JPH10318872A - 力/トルクセンサ校正方法及び装置 - Google Patents

力/トルクセンサ校正方法及び装置

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JPH10318872A
JPH10318872A JP13092197A JP13092197A JPH10318872A JP H10318872 A JPH10318872 A JP H10318872A JP 13092197 A JP13092197 A JP 13092197A JP 13092197 A JP13092197 A JP 13092197A JP H10318872 A JPH10318872 A JP H10318872A
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修一 石沢
Koichi Akatsuka
宏一 赤塚
Mitsushige Oda
光茂 小田
Megumi Nishida
恵 西田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 力/トルクセンサ各成分の校正において、い
ずれの成分も零点近傍の校正を可能とし、かつ、力/ト
ルク各成分各々独立して校正できるようにする。 【解決手段】 力/トルクセンサ4を取付け台16に固
定し、該センサ4に装着された治具を介して該センサに
既知の荷重を加えることにより該センサ4を校正する力
/トルクセンサ校正装置に、前記センサに装着された治
具13の該センサ4の中心を挟んで互いに対称な位置に
それぞれ係合する一対の吊り材と、一端に前記吊り材の
うちの一方を吊り下げ他端に既知の重さのおもりが乗せ
られるおもり台を吊り下げ中央部を支点として天秤状に
支持された第1のてこと、一端に前記吊り材の他方を吊
り下げ他端に既知の重さのおもりが乗せられるおもり台
を吊り下げ中央部を支点として天秤状に支持された第2
のてこと、前記第1、第2のてこの支点をそれぞれ支持
する一対の支点座と、を含んでなる補正荷重負荷手段を
設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、力/トルクセンサ
(ロードセル)の校正方法及び装置に係り、特に図4に
示すような、基礎構体1に取り付けられて宇宙環境中で
用いられる作業用ロボットマニピュレータ用力/トルク
センサの地上での校正に適する、力/トルクセンサ校正
方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】宇宙用マニピュレータ用力/トルクセン
サは、例えば図5に示すように、軸部40を中心にして
軸方向に隙間8をおいて並列配置された同一形状の2個
の環状体11,12と、環状体11,12の内周面と前
記軸部40の間に放射状に4個所に配置されて両者を結
合する弾性片7’,7”と、各弾性片7’,7”の軸線
にほぼ直交する方向の面に貼られたひずみゲージ9と、
各弾性片7’,7”の軸線にほぼ平行する方向の面に貼
られたひずみゲージ10と、を含んで構成されている。
環状体11,12の軸方向端面は軸線に直交する平面を
なしており、この端面がマニピュレータへの取付け面と
なっている。
【0003】この力/トルクセンサが使用される宇宙用
マニピュレータの例を図4に示す。図示の宇宙用マニピ
ュレータは、基礎構体1に一端を固定され他端に中心軸
(Z軸)を中心として回転させる筒状部を備えたアクチ
ュエータ2aと、アクチュエータ2aの前記筒状部外周
面に一端を固定され他端に中心軸(Y軸)を中心として
回転する筒状部を備えたアクチュエータ2bと、アクチ
ュエータ2bの前記筒状部外周面に一端を固定されたブ
ーム3aと、ブーム3aの他端に固定されてY軸に直交
する直線を中心として関節状に回転するアクチュエータ
2cと、アクチュエータ2cに一端を結合されたブーム
3bと、ブーム3bに外周面を結合させた筒状のアクチ
ュエータ2dと、アクチュエータ2dの軸方向端部に力
/トルクセンサ4を介して結合されたチャック5と、を
含んで構成されている。図4は、チャック5がワーク6
を把持した状態を示している。
【0004】力/トルクセンサ4は、環状体11を駆動
側(アクチュエータ2d側)に、環状体12を作業側
(チャック5側)に締結し、その間に働く三軸方向軸力
Fx,Fy,Fz,曲げ力Mx,My,Mzの6成分を、弾性
片7',7"に貼ったひずみゲージ9,10の出力から読
み取る方法を取っている。従来のこの力/トルクセンサ
の地上での校正には、図6に示すように、力/トルクセ
ンサ4の一端を台16に締結し、他端を治具13に、治
具締結用ねじ14で締結し、おもり15’,15”によ
って、それぞれの方向の軸力F,曲げ力Mを加えてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】宇宙空間のような無重
力状態(微重力状態を含む)においては、作業用マニピ
ュレータが動作していない場合には、力/トルクセンサ
4には力がかからない。したがって、力/トルクセンサ
4に力がかかっていない状態、つまり負荷0を検出する
ことが重要になり、負荷0での力/トルクセンサの校正
を行っておく必要がある。
【0006】この従来の校正装置により地上で力/トル
クセンサの校正を行う場合の問題点は、まず軸力Fにつ
いては、治具13とセンサ4の一部(以下、治具13等
という)の重量が必ずかかるため、負荷0近傍の校正が
不可能であること、又、曲げ力(トルク)Mについて
は、曲げ力Mのみを独立して与えることができず、必ず
軸力Fと重畳して与えられてしまい、曲げ力(トルク)
Mのみの成分の校正が不可能であることであった。
【0007】図6に示す従来の方法を図7を参照して説
明する。図7は、力/トルクセンサ4に加わる重力方向
の軸力Fを縦軸に、図上時計周り方向のトルクMを横軸
に、それぞれとって示す図で、力/トルクセンサ4に加
わる荷重状態を表している。図6に示されるように、取
付け台16に固定された図5に示す形状の力/トルクセ
ンサ4には、治具13(おもり台13’,13”を含
む)が装着され、おもり台13’,13”におもりが乗
せられていない場合でも、治具13の重量が力/トルク
センサ4に加わっている。また、力/トルクセンサ4の
重量のほぼ1/2も歪ゲージに負荷されている。治具1
3の重量と力/トルクセンサ4の重量の1/2の合計を
0とする。図7の点aが、このおもり台13’,1
3”におもりが乗せられていない状態での力/トルクセ
ンサ4の負荷状態を示している。すなわち、トルクMは
零で、軸力Fがw0である。この状態からおもり台1
3’におもりを乗せ、その量を順次増やしていくと、力
/トルクセンサ4に加わる軸力とトルクは、特性線30
aに沿って、両者ともにおもりの量に応じて次第に増加
していく。点aの状態から、おもり台13”におもりを
乗せ、その量を順次増やしていくと、力/トルクセンサ
4に加わる軸力とトルクは、特性線30cに沿って変化
し、軸力Fは先の場合と同様に増加していくが、トルク
は逆方向のトルク(−M)が次第に増加する。
【0008】点aの状態から、おもり台13’,13”
それぞれに同量w1のおもりをのせると、点bの状態と
なる。点bの状態からさらに、おもり台13’におもり
を追加していくと、荷重状態は特性線30bに沿って変
化し、軸力FとトルクMはともに増加していく。逆に、
点bの状態からおもり台13’のおもりを取り去ってい
くと、荷重状態は点bから点cに向かって特性線30b
に沿って変化する。おもり台13’のおもりが無くなっ
た状態が点cの状態である。点cの状態から、さらに、
おもり台13’から取り去ったおもりをおもり台13”
に追加していくと、荷重状態は、点cから点eに向かっ
て特性線30cに沿って変化する。おもり台13’に乗
っていたおもりの全量w1がおもり台13”に移された
状態が点eの状態である。すなわち、おもり台13’か
らすこしずつおもりをおもり台13”に移すと、荷重状
態は特性線30dに沿って、点bから点eに向かって変
化する。逆に、点bの状態からおもり台13”のおもり
をすこしずつおもり台13’に移すと、荷重状態は特性
線30dに沿って、点bから点dに向かって変化するの
である。
【0009】したがって、おもり台13’のおもり1
5’あるいはおもり台13”のおもり15”を増減する
ことにより力/トルクセンサ4に曲げ力(トルク)Mを
負荷できるが、この場合、図7の特性線30a〜30c
に示すごとく、それにつれて軸力Fも変動する。特性線
30dの場合は軸力Fは一定ではあるが、0にはできな
い。
【0010】図7から明らかなように、従来の装置で
は、治具の自重があるかぎり、特性線が存在するのは図
の点aよりも右側の領域であり、このため、軸力Fを0
にすることはできないし、軸力Fを0にしたままトルク
Mのみの独立した校正を行うことも当然ながらできな
い。
【0011】本発明の第1の目的は、各成分の校正にお
いて、いずれの方向の力/トルクも0点近傍での校正を
可能とするにある。本発明の第2の目的は、各成分各々
独立して校正できるようにするにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を達成する本
発明の第1の手段は、軸力と曲げ力のいずれか一方もし
くは双方を検出する力/トルクセンサを取付け台に固定
し、該力/トルクセンサに装着した治具を介して既知の
荷重をおもりにより負荷して校正を行う力/トルクセン
サ校正装置において、該治具の重量もしくは該治具の重
量に前記力/トルクセンサの重量の一部を加えた重量に
相当する荷重を、重力の方向と逆の方向にてこもしくは
滑車を用いて前記治具に加える補正荷重負荷手段を設け
たことを特徴とする。
【0013】上記の課題を達成する本発明の第2の手段
は、上記第1の手段において、前記力/トルクセンサ
が、軸力として直交3軸成分、曲げ力を直交三軸成分の
合計6軸成分を独立して検出する6軸センサであり、前
記取付け台が、力/トルクセンサを固定したとき、前記
直交3軸のうちの1軸が重力の方向と一致する取付け面
と、他の1軸が重力の方向と一致する取付け面の少なく
とも二つの取付け面を有してなることを特徴とする。
【0014】上記の課題を達成する本発明の第3の手段
は、上記第1または第2の手段において、補正荷重負荷
手段が、取付け台に固定された力/トルクセンサの中心
を挟んで互いに対称の位置に配置され下部を前記治具の
力/トルクセンサの中心を挟んで互いに対称となる位置
に係合させた一対の吊り材と、一端に前記一対の吊り材
のうちの一つを吊り下げ、他端に前記おもりをのせるお
もり台を吊り下げ、中央部の支点で天秤状に支持された
第1のてこと、一端に前記一対の吊り材のうちの他の一
つを吊り下げ、他端に前記おもりをのせる他のおもり台
を吊り下げ、中央部の支点で天秤状に支持された第2の
てこと、前記第1、第2のてこを前記支点で支持する一
対の支点座と、を含んで構成されていることを特徴とす
る。
【0015】上記の課題を達成する本発明の第4の手段
は、軸力と曲げ力のいずれか一方もしくは双方を検出す
る力/トルクセンサを取付け台に固定し、該力/トルク
センサに装着した治具を介して既知の荷重をおもりによ
り負荷して校正を行う力/トルクセンサの校正方法にお
いて、該治具の重量もしくは該治具の重量に前記力/ト
ルクセンサの重量の一部を加えた重量に相当する荷重
を、重力の方向と逆の方向に前記治具に加える手順を含
んでなることを特徴とする。
【0016】上記の課題を達成する本発明の第5の手段
は、上記第4の手段において、治具の重量もしくは該治
具の重量に前記力/トルクセンサの重量の一部を加えた
重量に相当する荷重を、重力の方向と逆の方向に前記治
具に加え、力/トルクセンサに加わる前記治具もしくは
前記治具と該力/トルクセンサに起因する重力による軸
力を実質的に0とし、軸力の直交3軸成分、及び曲げ力
の直交3軸成分を各独立に負荷して校正を行うことを特
徴とする。
【0017】無重力状態で作業を行う作業用マニピュレ
ータに用いられる力/トルクセンサの校正を、通常の重
力状態である地上で、上記第4、第5の手段を適用して
行うことにより、上記の課題を達成することができる。
【0018】治具及び力/トルクセンサ(以下、治具等
という)の重量の影響による力/トルクセンサの0点の
ずれを防ぐためには、その重量と等価な補正のための負
荷をてこもしくは滑車により重力の方向と反対方向に加
えることにより達成する。また、6軸成分を完全に独立
して校正するためには、各軸成分ともにそれぞれ補正の
ための負荷を加えた状態でセンサとしてのゼロ点が得ら
れる状態にしておくことにより、各成分とも正方向、負
方向自由に与えることが可能になり、これにより、各軸
方向とも重畳しない独立した校正が可能となる。
【0019】治具の重量をキャンセルするために例えば
てこを利用して重力と反対方向の負荷をかける。例えば
図1に示す治具13等の重量は、第1のてこ17’,第
2のてこ17”を介して、それぞれ治具13等の重量の
1/2に相当するおもり18’,18”を重力の方向と
反対方向に治具13に負荷することによって力/トルク
センサに加わらないようにできる。この方法によってゼ
ロ点近傍の校正を可能とすると同時に、6軸各方向の校
正を各々独立して行なえる。図1に示す如く、治具13
等の重量に相当するおもり18’,18”の存在によ
り、この軸力F=0の状態のままで、おもり18’を増
し、その分おもり18”を減らす、あるいはその反対に
よって、図3の特性線31の如く、軸力F=0でトルク
Mのみを変化させて校正できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下本発明の第1の実施例を図1
により説明する。図1に示す力/トルクセンサ校正装置
は、据付け面35に設置される台板32aと、台板32
aのほぼ中央に固定され上端に力/トルクセンサ4が固
定される水平な取付け面を備えた取付け台である力/ト
ルクセンサ校正用ベース(以下、校正用ベースという)
16と、校正用ベース16に中心を合わせて固定された
力/トルクセンサ4の上面(環状体11もしくは12)
に治具締結用ねじ14で環状体11と同心に締結される
円板13aと、円板13aの側面に円板13aの中心を
挟んで対称に、かつ、据付け状態で軸線が水平になるよ
うに円板13aの側面に突出するように固着された一対
の荷重負荷軸13b,13cと、台板32aに校正用ベ
ース16の中心を挟んで対称の位置に固着され上端部に
それぞれナイフエッジを備えた支点座32b,32c
と、中央部下面に断面三角形の溝状の切り込みを備え前
記荷重負荷軸13b,13cの軸線の延長線の上方にか
つ該軸線と平行に配置され前記溝状の切り込みの底部を
前記支点座32b,32c上端のナイフエッジに支持さ
れかつ校正用ベース16側の端部が対応する前記荷重負
荷軸13b,13cの端部上方に位置した天秤状の第
1、第2のてこ17’,17”と、上部に下向きのナイ
フエッジを、下部に上向きのナイフエッジを、それぞれ
備え、上部のナイフエッジを前記てこ17’,17”の
校正用ベース16側の端部上面に形成された断面三角形
の溝状の切り込み底部(負荷点)に係合させて吊り下げ
られ下部のナイフエッジを前記荷重負荷軸13b,13
cの端部下面に形成された断面三角形の溝状の切り込み
に係合させた一対の吊り材33a,33bと、上部に下
向きのナイフエッジを、下部におもり受け34a’,3
4b’をそれぞれ備え、上部のナイフエッジを前記第
1、第2のてこ17’,17”の校正用ベース16と反
対の側の端部上面に形成された断面三角形の溝状の切り
込み底部(荷重点)に係合させて吊り下げられた一対の
おもり台34a,34bと、を含んで構成されている。
【0021】荷重負荷軸13b,13cの端部下面に形
成された断面三角形の溝状の切り込みの溝長手方向中心
線(溝底部をなす断面三角形の頂点の線、以下同じ)、
第1、第2のてこ17’,17”の上面及び下面に形成
された断面三角形の溝状の切り込みの溝長手方向中心
線、及び支点座32b,32c上端のナイフエッジの刃
先の線は、図1に示すように装置を組み立てた状態で互
いに平行で、荷重負荷軸13b,13cの軸線に垂直で
ある。また、前記吊り材33a,33bの上部と下部に
形成されたナイフエッジの刃先の線も互いに平行で、上
部と下部のナイフエッジの刃先の間隔は、図1に示すよ
うに装置を組み立てた状態で、てこ17’,17”がほ
ぼ水平になる距離に設定してある。
【0022】てこ17’,17”の校正用ベース16側
の端部上面に形成された断面三角形の溝状の切り込みの
溝長手方向中心線(負荷点)は、図1に示すように装置
を組み立てた状態で、荷重負荷軸13b,13cの端部
下面に形成された断面三角形の溝状の切り込みの長手方
向中心線の鉛直上方に位置し、従って、吊り材33a,
33bの軸線は図1に示す組立て状態では、鉛直(重力
の方向)になっている。
【0023】円板13a、治具締結用ねじ14及び荷重
負荷軸13b,13cを含んで治具13が構成され、図
1に示すように組み立てられた状態で、治具13の重心
は、力/トルクセンサ4の中心線上にある。また、荷重
負荷軸13b,13cの下面に形成された前記断面三角
形の溝状の切り込みの長手方向中心線は力/トルクセン
サ4の中心に対して対称の位置になっている。
【0024】第1、第2のてこ17’,17”と、これ
らてこに吊り下げられる吊り材33a,33bおよびお
もり台34a,34bと、てこ17’,17”を支持す
る支点座32b,32cと、を含んで補正荷重負荷手段
が構成されている。てこ17’,17”の中央下面の断
面三角形の切り込みの底部が支点19’,19”をな
し、支点19’から前記荷重点20’までの距離、支点
19”から前記荷重点20”までの距離、支点19’か
ら前記負荷点21’までの距離、支点19”から前記負
荷点21”までの距離、は、同じにしてある。そして、
荷重負荷軸13b,13cがない状態で吊り材33a,
33bを負荷点21’,21”に、おもりが乗せられて
いないおもり台34a,34bを荷重点20’,20”
にそれぞれ吊り下げ、支点19’,19”で支持された
てこ17’,17”は、両側の重量がちょうどバランス
して水平になるように、各部材の重量が配分されてい
る。
【0025】図1は、図5に示す力/トルクセンサ4の
Z軸方向(図の上下方向、つまり力/トルクセンサ4の
軸線方向)の軸力Fzと、X軸(紙面に垂直な方向、つ
まり力/トルクセンサ4の環状体11の軸線方向端面に
平行する方向)のまわりに回転させる方向の曲げモーメ
ント(トルク)Mxの校正をしている状態を示す(Z軸
方向、X軸方向に直交する方向をY軸方向とし、Y軸の
まわりに回転させる方向の曲げモーメントをMy、Z軸
のまわりに回転させる方向の曲げモーメントをMzとす
る)。
【0026】てこ17’,17”の支点19’,19”
から負荷点21’,21”までの距離と、支点19’,
19”から荷重点20’,20”までの距離を等しくと
ることにより、治具13の重量及び力トルクセンサの重
量の1/2の合計に相当する重量w0の半分ずつの重量
0/2のおもり18’,18”をおもり台34a,3
4bにかければ、おもり18’,18”に加わる重力
は、てこ17’,17”を介して荷重負荷軸13b,1
3cに重力の方向と反対方向に加わり、結果的に力/ト
ルクセンサ4に加わる負荷、Fz,Mx,Myは全て0に
することができる。図1に示す状態では、力/トルクセ
ンサ4に加わる水平方向の力Fx,FyおよびトルクMz
は0であるから、軸力Fx,Fy,Fz,及びトルクMx,
My,Mzがすべて0の状態(負荷0状態)を作り出せ
る。
【0027】この負荷0状態からおもり台34a,34
bの双方に、既知の等しい重さのおもりを加えあるいは
減らしていけば、Fx,Fy,Mx,My,Mz,を0の
ままで、Fzのみを変化させて校正を行うことができ
る。又、前記負荷0状態から、ある既知の重さのおもり
をおもり台34a’に加え、同じ重さのおもりをおもり
台34b’から減らす、あるいはその逆の操作を行うこ
とによってFx,Fy,Fz,My,Mzを0に維持した
まま、Mxのみを変化させて校正できる。図3の特性線
31がこの状態を示している。原点oがおもり台34
a,34bの双方に、それぞれ重さw0/2のおもりが
乗せられた負荷0状態を示し、点fが負荷0状態からお
もり台34aのおもりをすべて取り去った状態、点gが
おもり台34aから取り去ったおもりをおもり台34b
に乗せた状態である。
【0028】もちろん、おもり台34a,34bのおも
りの増減をそれぞれ独立して調節することにより、F
z,Mxを任意の数値に複合して与えて校正することが
できる。
【0029】軸力Fzを0の状態に維持して負荷するこ
とのできるMxの最大値(図3の点gにおけるトルクMx
の値)は、前記負荷0状態から、おもり台34aからお
もり台34bに(あるいはその逆に)移されるおもりの
量、すなわち治具13等の重量に相当するおもりの量に
制限される。したがって、Mxをそれより大きい値で校
正する場合には、治具13に重心位置を変えないように
して余分の重量を付加して治具13等の見かけの重量を
増加させ、この見かけの重量の1/2に相当する重さの
おもり18’,18”をおもり台34a’,34b’に
のせて負荷0状態を作り出せばよい。
【0030】トルクMyを校正する場合は、一旦治具1
3を力/トルクセンサ4から取外し、力/トルクセンサ
4を校正用ベース16から外して水平に90度回転させ
て校正用ベース16へ再び取付け、治具13を再度取付
けて同様に校正を行えばよい。
【0031】なお、図1に示す装置では、てこ17’,
17”の軸線は荷重負荷軸13b,13cの軸線と平行
になっているが、必ずしも平行でなくてある角度をなし
ていてもよい。例えばてこ17’,17”を、その軸線
が荷重負荷軸13b,13cの軸線に直交するように配
置してもよい。但しその場合、吊り材33a,33bの
上部のナイフエッジの刃先線の方向を下部の刃先線の方
向と平行でなく、てこ17’,17”の軸線に垂直な方
向とするのが望ましい。
【0032】また、支点と荷重点の距離を支点と負荷点
の距離に等しく設定するのが望ましいが、かならずしも
等距離でなくてもよい。
【0033】図2は、本発明の第2の実施例を示す。本
実施例と前記第1の実施例との相違点は、校正用ベース
16の力/トルクセンサ4が固定される取付け面が鉛直
面であること、荷重負荷軸13b,13cに形成されて
いる断面三角形の溝状の切り込みの溝長手方向中心線
が、円板13aの力/トルクセンサに対向する面に対し
て垂直であること、であり、他の構成は前記第1の実施
例と同じである。
【0034】図2は、X軸方向(あるいはY軸方向)の
軸力Fx(あるいはFy)とZ軸方向の曲げモーメント
(トルク)Mzの校正をしている状態を示す。前記第1
の実施例の場合と全く同様に、治具13等の重量の半分
に相当する重量をおもり台34a,34bそれぞれに乗
せることで力/トルクセンサ4の負荷0状態を作り出す
ことができ、軸力Fx(あるいはFy)とZ軸方向の曲げ
モーメント(トルク)Mzの各成分を、0点近傍を含め
て任意の値に負荷して校正できる。この図1と図2の状
態での校正により、力/トルクセンサ4の6軸方向全て
の負荷Fx,Fy,Fz,Mx,My,Mzに対して各
成分ごとに、独立して(他の成分が0の状態で)校正で
きる。
【0035】上記第1、第2の実施例においては、治具
13に重力の方向と反対の方向におもり18’,18”
の重量を負荷するために、てこ17’,17”を用いて
力の方向を反転したが、てこの代わりに、支点19’,
19”を回転中心とする滑車を設け、吊り材33a,b
上部を前記滑車にかけた丈夫な線でおもり台34a,b
の上部に連結して装置を構成してもよい。滑車を用いる
場合は、回転軸の軸受に例えば気体軸受を用いる等の、
摩擦を減らすための配慮をするのが望ましい。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、おもりを用いた力/ト
ルクセンサの校正において、治具等の重量がセンサに加
わるのを防いで、負荷ゼロの点の近傍の校正ができるた
め、宇宙用マニピュレータに用いる力/トルクセンサの
如く、重力の全くない状態でのゼロ点近傍の正確な校正
が必要な場合に良く対応できることとなる。又、各軸と
もに独立して校正できるため、六軸もある力/トルクセ
ンサにおいても、正確な校正表をすみやかに作成するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の力/トルクセンサ校正
装置の正面図である。
【図2】本発明の第2の実施例の力/トルクセンサ校正
装置の正面図である。
【図3】図4に示す本発明の実施例を用いた場合の校正
荷重負荷時の負荷状態特性を示す概念図である。
【図4】力/トルクセンサの取り付けられている宇宙用
マニピュータの斜視図である。
【図5】宇宙用マニピュータで使う力/トルクセンサの
例を示す斜視図である。
【図6】従来の力/トルクセンサ校正装置の例を示す正
面図である。
【図7】従来の校正装置を用いた場合の校正荷重負荷時
の負荷状態特性を示す概念図である。
【符号の説明】
1 基礎構体(宇宙マニピュータ用ベース) 2a〜2d 宇宙マニピュレータ用のアクチュエータ 3a,3b 宇宙マニピュータ用のブーム 4 力/トルクセンサ 5 チャック 6 ワーク 7’,7” 弾性片 8 すき間 9 Fx,My,Fz検出用ひずみゲージ 10 Fx,Fy,Mz検出用ひずみゲージ 11 力/トルクセンサの駆動側締結端の環状体 12 力/トルクセンサの作業側締結端の環状体 13 力/トルクセンサ校正用の治具 13’,13” 台 13a 円板 13b,13c 荷重負荷軸 14 治具締結用ねじ 15,18 力/トルクセンサ校正用おもり 16 力/トルクセンサ校正用ベース 17’ 力/トルクセンサ校正用の第1のてこ 17” 力/トルクセンサ校正用の第2のてこ 19’,19” てこ支点 20’,20” てこ荷重点 21’,21” てこ負荷点 30a〜30d 従来型校正装置での負荷状態の例を示
す特性線 31 本発明校正装置での負荷状態の例を示す特性線 32a 台板 32b,32c 支点座 33a,33b 吊り材 34a,34b おもり台 34a’,34b’ おもり受け 35 据付け面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 赤塚 宏一 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 小田 光茂 東京都港区浜松町一丁目29番6号 宇宙開 発事業団内 (72)発明者 西田 恵 東京都港区浜松町一丁目29番6号 宇宙開 発事業団内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸力と曲げ力のいずれか一方もしくは双
    方を検出する力/トルクセンサを取付け台に固定し、該
    力/トルクセンサに装着した治具を介して既知の荷重を
    おもりにより負荷して校正を行う力/トルクセンサ校正
    装置において、該治具の重量もしくは該治具の重量に前
    記力/トルクセンサの重量の一部を加えた重量に相当す
    る荷重を、重力の方向と逆の方向にてこもしくは滑車を
    用いて前記治具に加える補正荷重負荷手段を設けたこと
    を特徴とする力/トルクセンサ校正装置。
  2. 【請求項2】 前記力/トルクセンサが、軸力として直
    交3軸成分、曲げ力を直交三軸成分の合計6軸成分を独
    立して検出する6軸センサであり、前記取付け台が、力
    /トルクセンサを固定したとき、前記直交3軸のうちの
    1軸が重力の方向と一致する取付け面と、他の1軸が重
    力の方向と一致する取付け面の少なくとも二つの取付け
    面を有してなることを特徴とする請求項1記載の力/ト
    ルクセンサ校正装置。
  3. 【請求項3】 補正荷重負荷手段が、取付け台に固定さ
    れた力/トルクセンサの中心を挟んで互いに対称の位置
    に配置され下部を前記治具の力/トルクセンサの中心を
    挟んで互いに対称となる位置に係合させた一対の吊り材
    と、一端に前記一対の吊り材のうちの一つを吊り下げ、
    他端に前記おもりをのせるおもり台を吊り下げ、中央部
    の支点で天秤状に支持された第1のてこと、一端に前記
    一対の吊り材のうちの他の一つを吊り下げ、他端に前記
    おもりをのせる他のおもり台を吊り下げ、中央部の支点
    で天秤状に支持された第2のてこと、前記第1、第2の
    てこを前記支点で支持する一対の支点座と、を含んで校
    正されていることを特徴とする請求項1または2に記載
    の力/トルクセンサ校正装置。
  4. 【請求項4】 軸力と曲げ力のいずれか一方もしくは双
    方を検出する力/トルクセンサを取付け台に固定し、該
    力/トルクセンサに装着した治具を介して既知の荷重を
    おもりにより負荷して校正を行う力/トルクセンサの校
    正方法において、該治具の重量もしくは該治具の重量に
    前記力/トルクセンサの重量の一部を加えた重量に相当
    する荷重を、重力の方向と逆の方向に前記治具に加える
    手順を含んでなることを特徴とする力/トルクセンサ校
    正方法。
  5. 【請求項5】 治具の重量もしくは該治具の重量に前記
    力/トルクセンサの重量の一部を加えた重量に相当する
    荷重を、重力の方向と逆の方向に前記治具に加え、力/
    トルクセンサに加わる前記治具もしくは前記治具と該力
    /トルクセンサに起因する重力による軸力を実質的に0
    とし、軸力の直交3軸成分、及び曲げ力の直交3軸成分
    を各独立に負荷して校正を行うことを特徴とする請求項
    4に記載の力/トルクセンサ校正方法。
  6. 【請求項6】 力/トルクセンサが無重力状態で作業を
    行う作業用マニピュレータに用いられるものであり、校
    正が通常の重力状態である地上で行われることを特徴と
    する請求項4または5に記載の力/トルクセンサ校正方
    法。
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