JP2013198878A - 減酸素装置およびその駆動システム - Google Patents

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勝之 内藤
Ryosuke Yagi
亮介 八木
Norihiro Yoshinaga
典裕 吉永
Yoshihiro Akasaka
芳浩 赤坂
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Abstract

【課題】 実施形態にかかる発明は、繰り返し耐性に優れた減酸素装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 実施形態の減酸素装置は、密閉可能な容器と、前記容器を開口するシャッターと、酸素吸放材を少なくとも含み前記容器に備えられた酸素吸放部と、前記酸素吸放部を少なくとも加熱する調温部とを有することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、減酸素装置およびその駆動システムに関する。
従来、サルコミンなどの酸素吸着材を収納容器に入れて酸素濃度を低減させて野菜等の鮮度を保つ方法は知られている。
また、冷蔵庫中に酸素吸着材を入れた容器と固体電解質膜を有した電気化学的に酸素濃度を調整する手段を持った減酸素方法も知られている。
特開平11−106736
本発明が解決しようとする課題は、繰り返し耐性に優れた減酸素装置及びその駆動システムを提供することである。
本発明の実施形態にかかる減酸素装置は、密閉可能な容器と、前記容器を開口するシャッターと、酸素吸放材を少なくとも含み前記容器に備えられた酸素吸放部と、前記酸素吸放部を少なくとも加熱する調温部とを有することを特徴とする。
図1は、実施形態にかかる減酸素装置の概念図である。 図2は、実施形態にかかる減酸素装置の酸素濃度と温度の変化を示す図である。 図3は、実施形態にかかる減酸素装置の駆動方法又は減酸素システムのチャート図である。 図4は、実施形態にかかる減酸素装置の概念図である。 図5は、実施形態にかかる減酸素装置の駆動方法又は減酸素システムのチャート図である。 図6は、実施形態にかかる減酸素装置の概念図である。 図7は、実施形態にかかる減酸素装置の駆動方法又は減酸素システムのチャート図である。 図8は、実施形態にかかる冷蔵庫の概念図である。
以下、図面を用いて実施の形態を説明する。
従来、一定空間を減酸素を実現するためには、酸素吸収材をそのまま設置するか、酸素吸収材の入った容器と該空間との間のシャッターを開閉して制御する。用いる酸素吸着材は非可逆的なものであり、装置の構成は簡単であるが、吸収材の交換を頻繁にする必要がある。また電気化学的に減酸素を行う装置においては、交換の必要性は通常では無いが、装置構成が複雑になるため高価になることと、繰り返し寿命の点で問題が出やすい。
このような従来の課題を解決するために、本発明においては、構成が簡単で繰り返し耐性に優れた減酸素装置およびその駆動方法を提供する提供することである。
(実施形態1)
図1は実施形態1にかかる減酸素装置100の概念図である。減酸素装置100は、酸素吸放部101、加熱部102、シャッター103、減酸素容器111とで構成されている。減酸素容器111は、酸素濃度を低減させる対象の領域である。
図1の実施形態の減酸素装置は、減酸素容器111内の酸素を酸素吸放部101で吸着し、吸着した酸素を、シャッター103を介して排気可能な構成である。各構成を動作させる電源の記載は省略している。
酸素吸放部101は、酸素吸放材と伝熱材とで構成される。酸素吸放材は、高温で酸素を放出しやすく、低温で酸素を吸着しやすい材料である。酸素吸放材に熱的変化を加えることで、酸素の吸放を行うが、酸素吸放材は熱伝導率が低い。そこで、酸素吸放部101の熱伝導率を高めるために、酸素吸放材に伝熱材を加えた構成が好ましい。酸素吸放材としては、コバルトのシッフ塩基錯体、コバルトや鉄もしくはモリブデンのポルフィリン錯体が好ましい。この中ではコバルトのシッフ塩基が特に好ましい。酸素放出部101は繰り返し使用にともない僅かずつではあるが、酸素吸放能力の低下があるため交換可能であることが好ましい。少なくとも酸素放出部101を交換可能なように減酸素装置100に配置するか、酸素吸放部101を含む構成部材をユニット化しておくことが好ましい。酸素吸放材や伝熱材は吸着速度を上げるためにはできるだけ表面積が大きい方が好ましく、粒径は小さい方が好ましいが、あまり小さいと目詰まりしやすく空気の拡散が阻害される、そのため30nmから10μm程度が好ましい。
コバルトのシッフ塩基錯体としては、サルコミンとサルコミン誘導体が酸素吸放材として好ましい。具体的なコバルトのシッフ塩基錯体としては、N,N′−ビス(サリチリデン)エチレンジアミノコバルト(II)、N,N′−ビス(3−アルコキシサリチリデン)エチレンジアミノコバルト(II)(アルコキシとしてエトキシ、n-プロポキシ、i-プロポキシ、n-ブトキシ、i-ブトキシなど)、N,N′−ビス(3−フルオロサリチリデン)エチレンジアミノコバルト(II)、N,N′−ビス(サリチリデン)テトラメチルエチレンジアミノコバルト(II)、N,N′−ビス(サリチリデン)イミノジプロピルアミノコバルト(II)が挙げられる。この中では、通称サルコミンと呼ばれるN,N′−ビス(サリチリデン)エチレンジアミノコバルト(II)と、サルコミンの誘導体と、サルコミンと1種以上のサルコミン誘導体との混合物、2種以上のサルコミン誘導体の混合物が特に好ましい。
コバルトのポルフィリン錯体としては好ましくはメソテトラキス(α,α,α,α−ο−ピバルアミドフェニル)ポルフィリナトコバルト(II)イミダゾール錯体である。イミダゾール類としてはN−メチルイミダゾール、N−ラウリルイミダゾール、N−ベンジルイミダゾール、N−トリチルイミダゾールなどである。コバルトのポルフィリン錯体も単体と混合物の両方を酸素吸放材として好適である。鉄のポルフィリン錯体としては好ましくはメソテトラキス(α,α,α,α−ο−ピバルアミドフェニル)ポルフィリナト鉄(II)イミダゾール錯体である。イミダゾール類としてはN−メチルイミダゾール、N−ラウリルイミダゾール、N−ベンジルイミダゾール、N−トリチルイミダゾールなどである。モリブデンのポルフィリン錯体としては好ましくは5,10,15,20−テトラメシチルポルフィリナトモリブデン(IV)錯体である。
伝熱材としては、炭素材料、金属、金属酸化物、金属窒化物、金属酸化物、有機物等の熱伝導率の高い材料であれば特に限定されない。具体的な伝熱材として、グラフェン、活性炭などの炭素材料や窒化アルミニウム、窒化ホウ素、炭化珪素、アルミナ等が挙げられる。伝熱材の熱伝導率はできるだけ高い方が好ましく150W/m・K以上が好ましいが、価格との兼ね合いでは20W/m・K以上が好ましい。下記に説明する接着材料に高熱伝導性材料を用いる場合は、接着材を伝熱材としてもよい。
酸素吸放材と伝熱材の混合比率の目安は、これらの酸素吸放能と熱伝導率などに影響されるが、例えば、1:10から10:1である。酸素吸放部101の材料である混合物を例えばプレス成形してもよいし、酸素吸放部101の材料である接着材料と酸素吸放材と伝熱材とを混合してから、成形し固化させたものでもよい。成形物は少なくとも酸素と接触すること必要なため、少なくとも成形物の表面に酸素吸放材を有するか、酸素分子が成形物内部の酸素吸放材と接触可能とするための孔を有する形態が好ましい。孔の径は、吸着水分等による目詰まり等を防ぐために10nm以上あった方が好ましい。
調温部102は、酸素吸放部101と接触し、酸素吸放部101を例えば、50〜80℃以上に加熱することができるものであれば、例えば、一般的なヒーターを用いることができる。調温部102は、図1には図示しない制御部で制御されている。放熱によって、酸素吸放部101を40℃以下に冷却可能な構成であれば、調温部102は冷却機構を有しない構成でもよい。酸素吸放部101は、例えば、50〜80℃以上の温度となることで、上記酸素吸放材から酸素を放出しやすくなる。また、酸素吸放部101は、例えば、40℃以下の温度となることで、上記酸素吸放材が酸素を吸収しやすくなる。減酸素対象の領域が高温条件であることなどを理由に自然冷却が十分に行われない場合は、調温部102は冷却も可能な構成であることが好ましい。加熱及び冷却が可能な部材としては、ペルチェ素子が例として挙げられる。
シャッター103は、減酸素対象となる領域の気体と減酸素対象となる領域外の気体を交換することが可能な開口部となり、その開口部が開閉可能な構成を併せ持つ。酸素吸放部101から放出した酸素を減酸素対象となる領域から排出が可能な装置である。シャッター103には、送風機を併せ持つものでもよい。シャッター103の開閉機構は限定されない。シャッター103の開閉は、図1には図示していない制御部で制御されている。シャッター103は、調温部102の加熱、冷却又は酸素吸放部101の温度に同期して又は減酸素装置100の動作時間で制御されるなどして開閉される。酸素の放出の際に、酸素吸放部101を加熱するため、シャッター103は高温の気体が溜まりやすい減酸素容器111の上部に配置することが、図1の形態では好ましい。
減酸素容器111は、減酸素対象の領域であり、密閉が可能である。そして、減酸素容器111は、減酸素対象物を出し入れ可能な減酸素容器開閉部112が備えられている。減酸素容器111は、冷蔵庫の全体又はその1部や細胞培養装置等の保存容器、さらに部屋などの密閉性のあるものが含まれる。減酸素容器開閉部112は、減酸素容器111の形態にもよるが、蓋や扉などが挙げられる。
図示しない制御部は、操作者による手動操作のためのスイッチや電子的制御のためのマイコンやFPGA(Field−Programmable Gate Array)等のICを含む電子回路が例として挙げられる。電子回路には、制御情報を記憶するメモリ機能が含まれていることが好ましい。
次に減酸素の方法あるいはそのシステムについて説明する。減酸素方法やシステムは操作者によって制御される場合、電子的に制御される場合とこれらの両方を組み合わせて制御する場合がある。
実施形態の減酸素方法の一例は、酸素吸放材を少なくとも含む酸素吸放部を加熱して、前記酸素吸放材から酸素を放出し、前記放出された酸素を減酸素対象領域外に排出し、前記酸素吸放部を冷却し、減酸素対象領域内の酸素を前記酸素吸放部に吸着させるものである。
実施形態の減酸素システムの一例は、密閉可能な容器と、前記容器内の気体と前記容器外の気体を交換可能とする開口部を備えたシャッターと、酸素吸放材を少なくとも含み前記容器に備えられた酸素吸放部と、前記酸素吸放部を少なくとも加熱する調温部とを有する減酸素装置を用い、前記調温部を加熱して、酸素吸放部から酸素を放出し、前記放出された酸素を前記シャッターから前記容器外に排出し、前記容器を密閉し、前記酸素吸放部を冷却し、前記容器内の酸素を前記酸素吸放部に吸着させるものである。
図2の減酸素容器111内の酸素濃度(実線)と酸素吸放部101の温度(一点長鎖線)の経時的変化を示す概念グラフを用いて図1の減酸素装置の動作について説明する。
図2の横軸は、時間で、縦軸は、減酸素容器111内の酸素濃度と酸素吸放部101温度の温度を表している。図1には図示しない酸素センサで減酸素容器111内の酸素濃度の測定をした。
減酸素装置100の動作について、図2と図3のチャート図(S101−S106)をさらに参照して説明する。減酸素装置100の概略動作は、「動作スイッチをオンにし(S101)、シャッター103を開き(S102)、調温部102の加熱を開始し(S103)、調温部102の加熱を停止し(S104)、シャッター103を閉じ(S105)、そして、減酸素装置100の動作スイッチをオフにする(S106)」である。なお、減酸素に影響がなければ、シャッター103の開閉と調温部102の加熱の順番は、入れ替えることができる。
図2のグラフは、時刻t0において、減酸素容器開閉部112が閉じた状態で、酸素吸放部101が酸素を吸着し飽和になっている状態を初期状態とし、減酸素装置100を駆動させた時の、酸素濃度と温度の変化を示す一形態である。本実施形態では、酸素濃度や温度変化を測定せずに、各構成を動作せる時間を制御して減酸素装置100を動作させている。
(S101)
操作者の操作又は制御部で指定された条件を満たすと減酸素装置100の動作が開始される。動作のための条件は、減酸素容器開閉扉112の開閉や指定時間の経過など任意の条件を指定することができる。
(S102)
調温部102の加熱の前又は後にシャッター103を開ける。シャッター103が開いていることで、酸素吸放部101から放出された酸素が減酸素容器111の外部へ排出可能となる。
(S103)
時刻t1において、調温部102の加熱を開始する。加熱を開始すると、酸素吸放部101の温度上昇が開始する。
温度が例えば、50℃を超えた時刻がt2のあたりから、酸素濃度が上昇する。これは、温度が上昇すると、酸素吸放材は、吸着していた酸素を放出しやすくなるためである。
(S104)
シャッター103が開いているため、時刻t3において脱酸素はほぼ終了し、酸素濃度は大気濃度にまで減少する。酸素濃度が大気の空気と同程度になった時刻以降に、調温部102の加熱を停止する。
(S105)
調温部102の加熱停止後又はその前に、シャッター103を閉じる。調温部102によって加熱された酸素吸放部101は冷却されると酸素を吸着しやすくなるが、シャッター103が開いた状態では、減酸素容器101内の酸素濃度は低下し難い。酸素吸放部101が酸素を吸着しやすい温度になる前にシャッター103を閉じればよい。
時刻t4において、調温部102の加熱停止後、酸素吸放部101の温度が例えば、100℃に達し、その後、温度は徐々に低下する。
時刻t5において、酸素吸放部101の温度が例えば、50℃以下となり、減酸素容器101内の酸素濃度が約20%から低下し始める。
(S106)
時刻t6において、減酸素容器111内の酸素濃度が約10%になった段階で、酸素吸放部101がほぼ酸素飽和になり、酸素吸着もほぼ終了し、酸素濃度が一定となり、減酸素装置の動作は停止する。
時刻t7において、操作者が減酸素容器開閉部112を開けることにより、減酸素容器111内の酸素濃度が急上昇する。ドアが閉じられてから、S101などからの操作を再実行することで、酸素吸放部101を交換せずに、減酸素容器111内の酸素濃度を繰り返し低減することができる。
(実施形態2)
図4は実施形態2にかかる減酸素装置200の概念図である。減酸素装置200は、酸素吸放部201、加熱部202、シャッター203、分離壁204、送風機205、断熱材206,減酸素容器211と減酸素容器開閉部212とで構成されている。減酸素容器211は、酸素濃度を低減させる対象の領域である。
図4の実施形態2の減酸素装置200は、減酸素容器211内の酸素を酸素吸放部201で吸着し、吸着した酸素を、シャッター203を介して排気可能な構成である。図3では減酸素容器開閉部212としてスライド式の扉を用いている。
実施形態2のうち、実施形態1と共通する構成については、その説明を省略する。
本実施形態の減酸素装置は図4で示すように調温部202の下地に断熱材206を設けることが好ましい。これにより外部への熱の拡散を防止して、酸素放出に効率よく熱エネルギーを用いることができる。断熱材としては、繊維系材料や発泡系材料などを採用することが出来、使用条件に応じて適宜選択すればよい。
本実施形態の減酸素装置200は図4で示すように減酸素容器211内に部材と食品等との接触を防ぐために気体を自由に透過する分離壁204を有することが好ましい。これにより酸素吸放着部201を保護するとともに、減酸素容器211に保存する食品等へ熱の伝播や高濃度の酸素が触れることを防ぐことができる。分離壁204は、例えば、多数の空孔を有するプラスチック板等が挙げられる。分離壁は撥水性があった方が目詰まりを防ぐことができる。また抗菌コートを施すことが好ましい。
本実施形態の減酸素吸放部201は取替え可能であることが好ましい。これにより将来、吸吸放材の寿命が来た場合に低コストで簡単に交換することができる。
本実施形態の減酸素装置200は図4で示すように減酸素容器201内に気体循環用の送風機206を設置することが好ましい。これにより効率よく気体を循環することにより酸素濃度を減酸素容器201内で均一化することができる。送風機205は、加熱された酸素吸放部201から放出された酸素を外部に放出しやすいように、例えば図4の概念図のように酸素吸放着部201の下部に設けることが好ましい。
図4に本実施形態の減酸素装置200の動作の一例のチャート図を示す。実施形態1のチャート図との違いは送風機の有無である。
減酸素装置200の概略動作は、「動作スイッチをオンにし(S201)、シャッター203を開き(S202)、送風機205を稼働させて送風を開始し(S203)、調温部202の加熱を開始し(S204)、調温部202の加熱を停止し(S205)、シャッター203を閉じ(S206)、送風機205による送風を停止し(S207)そして、減酸素装置200の動作スイッチをオフにする(S208)」である。
調温部202の加熱開始後に送風機205で送風を行う(S204)。送風によって、酸素吸脱部201から放出される酸素を、シャッター203のある減酸素容器の上方へ流れやすくしている。送風方向は、シャッターのある方向が好ましい。本構成の場合、送風機205によって、酸素吸放部201が放出する酸素の流れを制御できるため、シャッター203の位置は、酸素吸放部201の上方以外の場所であっても、酸素を減酸素容器201外に効率良く排出することができる。
送風機205による送風の開始は、S205の操作までに酸素吸放部201から放出された酸素が減酸素容器201外に放出されやすい任意のタイミングで行うことができる。また、送風機205による送風の停止は、S208の操作までに酸素吸放部201から放出された酸素が減酸素容器201外に放出されやすい任意のタイミングで行うことができる。
(実施形態3)
図6は実施形態3にかかる減酸素装置300の概念図である。減酸素装置300は、酸素吸放部301、加熱部302、第1のシャッター303A、第2のシャッター303B、分離壁304、送風機305、断熱材306,減酸素容器311と減酸素容器開閉部312、制御部321、開閉センサ322、操作スイッチ323、酸素濃度センサ324、表示部331とで構成されている。
図6の減酸素装置300は、減酸素容器311内の酸素を酸素吸放部301で吸着し、吸着した酸素を、シャッター303を介して排気可能な構成であり、その動作は、制御部321で制御される。
実施形態3のうち、実施形態1または実施形態2と共通する構成や動作については、その説明を省略する。
本実施形態の酸素吸放部301と調温部302は、分離壁304に取り付けられた断熱材306によって保持されている。図6では、上述の形態としたが、酸素吸放部302は加熱及び冷却が可能なように配置されていれば、配置の形態は特に限定されない。
本実施形態の調温部302には、温度センサが組み込まれている。なお、温度センサは酸素吸放部301などに取り付けられていても構わない。制御部321が参照する温度センサが調温部302以外であれば、制御部321はその温度センサと接続されている必要がある。
本実施形態の分離壁304は、酸素吸放部301、調温部302、第1のシャッター303A、第2のシャッター303B、送風機305と断熱材306を交換可能な減酸素ユニットとするための外壁を構成している。分離壁304には、実施形態2のような空孔はない。分離壁304は、減酸素容器311内に密閉可能な領域を形成することができる。
図6に示すように本実施形態は、制御部321、開閉センサ322、操作スイッチ323、酸素濃度センサ324と表示部331を有する。制御部321は減酸素装置の動作を制御するものである。制御部321は、破線で示す電気配線によって、調温部302、第1のシャッター303A、第2のシャッター303B、送風機305、開閉センサ322、操作スイッチ323、酸素濃度センサ324と表示部331と接続されている。
制御部321は、減酸素装置300の内外に取り付けられたセンサからの情報や動作時間を元に調温部302、第1のシャッター303A、シャッター303Bと送風機305の動作を制御する。また、減酸素容器311内の酸素濃度や減酸素装置300の動作状況を通知するための表示部311が操作者や管理者にとって確認可能な位置に取り付けられている。
減酸素装置300の動作スイッチは、開閉センサ322、操作スイッチ323,酸素濃度センサ324のいずれかである。どのセンサあるいはスイッチからの情報により減酸素装置300を動作させるかは制御部321のアルゴリズムによって決まる。
開閉センサ322は、減酸素容器311の開閉を検知し、減酸素装置300の動作スイッチとなる。操作スイッチ323は、減酸素装置300の外側又は内側に取り付けられ、操作者が操作可能な動作スイッチである。酸素濃度センサ324は、減酸素容器311内に取り付けられる。
表示部331は、液晶表示画面、LED発光、スピーカーからの音声等を1つ以上用いて、操作者または管理者に視覚的又は聴覚的に情報を通知する構成であればよい。
本実施形態の減酸素装置300の動作の一例について、図7のチャート図を参照して説明する。本実施形態における実施形態2の動作方法との違いはシャッターの数と温度または酸素濃度条件による分岐があることである。
減酸素装置300の概略動作は、「動作スイッチをオンにし(S301)、第1のシャッター303Aを閉じて第2のシャッター303Bを開き(S302)、調温部302の加熱を開始し(S303)、送風機305を稼働させて送風を開始し(S304)、設定温度TSETと調温部302の温度を比較し(S305)、調温部302の加熱を停止し(S306)、第1のシャッター303Aを開けて第2のシャッター303Bを閉じ(S307)、送風機305による送風を停止し(S308)、設定酸素濃度O2SETと減酸素容器311内の酸素濃度を比較し(S309)、そして、減酸素装置300の動作スイッチをオフにする(S310)。S305で温度が設定温度よりも低ければ加熱を継続する。S309で酸素濃度が設定酸素濃度よりも低ければ、再度減酸素動作を実行する。」である。
S302では、第1のシャッター303Aを閉じて、第2のシャッター303Bを開いている。この状態で酸素吸放部301から酸素を放出するため、減酸素容器311側へは高酸素濃度の空気が流れずに減酸素容器311外に排出することができる形態となる。
S305では、制御部321のメモリに記憶された設定温度TSETと調温部302に組み込まれた温度センサによって測定した温度を比較する。測定温度が設定温度TSET以上であれば、S306に移行する。しかし、測定温度が設定温度TSET以下であれば、R301のループ経路を辿り、調温部302による加熱を継続する。S305による温度判定の間隔は、制御部321のメモリに記載されている。R301のループが所定回数連続する場合は、調温部302の故障の可能性があることを表示部331に表示させてもよい。
また、S307では、第1のシャッター303Aを開けて、第2のシャッター303Bを閉じている。この状態で、酸素吸放部301が酸素を吸着しやすい状態とすることで、低酸素濃度の空気が減酸素容器311外に排出されずに、減酸素容器311内が減酸素状態になる形態となる。
S309では、制御部321のメモリに記憶された設定酸素濃度O2SETと酸素濃度センサ324によって測定した酸素濃度を比較する。測定酸素濃度が設定酸素濃度O2SET以下であれば、S310に移行し減酸素装置300の動作を停止する。しかし、測定酸素濃度が設定酸素濃度O2SET以上であれば、R302のループ経路を辿り、減酸素の動作を再実行する。もしくは所定時間放置した後、再度酸素濃度を測定し、再度設定酸素濃度O2SET以上であれば、R302のループ経路を辿り、減酸素の動作を再実行する。S309による酸素濃度判定のタイミングは、制御部321のメモリに記載されている。酸素濃度判定のタイミングは、減酸素容器311の大きさ、酸素吸放部301の酸素吸着能などによって適宜設定変更することがある。R302のループが所定回数連続する場合は、酸素吸放部301の寿命の可能性があることを表示部331に表示させてもよい。
(実施形態4)
図8に実施形態1から3の減酸素装置100、200、300を野菜室に採用した冷蔵庫400の概念図を示す。具体的な減酸素装置の利用形態としては、冷蔵庫だけでなく、細胞保存庫等が挙げられる。
以下、実施例で具体的に本実施形態を説明する。以下の実施例は実施形態2の構成の減酸素装置を例に本発明を具体的に説明する。
(実施例1)
酸素吸放材として用いるN,N′−ビス(3−n−プロポキシサリチリデン)エチレンジアミノコバルト(II)を、まず3−ヒドロキシサリチルアルデヒドと1−ブロモプロパンから合成する3−n―プロポキシサルチルアルデヒドと、エチレンジアミン、硝酸コバルトを反応させて合成する。得られるN,N′−ビス(3−n−プロポキシサリチリデン)エチレンジアミノコバルト(II)をボールミルで細かく粉砕する。平均粒径100nmの錯体粉末と高熱伝導性材として平均粒径が200nmのカーボン粉末100gを混合し、板状(15cm角)にプレス成型する。成型品である酸素吸放部を、下面にラバーヒーターを取り付けたステンレス容器(前面をメッシュ状にして酸素が自由に透過できるようにしたもの)に入れる。ラバーヒーターの下に断熱シートを設けて、図4で示す位置に減酸素室内部に取り付け減酸素装置を作製する。なお、成型品は取替え可能にするようにステンレス容器の蓋はねじで止める。
内部体積が20Lの減酸素室はアクリル板で作製され、スライド式の開閉扉を有している。開閉扉には内部が減圧になることを防止するため、わずかにリークを設ける。減酸素室の内部にはメッシュ状に開口が開いたアクリル製の分離壁が設置されている。また減酸素室の底には気体循環用のファンが設置されている。ファンは側部から気体を吸い込み、上部に送風するタイプであり、減酸素セルの近くに設置されている。減酸素セルの上部にはシャッターが設置されている。これは弁が回転して開閉するタイプである。減酸素セル内部には熱電対の温度センサーが設置されている。
この減酸素室を温度5℃の冷蔵庫内に設置し、減酸素セルの運転を行う。この実施例においては簡易酸素センサーを減酸素室内において酸素濃度を測定する。まず開閉扉を開け、酸素濃度を大気中と同じにする。開閉扉を閉め、シャッターを開ける。ファンをまわし、ラバーヒーターに通電して、減酸素セルを加熱する。温度が50℃に達すると酸素が徐々に放出され、酸素濃度が3%ほど上昇した後、徐々に減少し、酸素濃度は大気中とほぼ等しくなる。減酸素セルの温度が100℃に達したら加熱をやめる。若干のオーバーシュートの後、温度が下降しはじめる。温度が40℃になった時点から酸素濃度が減り始め、最終的に9〜11%程度になる。
このサイクルを5000回繰り返しても酸素吸収量の劣化(劣化率の計算式)は約10%であり、繰り返し耐性に優れる。
(実施例2)
酸素吸放材として用いるN,N′−ビス(3−n−プロポキシサリチリデン)エチレンジアミノコバルト(II)の代わりにN,N′−ビス(3−n−ブトキシサリチリデン)エチレンジアミノコバルト(II)を用いることを除いては実施例1と同様にして減酸素装置を作製する。この場合には温度が50℃になった時点から酸素濃度が減り始め、酸素濃度は9〜11%程度に減少し、このサイクルを5000回繰り返しても酸素吸収量の劣化は約20%であり、繰り返し耐性に優れる。
(実施例3)
酸素吸放材として用いるN,N′−ビス(3−n−プロポキシサリチリデン)エチレンジアミノコバルト(II)の代わりにN,N′−ビス(3−i−プロポキシサリチリデン)エチレンジアミノコバルト(II)を用いることを除いては実施例1と同様にして減酸素装置を作製する。この場合にも酸素濃度は9〜11%程度に減少し、このサイクルを5000回繰り返しても酸素吸収量の劣化は約10%であり、繰り返し耐性に優れる。
(実施例4)
高熱伝導性材としてカーボン粉末の代わりにアルミナ粉末を用いることを除いては実施例1と同様にして減酸素装置を作製する。この場合にも酸素濃度は20%から9〜11%程度に減少し、このサイクルを5000回繰り返しても酸素吸収量の劣化は約10%であり、繰り返し耐性に優れる。
(実施例5)
酸素吸放材として用いるN,N′−ビス(3−n−プロポキシサリチリデン)エチレンジアミノコバルト(II)の代わりにN,N′−ビス(3−i−プロポキシサリチリデン)エチレンジアミノコバルト(II)を用いることを除いては実施例1と同様にして減酸素装置を作製する。この場合にも酸素濃度は9〜11%程度に減少し、このサイクルを5000回繰り返しても酸素吸収量の劣化は約10%であり、繰り返し耐性に優れる。
(実施例6)
内部体積が20Lの減酸素室の代わりに17Lのものを用い、減酸素セルの温度が100℃に達したら加熱をやめる代わりに、60℃に達したら加熱をやめることを除いては実施例1と同様にして減酸素装置を作製し、駆動させる。この場合にも酸素濃度は9〜11%程度に減少し、このサイクルを5000回繰り返しても酸素吸収量の劣化は約10%であり、繰り返し耐性に優れる。
(実施例7)
酸素吸放材として用いる5,10,15,20−テトラメシチルポルフィリナトモリブデン(IV)錯体は論文(Tachibanaら、Bull. Chem. Soc. Jpn., 71巻、 363頁、1998年)に従い合成する。錯体200g粉末の平均粒径は200nmと高熱伝導性材として平均粒径が200nmの酸化グラフェンから合成する多層グラフェン粉末100gを混合し、板状(15cm角)にプレス成型する。
この酸素吸放材を実施例1と同様にして減酸素装置を作製する。この場合にも酸素濃度は9〜11%程度に減少し、このサイクルを5000回繰り返しても酸素吸収量の劣化は約10%であり、繰り返し耐性に優れる。
(実施例8)
酸素吸放材として用いるメソテトラキス(α,α,α,α−ο−ピバルアミドフェニル)ポルフィリナトコバルト(II)N−ベンジルイミダゾール錯体は論文(Collmanら、J. Am.Chem. Soc., 97巻、 1427頁、1975年)に従い合成する。錯体200g粉末の平均粒径は1μmと高熱伝導性材として平均粒径が1μmのアルミナ粉末200gを混合し、板状(15cm角)にプレス成型する。
この酸素吸放材を実施例1と同様にして減酸素装置を作製する。この場合にも酸素濃度は9〜11%程度に減少し、このサイクルを5000回繰り返しても酸素吸収量の劣化は約10%であり、繰り返し耐性に優れる。
なお、本実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。本実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。本実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100 減酸素装置
101 酸素吸脱部
102 加熱部
103 シャッター
111 減酸素容器
112 減酸素容器開閉部
200 減酸素装置
201 酸素吸脱部
202 加熱部
203 シャッター
204 分離壁
205 送風機
211 減酸素容器
212 減酸素容器開閉部
300 減酸素装置
301 酸素吸脱部
302 加熱部
303A シャッター
303B シャッター
304 分離壁
305 送風機
311 減酸素容器
312 減酸素容器開閉部
321 制御部
322 開閉センサ
323 操作スイッチ
324 酸素濃度センサ
331 表示部
400 冷蔵庫

t1 加熱開始 ドア閉 シャッター開
t2 脱酸素開始 ドア閉 シャッター開
t3 脱酸素ほぼ終了 ドア閉 シャッター開
t4 加熱終了 ドア閉 シャッター閉
t5 酸素吸着開始 ドア閉 シャッター閉
t6 酸素吸着ほぼ終了 ドア閉 シャッター閉
t7ドア開 シャッター閉

Claims (5)

  1. 密閉可能な容器と、
    前記容器を開口するシャッターと、
    酸素吸放材を少なくとも含み前記容器に備えられた酸素吸放部と、
    前記酸素吸放部を少なくとも加熱する調温部と
    を有することを特徴とする減酸素装置。
  2. 前記酸素吸放材は、コバルトのシッフ塩錯体を少なくとも含み、
    前記酸素吸放部は、伝熱材をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の減酸素装置。
  3. 密閉可能な容器と、
    前記容器内の気体と前記容器外の気体を交換可能とする開口部を備えたシャッターと、
    酸素吸放材を少なくとも含み前記容器に備えられた酸素吸放部と、
    前記酸素吸放部を少なくとも加熱する調温部とを有する減酸素装置を用い、
    前記調温部を加熱して、酸素吸放部から酸素を放出し、
    前記放出された酸素を前記シャッターから前記容器外に排出し、
    前記容器を密閉し、前記酸素吸放部を冷却し、前記容器内の酸素を前記酸素吸放部に吸着させることを特徴とする減酸素装置の駆動システム。
  4. 前記酸素吸放部を80℃以上に加熱して酸素を前記酸素吸放材から放出し、
    前記酸素吸放部を50℃以下に冷却して前記酸素吸放材に酸素を吸着させることを特徴とする請求項3に記載の減酸素装置の駆動システム。
  5. 前記酸素吸放材は、コバルトのシッフ塩錯体を少なくとも含み、
    前記酸素吸放部は、伝熱材をさらに含むことを特徴とする請求項3または4に記載の減酸素装置の駆動システム。
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