JP5438555B2 - ロールブラインドのスクリーン取付装置 - Google Patents
ロールブラインドのスクリーン取付装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5438555B2 JP5438555B2 JP2010048140A JP2010048140A JP5438555B2 JP 5438555 B2 JP5438555 B2 JP 5438555B2 JP 2010048140 A JP2010048140 A JP 2010048140A JP 2010048140 A JP2010048140 A JP 2010048140A JP 5438555 B2 JP5438555 B2 JP 5438555B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screen
- shaft
- fabric
- bent portion
- mounting device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
Description
特許文献2に記載されたスクリーン取付装置では、巻取軸の外周面上に設ける段差をスクリーンの生地厚さに応じて変更する必要があるため、巻取軸の汎用性が低下する。また、スクリーンの上端部を巻取軸に接着剤で接着するので、スクリーンを巻取軸から取り外して洗濯することは容易ではない。
前記生地押さえには、前記巻取軸の外周面の延長線上に延びる巻取り面と、前記巻取り面から屈曲部を介して前記庇部内に延びるとともに、前記スクリーンを取着可能とした平坦部とを備え、前記屈曲部には、前記スクリーンの圧力で撓む弾性を備えて前記段差吸収手段を構成した。
請求項4では、前記屈曲部の裏面に、該屈曲部を撓み易くする溝を設けた。
請求項5では、前記屈曲部に、該屈曲部を撓み易くする中空部を設けた。
請求項7では、前記中空部に、発泡樹脂を充填した。
請求項8では、前記平坦部と前記屈曲部とを別体とした。
以下、この発明を具体化した第一の実施形態を図面に従って説明する。図1に示すロールブラインドは、フレーム1の両端に一対の支持ブラケット2が取着されるとともに、その支持ブラケット2間に巻取軸3が回転可能に支持されている。
そして、2周回目のスクリーン4は、図4に示すように、巻取軸3の庇部11から生地押さえ6の屈曲部12にかけて段差を生じることなく同巻取軸3の外周面に対しほぼ同心円状に滑らかに巻き取られる。図5に示すように、さらに上層に巻き取られるスクリーン4も同様に滑らかに巻き取られる。この結果、屈曲部12上に積層されるスクリーン4に巻取り痕が生じ難い。
(1)スクリーン4を巻取軸3に段差を生じさせることなく巻き取ることができる。従って、スクリーン4での巻取り痕の発生を防止することができる。
(2)巻取軸3に巻き取られるスクリーン4により、生地押さえ6の屈曲部12を巻取軸3の中心に向かって撓ませることができる。従って、スクリーン4に段差を生じさせることなく、同スクリーン4を巻取軸3に巻き取ることができる。
(3)スクリーン4に作用するボトムレール5の荷重により、生地押さえ6の屈曲部12を巻取軸3の中心方向に自動的に撓ませることができる。
(4)スクリーン4の生地の厚さが変わっても、その厚さ分だけ屈曲部12を自動的に撓ませることができる。従って、共通の生地押さえ6で生地の厚さの異なるスクリーン4に対応することができる。
(5)平坦部13を取付凹部7の庇部11の下方に挿入し、この状態で取付凹部7の係止突条8に嵌合溝10を嵌合することにより、生地押さえ6を巻取軸3の取付凹部7に容易に取着することができる。
(6)生地押さえ6を取付凹部7から容易に取り外すことができる。従って、スクリーン4を巻取軸3から取り外して洗濯することも容易である。
(7)生地押さえ6の平坦部13にスクリーン4の上端部を容易に縫着することができる。
(第二の実施形態)
図6は、第二の実施形態を示す。この実施形態の生地押さえ6は、屈曲部12の近傍において、生地押さえ6の長手方向に多数の透孔15が直線状に形成されている。その他の構成は、第一の実施形態と同様である。このような構成により、生地押さえ6の屈曲部12をさらに撓み易くすることができる。
(第三の実施形態)
図7は、第三の実施形態を示す。この実施形態は、巻取軸3の取付凹部7に嵌合溝16を設け、生地押さえ6に係止突条17を設けたものである。その他の構成は、第一の実施形態と同様である。このような構成により、生地押さえ6を巻取軸3に容易に着脱することができる。
(第四の実施形態)
図8は、第四の実施形態を示す。この実施形態は、嵌合溝10を係止突条8に対し若干回動可能とする形状としたものである。このような構成により、生地押さえ6上にスクリーン4が巻き取られると、生地押さえ6が係止突条8を回動支点として若干回動して、屈曲部12が取付凹部7内に矢印C方向に没するように回動する。
また、嵌合溝10を係止突条8に対し回動可能としたことにより、生地押さえ6を係止突条8から外しやすいので、指掛けを短くし、取付凹部7の開口縁が生地押さえ6側に延長されている。
(第五の実施形態)
図9は、第五の実施形態を示す。この実施形態は、生地押さえ6の裏面に断面V字状の溝18を形成したものである。その他の構成は、第一の実施形態と同様である。
(第六の実施形態)
図10は、第六の実施形態を示す。この実施形態は、生地押さえ6の屈曲部12の下方に中空部19を設けたものである。このような構成により、生地押さえ6の屈曲部12を撓み易くすることができる。
(第七の実施形態)
図11は、第七の実施形態を示す。この実施形態の生地押さえ6は、取付凹部7内に収容可能とした板状に形成されるとともに、その上面にはスクリーン4を取付凹部7内から巻取軸3の外周面に案内する案内片20aが形成されている。案内片20aは、前記第一の実施形態の屈曲部に相当し、片持ち構造とすることにより、巻取軸3に巻き取られるスクリーン4により、巻取軸3の中心に向かって撓ませることができる。従って、スクリーン4での巻取り痕の発生を防止することができる。
(第八の実施形態)
図12は、第八の実施形態を示す。この実施形態の生地押さえ6は、中空部21の端部を開口することにより、片持ちの案内片20bが形成されて、屈曲部12をさらに撓み易くしている。
(第九の実施形態)
図13は、第九の実施形態を示す。この実施形態の生地押さえ6は、第一の実施形態の係止突条8及び嵌合溝10を設けることなく、生地押さえ6の基端部を取付凹部7の開口縁に係合させて保持する構成としたものである。その他の構成は、第八の実施形態と同様である。このような構成により、第八の実施形態と同様な作用効果を得ることができる。
(第十の実施形態)
図14は、第十の実施形態を示す。この実施形態の生地押さえ6は、第六の実施形態と同様な中空部19に発泡樹脂22を充填したものである。このような構成により、屈曲部12の撓み易さを調整することができる。
(第十一の実施形態)
図15は、第十一の実施形態を示す。この実施形態の生地押さえ6は、平坦部と屈曲部とを別体としたものである。すなわち、生地押さえ6の先端側に、スクリーン4の上端を縫着した平板状の取付片23が平坦部として嵌合され、その状態で生地押さえ6が取付凹部7に取着される。生地押さえ6の先端部には、スクリーン4を縫着するための平坦部を設ける必要はない。
(第十二の実施形態)
図16は、第十二の実施形態を示す。この実施形態の生地押さえ6は、第一の実施形態の係止突条8及び嵌合溝10を設けることなく、生地押さえ6の基端部を取付凹部7の開口縁に係合させて保持する構成としたものである。
(第十三の実施形態)
図17及び図18は、第十三の実施形態を示す。この実施形態の生地押さえ6は、図17に示すように、嵌合溝10から屈曲部12までの距離Lが前記第一の実施形態の生地押さえに比して若干大きく形成されている。そして、図18に示すように、スクリーン4の上端部を取着した平坦部13を庇部11の下方に挿入し、嵌合溝10を膨径部9に嵌合すると、屈曲部12が庇部11の先端に押し付けられるようになっている。その他の構成は、第一の実施形態と同様である。
・生地押さえを、例えば弾性を有する金属等、合成樹脂以外の材質としてもよい。
Claims (9)
- スクリーンの端部に生地押さえを取着し、前記生地押さえを巻取軸に着脱可能に取着して前記スクリーンを前記巻取軸に巻取り可能としたロールブラインドのスクリーン取付装置において、
前記巻取軸の外周面には前記生地押さえを収容する取付凹部を設け、
前記生地押さえには、前記巻取軸に巻き取られた前記スクリーンの圧力で前記巻取軸の中心方向に変位して、前記スクリーンを前記巻取軸の外周面上で段差なく巻取り可能とする段差吸収手段を備えたことを特徴とするロールブラインドのスクリーン取付装置。 - 前記取付凹部には、前記巻取軸の外周面に沿って延びる庇部を設け、
前記生地押さえには、
前記巻取軸の外周面の延長線上に延びる巻取り面と、
前記巻取り面から屈曲部を介して前記庇部内に延びるとともに、前記スクリーンを取着可能とした平坦部と
を備え、
前記屈曲部には、前記スクリーンの圧力で撓む弾性を備えて前記段差吸収手段を構成したことを特徴とする請求項1記載のロールブラインドのスクリーン取付装置。 - 前記生地押さえを、弾性を備えた合成樹脂で成形したことを特徴とする請求項2記載のロールブラインドのスクリーン取付装置。
- 前記屈曲部の裏面に、該屈曲部を撓み易くする溝を設けたことを特徴とする請求項3記載のロールブラインドのスクリーン取付装置。
- 前記屈曲部に、該屈曲部を撓み易くする中空部を設けたことを特徴とする請求項3記載のロールブラインドのスクリーン取付装置。
- 前記屈曲部に、該屈曲部を撓み易くする片持ち構造の案内片を設けたことを特徴とする請求項3記載のロールブラインドのスクリーン取付装置。
- 前記中空部に、発泡樹脂を充填したことを特徴とする請求項5記載のロールブラインドのスクリーン取付装置。
- 前記平坦部と前記屈曲部とを別体としたことを特徴とする請求項2記載のロールブラインドのスクリーン取付装置。
- スクリーンの端部に生地押さえを取着し、前記生地押さえを巻取軸に着脱可能に取着して前記スクリーンを前記巻取軸に巻取り可能としたロールブラインドのスクリーン取付装置において、
前記巻取軸の外周面には前記生地押さえを収容する取付凹部を設け、
前記生地押さえには、前記取付凹部との係合に基づいて前記巻取軸の内側に向かって変位して、前記スクリーンを前記巻取軸の外周面上で段差なく巻取り可能とする段差吸収手段を備えたことを特徴とするロールブラインドのスクリーン取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010048140A JP5438555B2 (ja) | 2010-03-04 | 2010-03-04 | ロールブラインドのスクリーン取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010048140A JP5438555B2 (ja) | 2010-03-04 | 2010-03-04 | ロールブラインドのスクリーン取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011184863A JP2011184863A (ja) | 2011-09-22 |
JP5438555B2 true JP5438555B2 (ja) | 2014-03-12 |
Family
ID=44791475
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010048140A Active JP5438555B2 (ja) | 2010-03-04 | 2010-03-04 | ロールブラインドのスクリーン取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5438555B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0526237Y2 (ja) * | 1987-01-26 | 1993-07-01 | ||
JP2601239Y2 (ja) * | 1993-08-11 | 1999-11-15 | トーソー株式会社 | ロールスクリーン取付装置 |
JPH1181827A (ja) * | 1997-09-10 | 1999-03-26 | Toso Co Ltd | 着脱可能なスクリーンを備えたロールブラインド |
JP3416523B2 (ja) * | 1998-05-06 | 2003-06-16 | 立川ブラインド工業株式会社 | ロールブラインドのスクリーン取付装置 |
JP2000064747A (ja) * | 1998-08-20 | 2000-02-29 | Morito Co Ltd | ロールブラインドのスクリーン取付構造 |
JP5425499B2 (ja) * | 2009-03-19 | 2014-02-26 | 立川ブラインド工業株式会社 | ブラインドの生地取付装置及びキャップ |
-
2010
- 2010-03-04 JP JP2010048140A patent/JP5438555B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011184863A (ja) | 2011-09-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5541392B2 (ja) | 車両用表示装置 | |
JP5438555B2 (ja) | ロールブラインドのスクリーン取付装置 | |
JP4463816B2 (ja) | 修正テープディスペンサのための回転自在のアプリケータチップ | |
CN107531139B (zh) | 具有顶元件和卷帘装置的交通工具顶模块 | |
JP5715885B2 (ja) | ロールブラインドの操作具支持部材およびロールブラインド | |
JP4633091B2 (ja) | アクセサリ製造装置 | |
JP2015159946A (ja) | 糸立装置およびミシン | |
JP5425499B2 (ja) | ブラインドの生地取付装置及びキャップ | |
JP5093265B2 (ja) | テープカセット | |
KR20160140335A (ko) | 청소구 | |
KR200467615Y1 (ko) | 포장용 테이프 절단기 | |
JP3130336U (ja) | 遮光装置 | |
JP2008297068A (ja) | テープディスペンサ、テープディスペンサ用切断刃およびテープカッター | |
WO2015178244A1 (ja) | ロールサンシェード装置 | |
JP6354200B2 (ja) | マグネットスクリーン装置 | |
JP6012930B2 (ja) | ロールブラインドの生地取付装置及びロールブラインドの生地取付方法 | |
JP6820004B2 (ja) | ロールスクリーン装置 | |
JP5263731B2 (ja) | 壁紙糊付機 | |
JP3123220U (ja) | ロールブラインドのサイドブラケットカバー | |
JP6035853B2 (ja) | サンシェード装置 | |
JP4419196B2 (ja) | 計器装置における組付構造 | |
JP2011230922A (ja) | テープ印刷器 | |
JP2017223058A (ja) | ロールカーテン装置 | |
JP2005143616A (ja) | 掃除具 | |
JP2014102272A (ja) | マグネットスクリーン装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130228 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131113 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131126 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131213 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5438555 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |