JP2699095B2 - 測定装置 - Google Patents
測定装置Info
- Publication number
- JP2699095B2 JP2699095B2 JP63319971A JP31997188A JP2699095B2 JP 2699095 B2 JP2699095 B2 JP 2699095B2 JP 63319971 A JP63319971 A JP 63319971A JP 31997188 A JP31997188 A JP 31997188A JP 2699095 B2 JP2699095 B2 JP 2699095B2
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- JP
- Japan
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- axis
- load
- strain
- receiving plate
- strain gauge
- Prior art date
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01L—MEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
- G01L5/00—Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes
- G01L5/16—Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring several components of force
- G01L5/161—Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring several components of force using variations in ohmic resistance
- G01L5/1627—Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring several components of force using variations in ohmic resistance of strain gauges
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、車両等の重量（Ｚ軸方向）のみならず、
自動車を風洞実験するときに自動車が風圧で流される
力、即ち水平方向における荷重（Ｘ軸方向）、さらには
Ｘ軸方向に直交する方向における荷重（Ｙ軸方向）の少
なくとも３分力及びこれらの軸の回りの各モーメントを
測定することのできる測定装置に関する。
自動車を風洞実験するときに自動車が風圧で流される
力、即ち水平方向における荷重（Ｘ軸方向）、さらには
Ｘ軸方向に直交する方向における荷重（Ｙ軸方向）の少
なくとも３分力及びこれらの軸の回りの各モーメントを
測定することのできる測定装置に関する。
ロードセルを用いた測定装置に代わって歪ゲージを用
いた測定装置としては、特開昭61-233324号公報や特開
昭62-42024号公報に記載のものが知られている。前者は
トラック等の車両の重量を測定するのみのものであり、
後者は水平方向の一方向（Ｘ軸方向）の荷重（車体重量
としてＺ軸方向の荷重を測ることも可能）を測定するも
のである。
いた測定装置としては、特開昭61-233324号公報や特開
昭62-42024号公報に記載のものが知られている。前者は
トラック等の車両の重量を測定するのみのものであり、
後者は水平方向の一方向（Ｘ軸方向）の荷重（車体重量
としてＺ軸方向の荷重を測ることも可能）を測定するも
のである。
従来の測定装置では、水平方向における互いに直交す
る２方向、即ちＸ軸方向とＹ軸方向とを同時に測定でき
るものではなかった。
る２方向、即ちＸ軸方向とＹ軸方向とを同時に測定でき
るものではなかった。
最近は、NCフライス等の精密加工機械やロボット等に
おいて力の測定、力の制御等のニーズから、単一方向の
力ではなく発生する力のベクトル（入力方向と大きさ…
Ｘ、Ｙ、Ｚ成分）或いはモーメントのベクトル（Ｘ、
Ｙ、Ｚ軸回りのモーメント）等を測定する必要が高まっ
ている。
おいて力の測定、力の制御等のニーズから、単一方向の
力ではなく発生する力のベクトル（入力方向と大きさ…
Ｘ、Ｙ、Ｚ成分）或いはモーメントのベクトル（Ｘ、
Ｙ、Ｚ軸回りのモーメント）等を測定する必要が高まっ
ている。
そこで、この発明は、このようなニーズに応えて少な
くともＸ、Ｙ、Ｚ軸方向の荷重とこれら３軸回りのモー
メントとを小型のもので、高精度に測定することがで
き、しかもこれらのうち少なくとも３成分を同時測定可
能とする測定装置を提供することを目的とする。
くともＸ、Ｙ、Ｚ軸方向の荷重とこれら３軸回りのモー
メントとを小型のもので、高精度に測定することがで
き、しかもこれらのうち少なくとも３成分を同時測定可
能とする測定装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、この発明は、荷重がかか
る受荷重板の対向する２辺と受荷重板を取囲む内枠の２
辺とを少なくとも４ヶ所の内側梁で連結し、内枠を取囲
む外枠の対向する２辺と内枠の２辺とを前記内側梁に交
叉する方向で少なくとも４ヶ所の外側梁で連結して受荷
重板及び内枠を外枠で支持し、内側梁及び外側梁の各直
交面毎に独立・分離して歪ゲージを設け、歪ゲージで検
出した各梁の歪量を電気的に処理増幅して検出測定する
ように構成した測定装置であって、前記受荷重板に対す
る鉛直方向即ちＺ軸方向の荷重と、前記受荷重板の水平
方向で互いに直交し内側梁の支持方向をＸ軸、外側梁の
支持方向をＹ軸としたときのX,Y各軸方向の荷重と、並
びにＸ軸、Ｙ軸、Ｚ軸の各軸回りのモーメントとを、そ
れぞれ、内側梁及び外側梁の側面中央に設けた歪ゲージ
によってＺ軸方向の荷重を、外側梁の側面両端に設けた
歪ゲージによってＸ軸方向の荷重を、内側梁の側面中央
に設けた歪ゲージによってＹ軸方向の荷重を、内側梁及
び外側梁の上面中央に設けた歪ゲージによってＺ軸回り
のモーメントを、外側梁の上面両端に設けた歪ゲージに
よってＸ軸回りのモーメントを、内側梁の上面両端に設
けた歪ゲージによってＹ軸回りのモーメントを測定し、
その内少なくとも３分力を同時に測定可能とするように
構成したものである。
る受荷重板の対向する２辺と受荷重板を取囲む内枠の２
辺とを少なくとも４ヶ所の内側梁で連結し、内枠を取囲
む外枠の対向する２辺と内枠の２辺とを前記内側梁に交
叉する方向で少なくとも４ヶ所の外側梁で連結して受荷
重板及び内枠を外枠で支持し、内側梁及び外側梁の各直
交面毎に独立・分離して歪ゲージを設け、歪ゲージで検
出した各梁の歪量を電気的に処理増幅して検出測定する
ように構成した測定装置であって、前記受荷重板に対す
る鉛直方向即ちＺ軸方向の荷重と、前記受荷重板の水平
方向で互いに直交し内側梁の支持方向をＸ軸、外側梁の
支持方向をＹ軸としたときのX,Y各軸方向の荷重と、並
びにＸ軸、Ｙ軸、Ｚ軸の各軸回りのモーメントとを、そ
れぞれ、内側梁及び外側梁の側面中央に設けた歪ゲージ
によってＺ軸方向の荷重を、外側梁の側面両端に設けた
歪ゲージによってＸ軸方向の荷重を、内側梁の側面中央
に設けた歪ゲージによってＹ軸方向の荷重を、内側梁及
び外側梁の上面中央に設けた歪ゲージによってＺ軸回り
のモーメントを、外側梁の上面両端に設けた歪ゲージに
よってＸ軸回りのモーメントを、内側梁の上面両端に設
けた歪ゲージによってＹ軸回りのモーメントを測定し、
その内少なくとも３分力を同時に測定可能とするように
構成したものである。
この発明においては、荷重がかかる受荷重板を少なく
とも４つの内側梁で支持する内枠とこの内枠を少なくと
も４つの外側梁で支持する外枠を有し、内側梁及び外側
梁の直交する各面所定の個所に独立・分離して歪ゲージ
を設けることで、受荷重板に対する鉛直方向、即ちＺ軸
方向と、受荷重板の水平方向における互いに直交するＸ
軸方向及びＹ軸方向との歪量及びこれらの軸の回りのモ
ーメントとを検出することができる。しかも水平方向に
おける２つの方向の荷重及び鉛直方向即ち重量とこれら
の軸の回りのモーメントとを測定することができる。ま
たこの発明では、歪ゲージが２重枠と受荷重板との間の
内側梁と外側梁にそれぞれ独立別個に分離されて配設さ
れているから、少なくともこれらの力の３成分を同時に
計測することも可能である。
とも４つの内側梁で支持する内枠とこの内枠を少なくと
も４つの外側梁で支持する外枠を有し、内側梁及び外側
梁の直交する各面所定の個所に独立・分離して歪ゲージ
を設けることで、受荷重板に対する鉛直方向、即ちＺ軸
方向と、受荷重板の水平方向における互いに直交するＸ
軸方向及びＹ軸方向との歪量及びこれらの軸の回りのモ
ーメントとを検出することができる。しかも水平方向に
おける２つの方向の荷重及び鉛直方向即ち重量とこれら
の軸の回りのモーメントとを測定することができる。ま
たこの発明では、歪ゲージが２重枠と受荷重板との間の
内側梁と外側梁にそれぞれ独立別個に分離されて配設さ
れているから、少なくともこれらの力の３成分を同時に
計測することも可能である。
以下に、この発明の好適な実施例を図面を参照にして
説明する。
説明する。
第１図は平面略図を示し、荷重がかかる受荷重板１の
対向する２辺（互いに平行な２辺）と受荷重板１を取囲
む内枠２の２辺（内面の互いに平行な２辺）とを少なく
とも４ヶ所の内側梁３で連結してある。また、この内枠
２を取囲む外枠４の対向する２辺と内枠２の２辺とを前
記内側梁３に交叉する方向で少なくとも４ヶ所の外側梁
５で連結してある。この測定装置をセットしたとき、外
枠４の裏面が接地し、内枠２及び受荷重板１は浮いてい
る。即ち、外枠４で内枠２と受荷重板１を支持してい
る。また、各梁３、５は、荷重が加えられたときに撓む
ような構造と取付個所等の選択の下で設けられる。内側
梁３の上下面にはその両端に歪ゲージ6Aを設けると共
に、中央部に歪ゲージ6Bを設けてある。同様の歪ゲージ
6Bは外側梁５の上下面中央部にも設けてある。また、外
側梁５の上下面両端には歪ゲージ6Cを設けてある。ま
た、外側梁５の両側面には、第２図に示すようにその両
端に歪ゲージ6Dを設けると共に中央部に歪ゲージ6Eを設
けてある。さらに、内側梁３の両側面には、第３図に示
すようにその中央部に歪ゲージ6Eを設けると共に、両端
部に歪ゲージ6Fをそれぞれ設けてある。受荷重板１の水
平方向における一方向即ちＸ軸方向の荷重の測定は、歪
ゲージ6D即ち外側梁５の両側面両端に設けられた歪ゲー
ジ6Dで外側梁５の曲げ歪を検出する。また、水平方向に
おけるＸ軸方向と直交するＹ軸方向の荷重は、内側梁３
の両側面両端に設けた歪ゲージ6Fで曲げ歪を検出する。
受荷重板１に対する鉛直方向即ちＺ軸方向の荷重は、内
側梁３及び外側梁５のそれぞれの側面中央に設けた歪ゲ
ージ6Eで剪断歪を検出する。さらに、Ｘ軸回りのモーメ
ント即ちMxモーメントは、外側梁５の上下面両端に設け
た歪ゲージ6Cにより曲げ歪を検出することにより測定す
る。Ｙ軸回りのモーメント即ちMYモーメントは、内側梁
３の上下面両端に設けた歪ゲージ6Aにより曲げ歪を検出
することにより測定する。Ｚ軸回りのモーメント即ちMZ
モーメントは、歪ゲージ6Bにより剪断歪を検出して測定
する。
対向する２辺（互いに平行な２辺）と受荷重板１を取囲
む内枠２の２辺（内面の互いに平行な２辺）とを少なく
とも４ヶ所の内側梁３で連結してある。また、この内枠
２を取囲む外枠４の対向する２辺と内枠２の２辺とを前
記内側梁３に交叉する方向で少なくとも４ヶ所の外側梁
５で連結してある。この測定装置をセットしたとき、外
枠４の裏面が接地し、内枠２及び受荷重板１は浮いてい
る。即ち、外枠４で内枠２と受荷重板１を支持してい
る。また、各梁３、５は、荷重が加えられたときに撓む
ような構造と取付個所等の選択の下で設けられる。内側
梁３の上下面にはその両端に歪ゲージ6Aを設けると共
に、中央部に歪ゲージ6Bを設けてある。同様の歪ゲージ
6Bは外側梁５の上下面中央部にも設けてある。また、外
側梁５の上下面両端には歪ゲージ6Cを設けてある。ま
た、外側梁５の両側面には、第２図に示すようにその両
端に歪ゲージ6Dを設けると共に中央部に歪ゲージ6Eを設
けてある。さらに、内側梁３の両側面には、第３図に示
すようにその中央部に歪ゲージ6Eを設けると共に、両端
部に歪ゲージ6Fをそれぞれ設けてある。受荷重板１の水
平方向における一方向即ちＸ軸方向の荷重の測定は、歪
ゲージ6D即ち外側梁５の両側面両端に設けられた歪ゲー
ジ6Dで外側梁５の曲げ歪を検出する。また、水平方向に
おけるＸ軸方向と直交するＹ軸方向の荷重は、内側梁３
の両側面両端に設けた歪ゲージ6Fで曲げ歪を検出する。
受荷重板１に対する鉛直方向即ちＺ軸方向の荷重は、内
側梁３及び外側梁５のそれぞれの側面中央に設けた歪ゲ
ージ6Eで剪断歪を検出する。さらに、Ｘ軸回りのモーメ
ント即ちMxモーメントは、外側梁５の上下面両端に設け
た歪ゲージ6Cにより曲げ歪を検出することにより測定す
る。Ｙ軸回りのモーメント即ちMYモーメントは、内側梁
３の上下面両端に設けた歪ゲージ6Aにより曲げ歪を検出
することにより測定する。Ｚ軸回りのモーメント即ちMZ
モーメントは、歪ゲージ6Bにより剪断歪を検出して測定
する。
第４図に示す歪ゲージは、Ｘ軸及びＹ軸方向の荷重並
びにＸ軸回りとＹ軸回りのモーメント検出用のブリッジ
結線図の一例を示すものであり、第５図はＺ軸方向の荷
重とＺ軸回りのモーメント検出用の歪ゲージのブリッジ
結線図の一例を示すものである。歪ゲージ6A乃至6Fの組
合せ方やブリッジの組み方は種々の公知例を採用し得る
ことは勿論である。また、剪断歪、曲げ歪いずれでも各
軸方向の荷重を測定することは可能である。
びにＸ軸回りとＹ軸回りのモーメント検出用のブリッジ
結線図の一例を示すものであり、第５図はＺ軸方向の荷
重とＺ軸回りのモーメント検出用の歪ゲージのブリッジ
結線図の一例を示すものである。歪ゲージ6A乃至6Fの組
合せ方やブリッジの組み方は種々の公知例を採用し得る
ことは勿論である。また、剪断歪、曲げ歪いずれでも各
軸方向の荷重を測定することは可能である。
受荷重板１のＺ軸方向の荷重、例えば車両の重量等を
計測する場合、４つの内側梁３の側面中央に設けた合計
８つの歪ゲージ6Eと外側梁５の側面の中央に設けた合計
８つの歪ゲージ6Eを用いる。この歪ゲージ6E、6Eの抵抗
はそれぞれ荷重方向に対して45°を成し、一定の電圧が
歪ゲージ6Eに印加されていて受荷重板１にＺ軸方向の荷
重が作用すると、歪ゲージ6Eから出力される電圧の総和
の平均値が増幅器（図示せず）で増幅されて出力され、
これを適当な表示器等で表示するようになっている。Ｘ
軸方向やＹ軸方向における荷重の測定もＺ軸方向と同様
に行うことができる。また、それぞれの軸回りのモーメ
ントの測定も同様に行うことができる。
計測する場合、４つの内側梁３の側面中央に設けた合計
８つの歪ゲージ6Eと外側梁５の側面の中央に設けた合計
８つの歪ゲージ6Eを用いる。この歪ゲージ6E、6Eの抵抗
はそれぞれ荷重方向に対して45°を成し、一定の電圧が
歪ゲージ6Eに印加されていて受荷重板１にＺ軸方向の荷
重が作用すると、歪ゲージ6Eから出力される電圧の総和
の平均値が増幅器（図示せず）で増幅されて出力され、
これを適当な表示器等で表示するようになっている。Ｘ
軸方向やＹ軸方向における荷重の測定もＺ軸方向と同様
に行うことができる。また、それぞれの軸回りのモーメ
ントの測定も同様に行うことができる。
このように構成される測定装置は、受荷重板１、内枠
２、外枠４を内側梁３、外側梁５で連結した一体板状構
造物に構成することができる。この一体板状構造物の材
料としては、鉄板、アルミニウム、ジュラルミン、セラ
ミック、プラスチック等の材料が使用可能である。ま
た、装置全体としての最大高さは5cm程度で済み、重量
も使用する材料にもよるが極めて軽量に構成することが
できる。さらに、内側梁３や外側梁５はそれぞれ４つ以
上あっても良く、歪ゲージ6A乃至6Fはさらに個数を増や
すことも可能である。
２、外枠４を内側梁３、外側梁５で連結した一体板状構
造物に構成することができる。この一体板状構造物の材
料としては、鉄板、アルミニウム、ジュラルミン、セラ
ミック、プラスチック等の材料が使用可能である。ま
た、装置全体としての最大高さは5cm程度で済み、重量
も使用する材料にもよるが極めて軽量に構成することが
できる。さらに、内側梁３や外側梁５はそれぞれ４つ以
上あっても良く、歪ゲージ6A乃至6Fはさらに個数を増や
すことも可能である。
このような測定装置の用途としては種々の用途が考え
られ、先に従来技術として説明した歪ゲージを用いた測
定装置と同様の使用も勿論可能である。また、特開昭61
-233324号公報に記載の如く受荷重板１が周囲部分即ち
内枠２及び外枠４を覆うようにオーバーハング形状に形
成することもできる。
られ、先に従来技術として説明した歪ゲージを用いた測
定装置と同様の使用も勿論可能である。また、特開昭61
-233324号公報に記載の如く受荷重板１が周囲部分即ち
内枠２及び外枠４を覆うようにオーバーハング形状に形
成することもできる。
なお、上述した実施例は、Ｘ、Ｙ、Ｚ軸方向の荷重、
これらの軸回りのモーメントの６分力を測定できるよう
に構成したが、歪ゲージ6A〜6Fの選択により少なくとも
３分力を測定できる装置を構成することができる。
これらの軸回りのモーメントの６分力を測定できるよう
に構成したが、歪ゲージ6A〜6Fの選択により少なくとも
３分力を測定できる装置を構成することができる。
以上説明したように、この発明では、Ｘ軸、Ｙ軸、Ｚ
軸の各方向のそれぞれの荷重、さらにＸ軸回り、Ｙ軸回
り、Ｚ軸回りの各モーメントを内外枠と受荷重板との間
の各梁の直交面に分離・独立して設けた各歪ゲージでそ
れぞれ測定することができ、しかもこれらの力の少なく
とも３成分を同時に測定可能としたから、極めて広範囲
で利用することができる。さらにこの発明によれば、梁
に高荷重を受けるときに両端での歪みが大きく、中央部
で歪みが小さいことを利用して、高荷重を浮けるＺ軸方
向の荷重やモーメントを梁の中央部に設けた歪ゲージで
測定し、僅かな歪みを測定するＸ、Ｙ軸方向の荷重やモ
ーメントを梁の両端に設けた歪ゲージで測定するから、
小型であっても精度の高いものが得られる。
軸の各方向のそれぞれの荷重、さらにＸ軸回り、Ｙ軸回
り、Ｚ軸回りの各モーメントを内外枠と受荷重板との間
の各梁の直交面に分離・独立して設けた各歪ゲージでそ
れぞれ測定することができ、しかもこれらの力の少なく
とも３成分を同時に測定可能としたから、極めて広範囲
で利用することができる。さらにこの発明によれば、梁
に高荷重を受けるときに両端での歪みが大きく、中央部
で歪みが小さいことを利用して、高荷重を浮けるＺ軸方
向の荷重やモーメントを梁の中央部に設けた歪ゲージで
測定し、僅かな歪みを測定するＸ、Ｙ軸方向の荷重やモ
ーメントを梁の両端に設けた歪ゲージで測定するから、
小型であっても精度の高いものが得られる。
第１図はこの発明の好適な実施例を示す平面略図、第２
図は第１図II-II線断面図、第３図は第１図III-III線断
面図、第４図及び第５図は歪ゲージのブリッジ結線図の
一例をそれぞれ示す図である。 １……受荷重板、２……内枠、３……内側梁、４……外
枠、５……外側梁、6A乃至6F……歪ゲージ。
図は第１図II-II線断面図、第３図は第１図III-III線断
面図、第４図及び第５図は歪ゲージのブリッジ結線図の
一例をそれぞれ示す図である。 １……受荷重板、２……内枠、３……内側梁、４……外
枠、５……外側梁、6A乃至6F……歪ゲージ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 啓之 神奈川県横須賀市安浦町２―21 (56)参考文献 特開 昭60−95331（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−255635（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】加重がかかる受荷重板（１）の対向する２
辺と前記受荷重板（１）を取囲む内枠（２）の２辺とを
少なくとも４ヶ所の内側梁（３）で連結し、前記内枠
（２）を取り囲む外枠（４）の対向する２辺と内枠
（２）の２辺とを前記内側梁（３）に交叉する方向で少
なくとも４ヶ所の外側梁（５）で連結して受荷重板
（１）及び内枠（２）を外側で支持し、前記内側梁
（３）及び外側梁（５）の各直交面毎に独立・分離して
歪ゲージ（6A〜6F）を設け、これらの歪ゲージ（6A〜6
F）で検出した各梁の歪量を電気的に処理増幅して検出
測定するように構成した測定装置であって、 前記受荷重板（１）に対する鉛直方向即ちＺ軸方向の荷
重と、前記受荷重板（１）の水平方向で互いに直交し内
側梁（３）の支持方向をＸ軸、外側梁（５）の支持方向
をＹ軸としたときのX,Y各軸方向の荷重と、並びにＸ
軸、Ｙ軸、Ｚ軸の各軸回りのモーメントとを、それぞ
れ、 内側梁及び外側梁の側面中央に設けた歪ゲージによって
Ｚ軸方向の荷重を、 外側梁の側面両端に設けた歪ゲージによってＸ軸方向の
荷重を、 内側梁の側面中央に設けた歪ゲージによってＹ軸方向の
荷重を、 内側梁及び外側梁の上面中央に設けた歪ゲージによって
Ｚ軸回りのモーメントを、 外側梁の上面両端に設けた歪ゲージによってＸ軸回りの
モーメントを、 内側梁の上面両端に設けた歪ゲージによってＹ軸回りの
モーメントを測定し、 その内少なくとも３分力を同時に測定可能とするように
構成した測定装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63319971A JP2699095B2 (ja) | 1988-12-19 | 1988-12-19 | 測定装置 |
| US07/449,673 US5022475A (en) | 1988-12-19 | 1989-12-12 | Measuring equipment |
| DE3941364A DE3941364A1 (de) | 1988-12-19 | 1989-12-15 | Messeinrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63319971A JP2699095B2 (ja) | 1988-12-19 | 1988-12-19 | 測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02163627A JPH02163627A (ja) | 1990-06-22 |
| JP2699095B2 true JP2699095B2 (ja) | 1998-01-19 |
Family
ID=18116300
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63319971A Expired - Lifetime JP2699095B2 (ja) | 1988-12-19 | 1988-12-19 | 測定装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5022475A (ja) |
| JP (1) | JP2699095B2 (ja) |
| DE (1) | DE3941364A1 (ja) |
Families Citing this family (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE9014442U1 (ja) * | 1990-10-18 | 1991-09-12 | Aat Aston Gmbh Geraete Fuer Elektronikfertigung Und Kabelbearbeitung, 8500 Nuernberg, De | |
| DE4214675C2 (de) * | 1992-05-02 | 2001-03-08 | Heidelberger Druckmasch Ag | Verfahren und Vorrichtung zur Einstellung eines Schneidmessers zum Trennen von Materialbahnen |
| DE4218929C1 (ja) * | 1992-06-10 | 1993-09-09 | Deutsche Bundesbahn, Vertreten Durch Das Bundesbahn-Zentralamt Minden (Westf.), 4950 Minden, De | |
| US5510581A (en) * | 1994-05-18 | 1996-04-23 | Angel; Shlomo | Mass-produced flat multiple-beam load cell and scales incorporating it |
| DE19619686C2 (de) * | 1996-04-18 | 1998-04-09 | Fraunhofer Ges Forschung | Halbleiter- oder hybridtechnologiebasierte Meßanordnung mit spezieller Impedanzanordnung |
| DE19841025A1 (de) * | 1998-09-08 | 2000-03-09 | Hbm Waegetechnik Gmbh | Plattformwaage |
| US6389883B1 (en) | 1999-10-19 | 2002-05-21 | Bertec Corporation | Device, system, and method for measurement of balance, stability, and tremor |
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| US7337085B2 (en) * | 2005-06-10 | 2008-02-26 | Qsi Corporation | Sensor baseline compensation in a force-based touch device |
| US20060284856A1 (en) * | 2005-06-10 | 2006-12-21 | Soss David A | Sensor signal conditioning in a force-based touch device |
| US7903090B2 (en) * | 2005-06-10 | 2011-03-08 | Qsi Corporation | Force-based input device |
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