JP5435127B2 - 材料試験機 - Google Patents

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Description

この発明は、試験片に対して試験力を付与することにより材料試験を実行する材料試験機に関する。
このような材料試験機は、例えば、テーブル上に一対のねじ棹を互いに同期して回転自在に支持するとともに、それらのねじ棹にナットを介してクロスヘッドの両端部を支持した構成を有する。そして、モータの回転により一対のねじ棹を互いに同期して回転させることにより、クロスヘッドを一対のねじ棹に沿って移動させる。クロスヘッドとテーブルとには、それぞれつかみ具が連結されている。そして、これら一対のつかみ具により試験片の両端を把持した状態で、クロスヘッドを移動させることにより、試験片に対して試験力を加えるように構成されている。
このような材料試験機においては、試験片に作用する試験力はロードセル等によって検出される。また、試験片における標点間の距離の変位量は、変位測定部により測定される。変位測定部により測定された変位量のデータは、サンプリング部によりサンプリングされ、試験片の変位データが試験片に対する試験力などのデータとともに取り込まれる。
この変位測定部として、試験片の画像を撮影するビデオカメラと、このビデオカメラにより撮影した試験片の画像から試験片の変位を抽出し、この試験片の変位の測定結果を出力する画像処理回路を備えたものも使用されている(特許文献1参照)。
特許文献1に記載の材料試験機は、つかみ具が視野内に入るように設けたビデオカメラの出力を画像処理することにより、つかみ具の形状を認識する。そして、つかみ具の形状認識により読み出された情報に基づいて設定されたつかみ具間距離に一致するように、クロスヘッドを移動させる構成となっている。これにより、この材料試験機では、マニュアル操作によるつかみ具の位置決めを不要としている。
また、オペレータがつかみ具に試験片を装着するときに、一対のつかみ具の負荷軸と、試験片の中心とが一致しているか否かを示す補助表示をモニタに表示させることで、オペレータがモニタを見ながら試験片をつかみ具に把持させる作業を行える材料試験機も知られている(特許文献2参照)。
特開2002−365188号公報 特開平06−167433号公報
しかしながら、従来の材料試験機は、つかみ具間の距離を自動的に設定することができても、つかみ具に試験片を鉛直に装着できているかどうかの確認は単に目視で行っていた。また、オペレータがつかみ具に試験片を装着する作業を、特許文献2に記載されているように、補助表示を見ながら行うことでつかみ具に試験片を鉛直に装着できている確認が容易に行えたとしても、その前段階のつかみ具間距離の位置決めでは、オペレータが自ら手に持った定規を目視しながらクロスヘッドを上下移動させているという状況であった。このように、従来の材料試験機では、つかみ具間距離の位置決めと、つかみ具への試験片装着の両方の作業を効率的かつ正確に行えるものはなかった。そして、つかみ具間距離の位置決めと、つかみ具への試験片装着のうち一方はオペレータの目視による確認であるため、各オペレータにより設定にばらつきが生じるという問題があった。
また、引張試験を行う材料試験機では、試験片に標点間距離GL(Gage Length)の計測のための標線を標す必要がある。このとき、従来の材料試験機では、試験片をつかみ具に把持させた状態で、オペレータが試験片に定規を当てながら、試験片の負荷軸方向における中心から等しい距離だけ離れた位置に標線を標していた。このため、各オペレータの設定の差が標点間距離GLのばらつきとなって表れるという問題もあった。
この発明は上記課題を解決するためになされたものであり、つかみ具、試験片等の設置精度のばらつきを低減するとともに、試験準備を効率的かつ正確に行うことが可能な材料試験機を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、試試験片に対して試験力を付与することにより材料試験を実行する材料試験機において、前記試験片を把持する一対のつかみ具と、前記一対のつかみ具および試験片を撮影する撮影部と、前記撮影部により撮影された試験力を付与された試験片の画像、試験条件および計測値の少なくとも1つを表示する第1の表示部と、前記一対のつかみ具の位置決め、試験片の装着、および、前記一対のつかみ具に把持された状態の試験片に標されるべき標点の配設の少なくともいずれか一つを補助する設定位置の指標を前記第1の表示部とは別の第2の表示部に表示させる表示データを、試験の目的により選択されたつかみ具の種別、試験片の長さ、試験片の幅、または、標線間距離に対応させて複数記憶する記憶部と、前記試験片を前記一対のつかみ具で把持させる試験準備のために、試験の目的により選択されたつかみ具の種別、試験片の長さ、試験片の幅、または、標線間距離に応じて、前記記憶部から表示データを呼び出して、前記一対のつかみ具周辺の画像とともに、前記一対のつかみ具の位置決め、試験片の装着、および、前記一対のつかみ具に把持された状態の試験片に標されるべき標点の配設の少なくともいずれか一つを補助する設定位置の指標を、前記第2の表示部に表示させる設定補助手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記第1の表示部は、材料試験機本体とは分離して配設され、前記第2の表示部は、材料試験機本体の前記一対のつかみ具付近に配設される。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記第2の表示部は、試験片に対して試験力が付与されているときにおいては、前記撮影部により撮影された試験力を付与された試験片の画像および計測値を表示する。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記設定補助手段が前記第2の表示部に表示させる表示データにおける、前記一対のつかみ具の設置を補助する設定位置の指標は、前記一対のつかみ具のうちの一方の移動位置を示す水平線である。
請求項に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記設定補助手段が前記第2の表示部に表示させる表示データにおける、前記試験片の設置を補助する設定位置の指標は、前記試験片の少なくとも一方の側端の位置を示す線である。
請求項に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記設定補助手段が前記第2の表示部に表示させる表示データにおける、前記一対のつかみ具に把持された状態の試験片に標されるべき標点の設置を補助する設定位置の指標は、標点の位置を示す線である。
請求項1乃至請求項に記載の発明によれば、一対のつかみ具周辺の画像とともに、一対のつかみ具の設置、試験片の設置、および、一対のつかみ具に把持された状態の試験片に標されるべき標点の設置のいずれかを補助する設定位置の指標を、第1の表示部とは別の第2の表示部に表示させる設定補助手段を備えることから、試験準備をするオペレータは、第2の表示部に表示された設定位置の指標を見ながら作業を行うことができる。このため、各オペレータによってつかみ具の設置や試験片の設置等の精度に差が生じることを防止し、それらの配置を正確に行うことが可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、第2の表示部は、材料試験機本体の一対のつかみ具付近に配設されることから、試験の準備作業を行っているオペレータの位置から、作業対象物であるつかみ具や試験片等と同一目線上に設置位置の指標を見ることができる。このため、オペレータは試験準備作業中に立ち位置を変えることなく、第2の表示部に表示された設定位置の指標を見ながらつかみ具の設置や試験片の設置等をより正確に行うことができる。
請求項3に記載の発明によれば、第2の表示部は、試験片に対して試験力が付与されているときにおいては、撮影部により撮影された試験力を付与された試験片の画像および計測値を表示することから、材料試験機全体の制御モニタおよびデータ処理の計算機モニタとしても使用される第1の表示部の試験実行中における使用性を向上させることができる。
この発明に係る材料試験機の概要図である。 つかみ具の設定補助機能の動作を示すフローチャートである。 第2表示部26の表示画面を示す模式図である。 試験片の設定補助機能の動作を示すフローチャートである。 第2表示部26の表示画面を示す模式図である。 標点の設定補助機能の動作を示すフローチャートである。 第2表示部26の表示画面を示す模式図である。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、この発明に係る材料試験機の概要図である。
この材料試験機は、テーブル16と、床面に立設された一対の支柱19と、各支柱19の内部におけるテーブル16上に鉛直方向を向く状態で回転可能に立設された一対のねじ棹11と、これらのねじ棹11に沿って移動可能なクロスヘッド13と、このクロスヘッド13を移動させて試験片10に対して試験力を付与するための負荷機構30とを備える。なお、図1においては、一対の支柱19のうち紙面左側の支柱19を取り払った状態を図示している。
クロスヘッド13は、一対のねじ棹11に対して、図示を省略したナットを介して連結されている。各ねじ棹11の下端部は、負荷機構30に連結されており、負荷機構30の動力源からの動力が、一対のねじ棹11に伝達される構成となっている。一対のねじ棹11が同期して回転することにより、クロスヘッド13は、これら一対のねじ棹11に沿って昇降する。
クロスヘッド13には、試験片10の上端部を把持するための上つかみ具21が付設されている。一方、テーブル16には、試験片10の下端部を把持するための下つかみ具22が付設されている。引っ張り試験を行う場合には、試験片10の両端部をこれらの上つかみ具21および下つかみ具22により把持した状態で、クロスヘッド13を上昇させることにより、試験片10に試験力(引張荷重)を負荷する。
このときに、試験片10に作用する試験力はロードセル14によって検出され、制御部23に入力される。また、試験片10は、ビデオカメラ18により撮影され、その画像は制御部23に入力される。なお、ビデオカメラ18は上つかみ具21および下つかみ具22を同一視野に収めるように位置決めされている。
制御部23は設定補助部61を備え、ROM、RAM等の記憶部62およびCPU等を備えるコンピュータやシーケンサーによって構成される。制御部23には、液晶ディスプレイ等の表示装置である第1表示部25および第2表示部26、マウスおよびキーボード等を有する入力部24、ロードセル14およびビデオカメラ18、負荷機構30が接続される。そして、制御部23は、ロードセル14からの試験力データおよびビデオカメラ18からの撮影画像データを取り込んで、データ処理を実行する。このような制御部23での演算等の処理により、試験片10における標点間の距離の変位量が求められる。
設定補助部61は、この材料試験機において、試験片10を上つかみ具21および下つかみ具22で把持させる試験準備のために、上つかみ具21および下つかみ具22の位置決めを補助するつかみ具の設定補助機能、試験片10の装着を補助する試験片の設定補助機能、および、上つかみ具21および下つかみ具22に把持された状態の試験片に標されるべき標点の配設を補助する標点の設定補助機能を実行する設定補助手段として機能する。
この材料試験機では、第1表示部25は、制御部23および入力部24とともに材料試験機本体から分離して配設される。第1表示部25は、試験実行中には撮影部により撮影された試験力を付与された試験片の画像、試験条件および計測値の少なくとも1つを表示し、材料試験機全体の制御モニタおよびデータ処理の計算機モニタとして機能する。
一方、第2表示部26は、支柱19の前面の上つかみ具21および下つかみ具22の付近に配設される。この上つかみ具21および下つかみ具22の付近とは、試験準備のために上つかみ具21および下つかみ具22の位置決め等の設定作業が行われる一対の支柱19に挟まれた空間に近い位置であって、オペレータがこれらの作業を行っているときの目線とほぼ同一の高さとなる位置である。
次に、この材料試験機において、試験片10に対して試験力を加える材料試験の前の試験準備を行うときの動作について説明する。この材料試験機において試験準備を行うときには、つかみ具の設定補助機能、試験片の設定補助機能、標点の設定補助機能を、この順に実行させる。
まず、試験片10を上つかみ具21および下つかみ具22で把持させる試験準備のために、設定補助部61により実行される動作について説明する。図2は、つかみ具の設定補助機能の動作を示すフローチャートであり、図3は、そのときの第2表示部26の表示画面を示す模式図である。
入力部24からの入力によりつかみ具の設定補助機能が選択されると、制御部23における設定補助部61の作用により、第2表示部26に予め表示されている上つかみ具21および下つかみ具22周辺のライブ画像に重ね合わせるように、複数の水平線71が等間隔に表示される(ステップS11)。これらの水平線71は、試験の負荷軸と直交する線である。
次に、オペレータの入力部24からの入力により、下つかみ具22の先端位置が指定される(ステップS12)。そうすると、図3に太線で示すように、第2表示部26に、つかみ具の間隔を示す水平線72が2本表示される(ステップS13)。図3に太線で示された、2本の水平線72のうちの下側の線は、ステップS12で指定された下つかみ具22の先端位置と一致する線であり、上側の線は、上つかみ具21を移動させるべき移動位置を示す。第2表示部26へのこれらの水平線71、72の表示は、試験の目的により選択された一対のつかみ具の種別および試験片の長さに応じて変更される。すなわち、第2表示部26への線の表示は、試験の目的により選択されたつかみ具の種別および試験片10の長さ等に対応させて予め記憶部62に記憶させておいた、上つかみ具21および下つかみ具22の間隔を表す表示データを呼び出すことにより行われる。したがって、図3に太線で示す2本の水平線72は、この試験条件での上つかみ具21および下つかみ具22の間隔を示している。なお、ステップS11で第2表示部26に表示された複数の水平線71は、補助線として第2表示部26にそのまま表示されている。
オペレータは、第2表示部26に表示された上つかみ具21の移動位置である水平線72を目標にして、マニュアル操作により上つかみ具21を移動させる。しかる後、オペレータが試験片の設定補助等、別の機能または操作を選択すると(ステップS14)、つかみ具の設定補助機能の一連の動作は終了する。なお、オペレータが別の機能の選択ではなく、つかみ具の設定補助機能を再選択した場合でも、つかみ具の設定補助機能の一連の動作は終了する。
上述した手順により、つかみ具の位置決めが完了すれば、次に、オペレータは、試験片10を上つかみ具21および下つかみ具22に装着する。この作業は、試験片の設定補助機能を使って行われる。図4は、試験片の設定補助機能の動作を示すフローチャートであり、図5は、そのときの第2表示部26の表示画面を示す模式図である。
入力部24からの入力により試験片の設定補助機能が選択されると、第2表示部26に予め表示されている上つかみ具21および下つかみ具22周辺のライブ画像に重ね合わせるように、試験の負荷軸を中心にその負荷軸と平行な複数の垂直線81が表示される(ステップS21)。
次に、オペレータの入力部24からの入力により、上つかみ具21の縦方向の中央位置が指定される(ステップS22)。そうすると、図5に太線で示すように、第2表示部26に試験片の幅に対応する2本の垂直線82と、試験片の中心軸に対応する垂直線83が表示される(ステップS23)。第2表示部26へのこれら垂直線81、82、83の表示は、試験片10の幅に応じて変更される。すなわち、第2表示部26への線の表示は、試験片10の幅に対応させて予め記憶部62に記憶させておいた、試験片10の中心軸が負荷軸と一致するときの試験片10の側端の位置を表す表示データを呼び出すことにより行われる。したがって、図5に太線で示す2本の垂直線82は、この試験条件での試験片10の両側端の位置を示している。なお、ステップS21で第2表示部26に表示された複数の垂直線81は、補助線としてそのまま第2表示部26に表示されている。
オペレータは、第2表示部に表示された試験片10の両側端の位置を示す垂直線82を目標にして、試験片10の中心軸が試験の負荷軸と一致するように、上つかみ具21および下つかみ具22に装着する。しかる後、オペレータが標点の設定補助等、別の機能または操作を選択すると(ステップS24)、試験片の設定補助機能の一連の動作は終了する。なお、オペレータが別の機能の選択ではなく、試験片の設定補助機能を再選択した場合でも、試験片の設定補助機能の一連の動作は終了する。
なお、この実施形態では、第2表示部26に上つかみ具21および下つかみ具22および試験片10の全体が同一視野に収まるようにビデオカメラ18を設定しているため、図5に示すように、表示画面には試験片10の両側端に合わせた2本の垂直線82を太線で表示している。しかし、ビデオカメラ18の設定が、試験片10の全体を視野に収めるものでない場合であっても、試験片10の一方の側端が視野内にあれば、試験片10の設定を正しく行うことができる。すなわち、この場合には、試験片10の一方の側端位置を示す1本の垂直線を第2表示部26に表示させる。これにより、オペレータは試験片10の一方の側端位置を示す1本の垂直線を目標として試験片10を正しく装着することができる。
上述した手順により、試験片10の上つかみ具21および下つかみ具22への装着が完了すれば、次に、オペレータは、試験片10に標点を付ける。この作業は、標点の設定補助機能を使って行われる。図6は、標点の設定補助機能の動作を示すフローチャートであり、図7は、そのときの第2表示部26の表示画面を示す模式図である。
入力部24からの入力により標点の設定補助機能が選択し、オペレータは、第2表示部26に表示されている上つかみ具21および下つかみ具22周辺のライブ画像上の上つかみ具21の下端位置93および下つかみ具の上端位置94を指定する(ステップS31)。次に、上つかみ具21および下つかみ具22周辺のライブ画像に重ね合わせるように、上つかみ具21および下つかみ具22の間に複数の水平線91が等間隔に表示される(ステップS32)。
しかる後、図7に太線で示すように、第2表示部26に標点間距離GLに相当する間隔だけ離隔した2本の水平線92が表示される(ステップS33)。第2表示部26へのこれら水平線91、92の表示は、標点間距離GLに応じて変更される。すなわち、第2表示部26への線の表示は、標点間距離GLに対応させて、予め記憶部62に記憶させておいた標点位置を示す表示データを、ステップS31で指定された上つかみ具21の下端位置93および下つかみ具22の上端位置94から求められる把持された状態の試験片10の中心(上つかみ具21の上端と下つかみ具22の下端との中間点)を基準位置として呼び出すことにより行われる。したがって、図7に太線で示す2本の水平線92は、試験片10の中心から等しい距離離隔した位置に表示され、この試験条件での試験片10上の標点が標されるべき位置を示している。なお、ステップS32で第2表示部26に表示された複数の水平線91は、補助線としてそのまま第2表示部26に表示されている。
オペレータは、第2表示部26に表示された標点位置を示す水平線92を目標にして、試験片10に標点シールを貼設することで、標点を正しい位置に配設することができる。しかる後、オペレータが別の機能または操作を選択すると(ステップS34)、標点の設定補助機能の一連の動作は終了する。なお、オペレータが別の機能の選択ではなく、標点の設定補助機能を再選択した場合でも、標点の設定補助機能の一連の動作は終了する。
なお、この実施形態では、試験片10に標点を標すのに標点シールを用いているが、オペレータがマーカー等を使って、標点位置を示す水平線92に沿って標点を試験片10に記入するようにしてもよい。
また、この実施形態では、試験片10を上つかみ具21および下つかみ具22に把持させた状態で標点シールを貼設しているが、先に標点を付けておいた試験片10を、上つかみ具21および下つかみ具22に把持させることもできる。このときには、第2表示部26の表示画面にグリッド状の補助線を表示させるとともに、試験片の幅を示す垂直線82と、標点間距離GLを示す水平線92を同時に表示させ、試験片の設定補助機能と標点の設定補助機能とを並行して実行させればよい。
上述した実施形態では、一対のつかみ具の位置決め、試験片の装着、一対のつかみ具に把持された状態の試験片に標されるべき標点の配設のいずれかを補助する設定位置の指標を線で表しているが、位置を正確に表現することができるものであれば、これらの指標に矢印等の各種記号を採用できる。
また、上述した実施形態では、第2表示部26は、材料試験機本体に設置されているが、この設置位置は、必ずしも固定されている必要はない。すなわち、オペレータが見やすい位置に第2表示部26を移動させることを可能とする種々の変形が可能である。
10 試験片
11 ねじ棹
13 クロスヘッド
14 ロードセル
18 ビデオカメラ
19 支柱
21 上つかみ具
22 下つかみ具
23 制御部
24 入力部
25 第1表示部
26 第2表示部
30 負荷機構
61 設定補助部
62 記憶部
72 水平線
82 垂直線
92 水平線

Claims (6)

  1. 試験片に対して試験力を付与することにより材料試験を実行する材料試験機において、
    前記試験片を把持する一対のつかみ具と、
    前記一対のつかみ具および試験片を撮影する撮影部と、
    前記撮影部により撮影された試験力を付与された試験片の画像、試験条件および計測値の少なくとも1つを表示する第1の表示部と、
    前記一対のつかみ具の位置決め、試験片の装着、および、前記一対のつかみ具に把持された状態の試験片に標されるべき標点の配設の少なくともいずれか一つを補助する設定位置の指標を前記第1の表示部とは別の第2の表示部に表示させる表示データを、試験の目的により選択されたつかみ具の種別、試験片の長さ、試験片の幅、または、標線間距離に対応させて複数記憶する記憶部と、
    前記試験片を前記一対のつかみ具で把持させる試験準備のために、試験の目的により選択されたつかみ具の種別、試験片の長さ、試験片の幅、または、標線間距離に応じて、前記記憶部から表示データを呼び出して、前記一対のつかみ具周辺の画像とともに、前記一対のつかみ具の位置決め、試験片の装着、および、前記一対のつかみ具に把持された状態の試験片に標されるべき標点の配設の少なくともいずれか一つを補助する設定位置の指標を、前記第2の表示部に表示させる設定補助手段と、
    を備えることを特徴とする材料試験機。
  2. 請求項1に記載の材料試験機において、
    前記第1の表示部は、材料試験機本体とは分離して配設され、
    前記第2の表示部は、材料試験機本体の前記一対のつかみ具付近に配設される材料試験機。
  3. 請求項2に記載の材料試験機において、
    前記第2の表示部は、試験片に対して試験力が付与されているときにおいては、前記撮影部により撮影された試験力を付与された試験片の画像および計測値を表示する材料試験機。
  4. 請求項2に記載の材料試験機において、
    前記設定補助手段が前記第2の表示部に表示させる表示データにおける、前記一対のつかみ具の設置を補助する設定位置の指標は、前記一対のつかみ具のうちの一方の移動位置を示す水平線である材料試験機。
  5. 請求項2に記載の材料試験機において、
    前記設定補助手段が前記第2の表示部に表示させる表示データにおける、前記試験片の設置を補助する設定位置の指標は、前記試験片の少なくとも一方の側端の位置を示す線である材料試験機。
  6. 請求項2に記載の材料試験機において、
    前記設定補助手段が前記第2の表示部に表示させる表示データにおける、前記一対のつかみ具に把持された状態の試験片に標されるべき標点の設置を補助する設定位置の指標は、標点の位置を示す線である材料試験機。
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