JP5443721B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は、貯蔵室内に出し入れ自在に設けられる収納ケースを有した冷蔵庫に関する。
従来の冷蔵庫は特許文献1に開示されている。この冷蔵庫は貯蔵室内に収納位置と引き出し位置との間を移動して出し入れ自在の収納ケースが配される。収納ケースの前面は上端で枢支される容器蓋により閉じられる。収納ケースを引き出すと容器蓋の下部が収納ケースの前部との係合により前方に回動して開かれる。これにより、収納ケース内の貯蔵物を容易に取り出すことができる。また、容器蓋によって収納ケース内を貯蔵室内で隔離して収納ケース外と異なる温度に維持し、貯蔵物に応じた温度で冷却保存を行うことができる。
実開昭62−55084号公報(第1図)
しかしながら、上記従来の冷蔵庫によると、収納ケースが収納位置まで押入されずに貯蔵室の前面の扉が閉じられると、収納ケースや容器蓋が扉と衝突して破損する場合がある。また、収納ケースを引き出した状態で貯蔵室の扉が閉じられると、回動する扉が収納ケースの前面に衝突して収納ケースが斜め後方に押圧される。これにより、収納ケースの向きが斜めになり、収納ケースが貯蔵室側に設けた摺動部と噛み合って後退しない場合がある。これにより、収納ケースや容器蓋の破損が大きくなるとともに扉が閉じられない。このため、使用者は後端の収納位置まで収納ケースを確実に押入する必要があり、冷蔵庫の利便性が悪い問題があった。
本発明は、利便性を向上できる冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、貯蔵室内の載置部に載置されるとともに収納位置と引き出し位置との間を移動して出し入れ自在の収納ケースと、前記収納ケースの出し入れに応じて前記収納ケースの前面を開閉する容器蓋とを備えた冷蔵庫において、前記収納ケースに前方が下がる傾斜部を設けるとともに、前記容器蓋は前記傾斜部と摺動する第1摺動部を有し、引き出された前記収納ケースを所定位置まで押入した際に、前記容器蓋の自重により第1摺動部が前記傾斜部と摺動して前記収納ケースを前記収納位置まで後退させることを特徴としている。
この構成によると、貯蔵室の載置部に載置される収納ケースが載置部と摺動して前後に出し入れされる。収納ケースの前面は容器蓋により塞がれ、収納ケースを引き出すと容器蓋の第1摺動部が収納ケースに形成される傾斜部と摺動して容器蓋が開かれる。収納ケースを押入すると、第1摺動部が傾斜部と摺動して容器蓋が閉じる方向に移動する。収納ケースが所定位置まで押入されると、収納ケースが容器蓋の自重により後方へ押圧されて収納位置まで後退する。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記載置部と前記収納ケースとを点接触または線接触にしたことを特徴としている。この構成によると、載置部及び収納ケースの少なくとも一方は球状や線状に形成され、点接触または線接触によるすべり接触によって互いに摺動する。また、載置部及び収納ケースの少なくとも一方はローラー等が設けられて点接触または線接触によるころがり接触によって互いに摺動する。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記載置部は前記貯蔵室の水平壁上に突設された前後に延びるガイドレールを有し、前記収納ケースの底面に設けられて前記ガイドレールに嵌合する溝部と、前記溝部内に垂下して前記ガイドレールの上面と摺動するガイドリブとを備えたことを特徴としている。
この構成によると、貯蔵室の底面等に前後に延びるガイドレールを突設して載置部の一部が形成される。収納ケースの底面には溝部が形成されてガイドレールに嵌合する。これにより、収納ケースの左右方向の移動が規制される。溝部内には例えば前後に延びる線状のガイドリブが垂下して形成され、ガイドリブがガイドレールの上面に接して収納ケースがガイドレール上に載置される。収納ケースはガイドリブがガイドレールの上面と摺動して前後に出し入れされる。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記所定位置で前記載置部の前部は後方が下がるように傾斜することを特徴としている。この構成によると、収納ケースを所定位置まで押入すると、収納ケースの前端が載置部の前部の傾斜部分と摺動し、収納ケースが自重によって後退する。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記傾斜部と第1摺動部とを点接触または線接触にしたことを特徴としている。この構成によると、例えば、傾斜部が傾斜したレール状に形成され、第1摺動部が容器蓋の側面に突設される円筒体から成る。これにより、レール状の傾斜部に円筒体の第1摺動部が載せられて傾斜部と第1摺動部とが線接触する。第1摺動部を球体により形成して点接触させてもよく、第1摺動部をローラーにより形成してもよい。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、閉じた状態の前記容器蓋の下部に第1摺動部が配されるとともに、前記容器蓋の上部に配される第2摺動部と、第2摺動部を摺動により前後に案内するガイド部とを設け、前記ガイド部と第2摺動部とを点接触または線接触にしたことを特徴としている。
この構成によると、閉じられた容器蓋の下部の第1摺動部が収納ケースと摺動して上部の第2摺動部が貯蔵室に設けたガイド部と摺動する。収納ケースを引き出すと容器蓋は下部が上昇するとともに上部が後退して開かれる。収納ケースが収納されると容器蓋は上部が前進するとともに下部が下降して閉じられる。例えば、ガイド部は前後に延びるレール状に形成され、第2摺動部が容器蓋の側面に突設される円筒体から成る。これにより、レール状のガイド部に円筒体の第2摺動部が載せられてガイド部と第2摺動部とが線接触する。第2摺動部を球体により形成して点接触させてもよく、第2摺動部をローラーにより形成してもよい。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記傾斜部の側面断面を上に凸の曲線にしたことを特徴としている。この構成によると、収納ケースを引き出した状態で第1摺動部は傾斜の緩い傾斜部と接触し、収納ケースが後退していくと第1摺動部が接する傾斜部の傾斜が急になる。
本発明によると、収納ケースを所定位置まで押入した際に、容器蓋の自重により容器蓋の第1摺動部が収納ケースの傾斜部と摺動して収納ケースを収納位置まで後退させるので、使用者は収納ケースを収納位置まで押入する必要がなく、冷蔵庫の利便性が向上する。また、収納ケースを引き出した状態で貯蔵室の扉を閉じた際に扉の押圧によって所定位置まで収納ケースが後退すると収納ケースが容器蓋の自重によって収納位置まで後退する。従って、収納ケース及び容器蓋の破損や扉が閉じられない不具合を防止することができる。
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は一実施形態の冷蔵庫を示す正面図である。冷蔵庫1は上部に冷蔵室2を有し、冷蔵室2の下方に冷凍室3が配される。冷凍室3の下方には野菜室4が配される。冷蔵室2、冷凍室3及び野菜室4はそれぞれ扉2a、3a、4aにより開閉される。冷蔵室2の扉2aの前面には操作パネル5が設けられ、各貯蔵室の温度設定を行うことができる。
図2、図3は冷蔵室2の正面図及び側面断面図を示している。冷蔵室2内には貯蔵物を載置する複数の載置棚13が設けられる。扉2aの内面には複数のドアポケット16が設けられる。冷蔵室2の下部にはワイン室6及び水タンク室7が左右に並設される。ワイン室6及び水タンク室7の上面は断熱材が充填される断熱パネル14により上部と仕切られる。ワイン室6と水タンク室7との間は断熱材が充填される断熱パネル15により仕切られる。
水タンク室7は着脱自在の製氷用の水タンク7aが配される。ワイン室6にはワインを収納する収納ケース20が配される。収納ケース20は上面及び前面上部が開放される。収納ケース20の前面下部には把手部20cが設けられ、把手部20cを把持して収納ケース20を前後に出し入れできるようになっている。収納ケース20の前面上部は回動する容器蓋30によって塞がれる。収納ケース20の下部及び容器蓋30によってワイン室6は前面が塞がれた隔離室になっている。
ワイン室6は冷蔵温度(0℃〜10℃)よりも高温のワインの貯蔵に適した温度(例えば、15℃)に維持される。このため、断熱パネル14、15により上方及び側方への熱漏れが防止される。また、容器蓋30は前後に配される透明な前面板30aと背面板30bの間に空気を封入して形成され、空気断熱によって前方への熱漏れが防止されている。
ワイン室6の右側には前面に開口部8aを有する戻りダクト8が設けられる。戻りダクト8の開口部8aは冷蔵室2の前部に配置され、下部のドアポケット16付近に冷気が行き届くようになっている。これにより、ドアポケット16内の貯蔵物が高温のワイン室6によって冷却不足になることを防止できる。
図4は冷蔵室2の上面断面図を示している。水タンク室7の後部には水タンク7a(図2参照)に連結して製氷皿(不図示)に給水する給水ポンプ7bが配される。戻りダクト8の後端には冷気を冷却器(不図示)に戻す戻り通路(不図示)に臨む戻り口8bが形成される。冷蔵室2内の冷気は開口部8aを介して戻りダクト8に流入し、戻り口8bを介して戻り通路を流通して冷却器に戻る。
図5は冷蔵室2の正面断面図を示している。ワイン室6の室内外に連続する底壁6a(水平壁)には前後に延びるガイドレール9が左右の2箇所に突設される。収納ケース20の底部にはワインのボトルを載置する複数の凹部20aが前後に傾斜して形成され、収納ケース20の後部にはボトルの注ぎ口を載置する凹部20bが形成される。収納ケース20の側壁には前方が下がる傾斜面に形成されたレール状の傾斜部21が突設される。
収納ケース20には底面に突設されたリブ22a、22bにより溝部22が形成される。溝部22はガイドレール9に嵌合し、収納ケース20の左右の移動を規制して収納ケース20を前後に案内する。溝部22内には上面から垂下されるガイドリブ23が形成される。ガイドリブ23は前後に延びる線状に形成され、ガイドレール9の上面に設置される。
これにより、ガイドリブ23がガイドレール9に線接触して収納ケース20がガイドレール9上に載置される。ガイドリブ23またはガイドレール9を前後に並ぶ複数の半球状の突起により形成してもよい。これにより、ガイドリブ23がガイドレール9に点接触する。また、ガイドレール9上を転がるローラーを収納ケース20に設けてもよい。
図6はワイン室6の側面断面図を示している。ワイン室6の上部の両側壁には前後に延びた溝から成るガイド部11が凹設される。ガイド部11の下方には円弧部分を有した曲線状の溝から成るガイド部17が凹設される。収納ケース20に設けられる傾斜部21の上面は側面断面が上に凸の曲線に形成され、後端が略水平で前端が水平に対して約45゜の傾斜角になっている。
容器蓋30には第1、第2、第3摺動部31、32、33が設けられる。容器蓋30の背面板30bには下部の左右端から後方に延びる支持板30cが一体に設けられる。第1摺動部31は支持板30cの下端から内側に向かって突設される円筒状のボスから成る。第2摺動部32は容器蓋30の上部側面から外側に向かって突設される円筒状のボスから成る。第3摺動部33は支持板30cの上部から内側に向かって突設される円筒状のボスから成る。
第1摺動部31は収納ケース20の傾斜部21上に載せられる。第2、第3摺動部32、33はワイン室6の側壁に設けたガイド部11、17にそれぞれ嵌合する。これにより、第1、第2、第3摺動部31、32、33はそれぞれ傾斜部21及びガイド部11、17と線接触する。第1、第2、第3摺動部31、32、33はそれぞれ例えば半球状に形成して傾斜部21やガイド部11、17と点接触させてもよい。また、第1、第2、第3摺動部31、32、33を回転自在のローラーにより形成してもよい。
また、容器蓋30、傾斜部21及びガイド部11、17はカム機構を構成する。これにより、収納ケース20の出し入れに伴って第1、第2、第3摺動部31、32、33が傾斜部21及びガイド部11、17と摺動して容器蓋30が開閉される。尚、第3摺動部及びガイド部17を省いてもよいが、これらを設けることによって容器蓋30を回動により断熱パネル14の下方に移動させることができる。
ワイン室6の底壁6aには、収納された収納ケース20の前部及び後部の下方にストッパ12a、12bが突設される。収納ケース20の後部には突起部24が突設される。前後に移動する収納ケース20は突起部24がストッパ12a、12bに当接することにより、引き出し位置及び収納位置に位置決めされる。
ワイン室6の底壁6aはストッパ12aからワイン室6の前方に延びる凹部6bを有している。凹部6bの前方には水平面から成る平面部6cが形成される。凹部6bの前部には平面部6cに連続して後方が下がる傾斜面6dが形成される。傾斜面6dの前端は閉じられた扉2aにより覆われる位置になっている。
収納ケース20をワイン室6から前方に引き出すとガイドリブ23がガイドレール9と摺動する。この時、容器蓋30の第1摺動部31は収納ケース20の傾斜部21に沿って上昇し、第2、第3摺動部32、33はガイド部11、17に沿って移動する。これにより、容器蓋30は上部が後退しながら開き、断熱パネル14の下方に配される。
ガイドレール9の前端よりも前方の収納ケース20の重量が後方の収納ケース20の重量よりも大きくなると収納ケース20の前部が下方に傾斜する。これにより、収納ケース20はリブ22a、22b(図5参照)の前端が凹部6bに摺動してガイドリブ23がガイドレール9の前端に摺動する。
更に収納ケース20を引き出すとリブ22a、22bの前端が傾斜面6dを乗り上げ、リブ22a、22bが平面部6c上に配される。これにより、収納ケース20は略水平状態になり、リブ22a、22bが平面部6cに摺動してガイドリブ23がガイドレール9に摺動する。
そして、図7に示すように、突起部24がストッパ12aに当接し、収納ケース20が引き出し位置に配される。これにより、収納ケース20内の貯蔵物を出し入れできる。従って、ガイドレール9、凹部6b及び平面部6cは収納ケース20を載置して収納ケース20と摺動する載置部を構成する。この時、容器蓋30は断熱パネル14の下方に略平行に配され、ワイン室6の前面開口部よりも後方に配される。これにより、引き出し位置で容器蓋30が貯蔵物の出し入れの邪魔となることを防止する。
収納ケース20を収納する際には引き出し位置の収納ケース20が使用者により押入される。図8に示すように、リブ22a、22bの前端が傾斜面6dの前端まで後退した位置に収納ケース20が配されると、リブ22a、22bは傾斜面6dを滑落する。この時、収納ケース20のリブ22a、22bには傾斜面6dに垂直な抗力N1が加わる。また、収納ケース20の傾斜部21には容器蓋30の自重に基づく抗力N2が第1摺動部31から加わる。このため、抗力N1、N2の水平方向の分力により収納ケース20が後退する。
リブ22a、22bの前端が傾斜面6dよりも後方に配されると抗力N1が消失するため抗力N2の水平方向の分力により収納ケース20が後退する。この時、傾斜部21は傾斜角度が大きくなっているため抗力N2の水平方向の分力が大きくなる。また、第1、第2、第3摺動部31、32、33が傾斜部21、ガイド部11、17と線接触し、ガイドリブ23がガイドレール9と線接触するためこれらの間の摩擦力が小さい。これにより、収納ケース20は容器蓋30の自重によって後退し、図6に示す収納位置に配される。
尚、前述の図7に示す引き出し位置では傾斜部21が略水平となるため第1摺動部31から受ける抗力N2が略鉛直となる。このため、容器蓋30の自重による後方への分力が小さく、収納ケース20の後退が防止される。従って、引き出し位置で貯蔵物の出し入れを容易に行うことができる。
また、収納ケース20を引き出し位置に配した状態で扉2aを閉じた際に、ドアポケット16に当接する収納ケース20が後退する。この時、図8に示す位置まで収納ケース20が後退すると容器蓋30の自重によって収納ケース20が収納位置に配される。このため、扉2aが収納ケース20を押し続けて収納ケース20が冷蔵室2側の摺動部分と噛み合うことによる大きな破損の発生や扉2aが開いたままになることを防止できる。
本実施形態によると、収納ケース20を所定位置まで押入した際に、容器蓋30の自重により容器蓋30の第1摺動部31が収納ケース20の傾斜部21と摺動して収納ケース20を収納位置まで後退させるので、使用者は収納ケース20を収納位置まで押入する必要がなく、冷蔵庫1の利便性が向上する。また、収納ケース20を引き出した状態で冷蔵室2の扉2aを閉じた際に扉2aの押圧によって所定位置まで収納ケース20が後退すると収納ケース20が容器蓋30の自重により収納位置まで後退する。従って、収納ケース20及び容器蓋30の破損や扉2aが閉じられない不具合を防止することができる。
また、ガイドレール9(載置部)と収納ケース20のガイドリブ23とを線接触にしたので、両者の摩擦力が小さくなり、容器蓋30の自重によって容易に収納ケース20を収納位置まで後退させることができる。尚、ガイドレール9と収納ケース20とを点接触にしてもよい。また、ガイドレール9と収納ケース20とをすべり接触により摺動させるだけでなく、球状(点接触)または円筒状(線接触)のローラーを設けた転がり接触により摺動させてもよい。
また、ガイドレール9、溝部22、ガイドリブ23により、収納ケース20の載置部と収納ケース20とを線接触により前後に摺動させる構成を容易に実現することができる。
また、ガイドレール9、凹部6b及び平面部6cから成る収納ケース20の載置部の前部が傾斜面6dによって後方が下がるように傾斜するので、収納ケース20が自重によって後方に加速し、収納ケース20を収納位置まで容易に後退させることができる。
また、傾斜部21と第1摺動部31とを線接触にしたので、収納ケース20と容器蓋30の摩擦力を低減することができる。従って、より簡単に収納ケース20を収納位置まで後退させることができる。尚、傾斜部21と第1摺動部31とを点接触にしてもよい。また、傾斜部21と第1摺動部31をすべり接触により摺動させるだけでなく、第1摺動部31をローラーにより形成して転がり接触により摺動させてもよい。
同様に、ガイド部11、17と第2、第3摺動部32、33とを線接触にしたので、ガイド部11、17と容器蓋30の摩擦力を低減することができる。従って、より簡単に収納ケース20を収納位置まで後退させることができる。尚、ガイド部11、17と第2、第3摺動部32、33とを点接触にしてもよい。また、ガイド部11、17と第2、第3摺動部32、33をすべり接触により摺動させるだけでなく、第2、第3摺動部32、33をローラーより形成して転がり接触により摺動させてもよい。
また、容器蓋30はガイド部11、17及び傾斜部21とともにカム機構を構成して開いた際に断熱パネル14の下方に配される。このため、収納ケース20を引き出した状態で扉2aを閉じても容器蓋30とドアポケット16との干渉を防止できる。従って、容器蓋30の破損をより確実に防止することができる。
また、傾斜部21の側面断面を上に凸の曲線にしたので、収納ケース20を引き出し位置に配した際に抗力N2の水平方向の分力が小さくなる。これにより、容器蓋30の自重によって収納ケース20が後退せず、貯蔵物を容易に出し入れできる。また、所定位置まで収納ケース30を押入すると抗力N2の水平方向の分力が大きくなるため容器蓋30の自重によって収納ケース20を後退させることができる。
本実施形態において、ガイドレール9をワイン室6の底部に配してガイドリブ23を収納ケース20の底面に突設しているが、他の構成でもよい。例えば、ガイドレール9をワイン室6の側壁に突設してガイドリブ23を収納ケース20の側壁に突設し、ガイドレール9上にガイドリブ23を配して収納ケース20を載置してもよい。この時、ボール(点接触)やころ(線接触)を有したリニアベアリングを用いて収納ケース20を前後移動可能に支持してもよい。
また、ガイドレール9の上面を凹部6bの底面と同じ高さにしてもよく、ガイドレール9を後方が下がるように傾斜してもよい。
本発明によると、貯蔵室内に出し入れ自在に設けられる収納ケースを有した冷蔵庫に利用することができる。
本発明の実施形態の冷蔵庫を示す正面図 本発明の実施形態の冷蔵庫の冷蔵室を示す正面図 本発明の実施形態の冷蔵庫の冷蔵室を示す側面断面図 本発明の実施形態の冷蔵庫の冷蔵室を示す上面断面図 本発明の実施形態の冷蔵庫の冷蔵室を示す正面断面図 本発明の実施形態の冷蔵庫のワイン室を示す側面断面図 本発明の実施形態の冷蔵庫の収納ケースを引き出し位置に配した状態を示す側面断面図 本発明の実施形態の冷蔵庫の収納ケースを所定位置まで押入した状態を示す側面断面図
符号の説明
1 冷蔵庫
2 冷蔵室
2a、3a、4a 扉
3 冷凍室
4 野菜室
6 ワイン室
6a 底壁
6b 凹部
6c 平面部
6d 傾斜面
7 水タンク室
8 戻りダクト
11、17 ガイド部
12a、12b ストッパ
13 載置棚
14、15 断熱パネル
16 ドアポケット
20 収納ケース
21 傾斜部
22 溝部
22a、22b リブ
23 ガイドリブ
24 突起部
30 収納蓋
31 第1摺動部
32 第2摺動部
33 第3摺動部

Claims (6)

  1. 貯蔵室内の載置部に載置されるとともに収納位置と引き出し位置との間を移動して出し入れ自在の収納ケースと、前記収納ケースの出し入れに応じて前記収納ケースの前面を開閉する容器蓋とを備えた冷蔵庫において、前記載置部と前記収納ケースとを点接触または線接触にして、前記収納ケースに前方が下がる傾斜部を設けるとともに、前記容器蓋は前記傾斜部と摺動する第1摺動部を有し、引き出された前記収納ケースを所定位置まで押入した際に、前記容器蓋の自重により第1摺動部が前記傾斜部と摺動して前記収納ケースを前記収納位置まで後退させることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記載置部は前記貯蔵室の水平壁上に突設された前後に延びるガイドレールを有し、前記収納ケースの底面に設けられて前記ガイドレールに嵌合する溝部と、前記溝部内に垂下して前記ガイドレールの上面と摺動するガイドリブとを備えたことを特徴とする請求項に記載の冷蔵庫。
  3. 前記載置部の前部は後方が下がる傾斜面に形成され、前記所定位置で前記収納ケースが前記傾斜面と摺動することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記傾斜部と第1摺動部とを点接触または線接触にしたことを特徴とする請求項1〜請求項のいずれかに記載の冷蔵庫。
  5. 閉じた状態の前記容器蓋の下部に第1摺動部が配されるとともに、前記容器蓋の上部に配される第2摺動部と、第2摺動部を摺動により前後に案内するガイド部とを設け、前記ガイド部と第2摺動部とを点接触または線接触にしたことを特徴とする請求項1〜請求項のいずれかに記載の冷蔵庫。
  6. 前記傾斜部の側面断面を上に凸の曲線にしたことを特徴とする請求項1〜請求項のいずれかに記載の冷蔵庫。
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