JP5430453B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像読取装置に係り、とりわけ画像読取装置における光源の光量変動を補正する技術に関する。
一般に、画像読取装置では、撮像素子の主走査位置ごとの出力差や光源の主走査位置ごとの光量差を補正するためにシェーディング補正が実行される。シェーディング補正は、一様な濃度に管理された基準白色板を読み取ることで実行される。
一方で、近年になり、多数枚の原稿を連続して読み取ることが要求されている。多数枚の原稿の読み取り時間は、数分から数十分に及ぶことがある。読み取り時間が長くなると、光源の駆動時間も長くなる。光源の駆動時間が長くなると、読み取り初期の光量に対して読み取り中期や後期の光量が変動することがある。時間的な光量の変動は、希ガス蛍光体ランプに限らず、LEDアレイでも発生する。なお、光量は、主走査位置によらず一定の比率で低下することもあれば、主走査位置に応じて異なる比率で低下することもある。とりわけ、前者は時間的な光量の変動だけが発生しているケースであり、後者は、時間的な光量変動と空間的な光量変動とが発生しているケースである。空間的な光量変動は配光変動と呼ばれることがある。
一般に、白色基準板は、画像の読み取りを実行する位置(画像読取位置)とは異なる位置に設けられている。そのため、連続読み取り中には白色基準板を読み取ることができない。そこで、特許文献1によれば、画像読取位置に設けられたプラテンローラの表面を白色基準板の代わりに一定周期で読み取ることで、その読み取り結果に基づいて光量の変動を補正することが提案されている。
特開2006−148259号公報
特許文献1に記載の発明は、連続読み取りを中断することなく、光量の変動を補正することができるため、極めて優れている。しかし、プラテンローラの表面やプラテンガラスにインキなどがついて汚れてしまうと、誤った補正がなされる恐れがある。これは、プラテンローラの表面が常に同じ濃度に維持されていることを前提としているからである。よって、特許文献1に記載の発明では、このような突発的に発生したプラテンローラの表面の汚れには十分に対処できないことがある。
そこで、本発明は、このような課題および他の課題のうち、少なくとも1つを解決することを目的とする。例えば、本発明は、連続読み取り中に使用される基準部材に汚れがついても、光量変動の補正を精度良く実行することを目的とする。なお、他の課題については明細書の全体を通して理解できよう。
画像読取装置は、例えば、
透光性を有した透光性部材と、
前記透光性部材に向けて光を照射する光照射手段と、
前記透光性部材の上を搬送される原稿の画像を読み取る、原稿の搬送方向と直交する方向である主走査方向に並んだ読み取り素子を有する画像読取手段と、
前記透光性部材を挟んで前記光照射手段とは逆側に設けられた基準部材と、
複数の原稿を連続して読み取る際に、先行する原稿の後端が前記画像読取手段の画像読取位置を通過してから後続の原稿の先端が該画像読取位置に到着するまでの間に、前記画像読取手段により前記基準部材を読み取ることで得られた該後続の原稿に関する基準部材の読取値に基づいて、該後続の原稿に対する主走査位置ごとの光量の補正値を決定する補正値決定手段と、
前記先行する原稿に関する光量の補正値と前記後続の原稿に関する光量の補正値とに基づいて、該後続の原稿に関する補正値の異常を検出し、異常のある主走査位置を特定する異常検出手段と、
前記異常検出手段により異常が検出されると、前記後続の原稿に関する基準部材の読取値のうち前記特定された異常のある主走査位置に対応する読取値、または前記後続の原稿に関する光量の補正値のうち前記特定された異常のある主走査位置に対応する補正値を修正する修正手段と
を備えたことを特徴とする
本発明によれば、連続読み取り中に使用される基準部材に汚れがついても、光量変動の補正を精度良く実行することが可能となる。
実施形態に係る画像読取装置の構成を概略的に示す図。 画像読取装置における画像処理回路のブロック図。 光量の変動と修正値との関係を示した図。 プラテンローラの突発的な汚れに伴う光量の変動と補正値との関係を示した図。 一様な濃度の画像を1枚目からn枚目まで読み取ったときの、プラテンローラに付着した汚れの影響を説明するための図。 実施形態に係る光量(読取値)の異常検出方法を説明するための図。 異常を検出したときの補正値の修正原理を示した図。 実施形態に係るCPU203が実行する光量変動補正を示したフローチャート。 サンプル領域、読取値、読取値の平均処理などを説明するための図。
[実施例1]
図1は、実施形態に係る画像読取装置の構成を概略的に示す図である。画像読取装置は、自動原稿給送装置100と、画像読取装置本体117とから構成されている。自動原稿給送装置100は、原稿102を画像読取位置へと搬送する装置である。
原稿102の表面を流し読みする場合、原稿102は、流し読みガラス116へと搬送される。流し読みガラス116の対向側には、原稿102を押圧しながら搬送するプラテンローラ110が配置されている。CCDラインセンサ126は、流し読みガラス116の上を搬送される原稿102の画像を読み取る。ランプ119は、原稿の表面を照明するために、流し読みガラス116に向けて光を照射する。ランプ119は、希ガス蛍光体ランプやLEDアレイなどの光源である。とくに、LEDアレイでは、アレイを構成する複数のLEDごとの発光光量が異なることがあり、配光変動の1つの要因となっている。
原稿102の裏面を流し読みする場合、原稿102は、流し読みガラス129へと搬送される。CIS128の対向側には、原稿102を押圧しながら搬送するプラテンローラ127が配置されている。CISは、コンタクト・イメージ・センサ(密着型画像センサ)の略称である。CIS128は、流し読みガラス129の上を搬送される原稿102の画像を読み取る。ランプ113は、原稿の表面を照明するために、流し読みガラス129に向けて光を照射する。ランプ113は、希ガス蛍光体ランプやLEDアレイなどの光源である。
なお、流し読みガラス116、129は、透光性を有した透光性部材の一例である。ランプ113、119は、透光性部材に向けて光を照射する光照射手段の一例である。CCDラインセンサ126及びCIS128は、透光性部材の上を搬送される原稿の画像を読み取る画像読取手段の一例である。CCDラインセンサ126は、原稿の搬送方向(副走査方向)と直交する方向である主走査方向に並んだ複数の読み取り素子を備え、ライン単位で画像を読み取るラインセンサである。プラテンローラ110、127は、透光性部材を挟んで光照射手段とは逆側に設けられた基準部材の一例である。そのため、プラテンローラ110、127の表面の素材としては、濃度管理された白色の素材が採用されている。また、プラテンローラ110、127は、原稿を透光性部材に対して押圧するための押圧部材の一例である。さらに、プラテンローラ110、127は、原稿を搬送するためのローラの一例である。なお、基準部材はローラ以外に板状の部材であってもよい。
画像読取装置本体117は、第1ミラー台123、第2ミラー台124、レンズ125及びCCDラインセンサ126を備えている。第1ミラー台123は、ランプ119及び第1ミラー120を有する。第2ミラー台124は、第2ミラー121及び第3ミラー122を備えている。ランプ119から出力した光は原稿102に表面により反射される。原稿102からの反射光は、第1ミラー120、第2ミラー121、第3ミラー122及びレンズ125により、CCDラインセンサ126へ導かれる。
流し読みモードにおいては、第1ミラー台123及び第2ミラー台124は、流し読みガラス116の真下に固定される。一方、原稿固定読み取りモードでは、第1ミラー台123及び第2ミラー台124は、原稿台ガラス118に対して平行に移動し、原稿台ガラス118の上に固定された原稿から画像を読み取る。流し読みモードや原稿固定読み取りモードでは、基準白色板114を読み取ることで、シェーディング補正が実行される。
原稿固定読み取りモードにおける第1ミラー台123及び第2ミラー台124の移動方向(図1における右方向)は、一般に副走査方向と呼ばれる。また、副走査方向と直交する方向は、主走査方向と呼ばれる。CCDラインセンサ126やCIS128は、主走査方向に沿って複数の受光素子(撮像素子)を備えている。CCDラインセンサ126は、結像した反射光を光電変換し、入射光量に応じた電気信号を出力する。CIS128も同様に、原稿102からの反射光を受光素子で光電変換し、入射光量に応じた電気信号を出力する。
図2は、画像読取装置における画像処理回路のブロック図である。CCDラインセンサ126やCIS128などのイメージセンサから出力された電気信号(アナログ値)は、A/D変換器201によってデジタル値の画像データに変換される。画像データは画像処理部202に入力され、シェーディング補正などの画像処理が施され、さらに8bit信号に変換されて、画像形成装置へ出力される。とりわけ、CPU203は、CCDラインセンサ126によって基準白色板114を読み取ることで得られた読取値に基づいて主走査位置ごとのシェーディング補正値を設定する。基準白色板114の読み取りは、流し読みモードにおいて、複数の原稿が連続的に読み取られる前に一度だけ行われ、複数の原稿のそれぞれを読み取る度に行われるものではない。画像処理部202は、シェーディング補正値にしたがって、主走査方向に並んだ各画素のデータを補正する。
CPU203は、ROM204に記憶された制御プログラムにしたがって画像読取装置の各ユニットを統括的に制御する。RAM205は、CPU203のワークエリアとして機能する。とりわけ、CPU203は、プラテンローラ110、127をCCDラインセンサ126、CIS128によって読み取ることで得られた読取値に基づいて原稿ごとに光量の補正値を決定する。プラテンローラの読み取りは、流し読みモードにおいて、複数の原稿が連続的に読み取られる前、及び、複数の原稿のそれぞれを読み取る度に(各原稿間で)行われる。光量の補正値は、主走査位置毎の光量の補正値を含む。算出された各主走査位置の補正値はRAM205に保持される。画像処理部202は、シェーディング補正後の画像データに対して、光量の補正値に基づいて配光変動補正を行う。
上述したように、複数の原稿を連続して読み取っている最中にプラテンローラ110、127が突発的に汚れると、反射光の光量が変動してしまう。この光量変動は、補正値の精度を誤らせる。そこで、CPU203は、先行する原稿に関する光量の補正値と後続の原稿に関する光量の補正値とに基づいて補正値の異常を検出する。異常が検出されたときは、CPU203が、後続の原稿に関する光量の補正値を修正し、画像処理部202は、修正後の補正値を用いて配光変動補正する。
<配光変動補正と基準部材の汚れとの関係>
図3は、光量の変動(配光変動)と修正値との関係を示した図である。ここでは、プラテンローラ110について説明するが、プラテンローラ127についても同様である。
読み取りの初期では、プラテンローラ110の濃度ムラは存在しないものとする。また、以下の説明における読取値はシェーディング補正後の読取値を意味する。すなわち、読み取りの初期(1枚の目の原稿)では、プラテンローラ110の読取値P1a〜P1hには差がない。主走査位置が異なっても、読取値は同一である。なお、i枚目の原稿における主走査位置jにおける読取値をPijと表現する。
一方で、複数枚の原稿を連続して読み取っていると、プラテンローラ110の読取値が変動する。これは、ランプ119を連続して点灯している間に、ランプ119の光量が主走査位置によって異なって変動することに起因する。図3によれば、読み取りの中期ないし後期(n枚目の原稿)におけるプラテンローラ110の読取値Pna〜Pnhには差が生じている。同一の主走査位置における初期の読取値と中期ないしは後期の読取値との間にも差は生じている(時間的な光量変動)。さらに、中期ないしは後期における、異なる主走査位置の読取値間にも差が生じている(空間的な光量変動・配光変動)。
配光変動を補正するため、各主走査位置の輝度レベル(濃度)は、読取値の変動量に応じた補正値でもって補正されなければならない。n枚目の原稿におけるj番目の主走査位置における補正値Anjは、1枚目の原稿を読み取る直前に得られたプラテンローラ110の読取値P1jと、n枚目の原稿を読み取る直前に得られたプラテンローラ110の読取値Pnjとの比として得られる。すなわち、演算式は、Anj=P1j/Pnjと表現できる。図3では、n枚目の原稿の補正値AnaないしAnhが示されている。図3では、主走査方向の全域を8箇所(aないしh)に分割して読取値のサンプルを実行している。しかし、分割数(サンプル数)はこれより多くても少なくてもよい。ただし、主査走査方向の1ラインを構成する画素の総数より、分割数は少ない。
なお、全画素ごとに読取値を取得してそれぞれの補正値を算出できれば、精度の上では望ましい。しかし、補正値の算出処理は、先行する画像の読み取り処理と、後続の画像の読み取り処理との間で実行される処理であるため、短時間で実行されなければならない。原稿の搬送速度が高速になればなるほど、補正値の算出処理に割ける時間は減少する。よって、主走査方向の全域を複数の領域に分割し、各領域ごとに共通の補正値を決定し、各領域に含まれる複数の画素にはそれぞれ共通の補正値が使用されてもよい。あるいは、各領域ごとに、中心に位置する画素について補正値を決定し、ある領域の中心画素から隣の領域の中心画素までの間に位置する他の画素については、線形補間によって補正値を算出してもよい。これにより、メモリの削減と補正値の算出時間の短縮といった効果が得られる。
図4は、プラテンローラの突発的な汚れに伴う光量の変動と補正値との関係を示した図である。図4によれば、プラテンローラ110の表面のうち主走査位置fに対応した箇所に汚れ401が付着している。汚れ401は、原稿のインクや付箋などの糊、あるいはこの糊に付着するホコリなどである。プラテンローラ110に汚れ401が付着すると、その主走査位置fに対応した読取値Pnfが低下するため、補正値Anfが必要以上に大きくなってしまう。
なお、上述した線形補間により8箇所の補正値から他の主走査位置の補正値を算出する場合、主走査位置fの汚れ401の影響は、主走査位置eないしgまでに位置する各主走査位置の補正値に及んでしまう。例えば、主走査位置eとfとの間に位置する各画素については、読取値Pneから算出された補正値Aneと、読取値Pnfから算出された補正値Anfとを用いてそれぞれの補正値が決定されるからである。図4では、線形補間が採用されている。このように、汚れ401が付着した主走査位置fの付近に位置する画素の補正値は不適切なものとなってしまう。
図5は、一様な濃度の画像を1枚目からn枚目まで読み取ったときの、プラテンローラに付着した汚れの影響を説明するための図である。ここでは、説明をわかりやすくするために、原稿には一様の濃度の黒ベタ画像が形成されているものと仮定している。画像データ501は、1枚目の原稿から得られた画像データを示している。画像データ502は、プラテンローラ110の主走査位置fに汚れ401が付着したときの、n枚目の原稿の配光変動補正後の画像データを示している。画像データ503は、汚れ401が付着していないときの、n枚目の原稿の配光変動補正後の画像データを示している。
原稿には濃度が一様のベタ画像が形成されているため、本来は、1枚目であってもn枚目であっても濃度が一様の画像データが得られるはずである。しかし、n−1枚目の原稿を読み取ったときに汚れ401がプラテンローラ110に付着したことで、n枚目の原稿の画像データ502では、濃度が一様とならない。すなわち、汚れ401がある主走査位置の補正値が必要以上に大きくなるため、画素の濃度が本来よりも薄く補正されてしまうからである。図5からわかるように、線形補間を実行する場合、帯状の輝度ムラ(濃度ムラ)が発生する。
<汚れによる異常の検出原理>
本実施形態では、n−1枚目の原稿の後端が流し読みガラス116上の画像読取位置を通過してからn枚目の原稿の先端が画像読取位置に到着するまでの間に、CCDラインセンサ126がプラテンローラ110を読み取る。これにより、各主走査位置の読取値Pnjが取得される。CPU203は、読取値Pnjに基づいて、n枚目の原稿における各主走査位置の補正値Anjを決定する。とりわけ、本実施形態では、CPU203が、n−1枚目の原稿に関する光量の補正値A(n−1)jとn枚目の原稿に関する光量の補正値Anjとに基づいて補正値Anjの異常を検出する。
図6は、実施形態に係る光量(読取値)の異常検出方法を説明するための図である。横軸は時間を示している。縦軸は、j番目の主走査位置における読取値Pijと補正値Aijとを示している。時刻t1(図6では、2枚目と3枚目の間)以降に突発的な汚れが発生したものとする。
図6が示すように、プラテンローラの読取値の経時的な変動量は、連続読み取りの初期で大きく、中期ないしは後期において変動量は小さくなってゆく。しかし、汚れによる突発的な変動が発生すると、変動量Δ’は通常の変動量Δよりも大きくなる(Δ=P2j−P3j、Δ’=P2j−P’3j)。
そこで、ΔとΔ’との間に位置するような閾値Thを設定する。CPU203は、n−1枚目の原稿に関する読取値P(n−1)jと、n枚目の原稿に関する読取値Pnjとの差分が閾値Thを超えているか否かを判定する。これにより、CPU203は、補正値Anjの修正が必要となるような突発的な光量変動が発生しているのか否かを判別できる。つまり、CPU203は、光量の変動が正常なのか異常なのかを検出できる。閾値Thは、例えば、光源の経時的な光量変動がどの程度であるかを、画像読取装置の設計段階で把握して決定される。なお、閾値Thは自由に設定できる値とすれば、各光源ごとのばらつきに対応することもできる。
n−1枚目の原稿に関する読取値P(n−1)jと、n枚目の原稿に関する読取値Pnjとの差分に代えて、n−1枚目の原稿に関する補正値A(n−1)jと、n枚目の原稿に関する補正値Anjとの差分に着目してもよい。図6が示すように、j番目の主走査位置における補正値Aijは、突発的な光量の変動が無ければ、A1j、A2j、A3j、A4j・・・のように変化する。しかし、突発的な変動が発生すると、補正値は、A1j,A2j、A’3j、A’4j・・・のように変化する。つまり、本来の補正値の変動量Δ”が突発的な汚れの発生により、変動量Δ”’に変化してしまう(Δ”=A3j−A2j、Δ”’=A’3j−A2j)。よって、CPU203は、Δ”とΔ”’との間に位置するような閾値Th”と、n−1枚目の原稿に関する補正値A(n−1)jとn枚目の原稿に関する補正値Anjとの差分とを比較することで、突発的な光量変動を検出できる。
<補正値の修正原理>
図7は、異常を検出したときの補正値の修正原理を示した図である。特定の主走査位置についての読取値または補正値に異常を検出したときは、CPU203は、その主走査位置の補正値を破棄する。そして、CPU203は、特定の主走査位置の周囲に存在する1つ以上の他の主走査位置の補正値を使用して特定の主走査位置に関する補正値を修正する。すなわち、CPU203は、異常の検出されていない2つ以上の他の主走査位置の補正値から、特定の主走査位置の補正値を修正するための修正値を決定する。
図7によれば、n枚目の原稿におけるf番目の主走査位置の読取値Pnfと補正値Anfとに、プラテンローラの汚れに起因した突発的な変動が発生している。そこで、CPU203は、e番目の主走査位置に関する補正値Aneとg番目の主走査位置に関する補正値Angとから修正値Cnfを求め、f番目の主走査位置の補正値Anfを修正して、修正後の補正値Anfを算出している。修正後の補正値Anf = 補正値Anf − 修正値Cnf。なお、CPU203は、e番目の主走査位置に関する補正値Aneとg番目の主走査位置に関する補正値Angとを通る直線の方程式を決定することで、主走査位置eからgまでの各補正値を決定してもよい(線形補間)。このように、特定の主走査位置fの前方に位置する第1の主走査位置eに関する補正値と、特定の主走査位置fの後方に位置する第2の主走査位置gに関する補正値とを用いて線形補間が実行される。
なお、CPU203は、特定の主走査位置の周囲に存在する1つ以上の他の主走査位置の読取値を使用して特定の主走査位置に関する読取値を修正し、修正された読取値を用いて補正値を算出してもよい。CPU203は、e番目の主走査位置に関する読取値Pneとg番目の主走査位置に関する読取値Pngとから修正値Cnfを求め、f番目の主走査位置の読取値Pnfを修正して、修正後の読取値Pnfを算出する。修正後の読取値Pnf = 読取値Pnf + 修正値Cnf。なお、CPU203は、e番目の主走査位置に関する読取値Pneとg番目の主走査位置に関する読取値Pngとを通る直線の方程式を決定し、この方程式から、主走査位置fの読取値Pnfを決定してもよい(線形補間)。読取値Pnfから算出される補正値が修正後の補正値Pnfとなることはいうまでもない。
図8は、実施形態に係るCPU203が実行する光量変動補正を示したフローチャートである。ステップS801で、CPU203は、画像読取装置全般の初期設定を行う。例えば、CPU203は、CCDラインセンサ126及びCIS128などのレジスタを初期化する。ステップS802で、CPU203は、操作部(図示略)から指示された流し読みモードの実行を開始する。以下では、自動原稿給送装置100により搬送されてきた原稿を画像読取装置本体117に備えられたCCDラインセンサ126で画像を読み取るものとして説明する。なお、自動原稿給送装置100に備えられたCIS128で読み取りを行う場合、シェーディング補正用の基準白色板が異なるだけで、その他の処理は同様である。
ステップS803で、CPU203は、第1ミラー台123をシェーディング補正用の基準白色板114の真下に移動させ、基準白色板の読み取りを実行する。CPU203は、この読取結果に基づいてシェーディング補正で使用する補正係数を決定する。シェーディング補正用の補正係数が決定されると、CPU203は、第1ミラー台123を画像読取位置へ移動する。すなわち、第1ミラー台123は、流し読みガラス116及びプラテンローラ110の真下に移動する。なお、第2ミラー台124も第1ミラー台123に追随して移動する。ところで、「シェーディング補正」とは、センサの感度ムラ、光源のムラなどによる主走査方向の画像のムラを補正する処理のことである。つまり、「シェーディング補正」は、AD変換により得られたデジタルデータを主走査方向において一様にするための倍率(係数)を演算する処理である。
ステップS804で、CPU203は、配光変動補正用の初期設定を実行する。この初期設定は、例えば、初期補正値Z、プラテンローラ110の読取値に関する主走査位置j、サンプル領域を構成する1ラインあたりの画素数X、サンプル領域を構成するライン数Yなどを初期化することである。
図9は、サンプル領域、読取値、読取値の平均処理などを説明するための図である。本実施形態では、1つのサンプル領域を、X画素×Yラインにより定義している。つまり、1つのサンプル領域には、XY個の画素が含まれていることになる。図9からわかるように、プラテンローラの主走査方向はj個のサンプル領域に分割されている。つまり、1ラインは、X×j個の画素から構成されている。副走査方向のYラインを考慮するのは、プラテンローラ110が回転しているからである。
ステップS805で、CPU203は、1枚目の原稿が通紙される前にプラテンローラ110の表面をCCDラインセンサ126により読み取る(サンプリングする)。図9によれば、1つのサンプル領域はXY個の画素から構成されている。i枚目の原稿に関するj番目のサンプル領域におけるプラテンローラ110の読取値をSijと定義する。つまり、Sijは、XY個からなる画素の読取値の総和となる。このように、CPU203は、複数の読み取り素子のうち、基準部材における複数のサンプル領域に対応した読み取り素子のグループごとに読取値の和を求めている。1枚目の原稿が通紙される前において、画像処理部202のレジスタには、各サンプル領域の読取値S11ないしS1jが格納されることになる。
ステップS806で、CPU203は、サンプル領域ごと読取値S11ないしS1jを総画素数XYで除算して得られる値P11ないしP1jをRAM205に格納する(Pij=Sij/XY:ただし、ここではi=1)。このように、Pijは、i枚目の原稿に関するj番目のサンプル領域における画素ごとの読取値の平均値(代表値)となる。このように、CPU203は、読み取り素子のグループごとの読取値の和を、グループを構成する読み取り素子の数で除算して平均値を算出している。なお、RAM205は、画像処理部202に内蔵されたメモリであってもよい。さらに、CPU203は、P11ないしP1jを所定値Zより除算することで、1枚目の原稿に適用される補正値A11ないしA1jを決定する(A11=P11/Z、A1j=P1j/Z)。このように、CPU203は、読み取り素子のグループごとの読取値の和(具体的には平均値)から読み取り素子のグループごとの補正値を決定している。なお、所定値は、設計段階で決定される値である。CPU203は、算出した補正値A11ないしA1jを画像処理部202に設定する。
ステップS807で、CPU203は、1枚目の原稿の読み取りを実行する。その際に、画像処理部202は、CPU203により設定された補正値A11ないしA1jを原稿の読取値(デジタルデータ)に乗算することで、配光変動を補正する。ステップS808で、CPU203は、読取対象となっている次の原稿が存在するか否かを判定する。例えば、CPU203は、原稿台の付近に設けられた原稿検知センサからの検知信号の有無を判定する。次の原稿がなければ、読取処理を終了する。一方、次の原稿が存在するときは、ステップS809に進む。ここでは、次の原稿は、n枚目の原稿であると仮定する。
ステップS809で、CPU203は、n枚目の原稿が通紙される前にプラテンローラ110の表面をCCDラインセンサ126により読み取る。すなわち、n−1枚目の原稿の後端が画像読取位置を通過してからn枚目の原稿の先端が画像読取位置に到着するまでの間(紙間)に、プラテンローラ110の表面が読み取られる。図9によれば、n枚目の原稿が通紙される前において、画像処理部202のレジスタには、各サンプル領域の読取値Sn1ないしSnjが格納されることになる。
ステップS810で、CPU203は、サンプル領域ごと読取値Sn1ないしSnjを総画素数XYで除算して得られる値Pn1ないしPnjをRAM205に格納する(Pij=Sij/XY:ただし、ここではi=n)。さらに、CPU203は、P(n−1)1ないしP(n−1)jをそれぞれPn1ないしPnjで除算することで、n枚目の原稿に適用される補正値An1ないしAnjを決定する(An1=P(n−1)1/Pn1、Anj=P(n−1)j/Pnj)。CPU203は、補正値An1ないしAnjをRAM205に格納する。RAM205には、少なくとも直前の補正値A(n−1)1ないしA(n−1)jも保持されている。このようにCPU203は、原稿間で基準部材を読み取ることで得られた読取値に基づいて、原稿ごとに主走査位置ごとの光量の補正値を決定する補正値決定手段として機能する。
ステップS811で、CPU203は、n−1枚目の原稿に関する補正値と、n枚目の原稿に関する補正値とをサンプル領域ごとに比較し、異常が発生しているか否かを判定する。例えば、A(n−1)jとAnjと差分が閾値を超えていれば、CPU203は、異常が発生していると判定し、ステップS812に進む。このように、CPU203は、先行する原稿に関する光量の補正値と後続の原稿に関する光量の補正値とに基づいて、後続の原稿に関する補正値の異常を検出し、異常のある主走査位置を特定する異常検出手段して機能する。
ステップS812で、CPU203は、異常と判定された補正値を修正する。上述したように、補正値Aijの修正は、異常でない複数の補正値に線形補間を適用することで実行されてもよいし、修正値Cijと元の補正値Aijとを演算(乗算、除算、減算、加算など)することで実行されてもよい。CPU203は、修正済みの補正値An1ないしAnjを画像処理部202に設定する。このようにCPU203は、異常が検出されると、後続の原稿に関する光量の補正値のうち異常のある主走査位置の補正値を修正する修正手段として機能する。なお、CPU203は、異常が検出されると、後続の原稿に関する基準部材の読取値のうち異常のある主走査位置の読取値を修正する修正手段として機能してもよい。このように、CPU203は、異常が検出された読み取り素子のグループごとに修正値を決定している。
一方で、A(n−1)jとAnjと差分が閾値を超えていなければ、CPU203は、異常が発生していないと判定し、ステップS813に進む。なお、閾値は自由に設定可能でありRAM205内に保持するものである。閾値は、プラテンローラに付着した突発的な汚れによる光量変動を検知できるような値である。ステップS813で、CPU203は、未修正の補正値An1ないしAnjを画像処理部202に設定する。
本実施形態によれば、連続読み取り中に使用される基準部材に汚れがついても、光量変動の補正を精度良く実行することが可能となる。とりわけ、先行する原稿に関する補正値(読取値)と後続の原稿に関する補正値(読取値)との差が閾値を超えているかどうかを判定することで、異常を精度良く検出することができる。異常が検出された特定の主走査位置の補正値は、その周囲に存在する異常の検出されていない主走査位置の補正値に基づいて修正される。よって、異常の影響を低減させることが可能となる。とりわけ、線形補間を採用すれば、比較的に少ない演算量により修正を実現できる。修正処理は、いわゆる紙間において実行されなければならないため、演算量の削減は重要である。
上述の実施形態では主に補正値に基づいて異常を検出し、修正を行うものであった。しかし、一部で説明したように、補正値に代えて読取値に基づいて異常を検出してもよい。CPU203は、先行する原稿に関する基準部材の読取値と後続の原稿に関する基準部材の読取値とに基づいて、後続の原稿に関する読取値の異常を検出し、異常のある主走査位置を特定する異常検出手段として機能する。また、CPU203は、異常が検出されると、後続の原稿に関する基準部材の読取値のうち異常のある主走査位置の読取値、または後続の原稿に関する光量の補正値のうち異常のある主走査位置の補正値を修正する修正手段として機能する。さらに、CPU203は、修正手段により修正された読取値を使用して補正値を決定する補正値決定手段として機能する。
CPU203は、先行する原稿に関する基準部材の読取値と後続の原稿に関する基準部材の読取値との差が閾値を超えているかどうかを判定することで、異常を検出できる。また、CPU203は、特定の主走査位置の周囲に存在する1つ以上の他の主走査位置の読取値を使用して特定の主走査位置に関する読取値を修正できる。また、CPU203は、特定の主走査位置の前方に位置する第1の主走査位置に関する読取値と、特定の主走査位置の後方に位置する第2の主走査位置に関する読取値とを用いて線形補間してもよい。

Claims (5)

  1. 透光性を有した透光性部材と、
    前記透光性部材に向けて光を照射する光照射手段と、
    前記透光性部材の上を搬送される原稿の画像を読み取る、原稿の搬送方向と直交する方向である主走査方向に並んだ読み取り素子を有する画像読取手段と、
    前記透光性部材を挟んで前記光照射手段とは逆側に設けられた基準部材と、
    複数の原稿を連続して読み取る際に、先行する原稿の後端が前記画像読取手段の画像読取位置を通過してから後続の原稿の先端が該画像読取位置に到着するまでの間に、前記画像読取手段により前記基準部材を読み取ることで得られた該後続の原稿に関する基準部材の読取値に基づいて、該後続の原稿に対する主走査位置ごとの光量の補正値を決定する補正値決定手段と、
    前記先行する原稿に関する光量の補正値と前記後続の原稿に関する光量の補正値とに基づいて、該後続の原稿に関する補正値の異常を検出し、異常のある主走査位置を特定する異常検出手段と、
    前記異常検出手段により異常が検出されると、前記後続の原稿に関する基準部材の読取値のうち前記特定された異常のある主走査位置に対応する読取値、または前記後続の原稿に関する光量の補正値のうち前記特定された異常のある主走査位置に対応する補正値を修正する修正手段と
    を備えたことを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記異常検出手段は、前記先行する原稿に関する光量の補正値と前記後続の原稿に関する光量の補正値との差が閾値を超えているかどうかを判定することで、前記補正値の異常を検出する手段であることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記修正手段は、前記特定された異常のある主走査位置の前方に位置する第1の主走査位置に関する補正値と、該特定された異常のある主走査位置の後方に位置する第2の主走査位置に関する補正値とを用いて線形補間することで、該特定された異常のある主走査位置に関する光量の補正値を決定する手段であることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  4. 前記補正値決定手段は、前記複数の読み取り素子のうち、前記基準部材における複数のサンプル領域に対応した読み取り素子のグループごとに読取値の和を求め、該読み取り素子のグループごとの読取値の和から該読み取り素子のグループごとの補正値を決定し、
    前記異常検出手段は、前記読み取り素子のグループごとに異常を検出し、
    前記修正手段は、異常が検出された前記読み取り素子のグループごとに修正値を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  5. 前記補正値決定手段は、前記読み取り素子のグループごとの読取値の和を、該グループを構成する読み取り素子の数で除算して平均値を算出し、算出した該平均値を用いて該読み取り素子ごとの補正値を決定することを特徴とする請求項4に記載の画像読取装置。
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