JP5438912B2 - 利用券管理システム - Google Patents

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Description

本発明は利用券管理システムに係り、特に、所定の情報の印字の不具合を検出して利用券の適正な管理を行うことを可能とした利用券管理システムに関するものである。
一般に、時間貸しの駐車場においては、駐車場利用者に対して駐車券を発行するようにしており、この駐車券としては、従来、一面に磁気記録面を有し、この磁気記録面に所定の情報を記録するようにしてなる磁気式の駐車券がある。
この磁気式の駐車券は、簡単に複製しにくく、変形などに対してある程度の耐性があり、駐車場の提携店舗による駐車料金の割引処理などの追記が可能であるといった理由から従来から多く用いられている。
しかし、近年、磁気式の駐車券より安価で、環境面にも配慮した駐車券が求められてきている。
そこで、例えば、感熱紙などの紙媒体からなる駐車券に入場時刻などの所定の情報をバーコードで書き込むとともに、提携店舗におけるテナントチェッカでの割引情報などもバーコードで書き込み、これら各バーコードにより、入庫時間など所定の情報と、割引情報とを読み取り、割引処理や駐車料金の精算を行う技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−128336号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載の発明においては、駐車券発行機やテナントチェッカに内蔵されている印字部に汚れが付着していたり、例えば、サーマルプリンタにおけるサーマルヘッドの発熱体が欠けたりしていると、駐車券の印字にかすれやドット抜けなどの印字不具合が生じる。そして、著しい印字不具合の場合には、印字されているバーコードが料金精算機で読取り不能となるために駐車料金の割引サービスが適用されなかったり、精算できなくなったりするなどの精算処理不具合が発生するおそれがあるという問題を有している。
また、このようなサーマルヘッドの汚れや発熱体の欠けは、初めはヘッドの一部分の範囲にあるため二次元コードは誤り補正を行うことで読取り可能であるが、保守を行わないでいると汚れや欠けの部分が多くなり、読取り不能となることが考えられるため、汚れや欠けの小さいうちに保守をことが要望されている。
本発明は前記した点に鑑みてなされたものであり、印字部による印字不具合を検出することにより、印字部による適正な印字を行うとともに、印字部による情報を確実に読み取ることができ、精算処理の不具合などの発生を確実に防止することのできる利用券管理システムを提供することを目的とするものである。
本発明は前記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、券発行機により所定の入場情報を印字した利用券を発行し、所定の店舗に設置された所定のテナントチェッカにより前記利用券に所定のサービス情報を印字し、料金精算機により前記利用券から読み取った前記入場情報または前記サービス情報に印字不具合を検出した場合に、前記料金精算機は印字不具合情報を前記券発行機に通信することを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1において、前記券発行機は、前記印字不具合情報に基づいて不具合印字位置を避けた位置に印字位置を変更することを特徴とする。
請求項3に係る発明は、利用者に所定の入場情報を印字した利用券を発行する券発行機と、利用者が利用する利用券に印字された入場情報を読み取る読み取り部と、この読み取った情報から印字不具合位置を検出する印字不具合位置検出部と、前記印字不具合位置検出部により検出された印字不具合情報を前記券発行機に通信する通信部とを備えた料金精算機と、を備え、
前記券発行機は、前記料金精算機の前記通信部から送られる前記印字不具合情報に基づいて、前記入場情報を印字する位置を印字不具合位置を避けた位置に設定する印字位置設定部を備えていることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項3において、所定の店舗に設置され前記利用券に所定のサービス情報を印字するテナントチェッカを備え、前記印字不具合位置検出部は、前記テナントチェッカによるサービス情報の印字不具合位置も検出するものであることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1、請求項2または請求項4のいずれか一項において、前記券発行機は、前記テナントチェッカの印字不具合情報を前記入場情報と共に印字するものであり、前記テナントチェッカは、前記印字不具合情報に基づいて前記サービス情報を印字する位置を印字不具合位置を避けた位置に設定する印字位置設定部を備えていることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1から請求項5のいずれか一項において、前記料金精算機は、前記印字不具合情報を保守ステーションに通知するものであることを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項1、請求項2、請求項4または請求項5のいずれか一項において、前記利用券は、駐車場で利用する駐車券であり、前記サービス情報は、駐車場の割引サービスを行うための情報であることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、料金精算機により利用券から読み取った入場情報またはサービス情報に印字不具合を検出した場合に、料金精算機により印字不具合情報を券発行機に通信するようにしているので、料金精算機において、入場情報またはサービス情報の印字不具合よる読み取り不能による精算処理の不具合を確実に防止することができる。
請求項2に係る発明によれば、券発行機により、印字不具合情報に基づいて不具合印字位置を避けた位置に印字位置を変更するようにしているので、券発行機により、印字不具合位置を避けて適正な入場情報を印字することができ、料金精算機による読み取り不能による精算処理の不具合を確実に防止することができる。
請求項3に係る発明によれば、料金精算機の印字不具合位置検出部により、利用券に印字された入場情報の印字不具合を検出し、この印字不具合情報を通信部を介して駐車券発行機に送るようにしているので、券発行機により、印字不具合位置を避けて適正な入場情報を印字することができ、料金精算機による読み取り不能による精算処理の不具合を確実に防止することができる。
請求項4に係る発明によれば、料金精算機の印字不具合位置検出部により、テナントチェッカにおいて利用券に印字されたサービス情報の印字不具合を検出し、この印字不具合情報を券発行機に送ることができる。
請求項5に係る発明によれば、券発行機により、料金精算機から送られる印字不具合情報に基づいて入場情報と共に印字不具合情報を印字するようにしているので、テナントチェッカにおいても印字不具合位置を避けて適正なサービス情報を印字することができ、料金精算機による読み取り不能による割引処理の不具合を確実に防止することができる。
請求項6に係る発明によれば、料金精算機の通知部により、印字不具合が検出された場合に印字不具合情報を保守ステーションに通知するようにしているので、早期のメンテナンスが可能となり、印字不具合を早期に解消することができる。
請求項7に係る発明によれば、利用券は駐車場で利用する駐車券であり、サービス情報は駐車場の割引サービスを行うための情報としているので、駐車場を利用してその駐車場と提携している店舗で割引サービスを受けることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明に係る利用券管理システムを駐車券の割引管理システムに適用した場合の実施形態を示す概略図である。図1に示すように、本実施形態の割引管理システムは、駐車場の入場ゲート機付近に設置された駐車券発行機1を備えており、駐車券発行機1は、車両検知器2により車両が駐車場の入口に接近したことを検出した際に、利用券としての駐車券3(図2参照)を発券する発行機制御部4を備えている。
この駐車券発行機1は、当該駐車場を識別するコード、駐車券3の1枚ごとに異なる発券番号、入場日時および当該駐車券発行機1の識別番号などで構成される入場情報を生成する入場情報生成部5を備えている。入場情報生成部5による発券番号は、入庫する車両に対して発券する駐車券3毎に固有の番号であり、同一の番号が付されることはない。
また、駐車券発行機1は、入場情報生成部5により生成された入場情報、当該駐車券発行機1の識別番号および印字の不具合が生じている不具合機器番号に対応する二次元の駐車券用コード6を駐車券3に印字する印字部としての駐車券印字部7を備えており、駐車券発行機1は、駐車券印字部7による印字位置を駐車券3の任意の位置に設定する印字位置設定部8を備えている。
機械読取りのための情報を記録するための二次元コードとしては、例えば、「QRコード(登録商標)」(JISX0510)がある。入場情報、事前精算情報、割引情報を記録するために十分な容量が確保できるのであれば、他の規格の二次元コードや、一次元のいわゆるバーコードを用いてもよい。さらに、文字認識技術を用いることで、暗号化した状態で目視可能な文字そのものを機械読取りに利用するようにしてもよい。
また、駐車券印字部7の印字方式としては、例えば、サーマルヘッドによる感熱印字の他、熱転写印字、ドットプリンタ、インクジェットプリンタなどの印字結果が機械読取りおよび目視可能な方式であれば、いずれの方式を用いるようにしてもよい。また、本実施形態においては、駐車券印字部7により二次元の駐車券用コード6を書き込むようにしているが、駐車券印字部7により書き込み可能で目視化されたデータであれば、例えば、一次元バーコードや数字配列などを書き込むようにしてもよい。
また、駐車券発行機1は、料金精算機9の通信部10と通信を行うための通信部11が設けられている。
また、駐車場と提携している店舗には、テナントチェッカ12が駐車券発行機1に対してオフライン状態で設置されている。テナントチェッカ12は、駐車券3の駐車券用コード6を読み取る駐車券読み取り部13を備えており、テナントチェッカ12は、個々の駐車場を識別するための駐車場コード、割引の種別(例えば、30分割引、60分割引等)を表す割引種別コードおよびテナントチェッカ12の機器を識別する機器番号から構成される二次元の割引用コード14を生成する割引情報生成部15を備えている。さらに、テナントチェッカ12には、割引情報生成部15により生成された割引用コード14を書き込む印字としての割引情報印字部16が設けられており、テナントチェッカ12には、割引情報印字部16による印字位置を設定する印字位置設定部17が設けられている。
また、テナントチェッカ12には、駐車券読み取り部13により駐車券用コード6を読み取った際に、駐車券用コード6に含まれる不具合機器番号が自機と一致するか否かを判断し、不具合機器番号が自機と一致する場合に、割引用コード14を印字するときに、印字不具合の発生している位置を避けて割引用コード14を印字するように印字位置設定部17を制御するチェッカ制御部18が設けられている。
また、駐車場の出場ゲート機付近には、料金精算機9が設置されており、料金精算機9は、車両検知器19により車両が駐車場の出口に接近したことを検出した際に、駐車券3を挿入可能とする精算機制御部20を備えている。
また、料金精算機9は、駐車券3に書き込まれた駐車券用コード6を読み取って複合化する駐車券読み取り部21を備えている。料金精算機9には、駐車券読み取り部21により読み取られた駐車券用コード6から駐車券3の入場情報に含まれている駐車場を識別するコードなどを用いて駐車券3が有効か無効かを判定する駐車券判定部22を備えている。
また、料金精算機9は、駐車券読み取り部21により読み取られた割引用コード14から割引情報に含まれている駐車場コードおよび割引種別コードを用いて、その割引情報が有効か否かを判別する割引情報判定部23を備えている。
さらに、料金精算機9には、駐車券用コード6の情報、例えば、車両の入庫時間と現在の時刻とに基づいて所定の駐車料金を計算するとともに、割引情報判定部23により正規な情報と判断された割引用コード14の割引情報に基づいて割引精算処理を行う精算部24が設けられている。さらに、料金精算機9には、車両の運転者に対して所定の精算指示を表示する表示部25が設けられている。
また、料金精算機9は、本実施形態においては、印字不具合位置検出部26を備えている。
一般に、二次元コードは、暗・明それぞれが1・0を表す正方形状のモジュールが縦横に多数並んだ形状のシンボルである。また、読み取りを確実にするために暗・明のモジュールが二次元コードのシンボル全体にバランスよく配置される処理が施されている。このことから、1つのシンボルの中で縦方向のラインの暗・明の比率を求めると、およそ暗の比率が50%程度となると考えられる。
ここで、図3に示すように、駐車券用コード6に印字不具合が発生した場合に、図4に示すように、印字時にヘッドの汚れや発熱体の欠けがあったライン(図4中矢印参照)では、まったく印字がなされないため、そのラインの暗の比率は0%となる。このことから、この印字不具合位置検出部26は、駐車券3の印字画像から二次元コードのシンボルだけを切り出し、縦方向のラインにおける暗の比率が著しく低いラインを検出することで、ヘッドの汚れや発熱体の欠けによる印字不具合を検出するものである。
また、例えば、二次元コードの読み取りの誤りが生じた場合でも、その誤りを訂正する誤り訂正機能を備えているが、この二次元コードの誤り訂正機能により読取り誤りの訂正を行った比率を求め、比率が一定以上の場合に印字不具合が発生していると判定するようにしてもよい。この訂正比率による印字不具合の判定手法は、前述の暗・明比率による印字不具合の判定手法と併せて行うようにしてもよいし、別個に行うようにしてもよい。
さらに、この印字不具合位置検出部26により、印字不具合位置があることを検出した場合は、駐車券用コード6または割引用コード14の印字の不具合が生じている不具合機器番号および印字不具合位置からなる印字不具合情報を通信部10,11を介して駐車券発行機1に通知するような構成されている。このとき、本実施形態においては、テナントチェッカ12とはオンラインで接続されていないので、テナントチェッカ12に対する通知は行わない。
さらに、本実施形態においては、料金精算機9の通信部10には、保守ステーション27が接続されており、料金精算機9の印字不具合位置検出部26により印字不具合情報が入力保守ステーション27に通知し、該当する機器のメンテナンスを行うように促すように構成されている。なお、この保守ステーション27への通知に代えて、保守員による定期点検等の際に、印字不具合情報を表示部25などに表示してメンテナンスを行うように促すようにしてもよい。
なお、前記実施形態においては、駐車券読み取り部21、駐車券判定部22、割引情報判定部23および精算部24などを駐車場の出場口側に設置された料金精算機9に設けるようにしているが、車両に乗車する前に精算を行う事前精算機に同様な構成を設けるようにしてもよい。
次に、本実施形態の作用について説明する。
まず、料金精算機9による精算処理について図8に示すフローチャートを参照して説明する。
駐車場の出口に車両が接近したことを車両検知器19が検出すると(ST1)、料金精算機9に駐車券3が挿入可能となる。駐車券3が挿入されると(ST2)、駐車券3に印字されている駐車券用コード6および割引用コード14を駐車券読み取り部21により読取って、それぞれの二次元コードの画像を取得するとともに(ST3)、駐車券用コード6および割引用コード14の内容を読み取って復号化し、記録されている入場情報および割引情報を得る(ST4)。
次に、駐車券判定部22により、駐車券用コード6の入場情報に含まれている駐車場を識別するコードなどを用いて駐車券3が有効か無効かを判定するとともに、割引情報判定部23により、割引用コード14の割引情報に含まれている駐車場コードおよび割引種別コードを用いて、その割引情報が有効か否かを判別する。そして、駐車券3および割引情報が有効であると判定した場合には、所定の駐車料金を計算する(ST5)。
利用者が料金を支払い(ST6)、精算処理が完了したら、カーゲートを開き、車両を出場させる。
その後、印字不具合の判定を行う(ST7)。この印字不具合の判定処理について、図9に示すフローチャートを参照してさらに詳細に説明する。
駐車券3に印字されている駐車券用コード6および割引用コード14を駐車券読み取り部21により読取って取得した二次元コードの画像からシンボルを切り出し(ST10)、シンボルの縦方向のライン毎に暗の比率を求める(ST11)。
そして、暗の比率が著しく低いラインがあるか否か判断し(ST12)、暗の比率の低いラインが存在する場合には、保守ステーション27に対して機器メンテナンスを促すメッセージを出力する(ST13)。暗の比率の低いラインが存在しない場合は、印字不具合なしと判定する(ST14)。
一方、複数のテナントチェッカ12または駐車券発行機1のうちの印字不具合発生機器が料金精算機9に対してオンライン接続されているか判断し(ST15)、オンライン接続されている場合には、その機器(本実施形態においては、駐車券発行機1)に印字不具合情報を通知する(ST16)。オンライン接続されていない場合は、印字不具合発生機器の機器番号および印字不具合のライン位置からなる印字不具合情報を駐車券発行機1に通知する(ST17)。本実施形態においては、駐車券発行機1が料金精算機9にオンライン接続されているため、印字不具合情報は駐車券発行機1にのみ通知され、各テナントチェッカ12は料金精算機9にオンライン接続されていないため、各テナントチェッカ12には印字不具合情報は通知されない。
次に、駐車券発行機1による印字不具合情報を受けた際の処理について、図10に示すフローチャートを参照して説明する。
駐車券発行機1は、料金精算機9から駐車券発行機1の印字不具合情報を受けているか判断し(ST20)、印字不具合情報を受けている場合は、印字位置設定部8により、印字不具合位置を避けた位置に印字位置を設定する(ST21)。印字不具合情報を受けていない場合は、印字位置設定部8により通常の印字位置に設定する(ST22)。
また、料金精算機9から複数のテナントチェッカ12のうちの印字不具合発生機器の印字不具合位置の通知を受けているか否か判断し(ST23)、印字不具合発生機器の印字不具合情報を受けている場合は、印字不具合の生じている機器番号および印字不具合位置の情報を入場情報に付加して印字するように設定する(ST24)。印字不具合情報を受けていない場合は、入場情報に対する情報の付加は行わない(ST25)。
続いて、駐車券発行機1による駐車券3の発行処理について、図11に示すフローチャートを参照して説明する。
駐車場の入口に車両が接近したことを車両検知器2が検出したら(ST30)、入場情報生成部5により、当該駐車場を識別するコード、駐車券3の1枚ごとに異なる発券番号および入場日時などで構成される入場情報を生成する(ST31)。そして、印字不具合発生機器が駐車券発行機1でないときは、この入場情報に、印字不具合発生機器の不具合情報を付加し(ST32)、印字不具合発生機器が駐車券発行機1であるときには、印字位置設定部8により印字不具合位置を避けた位置に印字位置を設定する(ST33)。
そして、駐車券印字部7により、この印字位置設定部8により設定された印字位置に、入場情報に不具合情報を付加して印字し、駐車券3を発行する(ST34)。例えば、図3に示す位置に印字不具合ラインがある場合には、図4に示すように、この印字不具合ラインを避けて駐車券用コード6を印字するものである。その後、駐車券3が抜きとられると、カーゲートが開き車両が入場可能となる(ST35)。
次に、テナントチェッカ12による割引処理について、図12に示すフローチャートを参照して説明する。
店舗において、テナントチェッカ12に駐車券3を挿入すると(ST40)、駐車券3に印字されている駐車券用コード6を駐車券読み取り部13により読取って復号化する(ST41)。そして、駐車券用コード6に自機の不具合情報が含まれているか否か判断し(ST42)、印字不具合情報が含まれている場合には、印字不具合位置を避けた位置に印字位置を設定する(ST43)。印字不具合のライン位置の通知を受けていない場合は、通常の印字位置に設定する(ST44)。
割引情報生成部15により、割引情報を生成し(ST45)、駐車券印字部7により、この印字位置設定部17により設定された印字位置に、割引用コード14を印字して、駐車券3を返却する(ST46)。例えば、図6に示す位置に印字不具合ラインがある場合には、図7に示すように、この印字不具合ラインを避けて割引用コード14を印字するものである。
したがって、本実施形態においては、料金精算機9の印字不具合位置検出部26により、駐車券用コード6および割引用コード14の印字不具合を検出し、この印字不具合情報を駐車券発行機1に送るようにしているので、駐車券発行機1により、印字不具合位置を避けて適正な駐車券用コード6を印字することができ、料金精算機9による読み取り不能による精算処理の不具合を確実に防止することができる。
また、駐車券発行機1により、料金精算機9から送られる印字不具合情報に基づいて入場情報と共に印字不具合情報を印字するようにしているので、テナントチェッカ12においても印字不具合位置を避けて適正な割引用コード14を印字することができ、料金精算機9による読み取り不能による割引処理の不具合を確実に防止することができる。
さらに、印字不具合が検出された場合に、その旨を保守ステーション27に通知するようにしているので、早期のメンテナンスが可能となり、印字不具合を早期に解消することができる。
なお、前記実施形態においては、印字不具合の検出は、駐車券用コード6および割引用コード14を読み取ることにより行うようにしたが、例えば、図13に示すように、駐車券3の印字方向に対して直交する方向に1本のライン状の検出用マーク28を印字し、この検出用マークを検出することにより印字不具合を検出するようにしてもよい。さらに、図14に示すように、1本のライン状ではなく、短いライン状の検出用マーク28を階段状に印字することにより、印字不具合を検出するようにしてもよい。
また、前記実施形態においては、テナントチェッカ12を料金精算機9に対してオフラインに設置するようにしたが、テナントチェッカ12を料金精算機9とオンラインで接続して設置するようにしてもよい。この場合には、印字不具合を検出した場合に、料金精算機9の通信部10から直接不具合が生じているテナントチェッカ12に通知するようにしてもよい。
さらに、前記実施形態においては、利用券として駐車券3、サービス情報として駐車場の割引情報にそれぞれ適用した場合について説明したが、例えば、利用券として、各種アミューズメント施設、ショッピングモールやアウトレットセンターなどの入場券、サービス情報として、割引情報の他、クーポン情報や抽選情報など種々適用が可能である。
また、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能である。
本発明に係る利用券管理システムの第1実施形態を示す概略構成図である。 本実施形態における駐車券を示す平面図である。 本実施形態における駐車券用コードに印字不具合が生じている駐車券を示す平面図である。 本実施形態における二次元コードを示す説明図である。 本実施形態における印字位置を変更して駐車券用コードを印字した駐車券を示す平面図である。 本実施形態における割引用コードに印字不具合が生じている駐車券を示す平面図である。 本実施形態における印字位置を変更して割引用コードを印字した駐車券を示す平面図である。 本実施形態における料金精算機による精算処理の動作を示すフローチャートである。 本実施形態における料金精算機による印字不具合判定処理の動作を示すフローチャートである。 本実施形態における駐車券発行機による印字位置設定処理の動作を示すフローチャートである。 本実施形態における駐車券発行機による入場処理の動作を示すフローチャートである。 本実施形態におけるテナントチェッカによる割引処理の動作を示すフローチャートである。 本実施形態における検出用マークを印字した駐車券を示す平面図である。 本実施形態における検出用マークを印字した駐車券の他の例を示す平面図である。
符号の説明
1 駐車券発行機
2,19 車両検知器
3 駐車券
4 発行機制御部
5 入場情報生成部
6 駐車券用コード
7 駐車券印字部
8,17 印字位置設定部
9 料金精算機
10,11 通信部
12 テナントチェッカ
13,21 駐車券読み取り部
14 割引用コード
15 割引情報生成部
16 割引情報印字部
18 チェッカ制御部
20 精算機制御部
22 駐車券判定部
23 割引情報判定部
24 精算部
25 表示部
26 印字不具合位置検出部
27 保守ステーション
28 検出用マーク

Claims (7)

  1. 券発行機により所定の入場情報を印字した利用券を発行し、
    所定の店舗に設置された所定のテナントチェッカにより前記利用券に所定のサービス情報を印字し、
    料金精算機により前記利用券から読み取った前記入場情報または前記サービス情報に印字不具合を検出した場合に、前記料金精算機は印字不具合情報を前記券発行機に通信することを特徴とする利用券管理システム。
  2. 前記券発行機は、前記印字不具合情報に基づいて不具合印字位置を避けた位置に印字位置を変更することを特徴とする請求項1に記載の利用券管理システム。
  3. 利用者に所定の入場情報を印字した利用券を発行する券発行機と、
    利用者が利用する利用券に印字された入場情報を読み取る読み取り部と、この読み取った情報から印字不具合位置を検出する印字不具合位置検出部と、前記印字不具合位置検出部により検出された印字不具合情報を前記券発行機に通信する通信部とを備えた料金精算機と、を備え、
    前記券発行機は、前記料金精算機の前記通信部から送られる前記印字不具合情報に基づいて、前記入場情報を印字する位置を印字不具合位置を避けた位置に設定する印字位置設定部を備えていることを特徴とする利用券管理システム。
  4. 所定の店舗に設置され前記利用券に所定のサービス情報を印字するテナントチェッカを備え、
    前記印字不具合位置検出部は、前記テナントチェッカによるサービス情報の印字不具合位置も検出するものであることを特徴とする請求項3に記載の利用券管理システム。
  5. 前記券発行機は、前記テナントチェッカの印字不具合情報を前記入場情報と共に印字するものであり、前記テナントチェッカは、前記印字不具合情報に基づいて前記サービス情報を印字する位置を印字不具合位置を避けた位置に設定する印字位置設定部を備えていることを特徴とする請求項1、請求項2または請求項4のいずれか一項に記載の利用券管理システム。
  6. 前記料金精算機は、前記印字不具合情報を保守ステーションに通知するものであることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の利用券管理システム。
  7. 前記利用券は、駐車場で利用する駐車券であり、前記サービス情報は、駐車場の割引サービスを行うための情報であることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項4または請求項5のいずれか一項に記載の利用券管理システム。
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