JP5427918B2 - エレベータのロープ清掃冶具 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、ワイヤロープの清掃に用いられるエレベータのロープ清掃冶具に関する。
エレベータでは、乗りかごやカウンタウェイトを連結するメインロープやコンペンロープにワイヤロープが用いられる。ワイヤロープは、素線と呼ばれる細い鋼線が撚り合わされてストランドを形成し、そのストランドを中央部の繊維心のまわりに何本も撚り合わせってできている。
通常、このワイヤロープには、潤滑や防錆のためにグリスが塗布されている。しかし、長期間使用していると、グリスが硬化したり、ゴミが付着するなどしてエレベータの運転に支障を来すことがある。このため、定期的にグリスを除去して新しいものを塗布するなどのメンテナンスが必要となる。
一般的に、ワイヤロープの清掃は、作業員がスクレーパやブラシを用いて人手によって行っている。しかし、このような人手による清掃作業は大変であり、時間もかかる。また、人手によってロープの谷部(ストランド間)に詰まったグリスを削ぎ取ることは困難である。
そこで、ワイヤロープの清掃を自動化するためのロープ清掃冶具が考えられている。例えば、ワイヤロープの外周形状に型抜いた孔を持つ部材をワイヤロープに装着して、その部材をロープの軸周りに回転させてグリスを削ぎ取るものがある。
特開2003−190888号公報 特開2011−194386号公報
しかしながら、上述したロープ清掃冶具は、1本のワイヤロープに用いられるものであり、複数本のワイヤロープの清掃を同時に行うことはできない。また、エレベータでは、乗りかごやカウンタウェイトに連結された複数本のワイヤロープが清掃対象となる。これらのロープの間隔は狭いため、上述したロープ清掃冶具を各ロープのそれぞれに装着すると、各冶具が隣接するロープに干渉して、除去したグリスを付着させてしまう問題がある。
本発明が解決しようとする課題は、複数本のワイヤロープからグリスを効率良く除去することのできるエレベータのロープ清掃冶具を提供することである。
本実施形態に係るエレベータのロープ清掃冶具は、清掃対象となる複数本のワイヤロープの軸方向に上下2段で構成され、上記各ワイヤロープの両側からまとめて挟み込むように間隔調整用のスペーサを介して取り付けられる一対の土台と、この一対の土台の上段部と下段部の位置に合わせて上記各ワイヤロープに千鳥状に回転自在に装着され、上記各ワイヤロープの一方向の移動により上記一対の土台の上段部と下段部に当接して回転することで上記各ワイヤロープに付着されたグリスを除去する複数個の回転部材とを具備する。
図1は第1の実施形態に係るエレベータのロープ清掃冶具の構成を示す斜視図である。 図2は同実施形態におけるロープ清掃冶具に用いられる回転部材の構成を示す斜視図である。 図3は同実施形態におけるロープ清掃冶具の上段側の回転部材と下段側の回転部材との関係を示す図である。 図4は同実施形態におけるロープ清掃冶具の下段側の回転部材とヘラ部材との関係を示す図である。 図5は同実施形態におけるロープ清掃冶具の回転補助機構の構成を示す斜視図である。 図6は同実施形態におけるロープ清掃冶具の回転補助機構を部分的に示す斜視図である。 図7は同実施形態におけるロープ清掃冶具の回転部材と回転補助機構との関係を示す図である。 図8は同実施形態におけるロープ清掃冶具に用いられるスペーサの一例を示す図であり、図8(a)は径の小さいロープに用いられるスペーサを示す図、同図(b)は径の大きいロープに用いられるスペーサを示す図である。 図9は同実施形態におけるロープ清掃冶具を径の小さいロープに適用した場合の構成を示す図である。 図10は同実施形態におけるロープ清掃冶具を径の大きいロープに適用した場合の構成を示す図である。 図11は同実施形態におけるエレベータのメインロープの清掃方法を説明するための図であり、乗りかご側のメインロープにロープ清掃冶具を装着して清掃する場合を示している。 図12は同実施形態におけるエレベータのメインロープの清掃方法を説明するための図であり、カウンタウェイト側のメインロープにロープ清掃冶具を装着して清掃する場合を示している。 図13は同実施形態におけるエレベータのコンペンロープの清掃方法を説明するための図であり、乗りかご側のコンペンロープにロープ清掃冶具を装着した場合を示している。 図14は同実施形態におけるエレベータのコンペンロープの清掃方法を説明するための図であり、カウンタウェイト側のコンペンロープにロープ清掃冶具を装着した場合を示している。 図15は第2の実施形態に係るロープ清掃冶具に備えられた回転補助機構の構成を示す斜視図である。 図16は同実施形態におけるロープ清掃冶具の回転補助機構を部分的に示す斜視図である。 図17は同実施形態におけるロープ清掃冶具の回転部材と回転補助機構との関係を示す図である。 図18は第3の実施形態に係るロープ清掃冶具の構成を示す斜視図である。 図19は同実施形態におけるロープ清掃冶具に設けられたストッパ部材の構成を示す図である。 図20は第4の実施形態に係るロープ清掃冶具の構成を示す斜視図である。 図21は第5の実施形態に係るロープ清掃冶具の構成を示す斜視図である。 図22は同実施形態におけるロープ清掃冶具に用いられる給油部材の構成を示す斜視図である。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態に係るエレベータのロープ清掃冶具の構成を示す斜視図である。図2は同実施形態におけるロープ清掃冶具に用いられる回転部材の構成を示す斜視図である。
図1に示すように、ロープ清掃冶具11は、清掃対象となる複数本のワイヤロープ10a〜10fの軸方向に上下2段で構成された一対の土台12a,12bを備える。ワイヤロープ10a〜10fは、エレベータのメインロープやコンペンロープとして用いられるものである(図11乃至図14参照)。
土台12a,12bは、上段部13a,13bと下段部14a,14bとからなり、ワイヤロープ10a〜10fを両側からスペーサ16を介して挟み込むように構成されている。スペーサ16は、土台12a,12bとワイヤロープ10a〜10fとの干渉を防ぐためのものであり、所定の長さを有する筒状の部材からなる。
このスペーサ16の空洞の中に固定用ボルト18,19を嵌挿して、土台12a,12bを組み立てる。固定用ボルト18は、土台12aの上段部13aの両端部から土台12bの上段部13bにスペーサ16を介して嵌挿される。固定用ボルト19は、土台12aの下段部14aの両端部から土台12bの下段部13bにスペーサ16を介して嵌挿される。また、固定用ボルト19は、後述するグリス回収部材20を土台12aの下段部14aに取り付けておくための留め具としても用いられる。
このロープ清掃冶具11の土台12a,12bの上段部13a,13bと下段部14a,14bの位置に合わせて、複数個の回転部材15がワイヤロープ10a〜10fに対して上下2段で千鳥状に配置される。これらの回転部材15は、ワイヤロープ10a〜10fからグリスを除去するためのグリス除去部材として用いられるものである。
図2に示すように、回転部材15は円筒形状をなし、中心部にワイヤロープ10a〜10fの外周の凹凸形状に合わせて型抜きされた係合孔21を有する。回転部材15は、例えばウレタン樹脂等の弾性体で作られており、係合孔21と外周との間に切り込み22が形成されている。この切り込み22の部分を開いて回転部材15をワイヤロープ10a〜10fに回転自在に装着する。なお、装着後は切り込み22が開かないように、図示せぬボルトなどで詰め付けておくことでも良い。
係合孔21の径dはワイヤロープ10a〜10fの径wと略同じであり、回転部材15をワイヤロープ10a〜10fに装着したときに、係合孔21がワイヤロープ10a〜10fの外周に密着する。これにより、回転部材15がワイヤロープ10a〜10fの撚りに沿って回転しながらグリスを削ぎ取ることができる。
また、ワイヤロープ10a〜10fに回転部材15を千鳥状に装着した状態で、上段側に位置する回転部材15から隣接ロープを媒介させて下段側に位置する回転部材15にグリスを流すため、回転部材15の径Dがワイヤロープ10a〜10fの間隔Pに合わせて設計されている。
なお、回転部材15を隣接ロープに接触させると、摩擦により回転部材15がスムーズに回転せず、また、ロープを傷つけてしまうため、隣接ロープとの間に数ミリの間隔を空けるように回転部材15の径Dがやや小さめに設計されている。
図3は同実施形態におけるロープ清掃冶具の上段側の回転部材と下段側の回転部材との関係を示す図である。
上段側の回転部材15の回転によりワイヤロープ10aから除去されたグリスはワイヤロープ10bを伝わって下段側の回転部材15に流れる。この場合、上段側の回転部材15の外周がワイヤロープ10bに接触してなくとも、回転部材15の回転によりワイヤロープ10bにグリスを付着させることができる。
一方、土台12aの下段部14aの側面には断面がコの字形状のグリス回収部材20が固定用ボルト18を介して取り付けており、その下段部14aの上面にはヘの字状に曲げられたヘラ部材23がスライド機構24を介して位置調整可能に設けられている。
ヘラ部材23は、下段側の回転部材15に溜まったグリスを取り除くものである。このヘラ部材23は、下段側の回転部材15とグリス回収部材20との間に設けられ、下段側の回転部材15から取り除いたグリスをグリス回収部材20に流し込むための誘導部材としても用いられる。
スライド機構24は、ヘラ部材23の取り付け位置を調整するためのものである。このスライド機構24は、下段部14aの長手方向に形成された長穴25と、この長穴25の任意の位置でヘラ部材23を固定する留め具26とで構成される。このスライド機構24を利用すれば、ロープ本数やロープ間隔に依らずに下段側の回転部材15の設置位置に合わせてヘラ部材23を取り付けることができる。
図4は同実施形態におけるロープ清掃冶具の下段側の回転部材とヘラ部材との関係を示す図である。
ヘラ部材23は、下段側の回転部材15とグリス回収部材20との間に介在し、回転部材15に溜まったグリスを除去してグリス回収部材20へ送り込む。なお、下段側の回転部材15の回転を邪魔しないように、ヘラ部材23は多少の間隔(数ミリ)の間隔を空けて取り付けられる。
次に、回転補助機構30の構成について説明する。
図2に示したように、回転部材15にはワイヤロープ10a〜10fの外周の凹凸形状に合わせて型抜きされた係合孔21を有する。したがって、回転部材15が土台12a,12bの上段部13a,13bと下段部14a,14bに当接する方向(図1の矢印A方向にワイヤロープ10a〜10fを移動させたときに、回転部材15は土台12a,12bの上段部13a,13bと下段部14a,14bに当接した状態で位置をキープし、その位置でワイヤロープ10a〜10fの撚りに沿って自転する。このときの回転部材15の自転作用を補助するため、土台12a,12bの上段部13a,13bと下段部14a,14bに回転補助機構30が設けられている。
いま、土台12a,12bの上段部13a,13bに設けられた回転補助機構30を例にして説明する。なお、下段部14a,14bに設けられた回転補助機構30についても同様の構成である。
図5は同実施形態におけるロープ清掃冶具の回転補助機構の構成を示す斜視図、図6はその回転補助機構を部分的に示す斜視図である。また、図7はロープ清掃冶具の回転部材と回転補助機構との関係を示す図である。
回転補助機構30は、土台12a,12bの上段部13a,13bの上面に一列に配列された複数個のボール31と、これらのボール31を回転自在に支持する支持部材32とからなり、上段部13a,13bの上面で上段側の回転部材15を回転自在に支持するように構成されている。
上述したように、ワイヤロープ10a〜10fを一方向に移動させたとき、上段側の回転部材15は土台12a,12bの上段部13a,13bに当接して自転する。その際、回転部材15の上段部13a,13bとの当接面に回転補助機構30のボール31が介在されているので、回転部材15がボール31の上でスムーズに回転することができる。
下段側の回転部材15についても同様であり、土台12a,12bの下段部14a,14bに設けられた回転補助機構30のボール31上でスムーズに回転することができる。
図8は同実施形態におけるロープ清掃冶具に用いられるスペーサの一例を示す図である。
土台12a,12bの間隔を調整するためのスペーサ16は、清掃対象とするワイヤロープの径に合わせて複数種類用意されている。図8(a)に示すスペーサ16aは径の小さいロープに用いられ、図8(b)に示すスペーサ16bは径の大きいロープに用いられるものである。スペーサ16aとスペーサ16bの軸方向の長さが異なり、スペーサ16bの方が長く作られている。
また、回転部材15についても、清掃対象とするワイヤロープの径に合わせて複数種類用意されている。図9はロープ清掃冶具を径の小さいロープに適用した場合の構成を示す図、図10はロープ清掃冶具を径の大きいロープに適用した場合の構成を示す図である。回転部材15aと回転部材15bとでは、図2に示した係合孔21の径dや全体の径Dが異なり、回転部材15bの方が大きく作られている。
次に、ロープ清掃冶具11を用いてエレベータのメインロープとコンペンロープを清掃する場合について説明する。
図11は同実施形態におけるエレベータのメインロープの清掃方法を説明するための図である。
制御装置100は、図示せぬ機械室内に設置され、巻上機101の駆動制御を含めエレベータ全体の運転制御を行う。巻上機101は、制御装置100と共に機械室内に並設されている。この巻上機101の駆動軸にメインシーブ(トラクションシーブ)102が取り付けられており、そのメインシーブ102の外周部にメインロープ103が巻き架けられている。このメインロープ103の一端は乗りかご104に連結され、他端はカウンタウェイト(C/W)105に連結されている。
巻上機101が駆動されると、メインシーブ102が回転し、そこに巻き架けられたメインロープ103が移動し、乗りかご104とカウンタウェイト105がつるべ式に昇降動作する。また、乗りかご104とカウンタウェイト105の底部には、コンペンロープ107がコンペンシーブ106を介して繋がれており、乗りかご104とカウンタウェイト105の昇降動作に伴って移動する。
ここで、ロープ清掃冶具11を用いてエレベータのメインロープ103を清掃する場合を想定して説明する。
メインロープ103を清掃する場合、乗りかご104を最上階に移動させておき、ロープ清掃冶具11を機械室内の所定の場所(例えば巻上機101の設置台)に図示せぬ固定金具などを用いて固定設置しておく。なお、機械室を持たないマシンルームレスタイプのエレベータであれば、昇降路内の最上部にロープ清掃冶具11を固定設置しておくものとする。
ここではメインロープ103が図1に示した複数本のワイヤロープ10a〜10fに相当する。これらのワイヤロープ10a〜10fを両側から挟み込むようしてロープ清掃冶具11の土台12a,12bを間隔調整用のスペーサ16を介して取り付け、上段部13a,13bを固定用ボルト18で締結する。また、土台12a,12bの下段部14aにグリス回収部材20を取り付けた状態で、下段部14a,14bを固定用ボルト19で締結する。
次に、土台12a,12bの上段部13a,13bと下段部14a,14bの位置に合わせて、図2に示した回転部材15をワイヤロープ10a〜10fに上下2段で千鳥状に装着する。この場合、上段側の回転部材15は上段部13a,13bの上に配置され、下段側の回転部材15は土台12a,12bの下段部14a,14bの上に配置される。また、ヘラ部材23を下段側の回転部材15の設置位置に合わせてスライド機構24を介して取り付けておく。
このようにして、ロープ清掃冶具11を設置した後、エレベータの乗りかご104を動かす。この場合、ワイヤロープ10a〜10fに装着された回転部材15がロープ清掃冶具11の土台12a,12bに押し付けられる方向に乗りかご104を動かす。つまり、図11の例のように、ロープ清掃冶具11が乗りかご104の上に設置されている場合には、乗りかご104を最上階から最下階に向けて動かす。
このとき、ロープ清掃冶具11は定位置で固定されているので、ワイヤロープ10a〜10fに装着された回転部材15がロープ清掃冶具11の土台12a,12bに回転補助機構30を介して当接し、その位置で回転しながらワイヤロープ10a〜10fに付着したグリスを掻き出す。
ここで、ワイヤロープ10a,10c,10eに付着したグリスは、上段側の回転部材15により掻き出される。掻き出されたグリスは、当該回転部材15の上面に堆積し、一定量を超えると、隣接するワイヤロープ10b,10d,10fに付着して、下段の回転部材15に流れてくる。
一方、ワイヤロープ10b,10d,10fに付着したグリスは、下段側の回転部材15により掻き出され、当該回転部材15の上面に堆積する。下段側にはヘラ部材23が設置されているため、下段側の回転部材15の上面に堆積したグリスはヘラ部材23により削ぎ取られ、グリス回収部材20に流れ落ちる。
このように、乗りかご104を動かすだけで、メインロープ103に付着したグリスを簡単に除去することができる。最後にロープ清掃冶具11のグリス回収部材20に溜まったグリスを廃棄することで清掃完了となる。
なお、図11の例では、乗りかご104側のメインロープ103にロープ清掃冶具11を装着したが、カウンタウェイト105側のメインロープ103にロープ清掃冶具11を装着して清掃することも良い。
図12にカウンタウェイト105側のメインロープ103にロープ清掃冶具11を装着した例を示す。この場合、乗りかご104を最下階(カウンタウェイト105を最上階)に移動させておき、ロープ清掃冶具11を機械室内あるいは昇降路内の最上部に固定設置しておく。この状態で乗りかご104を最下階から最上階に向けて動かして、カウンタウェイト105側のメインロープ103(ワイヤロープ10a〜10f)に装着された回転部材15をロープ清掃冶具11の土台12a,12bに当接させて、回転部材15の回転によりグリスを除去する。
また、ロープ清掃冶具11を用いてコンペンロープ107を清掃することもできる。一般的には、メインロープ103よりもコンペンロープ107の方が昇降路の下側に取り付けられているので、グリスなどの汚れが溜まりやすい。
図13および図14は同実施形態におけるエレベータのコンペンロープの清掃方法を説明するための図である。図13は乗りかご側のコンペンロープにロープ清掃冶具を装着した場合、図14はカウンタウェイト側のコンペンロープにロープ清掃冶具を装着した場合を示している。
コンペンロープ107を清掃する場合には、ロープ清掃冶具11は昇降路内のピット部に図示せぬ固定金具などを用いて固定設置される。この場合、コンペンロープ107が図1に示した複数本のワイヤロープ10a〜10fに相当する。これらのワイヤロープ10a〜10fに装着された回転部材15がロープ清掃冶具11の土台12a,12bに押し付けられる方向に乗りかご104を動かして、コンペンロープ107を清掃する。
すなわち、図13の例のように、乗りかご104側のコンペンロープ107にロープ清掃冶具11を装着した場合には、乗りかご104を最上階から最下階に向けて動かす。図14の例のように、カウンタウェイト105側のコンペンロープ107にロープ清掃冶具11を装着した場合には、乗りかご104を最下階から最上階に向けて動かす。これにより、回転部材15がロープ清掃冶具11の土台12a,12bに回転補助機構30を介して当接し、その位置で回転しながらワイヤロープ10a〜10fに付着したグリスを掻き出すことができる。
なお、メインロープ103とコンペンロープ107はロープの径や間隔が異なるが、図8乃至図10で説明したように、ロープ清掃冶具11としては、清掃対象とするワイヤロープの径に合わせた回転部材15とスペーサ16を交換するだけで対応できる。
このように、ロープ清掃冶具11を用いれば、作業員がワイヤロープ10a〜10fを1本ずつ手作業で清掃しなくとも、ワイヤロープ10a〜10fを一方向に移動させるだけで、ワイヤロープ10a〜10fからグリスを簡単に取り除くことができる。したがって、作業員の負担が大幅に軽減され、ロープ本数が多くとも短時間で清掃を完了することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。
図15は第2の実施形態に係るロープ清掃冶具に備えられた回転補助機構の構成を示す斜視図、図16はその回転補助機構を部分的に示す斜視図である。また、図17は回転部材と回転補助機構との関係を示す図である。
回転補助機構40は、土台12a,12bの上段部13a,13bのワイヤロープ10a〜10fと対向する側面に一列に配列された複数個のリング41と、これらのリング41を回転自在に支持する支持部材42とからなり、上段部13a,13bの側面で上段側の回転部材15を回転自在に支持するように構成されている。
なお、ここでは図示を省略するが、土台12a,12bの下段部14a,14bにも同様の回転補助機構40が設けられている。この場合、下段部14a,14bに設けられた回転補助機構40は、下段部14a,14bの側面で下段側の回転部材15を回転自在に支持するように構成されている。
ワイヤロープ10a,10c,10dに装着された上段側の回転部材15は、回転補助機構40のリング41の上に配置される。したがって、ワイヤロープ10a〜10fを一方向に移動させたときに、回転部材15は回転補助機構40のリング41の上でスムーズに回転することができる。
下段側の回転部材15についても同様であり、土台12a,12bの下段部14a,14bに設けられた回転補助機構40のリング41の上でスムーズに回転することができる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。
上述したように、ワイヤロープ10a〜10fの清掃は、ワイヤロープ10a〜10fに千鳥状に装着された回転部材15をロープ清掃冶具11の土台12a,12bに押し付ける方向にワイヤロープ10a〜10fを移動させることで行う。その際、例えば作業員のミスでワイヤロープ10a〜10fを逆方向に移動させってしまった場合に、上段側の回転部材15がロープ清掃冶具11から離れてしまい、例えば図11に示したメインシーブ102にぶつかるなどしてエレベータを故障させる可能性がある。
第3の実施形態では、このようなワイヤロープ10a〜10fの逆方向の移動により上段側の回転部材15がロープ清掃冶具11から離れることを防ぐ機能をロープ清掃冶具11に備えたものである。
図18は第3の実施形態に係るロープ清掃冶具の構成を示す斜視図、図19は同実施形態におけるロープ清掃冶具に設けられたストッパ部材の構成を示す図である。ロープ清掃冶具11の基本的な構成については、上記第1の実施形態と同様であるため、ここでは異なる部分について説明する。
ロープ清掃冶具11の土台12a,12bは上段部13a,13bと下段部14a,14bとからなり、清掃対象とするワイヤロープ10a〜10fを両側からスペーサ16を介して挟み込むように構成されている。この土台12a,12bの上段部13a,13bに、上段部13a,13bの両側から囲むように一対のL字形状のストッパ部材50a,50bが固定用ボルト18を介して取り付けられている。
ストッパ部材50a,50bは、ワイヤロープ10a,10c,10eに装着された上段側の回転部材15がロープ清掃冶具11から離れることを防ぐための部材である。このストッパ部材50a,50bの先端部51a,51bは、ロープ側に向けて曲げられている。その先端部51a,51bには、図5乃至図7で説明した回転補助機構30と同様の回転補助機構52a,52bが設けられている。
このような構成によれば、ワイヤロープ10a〜10fの清掃時に誤って逆方向に移動させた場合であっても、上段側の回転部材15がストッパ部材50a,50bの先端部51a,51bにぶつかるので、それ以上の移動を止めることができる。また、先端部51a,51bの内側には回転補助機構52a,52bが設けられているので、回転部材15の回転動作を妨げずに逆方向の移動のみ止めることができる。
なお、ワイヤロープ10a〜10fを逆方向に移動させた場合、下段の回転部材15について上段部13a,13bの下面に当接して止まるので、ロープ清掃冶具11から離れることはない。この場合、上段部13a,13bの下面にも上記ストッパ部材50a,50bの先端部51a,51bと同様に回転補助機構52a,52bに設けておくことでもよい。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態について説明する。
図20は第4の実施形態に係るロープ清掃冶具の構成を示す斜視図である。ロープ清掃冶具11の基本的な構成については、上記第1の実施形態と同様であるため、ここでは異なる部分について説明する。
ロープ清掃冶具11の土台12a,12bは上段部13a,13bと下段部14a,14bとからなり、清掃対象とするワイヤロープ10a〜10fを両側からスペーサ16を介して挟み込むように構成されている。この土台12a,12bの上段部13a,13bにロープ移動距離検出器60が固定用ボルト18を介して取り付けられている。
ロープ移動距離検出器60は、ワイヤロープ10a〜10fの移動距離を検出するための機器であり、ローラ61とカウンタ62と表示器63とで構成される。ローラ61は、ワイヤロープ10a〜10fの中の1本(ここではロープ10f)に当接し、ワイヤロープ10a〜10fの移動に伴って回転する。カウンタ62は、このローラ61の回転数をカウントし、そのカウント値からロープ移動距離を算出する。表示器63は、カウンタ62によって算出されたロープ移動距離を表示する。
このような構成によれば、ワイヤロープ10a〜10fを移動させてグリスを除去しているときに、ワイヤロープ10a〜10fの移動距離がロープ移動距離検出器60によって検出され、その数値が表示器63に表示される。
このとき、作業員はロープ清掃冶具11が固定設置された場所(例えば機械室内)にいる。作業員はロープ清掃冶具11に設置されたロープ移動距離検出器60の表示器63を見ながら作業することで、現時点のロープ移動距離(清掃距離)を把握でき、表示器63に表示されたロープ移動距離の数値から清掃作業の進行状況を判断できる。
また、ロープ移動距離とグリス回収部材20に溜まったグリスの量を比較すれば、ロープのどの部分にグリスが多く付着するのかを把握でき、保守点検に役立てることができる。
なお、図20の例では、土台12a,12bの上段部13a,13bにロープ移動距離検出器60を設置したが、下段部14a,14bにロープ移動距離検出器60を設置することでも良い。
また、ロープ移動距離検出器60は、図20に示したようなローラ61を用いた構成に限らず、例えば赤外線などを用いて光学的にロープ移動距離を検出するような構成であっても良い。
(第5の実施形態)
次に、第5の実施形態について説明する。
図21は第5の実施形態に係るロープ清掃冶具の構成を示す斜視図である。図22は同実施形態におけるロープ清掃冶具に用いられる給油部材の構成を示す斜視図である。なお、ロープ清掃冶具11の基本的な構成については、上記第1の実施形態と同様であるため、ここでは異なる部分について説明する。
ロープ清掃冶具11の土台12a,12bは上段部13a,13bと下段部14a,14bとからなり、清掃対象とするワイヤロープ10a〜10fを両側からスペーサ16を介して挟み込むように構成されている。この土台12a,12bの上段部13a,13bと下段部14a,14bに、グリス除去部材である複数個の回転部材15とこの回転部材15と同一形状の給油部材70が同心円上に重ねて千鳥状に配置される。
給油部材70は、中心部にワイヤロープ10a〜10fの外周の凹凸形状に合わせて型抜きされた係合孔71を有する。なお、給油部材70の径Do=回転部材15の径D、係合孔71の径do=係合孔21の径dである。この係合孔71の内側つまりロープとの接触面にグリスを含ませておくためのスポンジ73が設けられている。
また、係合孔71と外周との間に切り込み72が形成されている。この切り込み72の部分を開いて給油部材70をワイヤロープ10a〜10fに装着する。なお、装着後は切り込み72が開かないように、図示せぬボルトなどで締め付けておくことでも良い。
通常、ワイヤロープ10a〜10fには、潤滑や防錆のために適度にグリスを塗布しておく必要がある。しかし、長期間使用していると、グリスが硬化したり、ゴミが付着するなどしてエレベータの運転に支障を来すため、定期的にグリスを除去して新しいものを塗布することも必要となる。
そこで、給油部材70のスポンジ73にグリスを含ませ、その給油部材70の上に回転部材15を重ねてワイヤロープ10a〜10fに千鳥状に回転自在に装着する。この場合、上段側の回転部材15と給油部材70を土台12a,12bの上段部13a,13bの上に配置し、下段側の回転部材15と給油部材70を土台12a,12bの下段部14a,14bの上に配置しておく。また、下段側の回転部材15と給油部材70にヘラ部材23をスライド機構24を介して取り付けておく。
この状態で、回転部材15と給油部材70をロープ清掃冶具11の土台12a,12bに押し付ける方向にワイヤロープ10a〜10fを移動させると、回転部材15の回転によってワイヤロープ10a〜10fから古いグリスを除去しながら新しいグリスを給油部材70の回転によって塗布することができる。つまり、このロープ清掃冶具11を用いて古いグリスの除去作業と新しいグリスの塗布作業を同時に行うことができる。したがって、作業員が手作業でグリスを塗布する必要はなく、また、機械室などにグリス塗布用の特殊な機器を設置しておく必要もない。
以上述べた少なくとも1つの実施形態によれば、複数本のワイヤロープからグリスを効率良く除去することのできるエレベータのロープ清掃冶具を提供することができる。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10a〜10f…ワイヤロープ、11…ロープ清掃冶具、12a,12b…土台、13a,13b…上段部、14a,14b…下段部、15,15a,15b…回転部材、16,16a,16b…スペーサ、18および19…固定用ボルト、20…グリス回収部材、21…係合孔、22…切り込み、23…ヘラ部材、24…スライド機構、25…長穴、26…留め具、30…回転補助機構、31…ボール、32…支持部材、40…回転補助機構、41…リング、42…支持部材、50a,50b…ストッパ部材、51a,51b…先端部、52a,52b…回転補助機構、60…ロープ移動距離検出器、61…ローラ、62…カウンタ、63…表示器、70…給油部材、71…係合孔、72…切り込み、73…スポンジ、100…制御装置、101…巻上機、102…メインシーブ、104…乗りかご、105…カウンタウェイト、106…コンペンシーブ、107…コンペンロープ。

Claims (12)

  1. 清掃対象となる複数本のワイヤロープの軸方向に上下2段で構成され、上記各ワイヤロープの両側からまとめて挟み込むように間隔調整用のスペーサを介して取り付けられる一対の土台と、
    この一対の土台の上段部と下部の位置に合わせて上記各ワイヤロープに千鳥状に回転自在に装着され、上記各ワイヤロープの一方向の移動により上記一対の土台の上段部と下部に当接して回転することで上記各ワイヤロープに付着されたグリスを除去する複数個の回転部材と
    を具備したことを特徴とするエレベータのロープ清掃冶具。
  2. 上記各回転部材は、上記各ワイヤロープの外周の凹凸形状に合わせて中心が型抜きされた孔を有する円筒形状であることを特徴とする請求項1記載のエレベータのロープ清掃冶具。
  3. 上記各回転部材の上段側に位置する回転部材によって除去されたグリスを当該回転部材と隣接するワイヤロープを介して下段側に位置する回転部材に流すように構成されていることを特徴とする請求項1記載のエレベータのロープ清掃冶具。
  4. 上記各回転部材の下段側に位置する回転部材からグリスを除去するためのヘラ部材と、
    このヘラ部材によって除去されたグリスを回収するグリス回収部材と
    をさらに具備したことを特徴とする請求項3記載のエレベータのロープ清掃冶具。
  5. 上記各回転部材が上記一対の土台の上段部と下段部に当接したときの回転を補助するための回転補助機構をさらに具備したことを特徴とする請求項1記載のエレベータのロープ清掃冶具。
  6. 上記回転補助機構は、
    上記一対の土台の上段部と下段部の上面で上記各回転部材を回転自在に支持するように構成されていることを特徴とする請求項5記載のエレベータのロープ清掃冶具。
  7. 上記回転補助機構は、
    上記一対の土台の上段部と下段部の上記各ワイヤロープと対向する側面で上記各回転部材を回転自在に支持するように構成されていることを特徴とする請求項5記載のエレベータのロープ清掃冶具。
  8. 上記各回転部材の上段側に位置する回転部材が上記一対の土台の上段部から離れることを防止するストッパ部材をさらに具備したことを特徴とする請求項1記載のエレベータのロープ清掃冶具。
  9. 上記ストッパ部材の上記各回転部材の上段側に位置する回転部材が当接する部分に回転補助部材が設けられていることを特徴とする請求項8記載のエレベータのロープ清掃冶具。
  10. 上記一対の土台の上段部または下段部に設けられ、上記各ワイヤロープの移動距離を検出する移動距離検出器をさらに具備したことを特徴とする請求項1記載のエレベータのロープ清掃冶具。
  11. 上記各回転部材によって上記各ワイヤロープからグリスを除去しながら、上記各ワイヤロープに新しいグリスを付着する複数個の給油部材をさらに具備したことを特徴とする請求項1記載のエレベータのロープ清掃冶具。
  12. 上記各給油部材は、
    上記各回転部材と同じ形状を有し、上記各給油部材の上に上記各回転部材を重ねて上記各ワイヤロープに回転自在に装着されることを特徴とする請求項11記載のエレベータのロープ清掃冶具。
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