JP5439731B2 - 水田作業機 - Google Patents
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Description
フロートは、その均平整地作用によって圃場面の凹凸を均平整地することにより、安定した圃場作業を可能とする。また、左右の防波板は、その防波作用により走行車輪やフロートによって側方に押し出された泥流波の外側方拡散を受け止めて隣接部の植付け苗株への波及障害を抑えることができる。
線引きマーカと連動して防波板の動作を切替えることにより、特段の切替え制御を要することなく、作業済み領域の側と対応した確実な防波動作が可能となる。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2の構成において、前記作業装置に整地ロータを設け、この整地ロータの前後各々に表土の高さを検出するセンサを設け、これら両センサによる表土の前後の高低差が基準より大きいことの検出に基づいて、整地ロータの支持位置を高い側に補正することを特徴とする。
また、線引きマーカの動作に連動して防波板の動作を切替え制御することから、特段の切替え制御を要することなく、作業済み領域の側と対応した確実な防波動作が可能となる。
また、カム軸の回動によって左右の防波板と左右の線引きマーカを共に駆動制御することができる。
請求項3の水田作業機は、請求項1,2の効果に加え、整地ロータの高さ調整ができる。
図1及び図2は本発明を用いた一実施例である乗用型田植機の左側面図と平面図である。この乗用型田植機1は、走行車体2の後側に昇降リンク装置3を介して作業装置としての移植装置4が昇降可能に装着され、また、走行車体2の後部上側に施肥装置5の本体部分が設けられている。
また、走行車体2の前部左右両側には、補給用の苗を載せておく予備苗載台38,38が機体よりも側方に張り出す位置と内側に収納した位置とに回動可能に設けられている。
上記サイドフロート56の外側方には、図3の作業装置の要部平面図に示すように、機体の左右に防波板53L,53Rを設ける。この防波板53L,53Rは、フロート56の直前位置に配置したロータ27および後輪11による泥流波の拡散方向を勘案した一定の位置関係に定める。
防波板の駆動機構は、その要部拡大側面を図5に示すように、左右の防波板53L,53Rのワイヤ61L,61Rを移植装置4の昇降用リンクと連結することによって移植装置4の昇降と連動動作させ、かつ、ソレノイド77R、77Lで個別制御するように構成する。
次に、フロントサスペンションについて説明する。フロントサスペンションは、前輪の支持構造の要部正面を図7に示すように、左右の前輪10、10をフローティング支持するスライド支軸10a,10aにそれぞれの支持高さ位置を検出する上下位置センサ10L、10Rを設け、図8の制御ブロック構成図に示すように、昇降用油圧電磁バルブ46vのPWM制御によって昇降用シリンダ46を駆動し、左右の高さ位置の信号に応じて移植装置4の昇降速度を制御可能に制御部Cを構成する。
次に、ロータ27の高さ調節について説明する。
ロータ27は、その取付け構造の側面図を図9に示すように、苗載台フレーム4cに支持リンク27sを介して高さ調節可能に取付け、この支持リンク27sをロータ昇降モータ27mによって回動調節するとともに、ロータ27の前後位置に表土の高さを検出するセンサ27f、27rを設け、これら両センサ27f、27rの検出による表土の前後の高低差が基準より大きい場合に、ロータ27の支持位置を高く補正し、または、その高低差を表示するように構成する。
次に、移植装置の植付装置について説明する。
植付装置52は、苗載台51の下端に臨んで配置され、その側面図および回転軸線展開拡大断面図をそれぞれ図10、図11に示すように、回転駆動されるロータリケース(回転体)201とその2つの偏心支軸202,202にそれぞれ取付けられて苗を植付けする植込杆203とから構成される。2つの偏心支軸202,202は、ロータリケース201について、その回転軸201cを通る1つの直径線上の共通半径位置においてその回転軸線と平行する軸線上に軸支し、同ロータリケース201に内設された静止偏心サンギヤ204sと偏心歯合する不等速伝動ギヤ列による伝動系204と連結して所定の角度範囲内を揺動可能に構成する。
2 走行車体
3 昇降リンク装置
4 移植装置(作業装置)
10 前輪
11 後輪
27 ロータ
46 昇降用シリンダ
53a 支持軸
53L,53R 防波板
55 センターフロート
56 サイドフロート
57 ミドルフロート
61L,61R ワイヤ
77L,77R ソレノイド
A 防波位置
B 収納位置
Claims (3)
- 後輪(11)によって水田走行が可能に支持された機体(2)と、この機体(2)に搭載されて水田作業を行う作業装置(4)と、この作業装置(4)による作業位置(P)の走行前方側に配置されて圃場を均平整地するフロート(56)とを備え、機体外側に張り出して次の走行位置をマークするアームからなる線引きマーカを左右の機体側部に個別動作可能に設けた水田作業機において、
上記フロート(56)の側方位置には、その前端位置の前後に亘って延びる防波板(53L,53R)を機体の左右に設け、この左右の防波板(53L,53R)は、それぞれを防波位置と収納位置との2つの位置に切替え可能に支持し、左右で互いに異なる位置に保持して機体の旋回動作の都度、それぞれの位置を切替え制御し、
線引きマーカの線引き動作に連動して当該線引きマーカと同じ側の防波板(53L,53R)を収納位置に切替え制御すると共に、
カム軸(81a)と一体に第一のカム(81)と第二のカムを設け、
第一のカム(81)が回動することにより、2つの第一従動リンク(82L、82R)が連係して作動し、左右各々の防波板(53L,53R)の位置を切替え、
カム軸(81a)と一体の第二のカムが回動することにより、2つの第二従動リンクが連係して作動し、左右各々の線引きマーカを駆動し、
これら一体で回動する第一のカム(81)及び第二のカムにより、左右の線引きマーカを共に張出したときと共に収納したときは、左右の防波板(53L,53R)を共に収納位置に切替えるよう設定することを特徴とする水田作業機。 - 前記作業装置(4)の下部にセンターフロート(55)を設け、当該センターフロート(55)の上下動に基づいて作業装置を昇降制御すると共に、
左右の前輪(10)を上下動自在に支持し、当該左右の前輪(10)の上下位置を検出する左右各々の上下位置センサ(10L、10R)を設け、左右の前輪(10)が同時に変動していることをこの上下位置センサ(10L、10R)が検出したことに基づいて作業装置(4)の下降速度を速くする制御を行う制御部(C)を設けることを特徴とする請求項1記載の水田作業機。 - 前記作業装置(4)に整地ロータ(27)を設け、
この整地ロータ(27)の前後各々に表土の高さを検出するセンサ(27f、27r)を設け、これら両センサ(27f、27r)による表土の前後の高低差が基準より大きいことの検出に基づいて、整地ロータ(27)の支持位置を高い側に補正することを特徴とする請求項1又は2に記載の水田作業機。
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