JP6218611B2 - バックライトおよびこれを備える表示装置 - Google Patents

バックライトおよびこれを備える表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6218611B2
JP6218611B2 JP2014002897A JP2014002897A JP6218611B2 JP 6218611 B2 JP6218611 B2 JP 6218611B2 JP 2014002897 A JP2014002897 A JP 2014002897A JP 2014002897 A JP2014002897 A JP 2014002897A JP 6218611 B2 JP6218611 B2 JP 6218611B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide plate
light guide
light
backlight
protrusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014002897A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015133189A (ja
Inventor
研二 有田
研二 有田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2014002897A priority Critical patent/JP6218611B2/ja
Publication of JP2015133189A publication Critical patent/JP2015133189A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6218611B2 publication Critical patent/JP6218611B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
  • Planar Illumination Modules (AREA)

Description

本発明は、バックライトおよびこれを備える表示装置に関するものである。
近年の情報電子機器の普及に伴い、薄型かつ軽量の表示装置は、携帯電話およびパソコン用のディスプレイ、産業用途で使用される各種の装置、車載の表示器、ハンディ端末および広告表示器として様々な分野で使用されている。
また、使用される分野が広がったことで表示装置を過酷な環境下で使用される場合が多くなっている。例えば、車載以上に振動が加わる建機向けに使用されたり、アミューズメント機器では、表示装置を可動させる等して、インパクトを与える演出に使用されたりすることが増えている。
しかしながら、表示装置を可動させることで、表示装置が備えるバックライトの構成部材である導光板が動くため、光学シート類および導光板に傷がついてしまい、表示品位を低下させるという問題が発生する。そのため、粘着材等を使用して導光板を筐体に固定する対策が採用されているが、粘着材は過酷な環境下では経年劣化によって剥がれる恐れがあり、信頼性に欠ける面がある。また、粘着材を使用することで、製造コストが上昇する等の問題がある。
例えば、特許文献1に記載の液晶表示装置によれば、導光板の側端に開いた矩形状の凹部と、傾斜面を有する凹部が設けられて、支持体に設けられた突起が凹部にそれぞれ係合することで、導光板は支持体に支持固定される構造が開示されている。
特開2003−121655号公報
特許文献1においては、主に小型の携帯端末などに使用される構造に適しており、導光板の厚みも薄いため矩形状の凹部を導光板に設けると、矩形状の凹部を起点に割れが発生する可能性がある。そのため、強度が必要な車載用途と建機用途、および表示装置が可動するアミューズメント用途に採用することが困難な構造である。
すなわち、導光板の移動を抑制しながら、使用時に振動を伴う車載用途と建機用途、および表示装置が可動するアミューズメント用途に採用されるバックライトにおいて、特許文献1に記載の構成を採用した場合、導光板の固定部に応力が集中して破損する恐れがある。また、導光板の代わりに拡散板を配置したバックライトの場合にも同様の問題が発生する。
そこで、本発明は、導光板または拡散板の移動を抑制するとともに、導光板または拡散板の固定部の破損を防止することが可能なバックライトおよびこれを備える表示装置を提供することを目的とする。
本発明に係るバックライトは、光源からの光を入射する入射面、前記入射面から入射した光を出射する出射面および前記出射面と反対側に配置される反出射面を有する導光板と、前記導光板を前記出射面側から収容する前面筐体とを備えるバックライトであって、前記前面筐体の前記導光板と対向する一部に第1突起部が形成され、前記第1突起部に、前記導光板の前記出射面に対して10度以上、45度以下の角度をなす第1傾斜面が形成され、前記導光板に、前記第1突起部と係合する第1凹み部が形成され、前記第1凹み部に、前記第1傾斜面と当接する第2傾斜面が形成されるものである。
本発明によれば、前面筐体の導光板と対向する一部に第1突起部が形成され、第1突起部に、導光板の出射面に対して10度以上、45度以下の角度をなす第1傾斜面が形成され、導光板に、第1突起部と係合する第1凹み部が形成され、第1凹み部に、第1傾斜面と当接する第2傾斜面が形成される。
したがって、導光板が自身の延在方向に移動しようとした場合、第1傾斜面と第2傾斜面が当接しているため、前面筐体と導光板との係合部(固定部)にかかる応力が分散し、第1突起部の基端部にかかる応力が軽減される。これにより、導光板の破損を防止することができる。また、第1傾斜面は、第1突起部に、導光板の出射面に対して10度以上、45度以下の角度をなすように形成されるため、導光板の移動を抑制することができる。
実施の形態1に係る表示装置の分解斜視図である。 バックライトを構成する導光板および前面筐体の背面図である。 前面筐体の背面斜視図である。 前面筐体に導光板を固定した状態を示す背面斜視図である。 図4のA-A断面図である。 バックライトにおいて応力の分散を説明するための断面図である。 実施の形態2の図5相当図である。 実施の形態3の図5相当図である。 前提技術に係る表示装置のバックライトにおいて突起部の破断を説明するための断面図である。
<実施の形態1>
本発明の実施の形態1について、図面を用いて以下に説明する。図1は、実施の形態1に係る表示装置100の分解斜視図である。
(表示装置の構成)
図1に示すように、本発明の実施の形態1に係る表示装置100は、例えば、液晶表示装置である。表示装置100は、筐体3と、表示素子1と、バックライト2と、回路基板4とを備えている。バックライト2は、表示素子1の背面側に配置され、表示素子1に対して光を照射する。筐体3は、開口部3aを有する矩形枠状に形成され、筐体3の内部に表示素子1とバックライト2が配置されている。
また、表示装置100は、表示素子1の前面に外部から表示素子1に対する位置信号入力を行うためのタッチパネル(図示省略)と、タッチパネルを保護するための透明の保護部材(図示省略)とを備えている場合がある。さらに、表示装置100は、回路基板4の背面側を保護するためのカバー(図示省略)を備えている場合もある。
次に、表示装置100を構成する各部材について説明する。
(表示素子)
表示素子1は、透過型または半透過型の液晶表示パネルからなる。表示素子1は、バックライト2の出射面上に配置され、画像を表示する。表示素子1は、液晶の複屈折性を応用し、ガラスなどの絶縁性基板上にカラーフィルタ、遮光層および対向電極等が形成された基板11と、ガラスなどの絶縁性基板上にスイッチング素子となる薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor、以下「TFT」という)画素電極等が形成された基板12とを備えている。
また、表示素子1は、基板11と基板12との間隔を保持するためのスペーサ、基板11と基板12とを貼り合わせるためのシール材、両基板11,12間に狭持させる液晶、液晶を注入する注入口の封止材、液晶を配光させる配向膜、両基板11,12の外側面上に配置された偏光板、および、基板12の外周部または基板12の外周部に接続されたテープ状の配線材料上に配置された駆動用IC13などをさらに備えている。ここで、テープ状の配線材料は、例えばTCP(Tape Carrier Package)またはCOF(Chip on Film)などである。
(バックライト)
バックライト2は、前面筐体5と、光を出射する光源9と、導光板7と、光学シート6と、反射シート8と、背面筐体10とを備えている。導光板7は、光源9から出射された光を入射する入射面と、入射面から入射した光を出射する出射面と、出射面と反対側に配置される反出射面とを備えている。ここで、導光板7において、入射面は、図1の紙面奥側の面であり、出射面は、図1の紙面上側の面であり、反出射面は、図1の紙面下側の面である。
光学シート6は、導光板7から出射された光の分布および広がりを制御するために、導光板7の出射面に配置されている。反射シート8は、導光板7の反出射面を抜けた光を反射し導光板7へ向かわせるために、導光板7の反出射面に配置されている。バックライト2は、表示素子1に対して表示面と反対側である基板12側から照射している。
光源9として、光の3原色であるRGB(Red:赤、Green:緑、Blue:青)の点状光源、RGB以外の発光色のLED、または蛍光管ランプが使用される。点状光源を使用する場合、点状光源を実装する光源基板として一般的なガラスエポキシ樹脂をベースにしたり、フレキシブルなフラットケーブルを使用したりしてもよい。また放熱性を高めるために、アルミ等の金属またはセラミックをベースとした光源基板を使用してもよい。
導光板7は、透明なアクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂またはガラスなどで構成され、導光板7の反出射面および出射面の少なくとも一方には、光を出射させるとともに、面内の光の強度分布および出射方向を調整するための、散乱用ドットパターンまたはプリズム形状が配置されている。
さらに導光板7の出射面には、出射光の強度分布および出射角を調整するために、光学シート6が配置されている。光学シート6としては、集光を目的としたレンズシート、光の均一化を目的とした拡散シート、または視野角方向で輝度を調整する視野角調整シート等が、目的に応じて必要な枚数配置されている。
前面筐体5は、開口部3aを有する矩形枠状に形成されている。開口部5aは、導光板7の出射面からの光を出射させるためのものである。前面筐体5の出射面側には表示素子1が位置決めされて保持されている。また、前面筐体5は、導光板7を出射面側から収容する。前面筐体5の材質としては、アルミニウム、ステンレスおよび鉄等の金属材料、または、PC(Polycarbonate:ポリカーボネート)、ABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene:アクリロニトリルブタジエンスチレン)等の樹脂材料を使用することができる。
背面筐体10には、光源9が位置決めされて保持されている。背面筐体10は、導光板7を反出射面側から収容している。背面筐体10の材質としては、光源9から放出される熱を伝導させるために、熱伝導性が高い金属材料を使用することが望ましい。特に熱伝導性が高いアルミまたはアルミ合金筐体を使用することで、効率よく光源9からの熱を放熱して、バックライト2に熱がこもることを防止することができる。
前面筐体5および背面筐体10は、一般にツメによる引っ掛け構造またはネジ止めによって互いに固定され、バックライト2を構成する他の部材、表示素子1および回路基板4等を保持するが、両者を一体化した構造としてもよい。
(筐体)
筐体3は、表示素子1、バックライト2、タッチパネルおよび保護部材などを保持する矩形枠状の部材であり、薄板の金属または樹脂成型品等を使用して構成されている。筐体3は、ツメ状の固定構造またはネジ止め等を使用して、バックライト2と固定されている。筐体3は、一体で形成してもよいし、複数の部材を組み合わせて構成してもよく、筐体3の側面、正面、背面またはこれらの周辺部等に、最終製品への取り付け部(ネジおよび取付穴等)を設けてもよい。
(回路基板)
回路基板4は、表示素子1および光源9を電気的入出力信号で制御するものである。回路基板4は、通常、ガラスエポキシ等に銅パターンが形成され、その表面に電子部品がハンダを使用して実装されている。回路基板4は、主に表示装置100の背面側(光が出射されない側)に配置されるが、表示素子1に接続されたフィルム上の基材に配線を形成したFPC(Flexible Printed Curcuit:以下「FPC」という)上に電子部品を実装してもよい。
また、回路基板4を外部からの圧力および静電気から保護するために、回路基板4の表面にアルミニウム、ステンレスおよび亜鉛めっき鋼板等の金属、またはPET(Polyethylene terephthalate)等フィルム状の薄い樹脂からなる保護カバー(図示省略)を取り付けてもよい。金属製の保護カバーを使用する場合は、回路基板4側には回路基板4および回路基板4上に配置された電子部品との電気的接触を避けるために、PET等の樹脂製シートを貼り付けて絶縁対策を行うことが望ましい。
(タッチパネル)
タッチパネルは、透明な基板上に形成された透明電極による回路を使用して外部(使用者)から入力された位置座標に関する情報を電気信号に変換し、タッチパネルの端部に接続された出力配線部を介して最終製品の制御回路へ伝達する。出力配線部としては、薄さと柔軟性による接続の自由度から、FPCが使用されるが、同等の機能および特性を有するものであれば、異なる材料または構造からなるものが用いられてもよい。
また、タッチパネルは、入力面側からの加圧および接触による損傷、変形、磨耗および汚れ等を防止するために、ガラスまたはプラスチック等の透明材料からなる保護部材(図示省略)を前面側に配置してもよい。保護部材の表面または背面の周辺部へは、遮光または意匠上の目的のため、印刷を付加することも可能である。
次に、実施の形態1に係る表示装置100のバックライト2の特徴的な構造について、図2から図5を用いて詳細に説明を行う。図2は、バックライト2を構成する導光板7および前面筐体5の背面図であり、図3は、前面筐体5の背面斜視図であり、図4は、前面筐体5に導光板7を固定した状態を示す背面斜視図であり、図5は、図4のA-A断面図である。
図2に示すように、導光板7は矩形状に形成され、導光板7の一辺には、その側面から外側に突出する耳部7aが形成されている。前面筐体5には、耳部7aと対応する位置に後述の収容部20(図3参照)が形成されており、収容部20に耳部7aが収容されている。
図3に示すように、前面筐体5の一辺(導光板7の耳部7aに対応する位置)には、導光板7の動きを規制するための収容部20が形成されている。収容部20は、導光板7の耳部7aを収容するための空間である。収容部20は、例えば、前面筐体5の一辺において収容部20が形成される部分の側壁部5bの厚みをそれ以外の部分よりも薄くすることで形成されている。また、前面筐体5の導光板7と対向する一部(すなわち、収容部20の一部)には、導光板7側へ突出する突起部5c(第1突起部)が形成されている。
ここで、耳部7aの側面は、図4に示すように、収容部20を形成する前面筐体5の側壁部5bの内面に両面テープ21で貼り付けられることで固定されていてもよい。なお、図4では、前面筐体5と導光板7の固定状態を分かり易くするために、その他の部材は図示していない。
図5に示すように、導光板7の耳部7aにおいて突起部5cと対応する位置に、突起部5cと係合する凹み部7b(第1凹み部)が形成されている。突起部5cの外端部分には、導光板7の出射面に対して10度以上、45度以下の角度θをなす傾斜面5d(第1傾斜面)が形成されている。
凹み部7bの外端部分に、傾斜面5dと当接する傾斜面7c(第2傾斜面)が形成されている。ここで、傾斜面5dの角度θを10度よりも小さく形成すると、導光板7の移動を抑制する機能が低下する。また、傾斜面5dの角度θを45度よりも大きく形成すると、導光板7に形成する凹み部7bを深く形成する必要がある。なお、成型の容易性を考慮すると、傾斜面5dの角度θは20度以上、30度以下とすることが好ましい。
次に、実施の形態1に係るバックライト2および表示装置100の作用・効果について、前提技術に係る表示装置の場合と対比しながら説明する。図6は、バックライト2において応力の分散を説明するための断面図であり、図9は、前提技術に係る表示装置のバックライト102において突起部55cの破断を説明するための断面図である。
最初に、前提技術に係る表示装置のバックライト102について簡単に説明する。バックライト102は、前面筐体55と、導光板57とを備えている。前面筐体55の導光板57と対向する一部には、導光板57側へ突出する突起部55cが形成されている。導光板57において突起部55cと対応する位置に凹み部57bが形成されている。ここで、前提技術に係る表示装置では、突起部55cと凹み部57bは断面視にて矩形状に形成されている。すなわち、突起部55cと凹み部57bには傾斜面が形成されていない。
前提技術に係る表示装置に対して過度の振動がかかる使用環境、または図9に示すように表示装置(すなわち、バックライト102)が縦置きで使用され、導光板57が矢印の方向(導光板57の延在方向)へ移動しようとした場合について考える。この場合、突起部55cの基端部に過度の応力が集中し、破断点の部分(2点鎖線で囲んだ部分)に亀裂が発生し、前面筐体55の固定部である突起部55cが破損する恐れがある。
これに対して、実施の形態1に係るバックライト2および表示装置100では、図6に示すように、突起部5cに形成された傾斜面5dと、凹み部7bに形成された傾斜面7cが当接するため、導光板7が矢印の方向(導光板7の延在方向)へ移動しようとした場合、応力分散方向25と応力分散方向26へ応力が分散する。これにより、突起部5cの基端部へかかる応力が軽減され、導光板7の破損を防止することができる。
以上のように、実施の形態1に係るバックライト2では、前面筐体5の導光板7と対向する一部に突起部5cが形成され、突起部5cに、導光板7の出射面に対して10度以上、45度以下の角度をなす傾斜面5dが形成され、導光板7に、突起部5cと係合する凹み部7bが形成され、凹み部7bに、傾斜面5dと当接する傾斜面7cが形成される。また、表示装置100は、バックライト2と表示素子1とを備えている。
したがって、導光板7が自身の延在方向に移動しようとした場合、傾斜面5dと傾斜面7cが当接しているため、前面筐体5と導光板7との係合部(固定部)にかかる応力が分散し、突起部5cの基端部にかかる応力が軽減される。これにより、導光板7の破損を防止することができる。また、傾斜面5dは、突起部5cに、導光板7の出射面に対して10度以上、45度以下の角度をなすように形成されるため、導光板7の移動を抑制することができる。
導光板7の一辺の側面から外側に突出する耳部7aが形成され、前面筐体5の一辺に、耳部7aが収容される収容部20が形成され、突起部5cは収容部20に形成され、凹み部7bは耳部7aに形成される。したがって、光源9からの光を出射する導光板7の機能を損なうことなく、導光板7の移動抑制および破損防止を実現することができる。
なお、導光板7の耳部7aにかかる応力をさらに分散させるため、突起部5cおよび凹み部7bにそれぞれ傾斜面を複数形成することも可能である。
また、両面テープ21を配置しているが、両面テープ21を省略し、導光板7の耳部7aを前面筐体5の側面方向に延長することで、耳部7aと前面筐体5の側壁部5bとの隙間を埋める。当該隙間を埋めることで、導光板7のがたつきを防止するとともに導光板7の延在方向への移動を防止することができる。
<実施の形態2>
次に、実施の形態2に係るバックライト2Aについて説明する。図7は、実施の形態2の図5相当図である。なお、実施の形態2において、実施の形態1で説明したものと同一の構成要素については同一符号を付して説明は省略する。
実施の形態2に係るバックライト2Aは、実施の形態1に係るバックライト2に対して、前面筐体35と導光板37と背面筐体30の構造を変更したものである。
実施の形態1では、表示面側の前面筐体5に突起部5cと傾斜面5dを設け、導光板7の移動を抑制したが、実施の形態2では、図7に示すように、表示面側の前面筐体35に突起部と傾斜面を設けずに、反表示面側の背面筐体30に突起部30bと傾斜面30cを設けることで、導光板37の移動を抑制する。
背面筐体30の導光板37と対向する一部に、導光板37側に突出する突起部30b(第2突起部)が形成されている。突起部30bの外端部分に、導光板37の出射面に対して10度以上、45度以下の角度をなす傾斜面30c(第3傾斜面)が形成されている。
導光板37において突起部30bに対応する位置に、突起部30bと係合する凹み部37a(第2凹み部)が形成されている。凹み部37aの外端部分に、傾斜面30cと当接する傾斜面37b(第4傾斜面)が形成されている。
ここで、傾斜面30cの角度を10度よりも小さく形成すると、導光板37の移動を抑制する機能が低下する。また、傾斜面30cの角度を45度よりも大きく形成すると、導光板37に形成する凹み部37aを深く形成する必要がある。なお、成型の容易性を考慮すると、傾斜面30cの角度は20度以上、30度以下とすることが好ましい。
以上のように、実施の形態2に係るバックライト2Aでは、背面筐体30の導光板37と対向する一部に突起部30bが形成され、突起部30bに、導光板37の出射面に対して10度以上、45度以下の角度をなす傾斜面30cが形成され、導光板37に、突起部30bと係合する凹み部37aが形成され、凹み部37aに、傾斜面30cと当接する傾斜面37bが形成される。
したがって、導光板37が自身の延在方向に移動しようとした場合、傾斜面30cと傾斜面37bが当接しているため、導光板37と背面筐体30との係合部(固定部)にかかる応力が分散し、突起部30bの基端部にかかる応力が軽減される。これにより、導光板37の破損を防止することができる。また、傾斜面30cは、突起部30bに、導光板37の出射面に対して10度以上、45度以下の角度をなすように形成されるため、導光板37の移動を抑制することができる。
また、背面筐体30の材質として、樹脂材料または金属材料を使用することができるが、金属製の成形品を使用することで、さらに、耐衝撃性に優れた導光板37の固定部を備えることができる。
<実施の形態3>
次に、実施の形態3に係るバックライト2Bについて説明する。図8は、実施の形態3の図5相当図である。なお、実施の形態3において、実施の形態1,2で説明したものと同一の構成要素については同一符号を付して説明は省略する。
実施の形態3に係るバックライト2Bは、実施の形態1に係るバックライト2に対して、背面筐体40の構造を変更し、導光板7の代わりに拡散板41を配置したものである。
実施の形態1では、導光板7の側面に光源9を配置した、エッジ入光タイプのバックライトについて説明した。他方、実施の形態3では、図8に示すように、導光板を配置せずに、表示素子1(図1参照)の背面と対向する背面筐体40の底面の全域に光源9を配置した、直下型バックライトに配置される拡散板41の移動を抑制する。
拡散板41は、矩形状に形成され、光源9から入射される光を光源9と対向する表示面側に拡散する。前面筐体5は、拡散板41を前面側から収容する。ここで、前面筐体5の構造は実施の形態1の場合と同様であるため説明を省略するが、突起部5cは、前面筐体5の拡散板41と対向する一部に拡散板41側に突出するように形成され、第3突起部に相当する。また、突起部5cの傾斜面5dは、拡散板41の前面に対して10度以上、45度以下の角度をなすように形成され、第5傾斜面に相当する。
拡散板41の一辺の側面から外側に突出する耳部(図示省略)が形成され、耳部において突起部5cに対応する位置に、突起部5cと係合する凹み部41aが形成されている。凹み部41aの外端部分に、傾斜面5dと当接する傾斜面41bが形成されている。
以上のように、前面筐体5の拡散板41と対向する一部に突起部5cが形成され、突起部5cに、拡散板41の前面に対して10度以上、45度以下の角度をなす傾斜面5dが形成され、拡散板41に、突起部5cと係合する凹み部41aが形成され、凹み部41aに、傾斜面5dと当接する傾斜面41bが形成される。
したがって、拡散板41が自身の延在方向に移動しようとした場合、傾斜面5dと傾斜面41bが当接しているため、前面筐体5と拡散板41との係合部(固定部)にかかる応力が分散し、突起部5cの基端部にかかる応力が軽減される。これにより、拡散板41の破損を防止することができる。また、傾斜面5dは、突起部5cに、拡散板41の出射面に対して10度以上、45度以下の角度をなすように形成されるため、拡散板41の移動を抑制することができる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 表示素子、2 バックライト、2A バックライト、2B バックライト、5 前面筐体、5c 突起部、5d 傾斜面、7 導光板、7a 耳部、7b 凹み部、7c 傾斜面、20 収容部、30 背面筐体、30b 突起部、30c 傾斜面、37 導光板、37a 凹み部、37b 傾斜面、41 拡散板、41a 凹み部、41b 傾斜面。

Claims (5)

  1. 光源からの光を入射する入射面、前記入射面から入射した光を出射する出射面および前記出射面と反対側に配置される反出射面を有する導光板と、前記導光板を前記出射面側から収容する前面筐体とを備えるバックライトであって、
    前記前面筐体の前記導光板と対向する一部に第1突起部が形成され、
    前記第1突起部に、前記導光板の前記出射面に対して10度以上、45度以下の角度をなす第1傾斜面が形成され、
    前記導光板に、前記第1突起部と係合する第1凹み部が形成され、
    前記第1凹み部に、前記第1傾斜面と当接する第2傾斜面が形成される、バックライト。
  2. 前記導光板の一辺の側面から外側に突出する耳部が形成され、
    前記前面筐体の一辺に、前記耳部が収容される収容部が形成され、
    前記第1突起部は前記収容部に形成され、
    前記第1凹み部は前記耳部に形成される、請求項1記載のバックライト。
  3. 光源からの光を入射する入射面、前記入射面から入射した光を出射する出射面および前記出射面と反対側に配置される反出射面を有する導光板と、前記導光板を前記反出射面側から収容する背面筐体とを備えるバックライトであって、
    前記背面筐体の前記導光板と対向する一部に第2突起部が形成され、
    前記第2突起部に、前記導光板の前記出射面に対して10度以上、45度以下の角度をなす第3傾斜面が形成され、
    前記導光板に、前記第2突起部と係合する第2凹み部が形成され、
    前記第2凹み部に、前記第3傾斜面と当接する第4傾斜面が形成される、バックライト。
  4. 光源と対向する面に光を拡散する拡散板と、前記拡散板を前面側から収容する前面筐体とを備えるバックライトであって、
    前記前面筐体の前記拡散板と対向する一部に第3突起部が形成され、
    前記第3突起部に、前記拡散板の前記前面に対して10度以上、45度以下の角度をなす第5傾斜面が形成され、
    前記拡散板に、前記第3突起部と係合する第3凹み部が形成され、
    前記第3凹み部に、前記第5傾斜面と当接する第6傾斜面が形成される、バックライト。
  5. 請求項1から4のいずれか1つに記載のバックライトと、
    前記バックライトの出射面上に配置され、画像を表示する表示素子と、
    を備える、表示装置。
JP2014002897A 2014-01-10 2014-01-10 バックライトおよびこれを備える表示装置 Active JP6218611B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014002897A JP6218611B2 (ja) 2014-01-10 2014-01-10 バックライトおよびこれを備える表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014002897A JP6218611B2 (ja) 2014-01-10 2014-01-10 バックライトおよびこれを備える表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015133189A JP2015133189A (ja) 2015-07-23
JP6218611B2 true JP6218611B2 (ja) 2017-10-25

Family

ID=53900254

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014002897A Active JP6218611B2 (ja) 2014-01-10 2014-01-10 バックライトおよびこれを備える表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6218611B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6797657B2 (ja) * 2016-12-13 2020-12-09 三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社 光学部品用ポリカーボネート樹脂組成物
CN109164640B (zh) * 2018-10-26 2022-05-17 厦门天马微电子有限公司 背光模组及显示装置
TWI783747B (zh) * 2021-10-22 2022-11-11 瑞儀光電股份有限公司 背光模組及顯示裝置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101317038B (zh) * 2005-11-28 2010-05-19 夏普株式会社 背光装置和使用该背光装置的液晶显示装置
KR101275254B1 (ko) * 2006-05-03 2013-06-14 삼성디스플레이 주식회사 백라이트 유닛 및 이를 포함는 액정 표시 장치
JP5535795B2 (ja) * 2010-07-02 2014-07-02 株式会社ジャパンディスプレイ バックライト装置及び液晶表示装置
WO2012039196A1 (ja) * 2010-09-22 2012-03-29 シャープ株式会社 照明装置、表示装置およびテレビ受信装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015133189A (ja) 2015-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6126254B2 (ja) バックライトアセンブリ
CN107209411B (zh) 显示装置
US9664951B2 (en) Liquid crystal display device and electronic device
JP2017161851A (ja) 表示装置
WO2014171189A1 (ja) 表示装置
JP2015094844A (ja) 表示装置
JP6664203B2 (ja) バックライトおよび表示装置
JP6373151B2 (ja) バックライト及び表示装置
WO2012128193A1 (ja) 照明装置及び表示装置
JP7046038B2 (ja) 表示装置
JP6218611B2 (ja) バックライトおよびこれを備える表示装置
KR20080028581A (ko) 도광판과 이를 구비하는 백라이트 어셈블리 및 액정 표시장치
JP6584143B2 (ja) バックライトおよび表示装置
JP6991448B2 (ja) 表示装置
JP6529354B2 (ja) 光源装置および表示装置
JP6425425B2 (ja) 表示装置
JP2018106875A (ja) 光源装置および表示装置
US20140375924A1 (en) Display device
JP2021167888A (ja) 回路基板および回路基板を備えた表示装置
US20160306105A1 (en) Backlight and display device
JP2016103396A (ja) バックライトおよび表示装置
JP6735565B2 (ja) 表示装置
JP6548363B2 (ja) 表示装置
JP6335704B2 (ja) 面状光源装置および表示装置
JP6749095B2 (ja) 液晶表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161214

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170829

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170831

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170926

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6218611

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250