JP5765648B1 - 力覚センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】過負荷や衝撃に対する優れた耐性を有し、しかも構造がシンプルで容易に製作できる歪みゲージ式の力覚センサを提供する。【解決手段】加速度や外力による力が作用して変位する受力体12を備える。受力体12を固定体16に連結し支持し、受力体12に作用した力に基づいて弾性変形する起歪体14を備える。起歪体14の一部である第一の歪み測定部14aに発生する歪みを検出する、第一の歪みゲージ17を備える。起歪体14は、第一の歪み測定部14aより固定体16側の位置に、検出対象となる力が作用した際に第一の歪み測定部14aよりも撓みやすくした第一の撓み部14bを備える。受力体12及び第一の歪み測定部14aの近傍に、受力体12と第一の歪み測定部14aのうちの少なくとも一方の変位限界位置を規定するストッパ18を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、所定軸方向の加速度や外力による力成分又は所定軸まわりのモーメント成分を検出する力覚センサの関し、特に歪みゲージ式の力覚センサに関する。
歪みゲージ式の力覚センサは、検出対象となる加速度や力を受ける受力体と、受力体を固定体に連結し支持する梁状の起歪体と、起歪体に設けられた歪みゲージとで構成され、力を受けた受力体が変位すると起歪体が弾性変形し、起歪体に発生する歪みを歪みゲージの電気抵抗の変化により検出する。歪みゲージは、通常、起歪体の表面に接着剤を用いて貼り付けられる。
従来、上記の構造を応用した力覚センサとして、例えば特許文献1に開示されているように、両端が枠に固定されて互いに直交する2つの梁(起歪体及び受力体)からなる歪み発生部と、該歪み発生部に貼り付けられた複数の歪みゲージとで構成された多軸型力センサがあった。この多軸型力センサは、軸力検出用の歪み発生部とモーメント検出用の歪み発生部とが互いに異なるばね定数に設定され、これにより、各歪み発生部の荷重−歪み特性が適宜調整され、各方向の歪み出力のダイナミックレンジのバランスがとられている。
特開平10−78360号公報
従来から、歪みゲージ式の力覚センサは、過負荷や衝撃に対する耐性がやや弱いという問題があった。これは、外部から過大な力(検出可能な力以上の強い力)が加わると、起歪体が大きく撓んで歪み、起歪体の表面に接着された歪みゲージが剥離してしまうからである。例えば、一般的な接着剤の場合、起歪体の変位量が繰り返し数μmを超えると接着部分が剥離する可能性がある。
過負荷や衝撃に対する耐性(以下、両者を合わせて耐衝撃性と称する。)を向上させる方法として、例えば、起歪体の近傍にストッパ部材を設置し、起歪体が大変位するのを機械的に阻止する方法が考えられる。しかし、起歪体の近傍にストッパ部材を、数μmの間隙で位置するように部材を加工し設置するのは困難であり、大量生産することを考えると現実的な方法とは言えない。
本発明は、上記背景技術に鑑みて成されたものであり、耐衝撃性に優れ、しかも構造がシンプルで容易に製作できる歪みゲージ式の力覚センサを提供することを目的とする。
本発明は、外力や加速度による力を含む検出対象となる力が作用して変位する受力体と、前記受力体を固定体に連結し支持する梁状の部材であって、前記受力体に作用した力に基づいて弾性変形する起歪体と、前記起歪体の一部である第一の歪み測定部に発生する歪みを検出する第一の歪みゲージとを有する力覚センサであって、前記起歪体は、前記第一の歪み測定部より前記固定体側の位置に、検出対象となる力が前記受力体に作用した際に前記第一の歪み測定部よりも撓みやすくした第一の撓み部が設けられ、前記受力体又は前記起歪体の近傍に、前記第一の歪み測定部の変位量を制限するストッパが設けられ、前記ストッパには、互いに異なる方向に面した複数の面が形成され、この複数の面は、前記起歪体の前記第一の撓み部より前記受力体側の部分と前記受力体のうちの少なくとも一方と非接触で対面し、前記起歪体の前記第一の撓み部より前記受力体側の部分と前記受力体のうちの少なくとも一方の変位限界位置を、互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸の各正負方向について規定可能に設けられている力覚センサである。
この場合、前記受力体を前記固定体に連結する前記起歪体が複数設けられ、前記複数の起歪体には、それぞれ前記第一の歪み測定部と前記第一の撓み部とが設けられ、前記ストッパの前記複数の面は、個々の前記起歪体に対面して配置されている構成にすることが好ましい。
また、前記起歪体は、前記第一の撓み部よりも前記固定体側の位置に第二の歪み測定部が設けられ、前記第二の歪み測定部に発生する歪みを検出する第二の歪みゲージが設けられている構成にしてもよい。この場合、前記受力体を前記固定体に連結する前記起歪体が複数設けられ、前記複数の起歪体には、それぞれ前記第一及び第二の歪み測定部と前記第一の撓み部とが設けられ、前記ストッパの前記複数の面は、個々の前記起歪体に対面して配置されている構成にすることが好ましい。
また、前記起歪体には、前記第二の歪み測定部よりも前記固定体側の位置に、検出対象となる力が作用した際に前記第二の歪み測定部よりも撓みやすくした第二の撓み部が設けられている構成にしてもよい。この場合、前記ストッパは、前記第二の歪み測定部の変位量を制限するための複数の面を有し、この複数の面は、前記第二の歪み測定部又はその近傍部分と非接触で対面し、前記第二の歪み測定部又はその近傍部分の変位限界位置を、互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸の各正負方向について規定可能に設けられていてもよい。また、前記受力体を前記固定体に連結する前記起歪体が複数設けられ、前記複数の起歪体には、それぞれ前記第一及び第二の歪み測定部と前記第一及び第二の撓み部とが設けられ、前記ストッパの前記複数の面は、個々の前記起歪体に対面して配置されている構成にすることが好ましい。
本発明の力覚センサは、起歪体に所定の撓み部が設けられ、起歪体の撓みによる変位を比較的大きくすることができ、受力体や歪み測定部の変位を従来よりも広い範囲まで許容し、通常の加工精度で製作されたストッパでも、歪み測定部の変位を容易且つ適切に制限することができる。しかも、歪み測定部の撓み量は小さく抑えられるので、歪みゲージの剥離を確実に防止することができる。したがって、衝撃等による許容範囲以上の力が起歪体に作用して測定不能となるようなことがなく、耐衝撃性等に優れ、しかも容易に製作できる力覚センサを得ることができる。また、通常の加速度や力の検出についても、歪み測定部の弾性係数と撓み部の弾性係数の両方を考慮した演算処理を行うことによって、従来と同様に精度良く行うことができる。その他、歪み測定部が撓み部を介して固定体に支持される構造なので、外部から衝撃等により大きな加速度や強い力が加わったときに、撓み部がその衝撃等を吸収して、歪みゲージ及び接着剤等に加わるストレスを軽減する。
本発明の力覚センサの第一の実施形態を示す平面図(a)、正面図(b)である。 本発明の力覚センサの第二の実施形態を示す縦断面図である。 第二の実施形態の力覚センサの固定体、起歪体、及び起歪体に取り付けられた複数の歪みゲージを示す平面図(a)、複数の歪みゲージについて説明する部分破断平面図(b)である。 図3のA1-A1断面図である。 第二の実施形態の力覚センサの上側ストッパ体を示す底面図(a)、A2-A2断面図(b)である。 第二の実施形態の力覚センサの下側ストッパ体を示す平面図(a)、A3-A3断面図(b)である。 本発明の力覚センサの第三の実施形態を示す縦断面図である。 第三の実施形態の力覚センサの固定体、起歪体、及び起歪体に取り付けられた複数の歪みゲージを示す平面図である。 図8の複数の歪みゲージについて説明する部分破断平面図である。 図8のB1-B1断面図(a)、B2-B2断面図(b)である。 第三の実施形態の力覚センサの上側ストッパ体を示す底面図(a)、B3-B3断面図(b)である。 第三の実施形態の力覚センサの下側ストッパ体を示す平面図(a)、B4-B4断面図(b)である。
以下、本発明の力覚センサの第一の実施形態について、図1に基づいて説明する。この実施形態の力覚センサ10は、いわゆる1軸型のセンサであり、図1(b)に示すZ軸方向の外力や加速度による力Fzを検出するものである。以下、互いに直交する方向を、X軸方向、Y軸方向、及びZ軸方向と言い、図面上X、Y、Zと表示する。
力覚センサ10は、図1に示すように、受力体12、起歪体14、固定体16を有している。材質は、例えばアルミニウムやステンレス鋼が好適である。受力体12は、Z軸方向の力Fzが作用して変位する部材であり、梁状の起歪体14の一端部に設けられている。起歪体14は、断面が略長方形でZ軸方向の断面係数が小さい形状で、他端部が固定体16によりZ軸と直角の方向に片端支持された片持ち梁であり、受力体12に作用した力Fzに基づいて弾性変形する。
起歪体14は、中央部に第一の歪み測定部14aが設けられ、その上面に第一の歪みゲージ17(Fz)が取り付けられている。第一の歪み測定部14aは、起歪体14の下面側を僅かに切り込むことにより、撓みの弾性係数が所定の値に調整されている。第一の歪みゲージ17(Fz)は、一般的な抵抗線歪みゲージや半導体歪みゲージ等であり、第一の歪み測定部14aの上面に接着剤等で貼り付け固定され、この部分に発生する歪みを検出する。
また、起歪体14の、第一の歪み測定部14aより固定体16側の位置には、第一の撓み部14bが設けられている。第一の撓み部14bは、起歪体14の下面側を深く切り込むことにより設けられ、撓みの弾性係数が第一歪み測定部14aよりも小さい値に調整されている。つまり、第一の撓み部14bは、起歪体14の他の部位よりも撓みやすく、Z軸方向の力Fzが作用して受力体12及び第一の歪み測定部14aの変位量を大きくする。なお、起歪体14の下面側を深く切り込むことにより、Z軸方向と直交するX軸(図1の起歪体14の長さ方向)及びY軸方向(図1(a)の上下方向)の力Fx、Fyが作用した場合の受力体12及び第一の歪み測定部14aの変位量も、切り込みがない場合と比較して大きくなる。
固定体16と対向する位置には、起歪体14の先端部が差し込まれる凹部が形成されたストッパ18が設けられている。ストッパ18は、Z軸方向の力Fzが作用して上下に変位する第一の歪み測定部14aの変位限界位置を規定する。通常は起歪体14の先端部とストッパ18とは非接触の状態であり、強い衝撃力を受け、第一の歪み測定部14aが上下に大きく変位(例えば±30μm)すると、起歪体14の先端部がストッパ18として機能する凹部内に接触して規制され、これ以上の変位が制限される。また、第一の撓み部14bにより、起歪体14の先端部は、切り込みがない場合と比較してY軸方向にも変位しやすくなるが、図1(a)に示すように、起歪体14の先端部がストッパ18の凹部の内壁面に接触して、変位が制限される。さらに、起歪体14の長さ方向(X軸方向)の衝撃力により引っ張り方向に力を受けた場合も、図1に示すように、起歪体14の先端部は、ストッパ18の凹部の底部壁面に当接するので、変位量を制限することができる。なお、起歪体14の圧縮方向の力に対しては、固定体16により支持されているので、一定以上は変位できない。以上の結果、第一の歪み測定部14aの変位量が確実に制限される。
この実施形態の力覚センサ10は、第一の歪み測定部14aが第一の撓み部14bを介して固定体16に支持される構造なので、外部からの過負荷や衝撃等により受力体12に許容範囲以上の力が作用したとき、第一の撓み部14bにより起歪体14の変位量はかなり大きく(例えば、30μm)許容されて、ストッパ18により規制される。起歪体14の先端部とストッパ18の間隔は、従来よりも広い範囲(例えば±30μm)まで許容することができ、通常の加工精度で製作されたストッパ18でも、第一の歪み測定部14aの変位を適切に制限することができる。しかも、起歪体14の先端部は大きく変位するが、第一の歪み測定部14aの撓み量は相対的に小さいので、歪みゲージ16(Fz)が剥離しない範囲に抑えられる。したがって、耐衝撃性等に優れ、しかも容易に製作できる力覚センサ10を得ることができる。また、第一の歪み測定部14aが、第一の撓み部14bを介して固定体16に支持されているので、外部からの衝撃等による大きな加速度や強い力が作用した場合でも、第一の撓み部14bがその衝撃等を吸収して、歪みゲージ16(Fz)及び接着剤に加わる力を軽減する。しかも、通常の力Fzの検出についても、第一の歪み測定部14aの弾性係数と第一の撓み部14bの弾性係数の両方を考慮した演算処理を行うことにより、従来と同様の精度で行うことができる。
次に、本発明の力覚センサの第二の実施形態について、図2〜図6に基づいて説明する。この実施形態の力覚センサ20は、いわゆる4軸型のセンサであり、互いに直交するXYZ三軸座標系のX軸周りのモーメントMx、Y軸周りのモーメントMy、Z軸周りのモーメントMz、及びZ軸方向の力Fzを正確に区別して検出することができる。
力覚センサ20は、図2に示すように、受力体22、起歪体24(1)〜24(4)、固定体26、上側ストッパ体28、及び下側ストッパ体30を有している。材質は、例えばアルミニウムやステンテス鋼が好適である。受力体22は、加速度や外力を受けて変位する円柱状の部材であり、図3、図4に示すように、梁状の起歪体24(1)〜24(4)の一端部に立設されている。
起歪体24(1)〜24(4)は、受力体22を中心にX軸及びY軸方向に放射状に配され、他端部が円形枠状の固定体26により支持され、固定体26に両端が固定された両端固定梁の構造で、それぞれ受力体22が受けた加速度や外力に基づいて弾性変形する。
起歪体24(1)は、中央部に第一の歪み測定部24a(1)が設けられ、その上面に、第一の歪みゲージ32(My)と第一の歪みゲージ32(Fz)が設けられ、その側面に第一の歪みゲージ32(Mz)が設けられている。第一の歪み測定部24a(1)は断面が略長方形でZ軸方向の断面係数が小さい形状で、撓みの弾性係数が所定の値に調整されている。第一の歪みゲージ32(My),32(Fz),32(Mz)は、共に一般的な抵抗線歪みゲージや半導体歪みゲージ等であり、第一の歪み測定部24a(1)の表面に接着剤で貼り付け固定され、各部分に発生する歪みを検出する。
また、起歪体24(1)の、第一の歪み測定部24a(1)より固定体26側の位置には、第一の撓み部24b(1)が設けられている。第一の撓み部24b(1)は、図3、図4に示すように、起歪体24(1)を幅方向及び厚さ方向に深く切り込むことにより設けられ、各方向の撓みの弾性係数が第一歪み測定部24a(1)よりも小さい値に調整されている。つまり、第一の撓み部24b(1)は、起歪体24(1)の第一の歪み測定部24a(1)よりも撓みやすく、加速度や外力を受けて受力体22及び第一の歪み測定部24a(1)が変位するとき、これらの変位量を大きくする。
さらに、起歪体24(1)の、第一の撓み部24b(1)より固定体26側の位置には、第二の歪み測定部24c(1)が設けられ、その上面に、第二の歪みゲージ34(Fz)が設けられている。第二の歪み測定部24c(1)は、断面が略四角形で、撓みの弾性係数が所定の値に調整されている。第二の歪みゲージ34(Fz)も一般的な抵抗線歪みゲージや半導体歪みゲージ等であり、第二の歪み測定部24c(1)の表面に接着剤で貼り付け固定され、この部分に発生する歪みを検出する。
他の3つの起歪体24(2)〜24(4)も起歪体24(1)と同様の構造であり、それぞれ、第一の歪み測定部24a(2)〜24a(4)、第一の撓み部24b(2)〜24b(4)、第二の歪み測定部24c(2)〜24c(4)が設けられている。
起歪体24(2)は、第一の歪み測定部24a(2)の上面と側面にそれぞれ第一の歪みゲージ32(Mx)と第一の歪みゲージ32(Mz)が貼り付け固定され、第二の歪み測定部24c(2)には歪みゲージが設けられていない。起歪体24(3)は、第一の歪み測定部24a(3)の上面と側面にそれぞれ第一の歪みゲージ32(My),32(Fz)と第一の歪みゲージ32(Mz)が貼り付け固定され、第二の歪み測定部24c(3)の上面に第二の歪みゲージ34(Fz)が貼り付け固定されている。起歪体24(4)は、第一の歪み測定部24a(4)の上面と側面にそれぞれ第一の歪みゲージ32(Mx)と第一の歪みゲージ32(Mz)が貼り付け固定され、第二の歪み測定部24(2)には歪みゲージが設けられていない。
なお、第一の歪みゲージ32(Mx)の各出力は、X軸周りのモーメントMxを検出するために使用される。第一の歪みゲージ32(My)の各出力は、Y軸周りのモーメントMyを検出するために使用される。第一の歪みゲージ32(Mz)の各出力は、Z軸周りのモーメントMzを検出するために使用される。また、第一の歪みゲージ32(Fz)及び第二の歪みゲージ34(Fz)の各出力は、Z軸方向の力Fzを検出するために使用される。
上側ストッパ体28は、図2、図5に示すように、固定体26とほぼ同じ大きさの円盤状の部材であり、円盤状の周縁部に、固定体26の上面に取り付けられる脚部28aが下向きに形成され、脚部28a内側の底面28bの中央部に、受力体22が挿通される貫通孔28cが設けられ、貫通孔28cの周縁部4カ所に、下向き突出する扇状の突起28dがほぼ等間隔に設けられている。下側ストッパ体30も、固定体26とほぼ同じ大きさの円盤状の部材であり、図2、図6に示すように、円盤状の周縁部が固定体26の下面を支持する受け部30aで、その内側の中央部に、上向きに突出する円形の突起30bが設けられている。
上記の各部材を組み合わせた状態で、図2に示すように、受力体22の側周面の近傍に、上側ストッパ体28の貫通孔28cの内壁が所定の隙間を空けて対向する。つまり、貫通孔28cは、受力体22が加速度や外力を受けてZ軸と直角方向に変位したとき(力Fx,Fyが作用したとき)やZ軸に対して傾いたとき(モーメントMx,Myが作用したとき)に、受力体22の変位限界位置を規定するストッパとして働く。また、第一の歪み測定部24a(1)〜24a(4)の側面の近傍に、上側ストッパ体28の突起28dの側面が所定の隙間を空けて対向する。つまり、突起28dは、受力体22がZ軸と直角方向に変位したとき(力Fx,Fyが作用したとき)やZ軸周りに回転したとき(モーメントMzが作用したとき)に、第一の歪み測定部24a(1)〜24a(4)の変位限界位置を規定するストッパとして働く。また、起歪体24(1)〜24(4)の上面の近傍に、上側ストッパ体28の底面28bが所定の隙間を空けて対向する。つまり、底面28bは、受力体22がZ軸に沿って上向きに変位したとき(正の力Fzが作用したとき)やZ軸に対して傾いたとき(モーメントMx,Myが作用したとき)に、起歪体梁24(1)〜24(4)の変位限界位置を規定するストッパとして働く。さらに、受力体22の下面及び第一の歪み測定部24a(1)〜24a(4)の下面の近傍に、下側ストッパ体30の突起30bの上面が所定の隙間を空けて対向する。つまり、突起30bは、受力体22がZ軸に沿って下向きに変位したとき(負の力Fzが作用したとき)やZ軸に対して傾いたとき(モーメントMx,Myが作用したとき)、受力体22及び第一の歪み測定部24a(1)〜24a(4)の変位限界位置を規定するストッパとして働く。上記の「所定の隙間」は、例えば30μm程度である。
この実施形態の力覚センサ20は、4軸型のセンサであるが、上記の1軸型の力覚センサ10と同様の作用により、耐衝撃性を容易かつ安価に向上させることができる。また、通常の力の検出についても、第一の歪み測定部24a(1)〜24a(4)の弾性係数、第一の撓み部24b(1)〜24b(4)の弾性係数、及び第二の歪み測定部24c(1)〜24c(4)の弾性係数を考慮した所定の演算処理を行うことにより、従来と同様の精度で行うことができる。
次に、本発明の力覚センサの第三の実施形態について、図7〜図12に基づいて説明する。この実施形態の力覚センサ36は、いわゆる6軸型のセンサであり、互いに直交するXYZ三軸座標系のX軸周りのモーメントMx、Y軸周りのモーメントMy、Z軸周りのモーメントMz、X軸方向の力Fx、Y軸方向の力Fy、及びZ軸方向の力Fzを正確に区別して検出することができる。
力覚センサ36は、図7に示すように、受力体38、起歪体40(1)〜40(4)、固定体42、上側ストッパ体44、及び下側ストッパ体46を有している。材質は、例えばアルミニウムやステンテス鋼が好適である。受力体38は、加速度や外力を受けて変位する円柱状の部材であり、図8〜図10に示すように、梁状の起歪体40(1)〜40(4)の一端部に立設されている。
起歪体40(1)〜40(4)は、受力体38を中心にX軸及びY軸方向に放射状に配され、各他端部がT字状に分岐し、分岐した両先端部が円形枠状の固定体42により支持され、固定体42に両端が固定された両端固定梁の構造で、それぞれ受力体38が受けた加速度や外力に基づいて弾性変形する。
起歪体40(1)は、図9に示すように、中央部に第一の歪み測定部40a(1)が設けられ、その上面に第一の歪みゲージ48(Fz)が設けられ、片方の側面に第一の歪みゲージ48(Mz)が設けられている。第一の歪み測定部40a(1)は、撓みの弾性係数が所定の値に調整されている。第一の歪みゲージ48(Fz),48(Mz)は、共に一般的な抵抗線歪みゲージや半導体歪みゲージ等であり、第一の歪み測定部40a(1)の表面に接着剤で貼り付け固定され、各部分に発生する歪みを検出する。
また、起歪体40(1)の、第一の歪み測定部40a(1)より固定体42側の位置には、第一の撓み部40b(1)が設けられている。第一の撓み部40b(1)は、図9、図10(a)に示すように、起歪体40(1)を幅方向及び厚さ方向に深く切り込むことにより設けられ、各方向の撓みの弾性係数が第一歪み測定部40a(1)よりも小さい値に調整されている。つまり、第一の撓み部40b(1)は、起歪体40(1)の第一歪み測定部40a(1)よりも撓みやすく、加速度や外力を受けて受力体38及び第一の歪み測定部40a(1)が変位するとき、これらの変位量を大きくする。
また、起歪体40(1)の、第一の撓み部40b(1)より固定体42側の位置には、第二の歪み測定部40c(1)が設けられ、その上面に第二の歪みゲージ50(My)が設けられ、受力体38側の側面に第二の歪みゲージ50(Fx)が設けられている。第二の歪み測定部40c(1)は、平面視でT字状の部分であり、撓みの弾性係数が所定の値に調整されている。第二の歪みゲージ50(My),50(Fx)も一般的な抵抗線歪みゲージや半導体歪みゲージ等であり、第二の歪み測定部40c(1)の所定位置に接着剤で貼り付け固定され、この部分に発生する歪みを検出する。
さらに、起歪体40(1)の、第二の歪み測定部40c(1)より固定体42側の両端部には、第二の撓み部40d(1)が一対に設けられている。第二の撓み部40d(1)は、図9、図10(b)に示すように、起歪体40(1)を幅方向に深く切り込むことにより設けられ、X軸方向の撓みの弾性係数が第二の歪み測定部40c(1)よりも小さい値に調整されている。つまり、第二の撓み部40d(1)は、起歪体40(1)の第二の歪み測定部40c(1)よりも撓みやすく、加速度や外力を受けて受力体38、第一及び第二の歪み測定部40a(1),40c(1)が変位するとき、これらの変位量を大きくする。
他の3つの起歪体40(2)〜40(4)も起歪体40(1)と同様の構造であり、それぞれ、第一の歪み測定部40a(2)〜40a(4)、第一の撓み部40b(2)〜40b(4)、第二の歪み測定部40c(2)〜40c(4)、第二の撓み部40d(2)〜40d(4)が設けられている。
第一の歪み測定部40a(2),40a(4)は、それぞれ、上面に第一の歪みゲージ48(Fz)が貼り付け固定され、片方の側面に第一の歪みゲージ48(Mz)が貼り付け固定されている。第二の歪み測定部40c(2),40c(4)は、それぞれ、上面に第二の歪みゲージ50(Mx)が貼り付け固定され、受力体38側の側面に第二の歪みゲージ50(Fy)が貼り付け固定されている。第一の歪み測定部40a(3)は、上面に第一の歪みゲージ48(Fz)が貼り付け固定され、片方の側面に第一の歪みゲージ48(Mz)が貼り付け固定されている。第二の歪み測定部40c(3)は、上面に第二の歪みゲージ50(My)が貼り付け固定され、受力体38側の側面に第二の歪みゲージ50(Fx)が貼り付け固定されている。
なお、第一の歪みゲージ48(Mz)の各出力は、Z軸周りのモーメントMzを検出するために使用され、第一の歪みゲージ48(Fz)の各出力は、Z軸方向の力Fzを検出するために使用される。第二の歪みゲージ50(Mx)の各出力は、X軸周りのモーメントMxを検出するために使用され、第二の歪みゲージ50(My)の各出力は、Y軸周りのモーメントMyを検出するために使用され、第二の歪みゲージ50(Fx)の各出力は、X軸方向の力Fxを検出するために使用され、第二の歪みゲージ50(Fy)の各出力は、Y軸方向の力Fyを検出するために使用される。
固定体42には、図8に示すように、円形枠状の内壁から内向きに突出するストッパ部42a,42bが設けられている。ストッパ部42aは、起歪体40(1),40(2)に挟まれる位置、起歪体40(2),40(3)に挟まれる位置、起歪体40(3),40(4)に挟まれる位置、起歪体40(4),40(1)に挟まれる位置の4カ所に配され、起歪体40(1)〜40(4)の側面の近傍に、ストッパ部42aの端面が所定の隙間を空けて対向する。つまり、ストッパ部42aは、受力体38がZ軸と直角方向に変位したとき(力Fx,Fyが作用したとき)やZ軸周りに回転したとき(モーメントMzが作用したとき)に、起歪体40(1)〜40(4)の変位限界位置を規定するストッパとして働く。また、ストッパ部42bは、第二の歪み測定部40c(1)〜40c(4)の受力体38と反対側の位置の4カ所に配され、第二の歪み測定部40c(1)〜40c(4)の外側面の近傍に、各ストッパ部42bの端面が所定の隙間を空けて対向する。つまり、ストッパ部42bは、受力体38がX軸又はY軸方向に変位したとき(力Fx,Fyが作用したとき)に、第二の歪み測定部40c(1),40c(2),40c(3),40c(4)の変位限界位置を規定するストッパとして働く。上記の「所定の隙間」は、例えば30μm程度である。
上側ストッパ体44は、図11に示すように、固定体42とほぼ同じ大きさの円盤状の部材であり、円盤状の周縁部に、固定体42の周縁部の上面に取り付けられる脚部44aが下向きに形成され、脚部44a内側の底面44bの中央部に、受力体38が挿通される貫通孔44cが設けられている。下側ストッパ体46も、固定体44とほぼ同じ大きさの円盤状の部材であり、図12に示すように、円盤状の周縁部に、固定体42の周縁部の下面を支持する受け部46aが上向きに形成され、その内側が平坦な底面46bになっている。
上記の各部材を組み合わせた状態で、図7に示すように、受力体38の側周面の近傍に、上側ストッパ体44の貫通孔44cの内壁が所定の隙間を空けて対向する。つまり、貫通孔44cは、受力体38が加速度や外力を受けてZ軸と直角方向に変位したとき(力Fx,Fyが作用したとき)やZ軸に対して傾いたとき(モーメントMx,Myが作用したとき)に、受力体38の変位限界位置を規定するストッパとして働く。また、起歪体40(1)〜40(4)の上面の近傍に、上側ストッパ体44の底面44bが所定の隙間を空けて対向する。つまり、底面44bは、受力体38がZ軸に沿って上向きに変位したとき(正の力Fzが作用したとき)やZ軸に対して傾いたとき(モーメントMx,Myが作用したとき)に、起歪体40(1)〜40(4)の変位限界位置を規定するストッパとして働く。さらに、受力体38の下面及び起歪体40(1)〜40(4)の下面の近傍に、下側ストッパ体46の底面46bが所定の隙間を空けて対向する。つまり、底面46bは、受力体38がZ軸に沿って下向きに変位したとき(負の力のFzが作用したとき)やZ軸に対して傾いたとき(モーメントMx,Myが作用したとき)、受力体38及び起歪体40(1)〜40(4)の変位限界位置を規定するストッパとして働く。上記の「所定の隙間」は、例えば30μm程度である。
この実施形態の力覚センサ36は、6軸型のセンサであるが、上記の1軸型の力覚センサ10と同様の作用により、耐衝撃性を容易かつ安価に向上させることができる。また、通常の力の検出についても、第一の歪み測定部40a(1)〜40a(4)の弾性係数、第一の撓み部40b(1)〜40b(4)の弾性係数、第二の歪み測定部40c(1)〜40c(4)の弾性係数、及び第二の撓み部40d(1)〜40d(4)の弾性係数を考慮した所定の演算処理を行うことにより、従来と同様の精度で行うことができる。
なお、本発明の力覚センサは、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、受力体、起歪体、固定体の大きさや材質は、検出対象の力の大きさや使用する歪みゲージの特性等に合わせて自由に変更できる。また、撓み部の弾性係数やストッパの構造(数、設置する位置)についても、一定の耐衝撃性が確保できるように適宜変更することができる。また、特許文献1の多軸型力センサのように、起歪体の一部を受力体として兼用する構造にしてもよい。
また、第一の歪み測定部に設けられる第一の歪みゲージは、どの方向の力又はどの方向のモーメントを測定するものでもよく、第一の歪み測定部の表面のどの位置(側面、上面、下面)に何個取り付けてもよい。第二の歪み測定部に設けられる第二の歪みゲージについても同様である。
10 力覚センサ
12 受力体
14 起歪体
14a 第一の歪み測定部
14b 第一の撓み部
16 固定体
17(Fz) 第一の歪みゲージ
18 ストッパ
20 力覚センサ
22 受力体
24(1),24(2),24(3),24(4) 起歪体
24a(1),24a(2),24a(3),24a(4) 第一の歪み測定部
24b(1),24b(2),24b(3),24b(4) 第一の撓み部
24c(1),24c(2),24c(3),24c(4) 第二の歪み測定部
26 固定体
28 上側ストッパ体
28b 底面(ストッパ)
28c 貫通孔(ストッパ)
28d 突起(ストッパ)
30 下側ストッパ体
30b 突起(ストッパ)
32(Mx),32(My),32(Mz),32(Fz) 第一の歪みゲージ
34(Fz) 第二の歪みゲージ
36 力覚センサ
38 受力体
40(1),40(2),40(3),40(4) 起歪体
40a(1),40a(2),40a(3),40a(4) 第一の歪み測定部
40b(1),40b(2),40b(3),40b(4) 第一の撓み部
40c(1),40c(2),40c(3),40c(4) 第二の歪み測定部
40d(1),40d(2),40d(3),40d(4) 第二の撓み部
42 固定体
42a,42b ストッパ部(ストッパ)
44 上側ストッパ体
44b 底面(ストッパ)
44c 貫通孔(ストッパ)
46 下側ストッパ体
46b 底面(ストッパ)
48(Mz),48(Fz) 第一の歪みゲージ
50(Mx),50(My),50(Fx),50(Fy) 第二の歪みゲージ

Claims (7)

  1. 検出対象となる力が作用して変位する受力体と、前記受力体を固定体に連結し支持する梁状の部材であって、前記受力体に作用した力に基づいて弾性変形する起歪体と、前記起歪体の一部である第一の歪み測定部に発生する歪みを検出する第一の歪みゲージとを有する力覚センサにおいて、
    前記起歪体は、前記第一の歪み測定部より前記固定体側の位置に、検出対象となる力が前記受力体に作用した際に前記第一の歪み測定部よりも撓みやすくした第一の撓み部が設けられ、
    前記受力体又は前記起歪体の近傍に、前記第一の歪み測定部の変位量を制限するストッパが設けられ、
    前記ストッパには、互いに異なる方向に面した複数の面が形成され、この複数の面は、前記起歪体の前記第一の撓み部より前記受力体側の部分と前記受力体のうちの少なくとも一方と非接触で対面し、前記起歪体の前記第一の撓み部より前記受力体側の部分と前記受力体のうちの少なくとも一方の変位限界位置を、互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸の各正負方向について規定可能に設けられていることを特徴とする力覚センサ。
  2. 前記受力体を前記固定体に連結した前記起歪体が複数設けられ、前記複数の起歪体には、それぞれ前記第一の歪み測定部と前記第一の撓み部とが設けられ、前記ストッパの前記複数の面は、個々の前記起歪体に対面して配置されている請求項1記載の力覚センサ。
  3. 前記起歪体は、前記第一の撓み部よりも前記固定体側の位置に第二の歪み測定部が設けられ、前記第二の歪み測定部に発生する歪みを検出する第二の歪みゲージが設けられている請求項1記載の力覚センサ。
  4. 前記受力体を前記固定体に連結する前記起歪体が複数設けられ、前記複数の起歪体には、それぞれ前記第一及び第二の歪み測定部と前記第一の撓み部とが設けられ、前記ストッパの前記複数の面は、個々の前記起歪体に対面して配置されている請求項3記載の力覚センサ。
  5. 前記起歪体には、前記第二の歪み測定部よりも前記固定体側の位置に、検出対象となる力が作用した際に前記第二の歪み測定部よりも撓みやすくした第二の撓み部が設けられている請求項3又は4記載の力覚センサ。
  6. 前記ストッパは、前記第二の歪み測定部の変位量を制限するための複数の面を有し、この複数の面は、前記第二の歪み測定部又はその近傍部分と非接触で対面し、前記第二の歪み測定部又はその近傍部分の変位限界位置を、互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸の各正負方向について規定可能に設けられている請求項5記載の力覚センサ。
  7. 前記受力体を前記固定体に連結する前記起歪体が複数設けられ、前記複数の起歪体には、それぞれ前記第一及び第二の歪み測定部と前記第一及び第二の撓み部とが設けられ、前記ストッパの前記複数の面は、個々の前記起歪体に対面して配置されている請求項5又は6記載の力覚センサ。
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