転した位置に上記可動型ブレーキにより押圧された上記制動部材を受圧して上記回転子の回転を制動する固定型ブレーキが配置され上記支持板に固定されているものである。
この発明に係る巻上機は、上記のように構成されているため、巻上機全体を小型化でき、また、巻上機の横幅を小さくすることができ、エレベータシステムのレイアウトの自由度が広がり、使用材料及びコストを低減することができる。
この発明に係る巻上機の実施の形態1を示す正面図である。 図1のX−X断面図である。 負荷がかかった場合のハウジングの変形を説明する斜視図である。 この発明に係る巻上機の実施の形態2を示す正面図である。 実施の形態2におけるハウジングの変形に対する効果を説明する斜視図である。 この発明に係る巻上機の実施の形態3を示す正面図である。 図6のY−Y断面図である。 この発明に係る巻上機の実施の形態4を示す断面図である。
実施の形態1.
図1は、この発明に係る巻上機の実施の形態1を示す正面図、図2は、図1のX−X断面図であり、両図は模式的に示している。図に示したように、巻上機1は、ハウジング11、ハウジング11に固定され、コイルが装着されたステータ12、ステータ12の中心に位置しハウジング11に一端が支持・固定された軸13、軸13の他端に軸受14を介して回転できるように支持され、外周面に永久磁石15が固定されたロータ3、ロータ3に固定され荷重を昇降させるロープを巻きかけるシーブ4、ロータ3の回転を制動する可動型ブレーキ2、ハウジング11の負荷に対する強度を補うための強度部材であるリブ16を備えている。
ハウジング11は、床面21に立設された板状の壁部11b及び壁部11bの板面の1面に円筒状で円筒の軸が壁部11bの板面に垂直な円筒部11aを有する。
ロータ3は、固定子12の内周側に配置されている。また、固定子12の内周と隙間を介して対向する面を有する回転部3aと、軸13の他端側に延出し軸受14を介して回転できるように軸13に支持されシーブ4を固定する回転子円筒部3cと、シーブ4より軸13の一端側に近い位置に、可動型ブレーキ2が押圧する制動部材となり回転部3aを一端で支持し他端が回転子円筒部3cに固定された環状の支持部3bとを有する。
可動型ブレーキ2は、アーマチュア5、アーマチュア5に取り付けられたシュー6、シュー6に取り付けられたライニング7、シュー6及びライニング7をロータ3の制動部材に押付けて制動するための力を発生するバネ8、アーマチュア5を吸引するための電磁コイル9、電磁コイル9を内蔵したフィールド10を備えており、可動型ブレーキ2はハウジング11に、例えば、ボルトで締結して固定され、ロータ3の制動部材となる支持部3bを押圧してロータ3を制動する。
固定子12のコイルに通電するとロータ3が回転し、ロータ3に設置したシーブ4に巻き掛けたロープによりかご等の負荷が昇降される。
ロータ3が回転して負荷が昇降しているときには、可動型ブレーキ2の電磁コイル9に通電されフィールド10とアーマチュア5との間に吸引力が発生されて、アーマチュア5及びシュー6がフィールド10に引き寄せられて、可動型ブレーキ2が開放されている。負荷が停止されるときには、可動型ブレーキ2の電磁コイル9の通電を遮断することにより、バネ8でアーマチュ5及びシュー6がロータ3の支持部3bに押付けられてロータ3が制動される。
図2において、一対の可動型ブレーキ2を、軸13の中心を通り矢印で示した負荷がかかる方向(図1では鉛直方向)を軸線とし、この軸線に対して対称(図1においては、45°傾斜した方向)に、かつ、床面21への投影像がハウジング11の床面21への設置幅内にあるような位置(図1においては、壁部11bの上角部)に配置する。
例えば、図1において、従来のプランジャとレバーを用いた一対のブレーキのように、巻上機1の負荷方向と垂直な方向に対称にブレーキを配置した場合には、ブレーキが横方向に突き出して横幅が増え、メインテナンスのためのスペースが狭まるため、作業性が悪化する。また、巻上機の横幅が昇降路(かごを昇降するガイドするレール間)より大きくなるため、巻上機を昇降路内に配置できないなど、昇降システムの自由度が狭まるため、昇降機を設置するコストが高くなる問題がある。
この実施の形態1によれば、一対の可動型ブレーキ2を、軸13の中心を通り矢印で示した負荷がかかる方向(図1では鉛直方向)を軸線とし、この軸線に対して対称(図1においては、45°傾斜した方向)に、かつ、床面21への投影像がハウジング11の床面21への設置幅内にあるような位置(図1においては、壁部11bの上角部)に配置するので、配置スペースにおける巻上機1の配置の自由度が高まり、昇降システムのレイアウトの自由度が広がり、昇降システムを安価にできるとともに、巻上機1全体を小型化できるので巻上機1の製造コストを低減することができる。
また、巻上機1全体を小型化することによって、使用材料が削減され、製造時のCO排出量を削減することができる。
また、図3(a)に示すように、通常、ハウジング11の下部にはリブ16が設けられており、所定の強度を確保するようにしているが、図2のシーブ4に矢印の方向に負荷が作用した場合、図3(b)に示すようにハウジング11が変形しハウジング11の上部でたわみが大きくなり、巻上機の振動が大きくなるため、ハウジング11の板厚を増やして強度を確保し変形を抑制するようにしているが、この実施の形態1によれば、可動型ブレーキ2をハウジング11の上方端部に配置し、壁部11bの板面に固定しているので、ハウジング11の上方端部の強度が増し、板厚を増やすことなくハウジング11の変形量を抑制して巻上機1の振動を抑制した高品質の巻上機1が得られる。
なお、図1では、傾斜方向が45°の場合を示したが、必ずしも45°に限るものではなく、設置スペースの状況に応じて傾斜方向の角度を変えることができる。
実施の形態2.
図4は、この発明に係る巻上機の実施の形態2を示す正面図であり、模式的に示している。
上記実施の形態1では、可動型ブレーキ2をハウジング11の上方端部に配置する例を示したが、図4に示したように、ハウジング11の下方端部に配置しても良い。図1において、巻上機1に対する負荷が下方に作用する場合には、ハウジング11はその下部の隅部に補強のためのリブ16が設けられた形状に加工されている。ハウジング11は鋳造によって製造されることが多いため、形状が複雑になるとコストが高くなり、また鋳造不良を発生する確率が高くなるという問題が生じる。
図4に示したように、可動型ブレーキ2をハウジング11の下方の端部に配置し、壁部11bの板面に固定しておくことによって、図5に示すように、リブ16より厚みが大きく幅広な可動型ブレーキ2のフィールド10をハウジング11の強度部材として兼用することができ、リブ16を用いた場合よりもハウジング11の強度を大きくして、巻上機1の振動を抑制することができるとともに、ハウジング11の形状を簡素化することができる。
以上のように、この実施の形態2によれば、巻上機1の振動を抑制するとともに、ハウジング11の構造を簡素化してコスト低減するとともに、鋳造不良を抑制できるので製造時のCO排出量を削減して信頼性を向上することができる。
なお、この実施の形態2では、傾斜方向が45°の場合を示したが、必ずしも45°に限るものではなく、設置スペースの状況に応じて傾斜方向の角度を変えることができる。
実施の形態3.
図6は、この発明に係る巻上機の実施の形態3を示す正面図、図7は、図4のY−Y断面図であり、模式的に示している。
上記実施の形態1及び実施の形態2では、巻上機1が可動型ブレーキ2のみを備えた例について述べたが、図6及び図7に示したように、電磁コイル9を内蔵せず、可動型ブレーキ2により押圧された制動部材を受圧して回転子3の回転を制動する固定型ブレーキ17を併用することができる。
図6に示したように、巻上機1の可動型ブレーキ2の配置位置から180°回転した位置に固定型ブレーキ17を配置する。固定型ブレーキ17は、固定台17aとシュー6a及びライニング7a、調整ボルト18で構成される。調整ボルト18でライニング7aとロータ3の制動面が接触する位置になるように、シュー6aを押付ける。このとき、定格負荷が巻上機1に作用したときの制動面の変形量を解析や実験で確認しておき、負荷作用時の変形量に相当する量だけ、ライニング7aとロータ3の間にすき間を設ける。なお、可動型ブレーキ2の配置位置及び構成は上記実施の形態1と同様である。
ライニング7aとロータ3の間にすき間を設けるときには、すき間に相当するスペーサを準備しておき、スペーサをライニング7aとロータ3の間に挟みこみ、この状態で調整ボルト18でシュー6a及びライニング7aをロータ3に押付ける。そして、調整後にスペーサを取り外す。このように巻上機1に定格負荷が作用したときのロータ3の変形量に応じた分、ライニング7aとロータ3の間にすき間を設けておくことによって、負荷時には、固定型ブレーキ17側のライニング7aとロータ3の間にすき間がなくなり、ライニング7aとロータ3に対する押付力をほぼ零に保った状態で、ライニング7aとロータ3を接触させておくことができる。
固定型ブレーキ17をライニイング7aとロータ3の間に所定のすき間が形成された状態で、ハウジング11の上端に配置した可動型ブレーキ2のアーマチュア5、シュー6及びライニング7をロータ3にバネ8で押付けたときには、バネ8の反力が固定型ブレーキ17に発生する。したがって、ロータ3の制動力は、バネ8と固定型ブレーキ17の反力を足し合わせた値となり、可動型ブレーキ2のバネ8のバネ力を低減することが可能となる。バネ力を小さくすることにより、アーマチュア5をフィールド10に吸引するための電磁コイル9における巻線の使用量を削減し、アーマチュア5やバネ8などのブレーキ部品を軽量化することができる。
この実施の形態3によれば、可動型ブレーキ2の電磁コイル9、アーマチュア5などの部品を小型・軽量化でき、コストを低減することができる。
また、固定型ブレーキ17は、リブ16に代えてハウジング11の強度部材として兼用することができ、リブ16を用いた場合よりもハウジングの強度を大きくして巻上機の振動を抑制することができるとともに、ハウジング11の構造の簡素化・軽量化を図ることができ、製造コストを低減することができ、また材料節減によりCO排出量を低減できる。
実施の形態4.
図8は、この発明に係る巻上機の実施の形態4を示す断面図であり、模式的に示している。
図8において、軸13の一端をハウジング11への支持・固定した位置とシーブ4の軸13の他端側側面までの矢印で示した距離Lはシーブ4にかけるロープの本数が増えることにより長くなり、定格を超える負荷が作用するような非常時には軸13にかかるモーメントが大きくなるため、軸13や軸受14の径を大きくしたり、軸13を強度の高い材料に変更することが必要になる。
このような場合は、図8に示したように、制動部材19をシーブ4より軸13の他端に近い位置に設け、制動部材19と対向する支持板20を床面21に立設し、一対の可動型ブレーキ2を支持板20に固定し、可動型ブレーキ2により押圧された制動部材19を受圧して回転子3の回転を制動する固定型ブレーキ17を、可動型ブレーキ2それぞれの配置位置から周方向に180°回転した位置に配置し、支持板20に固定する。可動型ブレーキ2は、軸13の中心を通り、負荷がかかる方向を軸線とし、この軸線に対して対称で、一対の可動型ブレーキ2の床面21への投映像がハウジング11の床面21への設置幅内に収まる位置に配置し、支持板20に取り付ける。
この実施の形態4によれば、一対の可動型ブレーキ2を、軸13の中心を通り、負荷がかかる方向を軸線とし、この軸線に対して対称で、一対の可動型ブレーキ2の床面21への投映像がハウジング11の床面21への設置幅内に収まる位置に配置し、支持板20に取り付けるので、巻上機1の横幅を小さくすることができ、配置スペースにおける巻上機1の配置の自由度が高まり、昇降システムのレイアウトの自由度が広がり、昇降システムを安価にできるとともに、巻上機1全体を小型化できるので巻上機1の製造コストを低減することができる。また、巻上機1全体を小型化することによって、製造時のCO排出量を削減することができる。
また、非常時の定格を超える負荷が作用したときには、ロータ3の他端側を固定型ブレーキ17で支持するので、軸13に対する応力を緩和して、振動が少ない信頼性の高い巻上機1が得られる。
また、支持板20は比較的安価な材料で構成でき、軸13の寸法を大きくする、または高強度の材料を使用する必要もないので、巻上機1の容量が大きくなっても安価に製造することができる。
この発明に係る巻上機は、エレベータ等に有効に利用することができる。
1 巻上機、2 ブレーキ、3 ロータ、3a 支持部、3b 回転部、4 シーブ、5 アーマチュア、6,6a シュー、7,7a ライニング、8 バネ、
9 電磁コイル、10 フィールド、11 ハウジング、12 ステータ、13 軸、
14 軸受、15 永久磁石、16 リブ、17 固定型ブレーキ、17a 固定台、
18 調整ボルト、19 制動部材、20 支持板、21 床面。

Claims (5)

  1. 床面に立設された板状の壁部及び上記壁部の板面の1面に円筒状で円筒の軸が上記壁部の板面と垂直な円筒部を有するハウジング、上記円筒部の内周に設けられた固定子、上記固定子と同軸に配置され一端が上記ハウジングの壁部に支持・固定された軸、上記固定子の内周側に配置され、上記軸の他端に軸受を介して支持され上記軸を中心として回転できるようにされた回転子、上記回転子に固定され、負荷を昇降させるためのロープを巻きかけるシーブ、上記回転子に設けた環状の制動部材、上記制動部材をその径方向外方から押圧して上記回転子の回転を制動する一対の可動型ブレーキを備えた巻上機において、
    上記制動部材が上記シーブより上記軸の一端側に設けられ、上記可動型ブレーキが上記壁部の板面に固定され、
    上記一対の可動型ブレーキが、上記軸の中心を通り上記負荷がかかる方向を軸線とし、上記軸線に対して対称、かつ、上記軸線に対して45度の角度で配置され、上記一対の可動型ブレーキの上記床面への投影像が上記ハウジングの上記床面への設置幅内に収められる位置に設けられていることを特徴とする巻上機。
  2. 床面に立設された板状の壁部及び上記壁部の板面の1面に円筒状で円筒の軸が上記壁部の板面と垂直な円筒部を有するハウジング、上記円筒部の内周に設けられた固定子、上記固定子と同軸に配置され一端が上記ハウジングの壁部に支持・固定された軸、上記固定子の内周側に配置され、上記軸の他端に軸受を介して支持され上記軸を中心として回転できるようにされた回転子、上記回転子に固定され、負荷を昇降させるためのロープを巻きかけるシーブ、上記回転子に設けた環状の制動部材、上記制動部材をその径方向外方から押圧して上記回転子の回転を制動する一対の可動型ブレーキを備えた巻上機において、
    上記一対の可動型ブレーキが、上記軸の中心を通り上記負荷がかかる方向を軸線とし、上記軸線に対して対称な位置であり、上記一対の可動型ブレーキの上記床面への投影像が上記ハウジングの上記床面への設置幅内に収められる位置に設けられ、
    上記可動型ブレーキそれぞれの配置位置から上記円筒部の周方向に180°回転した位置に上記可動型ブレーキにより押圧された上記制動部材を受圧して上記回転子の回転を制動する固定型ブレーキが配置されていることを特徴とする巻上機。
  3. 上記可動型ブレーキが、上記ハウジングの上記床面側と反対側の端部に配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の巻上機。
  4. 上記可動型ブレーキが、上記ハウジングの上記床面側の端部に配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の巻上機。
  5. 床面に立設された板状の壁部及び上記壁部の板面の1面に円筒状で円筒の軸が上記壁部の板面と垂直な円筒部を有するハウジング、上記円筒部の内周に設けられた固定子、上記固定子と同軸に配置され一端が上記ハウジングの壁部に支持・固定された軸、上記固定子の内周側に配置され、上記軸の他端に軸受を介して支持され上記軸を中心として回転できるようにされた回転子、上記回転子に固定され、負荷を昇降させるためのロープを巻きかけるシーブ、上記回転子に設けた環状の制動部材、上記制動部材をその径方向外方から押圧して上記回転子の回転を制動する一対の可動型ブレーキを備えた巻上機において、
    上記一対の可動型ブレーキが、上記軸の中心を通り上記負荷がかかる方向を軸線とし、上記軸線に対して対称な位置であり、上記一対の可動型ブレーキの上記床面への投影像が上記ハウジングの上記床面への設置幅内に収められる位置に設けられ、
    上記制動部材が上記シーブより上記軸の他端側に設けられ、上記制動部材と対向する支持板が上記床面に立設され、上記可動型ブレーキが上記支持板の上記床面側と反対側の端部に配置され、上記可動型ブレーキそれぞれの配置位置から周方向に180°回転した位置に上記可動型ブレーキにより押圧された上記制動部材を受圧して上記回転子の回転を制動する固定型ブレーキが配置され上記支持板に固定されていることを特徴とする巻上機。
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