JP5436347B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫 Download PDF

Info

Publication number
JP5436347B2
JP5436347B2 JP2010134987A JP2010134987A JP5436347B2 JP 5436347 B2 JP5436347 B2 JP 5436347B2 JP 2010134987 A JP2010134987 A JP 2010134987A JP 2010134987 A JP2010134987 A JP 2010134987A JP 5436347 B2 JP5436347 B2 JP 5436347B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oxygen
compartment
oxygen concentration
photoresponsive
reaction chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010134987A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012002373A (ja
Inventor
隆之 鈴木
清純 蜂須
順一 久保田
博志 田島
仁 星野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Denki University
Haier Asia International Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Denki University
Haier Asia International Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Denki University, Haier Asia International Co Ltd filed Critical Tokyo Denki University
Priority to JP2010134987A priority Critical patent/JP5436347B2/ja
Publication of JP2012002373A publication Critical patent/JP2012002373A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5436347B2 publication Critical patent/JP5436347B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、断熱箱体内に構成された貯蔵室において食品を冷却保存する冷蔵庫に関するものである。
従来よりこの種冷蔵庫は、断熱箱体内に冷蔵室や冷凍室等の貯蔵室を構成し、圧縮機と共に冷媒サイクルを構成する冷却器と熱交換した冷気を貯蔵室内に循環させることにより、貯蔵室内に収納された野菜や果実、食肉や魚肉等の食品を冷却保存するよう構成されている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、野菜や果実は酸素濃度が低い環境下で生理活性が抑制され、鮮度が長期間保持されることが知られている(例えば、非特許文献1参照)。一方、食肉や魚肉は酸素濃度が高い環境下で肉色や日持ちが良くなることが知られている(例えば、非特許文献2参照)。
特開2004−61064号公報 特開2007−61796号公報
青果物・花き鮮度管理ハンドブック(株式会社サイエンスフォーラム発行。発行日1991年10月30日) 食品保蔵学(株式会社恒星社厚生閣発行。発行日2003年3月15日)
そこで、冷蔵庫において貯蔵室内の酸素濃度を調整することができれば、貯蔵室に収納した野菜や果実の鮮度を長期間保持し、或いは、食肉や魚肉の肉色や日持ちを良くすることが可能となるが、従来の酸素濃度調整方法は、サルコミン系酸素吸着分離剤と減圧装置を用いて酸素分子の吸着と脱離を行うものであったため、多大なエネルギー消費を伴うものであり、また、酸素分圧による平衡反応を利用していたため、効率が極めて悪く、冷蔵庫に適用する場合には不向きであった(前記特許文献2参照)。
また、所謂真空ポンプを用いて冷蔵庫内の特定の区画を真空引きする冷蔵庫もあり、そのような冷蔵庫でも結果的に酸素濃度も低下することになるが、これも同様にポンプを運転するための多大なエネルギー消費を伴うと共に、酸素濃度を低下させることしかできない欠点もある。
他方、近年では前記特許文献2に示されるように、酸素分子の吸着及び脱離が可能な光応答性酸素吸着材を用いて酸素濃度を調整する技術が開発されて来ている。この技術は、光の照射に応答して可逆的に塩基性の強度が変化する光応答性の軸塩基性化合物と金属サレーン錯体類とを含む光応答性酸素吸着材(光応答性酸素吸着材料)を用い、軸塩基性化合物と金属サレーン錯体類との間の相互作用により、酸素分子の吸着及び脱離を行う。具体的には、所定の波長(300nm〜370nm)の紫外光を光応答性酸素吸着材に照射して光応答性酸素吸着材から酸素分子を脱離させ、光の照射を停止し、その後、別の波長(254nm近辺)の紫外光を照射して光応答性酸素吸着材に酸素分子を吸着させることにより、空気中の酸素濃度を調整するものであり、従来の技術に比して装置の簡素化とエネルギー消費の低減を期待できる。
本発明は、係る従来技術の状況を踏まえ、貯蔵室内の酸素濃度を比較的簡単な構成で調整することができる冷蔵庫を提供することを目的とするものである。
本発明の冷蔵庫は、断熱箱体内に構成された貯蔵室において食品を冷却保存するものであって、貯蔵室内に区画形成された区画室と、酸素分子の吸着及び脱離が可能な光応答性酸素吸着材とこの光応答性酸素吸着材に光を照射する光源を用い、貯蔵室内の酸素濃度を調整する酸素濃度調整装置を備え、この酸素濃度調整装置は、光応答性酸素吸着材が収容され、区画室よりも容積の小さい反応室を備え、この反応室内を目標とする酸素濃度とした後、区画室内の空気と混ぜ合わせる動作を複数回繰り返すことにより、当該区画室内の酸素濃度を調整することを特徴とする。
請求項2の発明の冷蔵庫は、上記において光応答性酸素吸着材は、光の照射に応答して可逆的に塩基性の強度が変化する光応答性の軸塩基性化合物と金属サレーン錯体類とを含み、軸塩基性化合物と金属サレーン錯体類との間の相互作用により、酸素分子の吸着及び脱離を行うことを特徴とする。
請求項3の発明の冷蔵庫は、上記各発明において酸素濃度調整装置は、貯蔵室内の酸素濃度を、大気中における濃度に比して低い値から高い値に渡り調整することを特徴とする。
請求項4の発明の冷蔵庫は、上記各発明において反応室は、区画室内及びこの区画室外における断熱箱体内にそれぞれ連通して設けられると共に、酸素濃度調整装置は、反応室と区画室との連通部を開閉自在に閉塞する第1のダンパーと、区画室外における断熱箱体内と反応室との連通部を開閉自在に閉塞する第2のダンパーと、光源による光応答性酸素吸着材への光の照射、及び、第1、第2のダンパーの開閉を制御する制御装置とを備えていることを特徴とする。
請求項5の発明の冷蔵庫は、上記において制御装置は、第1のダンパーを閉じ、第2のダンパーを開いた状態で光源による光応答性酸素吸着材への光の照射を制御し、この光応答性酸素吸着材から酸素分子を脱離させる酸素分子脱離工程を実行し、次に、第1及び第2のダンパーを閉じた状態で光源による光応答性酸素吸着材への光の照射を制御し、反応室内の酸素分子を光応答性酸素吸着材に吸着させて当該反応室内を目標とする酸素濃度に低下させる酸素分子吸着工程を実行し、次に、第2のダンパーを閉じた状態で第1のダンパーを開く一連の動作を複数回繰り返すことにより、区画室内の酸素濃度を低下させることを特徴とする。
請求項6の発明の冷蔵庫は、請求項4又は請求項5の発明において制御装置は、第1のダンパーを閉じ、第2のダンパーを開いた状態で光源による光応答性酸素吸着材への光の照射を制御し、酸素分子を光応答性酸素吸着材に吸着させる酸素分子吸着工程を実行し、次に、第1及び第2のダンパーを閉じた状態で、光源による光応答性酸素吸着材への光の照射を制御し、この光応答性酸素吸着材から反応室内に酸素分子を脱離させて当該反応室内を目標とする酸素濃度に上昇させる酸素分子脱離工程を実行し、次に、第2のダンパーを閉じた状態で第1のダンパーを開く一連の動作を複数回繰り返すことにより、区画室内の酸素濃度を上昇させることを特徴とする。
請求項7の発明の冷蔵庫は、上記各発明において酸素濃度調整装置は、反応室内に設けられた送風機を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、酸素濃度調整装置が光の照射によって空気中の酸素分子の吸着と脱離を制御することができる光応答性酸素吸着材を用いて冷蔵庫の貯蔵室内の酸素濃度を調整するので、比較的簡単な構成で貯蔵室内の酸素濃度を大気中における濃度に比して低い値から高い値に渡り、調整することが可能となる。
これにより、酸素濃度を低くして野菜や果実の生理活性を抑制することにより、貯蔵室内において鮮度を長期間保持することができるようになる。また、酸素濃度を高くすることにより、貯蔵室内において食肉や魚肉の肉色や日持ちを良くすることができるようになるものである。
また、貯蔵室内に区画室を画成し、酸素濃度調整装置によりこの区画室内の酸素濃度を調整するようにしているので、光応答性酸素吸着材による酸素分子の吸着と脱離能力に制限がある場合にも、的確に酸素濃度を調整することが可能となる。
特に、区画室よりも容積の小さい反応室を設けて、この反応室内を目標とする酸素濃度とした後、区画室内の空気と混ぜ合わせる動作を複数回繰り返して区画室内の酸素濃度を調整するようにしているので、光応答性酸素吸着材及び光源を含む酸素濃度調整装置全体を小型化することができるようになり、省スペース(食品収容スペースの確保)を実現し、且つ、コストの削減と省資源化も図ることが可能となる。
この場合、請求項4乃至請求項6の発明の如く反応室を区画室内及び区画室外の断熱箱体内に連通させ、ダンパーを用いて区画室内と反応室内、反応室内と断熱箱体内との連通を制御するようにすれば、小さい能力の光応答性酸素吸着材を用いた場合にも、より確実に区画室内の酸素濃度を調整することが可能となる。
また、区画室外における断熱箱体内の冷気を利用して酸素濃度調整装置は区画室内の酸素濃度を調整するので、冷蔵庫外部の空気を利用する場合の如く、区画室内の冷却性能に悪影響を及ぼすことも無くなるものである。
また、請求項7の発明の如く反応室内に送風機を設ければ、ダンパーにより区画室内と反応室内とを連通させた状態で両室内の空気を撹拌して均一化し、区画室内の酸素濃度をより迅速に調整することが可能となるものである。
本発明を適用した一実施例としての冷蔵庫の斜視図である。 図1の冷蔵庫の縦断側面図である。 図2の区画室と酸素濃度調整装置の動作を説明するための構成図である。 同じく図2の区画室と酸素濃度調整装置の動作を説明するためのもう一つの構成図である。 同じく図2の区画室と酸素濃度調整装置の動作を説明するための更にもう一つの構成図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明を適用した冷蔵庫1の斜視図、図2はその縦断側面図、図3は図2中の区画室31及び酸素濃度調整装置32の構成図をそれぞれ示している。
各図において、1は家庭用の縦型冷蔵庫であり、前面に開口する断熱箱体2から本体が構成されている。この断熱箱体2内に構成された貯蔵室は仕切壁3によって上下に仕切られ、この仕切壁3の下方には冷凍室4が構成されている。6はこの冷凍室4内上部に区画構成された製氷室であり、自動製氷機7が設置されている。仕切壁3の上方の断熱箱体2内は上が冷蔵室8、下が野菜室9とされ、両室は硬質樹脂製の仕切板11にて仕切られている。尚、上記冷凍室4、製氷室6、冷蔵室8、野菜室9は何れも冷蔵庫1の断熱箱体2内に構成された貯蔵室である。
そして、12は冷凍室扉、13は製氷室扉、14は冷蔵室扉、16は野菜室扉であり、何れも各室に対応する断熱箱体2の前面開口を開閉自在に閉塞する断熱扉である。この場合、冷凍室4は上面に開口する冷凍室容器17内に構成され、この冷凍室容器17は冷凍室扉12と共に前方に引出自在とされている。また、野菜室9も上面に開口する野菜室容器18内に構成され、これも野菜室扉16と共に前方に引出自在とされている。この野菜室容器18が断熱箱体2内に収納された状態で、前記仕切板11は野菜室容器18の上面開口を閉塞する。これにより、野菜室9内は略密閉状態となる。
図中21は断熱箱体2の下部に構成された機械室であり、この機械室21内に冷蔵庫1の冷媒サイクルを構成する圧縮機22が設置されている。また、冷凍室4の後方に対応する位置の断熱箱体2内には冷凍室冷却器23が縦設され、その上方には冷凍室送風機24が配設されている。更に、冷蔵室8の後部には背面板26が取り付けられ、この背面板26と断熱箱体2間に冷蔵室冷却器27が縦設されると共に、その上方にも冷蔵室送風機28が配設されている。
そして、圧縮機22から吐出された高温冷媒は図示しない凝縮器(蒸発皿パイプやフレームパイプで構成される)にて凝縮された後、図示しないキャピラリチューブにて減圧されて冷蔵室冷却器27に入り、蒸発して周囲から吸熱することで冷却作用を発揮する。冷蔵室冷却器27を出た冷媒は次に冷凍室冷却器23に入り、そこでも蒸発して周囲から吸熱することで冷却作用を発揮する。
冷凍室冷却器23と熱交換した冷気は冷凍室送風機24により製氷室6及び冷凍室4内に循環される。また、冷蔵室冷却器27と熱交換した冷気は冷蔵室送風機28により冷蔵室8内に吐出され、内部を循環した後、仕切板11の周囲に形成した連通孔から野菜室容器18の周囲に流下し、そこを流通して循環する。これにより、野菜室容器18内に構成された野菜室9は仕切板11及び野菜室容器18の壁面から間接的に冷却されることになる。
この場合、圧縮機22の運転は冷凍室4内の温度に基づいて実行される。また、キャピラリチューブを出た冷媒を冷蔵室冷却器27に流すか、この冷蔵室冷却器27を迂回して直接冷凍室冷却器23に流すかを制御する図示しない電磁弁が設けられており、この電磁弁の制御は冷蔵室8内の温度に基づいて実行される。
即ち、例えば冷凍室4内の温度が−16℃(冷凍室上限温度)に上昇した場合に圧縮機22を起動し、例えば−20℃(冷凍室下限温度)に低下した時点で圧縮機22を停止させる。これにより、冷凍室4や製氷室6内は例えば平均−18℃の冷凍温度帯に維持される。一方、前記電磁弁は例えば冷蔵室8内の温度が+7℃(冷蔵室上限温度)に上昇した場合に冷媒を冷蔵室冷却器27に流す冷却運転を実行し(冷蔵室冷却器27からは冷凍室冷却器23に流れる)、例えば3℃(冷蔵室下限温度)に低下した場合に冷蔵室冷却器27への冷媒の流入(循環)を停止し、当該冷蔵室冷却器27を迂回して直接冷凍室冷却器23に流すように動作する。これにより、冷蔵室8内は例えば平均+5℃の冷蔵温度帯に維持される。
尚、野菜室9内は上述の如く冷蔵室8内を経た冷気によって間接冷却されるため、冷蔵室8の温度に従属した冷蔵温度に維持されることになる。
また、本実施例では仕切板11上の冷蔵室8内の底部に本発明に係る区画室31が区画形成されている。この区画室31は食品の鮮度を長期間保持する目的で構成されたもので、実質的な冷蔵室8の底面となる棚板33と仕切板11の間に前方に開口したかたちで区画形成されている。この区画室31内にはトレー34が前方より納出自在に収納されており、このトレー34の前壁と棚板33間にはトレー34の納出に連動して開閉自在とされたパッキン付きの蓋36が棚板33に取り付けられている。
この蓋36とトレー34の前壁によって区画室31の前面開口は閉塞されるので、区画室31内は断熱箱体2内の貯蔵室の他の空間から隔離された密閉若しくは略密閉状態となり、棚板33や仕切板11、蓋36、トレー34の前壁等を介して冷蔵室8や野菜室9内の冷気(区画室31周囲の冷気)によって間接的に冷却されることになる。
そして、この区画室31の後面と断熱箱体2との間に本発明に係る酸素濃度調整装置32が設けられている。この酸素濃度調整装置32は、図3に示される如く区画室31の後側に隣接して設けられ、区画室31よりも容積の小さい反応室40が内部に構成された反応室ケース41と、反応室40内に収納された光応答性酸素吸着材42と、実施例では光応答性酸素吸着材42の上側の反応室40内に設けられ、光応答性酸素吸着材42に波長の異なる二種類の紫外光、即ち、第1の波長300nm〜370nm、及び、第2の波長254nm近辺の二種類の波長の紫外光を発生して照射可能とされた光源43と、この光源43とは光応答性酸素吸着材42を挟んで反対側(実施例では下側)の反応室40内に設けられた送風機44と、反応室ケース41の区画室31側の壁41A(反応室40と区画室31とを隔てる隔壁)に実施例では上下二箇所形成され、区画室31内と反応室40内とを連通する連通部46、46と、反応室ケース41の上下の壁(実施例)、又は、左右の壁(区画室31側及び断熱箱体2側とは異なる壁)にそれぞれ形成され、区画室31外における断熱箱体2内(区画室31外であって、断熱箱体2内で冷気が循環されている領域)と反応室40内とを連通する連通部47、47と、各連通部46、46を開閉自在に閉塞する第1のダンパー48、48と、各連通部47、47を開閉自在に閉塞する第2のダンパー49、49と、これら光源43、送風機44、ダンパー48、49を制御する制御手段としてのコントローラ51とを備えている。
尚、光源43としては、上記二種類の波長の異なる紫外光を発生可能な単一の光源を一つ若しくは複数設けても良く、或いは、上記第1の波長(300nm〜370nm)の紫外光を発生する光源と、それとは別に上記第2の波長(254nm近辺)の紫外光を発生する光源を併設しても良い。
実施例では上側の連通部47は背面板26と断熱箱体2との間の冷気循環空間に連通しており、下側の連通部47は同じく背面板26と断熱箱体2との間の冷気循環空間か、若しくは、野菜室9内の野菜室容器18周囲の冷気循環空間に連通している。また、実施例では反応室ケース41は光を透過させない、即ち、光源43が発光していない状態では反応室40内が暗所となる素材にて構成しているため、光源43を反応室40内に設けているが、反応室ケース41を透光性の部材で形成した場合には、反応室ケース41の外に設けて反応室41ケースの壁面を通し、反応室40内の光応答性酸素吸着材42に光を照射するようにしても良い。但し、その場合には光源43が発光していない状態において、反応室40内が暗所となるように周囲の部材(特に、壁41Aや上下左右等、断熱箱体2側では無い部分)を構成し、及び/又は構造設計を行う必要がある。また、実施例では反応室ケース41を、光を透過させない部材で構成しているが、ダンパー48、49が開いた状態で、光源43が発光していないときにも、反応室40内が暗所となるよう周囲の部材を選択し、及び/又は、構造を設計しているものとする。
本発明で使用する光応答性酸素吸着材42は、空気の流通が可能な構造を呈しており、実施例ではハニカム構造とされている。また、光応答性酸素吸着材42の特性及び機能は、前述した特許文献2に詳しく説明されているのでここでは概要を説明する。光応答性酸素吸着材42は、波長の異なる二種類の紫外光(前記300nm〜370nmの第1の波長、及び、前記254nmの第2の波長の二種類)の照射に応答して可逆的に塩基性の強度が変化する光応答性の軸塩基性化合物と金属サレーン錯体類とを含む高分子材料であり、軸塩基性化合物と金属サレーン錯体類との間の相互作用により、酸素分子の吸着及び脱離を行うものである。
この実施例では軸塩基性化合物として高分子スチルバゾールを採用し、金属サレーン錯体類としてコバルトサレーン錯体(特に、コバルト(II)のサレーン錯体はサルコミンと称される)を使用している。コバルトサレーン錯体は、単独では大きな酸素結合能を示さないが、コバルトの第五配位座に高分子スチルバゾールのようなヘテロ環化合物を配位結合させることで、254nm近辺の波長の紫外光を照射したとき、第六配位座に酸素結合能を顕著に示すようになる。
ヘテロ環化合物である高分子スチルバゾールは光応答性を示し、分子構造は通常トランス体を示すが、300nm〜370nmの波長の紫外光を照射すると、シス体へと構造が変化する。この高分子スチルバゾールの光異性化が引き金になり、コバルトサレーン錯体の酸素結合能が変化する。即ち、高分子スチルバゾールがトランス体であるときにコバルトサレーン錯体は高い酸素結合能を示し、高分子スチルバゾールがシス体であるときにコバルトサレーン錯体の酸素結合能は低くなる。
このような特性から、光源43により光応答性酸素吸着材42に前記第2の波長(254nm近辺)の紫外光を照射すると、光応答性酸素吸着材42は高い酸素結合能を示し、反応室40内の空気中の酸素分子を吸着する。その状態で、光源43により光応答性酸素吸着材42に前記第1の波長(300nm〜370nm)の紫外光を照射すると、光応答性酸素吸着材42の酸素結合能が低くなって、反応室40内に酸素分子を脱離することになる。本発明における酸素濃度調整装置32は、このような光応答性酸素吸着材42の特性を利用して、区画室31内の酸素濃度を大気中における濃度(21%)に比して低い値から高い値に渡る所定の濃度に調整する。
この場合、従来の如き減圧装置や真空ポンプを用いていないので、エネルギー消費が小さく、且つ、簡単な構成で酸素濃度を、大気中における濃度に比して低い値から高い値に渡り、調整することが可能となる。
次に、本発明の冷蔵庫1の酸素濃度調整装置32を用いた区画室31内の酸素濃度の調整制御について説明する。
(1)区画室31内の酸素濃度を低下させる制御
前述した如く、野菜や果実は酸素濃度が低い環境下で生理活性が抑制され、鮮度が長期間保持される。そこで、区画室31内において野菜や果実を鮮度良く長期間保存する場合には、コントローラ51に接続された図示しない操作スイッチ(操作手段。冷蔵室扉14の前面や冷蔵室8内等に配置する。)を操作して、コントローラ51を低酸素濃度モードに設定する。
コントローラ51は、低酸素濃度モードに設定された場合、酸素濃度調整装置32により、区画室31内の酸素濃度を大気中の酸素濃度21%よりも低い所定の値、例えば10%(2%〜10%の間の何れかの値。前記非特許文献1による。)とするよう動作する。具体的には、先ずコントローラ51は図4に示す如く第1のダンパー48、48を閉じて区画室31内と反応室40内とを連通する連通部46、46を閉鎖し、第2のダンパー49、49を開いて反応室40内と区画室31外の断熱箱体2内とを連通する連通部47、47を開放させた状態で送風機44を運転し、光源43、43を制御し、当該光源43、43から第1の波長(300nm〜370nm)の紫外光を発生させて光応答性酸素吸着材42に光を照射する酸素分子脱離工程を所定時間実行する。
この酸素分子脱離工程では、光応答性酸素吸着材42に光源43、43から第1の波長(300nm〜370nm)の紫外光が照射されるので、前述した如く光応答性酸素吸着材42のコバルトサレーン錯体より酸素分子が反応室40内に脱離される。脱離された酸素分子は送風機44によって特に下側の連通部47から区画室31外の断熱箱体2内に吹き出され、上側の連通部47からは断熱箱体2内の冷気が反応室40内に流入する。尚、脱離された酸素分子は冷蔵室8や野菜室9に拡散していくが、これらの室は区画室31に比べて容積が大きく、また、断熱箱体2内は周知の排水経路や各扉と断熱箱体2間の若干の隙間を介して外部と連通しているため、酸素濃度の上昇は殆ど問題にならない(以下、同じ)。
この酸素分子脱離工程の終了後、コントローラ51は次に図3の如く第1のダンパー48、48及び第2のダンパー49、49を閉じた状態で光源43、43を制御し、当該光源43、43から光応答性酸素吸着材42へ第2の波長(254nm近辺)の紫外光を照射する酸素分子吸着工程を所定時間実行する。これによって、反応室40内の酸素分子の一部が前述した如く光応答性酸素吸着材42のコバルトサレーン錯体に吸着され、反応室40内の酸素濃度は低下していき、目標とする10%の初期濃度となる。尚、送風機44は運転していても停止させてもよいが、運転させれば酸素分子の吸着を促進させる効果を期待できる。
この酸素分子吸着工程の終了後、コントローラ51は図5の如く第2のダンパー49、49を閉じたまま第1のダンパー48、48を開き、連通部46、46を介して区画室31内と反応室40内とを連通させ、送風機44を運転する。反応室40内の酸素濃度が低下した冷気は、連通部46、46を介して区画室31内の冷気(空気)と混ざり合うので、区画室31が酸素濃度は低くなった状態で同等(反応室40の酸素濃度は上昇する)となる。尚、送風機44が運転されるので、両室31、40内の冷気は強制的に撹拌され、濃度は迅速に均一化される。
コントローラ51は以上の一連の動作を複数回繰り返して区画室31内の酸素濃度を低下させていき、最終的に目標とする酸素濃度(反応室40内の初期濃度である前記10%)とする。尚、目標酸素濃度にするための上記動作の繰り返し回数や各工程の実行時間は予め実験により求めておく。
このようにして区画室31内の酸素濃度は低くなるので、内部に収納された野菜や果実の生理活性は抑制され、区画室31内において鮮度を長期間保持することができるようになる。この場合、冷蔵室8内に区画室31を画成し、酸素濃度調整装置32によりこの区画室31内の酸素濃度を調整するので、光応答性酸素吸着材42の使用量を少なくした場合のように酸素分子の吸着と脱離能力に制限がある場合にも、的確に酸素濃度を低下させることが可能となる。更に、区画室31よりも容積の小さい反応室40を設けて区画室31内及び区画室31外の断熱箱体2内に連通させ、ダンパー48、49を用いて区画室31内と反応室40内、反応室40内と断熱箱体2内との連通を制御しているので、光源43や光応答性酸素吸着材42を含む酸素濃度調整装置32全体を小型化でき(食品収納スペースを拡大可)、且つ、小さい能力(小型)の光応答性酸素吸着材42を用いた場合にも、より確実に区画室31内の酸素濃度を調整することが可能となる。
また、区画室31外における断熱箱体2内の冷気を利用して酸素濃度調整装置32は区画室31内の酸素濃度を調整するので、冷蔵庫1外部の空気を利用する場合の如く、区画室31内の冷却性能に悪影響を及ぼすことも無くなる。更に、反応室31内には送風機44を設けているので、ダンパー48、49により区画室31内と反応室40内とを連通させた状態で両室31、40内の冷気を撹拌して均一化し、区画室31内の酸素濃度をより迅速に低下させることが可能となる。
(2)区画室31内の酸素濃度を上昇させる制御
一方、食肉や魚肉は酸素濃度が高い環境下で肉色や日持ちが良くなる。そこで、区画室31内において食肉や魚肉の肉色良く長期間保存する場合には、前記操作スイッチを操作して、コントローラ51を高酸素濃度モードに設定する。
コントローラ51は、高酸素濃度モードに設定された場合、酸素濃度調整装置32により、区画室31内の酸素濃度を大気中の酸素濃度21%よりも高い所定の値、例えば50%(50%〜80%の間の何れかの値。前記非特許文献2による。)とするよう動作する。具体的には、先ずコントローラ51は図4の如く第1のダンパー48、48を閉じ、第2のダンパー49、49を開いた状態で光源43、43を制御し、当該光源43、43から光応答性酸素吸着材42へ第2の波長(254nm近辺)の紫外光を照射する酸素分子吸着工程を所定時間実行する。これによって、反応室40内の酸素分子の一部が前述した如く光応答性酸素吸着材42のコバルトサレーン錯体に吸着される。このとき、送風機44も運転して連通部47から区画室31外の冷気を反応室40内に吸引し、酸素分子の吸着を促進させる。
この酸素分子吸着工程の終了後、コントローラ51は次に第1及び第2のダンパー48、49を閉じた状態で光源43、43を制御し、当該光源43、43から光応答性酸素吸着材42に第1の波長(300nmから370nm)の紫外光を照射し、光応答性酸素吸着材42から反応室40内に酸素分子を脱離させる酸素分子脱離工程を所定時間実行する。脱離された酸素分子により反応室40内の酸素濃度は目標値である50%(この場合の初期濃度)まで上昇する。
次に、コントローラ51は第2のダンパー49、49を閉じた状態で第1のダンパー48、48を開く。これにより、酸素濃度が上昇した冷気は送風機44によって連通部46、46から区画室31内に吹き出され、連通部46、46を介して区画室31内と反応室40内の冷気(空気)は混ざり合うので、区画室31が酸素濃度は高くなった状態で同等(反応室40の酸素濃度は低下する)となる。尚、送風機44が運転されるので、両室31、40内の冷気は強制的に撹拌され、濃度は迅速に均一化される。
コントローラ51は以上の一連の動作を複数回繰り返して区画室31内の酸素濃度を上昇させていき、最終的に目標とする酸素濃度(反応室40内の初期濃度である前記50%)とする。尚、目標酸素濃度にするための上記動作の繰り返し回数や各工程の実行時間は予め実験により求めておく。
このようにして区画室31内の酸素濃度は高くなるので、内部に収納された食肉や魚肉を区画室31内において肉色良く長期間保存することができるようになる。この場合、冷蔵室8内に区画室31を画成し、酸素濃度調整装置32によりこの区画室31内の酸素濃度を調整するので、光応答性酸素吸着材42の使用量を少なくした場合のように酸素分子の吸着と脱離能力に制限がある場合にも、的確に酸素濃度を上昇させることが可能となる。更に、区画室31よりも容積の小さい反応室40を設けて区画室31内及び区画室31外の断熱箱体2内に連通させ、ダンパー48、49を用いて区画室31内と反応室40内、反応室40内と断熱箱体2内との連通を制御しているので、前述同様の酸素濃度調整装置32の小型化による効果を得ることができ、且つ、小さい能力(小型)の光応答性酸素吸着材42を用いた場合にも、より確実に区画室31内の酸素濃度を調整することが可能となる。
そして、同様に区画室31外における断熱箱体2内の冷気を利用して酸素濃度調整装置32は区画室31内の酸素濃度を調整するので、冷蔵庫1外部の空気を利用する場合の如く、区画室31内の冷却性能に悪影響を及ぼすことも無くなる。更に、反応室31内には送風機44を設けているので、ダンパー48、49により区画室31内と反応室40内とを連通させた状態で両室31、40内の冷気を撹拌して均一化し、区画室31内の酸素濃度をより迅速に上昇させることが可能となる。
尚、実施例では反応室40を設けてダンパー48、49の制御によって区画室31内外との連通制御を行うことで区画室31内の酸素濃度を低下、又は、上昇させていく方式を採っているが、請求項1乃至請求項4の発明では、例えば光応答性酸素吸着材を比較的多量に使用できれば、区画室31内に光応答性酸素吸着材を配設し、酸素濃度を上げるときは酸素分子を区画室31外から吸着し、下げるときは区画室31外に排出するような方式としても良い。
また、上述した実施例では光応答性酸素吸着材42に300nm〜370nm(第1の波長)の紫外光を照射する制御を行うことで酸素分子脱離工程を実行し、254nm近辺(第2の波長)の紫外光を照射する制御を行うことで酸素分子吸着工程を実行したが、それに限らず、光源43、43による光応答性酸素吸着材42への光の照射を制御することで、酸素分子の脱離と吸着を行うことができれば、光の波長及び光の照射状態の制御は適宜変更可能である。
1 冷蔵庫
2 断熱箱体
8 冷蔵室
31 区画室
32 酸素濃度調整装置
40 反応室
42 光応答性酸素吸着材
43 光源
44 送風機
46、47 連通部
48 第1のダンパー
49 第2のダンパー
51 コントローラ(制御手段)

Claims (7)

  1. 断熱箱体内に構成された貯蔵室において食品を冷却保存する冷蔵庫において、
    前記貯蔵室内に区画形成された区画室と、
    酸素分子の吸着及び脱離が可能な光応答性酸素吸着材と該光応答性酸素吸着材に光を照射する光源を用い、前記貯蔵室内の酸素濃度を調整する酸素濃度調整装置を備え
    該酸素濃度調整装置は、前記光応答性酸素吸着材が収容され、前記区画室よりも容積の小さい反応室を備え、該反応室内を目標とする酸素濃度とした後、前記区画室内の空気と混ぜ合わせる動作を複数回繰り返すことにより、当該区画室内の酸素濃度を調整することを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記光応答性酸素吸着材は、光の照射に応答して可逆的に塩基性の強度が変化する光応答性の軸塩基性化合物と金属サレーン錯体類とを含み、前記軸塩基性化合物と金属サレーン錯体類との間の相互作用により、酸素分子の吸着及び脱離を行うことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記酸素濃度調整装置は、前記貯蔵室内の酸素濃度を、大気中における濃度に比して低い値から高い値に渡り調整することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記反応室は、前記区画室内及び該区画室外における前記断熱箱体内にそれぞれ連通して設けられると共に、
    前記酸素濃度調整装置は、前記反応室と前記区画室との連通部を開閉自在に閉塞する第1のダンパーと、前記区画室外における前記断熱箱体内と前記反応室との連通部を開閉自在に閉塞する第2のダンパーと、前記光源による前記光応答性酸素吸着材への光の照射、及び、前記第1、第2のダンパーの開閉を制御する制御装置とを備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちの何れかに記載の冷蔵庫。
  5. 前記制御装置は、前記第1のダンパーを閉じ、前記第2のダンパーを開いた状態で前記光源による前記光応答性酸素吸着材への光の照射を制御し、該光応答性酸素吸着材から酸素分子を脱離させる酸素分子脱離工程を実行し、
    次に、前記第1及び第2のダンパーを閉じた状態で前記光源による前記光応答性酸素吸着材への光の照射を制御し、前記反応室内の酸素分子を前記光応答性酸素吸着材に吸着させて当該反応室内を目標とする酸素濃度に低下させる酸素分子吸着工程を実行し、
    次に、前記第2のダンパーを閉じた状態で前記第1のダンパーを開く一連の動作を複数回繰り返すことにより、前記区画室内の酸素濃度を低下させることを特徴とする請求項4に記載の冷蔵庫。
  6. 前記制御装置は、前記第1のダンパーを閉じ、前記第2のダンパーを開いた状態で前記光源による前記光応答性酸素吸着材への光の照射を制御し、酸素分子を当該光応答性酸素吸着材に吸着させる酸素分子吸着工程を実行し、
    次に、前記第1及び第2のダンパーを閉じた状態で、前記光源による前記光応答性酸素吸着材への光の照射を制御し、該光応答性酸素吸着材から前記反応室内に酸素分子を脱離させて当該反応室内を目標とする酸素濃度に上昇させる酸素分子脱離工程を実行し、
    次に、前記第2のダンパーを閉じた状態で前記第1のダンパーを開く一連の動作を複数回繰り返すことにより、前記区画室内の酸素濃度を上昇させることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の冷蔵庫。
  7. 前記酸素濃度調整装置は、前記反応室内に設けられた送風機を備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のうちの何れかに記載の冷蔵庫。
JP2010134987A 2010-06-14 2010-06-14 冷蔵庫 Active JP5436347B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010134987A JP5436347B2 (ja) 2010-06-14 2010-06-14 冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010134987A JP5436347B2 (ja) 2010-06-14 2010-06-14 冷蔵庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012002373A JP2012002373A (ja) 2012-01-05
JP5436347B2 true JP5436347B2 (ja) 2014-03-05

Family

ID=45534571

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010134987A Active JP5436347B2 (ja) 2010-06-14 2010-06-14 冷蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5436347B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013198878A (ja) * 2012-03-26 2013-10-03 Toshiba Corp 減酸素装置およびその駆動システム

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005300004A (ja) * 2004-04-09 2005-10-27 Toshiba Corp 冷蔵庫
JP4780496B2 (ja) * 2005-09-02 2011-09-28 学校法人東京電機大学 光応答性酸素吸着材料及び酸素分子濃度の調整方法
US8057586B2 (en) * 2008-07-28 2011-11-15 Multisorb Technologies, Inc. Humidity control for product in a refrigerator

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012002373A (ja) 2012-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009287817A (ja) 冷蔵庫
JP6176308B2 (ja) 冷蔵庫
JP2009039000A (ja) 食品の乾燥方法および食品の乾燥手段を備えた貯蔵庫
JP2015075276A (ja) 冷蔵庫
US20150219383A1 (en) Domestic/Professional Refrigerator
JP2010144993A (ja) 冷蔵庫
WO2017141552A1 (ja) 冷蔵庫
JP2003322460A (ja) 冷蔵庫
JP5436347B2 (ja) 冷蔵庫
JP6826823B2 (ja) 冷蔵庫
JP6176307B2 (ja) 冷蔵庫
JP6737033B2 (ja) 冷蔵庫
JP2002267348A (ja) 冷蔵庫
JP2019100654A (ja) 冷蔵庫
JP5990766B2 (ja) 冷蔵庫
JP2013029220A (ja) 冷蔵庫
JP5237908B2 (ja) 冷蔵庫
JP4983900B2 (ja) 冷蔵庫
JP3914952B2 (ja) 冷蔵庫
KR20130022951A (ko) 청과물 냉각시스템
JP6388047B2 (ja) 冷蔵庫
JP2009287828A (ja) 冷蔵庫
JP2014196894A (ja) 冷蔵庫
JP6388046B2 (ja) 冷蔵庫
JP6402801B2 (ja) 冷蔵庫

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120511

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130430

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130613

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131203

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131210

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5436347

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250