JP5443264B2 - 温風暖房機 - Google Patents
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Description
燃料ガスと燃焼用空気とを混合して燃焼する全一次空気燃焼式のガスバーナを有する燃焼室と、
燃焼室における燃料ガスと燃焼用空気とが混合される混合ガス室に燃焼用空気を強制的に供給する燃焼用ファンと、
ガスバーナ近傍の燃焼温度を検出する温度検出器と、
混合ガス室への燃料ガス及び燃焼用空気の供給量を制御する制御部とを備え、
制御部は、
酸素濃度が正常な状態での定常燃焼時のガスバーナの目標燃焼温度が、燃料ガス供給量で変動する暖房能力に応じたガスバーナの最高燃焼温度よりも低く設定される目標値設定部と、
設定された暖房能力が得られるように混合ガス室への燃料ガス供給量を制御する燃焼制御部と、
酸素濃度が正常な状態での定常燃焼時における目標燃焼温度に対応する燃焼用ファンの回転数であって、前記最高燃焼温度に対応する回転数よりも高い回転数が目標回転数として設定されると共に、温度検出器で検出された燃焼温度に基づいて目標燃焼温度を維持するように燃焼用ファンの回転数を制御するファン制御部とを備え、
制御部は、
燃焼用ファンにおける目標回転数から現在の回転数を減算したときの変化量が、目標回転数から酸欠燃焼時の目標燃焼温度に対応する回転数を減算したときの酸欠変化量以上である場合、酸欠状態であると判定して燃焼を停止する温風暖房機である。
上記温風暖房機によれば、酸欠による燃焼停止からの時間経過に基づいて酸欠が回復されたことを容易に判定することができる。
上記温風暖房機によれば、酸欠による燃焼停止時の室温からの室温低下状態に基づいて酸欠が回復されたことを容易に判定することができる。
ファン制御部は、前記目標回転数よりも低い回転数で燃焼用ファンを回転させて定常燃焼を開始し、温度検出器で検出された燃焼温度に基づいて目標燃焼温度に低下するまで回転数を増加させていく制御を行なうと共に、
前記目標回転数よりも低い回転数の初期目標回転数を定常燃焼開始時に設定し、定常燃焼開始により増加する燃焼用ファンの回転数であって初期目標回転数から目標燃焼温度に対応する前記目標回転数に至るまでの間の回転数を経時的に変動する変動目標回転数として設定し、
制御部は、現在設定されている変動目標回転数から現在の回転数を減算して実際の回転数変化量を算出し、この実際の回転数変化量が、最終的に安定した変動目標回転数から、酸欠状態で燃焼運転が行われた場合に燃焼温度が目標燃焼温度となる燃焼用ファンの回転数まで回転数が低下したときの酸欠変化量以上である場合、酸欠状態であると判定する一方で、酸欠により燃焼が停止されてから酸欠が回復されるまでの間に定常燃焼が開始された場合には、燃焼停止直前に設定された変動目標回転数に基づいて実際の回転数変化量を算出し、この実際の変化量が、前記酸欠変化量以上の場合、酸欠状態と判定するように制御する構成とすることが好ましい。
しかも、酸欠により燃焼が停止されてから酸欠状態が回復するまでの間は、初期目標回転数に関係なく、酸欠による燃焼停止直前に設定された変動目標回転数に基づいて実際の回転数変化量を算出して酸欠の判断を行なうように構成されるため、酸欠により燃焼が停止してから酸欠状態が回復するまでの間に定常燃焼が開始されても、燃焼停止直前の変動目標回転数に従って定常燃焼を行なうことができるので、正確な酸欠の判断を行なうことができる。
上記温風暖房機によれば、暖房能力に応じた酸欠の判定を確実に行なうことができる。
即ち、既述した目標燃焼温度でガスバーナ41が燃焼するよう、混合ガス室44内における燃料ガスと燃焼用空気との混合時に、燃料ガスの割合を低下させ、空気過剰の状態とするため、酸素濃度21%の正常な状態における定常燃焼時の目標TC出力値に対応する燃焼用ファン6の最終的に安定する目標回転数が、最高燃焼温度に対応する回転数(本実施の形態では、暖房能力大のときに2800rpm、暖房能力小のときに1000rpm)よりも高く設定される。本実施形態では、燃焼ファン6の正常な状態における定常燃焼状態時の安定な目標回転数は、暖房能力大の場合は目標TC出力値15mVに対応する4800rpmに、暖房能力小の場合は目標TC出力値18mVに対応する1400rpmに設定される。目標回転数の設定については後で詳述する。
さらに、変動目標回転数は、初期目標回転数から変動するように制御されるため、本実施形態では、酸欠により燃焼用ファン6が停止され、かつ、燃料ガスの供給が停止されてから、酸欠状態が回復する30分が経過するまでの間は、変動目標回転数は酸欠になって燃焼停止される直前に設定された安定時の変動目標回転数が維持されるように構成されている。このため、酸欠により燃焼が停止してから酸欠状態が回復するまでは、燃焼停止直前の最終的に安定した時の変動目標回転数に従って定常燃焼を行なうことができるので、酸欠状態が回復する前に燃焼が再開されても、正確な酸欠の判断を行なうことができる。
11 本体ケース
18 操作部
3 対流ファン
4 燃焼室
41 ガスバーナ
43 燃焼プレート
44 混合ガス室
47 点火電極
48 熱電対(温度検出器)
6 燃焼用ファン
8 制御部
81 目標値設定部
82 燃焼制御部
83 ファン制御部
84 回転数記憶部
Claims (5)
- 燃料ガスと燃焼用空気とを混合して燃焼する全一次空気燃焼式のガスバーナを有する燃焼室と、
燃焼室における燃料ガスと燃焼用空気とが混合される混合ガス室に燃焼用空気を強制的に供給する燃焼用ファンと、
ガスバーナ近傍の燃焼温度を検出する温度検出器と、
混合ガス室への燃料ガス及び燃焼用空気の供給量を制御する制御部とを備え、
制御部は、
酸素濃度が正常な状態での定常燃焼時のガスバーナの目標燃焼温度が、燃料ガス供給量で変動する暖房能力に応じたガスバーナの最高燃焼温度よりも低く設定される目標値設定部と、
設定された暖房能力が得られるように混合ガス室への燃料ガス供給量を制御する燃焼制御部と、
酸素濃度が正常な状態での定常燃焼時における目標燃焼温度に対応する燃焼用ファンの回転数であって、前記最高燃焼温度に対応する回転数よりも高い回転数を目標回転数として設定すると共に、温度検出器で検出された燃焼温度に基づいて目標燃焼温度を維持するように燃焼用ファンの回転数を制御するファン制御部とを備え、
制御部は、
燃焼用ファンにおける目標回転数から現在の回転数を減算したときの変化量が、目標回転数から酸欠燃焼時の目標燃焼温度に対応する回転数を減算したときの酸欠変化量以上である場合、酸欠状態であると判定して燃焼を停止する温風暖房機。 - 請求項1に記載の温風暖房機において、
制御部は、酸欠状態により燃焼停止されてからの所定時間経過により、酸欠状態が回復されたと判定するように制御する構成である温風暖房機。 - 請求項1に記載の温風暖房機において、
室温を検出する室温検出手段を備え、
制御部は、酸欠状態により燃焼停止された時の室内の温度からの所定温度低下により、酸欠状態が回復されたと判定するように制御する構成である温風暖房機。 - 請求項2又は3に記載の温風暖房機において、
ファン制御部は、
前記目標回転数よりも低い回転数で燃焼用ファンを回転させて定常燃焼を開始し、温度検出器で検出された燃焼温度に基づいて目標燃焼温度に低下するまで回転数を増加させていく制御を行なうと共に、
前記目標回転数よりも低い回転数の初期目標回転数を定常燃焼開始時に設定し、定常燃焼開始により増加する燃焼用ファンの回転数であって初期目標回転数から目標燃焼温度に対応する前記目標回転数に至るまでの間の回転数を経時的に変動する変動目標回転数として設定し、
制御部は、
現在設定されている変動目標回転数から現在の回転数を減算して実際の回転数変化量を算出し、この実際の回転数変化量が、最終的に安定した変動目標回転数から、酸欠状態で燃焼運転が行われた場合に燃焼温度が目標燃焼温度となる燃焼用ファンの回転数まで回転数が低下したときの酸欠変化量以上である場合、酸欠状態であると判定する一方で、酸欠により燃焼が停止されてから酸欠が回復されるまでの間に定常燃焼が開始された場合には、燃焼停止直前に設定された変動目標回転数に基づいて実際の回転数変化量を算出し、この実際の変化量が、前記酸欠変化量以上の場合、酸欠状態と判定するように制御する構成である温風暖房機。 - 請求項1〜4の何れかに記載の温風暖房機において、
制御部は、混合ガス室に供給される燃料ガスの供給量に対応して酸欠変化量が設定されるように構成される温風暖房機。
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