JP5429017B2 - 給湯装置 - Google Patents

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Description

本発明は、貯湯式の給湯装置に関し、特に電気的な動力を用いない流路切替手段の切り替え動作の異常を検知する制御に関するものである。
従来、この種の給湯装置は、図9に示されているように、湯水を貯える貯湯槽1と、加熱手段であるヒートポンプ熱源2とを備えており、給水源から供給された水は給水管3を通って分岐され、それぞれ貯湯槽1の下部と給湯混合弁4の水側に供給されている。
そして貯湯槽1の下部から入水された水は貯湯槽1に貯まり、貯湯槽1の下部とヒートポンプ熱源2がヒートポンプ往き配管6で接続されており、貯湯槽1に貯えられた湯水は、貯湯槽1の下部からヒートポンプ往き配管6を経て、沸き上げポンプ5を介してヒートポンプ熱源2に供給される。
一方、ヒートポンプ熱源2にはコンプレッサー7が内蔵され、ヒートポンプ熱源2に入水された湯水を熱交換して温度を上げ、生成した高温水は、通常は、ヒートポンプ戻り配管8を経て、タンク上戻り配管11から貯湯槽1の上部に戻る構成となっている。
ただし、ヒートポンプ熱源2の立ち上がり時などには、ヒートポンプ熱源2で生成される湯の温度が上がりきっていない状態で貯湯槽1の上部に戻されてしまうと、貯湯槽1の上部が低温水で満たされてしまうため、ヒートポンプ戻り配管8とタンク上戻り配管11との間に三方弁10が設けるとともに、三方弁10の一方向に貯湯槽1の下部へと湯水を送るためのタンク下戻り配管9を設けており、三方弁10を切り換えることによってタンク上戻り配管11もしくはタンク下戻り配管9のいずれかの流路を選択できるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
次に、三方弁10の動作について説明する。ヒートポンプ熱源2の入口には、入水温度を測定するための入水温度センサー12と、ヒートポンプ熱源2の出口には、出湯温度を
測定するための出湯温度センサー13が設けられており、測定された温度データは、制御基板14に送られる。
出湯温度センサー13の検知温度が低い(例えば、60度未満)場合、貯湯槽1の上部にヒートポンプ熱源2から出てくる湯水を戻してしまうと、貯湯槽1の上部に貯えられている高温水と混ざり合ってしまい、貯湯槽1の上部の湯水の温度が低下してしまうので、給湯装置全体の効率が低下してしまう。そこで、出湯温度センサー13の検知温度が低い場合には、三方弁10を切り換えることによって、ヒートポンプ熱源2から出てくる湯水を貯湯槽1の下部へ戻している。
また、出湯温度センサー13の検知温度が高い(例えば、60度以上)場合には三方弁10を切り換えることによって、ヒートポンプ熱源2から出てくる湯水をタンク上戻り配管11を経て貯湯槽1の上部に供給する。そして貯湯槽1の上部に貯えられた高温水は、貯湯槽1の天部にある出湯配管から出湯し、給湯混合弁4で湯と水とが混合される。そして給湯混合弁4の下流側にある給湯温度センサー15で検知する温度が、ユーザーが設定した給湯温度となるように、給湯混合弁4がフィードバック制御される。
次に、従来の三方弁10の構成について説明する。図10、図11は、三方弁10の要部断面図である。図10、図11において、三方弁10は、ヒートポンプ戻り配管8が接続されるヒートポンプ戻り口18、タンク下戻り配管9が接続されるタンク下戻り口20、タンク上戻り配管11が接続されるタンク上戻り口21の3つの開放口を有し、それぞれ3つの配管に接続されて流路を形成している。
そして3つの開放口のいずれの口同士を通水させるかを切り換えるためのボールバルブ19が設けられており、ボールバルブ19に設けられたL字の流路を切り換えることで、ヒートポンプ戻り口18とタンク下戻り口20とを連通する流路、もしくはヒートポンプ戻り口18とタンク上戻り口21とを連通する流路とを切り換えることができる。図10は、タンク下戻り口20とヒートポンプ戻り口18とが連通するようにボールバルブ19を駆動した図であり、ヒートポンプ戻り口18とタンク上戻り口21とは、ボールバルブ19とパッキン22とで閉止されて湯水が流れなくなっている。また図11は、タンク上戻り口21とヒートポンプ戻り口18とが連通するようにボールバルブ19を駆動した図であり、ヒートポンプ戻り口18とタンク下戻り口20とはボールバルブ19とパッキン22とで閉止されて湯水が流れなくなっている。
次に、三方弁10の駆動について説明する。ボールバルブ19とステム23はスリット嵌合で連結されており、ステム23とボールバルブ19は同時に回転する。流路を切り換える場合は、モーター24を回転させ、モーター24の回転をギア25によって減速させギア25に連結されているステム23を回転させることにより、ボールバルブ19を所定の位置まで回転させることが可能となる。モーター24は制御基板14に接続され、モーターの発進、停止が制御される。ボールバルブ19の位置検知には、ホールICとマグネットを利用しており、ホールICからの信号が制御基板14に送られ、ボールバブル19の回転角度が検知できる。このため、三方弁10の切り替えが正常か異常かを判定できる。
特開2006−17417号公報
しかしながら、前記従来の給湯装置においては、三方弁10の駆動にモーターを使用しているため、複雑な構成で部品点数も多くなるので高価でサイズが大きくなることや、電力を動力源にしているため電力が消費されてしまうことや、ボールバルブ19の位置検知には複雑で高価なホールICとマグネットを利用しているという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、流路切り替え時に電力を消費することなく、流路切り替え動作の不具合が発生した場合でも低コストで容易に判断することができる給湯装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の給湯装置は、湯水を貯える貯湯槽と、前記貯湯槽内の湯水を加熱する加熱手段と、電力を駆動源として用いず、流入する前記加熱手段により加熱された湯水が所定温度以上になると、前記加熱手段により加熱された湯水を、前記貯湯槽の下部から上部に送るように自動的に流路が切り替わる流路切替手段と、前記加熱手段により加熱された湯水の温度を検知する出湯温度検知手段と、前記流路切替手段と前記貯湯槽の上部とを接続する配管を流れる湯水の温度を検知する上戻り温度検知手段とを備え、前記加熱手段により加熱する湯水の沸き上げ設定温度が前記所定温度より高く、かつ、前記出湯温度検知手段の検知値が、前記所定温度より5℃低い第1温度以上の状態が第1所定時間継続し、前記上戻り温度検知手段の検知値が、前記所定温度より10℃低い第2温度より低い場合が第2所定時間継続したときには、前記流路切替手段が異常であると判定するものである。これによって加熱手段により加熱された湯水の温度に応じて流路を切り替えることが可能な構成となり、流路切り替え時に電力を消費することがなく、省電力化さらには小型化や簡単な構成から、低コスト化を実現できるとともに、流路切り替え動作に異常が発生しても、確実に異常判定が行える。
本発明は、流路切り替え時に電力を消費することなく、流路切り替え時に動作異常が発生しても使用者が容易に判断できる給湯装置を提供することができる。
本発明の実施の形態1における給湯装置の構成図 同実施の形態における流路切替手段の断面図 同実施の形態における流路切替手段の断面図 同実施の形態における開閉弁の側面図 同実施の形態における開閉弁の正面図 同実施の形態における流路切替手段の断面図 同実施の形態における処理フロー図 同実施の形態における処理フロー図 従来の給湯装置の構成図 従来の三方弁の要部断面図 従来の三方弁の要部断面図
第1の発明は、湯水を貯える貯湯槽と、前記貯湯槽内の湯水を加熱する加熱手段と、電力を駆動源として用いず、流入する前記加熱手段により加熱された湯水が所定温度以上になると、前記加熱手段により加熱された湯水を、前記貯湯槽の下部から上部に送るように自動的に流路が切り替わる流路切替手段と、前記加熱手段により加熱された湯水の温度を検知する出湯温度検知手段と、前記流路切替手段と前記貯湯槽の上部とを接続する配管を流れる湯水の温度を検知する上戻り温度検知手段とを備え、前記加熱手段により加熱する湯水の沸き上げ設定温度が前記所定温度より高く、かつ、前記出湯温度検知手段の検知値
が、前記所定温度より5℃低い第1温度以上の状態が第1所定時間継続し、前記上戻り温度検知手段の検知値が、前記所定温度より10℃低い第2温度より低い場合が第2所定時間継続したときには、前記流路切替手段が異常であると判定するものである。これによって加熱手段により加熱された湯水の温度に応じて流路を切り替えることが可能な構成となり、流路切り替え時に電力を消費することがなく、省電力化さらには小型化や簡単な構成から、低コスト化を実現できるとともに、流路切り替え動作に異常が発生しても、確実に異常判定が行える。また、前記流路切替手段が、前記貯湯槽の上部あるいは下部へ送る切り替えのどちらかの一方、あるいは両方で異常になっているかの検知が容易にできる。
第2の発明は、湯水を貯える貯湯槽と、前記貯湯槽内の湯水を加熱する加熱手段と、電力を駆動源として用いず、流入する前記加熱手段により加熱された湯水が所定温度以上になると、前記加熱手段により加熱された湯水を、前記貯湯槽の下部から上部に送るように自動的に流路が切り替わる流路切替手段と、前記加熱手段により加熱された湯水の温度を検知する出湯温度検知手段と、前記流路切替手段と前記貯湯槽の下部とを接続する配管を流れる湯水の温度を検知する下戻り温度検知手段とを備え、前記加熱手段により加熱する湯水の沸き上げ設定温度が前記所定温度より高く、かつ、前記出湯温度検知手段の検知値が、前記所定温度より5℃低い第1温度以上状態が第1所定時間継続し、前記下戻り温度検知手段の検知値が、前記所定温度より10℃低い第2温度以上の場合が第2所定時間継続したときには、前記流路切替手段が異常であると判定するものである。これによって加熱手段により加熱された湯水の温度に応じて流路を切り替えることが可能な構成となり、流路切り替え時に電力を消費することがなく、省電力化さらには小型化や簡単な構成から、低コスト化を実現できるとともに、流路切り替え動作に異常が発生しても、確実に異常判定が行える。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、流路切替手段が異常であることを表示手段に表示するので、使用者が異常の発生を容易に判断できる。
第4の発明は、特に、第3の発明において、表示手段は、複数の給湯装置操作部に設けられたにより、複数の給湯装置操作部のいずれか一方に使用者が居れば、異常の発生が容易に判断できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態における給湯装置の構成図である。図1の給湯装置は、湯水を貯える貯湯槽1と、加熱手段であるヒートポンプ熱源2とを備えており、貯湯槽1の底部には、給水源からの水を供給する給水管3が接続されている。給水源から供給された水は給水管3を通って、貯湯槽1に貯まる。あるいは、給水管3から分岐され、給湯混合弁4の水側に供給される。
そして給湯混合弁4の下流側にある給湯温度センサー15で検知する温度が、使用者が設定した給湯温度となるように、給湯混合弁4がフィードバック制御され、タンク上部の高温水と給水管3からの低温水とを混合し、蛇口17から出湯する。
また、貯湯槽1の下部とヒートポンプ熱源2とは、沸き上げポンプ5を介してヒートポンプ往き配管6で接続されており、沸き上げポンプ5を駆動することで、ヒートポンプ熱源2に貯湯槽1の底部にある低温水を送っている。
ヒートポンプ熱源2は、水と冷媒とが熱交換を行う水冷媒熱交換器37、冷媒を減圧す
る減圧装置38、冷媒が大気から熱を吸熱する蒸発器39、冷媒を圧縮するコンプレッサー7を有し、順次冷媒配管40で環状に接続されてヒートポンプ回路を備えている。そして冷媒水熱交換器で、コンプレッサー7で圧縮されて高温高圧となった冷媒と、貯湯槽1の底部から送られてくる低温水との間で熱交換を行い、湯水沸き上げ設定温度となる高温水を生成する。
ヒートポンプ熱源2の入口には、水冷媒熱交換器37に入る水の温度である入水温度を測定するための入水温度センサー12が、ヒートポンプ熱源2の出口には、水冷媒熱交換器37から流出する湯の温度である出湯温度を測定するための出湯温度センサー13が設けられており、測定された温度データは、制御基板14に送られ、コンプレッサー7や沸き上げポンプ5の回転数の制御に用いられる。
また、本実施の形態の給湯装置は、ヒートポンプ熱源2から貯湯槽1に戻ってくるヒートポンプ戻り配管8と、ヒートポンプ熱源2により生成された高温水を貯湯槽1の上部に戻すためのタンク上戻り配管11と、ヒートポンプ熱源2の起動時などにヒートポンプ熱源2から戻ってくる比較的低温の水を貯湯槽1の下部に戻すためのタンク下戻り配管9を備えている。
また、ヒートポンプ戻り配管8と、タンク下戻り配管9およびタンク上戻り配管11とを接続している箇所に流路切替手段100が設けられており、流路切替手段100が切り替わることによってタンク上戻り配管11もしくはタンク下戻り配管9のいずれかの流路を選択できるように構成されている。
また、タンク上戻り配管11には、タンク上戻り配管11内を流れる湯水の温度を検知するための下戻り温度検知手段としてタンク上戻り配管センサー33が、タンク下戻り配管9には、タンク下戻り配管9内を流れる湯水の温度を検知するための上戻り温度検知手段としてタンク下戻り配管センサー34が設けられている。
また、制御基板14には、使用者が給湯装置の操作を行うための給湯装置操作部として、台所リモコン36a、風呂リモコン36bが接続されている。台所リモコン36aや風呂リモコン36bには、表示手段を備えており、設定温度などの給湯装置の状態や、流路切替手段100の切り替え異常などの給湯装置の異常を表示することができる。
次に、流路切替手段100の構成について説明する。
図2、図3は、本発明の実施の形態1における流路切替手段100の断面図である。流路切替手段100は、本体部26と蓋部27で構成され、それらの接合部分はOリング28でシールされている。そして、ヒートポンプ戻り配管8が接続されるヒートポンプ戻り口18、タンク下戻り配管9が接続されるタンク下戻り口20、タンク上戻り配管11が接続されるタンク上戻り口21の3つの開放口を有し、それぞれ3つの配管に接続されて流路を形成している。
本体部26と蓋部27には、略円筒状の内部空間が形成されている。内部空間の一方の端面(本体部26側)には、タンク下戻り口20と連通する本体穴部26aが設けれ、他方の端面(蓋部27側)には、タンク上戻り口21と連通する蓋穴部27aが設けられている。
内部空間には、略円筒状の開閉弁29が設けられている。開閉弁29は、開閉弁本体部29aを有し、開閉弁29の両端には、弁部A29bと弁部B29cを有している。
開閉弁29は、本体部26の内径に開閉弁29の外径が一致するように内挿され、図2の紙面に向かって左右方向にスライドするように取り付けられている。開閉弁29が左右にスライドして動くことで、弁部B29cでタンク上戻り口21に連通する流路を塞ぎ、弁部A29bでタンク下戻り口20に連通する流路を塞ぐ構成となっている。
開閉弁本体部29aと内部空間の一方の端面(本体部26側)との間には、コイル状の戻しバネ31が設けられており、開閉弁本体部29aと内部空間の他方の端面(蓋部27側)との間には、コイル状の形状記憶バネ30が設けられている。すなわち、開閉弁29は形状記憶バネ30と戻しバネ31により支持されている。
形状記憶バネ30は、周囲の温度が形状記憶バネ設定温度Ts(例えば、約60度)より低い場合には縮んでおり、形状記憶バネ設定温度Tsを超えると伸び始め、湯水沸き上げ設定温度(例えば、約65度)になるまでに戻しバネ31の荷重を超えるように材質や形状が設計されている。
次に、開閉弁29について詳細を説明する。図4は開閉弁29の側面図、図5は正面図、図6は流路切替手段100の断面図である。図4に示すように、開閉弁29は、略円筒状であり、円筒の軸方向と直交する面に対し、対称形状になっている。また図4〜図6に示すように、開閉弁本体部29aには、ヒートポンプ戻り口18からの湯水が流れる複数の貫通孔から構成された流路開口部29dが形成されている。流路開口部29dは、タンク上戻り口21に連通する流路になる。
以上のように構成された流路切替手段100を用いた本実施の形態の給湯装置について、以下その動作および作用を説明する。
図2には、ヒートポンプ熱源2の立ち上がり時などの流路切替手段100の状態図を示し、図3には、ヒートポンプ熱源2が立ち上がって所定時間経過後の流路切替手段100の状態図を示している。
水冷媒熱交換器37は、コンプレッサー7で圧縮されて高温高圧となった冷媒と、貯湯槽1の底部から送られてくる低温水との間で熱交換を行い、高温水を生成する。ヒートポンプ熱源2の立ち上がり時には、ヒートポンプ戻り口18から流路切替手段100に入る湯水の温度は、十分上昇していない。図2に示すように、この場合には、ヒートポンプ戻り口18から入った湯水がヒートポンプ戻り口18から入り、弁部A29bと本体部26に空いている本体穴部26aを通り、タンク下戻り口20を出て貯湯槽1の下部に戻る。
この時、ヒートポンプ熱源2からの出湯された湯水の温度が約65度より低いため、形状記憶バネ30は縮まっており、開閉弁本体部29aにはほとんど力が加わっていないが、戻しバネ31が開閉弁本体部29aを右方向の力で常に押しているため、弁部B29cと蓋部27に空いている蓋穴部27aを塞ぐように押さえつけられ、水の流れを遮断している。
したがって、ヒートポンプ熱源2から戻ってくる湯水は、弁部A29bと本体部26に空いている本体穴部26aを通り、タンク下戻り口20を出て貯湯槽1の下部に戻るようになっている。
また、ヒートポンプ熱源2が立ち上がってから所定時間経過後には、生成される湯水が高温となっているため、図3に示すように、形状記憶バネ30は伸び、戻しバネ31の荷重を超えて、弁部A29bを本体部26に空いている本体穴部26aを塞ぐように軸方向に押さえつける。これにより、弁部B29cが蓋部27に空いている蓋穴部27aを塞い
でいた状態を脱し、ヒートポンプ戻り口18から入った湯水がタンク上戻り口21に流れ込む状態となる。
したがって、タンク下戻り口20は確実に閉止され、反対側の弁部B29cと蓋部27に空いている蓋穴部27aが確実に開くためヒートポンプ熱源2から戻ってきた湯はタンク上戻り口21から貯湯槽1の上部に戻る。
また、図4〜図6に示すように、開閉弁本体部29aの外形より内側には、流路開口部29dを設けているので、本体部26内径と開閉弁29の外径の隙間を最小にできるので本体部26の外形サイズを小さくでき、摺動による遊びも最小にできるため、開閉動作が安定し、確実に流路の切り替えができる。
そして、流路開口部29dの面積の総合計は、本体部26と蓋部27に形成されているタンク下戻り口20およびタンク上戻り口21へと連通する流路の径hの面積よりも大きくすることで、湯水の流通路の圧力損失を低減している。
次に、流路切替手段100が正常に切り替えられているか否かを検知する制御方法について、図7、図8の制御基板14の処理手順を示すフロー図を用いて説明する。
まず、流路切替手段100の開閉弁29が、何らかの原因で、タンク下戻り配管9への流路の閉止ができないといった異常の発生を検知するための制御処理について説明する。図7に示すように、まず、出湯温度センサー13でヒートポンプ熱源2から出湯された湯水の温度(以下、出湯温度という)を検知し、検知した温度が、予め定められた第1所定時間継続して、予め定められた第1設定温度以上となるか否かを判定する(ステップS101)。
第1設定温度は、形状記憶バネ設定温度Ts、あるいは、ヒートポンプ熱源2の湯水沸き上げ設定温度より所定温度低い温度に設定することが望ましい。例えば、形状記憶バネ設定温度Tsが約60度の場合、第1設定温度は約55度とするのが望ましい。また、第1所定時間は、出湯温度センサー1の誤検知を防止するために設定される時間であり、例えば、約10秒である。
ステップS101で、出湯温度が、第1所定時間継続して、第1設定温度以上である場合には、ステップS102に進む。一方、それ以外の場合には、検出カウント値を0にリセットし(ステップS106)、ステップS101に戻る。
次に、タンク下戻り配管センサー34で流路切替手段100から貯湯槽1の下部へ流れる湯水の温度(以下、下戻り温度という)を検知し、検知した温度が、予め定められた第2所定時間継続して、予め定められた第2設定温度以上となるか否かを判定する(ステップS102)。
第2設定温度は、形状記憶バネ設定温度Ts、あるいは、ヒートポンプ熱源2の湯水沸き上げ設定温度より所定温度低下させた温度であり、第1設定温度より低い温度に設定することが望ましい。例えば、形状記憶バネ設定温度Tsが約60度の場合、第2設定温度は約50度とするのが望ましい。また、第2所定時間は、出湯温度センサー1の誤検知を防止するために設定される時間であり、第1所定時間より長い時間に設定するのが望ましく、例えば、約30秒である。
通常、ヒートポンプ熱源2からの湯水は、流路切替手段100からタンク上戻り口21に流出するが、何らかの理由で開閉弁29と本体穴部26aの閉止動作の不具合で、閉止
が不完全になった場合には、湯水はタンク下戻り口20へ流出したままになり、タンク下戻り配管センサー34で湯水の温度は、第2設定温度(例えば、約50度)以上を検知する。
ステップS102で、タンク下戻り温度が、第2所定時間継続して、第2設定温度以上である場合には、ステップS103に進む。一方、タンク下戻り温度が、第2設定温度未満である場合には、検出カウント値を0にリセットし(ステップS106)、ステップS101に戻る。
次に、タンク下戻り温度が、第2所定時間継続して、第2設定温度以上である状態が、所定回数以上継続するか否かを判定するために、検出カウント値をインクリメントする処理を開始する(ステップS103)。
その結果、検出カウント値が所定回数(例えば、3回)以上か否かを判定し(ステップS104)、検出カウント値が所定回数以上の場合には、台所リモコン36aや風呂リモコン36bの表示手段(例えば、液晶画面)に異常を表示し(ステップS105)、使用者に異常であると知らせる(例えば、流路切り替えタンク下戻り側故障)。一方、検出カウント値が所定回数未満の場合には、ステップS101に戻る。
以上の動作を繰り返すことで、タンク下戻り温度が高いままであることを誤検知することなく確実に検知できるために、流路切替手段100の開閉弁29が、何らかの原因で、タンク下戻り配管9への流路の閉止ができない異常が発生し、ヒートポンプ熱源2からの高温水がタンク下戻り口20へ流出したままであることを、正確に判定できる。
次に、流路切替手段100の開閉弁29が、何らかの原因で、タンク上戻り配管11への流路の閉止ができないといった異常の発生を検知するための制御処理について説明する。図8に示すように、まず、出湯温度を検知し、検知した出湯温度が、予め定められた第1所定時間継続して、予め定められた第1設定温度以上となるか否かを判定する(ステップS201)。
ステップS201で、出湯温度が、第1所定時間継続して、第1設定温度以上である場合には、ステップS202に進む。一方、それ以外の場合には、検出カウント値を0にリセットし(ステップS206)、ステップS201に戻る。
次に、タンク上戻り配管センサー33で流路切替手段100から貯湯槽1の上部へ流れる湯水の温度(以下、上戻り温度という)を検知し、検知した温度が、予め定められた第2所定時間継続して、予め定められた第2設定温度以上となるか否かを判定する(ステップS202)。
通常、ヒートポンプ熱源2からの湯水は、流路切替手段100からタンク上戻り口21に流出するが、何らかの理由で開閉弁29と本体穴部26aの閉止動作の不具合で、閉止が不完全になった場合には、湯水はタンク下戻り口20へ流出したままになり、タンク上戻り配管センサー33で湯水の温度は、第2設定温度(例えば、50度)未満を検知する。
ステップS202で、タンク上戻り温度が、第2所定時間継続して、第2設定温度未満である場合には、ステップS203に進む。一方、タンク上戻り温度が、第2設定温度以上である場合には、検出カウント値を0にリセットし(ステップS206)、ステップS201に戻る。
次に、タンク下戻り温度が、第2所定時間継続して、第2設定温度未満である状態が、所定回数以上継続するか否かを判定するために、検出カウント値をインクリメントする処理を開始する(ステップS203)。
その結果、検出カウント値が所定回数(例えば、3回)以上か否かを判定し(ステップS204)、検出カウント値が所定回数以上の場合には、リモコンの表示手段に異常を表示し(ステップS205)、使用者に異常であると知らせる(例えば、流路切り替えタンク上戻り側故障)。一方、検出カウント値が所定回数未満の場合には、ステップS201に戻る。
以上の動作を繰り返すことで、タンク上戻り温度が低いままであることを誤検知することなく確実に検知できるために、流路切替手段100の開閉弁29が、何らかの原因で、タンク下戻り配管9への流路の閉止ができない異常が発生し、ヒートポンプ熱源2からの高温水がタンク下戻り口20へ流出したままであることを、正確に判定できる。
また、何らかの原因で、流路切替手段100の開閉弁29が蓋部27の蓋穴部27aとの閉止ができず開放したままの状態なった場合でも、タンク上戻り温度が低いままであることを検知できるために、正確に判定できる。この結果、リモコンの表示手段に異常を表示し、使用者に異常であると知らせる(例えば、流路切り替えタンク上戻り側故障)。
以上のように、本実施の形態の給湯装置は、温度センサーなどで湯水の温度を計測しながら、流路を切り換える必要がないため、複雑な制御を必要とすることなく、ひいては流路を本体部26の内径と外径を摺動面とする開閉弁29を動作させているので、開閉動作が確実に動作し、切り替えるための制御装置も不要となるためコストを削減することができ、その時の温度に応じて、流路が切り替わるため、流路切り替えのための電力を消費することなく、効率よく貯湯槽1に高温水を貯えることができるとともに、何らかの原因で流路切替手段100に異常が発生し場合でも、異常が発生したことを確実に判定できる。
また、流路切替手段100の異常を台所リモコン36aや風呂リモコン36bの表示手段に表示しているので、使用者が異常の発生を容易に判断できる。
さらに、主に台所に設置される台所リモコン36aや、主に風呂場に設置される風呂リモコン36bなど複数の給湯装置操作部に表示したことにより、いずれかのリモコンの設置場所に使用者が居れば、異常の発生が容易に判断できる。
なお、第2所定時間と検出カウント値の所定回数の積から算出される総時間は、ヒートポンプ熱源2の起動時に温水が第2所定温度に達成するまでの時間よりも、長い時間に設定することが望ましい。この場合には、ヒートポンプ熱源2が起動してから十分な時間が経過した状態で、流路切替手段100の異常を判定できるために、図7のステップS101や図8のステップS201を省略することも可能である。
また、本実施の形態では、タンク上戻り配管センサー33とタンク下戻り配管センサー34の2つの温度検知手段を設けたが、異常個所の詳細まで使用者に知らせる必要のない場合は、タンク上戻り配管センサー33とタンク下戻り配管センサー34のいずれか一方のみを設けることでも流路切替手段100の異常を表示することは可能である。
また、本実施の形態では、電力を駆動源として用いない流路切替手段100の開閉動作させる手段を、熱による金属の寸法膨張と収縮により動作させる形状記憶バネ30を用いて説明しているが、熱によるワックスの体積膨張と収縮により動作させるワックス式熱応動手段を用いても同じ効果が得られる。
以上のように、本発明に係る給湯装置は、ヒートポンプサイクルと給湯サイクルが一体に構成された一体型ヒートポンプ式給湯機、別体に構成された分離型ヒートポンプ式給湯機、給湯用熱交換器で加熱したお湯をそのまま出湯できる直接出湯型ヒートポンプ式給湯機などの各種ヒートポンプ給湯機や貯湯式ヒートポンプ温水暖房機にも適用できる。
1 貯湯槽
2 ヒートポンプ熱源
3 給水管
4 給湯混合弁
5 沸き上げポンプ
6 ヒートポンプ往き配管
7 コンプレッサー
8 ヒートポンプ戻り配管
9 タンク下戻り配管
10 三方弁
11 タンク上戻り配管
12 入水温度センサー
13 出湯温度センサー
14 制御基板
15 給湯温度センサー
17 蛇口
18 ヒートポンプ戻り口
19 ボールバルブ
20 タンク下戻り口
21 タンク上戻り口
22 パッキン
23 ステム
24 モーター
25 ギア
26 本体部
26a 本体穴部
27 蓋部
27a 蓋穴部
28 Oリング
29 開閉弁
29a 開閉弁本体部
29b 弁部A
29c 弁部B
29d 流路開口部
30 形状記憶バネ
31 戻しバネ
33 タンク上戻り配管センサー
34 タンク下戻り配管センサー
36a 台所リモコン
36b 風呂リモコン
37 水冷媒熱交換器
38 減圧装置
39 蒸発器
40 冷媒配管
100 流路切替手段

Claims (4)

  1. 湯水を貯える貯湯槽と、前記貯湯槽内の湯水を加熱する加熱手段と、電力を駆動源として用いず、流入する前記加熱手段により加熱された湯水が所定温度以上になると、前記加熱手段により加熱された湯水を、前記貯湯槽の下部から上部に送るように自動的に流路が切り替わる流路切替手段と、前記加熱手段により加熱された湯水の温度を検知する出湯温度検知手段と、前記流路切替手段と前記貯湯槽の上部とを接続する配管を流れる湯水の温度を検知する上戻り温度検知手段とを備え、前記加熱手段により加熱する湯水の沸き上げ設定温度が前記所定温度より高く、かつ、前記出湯温度検知手段の検知値が、前記所定温度より5℃低い第1温度以上の状態が第1所定時間継続し、前記上戻り温度検知手段の検知値が、前記所定温度より10℃低い第2温度より低い場合が第2所定時間継続したときには、前記流路切替手段が異常であると判定することを特徴とする給湯装置。
  2. 湯水を貯える貯湯槽と、前記貯湯槽内の湯水を加熱する加熱手段と、電力を駆動源として用いず、流入する前記加熱手段により加熱された湯水が所定温度以上になると、前記加熱手段により加熱された湯水を、前記貯湯槽の下部から上部に送るように自動的に流路が切り替わる流路切替手段と、前記加熱手段により加熱された湯水の温度を検知する出湯温度検知手段と、前記流路切替手段と前記貯湯槽の下部とを接続する配管を流れる湯水の温度を検知する下戻り温度検知手段とを備え、前記加熱手段により加熱する湯水の沸き上げ設定温度が前記所定温度より高く、かつ、前記出湯温度検知手段の検知値が、前記所定温度より5℃低い第1温度以上状態が第1所定時間継続し、前記下戻り温度検知手段の検知値が、前記所定温度より10℃低い第2温度以上の場合が第2所定時間継続したときには、前記流路切替手段が異常であると判定することを特徴とする給湯装置。
  3. 前記流路切替手段が異常であることを表示手段に表示することを特徴とする請求項1または2に記載の給湯装置。
  4. 前記表示手段は、複数の給湯装置操作部に設けられたことを特徴とする請求項3に記載の給湯装置。
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