JP2016103396A - バックライトおよび表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】剛性の調整を行うことが可能なバックライトおよび表示装置を提供する。【解決手段】バックライト20は、フレーム25と、フレーム25と係合するフレーム21と、を備える。フレーム25には、プレートP1を嵌めこむための溝V1が設けられる。フレーム25には、プレートP1を溝V1に嵌めこむために、当該プレートP1を通過させるための開口H1がさらに設けられる。【選択図】図3
Description
本発明は、構造に特徴のあるバックライトおよび表示装置に関する。
従来の液晶表示装置は、一般的に、2枚の基板を用いて構成された表示パネルと、表示パネルへ光を出射する面状光源装置とから構成されている。面状光源装置は、フロントフレーム、ミドルフレームおよびリアフレームと、光を出射する光源と、導光板と、光学シートと等を用いて構成される。フロントフレーム、ミドルフレームおよびリアフレームは、金属、樹脂等から構成される。導光板および光学シートは、光源が出射する光の強度分布を変える機能を有する。
近年では、液晶表示装置は、薄型化、狭額縁化、軽量化等が図られている。そのため、液晶表示装置に使用される金属の厚みはなるべく薄くされている。また、液晶表示装置において、周辺の部材を固定する樹脂フレーム、導光板等の厚みもなるべく薄くされている。これにより、液晶表示装置の剛性が低下する場合がある。剛性が低い液晶表示装置は、耐振動、耐衝撃といった機械的強度を必要とする状況では使用に不向きである。
特許文献1,2には、液晶表示装置の剛性を向上させるための技術が開示されている。まず、特許文献1では、液晶表示装置(液晶ディスプレイ装置)の筐体内に補強部材を設ける技術(以下、「関連技術A」ともいう)が開示されている。特許文献2では、液晶表示装置のバックライト部の背面に補強部材を取り付ける技術(以下、「関連技術B」ともいう)が開示されている。
近年、液晶表示装置のような表示装置として、映像を表示するための表示面が曲面である表示装置が開発されている。そのため、表示装置の表示面の形状に応じて、当該表示装置の剛性が調整可能であることが要求されている。この要求に応えるためには、剛性の調整を行うように構成された表示装置が必要である。関連技術A,Bでは、上記要求に対応することができない。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、剛性の調整を行うことが可能なバックライトおよび表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係るバックライトは、長尺状のプレートが着脱自在となるように構成される。前記バックライトは、光源を収容する第1フレームと、前記第1フレームと係合する第2フレームと、を備え、前記第1フレームには、前記プレートを嵌めこむための溝が設けられ、前記第1フレームには、前記プレートを前記溝に嵌めこむために、当該プレートを通過させるための開口がさらに設けられる。
本発明によれば、前記バックライトは、第1フレームと、前記第1フレームと係合する第2フレームと、を備える。前記第1フレームには、前記プレートを嵌めこむための溝が設けられる。前記第1フレームには、前記プレートを前記溝に嵌めこむために、当該プレートを通過させるための開口がさらに設けられる。以上の構成により、バックライトは、長尺状のプレートが着脱自在となるように構成される。
これにより、バックライトの剛性の調整を行うことができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明を省略する場合がある。
なお、実施の形態において例示される各構成要素の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるものであり、本発明はそれらの例示に限定されるものではない。また、各図における各構成要素の寸法は、実際の寸法と異なる場合がある。
<実施の形態1>
(表示装置の全体の構成)
図1は、本発明の実施の形態1に係る表示装置100の分解斜視図である。表示装置100は、例えば、液晶を利用して映像を表示する液晶表示装置である。なお、表示装置100は、液晶表示装置に限定されず、他の方式の表示装置であってもよい。表示装置100は、例えば、プラズマディスプレイ、有機EL(Electroluminescence)ディスプレイ等であってもよい。
(表示装置の全体の構成)
図1は、本発明の実施の形態1に係る表示装置100の分解斜視図である。表示装置100は、例えば、液晶を利用して映像を表示する液晶表示装置である。なお、表示装置100は、液晶表示装置に限定されず、他の方式の表示装置であってもよい。表示装置100は、例えば、プラズマディスプレイ、有機EL(Electroluminescence)ディスプレイ等であってもよい。
図1において、X,Y,Z方向の各々は、互いに直交する。以下の図に示されるX,Y,Z方向の各々も、互いに直交する。以下においては、X方向と、当該X方向の反対の方向(−X方向)とを含む方向を「X軸方向」ともいう。また、以下においては、Y方向と、当該Y方向の反対の方向(−Y方向)とを含む方向を「Y軸方向」ともいう。また、以下においては、Z方向と、当該Z方向の反対の方向(−Z方向)とを含む方向を「Z軸方向」ともいう。
また、以下においては、X軸方向およびY軸方向を含む平面を、「XY面」ともいう。また、以下においては、X軸方向およびZ軸方向を含む平面を、「XZ面」ともいう。また、以下においては、Y軸方向およびZ軸方向を含む平面を、「YZ面」ともいう。
図1を参照して、表示装置100は、フレーム3と、表示パネル10と、回路基板4と、バックライト20とを備える。
フレーム3は、表示装置100の前面側に設けられるフロントフレームである。フレーム3は、開口部を有する。フレーム3は、表示パネル10およびバックライト20を保持する。
表示パネル10は、詳細は後述するが、当該表示パネル10が有する表示面10aに映像を表示する。バックライト20は、詳細は後述するが、表示パネル10の背面に向けて光を出射する。回路基板4については、後述する。
なお、表示パネル10の前面には、タッチパネル、保護部材が設けられてもよい。当該タッチパネルは、ユーザーが、表示パネル10に対して行われるタッチ操作を受付けるパネルである。保護部材は、タッチパネルを保護するように設けられる。保護部材は、透明な部材である。また、表示パネル10の背面には、回路基板4を保護するためのカバーが設けられてもよい。次に、表示装置100を構成する上記各部材について説明する。
(表示パネル)
図2は、表示パネル10の斜視図である。表示パネル10は、バックライト20が出射する光を利用して、映像を表示するパネルである。表示パネル10は、例えば、透過型または半透過型の液晶パネルである。液晶パネルは、液晶材料の複屈折性を応用したパネルである。表示パネル10は、パネル用基板11と、パネル用基板12と、駆動回路13とを含む。また、表示パネル10は、さらに、図示しないスペーサー、シール材、液晶層、配向膜および偏光板を含む。
図2は、表示パネル10の斜視図である。表示パネル10は、バックライト20が出射する光を利用して、映像を表示するパネルである。表示パネル10は、例えば、透過型または半透過型の液晶パネルである。液晶パネルは、液晶材料の複屈折性を応用したパネルである。表示パネル10は、パネル用基板11と、パネル用基板12と、駆動回路13とを含む。また、表示パネル10は、さらに、図示しないスペーサー、シール材、液晶層、配向膜および偏光板を含む。
パネル用基板11およびパネル用基板12の各々は、ガラスなどで構成される絶縁性の基板である。パネル用基板11は、液晶の複屈折性を応用した処理を行うための基板である。パネル用基板11は、基板上に、着色層(カラーフィルター)、遮光層、対向電等が形成されたものである。また、パネル用基板12は、基板上に、薄型トランジスタを含む画素電極等が形成されたものである。以下においては、薄型トランジスタを、「TFT(Thin Film Transistor)」ともいう。TFTは、基板上に設けられたスイッチング素子である。
パネル用基板11およびパネル用基板12は、対向するように設けられる。スペーサーは、パネル用基板11とパネル用基板12との間に、所定の間隔(ギャップ)を作成するように設けられる。シール材は、パネル用基板11およびパネル用基板12を、互いに貼り合わせるための部材である。
液晶層は、パネル用基板11とパネル用基板12とにより挟持される。液晶層は、液晶により構成される層である。なお、表示パネル10において、液晶層に液晶を注入するための注入口には封止材が設けられる。配向膜は、液晶層を構成する液晶を配向させるための膜である。偏光板は、特定の方向に振動する光のみを透過させる。偏光板は、パネル用基板11およびパネル用基板12の各々の外側面状に設けられる。
駆動回路13は、表示パネル10に映像を表示させるための処理を行う回路である。パネル用基板12の周縁部に設けられる。なお、駆動回路13は、パネル用基板12の周縁部に接続されたテープ状の配線材料に設けられてもよい。当該配線材料は、TCP(Tape Carrier Package)、COF(Chip on Film)等である。
(バックライト)
バックライト20は、表示パネル10の裏面(Z方向)へ光を出射する。図1に示すように、バックライト20は、フレーム21,25と、光学シート部22と、導光板23と、反射板24と、光源基板26とを含む。なお、図1では、バックライト20に含まれる各構成要素の形状は、実際の形状と少し異なっているものもある。
バックライト20は、表示パネル10の裏面(Z方向)へ光を出射する。図1に示すように、バックライト20は、フレーム21,25と、光学シート部22と、導光板23と、反射板24と、光源基板26とを含む。なお、図1では、バックライト20に含まれる各構成要素の形状は、実際の形状と少し異なっているものもある。
フレーム25は、表示装置100の背面側に設けられるリアフレームである。フレーム25の形状は、開口H25を有する略箱型である。フレーム25は、フレーム21、光学シート部22、導光板23、反射板24および光源基板26を収容(保持)する。フレーム21は、バックライト20の厚み方向の中央部に設けられるミドルフレームである。
光源基板26は、光を出射する光源(図示せず)を含む。導光板23は、光源が出射した光を特定の方向へ導く。少し具体的には、導光板23は、光を光学シート部22へ導くための部材である。具体的には、導光板23は、出射面23aと、反出射面23bと,側面23sとを有する。出射面23aは、光が出射される面である。反出射面23bは、導光板23のうち出射面23aと反対側の面である。反出射面23bは、光が出射されない面である。
光源が出射する光は、導光板23の側面23sを介して、導光板23の内部に伝搬する。導光板23の内部に伝搬した光は、出射面23aからZ方向へ出射される。すなわち、導光板23は、光源が出射する光を出射面23aから出射する。
光学シート部22は、導光板23の出射面23a上に設けられる。光学シート部22は、複数の光学シート2から構成される。なお、光学シート部22は、1枚の光学シート2から構成されてもよい。光学シート2は、映像の表示のために使用される、出射面23a(光源)が出射する光を透過させる。すなわち、光学シート部22のうち表示パネル10に最も近い部分は、光を出射する発光面である。つまり、表示パネル10は、バックライト20の発光面側に設けられる。
また、光学シート部22は、導光板23から出射された光の分布および広がりを制御する。光学シート部22は、出射面23aから出射される光を、表示パネル10へ出射する。表示パネル10は、出射面23aから出射される光を使用して映像を表示する。
反射板24は、導光板23のうち、反出射面23b側に設けられる。反射板24は、光を反射させるシートである。反射板24の存在により、導光板23から−Z方向へ出射した光は、反射板24に反射して、再び、導光板23に入射する。
(導光板)
導光板23は、透明なアクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ガラス等により構成される。導光板23の出射面23aおよび反出射面23bの両方または一方には、散乱用ドットパターンが形成される。当該散乱用ドットパターンは、光の強度分布、光の出射方向等を調整する機能を有する。導光板23の形状は、くさび形(プリズム形状)である。なお、導光板23は、両面テープなどにより、フレーム25に固定されてもよい。
導光板23は、透明なアクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ガラス等により構成される。導光板23の出射面23aおよび反出射面23bの両方または一方には、散乱用ドットパターンが形成される。当該散乱用ドットパターンは、光の強度分布、光の出射方向等を調整する機能を有する。導光板23の形状は、くさび形(プリズム形状)である。なお、導光板23は、両面テープなどにより、フレーム25に固定されてもよい。
(光学シート部)
光学シート部22は、目的に応じて、レンズシート、拡散シート、視野角調整シート等が、必要な枚数だけ配置されて構成される。当該レンズシートは、集光を行うためのシートである。拡散シートは、光の均一化を行うためのシートである。視野角調整シートは、視野角の方向における輝度を調整するためのシートである。すなわち、光学シート部22を構成する各光学シート2は、レンズシート、拡散シートおよび視野角調整シート等のいずれかである。
光学シート部22は、目的に応じて、レンズシート、拡散シート、視野角調整シート等が、必要な枚数だけ配置されて構成される。当該レンズシートは、集光を行うためのシートである。拡散シートは、光の均一化を行うためのシートである。視野角調整シートは、視野角の方向における輝度を調整するためのシートである。すなわち、光学シート部22を構成する各光学シート2は、レンズシート、拡散シートおよび視野角調整シート等のいずれかである。
なお、光学シート部22は、前述したように、1枚の光学シート2から構成されてもよい。光学シート2は、PC(PolyCarbonate)、PET(Poly Ethylene Terephthalate)等の樹脂材料で構成される。
(フレーム)
フレーム25は、前述したように、表示装置100の背面側に設けられるリアフレームである。フレーム25は、光源基板26の光源から放出される熱を伝導させるために、熱伝導性が高い金属で構成される。当該熱伝導性が高い金属は、例えば、アルミ、アルミ合金等である。熱伝導性が高い金属で構成されるフレーム25は、光源基板26の光源からの熱を効率よく放熱する。これにより、バックライト20に熱がこもるのを防止することができる。
フレーム25は、前述したように、表示装置100の背面側に設けられるリアフレームである。フレーム25は、光源基板26の光源から放出される熱を伝導させるために、熱伝導性が高い金属で構成される。当該熱伝導性が高い金属は、例えば、アルミ、アルミ合金等である。熱伝導性が高い金属で構成されるフレーム25は、光源基板26の光源からの熱を効率よく放熱する。これにより、バックライト20に熱がこもるのを防止することができる。
フレーム21は、前述したように、バックライト20の厚み方向の中央部に設けられるミドルフレームである。フレーム21は、導光板23の出射面23aからの光を通過させるための開口部を有する。フレーム21の上面には、表示パネル10が搭載される。表示パネル10は、フレーム3と、フレーム21とにより保持される。
フレーム21は、可撓性を有する。フレーム21は、樹脂で構成される。当該樹脂は、PC(Polycarbonate:ポリカーボネート)、ABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene:アクリロニトリルブタジエンスチレン)等である。なお、フレーム21は、樹脂に限定されず、金属で構成されてもよい。当該金属は、アルミニウム、ステンレス、鉄等である。
フレーム21は、例えば、係合部(図示せず)により、フレーム25と係合する。すなわち、フレーム21は、フレーム25に固定される。当該係合部は、例えば、引っ掛け爪等である。当該係合部は、フレーム21およびフレーム25の両方または一方に設けられる。フレーム21が、フレーム25に固定されることにより、フレーム21およびフレーム25により、光学シート部22、導光板23、反射板24および光源基板26が保持される。
なお、フレーム21とフレーム25とは、ネジにより互いに固定されてもよい。また、フレーム21とフレーム25とは、一体化されてもよい。
フレーム3は、前述したように、表示装置100の前面側に設けられるフロントフレームである。フレーム3は、表示パネル10およびバックライト20を保持する。フレーム3の形状は、平面視(XY面)において、閉ループ状、すなわち、枠状である。フレーム3は、薄板の金属、樹脂成型品等により構成される。フレーム3は、ツメ状の固定構造、ネジ止め構造等により、バックライト20と固定される。フレーム3は、1つの部材で形成される。
なお、フレーム3は、複数の部材を組み合わせることにより構成されてもよい。また、フレーム3には、側面、正面、背面、周縁部等に、取り付け部(ネジ、取付穴等)が設けられてもよい。当該取り付け部は、例えば、表示装置100の筐体(図示せず)に取付けられる部分である。
(光源)
光源基板26に設けられる光源は、RGBの点状光源、RGB以外の光を出射するLED(Light Emitting Diode)、蛍光管ランプ等である。当該RGBの点状光源とは、赤色光、緑色光、青色光を発する光源である。
光源基板26に設けられる光源は、RGBの点状光源、RGB以外の光を出射するLED(Light Emitting Diode)、蛍光管ランプ等である。当該RGBの点状光源とは、赤色光、緑色光、青色光を発する光源である。
光源が点状光源である場合、点状光源が設けられる光源基板26は、一般的なガラスエポキシ樹脂をベースに構成された基板、フレキシブルなフラットケーブル等で構成される。
なお、光源基板26は、放熱性を高めるために、アルミ等の金属、セラミック等で構成されてもよい。光源基板26は、導光板23またはフレーム25等に貼り付けられることにより、保持される。
(回路基板)
回路基板4は、表示パネル10と、光源基板26の光源とを電気的な入出力信号により制御する。回路基板4は、表示パネル10に接続されたフィルム上の基材に配線を形成したFPC(Flexible Printed Circuits)上に電子部品を実装することにより、構成される。
回路基板4は、表示パネル10と、光源基板26の光源とを電気的な入出力信号により制御する。回路基板4は、表示パネル10に接続されたフィルム上の基材に配線を形成したFPC(Flexible Printed Circuits)上に電子部品を実装することにより、構成される。
なお、回路基板4は、ガラスエポキシ等に銅パターンが形成され、当該ガラスエポキシの表面に電子部品がハンダにより実装されて構成されてもよい。回路基板4は、主に表示装置100の裏面側(光が出射されない側)に配置(固定)される。
また、回路基板4を、外部からの圧力、静電気から保護するために、回路基板4に、保護カバー(図示せず)を取り付けても良い。当該保護カバーは、アルミニウム、ステンレス、亜鉛めっき鋼板等の金属、PET(PolyEthylene Terephthalate)等のフィルム状の薄い樹脂等から成る。
なお、金属製の保護カバーを使用する場合、回路基板4と、当該回路基板4上の電子部品との電気的接触を避けるために、回路基板4には、PET等の樹脂製シートが貼り付けられる。これにより、絶縁対策を行うことができる。
(特徴的な構成)
次に、本実施の形態における特徴的な構成(以下、「特徴構成A1」ともいう)について詳細に説明する。図3は、本発明の実施の形態1に係るバックライト20の分解斜視図である。なお、図3では、バックライト20における特徴的な構成要素のみを示す。当該特徴的な構成要素は、フレーム21,25である。すなわち、図3では、特徴構成A1を分かり易くするために、バックライト20に含まれる光学シート部22、導光板23、反射板24、光源基板26は示していない。
次に、本実施の形態における特徴的な構成(以下、「特徴構成A1」ともいう)について詳細に説明する。図3は、本発明の実施の形態1に係るバックライト20の分解斜視図である。なお、図3では、バックライト20における特徴的な構成要素のみを示す。当該特徴的な構成要素は、フレーム21,25である。すなわち、図3では、特徴構成A1を分かり易くするために、バックライト20に含まれる光学シート部22、導光板23、反射板24、光源基板26は示していない。
また、図3では、特徴構成A1を分かり易くするために、フレーム21,25の形状を簡略化して示している。そのため、図3のフレーム21,25の形状は、実際の形状と少し異なっている。また、図3は、特徴構成A1を分かり易くするために、後述の溝V1に後述のプレートP1の一部が嵌めこまれた状態を示す。
図3を参照して、詳細は後述するが、バックライト20は、当該バックライト20に対して、長尺状のプレートP1が着脱自在となるように構成される。プレートP1は、バックライト20の剛性を調整するための部材である。プレートP1の形状は、板状または棒状である。
プレートP1は、フレーム25を構成する材料よりも剛性が高い材料で構成される。具体的には、プレートP1は、ステンレス鋼材(SUS)、アルミニウム(Al)、鋼およびマグネシウム(Mg)のいずれかで構成される。なお、プレートP1は、炭素繊維と樹脂とからなる炭素繊維樹脂で構成されてもよい。炭素繊維樹脂は、軽量、剛性が高いといった性質を有する。そのため、炭素繊維樹脂で構成されたプレートP1を使用することは、バックライト20の剛性の向上に有効である。
以下においては、バックライト20にプレートP1が装着された状態を、「装着状態Pst」ともいう。また、以下においては、バックライト20にプレートP1が装着されてない状態を、「非装着状態Pnst」ともいう。装着状態PstにおけるプレートP1は、バックライト20の剛性を、非装着状態Pnstよりも大きくする補強部材である。
図4は、本発明の実施の形態1に係るバックライト20の斜視図である。具体的には、図4は、装着状態Pstにおけるバックライト20の斜視図である。なお、図4では、図3と同様、特徴構成A1を分かり易くするために、バックライト20における特徴的な構成要素のみを示す。バックライト20の形状は、平面視(XY面)において、長方形である。そのため、バックライト20は、当該長方形を構成する長辺および短辺を有する。
図5は、本発明の実施の形態1に係るバックライト20の断面図である。具体的には、図5は、図4のA1−A2線に沿った、バックライト20の断面図である。なお、図5では、バックライト20に含まれる各構成要素の形状は簡略化されている。また、図5では、バックライト20に含まれない構成要素(例えば、表示パネル10、回路基板4)も示されている。また、図5には、図1の光源基板26に設けられる光源(以下、「光源26L」ともいう)が示される。
図3、図4および図5を参照して、フレーム25は、主面25aと、背面25bとを有する。主面25aは、開口H25を有するフレーム25の底面である。背面25bは、フレーム25のうち主面25aと反対側の面である。
フレーム25には、溝V1が設けられる。具体的には、フレーム25の主面25a(底面)には、溝V1が設けられる。溝V1は、プレートP1を嵌めこむための溝である。溝V1は、プレートP1を収容するための形状を有する。言い換えれば、プレートP1の断面の形状は、溝V1の断面の形状とほぼ同一である。なお、溝V1の長手方向(X軸方向)の長さは、プレートP1の長手方向の長さよりわずかに長い。
また、溝V1は、バックライト20の長辺に沿った方向に延びるように設けられる。なお、溝V1は、フレーム25のY軸方向の中央部に設けられる。すなわち、溝V1は、バックライト20のY軸方向の中央部に設けられる。
また、溝V1は、図5のように、フレーム25のうち溝V1が設けられた部分(以下、「溝存在部」ともいう)が、背面25b側へ突出するように設けられる。
なお、前述したように、導光板23の形状は、図5のように、くさび形である。また、前述したように、導光板23は、出射面23aと、反出射面23bと,側面23sとを有する。以下においては、側面23sのうち、当該側面23sが設けられる導光板23の厚みが最大である部分を、「入光面23sa」ともいう。また、以下においては、側面23sのうち、当該側面23sが設けられる導光板23の厚みが最小である部分を、「反入光面23sb」ともいう。
導光板23の入光面23sa側には、図5のように、光源26Lが設けられる。これにより、入光面23saには、光源26Lが出射する光が入射される。光源26Lは、一例として、LEDである。当該LEDは、蛍光管ランプ等よりも寿命が長い。なお、フレーム25は、光源26Lを収容する。
導光板23は、光源26Lの光の利用効率を上げるための形状を有する。すなわち、導光板23は、当該導光板23の入光面23sa側の厚みが最も大きく、導光板23の反入光面23sbの厚みを最も小さくした形状を有する。
図5のように、導光板23の出射面23aは、表示パネル10の表示面10aと平行とされる。一方、導光板23のうち反出射面23b側(フレーム25の主面25a側)にはテーパーが設けられる。すなわち、導光板23は、Y軸方向に対し傾斜した反出射面23bを有する。以下においては、導光板23の、傾斜した反出射面23bに沿った方向を、「傾斜方向」ともいう。当該傾斜方向は、Y軸方向を傾けた方向である。
導光板23の形状にあわせるように、フレーム25の主面25a,背面25bは、図5のように、Y軸方向に対して傾いている。そのため、フレーム25のY軸方向の一端(以下、「最小厚み端」ともいう)の厚みは、フレーム25のY軸方向の他端の厚みより小さい。フレーム25の最小厚み端は、図5のフレーム25の下端である。
フレーム25の背面25bの周縁部には、カバー251が設けられる。すなわち、フレーム25には、背面25bを覆うカバー251が固定される。なお、図5に示すカバー251の形状は、実際の形状を簡略化した形状である。図6は、カバー251の外観を示す斜視図である。カバー251は、バックライト20(表示装置100)を平坦な面に置いたときに、表示面10aを、XY平面と平行とするための平坦化モジュールである。
図5および図6を参照して、カバー251には、凹部が設けられる。カバー251の凹部には、回路基板4、保護カバーCV1等が収容される。なお、回路基板4は、図5のように、フレーム25のうち最小厚み端側に設けられる。保護カバーCV1は、回路基板4を覆うように設けられる。
カバー251の周縁部は、傾斜を有する背面25bと接続されるように、Y軸方向に沿って傾斜している。以下においては、カバー251のうち、厚みが最小である部分の当該厚みを、「最小厚みCTh」ともいう。
なお、フレーム25の溝存在部が、カバー251を突出しないように、フレーム25の溝V1は構成される。具体的には、溝V1の深さは、カバー251の厚み(最小厚みCTh)より小さい。
溝V1は、図3のように、Y軸方向と直交するX軸方向(バックライト20の長辺)に沿って直線状に設けられる。溝V1は、フレーム25の主面25a(底面)の一方端から他方端まで設けられる。
なお、溝V1の幅は、例えば、2mmから50mmの範囲のいずれかである。また、溝V1の深さは、例えば、2mmから5mmの範囲のいずれかである。
また、カバー251の凹部の底面には、溝V10が設けられる。溝V10は、図5のように、フレーム25の溝存在部を収容するように設けられる。なお、図6では、溝V10を見やすい位置に示している。しかしながら、実際には、溝V10は、カバー251のY軸方向の中央部に設けられる。
また、フレーム25には、開口H1がさらに設けられる。具体的には、フレーム25は、図3のように、さらに、側面25s1を有する。側面25s1には、開口H1が設けられる。開口H1は、プレートP1を溝V1に嵌めこむために、当該プレートP1を通過させるための開口である。
以下においては、溝V1の一方側の端部を、「溝端部V1a」ともいう。溝端部V1aは、例えば、図3の溝V1の左端部である。以下においては、溝V1の他方側の端部を、「溝端部V1b」ともいう。溝端部V1bは、例えば、図3の溝V1の右端部である。以下においては、開口H1に接する、フレーム25(側面25s1)の周辺部を、「開口周辺部」ともいう。
また、フレーム21は、突起部X1,X2を含む。突起部X1は、溝端部V1aに嵌めこまれるための部分である。突起部X1は、側面X1sと、底面X1bとを有する。側面X1sは、突起部X1のうち突起部X2と対向する平面である。底面X1bは、溝端部V1aの底面と対向する平面である。すなわち、フレーム21のうちフレーム25の一部と接する面は、平坦に構成される。
突起部X2は、溝端部V1bに嵌めこまれるための部分である。突起部X2は、側面X2sと、底面X2bと、突起Z2(ツメ)とを有する。側面X2sは、突起部X2のうち突起部X1と対向する平面である。底面X2bは、溝端部V1bの底面と対向する平面である。突起Z2は、フレーム25の内側から、フレーム25の開口周辺部と係合するための形状を有する。すなわち、突起Z2は、フレーム25の内側から、フレーム25の開口H1に挿入されるように構成される。図3に示される突起Z2は、一例として、X方向に突出している。また、突起部X2は、突起Z2がX軸方向にわずかに移動可能なように、可撓性を有する。突起Z2のZ方向の長さは、一例として、開口H1のZ方向の長さよりわずかに短い。
突起Z2がフレーム25の開口周辺部と係合することにより、フレーム21は、フレーム25と係合する。これにより、フレーム21がフレーム25に固定される。以下においては、フレーム21がフレーム25に固定された状態を、「フレーム固定状態」ともいう。また、以下においては、実施の形態1におけるフレーム固定状態を、「フレーム固定状態Fst1」ともいう。
フレーム固定状態Fst1は、突起部X1が溝端部V1aに嵌めこまれ、かつ、突起部X2が溝端部V1bに嵌めこまれた状態である。また、フレーム固定状態Fst1は、突起Z2がフレーム25の開口周辺部と係合している状態である。すなわち、フレーム固定状態Fst1は、フレーム21およびフレーム25が、図4に示す構成となっている状態である。
なお、図4は、前述した装着状態PstにおけるプレートP1の状態を示す。装着状態Pstは、前述したように、バックライト20にプレートP1が装着された状態である。具体的には、装着状態Pstは、プレートP1全体が、溝V1に嵌めこまれた状態である。
なお、プレートP1は、側面P1sa,P1sbを有する。側面P1saは、フレーム固定状態Fst1および装着状態Pstにおいて、突起部X1の側面X1sと接する面である。フレーム固定状態Fst1および装着状態Pstにおいて、側面P1saは、粘着材NZ2により、突起部X1の側面X1sに固定される。粘着材NZ2は、例えば、両面テープである。すなわち、フレーム固定状態Fst1および装着状態Pstにおいて、プレートP1の端(側面P1sa)は、粘着材NZ2により、フレーム21の一部である突起部X1に固定される。これにより、バックライト20の剛性を向上させることができる。
側面P1sbは、フレーム固定状態Fst1および装着状態Pstにおいて、突起部X2の側面X2sと接する面である。
次に、プレートP1を溝V1に嵌めこむ工程(以下、「プレート工程」ともいう)について説明する。以下においては、実施の形態1におけるプレート工程を、「プレート工程S1」ともいう。
プレート工程(プレート工程S1)の前には、フレーム固定工程が行われる。フレーム固定工程では、図3のように、突起部X1の底面X1bに粘着材NZ1が設けられる。当該粘着材NZ1は、例えば、両面テープである。そして、突起部X1が溝端部V1aに嵌めこまれ、かつ、突起部X2は、溝端部V1bに嵌めこまれように、フレーム21がフレーム25に固定される。
これにより、粘着材NZ1により、突起部X1の底面X1bが溝端部V1aの底面に固定される。以下においては、突起部X1の底面X1bが溝端部V1aの底面に固定された状態を、「突起部固定状態」ともいう。
また、突起部X2の突起Z2は、フレーム25の内側から、フレーム25の開口周辺部と係合する。これにより、フレーム21の状態は、前述のフレーム固定状態Fst1となる。
なお、粘着材NZ1が設けられる場所は、底面X1bに限定されない。粘着材NZ1は、溝端部V1aに設けられてもよい。また、粘着材NZ1を使用しない構成としてもよい。当該構成では、突起部X1は、溝端部V1a(溝V1)に挟まれることにより、突起部X1は、溝端部V1aに固定される。
次に、プレート工程S1が行われる。プレート工程S1は、係合解除工程と、プレート移動工程と、再係合工程とを含む。まず、係合解除工程が行われる。
係合解除工程では、突起部X2の突起Z2が、フレーム25の開口周辺部と係合している状態を解除するように、作業者は、突起部X2を−X方向に押圧する。そして、突起部固定状態を維持しつつ、開口H1内に突起部X2が存在しなくなるように、作業者は、フレーム21の右側部を、Z方向(上方向)に少し移動させる。
次に、プレート移動工程が行われる。プレート移動工程では、プレートP1の側面P1saには粘着材NZ2が設けられる。そして、プレートP1が開口H1を通過し、かつ、プレートP1全体が溝V1に嵌めこまれるように、作業者は、当該プレートP1を移動させる。これにより、プレートP1の側面P1saが、粘着材NZ2により、突起部X1の側面X1sに固定される。
次に、再係合工程が行われる。再係合工程では、突起部X2の突起Z2が、フレーム25の開口周辺部と係合するように、フレーム21の右側部を−Z方向(下方向)へ移動させる。これにより、バックライト20の状態は、図4および図5のようになる。すなわち、フレーム21の状態は、フレーム固定状態Fst1となる。また、プレートP1の状態は、装着状態Pstとなる。なお、図5では、装着状態PstのプレートP1の構成が示される。
次に、装着状態PstのプレートP1を、溝V1から取り外す工程(以下、「プレート外し工程」ともいう)について説明する。プレート外し工程は、プレートP1の状態が、装着状態Pstである状況において行われる。
プレート外し工程では、まず、前述の係合解除工程が行われる。これにより、開口H1内に突起部X2が存在しなくなる。
次に、プレートP1全体が溝V1から外れるように、作業者は、当該プレートP1を開口H1を通過させて、引き抜く。これにより、プレートP1が、溝V1から取り外される。そして、前述の再係合工程が行われる。
(効果)
以上説明したように、本実施の形態によれば、バックライト20は、フレーム25と、フレーム25と係合するフレーム21と、を備える。フレーム25には、プレートP1を嵌めこむための溝V1が設けられる。フレーム25には、プレートP1を溝V1に嵌めこむために、当該プレートP1を通過させるための開口H1がさらに設けられる。以上の構成により、バックライトは、長尺状のプレートP1が着脱自在となるように構成される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、バックライト20は、フレーム25と、フレーム25と係合するフレーム21と、を備える。フレーム25には、プレートP1を嵌めこむための溝V1が設けられる。フレーム25には、プレートP1を溝V1に嵌めこむために、当該プレートP1を通過させるための開口H1がさらに設けられる。以上の構成により、バックライトは、長尺状のプレートP1が着脱自在となるように構成される。
これにより、バックライトの剛性の調整を行うことができる。具体的には、前述のプレート工程S1またはプレート外し工程が行われることにより、バックライト20(フレーム25)の剛性の調整を行うことができる。
また、本実施の形態では、図5のように、リアフレームであるフレーム25の厚み方向の断面形状が変化するように、当該フレーム25に溝V1が設けられる。これにより、溝V1が延在する方向(X軸方向)におけるフレーム25(バックライト20)の剛性を向上させることができる。
また、本実施の形態によれば、溝V1にプレートP1を嵌めこんだ状態において、フレーム21の突起部X1,X2と、フレーム25の溝V1と、導光板23とにより、プレートP1がわずかな間隔(クリアランス)で固定される。そのため、プレートP1がフレーム25と一体化され、フレーム25(バックライト20)の曲げ変形を抑制可能な構造とすることができる。
また、本実施の形態によれば、プレートP1は、フレーム25を構成する材料よりも剛性が高い材料で構成される。そのため、プレートP1の厚みによる曲げ剛性が、フレーム25の剛性に付加される。したがって、フレーム25の剛性を向上させることができる。その結果、バックライト20の曲げに対する剛性を向上させることができる。
また、本実施の形態によれば、溝V1は、バックライト20の中央部に設けられる。この構成において、当該溝V1にプレートP1を嵌めこむことにより、本実施の形態のバックライト20は、フレーム25の中央部が揺れる振動モードに対しても、有効である。そのため、エンドユーザーによる使用用途に合わせて、プレートP1の取り付けまたは取り外しにより、バックライト20の剛性を調整することができる。当該剛性の調整は、バックライト20の組み立ての際に行うことができる。その結果、本実施の形態では、プレートP1という必要最小限の部品で、上記の使用用途に合った剛性を実現することができる。
なお、関連技術Aでは、前述したように、液晶表示装置(液晶ディスプレイ装置)の筐体内に補強部材を設ける。そのため、液晶表示装置の筐体内に補強部材を設けるための空間を確保する必要がある。その結果、液晶表示装置の厚みが増加するという問題点がある。
また、関連技術Aの液晶表示装置では、仮に、補強部材を使用しない場合、導光板とフレームとの間に空間ができ、たわみによる表示ムラなどが発生する。そのため、関連技術Aは、補強部材を使用することを前提とした技術である。そのため、関連技術Aは、剛性が低くてもよい状況、または、高い剛性が必要な状況に応じて、液晶表示装置の剛性(強度)の調整が容易にできないという問題点がある。
また、関連技術Bでは、前述したように、液晶表示装置のバックライト部の背面に補強部材を取り付ける技術である。そのため、関連技術Bでは、補強部材を取り付ける構成として、粘着テープを利用した構成、ネジを利用したネジ止め構成等が必要である。
粘着テープは、長期間の使用により粘着力が低下するという問題がある。そのため、粘着テープにより補強部材を固定した構成の液晶表示装置を長期間使用した場合、当該補強部材が脱落する可能性があるという問題点がある。
また、上記のネジ止め構成では、ネジ止めのための構造加工と、ネジ止めによる組立て作業が別途必要となる。そのため、コストが増加するという問題点がある。
そこで、本実施の形態は上記のように構成されるため、上記の問題点を解決することができる。例えば、本実施の形態によれば、任意でバックライト20(表示装置100)の剛性を調整することができる。また、本実施の形態によれば、プレートP1を使用するという単純な構成(簡便な構成)により、上記のような補強部材の脱落等が発生することはない。その結果、高信頼性のバックライト20(表示装置100)を提供することができる。
なお、本実施の形態では、導光板23の形状はくさび形である構成としたがこれに限定されない。導光板23の形状が平板型である構成(以下、「変形構成N1」ともいう)としてもよい。以下においては、変形構成N1を適用したバックライト20を、「バックライト20N」ともいう。
図7は、変形構成N1を適用したバックライト20Nの断面図である。なお、図7では、図5と同様、バックライト20Nに含まれない構成要素(例えば、表示パネル10、回路基板4)も示されている。
バックライト20Nは、図5のバックライト20と比較して、背面25bに設けられるカバー251の形状が異なる点と、フレーム25の背面25bがXY面と平行である点とが異なる。バックライト20Nのそれ以外の構成は、図5のバックライト20と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
変形構成N1では、カバー251のうちフレーム25に接続される部分はXY面と平行である。また、変形構成N1では、フレーム25の溝存在部が、カバー251を突出しないように、フレーム25の溝V1は構成される。具体的には、溝V1の深さは、カバー251の厚みより小さい。溝V1の深さは、回路基板4が配置される高さを考慮して、設定される。
以上の構成により、変形構成N1においても、表示装置100の厚み(外形)を大きくすることなく、表示装置100の剛性を向上させることができる。
なお、本実施の形態では、プレートP1の端(側面P1sa)は、粘着材NZ2により、フレーム21の一部である突起部X1に固定される構成としたが、粘着材NZ2を使用しない構成(以下、「変形構成N2」ともいう)としてもよい。変形構成N2では、プレートP1の端(側面P1sa)が、フレーム21の一部である突起部X1に接触する。
<実施の形態2>
本実施の形態の構成は、複数のプレートを使用する構成(以下、「変形構成A」ともいう)である。以下においては、変形構成Aを適用したバックライト20を、「バックライト20A」ともいう。本実施の形態における表示装置は、表示装置100である。当該表示装置100は、バックライト20Aを含む。
本実施の形態の構成は、複数のプレートを使用する構成(以下、「変形構成A」ともいう)である。以下においては、変形構成Aを適用したバックライト20を、「バックライト20A」ともいう。本実施の形態における表示装置は、表示装置100である。当該表示装置100は、バックライト20Aを含む。
図8は、本発明の実施の形態2に係るバックライト20Aの分解斜視図である。図8では、図3と同様、本実施の形態の構成を分かり易くするために、バックライト20Aに含まれる光学シート部22、導光板23、反射板24、光源基板26は示していない。
バックライト20Aは、図3のバックライト20と比較して、フレーム21の代わりにフレーム21Aを含む点とフレーム25の代わりにフレーム25Aを含む点とが異なる。バックライト20Aのそれ以外の構成は、バックライト20と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
バックライト20Aは、複数のプレートP1が着脱自在となるように構成される。なお、図8では、一例として、2個のプレートP1を用いた構成を示している。各プレートP1の構成および形状は、実施の形態1のプレートP1と同じである。2個のプレートP1は、平行な状態でバックライト20Aに取付けられる。また、各プレートP1の端(側面P1sa)は、実施の形態1と同様、粘着材NZ2により、フレーム21Aの一部である突起部X1に固定される。
フレーム25Aは、フレーム25と比較して、溝V1および開口H1が2個設けられる点が異なる。フレーム25Aのそれ以外の構成は、フレーム25と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
2個の溝V1は、それぞれ、2個のプレートP1を嵌めこむための溝である。フレーム25Aにおいて、2個の溝V1は平行に設けられる。
なお、フレーム25Aの背面25bの周縁部には、実施の形態1と同様、カバー251が設けられる。本実施の形態に係るカバー251には、各溝V1を覆うように、溝V10が設けられる。各溝V1の深さは、カバー251の厚み(最小厚み)より小さい。
また、フレーム25Aの側面25s1において、各開口H1は、図3と同様、各溝V1に対応づけて設けられる。フレーム21Aは、フレーム21と比較して、突起部X1,X2が、2組設けられる点が異なる。フレーム21Aのそれ以外の構成は、フレーム21と同様なので詳細な説明は繰り返さない。各組の突起部X1,X2は、各溝V1に対応づけて設けられる。
(効果)
バックライト20Aの2個の溝V1には、それぞれ、2個のプレートP1が嵌めこまれる。これにより、実施の形態1の構成よりも、バックライト20A(表示装置100)の剛性をさらに向上させることができる。なお、本実施の形態においても、実施の形態1と同様な効果を得られる。
バックライト20Aの2個の溝V1には、それぞれ、2個のプレートP1が嵌めこまれる。これにより、実施の形態1の構成よりも、バックライト20A(表示装置100)の剛性をさらに向上させることができる。なお、本実施の形態においても、実施の形態1と同様な効果を得られる。
<実施の形態2の変形例1>
本変形例の構成は、複数のプレートを交差するように設けた構成(以下、「変形構成B」ともいう)である。以下においては、変形構成Bを適用したバックライト20を、「バックライト20B」ともいう。本変形例における表示装置は、表示装置100である。当該表示装置100は、バックライト20Bを含む。
本変形例の構成は、複数のプレートを交差するように設けた構成(以下、「変形構成B」ともいう)である。以下においては、変形構成Bを適用したバックライト20を、「バックライト20B」ともいう。本変形例における表示装置は、表示装置100である。当該表示装置100は、バックライト20Bを含む。
図9は、本発明の実施の形態2の変形例1に係るバックライト20Bの分解斜視図である。図9では、図3と同様、本変形例の構成を分かり易くするために、バックライト20Bに含まれる光学シート部22、導光板23、反射板24、光源基板26は示していない。
バックライト20Bは、図3のバックライト20と比較して、フレーム21の代わりにフレーム21Bを含む点と、フレーム25の代わりにフレーム25Bを含む点とが異なる。バックライト20Bのそれ以外の構成は、バックライト20と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
バックライト20Bは、プレートP1a,P2が着脱自在となるように構成される。
プレートP1aは、図3のプレートP1と比較して、後述の切欠きK1が設けられる点が異なる。プレートP1aのそれ以外の構成は、プレートP1と同様なので詳細な説明は繰り返さない。プレートP2は、図3のプレートP1と比較して、長手方向の長さが短い点と、プレートP1の厚みより小さい厚みを有する点とが異なる。プレートP2のそれ以外の構成は、プレートP1と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
フレーム25Bは、フレーム25と比較して、溝V1,V2と、開口H1,H2が設けられる点が異なる。フレーム25Bのそれ以外の構成は、フレーム25と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
溝V1,V2は、それぞれ、プレートP1a,P2を嵌めこむための溝である。フレーム25Bにおいて、溝V1は、溝V2と交差するように設けられる。具体的には、溝V1,V2は、平面視(XY面)におけるフレーム25Bの中央部において互いに直交するように設けられる。
なお、フレーム25Bの背面25bの周縁部には、実施の形態1と同様、カバー251が設けられる。本実施の形態に係るカバー251には、溝V1,V2の各々を覆うように、溝V10が設けられる。溝V1,V2の各々の深さは、カバー251の厚みより小さい。
なお、前述したように、プレートP2の厚みは、プレートP1aの厚みより小さい。また、溝V2の深さは、プレートP2の厚みと同じまたは同等である。そのため、プレートP2を嵌めこむための溝V2の深さは、プレートP1aを嵌めこむための溝V1の深さより小さい。
また、フレーム25Bは、側面25s2を有する。側面25s2には、開口H2が設けられる。開口H2は、プレートP2を溝V2に嵌めこむために、当該プレートP2を通過させるための開口である。
以下においては、プレートP1a全体が溝V1に嵌めこまれた状態を、「装着状態Pst1」ともいう。また、以下においては、プレートP2全体が溝V2に嵌めこまれた状態を、「装着状態Pst2」ともいう。
プレートP1a,P2は、0mmからプレートP1aの厚み以下までの範囲の間隔(クリアランス)で、組み合わせて使用される。
プレートP1aには、装着状態Pst1および装着状態Pst2において、プレートP2の一部が嵌めこまれる切欠きK1が設けられる。切欠きK1は、プレートP1aの長手方向の中央部に設けられる。
切欠きK1は、装着状態Pst1および装着状態Pst2において、プレートP2の長手方向の中央部が当該切欠きK1に嵌めこまれるための切欠きである。そのため、切欠きK1の幅は、プレートP2の幅と同じまたは同等である。また、切欠きK1の深さは、プレートP2の厚みと同じまたは同等である。すなわち、切欠きK1の深さは、溝V2の深さと同じである。なお、溝V2の深さは、プレートP1aの厚み(溝V1の深さ)から、プレートP1aのうち切欠きK1が存在する部分の厚みを減算した深さでもある。
以下においては、溝V2の一方側の端部を、「溝端部V2a」ともいう。溝端部V2aは、例えば、図9の溝V2の下端部である。以下においては、溝V2の他方側の端部を、「溝端部V2b」ともいう。溝端部V2bは、例えば、溝V2の上端部である。また、以下においては、開口H1に接する、フレーム25B(側面25s1)の周辺部を、「開口周辺部B」ともいう。
また、フレーム21Bは、フレーム21と比較して、さらに、突起部X1B,X2Bを含む。突起部X1Bは、突起部X1と同じ形状および構成を有する。突起部X2Bは、突起部X2と同じ形状および構成を有する。
突起部X1Bは、溝端部V2aに嵌めこまれるための部分である。突起部X2Bは、溝端部V2bに嵌めこまれるための部分である。突起部X2Bは、突起部X2と同様、突起Z2を有する。当該突起Z2は、フレーム25Bの内側から、フレーム25Bの開口周辺部Bと係合するための形状を有する。
以下においては、フレーム21Bがフレーム25Bに固定された状態を、「フレーム固定状態Fst2b」ともいう。フレーム固定状態Fst2bは、前述のフレーム固定状態Fst1に加え、突起部X1Bが溝端部V2aに嵌めこまれ、かつ、突起部X2Bが溝端部V2bに嵌めこまれた状態である。
フレーム固定状態Fst2bにおいて、プレートP1aの端(側面P1sa)は、実施の形態1と同様、粘着材NZ2により、フレーム21Bの一部である突起部X1に固定される。また、フレーム固定状態Fst2bにおいて、プレートP2の端(側面P2sa)は、実施の形態1と同様、粘着材NZ2により、フレーム21Bの一部である突起部X1Bに固定される。
プレートP1a,P2の取り付けは、以下の方法で行われる。なお、説明を分かり易くするために、前述の係合解除工程および再係合工程は省略する。
まず、プレートP1a全体が、実施の形態1と同様に、溝V1に嵌めこまれる。これにより、溝V2と切欠きK1とが、XY面において、直線状に並ぶ。そして、プレートP2が、開口H2を通過し、かつ、プレートP2全体が溝V2および切欠きK1に嵌めこまれるように、作業者は、当該プレートP2を移動させる。その結果、プレートP1a,P2が直交するように設けられる。これにより、プレートP1a,P2がバックライト20Bに取付けられる。
なお、プレートP1a,P2をバックライト20Bから取り外す手順は、上記と逆の順序となる。まず、プレートP2が、溝V2および切欠きK1から取り外される。その後、プレートP1が、溝V1から取り外される。
(効果)
以上説明したように、本変形例によれば、プレートP1a,P2が直交するように設けられる。そのため、溝V1が延在する方向(X軸方向)におけるバックライト20の剛性を向上させつつ、溝V2が延在する方向(Y軸方向)におけるバックライト20Bの剛性を向上させることができる。すなわち、本変形例の構成によれば、実施の形態1の構成よりも、バックライト20B(表示装置100)の剛性をさらに向上させることができる。なお、本実施の形態においても、実施の形態1と同様な効果を得られる。
以上説明したように、本変形例によれば、プレートP1a,P2が直交するように設けられる。そのため、溝V1が延在する方向(X軸方向)におけるバックライト20の剛性を向上させつつ、溝V2が延在する方向(Y軸方向)におけるバックライト20Bの剛性を向上させることができる。すなわち、本変形例の構成によれば、実施の形態1の構成よりも、バックライト20B(表示装置100)の剛性をさらに向上させることができる。なお、本実施の形態においても、実施の形態1と同様な効果を得られる。
なお、本変形例の構成に対し、前述の変形構成N1を適用してもよい。これにより、変形構成N1における前述の効果を得ることができる。
<実施の形態2の変形例2>
本変形例の構成は、複数のプレートを交差するように設けた別の構成(以下、「変形構成C」ともいう)である。以下においては、変形構成Cを適用したバックライト20を、「バックライト20C」ともいう。本変形例における表示装置は、表示装置100である。当該表示装置100は、バックライト20Cを含む。
本変形例の構成は、複数のプレートを交差するように設けた別の構成(以下、「変形構成C」ともいう)である。以下においては、変形構成Cを適用したバックライト20を、「バックライト20C」ともいう。本変形例における表示装置は、表示装置100である。当該表示装置100は、バックライト20Cを含む。
図10は、本発明の実施の形態2の変形例2に係るバックライト20Cの分解斜視図である。図10では、図3と同様、本変形例の構成を分かり易くするために、バックライト20Cに含まれる光学シート部22、導光板23、反射板24、光源基板26は示していない。
バックライト20Cは、図3のバックライト20と比較して、フレーム21の代わりにフレーム21Cを含む点と、フレーム25の代わりにフレーム25Cを含む点とが異なる。バックライト20Cのそれ以外の構成は、バックライト20と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
バックライト20Cは、プレートP1c,P2cが着脱自在となるように構成される。
プレートP1cは、図3のプレートP1と比較して、後述の切欠きK1cが設けられる点と、当該プレートP1cの長手方向の両端が傾斜している点と異なる。プレートP1cのそれ以外の構成は、プレートP1と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
プレートP2cは、図9のプレートP2と比較して、当該プレートP1cの長手方向の長さが長い点と、当該プレートP1cの長手方向の両端が傾斜している点と異なる。プレートP2cのそれ以外の構成は、プレートP2と同様なので詳細な説明は繰り返さない。すなわち、プレートP2cの厚みは、プレートP2の厚みと同じである。つまり、プレートP2cの厚みは、プレートP1cの厚みより小さい。
フレーム25Cは、図3のフレーム25と比較して、溝V1c,V2cと、開口H1a,H1bが設けられる点が異なる。フレーム25Cのそれ以外の構成は、フレーム25と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
溝V1c,V2cは、それぞれ、プレートP1c,P2cを嵌めこむための溝である。フレーム25Cにおいて、溝V1cは、溝V2cと交差するように設けられる。具体的には、溝V1c,V2cは、平面視(XY面)におけるフレーム25Cの中央部において、互いに斜めに交差するように設けられる。
なお、フレーム25Cの背面25bの周縁部には、実施の形態1と同様、カバー251が設けられる。本実施の形態に係るカバー251には、溝V1c,V2cの各々を覆うように、溝V10が設けられる。溝V1c,V2cの各々の深さは、カバー251の厚みより小さい。
なお、前述したように、プレートP2cの厚みは、プレートP1cの厚みより小さい。また、溝V2cの深さは、プレートP2cの厚みと同じまたは同等である。そのため、プレートP2cを嵌めこむための溝V2cの深さは、プレートP1cを嵌めこむための溝V1cの深さより小さい。
また、フレーム25Cの側面25s1には、開口H1a,H1bが設けられる。開口H1aは、プレートP1cを溝V1cに嵌めこむために、当該プレートP1cを通過させるための開口である。開口H1bは、プレートP2cを溝V2cに嵌めこむために、当該プレートP2cを通過させるための開口である。
以下においては、プレートP1c全体が溝V1cに嵌めこまれた状態を、「装着状態Pst1c」ともいう。また、以下においては、プレートP2c全体が溝V2cに嵌めこまれた状態を、「装着状態Pst2c」ともいう。
プレートP1c,P2cは、0mmからプレートP1cの厚み以下までの範囲の間隔(クリアランス)で、組み合わせて使用される。プレートP1c,P2cは、平面視(XY面)におけるフレーム25Cの形状(長方形)の2本の対角線と同様、斜めに交差するようにして使用される。
プレートP1cには、装着状態Pst1cおよび装着状態Pst2cにおいて、プレートP2cの一部が嵌めこまれる切欠きK1cが設けられる。切欠きK1cは、プレートP1cの長手方向の中央部に設けられる。
切欠きK1cは、装着状態Pst1cおよび装着状態Pst2cにおいて、プレートP2cの長手方向の中央部が当該切欠きK1cに嵌めこまれるための切欠きである。そのため、切欠きK1cは、プレートP1cの長手方向に対し斜めに延在する。また、切欠きK1cの幅は、プレートP2cの幅と同じまたは同等である。また、切欠きK1cの深さは、プレートP2cの厚みと同じまたは同等である。すなわち、切欠きK1cの深さは、溝V2cの深さと同じである。
以下においては、溝V1cの一方側の端部を、「溝端部V1ca」ともいう。溝端部V1caは、例えば、図10の溝V1cの左端部である。以下においては、溝V1cの他方側の端部を、「溝端部V1cb」ともいう。溝端部V1cbは、例えば、溝V1cの右端部である。以下においては、溝V2cの一方側の端部を、「溝端部V2ca」ともいう。溝端部V2caは、例えば、図10の溝V2cの左端部である。以下においては、溝V2cの他方側の端部を、「溝端部V2cb」ともいう。溝端部V2cbは、例えば、溝V2cの右端部である。
また、以下においては、開口H1aに接する、フレーム25C(側面25s1)の周辺部を、「開口周辺部Ca」ともいう。また、以下においては、開口H1bに接する、フレーム25C(側面25s1)の周辺部を、「開口周辺部Cb」ともいう。
また、フレーム21Bは、フレーム21と比較して、突起部X1,X2の代わりに突起部X1a,X1b,X2a,X2bを含む。突起部X1a,X1bの各々は、図3の突起部X1と同じ形状および構成を有する。突起部X2a,X2bの各々は、図3の突起部X2と同じ形状および構成を有する。
突起部X1aは、溝端部V1caに嵌めこまれるための部分である。突起部X1bは、溝端部V2caに嵌めこまれるための部分である。突起部X2aは、溝端部V1cbに嵌めこまれるための部分である。突起部X2bは、溝端部V2cbに嵌めこまれるための部分である。
突起部X2a,X2bの各々は、突起部X2と同様、突起Z2を有する。突起部X2aの突起Z2は、フレーム25Cの内側から、フレーム25Cの開口周辺部Caと係合するための形状を有する。突起部X2bの突起Z2は、フレーム25Cの内側から、フレーム25Cの開口周辺部Cbと係合するための形状を有する。
以下においては、フレーム21Cがフレーム25Cに固定された状態を、「フレーム固定状態Fst3C」ともいう。フレーム固定状態Fst3Cは、突起部X1a,X1bが、それぞれ、溝端部V1ca,V2caに嵌めこまれ、かつ、突起部X2a,X2bが、それぞれ、溝端部V1cb,V2cbに嵌めこまれた状態である。
フレーム固定状態Fst3Cにおいて、プレートP1cの端(側面P1sa)は、実施の形態1と同様、粘着材NZ2により、フレーム21Cの一部である突起部X1aに固定される。また、フレーム固定状態Fst3Cにおいて、プレートP2cの端(側面P2sa)は、実施の形態1と同様、粘着材NZ2により、フレーム21Cの一部である突起部X1bに固定される。
プレートP1c,P2cの取り付けは、以下の方法で行われる。なお、説明を分かり易くするために、前述の係合解除工程および再係合工程は省略する。
まず、プレートP1c全体が、開口H1aを通過し、かつ、プレートP1c全体が溝V1cに嵌めこまれるように、作業者は、当該プレートP1cを移動させる。これにより、溝V2cと切欠きK1cとが、直線状に並ぶ。
そして、プレートP2cが、開口H1bを通過し、かつ、プレートP2c全体が溝V2cおよび切欠きK1cに嵌めこまれるように、作業者は、当該プレートP2cを移動させる。その結果、プレートP1c,P2cは、当該プレートP1c,P2cが斜め方向に交差するように設けられる。これにより、プレートP1c,P2cがバックライト20Cに取付けられる。
なお、プレートP1c,P2cをバックライト20Cから取り外す手順は、上記と逆の順序となる。まず、プレートP2cが、溝V2cおよび切欠きK1cから取り外される。その後、プレートP1cが、溝V1cから取り外される。
(効果)
以上説明したように、本変形例によれば、プレートP1c,P2cは、当該プレートP1c,P2cが斜め方向に交差するように設けられる。そのため、フレーム25Cにおける対向する2つの角部が同じ方向(例、上方向)に移動するような捻じれに対する剛性を向上させることができる。当該2つの角部は、例えば、フレーム25Cの左上角部および右下角部である。また、フレーム25Cにおける対向する2つの角部が近づくような曲がりに対する剛性を向上させることができる。
以上説明したように、本変形例によれば、プレートP1c,P2cは、当該プレートP1c,P2cが斜め方向に交差するように設けられる。そのため、フレーム25Cにおける対向する2つの角部が同じ方向(例、上方向)に移動するような捻じれに対する剛性を向上させることができる。当該2つの角部は、例えば、フレーム25Cの左上角部および右下角部である。また、フレーム25Cにおける対向する2つの角部が近づくような曲がりに対する剛性を向上させることができる。
すなわち、本変形例の構成によれば、実施の形態1の構成よりも、バックライト20C(表示装置100)の剛性をさらに向上させることができる。なお、本実施の形態においても、実施の形態1と同様な効果を得られる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態、実施の形態の変形例を自由に組み合わせたり、各実施の形態、実施の形態の変形例を適宜、変形、省略することが可能である。
3,21,21A,21B,21C,25,25A,25B,25C フレーム、10 表示パネル、20,20A,20B,20C,20N バックライト、26L 光源、100 表示装置、251 カバー、H1,H1a,H1b,H2,H25 開口、K1,K1c 切欠き、P1,P1a,P1c,P2,P2c プレート、V1,V1c,V2,V2c,V10 溝、X1,X1a,X1b,X1B,X2,X2a,X2b,X2B 突起部。
Claims (8)
- 長尺状のプレートが着脱自在となるように構成されるバックライトであって、
光源を収容する第1フレームと、
前記第1フレームと係合する第2フレームと、を備え、
前記第1フレームには、前記プレートを嵌めこむための溝が設けられ、
前記第1フレームには、前記プレートを前記溝に嵌めこむために、当該プレートを通過させるための開口がさらに設けられる
バックライト。 - 前記プレートが前記溝に嵌めこまれた状態において、当該プレートの端は、粘着材により、前記第2フレームの一部に固定される
請求項1に記載のバックライト。 - 前記第1フレームは、
前記溝が設けられる主面と、
前記第1フレームのうち前記主面と反対側の面である背面とを有し、
前記第1フレームには、前記背面を覆うカバーが固定され、
前記溝の深さは、前記カバーの厚みより小さい
請求項1または2に記載のバックライト。 - 前記バックライトは、さらに、長尺状の別のプレートが着脱自在となるように構成されており、
前記第1フレームには、前記別のプレートを嵌めこむための別の溝が設けられる
請求項1から3のいずれか1項に記載のバックライト。 - 前記溝は、前記別の溝と交差するように設けられ、
前記プレートには、当該プレートが前記溝に嵌めこまれており、かつ、前記別のプレートが前記別の溝に嵌めこまれた状態において、当該別のプレートの一部が嵌めこまれる切欠きが設けられる
請求項4に記載のバックライト。 - 前記プレートは、ステンレス鋼材、アルミニウム、鋼およびマグネシウムのいずれかで構成される
請求項1から5のいずれか1項に記載のバックライト。 - 前記プレートは、炭素繊維と樹脂とからなる炭素繊維樹脂で構成される
請求項1から5のいずれか1項に記載のバックライト。 - 請求項1から7のいずれか1項に記載のバックライトと、
前記バックライトの発光面側に設けられる表示パネルとを含む
表示装置。
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