JP5433450B2 - 電気光学装置および電子機器 - Google Patents

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本発明は、液晶装置等の表示体を具備する電気光学装置の構造に関する。
液晶装置等の表示体の前面側には保護用の部材(保護部材)が設置される。特許文献1には、図19に示すように、表示体90の前面側に位置する保護部材92を、保護部材92の前面側の段差94と枠状の筐体96とが嵌合するように固定する技術が開示されている。保護部材92の段差94の形成には例えばエッチングが利用される。図19の構造によれば、保護部材92の周縁部(薄い部分)が筐体96の背面側に位置する(保護部材92の前面側への移動が規制される)から、例えば表示体90が保護部材92とともに前面側に脱落する可能性は低減される。
特開2007−114737号公報
しかし、図19の構造では保護部材92に段差94を形成する必要があるから、保護部材92の機械的な強度を充分に確保することが困難であるという問題がある。以上の問題の解決には、保護部材92の段差以外の方法で表示体90の脱落を防止する構造が必要となる。以上の事情を考慮して、本発明は、表示体が筐体から脱落する可能性を有効に低減することを目的とする。
以上の課題を解決するために、本発明の電気光学装置は、複数の電気光学素子が面状に配列された表示領域を有する表示体と、第1側(例えば背面側)の表面が表示体に対向する本体部と、表示体の側面に対向して当該表示体を支持する第1側面部(例えば側面部46)と、平面視で表示体の側方に張出す張出部とを含む支持部材と、表示体の表示領域に対応する開口部が形成され、張出部のうち第1側とは反対側の第2側(例えば前面側)の表面が固定された保持部を含む枠状部材とを具備する。本発明の電気光学装置は、各種の電子機器(例えば携帯通信端末)に利用され得る。
以上の構成においては、支持部材の本体部の第1側の表面が表示体に対向するとともに張出部の第2側の表面が枠状部材の保持部に固定される。すなわち、表示体の第2側への移動が支持部材で規制され、支持部材の第2側への移動が枠状部材で規制される。したがって、表示体が枠状部材(筐体)から第2側に脱落する可能性を有効に低減することが可能である。
電気光学装置を構成する板状または層状の要素の表面(主面ないし板面)に垂直なZ方向(複数の電気光学素子の配列面(表示面)に垂直な方向とも換言され得る)を想定したときに、電気光学装置内の任意の地点からみてZ方向に沿った一方側が第1側に相当し、Z方向に沿った他方側が第2側に相当する。例えば、電気光学装置の表示画像を視認する観察者を想定すると、電気光学装置内の任意の地点からみて観察者側(前面側)が第2側(すなわち、観察者にとって手前側)に相当し、観察者側とは反対側(背面側)が第1側(すなわち、観察者にとって奥側)に相当する。また、本明細書において2個の要素が「対向する」とは、両者間に他の要素が介在しない状態で相互に向かい合う場合(直接的に対向する場合)のほか、両者間に他の要素が介在した状態で相互に向かい合う場合(間接的に対向する場合)も包含する。
本発明の好適な態様に係る電気光学装置は、支持部材に対して表示体とは反対側に固定され、枠状部材の開口部の内側に配置された光透過性の保護部材を具備する。本発明の電気光学装置によれば、支持部材の利用で表示体の脱落が防止されるから、保護部材を利用して表示体の脱落を防止する特許文献1の構成(保護部材の段差)は不要である。したがって、全面にわたって厚さが均一な光透過性の板材を保護部材として利用することが可能である。また、枠状部材の第2側の表面と保護部材の第2側の表面とを同一面内に位置させた構成によれば、枠状部材の表面と保護部材の表面との間に段差が形成される構成と比較して意匠性(外観上の美観)を向上させることが可能である。
保護部材を具備する形態の好適例に係る電気光学装置は、被検出物の接近を検出する平面型の検出体を具備し、検出体は、本体部の第2側の表面に固定され、保護部材は、検出体の第2側の表面に固定される。以上の構成によれば、検出体が保護部材で保護される。また、支持部材の本体部の第2側の表面に検出体が固定され、検出体の第2側の表面に保護部材が固定されるから、検出体や保護部材の脱落も有効に防止されるという利点がある。
支持部材の形態は任意であるが、例えば、本体部の相対向する縁辺の各々から張出すように張出部を形成した構成(例えば後述の第1実施形態)や、本体部の全周縁から張出すように張出部を形成した構成(例えば後述の第2実施形態)が採用され得る。前者の構成によれば、後者の構成と比較して支持部材の小型化が実現され、後者の構成によれば、前者の構成と比較して支持部材と枠状部材とを強固に固定することが可能である。なお、何れの構成においても張出部の位置は任意である。すなわち、張出部が本体部に連設されるとともに当該本体部の周縁から張出す構成のほか、張出部が第1側面部に連設されるとともに平面視で当該本体部の周縁から張出す構成(例えば図14の構成)も包含される。
以上の各態様における好適例において、支持部材は、張出部の周縁から第1側に突出する第2側面部(例えば側面部48)を含み、第2側面部の外周面は枠状部材に固定される。以上の態様においては、張出部に加えて第2側面部も枠状部材に固定されるから、張出部のみが枠状部材に固定される構成と比較して、支持部材と枠状部材とを強固に固定することが可能である。
本発明の好適な態様において、張出部は、本体部の縁辺から張出すように形成されて保護部材の第1端部に対向し、枠状部材は、開口部の内周面から突出するとともに張出部と保護部材の第1端部との間に挟持される突起部と、突起部とは反対側に形成された段差部とを含み、保護部材のうち第1端部とは反対側に位置する第2端部は、枠状部材の前記段差部に固定される。以上の構成においては、保護部材の第1端部側については張出部が突起部に対向することで第2側への移動が防止され、保護部材の第2端部側については第2端部が枠状部材に固定されることで第2側への移動が防止される。なお、以上の態様の具体例は、例えば第3実施形態として後述される。
本発明の好適な態様に係る電気光学装置は、表示体に端部が固定された配線基板(例えば可撓性の配線基板)を具備し、本体部は、第1側面部が形成される部分と第1側面部が形成されない部分とを有し、張出部は、本体部の縁辺のうち第1側面部が形成されない部分に形成され、配線基板は、張出部からみて第1側に位置する。以上の態様においては、張出部からみて第1側の空間に配線基板が位置するから、配線基板を過度に変形させる必要がないという利点がある。
本発明の好適な態様において、支持部材は、張出部の周縁に形成され、枠状部材に固定された爪部を含む。以上の態様においては、張出部と枠状部材との固定に加えて爪部も枠状部材に固定されるから、爪部を形成しない構成と比較して、支持部材と枠状部材とを強固に固定することが可能である。
第1実施形態に係る電気光学装置の分解斜視図である。 表示組立体および収容体の断面図である。 支持部材の平面図および断面図である。 表示モジュールの断面図である。 図1におけるV-V線の断面図である。 支持部材と枠状部材との関係を示す斜視図である。 第2実施形態における支持部材の平面図および断面図である。 第2実施形態における支持部材と枠状部材との関係を示す斜視図である。 第3実施形態に係る電気光学装置の分解斜視図である。 図9におけるX-X線の断面図である。 第3実施形態における支持部材の平面図および断面図である。 変形例に係る支持部材の斜視図である。 変形例に係る支持部材の斜視図である。 変形例に係る支持部材の斜視図である。 図14の支持部材を設置した電気光学装置の断面図である。 電子機器の形態(パーソナルコンピュータ)を示す斜視図である。 電子機器の形態(携帯電話機)を示す斜視図である。 電子機器の形態(携帯情報端末)を示す斜視図である。 特許文献1に開示された構造の断面図である。
<A:第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る電気光学装置100Aの分解斜視図である。第1実施形態の電気光学装置100Aは、画像を表示する機能と被検出物(ペンや指)の接近を検出する機能とを兼備する入力装置(タッチパネル)であり、図1に示すように、表示組立体20と収容体30(収容部材32および支持部材40A)と検出体60と保護部材64とを含む表示モジュールMを筐体10の内部に収容した構造である。筐体10は、相互に固定された枠状部材12Aと背面部材14とで構成される。なお、以下の説明では、電気光学装置100Aを構成する板状または層状の各要素の板面(例えば保護部材64の表面)に平行で相互に直交するX方向およびY方向と、X-Y平面に垂直なZ方向とを便宜的に想定する。電気光学装置100Aの内部の任意の位置からみてZ方向の正側が前面側(電気光学装置100Aの表示画像を視認する利用者にとって手前側)に相当し、当該位置からみてZ方向の負側が背面側(利用者にとって奥側)に相当する。
図2は、表示組立体20と収容体30とを組立てた状態の断面図(図1内のV-V線の断面)である。図1の表示組立体20は、図2に示すように表示体22と照明体24と保持枠26とを含んで構成される。表示体22は、相対向する状態で接合された第1基板221と第2基板223との間隙内に液晶(図示略)を封止した構造の液晶パネルである。図1に示すように、電極間に液晶を介在させた複数の液晶素子(画素)PIXが、X方向およびY方向にわたって表示領域D内に行列状に配列される。図2に示すように、第1基板221の前面側には偏光板225が貼付され、第2基板223の背面側には偏光板227が貼付される。また、各液晶素子PIXの制御用の信号を伝送する可撓性の配線基板23が第2基板223に固定される。
照明体24は、表示体22の背面側に配置される平板型の面光源(バックライト)である。例えば、照明体24は、光源からの出射光を第2基板223の全面に導く光学素子(導光板や反射板や拡散板)を含んで構成される(図示略)。保持枠26は、例えば光反射性の樹脂材料で形成された矩形状の枠体であり、表示体22と照明体24とを積層した状態で収容および保持する。
図1および図2に示すように、表示組立体20は、収容部材32と支持部材40Aとで構成される収容体30の内部の空間に収容される。収容部材32は、矩形枠状の側面部322と側面部322の背面側の底面部324とで構成されて表示組立体20を収容および保持する。表示組立体20が収容部材32に収容された状態では、収容部材32の側面部322の内周面と表示組立体20の保持枠26の外周面とが相互に対向および接触する。収容部材32は、例えば金属板の絞り加工や樹脂材料の射出成形で形成され得る。
図1の支持部材40Aは、表示組立体20(表示体22)を筐体10に対して固定する枠体(フレーム)である。図3は、支持部材40Aを前面側および背面側からみた平面図である。前面側からみた平面図のa1-a1線の断面図およびa2-a2線の断面図が図3には併記されている。図3に示すように、支持部材40Aは、本体部42と2個の張出部44と側面部46と側面部48とを一体に形成した部品である。
本体部42は、表示領域Dに対応する矩形状の開口部41が形成された矩形枠状の部分である。各張出部44は、平面視で(すなわちZ方向の正側からみて)本体部42の外周縁から張出す部分である。すなわち、一方の張出部44は、本体部42の外周縁のうちX方向の正側に位置する縁辺(長辺)の一部分からX方向の正側に張出し、他方の張出部44は、本体部42の外周縁のうち一方の張出部44とは反対側の縁辺の一部分からX方向の負側に張出す。側面部46および側面部48は、支持部材40Aの側面を構成する。側面部46は、本体部42の外周縁(張出部44が形成された区間を除く)から背面側に突出し、側面部48は、張出部44の周縁から背面側に突出する。以上の形状の支持部材40Aは、収容部材32と同様に、例えば金属板の絞り加工や樹脂材料の射出成形で形成され得る。
図3の平面図には、支持部材40Aが支持する表示組立体20(配線基板23)の外形が鎖線で図示されている。図2および図3から理解されるように、表示組立体20を収容した収容部材32は、支持部材40Aの側面部46内に嵌合する。具体的には、側面部322の外周面に形成された突起326(図1)を支持部材40Aの側面部46の内周面に形成された係合孔(図示略)に係合させることで支持部材40Aと収容部材32とが相互に固定される。収容部材32の側面部322の外周面と支持部材40Aの側面部46の内周面とが相互に対向および接触することで、収容部材32内の表示組立体20のX-Y平面内での位置が規定される。
以上のように収容部材32および支持部材40Aとで構成される収容体30に表示組立体20が収容された状態では、図2に示すように、支持部材40Aのうち本体部42の背面側の表面と、表示体22の前面側の表面(偏光板225の表面)のうち表示領域Dの外側の周縁部とが相互に対向するとともに接着層L1で接合される。すなわち、表示体22の前面側に支持部材40Aの本体部42が位置する状態で表示組立体20は支持部材40Aに固定される。接着層L1は、例えば両面テープである。
また、表示組立体20が支持部材40Aに支持された状態では、支持部材40Aの張出部44が、表示体22の側面(さらには保持枠26の外周面や収容部材32の側面部322の外周面)から表示体22とは反対側に張出す。したがって、図2に示すように、支持部材40Aの側面部48の内周面と収容部材32の側面部322の外周面とは相互に間隔をあけて対向する。図2および図3から理解されるように、表示体22の第2基板223に接合された配線基板23は、表示組立体20の保持枠26と支持部材40Aとの間隙を介して側面部48と側面部322との間の空間(張出部44の背面側の空間)に至るように折曲げられる。
図4は、表示モジュールM(検出体60および保護部材64を図2の要素に追加した構造体)の断面図(図1内のV-V線の断面)である。検出体60は、被検出物の接近を検出する平板型のセンサーである。被検出物の検出の方式は任意であるが、例えば静電容量方式が好適に採用される。すなわち、検出体60は、前面側の表面に複数の電極(図示略)が形成された光透過性の基板を含んで構成される。被検出物の有無(保護部材64に対する接触の有無)に応じた各電極の静電容量の変化を検出することで被検出物の有無や位置が判定される。
図4に示すように、検出体60は、支持部材40Aの前面側に固定される。具体的には、図4に示すように、支持部材40Aの本体部42のうち前面側の表面と検出体60の背面側の表面の周縁部とが相互に対向するとともに接着層L2(例えば両面テープ)で接合される。すなわち、表示体22と検出体60との間に支持部材40Aの本体部42が介在する。したがって、表示体22の前面側の表面と検出体60の背面側の表面との間には、支持部材40Aの開口部41に対応した間隙が形成される。
図4の保護部材64は、検出体60や表示体22を保護する光透過性の板状部材であり、全面にわたって均一な厚さに形成される。例えばガラス基板や樹脂製の基板(例えばアクリル板)が保護部材64として好適に採用される。保護部材64は、光透過性の接着層62(例えば光透過性の樹脂材料)を利用して検出体60の前面側の表面に接合される。図4から理解されるように、保護部材64が固定された状態では、平面視で、表示組立体20の側面(保持枠26の外周面)は保護部材64の周縁の内側に位置し、支持部材40Aの各張出部44は保護部材64の周縁の外側に位置する。
図5は、筐体10の枠状部材12Aを図4の要素に追加した状態の断面図(図1内のV-V線の断面)であり、図6は、枠状部材12Aと支持部材40Aとを背面側からみた場合の分解斜視図である。図5および図6に示すように、枠状部材12Aは、表示体22の表示領域Dに対応する開口部13が形成された矩形状の枠体である。枠状部材12Aの背面側の表面のうち開口部13の周縁には、支持部材40Aの各張出部44を収容および支持する段差部16(切欠)が形成される。段差部16は、背面側を向く底面(以下「保持部」という)162と保持部162から背面側に至る側面164とを含む溝状に形成される。
図6に示すように、支持部材40Aの各張出部44は段差部16の内側に収容される。各張出部44が段差部16に収容された状態では、図5に示すように、張出部44の前面側の表面と保持部162(枠状部材12Aの背面側の表面)とが相互に対向するとともに接着層L3で接合され、かつ、支持部材40Aの側面部48の外周面と段差部16の側面164とが相互に対向するとともに接着層L4で接合される。支持部材40Aと枠状部材12Aとを以上の状態に接合することで、支持部材40Aに支持された表示組立体20が枠状部材12Aに対して固定される。
図5に示すように、支持部材40Aが枠状部材12Aに固定された状態では、検出体60を介して支持部材40Aに固定された保護部材64が、枠状部材12Aの開口部13の内側に配置される。保護部材64の側面と開口部13の内周面とが全周にわたって密着する(隙間なく接触する)ように、枠状部材12Aの開口部13の寸法および形状は選定される。また、支持部材40Aが枠状部材12Aに固定された状態では、保護部材64の前面側の表面と枠状部材12Aの前面側の表面とが同一面内(X-Y平面との平行面P内)に位置する。したがって、保護部材64と枠状部材12Aとの間に段差がある構成と比較して意匠性(外観上の美観)が向上する。なお、保護部材64は支持部材40Aに固定されるから、保護部材64を枠状部材12Aに対して直接に接合する必要はないが、機械的な強度を確保する観点から保護部材64を枠状部材12Aに接合(例えば接着)する構成も採用され得る。
以上に説明した電気光学装置100Aの組立は、例えば以下の手順で実行される。第1に、表示組立体20が収容された収容部材32を支持部材40Aの側面部46内に嵌合するとともに表示体22の前面側の表面を接着層L1で支持部材40Aの本体部42の背面側に接合する。第2に、支持部材40Aの本体部42の前面側に検出体60および保護部材64を順次に固定することで表示モジュールMを作成する。第3に、表示モジュールMを背面側から枠状部材12Aに嵌合するとともに支持部材40Aの張出部44および側面部48を枠状部材12Aの段差部16内に接合する。最後に背面部材14を枠状部材12Aに固定することで電気光学装置100Aが完成する。
以上の形態においては、支持部材40Aの本体部42の背面側の表面に表示体22の前面側の表面が対向および接触するとともに筐体10の枠状部材12Aの背面側の表面(保持部162)に支持部材40Aの張出部44の前面側の表面が対向する。すなわち、表示体22の前面側への移動が支持部材40Aで規制され、支持部材40Aの前面側への移動が枠状部材12Aで規制される。したがって、筐体10に嵌合する段差を保護部材64に形成しない構成(すなわち、段差の形成に起因した保護部材64の強度の不足を抑制した構成)にも関わらず、表示体22が筐体10(枠状部材12A)に対して前面側に脱落する可能性を有効に低減することが可能である。しかも、支持部材40Aの張出部44に加えて側面部48も筐体10の枠状部材12Aに接合されるから、張出部44のみを枠状部材12Aに接合した構成(側面部48を省略した構成)と比較して、支持部材40A(さらには表示体22)が枠状部材12Aに対して強固に固定されるという利点がある。
また、表示体22を支持する支持部材40Aに検出体60が固定されるから、表示体22の表面に直接に検出体60を接合した構成と比較すると、被検出物の接触に起因して検出体60が変形した場合に、検出体60から表示体22に対する応力の伝播を抑制することが可能である。したがって、外力に起因した表示体22の表示不良や破損を有効に防止できるという利点がある。
表示体22に実装された配線基板23は、張出部44の背面側の空間内を通過するように折曲げられるから、例えば、収容部材32の側面部322と支持部材40Aの側面部46との間を通過するように配線基板23を無理に折曲げる構成と比較すると、配線基板23の過度な変形が抑制される(したがって、配線基板23の破損や配線の断線の可能性が低減される)という利点がある。
<B:第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、以下の各例示において作用や機能が第1実施形態と同等である要素については、以上と同じ符号を付して各々の詳細な説明を適宜に省略する。
第2実施形態の電気光学装置100Bは、第1実施形態の支持部材40Aを支持部材40Bに置換するとともに第1実施形態の枠状部材12Aを枠状部材12Bに置換した構成である。図7は、第2実施形態における支持部材40Bを前面側および背面側からみた平面図である。図7には、前面側の平面図内のb-b線の断面図が併記されている。また、図8は、枠状部材12Bと支持部材40Bとを背面側からみた場合の分解斜視図である。
第1実施形態の支持部材40Aでは、本体部42の周縁の一部に張出部44が形成される。第2実施形態の支持部材40Bには、図7に示すように、本体部42の全周にわたって張出部44が形成される。すなわち、支持部材40Bの張出部44は、平面視で本体部42を包囲する矩形枠状の部分である。側面部46は、本体部42の外周縁に沿う矩形枠状に形成され、側面部48は、張出部44の外周縁に沿う矩形枠状に形成される。したがって、側面部46の外周面と側面部48の内周面とが間隔をあけて対向した状態で側面部48は側面部46を包囲する。表示組立体20は、全周縁が側面部46に包囲された状態で側面部46内に嵌合する。また、側面部48のうち支持部材40Bの四隅に対応する部位には、側面部48からY方向(保護部材64の表面に平行な方向)に突出する爪部52が形成される。
図8に示すように、枠状部材12Bの背面側の表面には、保持部162(底面)と側面164とで形成される段差部16が、開口部13の全周縁にわたって形成される。第1実施形態と同様に、支持部材40Bの張出部44が段差部16の内側に収容された状態で支持部材40Bが枠状部材12Bに固定される。すなわち、図5の例示と同様に、張出部44の前面側の表面と保持部162(段差部16の底面)とが相互に対向して接着層L3で接合され、かつ、側面部48の外周面と段差部16の側面164とが相互に対向して接着層L4で接合される。また、図8から理解されるように、支持部材40Bの各爪部52が、例えばネジを利用して枠状部材12Bに固定される。その他の構成は第1実施形態と同様である。
第2実施形態においても第1実施形態と同様の効果が実現される。また、第2実施形態では、支持部材40Bにおける本体部42の全周にわたって張出部44が形成されるから、本体部42の各対辺のみに張出部44を形成した第1実施形態と比較して、表示組立体20や検出体60や保護部材64を支持する支持部材40Bが、枠状部材12Bに対して強固に固定されるという利点がある。また、接着層L3や接着層L4による接合に加えて爪部52が枠状部材12Bに固定されるから、支持部材40Bに爪部52を形成しない構成と比較すると、支持部材40Bを枠状部材12Bに対して強固に固定することが可能である。
<C:第3実施形態>
図9は、本発明の第3実施形態における電気光学装置100Cの分解斜視図であり、図10は、図9のX-X線の断面図である。図9および図10に示すように、第3実施形態の電気光学装置100Cは、第1実施形態の支持部材40Aを支持部材40Cに置換するとともに第1実施形態の筐体10の枠状部材12Aを枠状部材12Cに置換した構成である。
図11は、支持部材40Cを前面側および背面側からみた平面図である。図11には、前面側の平面図内のc-c線の断面図が併記されている。図11に示すように、支持部材40Cには、本体部42のひとつの縁辺(Y方向の負側に位置するX方向の縁辺)に沿って張出部44が形成される。また、第2実施形態と同様に、張出部44の周縁のうち表示体22の隅部に対応する各部位には、張出部44から突出する爪部52が形成される。
本体部42および側面部46は第1実施形態と同様であり、表示体22の前面側の表面が本体部42の背面側の表面に接着層L1で接合された状態で表示組立体20が側面部46の内側に嵌合される。以上の状態では、図10に示すように、張出部44は、平面視で表示体22の側方に張出す。具体的には、張出部44は、平面視で表示体22の側面(さらには保持枠26の外周面や収容部材32の側面部322の外周面)から外側(Y方向の負側)に張出す。したがって、保護部材64が固定された状態では、張出部44の前面側の表面と保護部材64の端部(周縁部)641の背面側の表面とが、検出体60に対応した間隔をあけて相互に対向する。
図9および図10に示すように、筐体10の枠状部材12Cには突起部18が形成される。突起部18は、枠状部材12Cのひとつの縁辺に沿うように形成されて開口部13の内周面からY方向の正側に突出する。突起部18の形成には、例えばインサート成形が好適に採用される。すなわち、射出成形用の金型に突起部18(例えば金属板)を装填してから枠状部材12Cの樹脂材料を金型に充填および固化することで、突起部18を一体的に形成した枠状部材12Cが作成される。ただし、枠状部材12Cの形成には公知の技術が任意に採用され得る。例えば、射出成形で突起部18を枠状部材12Cと一体的に形成する方法も採用され得る。
図10に示すように、表示モジュールMが筐体10に収容された状態では、支持部材40Cの張出部44の前面側の表面と突起部18の背面側の表面とが相互に対向するとともに接着層L5(例えば両面テープ)で接合される。したがって、支持部材40Cの張出部44と保護部材64の端部641との間に枠状部材12Cの突起部18が介在する構造(張出部44と端部641とで突起部18を挟持する構造)となる。また、支持部材40Cの各爪部52は、例えばネジを利用して枠状部材12Cに固定される。
図9および図10に示すように、枠状部材12Cの前面側の表面のうち開口部13を挟んで突起部18とは反対側の周縁には段差部17(切欠)が形成される。図10に示すように、段差部17は、前面側を向く底面172と底面172から前面側に至る側面174とで形成される。図10に示すように、表示モジュールMが筐体10に収容された状態では、保護部材64のうち端部641とは反対側の端部(周縁)642の背面側の表面と段差部17の底面172とが相互に対向するとともに接着層L6(例えば両面テープ)で接合される。また、段差部17の側面174は、保護部材64の側面に密着する。
図10に示すように、枠状部材12Cの突起部18の前面側の表面と枠状部材12Cの前面側の表面との距離(高低差)H1は保護部材64の厚さに相当する。また、段差部17の底面172と枠状部材12Cの前面側の表面との距離(高低差)H2は、保護部材64および接着層L6の厚さの合計に相当する。したがって、保護部材64の前面側の表面と枠状部材12Cの前面側の表面とは同一面内(X-Y平面との平行面内)に位置する。
第3実施形態では表示モジュールMが前面側から筐体10に収容される。すなわち、第1に、保護部材64の端部641が枠状部材12Cの突起部18に近接するように表示モジュールMを傾斜させた状態で枠状部材12Cに接近させ、接着層L5が形成された枠状部材12Cの突起部18を支持部材40Cの張出部44と保護部材64の端部641との間に介在させる。第2に、保護部材64の端部642を枠状部材12Cの段差部17に接近させ(突起部18を支点として回転させ)、接着層L6が形成された底面172に保護部材64の端部642の背面側の表面を接合する。第3に、支持部材40Cの各爪部52を枠状部材12Cに固定し、背面部材14を枠状部材12Cに固定することで電気光学装置100Cが完成する。
第3実施形態においても第1実施形態と同様の効果が実現される。また、第3実施形態では、本体部42のひとつの縁辺のみに張出部44が形成されるから、第1実施形態や第2実施形態と比較して支持部材40Cが小型化される(さらには電気光学装置100Cが狭額縁化される)という利点がある。
<D:変形例>
以上の各形態は多様に変形され得る。具体的な変形の態様を以下に例示する。以下の例示から任意に選択された2以上の態様は適宜に併合され得る。
(1)変形例1
支持部材40(40A,40B,40C)の形態は適宜に変更される。例えば、第1実施形態の支持部材40Aは、図12に示すように側面部46と側面部48とが連続しない支持部材40Dや、図13に示すように側面部48を省略した支持部材40Eに変形され得る。第2実施形態の支持部材40Bについても同様に、側面部48は省略され得る。さらに、支持部材40Bや支持部材40Cと同様の爪部52を第1実施形態の支持部材40Aに追加した構成や、支持部材40Bや支持部材40Cの爪部52を省略した構成も採用され得る。
また、第1実施形態では張出部44が本体部42から延在する構成を例示したが、図14に示すように、側面部48の周縁から張出部44が張出す形状の支持部材40Fも採用され得る。支持部材40Fは、図15に例示された状態で枠状部材12に固定される。すなわち、側面部46の外周面が接着層L4で枠状部材12の開口部13の内周面に接合され、かつ、張出部44のうち前面側の表面が接着層L3で枠状部材12の背面側の表面に接合される。
以上の例示から理解されるように、支持部材40(40A,40B,40C)の張出部44は、平面視で表示体22の側面から張出す(あるいは、本体部42の周縁の全部または一部から張出す)ように形成された部分として包括され、具体的な形状や形成の位置(本体部42および側面部46の何れに連設されるか)は不問である。
(2)変形例2
以上の各形態に例示した要素は適宜に省略され得る。例えば、保持枠26を省略した構成(表示体22および照明体24を収容体30で保持する構成)や、背面側の収容部材32を省略した構成も採用され得る。また、表示体22が筐体10から脱落する可能性を低減するという所期の課題の解決にとって検出体60や保護部材64は必須の要件ではない。
(3)変形例3
電気光学装置100(100A,100B,100C)の各要素の接合の方法は適宜に変更される。例えば、接着層L1〜L6を接着剤で形成した構成や、以上の各形態にて接着層L1〜L6で接合した要素をネジ等の他の接合手段で固定した構成も採用され得る。
(4)変形例4
以上の各形態における表示体22は液晶パネルに限定されない。例えば、有機EL(Electroluminescence)素子などの発光素子を行列状に配列した発光装置も表示体22として採用され得る。以上の説明から理解されるように、以上の各形態における表示体22は、電界の印加や電流の供給などの電気的な作用に応じて透過率や輝度などの光学的な特性が変化する電気光学素子(液晶素子や発光素子)を利用して画像を表示する要素として包括される。なお、自発光型の電気光学素子を利用した構成では、照明体24が省略される。
<E:応用例>
次に、以上の各態様に係る電気光学装置100(100A,100B,100C)を利用した電子機器について説明する。図16ないし図18には、電気光学装置100を表示装置として採用した電子機器の形態が図示されている。
図16は、電気光学装置100を採用した可搬型のパーソナルコンピュータの構成を示す斜視図である。パーソナルコンピュータ2000は、各種の画像を表示する電気光学装置100と、電源スイッチ2001やキーボード2002が設置された本体部2010とを具備する。
図17は、電気光学装置100を適用した携帯電話機の構成を示す斜視図である。携帯電話機3000は、複数の操作ボタン3001およびスクロールボタン3002と、各種の画像を表示する電気光学装置100とを備える。スクロールボタン3002を操作することによって、電気光学装置100に表示される画面がスクロールされる。
図18は、電気光学装置100を適用した携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistants)の構成を示す斜視図である。情報携帯端末4000は、複数の操作ボタン4001および電源スイッチ4002と、各種の画像を表示する電気光学装置100とを備える。電源スイッチ4002を操作すると、住所録やスケジュール帳といった様々な情報が電気光学装置100に表示される。
なお、本発明に係る電気光学装置が適用される電子機器としては、図16から図18に例示した機器のほか、プロジェクタ,デジタルスチルカメラ,テレビ,ビデオカメラ,カーナビゲーション装置,車載用の表示器(インパネ),電子手帳,電子ペーパー,電卓,ワードプロセッサ,ワークステーション,テレビ電話,POS端末,プリンタ,スキャナ,複写機,ビデオプレーヤ,タッチパネルを備えた機器等などが挙げられる。
100(100A,100B,100C)……電気光学装置、M……表示モジュール、10……筐体、12A,12B,12C……枠状部材、14……背面部材、13……開口部、16,17……段差部、18……突起部、20……表示組立体、22……表示体、221……第1基板、223……第2基板、225……偏光板、227……偏光板、23……配線基板、24……照明体、26……保持枠、30……収容体、32……収容部材、322……側面部、324……底面部、40A,40B,40C、40D,40E,40F……支持部材、42……本体部、44……張出部、46,48……側面部、52……爪部、60……検出体、62……接着層、64……保護部材、L1〜L6……接着層。

Claims (8)

  1. 複数の電気光学素子が面状に配列された表示領域を有する表示体と、
    第1側の表面が前記表示体に対向する本体部と、前記表示体の側面に対向して当該表示体を支持する第1側面部と、平面視で前記表示体の側方に前記本体部の相対向する縁辺の各々から張出すように形成される張出部とを含む支持部材と、
    前記表示体の前記表示領域に対応する開口部が形成され、前記張出部のうち前記第1側とは反対側の第2側の表面に固定された保持部を含む枠状部材と
    前記表示体に端部が固定された配線基板と、
    を具備し、
    前記本体部は、前記第1側面部が形成される部分と前記第1側面部が形成されない部分とを有し、
    前記張出部は、前記本体部の縁辺のうち前記第1側面部が形成されない部分に形成され、
    前記配線基板は、前記張出部からみて前記第1側に位置する、ことを特徴とする電気光学装置。
  2. 前記支持部材に対して前記表示体とは反対側に固定され、前記枠状部材の前記開口部の内側に配置された光透過性の保護部材
    を具備することを特徴とする請求項1の電気光学装置。
  3. 前記枠状部材の前記第2側の表面と前記保護部材の前記第2側の表面とは同一面内に位置する
    ことを特徴とする請求項2の電気光学装置。
  4. 被検出物の接近を検出する平面型の検出体を具備し、
    前記検出体は、前記本体部の前記第2側の表面に固定され、
    前記保護部材は、前記検出体の前記第2側の表面に固定される
    ことを特徴とする請求項2または請求項3の電気光学装置。
  5. 前記支持部材は、前記張出部の周縁から前記第1側に突出する第2側面部を含み、
    前記第2側面部の外周面は前記枠状部材に固定される
    ことを特徴とする請求項1から請求項4の何れかの電気光学装置。
  6. 複数の電気光学素子が面状に配列された表示領域を有する表示体と、
    第1側の表面が前記表示体に対向する本体部と、前記表示体の側面に対向して当該表示体を支持する第1側面部と、前記本体部の縁辺から張出すように形成され平面視で前記表示体の側方に張出す張出部とを含む支持部材と、
    前記表示体の前記表示領域に対応する開口部が形成され、前記張出部のうち前記第1側とは反対側の第2側の表面に固定された保持部と、前記開口部の内周面から突出する突起部と、前記突起部とは反対側に形成された段差部とを含む枠状部材と、
    前記支持部材に対して前記表示体とは反対側に固定され、前記枠状部材の前記開口部の内側に第1端部とは反対側に位置する第2端部が前記枠状部材の前記段差部に固定されるように配置された光透過性の保護部材と、を具備し、
    前記張出部は、前記保護部材の前記第1端部に対向し、
    前記突起部は、前記張出部と前記保護部材の前記第1端部との間に挟持される
    ことを特徴とする電気光学装置。
  7. 前記支持部材は、前記張出部の周縁に形成され、前記枠状部材に固定された爪部を含む
    ことを特徴とする請求項1から請求項6の何れかの電気光学装置。
  8. 請求項1から請求項7の何れかの電気光学装置を具備することを特徴とする電子機器。

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