JP5427377B2 - 力覚センサ - Google Patents

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Description

この発明は、力覚センサに関するものであり、特に外力が作用した場合にこれを適度に減衰し、かつ入力される外力の向きによる検出のバラツキを最小限に抑えて力覚センサチップに伝達することができる力覚センサに係るものである。
従来から外力を検出する力覚センサの中には、付与された外力を減衰させて力覚センサチップ(特許文献1参照)に印加させるための緩衝装置を備えたものがある。この緩衝装置は外力が入力される入力部から伝達部を介して力覚センサチップに伝達する外力を減衰させるための減衰機構部を備え、外力が直接的に力覚センサチップに伝達されないようにしている。
緩衝装置の減衰機構部は、軸形状の入力部と、円筒状の力覚センサチップのセンサ固定部との間を結ぶ円盤状の部分であって、この円盤状の部分には入力部の周囲に、環状に配置された複数の弧状穴を設け、この複数の弧状穴の大きさ、形状、個数を調整することで、耐荷重の調整、各軸力に対する感度調整等を行い、力覚センサの設計の自由度を確保している(特許文献2の図19参照)。
特開2003−254843号公報 特開2007−010379号公報
上記従来の力覚センサにあっては、減衰機構部を円盤状の部分に複数の弧状穴を環状に配列した減衰機構部とすることにより、力覚センサの設計の自由度を高めることができ、入力部の軸方向に作用するZ方向の力、軸方向、つまりZ軸回りのモーメントに対しては問題ないが、入力部にZ方向に直交するX、Y方向の力が作用した場合、あるいはX,Y方向を軸とするモーメントが作用した場合には、入力部に作用する外力のX,Y方向成分が弧状穴を横断する位置にある場合と、隣接する弧状穴間の部分に位置する場合で、力覚センサに作用する外力の減衰の度合いが異なってしまい、そのため、検出感度に差が生じてしまうという問題がある。
このように、外力のX,Y方向成分における減衰の度合いが弧状穴との位置関係で異なって検出感度に差が生じてしまうと、例えば、外力の向きがどの向きであって同じ値を示さなければならないはずの入力部の倒れ方向の力が、倒れる位置によって、つまり弧状穴の位置によって変化してしまう。よって、これを考慮して力覚センサチップの出力データを補正処理する必要がある等、処理に負担がかかるという問題がある。
そこで、この発明は、減衰機構部の減衰特性の方向による差に起因する検出感度の差を確実に無くすことができる力覚センサを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載した発明は、力を受け支持部(例えば、実施形態における支持部5)に対して変位する作用部(例えば、実施形態における作用部6)の変位を検出部(例えば、実施形態における歪み抵抗素子8)により検出する力覚センサチップ(例えば、実施形態における力覚センサチップ2)と、外力を減衰させて前記力覚センサチップに印加する緩衝装置(例えば、実施形態における緩衝装置4)とを備えた力覚センサであって、前記緩衝装置は、前記外力を入力する入力部(例えば、実施形態における入力部10)と、前記力覚センサチップの前記支持部を固定するセンサ固定部(例えば、実施形態におけるセンサ固定部13)と、前記外力を減衰させる減衰機構部(例えば、実施形態における減衰機構部3)と、前記外力を減衰した力を前記力覚センサチップの前記作用部に伝達する伝達部(例えば、実施形態における伝達部11)とを備え、前記減衰機構部は、前記入力部を中心として環状に配列された内径側の複数の貫通孔(例えば、実施形態における貫通孔25)と、外径側の環状溝(例えば、実施形態における環状溝26)であることを特徴とする。
このように構成することで、入力部の軸回り(環状溝に沿う方向)のモーメントについては、回り方向の違いによる特性の偏りはなく、入力部の軸方向の力については、圧縮方向、引張方向のどちらであっても、複数の貫通孔では特性の偏りはなく、環状溝では溝の底壁部分が軸方向に沿う二つの力に対し、偏りなく伝達部を介して力覚センサチップに作用させることができる。
また、複数の貫通孔と環状溝が形成された面に沿う方向、つまり入力部の倒れ方向の力については、この力が作用する方向が、内径側の複数の貫通孔では貫通孔形成位置である場合と、隣接する貫通孔間である場合とでは伝達部に伝達される力に偏りが生ずるが、外径側に設けた環状溝により方向に依存しないで入力部の倒れ方向の力を偏りなく伝達部を介して力覚センサチップに作用させることができる。
更に、複数の貫通孔と環状溝が形成された面に沿う方向を軸とした軸回りのモーメントについては、複数の貫通孔では部位により力のバラツキが生ずるが、環状溝において偏りなく伝達部を介してモーメントを力覚センサチップに作用させることができる。
請求項に記載した発明は、力を受け支持部に対して変位する作用部の変位を検出部により検出する力覚センサチップと、外力を減衰させて前記力覚センサチップに印加する緩衝装置とを備えた力覚センサであって、前記緩衝装置は、前記外力を入力する入力部と、前記力覚センサチップの前記支持部を固定するセンサ固定部と、前記外力を減衰させる減衰機構部と、前記外力を減衰した力を前記力覚センサチップの前記作用部に伝達する伝達部とを備え、前記減衰機構部は、前記入力部を中心として環状に配列された内径側と外径側の複数の貫通孔(例えば、実施形態における貫通丸孔55,56)であり、内径側の各貫通孔(例えば、実施形態における貫通丸孔55)が周方向で外径側の隣接する貫通孔(例えば、実施形態における56)の間に位置することを特徴とする。
このように構成することで、入力部の軸回り(複数の貫通孔の形成方向)のモーメントについては、回り方向の違いによる特性の偏りはなく、入力部の軸方向の力については、圧縮方向、引張方向のどちらであっても、複数の貫通孔の何れも特性に偏りはなく、伝達部を介して力覚センサチップに作用させることができる。
また、内径側と外径側の複数の貫通孔が形成された面に沿う方向、つまり入力部の倒れ方向の力については、この力が作用する方向が、内径側の複数の貫通孔の貫通孔形成位置である場合と、隣接する貫通孔間である場合とでは伝達部に伝達される力に偏りが生ずるが、この力が作用する方向が内径側で隣接する貫通孔間に位置する場合には、外径側では貫通孔の形成位置となるため、内径側での力の偏りを外径側で緩和して偏りなく伝達部を介して力覚センサチップに作用させることができる。
更に、内径側と外径側の複数の貫通孔が形成された面に沿う方向を軸とした軸回りのモーメントについては、この軸が内径側の複数の貫通孔の貫通孔形成位置である場合と、隣接する貫通孔間である場合とでは伝達部に伝達される力に偏りが生ずるが、このモーメントが作用する方向が内径側で隣接する貫通孔間に位置する場合には、外径側では貫通孔の形成位置となるため、内径側でのモーメントの偏りを外径側で緩和して偏りなく伝達部を介して力覚センサチップに作用させることができる。
とりわけ、貫通孔の直径を変化させることにより、力覚センサチップに伝達される力を調整することができる。
請求項に記載した発明は、前記貫通孔は弧状貫通孔(例えば、実施形態における弧状貫通孔65,66)であることを特徴とする。
このように構成することで、入力部の軸回り(複数の弧状貫通孔の形成方向)のモーメントについては、回り方向の違いによる特性の偏りはなく、入力部の軸方向の力については、圧縮方向、引張方向のどちらであっても、複数の弧状貫通孔の何れも特性に偏りはなく、伝達部を介して力覚センサチップに作用させることができる。
また、内径側と外径側の複数の弧状貫通孔が形成された面に沿う方向、つまり入力部の倒れ方向の力については、この力が作用する方向が、内径側の複数の弧状貫通孔の貫通孔形成位置である場合と、隣接する弧状貫通孔の端部間である場合とでは伝達部に伝達される力に偏りが生ずるが、この力が作用する方向が内径側で隣接する弧状貫通孔の端部間に位置することになり、外径側では弧状貫通孔の形成位置となるため、内径側での力の偏りを外径側で緩和して偏りなく伝達部を介して力覚センサチップに作用させることができる。
更に、内径側と外径側の複数の弧状貫通孔が形成された面に沿う方向を軸とした軸回りのモーメントについては、この軸が内径側の複数の弧状貫通孔の弧状貫通孔形成位置である場合と、隣接する弧状貫通孔の端部間である場合とでは伝達部に伝達される力に偏りが生ずるが、このモーメントが作用する方向が内径側で隣接する弧状貫通孔間に位置することになり、外径側では弧状貫通孔の形成位置となるため、内径側でのモーメントの偏りを外径側で緩和して偏りなく伝達部を介して力覚センサチップに作用させることができる。
とりわけ、この弧状貫通孔の弧の長さを調節することにより、力覚センサチップに伝達される力を調整することができる。
請求項1に記載した発明によれば、複数の貫通孔又は溝を一列だけ設けた場合に生ずる力の方向に依存する特性の偏りを、複数列設けることで少なくすることが可能となるため、入力部に作用する外力を方向の偏りを生じさせることなく検出感度の差を低減して外力を伝達部から力覚センサチップに作用させバラツキ無く検出できる効果がある。
よって、検出感度の差を考慮して力覚センサチップの出力データを補正処理する必要がなくなり処理に負担がかかることはない。
よって、検出部の出力データを、例えば、力の方向に対応する出力に演算処理する際、計算誤差を著しく低減させることができる。
そして、入力部の軸回りのモーメント、入力部の軸方向の力、入力部の倒れ方向の力、複数の貫通孔と環状溝が形成された面に沿う方向を軸とした軸回りのモーメントの何れであっても、検出感度の差を確実に無くして偏りなく伝達部を介して力覚センサチップに伝達することができる効果がある。
請求項に記載した発明によれば、入力部の軸回りのモーメント、入力部の軸方向の力、入力部の倒れ方向の力、内径側と外径側の複数の貫通孔が形成された面に沿う方向を軸とした軸回りのモーメントの何れであっても、検出感度の差を確実に無くして偏りなく伝達部を介して力覚センサチップに伝達することができる効果がある。
請求項に記載した発明によれば、入力部の軸回りのモーメント、入力部の軸方向の力、入力部の倒れ方向の力、内径側と外径側の複数の弧状貫通孔が形成された面に沿う方向を軸とした軸回りのモーメントの何れであっても、検出感度の差を確実に無くして偏りなく伝達部を介して力覚センサチップに伝達することができる効果がある。
次に、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すのは、この発明の実施形態の力覚センサ1である。この力覚センサ1は、外力、例えば荷重や軸力を検出する力覚センサチップ2と、この外力を減衰させて力覚センサチップ2に付与する減衰機構部3を備えた緩衝装置4を有している。
図2に示すように、力覚センサチップ2は平面視で正方形に形成され6軸センサとして機能したもので半導体基板を利用して製作されたものである。力覚センサチップ2は各辺を含む角形で枠状の支持部5と、中央部に形成された正方形状の作用部6とを備え、支持部5の各コーナ部にT字状の連結部7の両端が支持され、これら4つの連結部7の先端部が作用部6の各辺に連結されている。作用部6を支持する4つの連結部7の先端部と作用部6との境界部分の表面に各々3つの歪み抵抗素子8が配置されている。
ここで、6軸とは直交する3軸(X軸,Y軸,Z軸)の各々についての力とモーメントを示し、作用部6の面方向がZ軸、作用部6の面に沿う方向がX軸と、X軸に直交するY軸であり、X軸方向に作用する力をFx、Y軸方向に作用する力をFy、Z軸方向に作用する力をFz、X軸回りに作用するモーメントをMz、Y軸回りに作用するモーメントをMy、Z軸回りに作用するモーメントをMzとする。
つまり、力覚センサチップ2は、このような3つの力Fx,Fy,Fzと3つのモーメントMx,My,Mzを受けた場合に、作用部6が支持部5に対して相対的に変位しこれによって歪みを受ける歪み抵抗素子8からの出力によって外力を検出する。
図1に示すように、力覚センサチップ2に外力を付与する緩衝装置4は外力を入力する入力部10を備えている。この入力部10は円柱状に形成され、例えば、入力部10は圧入等により周方向から固定される。
入力部10の周囲には円柱状のセンサ固定部13が形成されている。センサ固定部13は表面の中央部に入力部10を突出して備え、裏面の外側部位には表面側に落とし込まれた段差部14が設けられている。段差部14の内側には突条15が全周に渡って環状に形成され、突条15の内側は平坦に形成され中央部の中心にガラス材からなる伝達部11が設けられている。減衰機構部3、入力部10、伝達部11及びセンサ固定部13が緩衝装置4を構成している。
ここで、伝達部11は力覚センサチップ2の作用部6に当接し、入力部10の下端に位置していて、先端にゆくほど断面積が小さくなる先細り形状に形成されている。
環状の突条15の下側に向く頂面にはガラス材からなる支持プレート16の周囲が装着され、支持プレート16には中央部に開口部17が設けられ、開口部17の周縁が力覚センサチップ2の支持部5を支持すると共に開口部17が伝達部11を受容して、伝達部11による力覚センサチップ2への外力印加を許容している。
そして、センサ固定部13の段差部14には下部固定部18が固定されている。下部固定部18はセンサ固定部13の段差部14に嵌合し、外周面を整合させる筒状の側壁部19と力覚センサチップ2を下側から覆う円板状の下壁部20と下壁部20の表面(下面)の中央部から下側に向かって突出する円柱状の固定ボス21とで構成されている。固定ボス21の外周には周囲4箇所に穴22が形成されている。
ここで、下壁部20の裏面(上面)の中央部は力覚センサチップ2の姿勢変化を許容する凹部23が形成されている。また、下部固定部18の側壁部19には、長孔24が4箇所形成されている。
ここで、入力部10とセンサ固定部13との間には入力部10に作用する外力を減衰させる減衰機構部3が設けられている。この減衰機構部3は外力を減衰して伝達部11から力覚センサチップ2に減衰させた状態で作用させるものである。
具体的には、減衰機構部3は入力部10を中心として入力部10の近傍の周囲にセンサ固定部13の表面側から環状に配列された内径側の複数の貫通孔25と、この複数の貫通孔25の外側に形成された外径側の環状溝26とで構成されている。貫通孔25は外側に幅の広い部分を向けた扇形状に形成され、センサ固定部13の表面側から裏面側まで貫通している。貫通孔25はセンサ固定部13の突条15の内側位置で開口している。また、環状溝26は径方向で突条15の内側位置に形成され、センサ固定部13の表面側から段差部14の底部近傍に至る深さに形成されている。
図3、図4は二つの力覚センサ1,1’を外力の検出部として備えたセンサユニットUを示している。センサユニットUには緩衝機構4’が設けられ、この緩衝機構4’により外力を減衰させ、減衰された力を力覚センサ1により検出する。
緩衝機構4’は第1の筐体K1と第2の筐体K2とを備えている。第1の筐体K1は扁平な円筒状の部材であって、ほぼ平坦な上壁30と周壁31を有している。上壁30の周縁には段差部32が環状に形成され、上壁30の中央部は外力を入力する外力入力部33として構成されている。この外力入力部33の周囲には周壁31の表面側から裏面側に貫くようにして減衰機構部3’として機能する複数の扇形状の貫通孔34,34…が外側に幅の広い部分を向けて環状に配列されている。外力入力部33に外力が作用した場合にこの外力を環状に配列された複数の貫通孔34の部分において減衰した状態で力覚センサ1に伝達できるようになっている。
上壁30の裏面側の中央部には周壁31の内側部分に温度補償用の力覚センサ1’を収容する収納部35が形成されている。収納部35は収納部周壁36と収納部底壁37とで形成され、収納部底壁37には取付開口部38が設けられている。ここで、収納部底壁37の下面は第1の筐体K1の周壁31の下面近傍まで延びている。
具体的には、収納部35に収容された温度補償用の力覚センサ1’は力覚センサ1の下部固定部18を取り外され下側に力覚センサチップ2を向けた状態で収容され、入力部10の上面が第1の筐体K1の上壁30の裏面に固定され、周囲は収納部35の収納部底壁37や収納部周壁36に接触しない状態になっている。したがって、温度補償用の力覚センサ1’は収納部35内に外力を受け付けない宙づりの状態で支持されている。つまり、上壁30の外力入力部33に力が作用した場合に上壁30が変位するのに合わせて温度補償用の力覚センサ1’の入力部10も変位するが、下部固定部18が取り外されているので、支持部5が固定されていない力覚センサチップ2の作用部6には何らの力も作用せず、したがって、温度補償用の力覚センサ1’は外力が作用したことによる出力変化は歪み抵抗素子8には生じず、温度変化に応じた歪み抵抗素子8のひずみによる出力変化だけを検出することとなる。
第1の筐体K1の周壁31には第2の筐体K2が図示しないボルトにより固定されている。第2の筐体K2は周壁40と底壁41とで形成された部材であって、周壁40の上面は第1の筐体K1の周壁31の下面に当接し、第1の筐体K1を支持固定している。
第2の筐体K2には周壁40と底壁41との付け根部分から底壁41の上方で底壁41に平行に中央部に向かう板状の固定ブラケット42が設けられている。この固定ブラケット42は中央部に取付開口43を備え、取付開口43の周縁部44は下側が厚肉に形成され、この取付開口43に外力検出用の力覚センサ1が取り付けられている。この固定ブラケット42は外力検出用の力覚センサ1に作用する力を減衰する減衰機構部3’’として機能するような弾性を有する。尚、底壁41には外部構造体Gに固定されるブラケット45が形成されている。
具体的には、外力検出用の力覚センサ1は力覚センサチップ2を上側に向けた逆向きに取り付けられ、下側に位置する入力部10を取付開口43に上側から挿入して嵌着固定されている。これにより、力覚センサチップ2が温度補償用の力覚センサ1’の力覚センサチップ2とできるだけ近い位置で対向配置されている。また、各力覚センサ1,1’がセンサユニットUの中央部に位置するため、各力覚センサチップ2を含めて両方の力覚センサ1,1’が同軸(Z軸)上に配置されている。またこの際、外側の筐体である緩衝装置4’の入力軸(中心軸)である外力入力部33と各力覚センサ1,1’の入力軸(中心軸)である入力部10は同軸上であることが望ましい。このように構成することで、入力部10への外力印加の偏りをなくし、かつ、外部装置の熱源からの熱の伝わり方を等しくすることができる。尚、外力検出用の力覚センサ1のセンサ固定部13の上面は固定ブラケット42の周縁部44の上面に当接している。
また、外力検出用の力覚センサ1はセンサ固定部13の段差部14に取り付けられた下部固定部18の下壁部20を温度補償用の力覚センサ1’が収容された第1の筐体K1の収納部底壁37の下面に当接され、固定ボス21が第1の筐体K1の収納部底壁37の取付開口部38に挿入固定されている。尚、固定ボス21の端面は第1の筐体K1の収納部底壁37の上面と面一に形成され、固定ボス21の端面は、第1の筐体K1の収納部35に収容された温度補償用の力覚センサ1’の力覚センサチップ2から離間して接触していない。
ここで、温度補償用の力覚センサ1’と外力検出用の力覚センサ1とは同様のものであるため同等の比熱、同等の熱伝導率の材質で形成されている。
また、温度補償用の力覚センサ1’と外力検出用の力覚センサ1とは同様のものを使用しているが、温度補償用の力覚センサ1’については下部固定部18を取り外して用いているため、両者の熱容量は異なる。しかしながら、両力覚センサ1,1’は第1の筐体K1と第2の筐体K2に取り付けられた状態では、対向配置されたセンサ固定部13,13の間に外力検出用の力覚センサ1の下部固定部18の固定ボス21が位置することになる。したがって、外力検出用の力覚センサ1は下部固定部18を備えている点を除けば、力覚センサチップ2に対して熱容量の点で影響を与える共通したセンサ固定部13を対向させてその間に外力検出用の力覚センサ1は下部固定部18が配置してある配置構成となるため、両者の熱容量決定を支配する因子は同等と言える。すなわち、両力覚センサ1,1’は各力覚センサチップ2の配置を全体の位置関係から見ると同等の熱容量を備えていると言える。
上記実施形態によれば、図1において、例えば、入力部10にZ軸方向の下向きの力Fzが作用すると、この外力の大部分はセンサ固定部13の周囲から下部固定部18の側壁部19を経て下部固定部18の固定ボス21に伝達される。したがって、入力部10に作用した外力は複数の貫通孔25と環状溝26とにより減衰されて伝達部11から力覚センサチップ2の作用部6に作用し、力覚センサチップ2の支持部5がセンサ固定部13に支持された支持プレート16に支持されているため、力覚センサチップ2には減衰された力を作用させることができる。また、入力部10にX,Y軸方向の力Fx、Fyが作用すると、入力部10は倒れる方向に変位するが、この外力の大部分はセンサ固定部13の周囲から下部固定部18に作用するため、伝達部11から力覚センサチップ2の作用部6には同様に減衰した力が作用する。尚、下部固定部18の側壁部19に作用した外力は長孔24によっても減衰される。
ここで、力覚センサ1には減衰機構部3として入力部10を中心として入力部10の近傍の周囲にセンサ固定部13の表面側から環状に配列された内径側の複数の貫通孔25と、この複数の貫通孔25の外側に形成された外径側の環状溝26とが設けられているため、貫通孔25と環状溝26の何れかを一方を設けた場合に生ずる、外力の印加される方向に依存する特性の偏り(外力によって発生する伝達部11の変位量が、外力を印加する方向によってはその大きさに偏りが生じるおそれがあるなど)に起因する検出感度の差を少なくすることができる。
つまり、モーメントMzについては、回り方向の違いによる特性の偏りはなく、力Fxについては、圧縮方向、引張方向のどちらであっても、複数の貫通孔25では特性の偏りはなく、環状溝26では環状溝26の底壁部分がZ軸方向に沿う二つの力に対し、偏りなく伝達部11を介して力覚センサチップ2の作用部6に力を印加することができる。
また、力Fx(Fyも同様)については、X軸方向が、内径側の複数の貫通孔25では貫通孔形成位置である場合と、隣接する貫通孔25間である場合とでは伝達部11に伝達される力に偏りが生ずるが、外径側に設けた環状溝26により方向に依存しないでX軸方向の力を偏りなく伝達部11を介して力覚センサチップ2に作用させることができる。
つまり、貫通孔25と環状溝26とを複数列設けたことで、力Fx、力Fyを特性に偏りのない貫通孔25の外側の環状溝26の部分で減衰でき、この力Fx、力Fyが貫通孔25を横断する位置であるか否かにかかわらず全体としての偏りを少なくすることができるのである。
更に、モーメントMx(Myも同様)ついては、複数の貫通孔25では部位により力のバラツキが生ずるが、環状溝26において偏りなく伝達部11を介してモーメントMxを力覚センサチップ2に作用させることができる。
よって、入力部10に作用する外力を方向の偏りに起因する検出感度の差を生じさせないで伝達部11から力覚センサチップ2に作用させ、バラツキ無く力覚センサチップ2で検出できる。
これにより、歪み抵抗素子8の出力データを、6軸力出力に演算処理する際、計算誤差を著しく低減させることができる。
したがって、このように構成された外力検出用の力覚センサ1と温度補償用の力覚センサ1’を組み込んたセンサユニットUの第1の筐体K1の外力入力部33に外力が作用すると、第1の筐体K1の外力入力部33に入力された外力は、収納部35の上壁30に支持された温度補償用の力覚センサ1’には何らの力を作用させることはなく、大部分が第1の筐体K1の周壁31から第2の筐体K2の周壁40を経てブラケット45に支持される。その結果、温度補償用の力覚センサ1’からは外力が作用したことによる出力変化は検出されず、温度変化に応じた出力変化だけが検出される。
一方、外力入力部33に作用し減衰された外力の一部は収納部35の収納部周壁36から収納部底壁37を経由して外力検出用の力覚センサ1の下部固定部18の固定ボス21に伝わり、この固定ボス21から下部固定部18の側壁部19を経てセンサ固定部13に作用し、力覚センサチップ2の支持部5を支持する支持プレート16を変位させる。
また、センサ固定部13に作用した外力の一部は減衰機構部3を構成する複数の貫通孔25及び環状溝26により減衰されて力覚センサチップ2の作用部6へ外力を印加する伝達部11に伝達される。よって、力覚センサチップ2は支持部5に対して相対的に変位する伝達部11により作用部6へ外力を印加することで、外力を減衰させた状態で力覚センサチップ2により検出できる。
よって、温度補償用の力覚センサ1’により温度変化による検出値の変化分を外力検出用の力覚センサ1の出力値から除外することにより、温度変化に依存しない外力の値が検出できる。
シミュレーションによれば、センサユニットUの外力入力部33にFx=90N、Fz=90N、My=90N・cm、Mz=90N・cmの外力とモーメントを印加した状態で、常温20°Cから25°C(常温+5°C)に上昇すると、温度補償用の力覚センサ1’の出力が表1から表2の値を示し、外力検出用の力覚センサ1の出力は表3から表4へと変化した。
20°C 温度補償用の力覚センサ1’の出力値
Figure 0005427377
25°C 温度補償用の力覚センサ1’の出力値
Figure 0005427377
20°C 外力検出用の力覚センサ1の出力値
Figure 0005427377
25°C 外力検出用の力覚センサ1の出力値
Figure 0005427377
これらの表からもわかるように、外力検出用の力覚センサ1の値の中には、外力の影響を受けず温度が常温から上昇しただけで検出値に変化が起きる温度補償用の力覚センサ1’の出力変化の分が含まれていることになる。尚、この例では、ほぼFzにのみ影響が発生していることがわかる。具体的には、温度補償用の力覚センサ1’では5°Cの温度上昇でFzに約−17μSのひずみが生じ、これと同様に、外力検出用の力覚センサ1でも5°Cの温度上昇で約−18μSの同等のひずみが生ずることが明らかになった。したがって、外力検出用の力覚センサ1の値から、温度補償用の力覚センサ1’により得られた出力値を差し引けば、純粋に外力を印加した場合の外力のみによる検出値を得ることができる。
よって、温度補償を行った検出値から、作用した外力を正確に検出することができるセンサユニットUを得ることができる。
図5、図6はこの発明の実施形態の力覚センサの第2の実施形態を示している。第1実施形態では、センサ固定部13には減衰機構部3として複数の貫通孔25と環状溝26を設けた場合について説明したが、この実施形態では図5、図6に示すように、内径側と外径側に環状に配列された複数の貫通丸孔55を設け、内径側の各貫通丸孔55が周方向で外径側の隣接する貫通丸孔56の間に位置するようにしたものである。他の構成及び作用は前記第1実施形態と同様であるので同一部分に同一符号を付して説明は省略する。
したがって、モーメントMzについては、回り方向の違いによる特性の偏りはなく、力Fzについては、圧縮方向、引張方向のどちらであっても、複数列に設けられた貫通丸孔55,56の何れも特性に偏りはなく、伝達部11を介して力覚センサチップ2に作用させることができる。
また、力Fx(Fyも同様)については、X軸方向が、内径側の複数の貫通丸孔55の貫通孔形成位置である場合と、隣接する貫通丸孔55間である場合とでは伝達部11に伝達される力に偏りが生ずるが、X軸方向が貫通丸孔55間に位置する場合には、外径側では貫通丸孔56の形成位置となるため、内径側での力の偏りを外径側で緩和して偏りなく伝達部11を介して力覚センサチップ2に作用させることができる。
更に、モーメントMx(Myも同様)については、このX軸が内径側の複数の貫通丸孔55の貫通孔形成位置である場合と、隣接する貫通丸孔55間である場合とでは伝達部11に伝達される力に偏りが生ずるが、X軸方向が内径側で隣接する貫通丸孔55間に位置する場合には、外径側では貫通丸孔56の形成位置となるため、内径側でのモーメントの偏りを外径側で緩和して偏りなく伝達部11を介して力覚センサチップ2に作用させることができる。
ここで、貫通丸孔55、56を配置するにあたっては、入力部10の軸中心から外側に向かうどの方向であっても、貫通丸孔55と貫通丸孔56の横断長さの和を同じに設定することにより、X軸方向(Y軸方向も同様)における力Fxのバラツキを確実に無くすることができる。
また、貫通丸孔55,56の両者の直径を変化させたり、内径側の貫通丸孔55の配列位置と、外径側の貫通丸孔56の配列位置との距離を変化させることにより、力覚センサチップ2に伝達される力を調整することができる。
よって、第2実施形態においても、入力部10に作用する外力を方向の偏りに起因する検出感度の差を確実に無くして伝達部11から力覚センサチップ2に作用させバラツキ無く力覚センサチップ2で検出できる。
図7、図8はこの発明の力覚センサの第3の実施形態を示している。具体的には第2実施形態における、貫通丸孔55,56を内径側の弧状貫通孔65と外径側の弧状貫通孔66に置き換えて内径側の弧状貫通孔65が周方向で外径側の隣接する弧状貫通孔66の端部間に位置するようにして両者を近接させたものである。他の構成及び作用は前記第1実施形態と同様であるので同一部分に同一符号を付して説明は省略する。
したがって、モーメントMzについては、回り方向の違いによる特性の偏りはなく、力Fzについては、圧縮方向、引張方向のどちらであっても、複数列に設けられた弧状貫通孔65,66の何れも特性に偏りはなく、伝達部11を介して力覚センサチップ2に作用させることができる。
また、力Fx(Fyも同様)については、X軸方向が、内径側の複数の弧状貫通孔65の貫通孔形成位置である場合と、隣接する弧状貫通孔65の端部間である場合とでは伝達部11に伝達される力に偏りが生ずるが、X軸方向が弧状貫通孔65の端部間に位置する場合には、外径側では弧状貫通孔66の形成位置となるため、内径側での力の偏りを外径側で緩和して偏りなく伝達部11を介して力覚センサチップ2に作用させることができる。
更に、モーメントMx(Myも同様)については、このX軸が内径側の複数の貫通丸孔55の貫通孔形成位置である場合と、隣接する貫通丸孔55間である場合とでは伝達部11に伝達される力に偏りが生ずるが、X軸方向が内径側で隣接する弧状貫通孔65の端部間に位置する場合には、外径側では弧状貫通孔66の形成位置となるため、内径側でのモーメントの偏りを外径側で緩和して偏りなく伝達部11を介して力覚センサチップ2に作用させることができる。
とりわけ、この実施形態では内径側の弧状貫通孔65と外径側の弧状貫通孔66との間と内径側の弧状貫通孔65の端部間とによりT字状部67が形成されるため、柔軟に対応でき減衰効果を高めることができる。
また、弧状貫通孔65,66の両者の弧の長さを変化させることにより、力覚センサチップ2に伝達される力を調整することができる。
よって、第3実施形態においても、入力部10に作用する外力を方向の偏りに起因する検出感度の差を確実に無くして、伝達部11から力覚センサチップ2に作用させバラツキ無く力覚センサチップ2で検出できる。
図9は従来の力覚センサの減衰機構の一例であり、図10は本願発明の減衰機構の一例(第3の実施形態)である。これら力覚センサに一律に同じ大きさ(絶対値)の外力(例えば30N)を印加した際のひずみ量は表5、表6に示すとおりである。尚、図9、図10において作用する外力によって、入力部の先端に至る範囲でのモーメント分布をハッチングで示す。
図9に示す例では、表5に示されるとおり、Fx、Fz、My、Mzいずれにも同じ大きさ(絶対値)の力(例えば30N)を加えた場合であっても、各軸のひずみ量(絶対値)にはバラツキが生じている。特に、MyとMzとのひずみ量(絶対値)の差が大きいことがわかる。
Figure 0005427377
図10に示す本願発明の一例では、表6に示されるとおり、Fx、Fz、My、Mzいずれにも同じ大きさ(絶対値)の力(例えば30N)を加えた場合であっても、各軸のひずみ量(絶対値)のバラツキが低減されていることがわかる。
Figure 0005427377
尚、この発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、複数列に形成された例として内径側と外径側に2列設けた場合を例にしたが、更に一列加える等種々の態様が採用可能である。
この発明の第1実施形態の要部斜視図である。 この発明の力覚センサチップの斜視図である。 センサユニットの斜視図である。 図3の部分拡大図である。 この発明の第2実施形態の斜視図である。 図5を下側から見た斜視図である。 この発明の第3実施形態の斜視図である。 図7を下側から見た斜視図である。 従来の減衰機構の変形状態を示す断面図である。 図9に対応する第3実施形態の断面図である。
符号の説明
2 力覚センサチップ
3 減衰機構部
4 緩衝装置
5 支持部
6 作用部
8 歪み抵抗素子(検出部)
10 入力部
11 伝達部
13 センサ固定部
25 貫通孔
26 環状溝(溝)
55 貫通丸孔(貫通孔)
56 貫通丸孔(貫通孔)
65 弧状貫通孔(貫通孔)
66 弧状貫通孔(貫通孔)

Claims (3)

  1. 力を受け支持部に対して変位する作用部の変位を検出部により検出する力覚センサチップと、外力を減衰させて前記力覚センサチップに印加する緩衝装置とを備えた力覚センサであって、
    前記緩衝装置は、
    前記外力を入力する入力部と、
    前記力覚センサチップの前記支持部を固定するセンサ固定部と、
    前記外力を減衰させる減衰機構部と、
    前記外力を減衰した力を前記力覚センサチップの前記作用部に伝達する伝達部とを備え、
    前記減衰機構部は、前記入力部を中心として環状に配列された内径側の複数の貫通孔と、外径側の環状溝であることを特徴とする力覚センサ。
  2. 力を受け支持部に対して変位する作用部の変位を検出部により検出する力覚センサチップと、外力を減衰させて前記力覚センサチップに印加する緩衝装置とを備えた力覚センサであって、
    前記緩衝装置は、
    前記外力を入力する入力部と、
    前記力覚センサチップの前記支持部を固定するセンサ固定部と、
    前記外力を減衰させる減衰機構部と、
    前記外力を減衰した力を前記力覚センサチップの前記作用部に伝達する伝達部とを備え、
    前記減衰機構部は、前記入力部を中心として全周に渡り環状に配列された内径側と外径側の複数の貫通孔であり、内径側の各貫通孔が周方向で外径側の隣接する貫通孔の間に位置することを特徴とする力覚センサ。
  3. 前記貫通孔は弧状貫通孔であることを特徴とする請求項2記載の力覚センサ。
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