JP5427193B2 - スイッチングレギュレータ - Google Patents

スイッチングレギュレータ Download PDF

Info

Publication number
JP5427193B2
JP5427193B2 JP2010547385A JP2010547385A JP5427193B2 JP 5427193 B2 JP5427193 B2 JP 5427193B2 JP 2010547385 A JP2010547385 A JP 2010547385A JP 2010547385 A JP2010547385 A JP 2010547385A JP 5427193 B2 JP5427193 B2 JP 5427193B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
output
current source
current
switching regulator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010547385A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2011043010A1 (ja
Inventor
誠 石田
隆 龍
卓也 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2010547385A priority Critical patent/JP5427193B2/ja
Publication of JPWO2011043010A1 publication Critical patent/JPWO2011043010A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5427193B2 publication Critical patent/JP5427193B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M3/00Conversion of dc power input into dc power output
    • H02M3/02Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac
    • H02M3/04Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters
    • H02M3/10Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
    • H02M3/145Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal
    • H02M3/155Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only
    • H02M3/156Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only with automatic control of output voltage or current, e.g. switching regulators
    • H02M3/1563Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only with automatic control of output voltage or current, e.g. switching regulators without using an external clock
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M1/00Details of apparatus for conversion
    • H02M1/32Means for protecting converters other than automatic disconnection

Description

本発明は、スイッチングレギュレータに関し、特に、ヒステリティック制御方式のスイッチングレギュレータの過電流保護に関する。
一般に、スイッチングレギュレータは、効率よく電力を変換することができるため多くの電子機器の電源回路として用いられる。特にバッテリーを入力電圧源とする携帯機器では、長時間の使用を可能とするため使用状況に応じて電子回路に供給する電力を適時変更するなどの制御が行われる。したがって、使用状況の変化に高速に応答するスイッチングレギュレータが求められている。
このようなスイッチングレギュレータとして、誤差増幅器を用いたフィードバック制御ではなく、比較器を用いて出力電圧が所定の範囲内となるようにスイッチ素子を制御するヒステリティック制御を行うものがある。ヒステリティック制御では、誤差増幅器のスルーレートによって決まる動作時間を要しないため高速に応答することができる。
安定したヒステリティック制御を行うためには、出力リップルの振幅を大きくする必要があるが、振幅を大きくしすぎると適切な出力電圧を得ることができないという問題がある。そこで、基準電圧に出力リップルと逆波形の電圧を重畳した疑似リップル電圧を用いて、出力電圧が疑似リップル電圧を下回ったときにスイッチ素子を一定時間オン制御するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
米国特許第7,202,642号明細書
スイッチングレギュレータではスイッチ素子に流れるピーク電流を制限するために過電流保護を行う場合がある。過電流保護が機能するとスイッチ素子は強制的にオフ制御される。したがって、従来のヒステリティック制御方式のスイッチングレギュレータでは過電流保護によってスイッチ素子のオン時間が決められた時間(固定オン時間)よりも短くなり、出力電圧が低下する。このため、スイッチ素子がオフしてから出力電圧が疑似リップル電圧を下回るまでの時間、すなわち、スイッチ素子のオフ時間も短くなる。この結果、スイッチング周波数が上昇し、過電流保護が十分に機能しなくなるおそれがある。さらに、過電流保護によって出力電圧が目標電圧よりも定常的に低くなると、スイッチ素子を一定時間オン制御するための信号が出力されなくなり、ヒステリティック制御に戻れなくなるおそれがある。
上記問題に鑑み、本発明は、ヒステリティック制御方式のスイッチングレギュレータについてより優れた過電流保護を実現することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明によって次のような手段を講じた。すなわち、スイッチ素子をスイッチング制御して入力電圧を降圧して出力電圧を生成するスイッチングレギュレータであって、出力電圧と目標電圧とを比較する第1の比較器と、スイッチ素子に流れる電流の大きさと所定値とを比較する第2の比較器と、スイッチ素子のオン制御に係る固定オン時間を計時するオン時間タイマと、スイッチ素子のオフ制御に係る固定オフ時間を計時するオフ時間タイマと、第1の比較器の出力に応じてスイッチ素子を固定オン時間でオン制御し、第2の比較器の出力に応じてスイッチ素子を固定オフ時間でオフ制御する制御回路とを備えているものとする。この構成によると、通常動作時にはオン時間が固定でオフ時間が調整されるヒステリティック制御が行われ、過電流保護時にはオフ時間が固定でオン時間が調整されるピーク電流制御が行われる。
本発明によると、過電流保護時にスイッチ素子の固定オフ時間が確保される。これにより、過電流保護時のスイッチング周波数の上昇を抑制し、十分な垂下特性を得ることができる。また、過電流保護によって出力電圧が目標電圧よりも定常的に低くなっても、固定オフ時間の経過後に通常動作に復帰することができる。
図1は、第1の実施形態に係るスイッチングレギュレータの構成図である。 図2は、第2の実施形態に係るスイッチングレギュレータの構成図である。 図3は、第3の実施形態に係るスイッチングレギュレータの構成図である。 図4は、図3のスイッチングレギュレータの各種信号波形を示すグラフである。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係るスイッチングレギュレータの構成を示す。本実施形態に係るスイッチングレギュレータは、インダクタ3に接続されたスイッチ素子1、2を交互にオンオフすることによって例えばバッテリー等からの入力電圧Vinを降圧して、コンデンサ4で平滑化した出力電圧Voutを出力負荷5に供給する。
オン時間タイマ6は、スイッチ素子1のオン制御に係る固定オン時間を計時する。具体的には、オン時間タイマ6はスイッチ素子1の制御信号の立ち上がりをトリガとして固定オン時間の経過後にパルスを出力する。オフ時間タイマ7は、スイッチ素子1のオフ制御に係る固定オフ時間を計時する。具体的には、オフ時間タイマ7はスイッチ素子1の制御信号の立ち下がりをトリガとして固定オフ時間の経過後にパルスを出力する。
疑似リップル発生器8は、スイッチ素子1がターンオフするごとに基準電圧Vrefから徐々に上昇し、スイッチ素子1がオンのとき基準電圧Vrefまで徐々に下降する目標電圧Vref1を出力する。比較器9は、出力電圧Voutをフィードバックした電圧Vfbと目標電圧Vref1とを比較し、電圧Vfbが目標電圧Vref1を下回ると出力をHレベルにする。電流検出器10は、スイッチ素子1に流れる電流を検出する。比較器11は、電流検出器10の出力と所定値とを比較する。所定値はスイッチ素子1に流れる電流の最大値に相当する。
制御回路12は、比較器9の出力に応じてスイッチ素子1を固定オン時間でオン制御し、比較器11の出力に応じてスイッチ素子1を固定オフ時間でオフ制御する。具体的には、制御回路12において、ラッチ回路121は比較器11の出力でセットされ、オフ時間タイマ7の出力でリセットされる。論理回路122は比較器9の出力とラッチ回路121の出力反転との論理積を演算する。論理回路123は比較器11の出力とオン時間タイマ6の出力との論理和を演算する。ラッチ回路124は論理回路122の出力でセットされ、論理回路123の出力でリセットされる。そして、ラッチ回路124の出力およびその反転がそれぞれスイッチ素子1、2の制御信号となる。
以下、本実施形態に係るスイッチングレギュレータの動作について説明する。
<通常動作>
通常動作時にはスイッチ素子1に過電流は流れておらず、比較器11の出力はLレベルである。したがって、論理回路123の出力はオン時間タイマ6の出力と等しくなる。また、ラッチ回路121はリセット状態にあり、その出力はLレベルである。したがって、論理回路122の出力は比較器9の出力と等しくなる。電圧Vfbが目標電圧Vref1を下回ると、比較器9の出力はHレベルとなり、ラッチ回路124がセットされる。これにより、スイッチ素子1がオン制御される。そして、スイッチ素子1のオン制御開始から固定オン時間が経過するとオン時間タイマ6からパルスが出力され、ラッチ回路124がリセットされる。これにより、スイッチ素子1がオフ制御される。通常動作時には上記の動作を繰り返すことで、リップルが抑制された出力電圧Voutを安定的に供給することができる。
<過電流保護>
過負荷などに起因してスイッチ素子1に流れる電流が上限値を超えると、比較器11の出力がHレベルになる。これにより、論理回路123の出力がHレベルとなり、ラッチ回路124はリセットされ、スイッチ素子1はオフ制御される。すなわち、過電流が検知されるとスイッチ素子1はオン制御中であっても強制的にオフ制御される。スイッチ素子1がターンオフすることにより、入力電圧源からの電力供給が制限され、出力電圧Voutが低下するといった過電流垂下が生じる。この結果、比較器9の出力がHレベルとなる。しかし、比較器11の出力がHレベルになったことでラッチ回路121がセットされるため、比較器9の出力は論理回路122によってマスクされる。したがって、比較器9の出力がHレベルとなっても、ラッチ回路124が直ちにセットされることはない。そして、スイッチ素子1のオフ制御開始から固定オフ時間が経過するとオフ時間タイマ7からパルスが出力され、論理回路122の出力がHレベルとなる。これにより、ラッチ回路124がセットされてスイッチ素子1のオン制御が再開される。
以上、本実施形態によると、通常動作時にはオン時間固定のヒステリティック制御が行われ、過電流保護時にはオフ時間固定のピーク電流制御に切り替わる。これにより、過電流保護時のスイッチング周波数の上昇を抑制するとともに十分な垂下特性を得ることができる。また、ピーク電流制御からヒステリティック制御への切り替えも確実に行うことができる。
なお、オフ時間タイマ7のトリガとして比較器11の出力反転、ラッチ回路121の出力反転を用いてもよい。また、比較器11の出力に代えてラッチ回路121の出力を論理回路123に入力してもよい。また、疑似リップル発生器8は省略可能である。
また、電圧Vfbは出力電圧Voutそのものでなくとも出力電圧Voutに比例していればよい。例えば、電圧Vfbとして出力電圧Voutを抵抗分圧した電圧を用いてもよい。また、スイッチ素子2をダイオードに置き換えてもよい。
(第2の実施形態)
図2は、第2の実施形態に係るスイッチングレギュレータの構成を示す。本実施形態に係るスイッチングレギュレータの概略構成は第1の実施形態と同様である。以下、オン時間タイマ6とオフ時間タイマ7の構成例について説明する。
オン時間タイマ6において、電流源61はRonを仮想的な抵抗値として電流Vin/Ronを出力する。電流源61には容量素子62が接続され、容量素子62に並列にスイッチ素子63が接続されている。スイッチ素子63は例えばラッチ回路124の出力反転によって制御される。電圧源64はKを定数として電圧KVoutを出力する。電圧比較器65は電圧源64の出力と容量素子62の充電電圧とを比較する。
オフ時間タイマ7において、電流源71はRoffを仮想的な抵抗値として電流Vin/Roffを出力する。電流源71には容量素子72が接続され、容量素子72に並列にスイッチ素子73が接続されている。スイッチ素子73は例えばラッチ回路124の出力によって制御される。電圧源74は電圧K(Vin−Vout)を出力する。電圧比較器75は電圧源74の出力と容量素子72の充電電圧とを比較する。
以下、オン時間タイマ6およびオフ時間タイマ7の動作について説明する。
<オン時間タイマの動作>
オン時間タイマ6は主にスイッチングレギュレータの通常動作時に動作する。ラッチ回路124の出力がHレベルになると、スイッチ素子1のオン制御が開始されるとともにスイッチ素子63は非導通となる。これにより、それまで放電していた容量素子62の充電が開始される。そして、容量素子62の充電電圧が電圧KVoutに達すると電圧比較器65の出力はHレベルとなり、ラッチ回路124はリセットされる。すなわち、容量素子62の充電開始から充電電圧が電圧KVoutに達するまでが固定オン時間に相当し、その時間はVout/Vinに比例する。
ここで、容量素子62の静電容量をConとすると、スイッチ素子1のオン時間Tonは、
Ton=ConRon×KVout/Vin
=Vout/Vin×T1
で表される。ただし、定数T1=KConRonである。
一方、降圧型のスイッチングレギュレータのスイッチング周期Tsとすると、
Vout=Ton/Ts×Vin
という関係が成り立つ。これら2式を整理するとTs=T1が導出される。すなわち、入力電圧Vinおよび出力電圧Voutの変動にかかわらずスイッチング周期を一定に保つことができる。
<オフ時間タイマの動作>
オフ時間タイマ7は主にスイッチングレギュレータの過電流保護時に動作する。過電流が検出されて比較器11の出力がHレベルとなり、ラッチ回路124の出力がLレベルになると、スイッチ素子1の強制的なオフ制御が開始されるとともにスイッチ素子73は非導通となる。これにより、それまで放電していた容量素子72の充電が開始される。そして、容量素子72の充電電圧が電圧K(Vin−Vout)に達すると電圧比較器75の出力はHレベルとなり、ラッチ回路121はリセットされ、ラッチ回路124はセットされる。すなわち、容量素子72の充電開始から充電電圧が電圧K(Vin−Vout)に達するまでが固定オフ時間に相当し、その時間は(Vin−Vout)/Vinに比例する。
ここで、容量素子72の静電容量をCoffとすると、スイッチ素子1のオフ時間Toffは、
Toff=CoffRoff×K(Vin−Vout)/Vin
=(Vin−Vout)/Vin×T2
で表される。ただし、定数T2=KCoffRoffである。
一方、降圧型のスイッチングレギュレータのスイッチング周期Tsとすると、
Vout=Ton/Ts×Vin
=(Ts−Toff)/Ts×Vin
という関係が成り立つ。これら2式を整理するとTs=T2が導出される。すなわち、入力電圧Vinおよび出力電圧Voutの変動にかかわらずスイッチング周期を一定に保つことができる。
以上、本実施形態によると、入力電圧Vinおよび出力電圧Voutの変動に影響されない、より安定的なスイッチング制御が可能となる。また、出力電圧が低下するほど固定オフ時間が長くなるため、より速やかな過電流垂下特性を得ることができる。
なお、T1=T2を満たすように各素子の値を設定することで通常動作時および過電流保護時におけるスイッチング周期およびデューティ比が等しくなる。これにより、制御モードの切り替わり時におけるスイッチング制御の乱れがなくなり、スムーズな制御モード切り替えが可能となる。
(第3の実施形態)
図3は、第3の実施形態に係るスイッチングレギュレータの構成を示す。本実施形態に係るスイッチングレギュレータの概略構成は第1の実施形態と同様である。オン時間タイマ6は第2の実施形態と同様である。以下、オフ時間タイマ7と疑似リップル発生器8の構成例について説明する。
オフ時間タイマ7において、電流源71はRoffを仮想的な抵抗値として電流Vout/Roffを出力する。電流源71には容量素子72が接続され、容量素子72に並列にスイッチ素子73が接続されている。スイッチ素子73は例えばラッチ回路124の出力によって制御される。容量素子72の充電電圧はgmアンプ76の正入力端に入力される。gmアンプ76は3つの電流出力としての3つの電流源761、762および763を有する。電流源763とグランドとの間には抵抗素子77が接続されており、抵抗素子77の電圧はgmアンプ76の負入力端に入力される。電流源78はRxを仮想的な抵抗値として電流Vout(Vin−Vout)/Vin/Rxを出力する。電流比較器79は電流源78の出力と電流源762の出力とを比較する。具体的には、電流比較器79は、入力側および出力側にそれぞれトランジスタ791、792を配置したカレントミラー回路で構成することができる。
疑似リップル発生器8において、トランジスタ81はトランジスタ791とともにカレントミラー回路を構成して電流源78の出力のミラー電流を出力する電流源として機能する。抵抗素子82はトランジスタ81のドレインと基準電圧Vrefとの間に接続されている。電圧バッファ83には抵抗素子82の電圧が入力される。抵抗素子84は電流源761と電圧バッファ83の出力端との間に接続されている。抵抗素子84の電圧が目標電圧Vref1となる。
以下、疑似リップル発生器8およびオフ時間タイマ7の動作について説明する。
<オン制御時>
スイッチ素子1のオン制御時にはラッチ回路124の出力はHレベルとなっており、スイッチ素子73は導通している。したがって、gmアンプ76の正入力端にはグランド電位が入力され、電流源761、762および763の出力はゼロである。このため、電流比較器79の出力はLレベルのままであり、オフ時間タイマ7は非動作状態にある。
一方、電流源761の出力電流もゼロであるから、抵抗素子84には電流は流れずに疑似リップル発生器8の出力は電圧バッファ83の出力電圧Vref’と等しくなる。トランジスタ81の出力電流がVout(Vin−Vout)/Vin/Rxであることから、抵抗素子82の抵抗値をR1とすると、目標電圧Vref1は、
Vref1=Vref’
=Vref−Vout(Vin−Vout)/Vin×R1/Rx
で表される。すなわち、スイッチ素子1のオン制御時に疑似リップル発生器8から出力される目標電圧Vref1は一定であり、その値は入力電圧Vinおよび出力電圧Voutに応じて適応的に調整される。
<オフ制御時>
過電流が検出されて比較器11の出力がHレベルとなるかまたはオン時間タイマ6からパルスが出力されると、ラッチ回路124の出力がLレベルとなり、スイッチ素子1のオフ制御が開始されるとともにスイッチ素子73が非導通となる。これにより、それまで放電していた容量素子72の充電が開始され、電流源761、762および763から充電電圧に比例した大きさの電流が出力される。ここで、容量素子72の静電容量をCoffとすると、充電電圧Vcは、
Vc=Vout/Coff/Roff×t
で表される。電流源763の伝達アドミタンスをgm3、gmアンプ76の負入力端の電圧をV3とすると、電流源763の出力電流I3は、
I3=gm3×(Vout/Coff/Roff×t−V3)
で表される。抵抗素子77の抵抗値をR3とすると、電圧V3は、
V3=I3×R3
で表される。これら2式を整理すると、
I3=gm3×Vout/Coff/Roff×t/(1+gm3×R3)
が導出される。電流源761の伝達アドミタンスをgm1とすると、電流源761の出力電流I1は、
I1=gm1×Vout/Coff/Roff×t/(1+gm3×R3)
で表される。抵抗素子84の抵抗値をR2、目標電圧Vref1は、
Vref1=Vref’+R2×I1
=Vref’+R2×gm1×Vout/Coff/Roff×t/(1+gm3×R3)
=Vref’+Vout×t/T3
で表される。ただし、定数T3=R2×gm1/Coff/Roff×t/(1+gm3×R3)である。すなわち、スイッチ素子1のオフ制御時に疑似リップル発生器8から出力される目標電圧Vref1は電圧Vref’から時間とともに上昇し、また、その大きさは出力電圧Voutに比例する。
疑似リップル発生器8の出力波形を図示すると図4のようになる。一般に、降圧型のスイッチングレギュレータの出力リップル電圧は、出力コンデンサに流れるリップル電流と出力コンデンサの等価直列抵抗との電圧降下によって発生し、オフ制御中のリップル電流の大きさは出力電圧に比例する。したがって、出力電圧の比較対象である目標電圧に出力リップル電圧を重畳することにより、出力リップル電圧を抑制したヒステリティック制御が可能となる。なお、この効果は過電流保護機能とは独立しているため、制御回路12からラッチ回路121および論理回路122,123を省略してもよい。
さて、通常動作時にはスイッチ素子1のオフ時間は(Vin−Vout)/Vin×T1であることから、スイッチ素子1のオフ制御の終了条件は、
Vfb=Vref1
=Vref’+Vout(Vin−Vout)/Vin×T1/T3
=Vref−Vout(Vin−Vout)/Vin×(R1/Rx−T1/T3)
となる。したがって、R1/Rx=T1/T3を満たすように各素子の値を設定することで、スイッチ素子1のオフ時間制御の終了条件はVfb=Vrefとなる。すなわち、入力電圧Vinおよび出力電圧Voutの変動にかかわらず、スイッチ素子1のオフ制御の終了条件が一定に保たれる。
一方、過電流保護時には、ラッチ回路121がリセットされる、すなわち、電流比較器79の出力がHレベルになるとスイッチ素子1のオフ制御が終了する。ここで、電流源762の伝達アドミタンスをgm2とすると、電流源762の出力電流I2は、
I2=gm2×Vout/Roff/Coff×t/(1+gm3×R3)
と表される。電流I2が徐々に増えてトランジスタ791に流れる電流Vout(Vin−Vout)/Vin/Rxを超えたときに電流比較器79の出力がHレベルになる。したがって、それに要する時間Toffは、
Toff=Vout(Vin−Vout)/Vin/Rx/(gm2×Vout/Coff/Roff/(1+gm3×R3))
=(Vin−Vout)/Vin×CoffRoff(1+gm3×R3)/Rx/gm2
=(Vin−Vout)/Vin×T4
で表される。ただし、定数T4=CoffRoff(1+gm3×R3)/Rx/gm2である。したがって、T1=T4を満たすように各素子の値を設定することで通常動作時および過電流保護時におけるスイッチング周期およびデューティ比が等しくなる。これにより、制御モードの切り替わり時におけるスイッチング制御の乱れがなくなり、スムーズな制御モード切り替えが可能となる。
以上、本実施形態によると、オフ時間タイマ7と疑似リップル発生器8とで回路の一部を共有することができるため、全体的な回路規模および消費電力を低減することができる。また、目標電圧の基準値が入力電圧および出力電圧に応じて適応的に変化するため、より高精度の出力を得ることができる。
本発明に係るスイッチングレギュレータは優れた過電流保護が可能であるため、幅広い入力電圧レンジおよび出力電圧レンジの電源装置として有用である。
1 スイッチ素子
6 オン時間タイマ
61 電流源
62 容量素子
63 スイッチ素子(第2のスイッチ素子)
64 電圧源
65 電圧比較器
7 オフ時間タイマ
71 電流源(第1の電流源)
72 容量素子
73 スイッチ素子(第2のスイッチ素子)
74 電圧源
75 電圧比較器
761 電流源(第4の電流源)
762 電流源(第3の電流源)
78 電流源(第2の電流源)
79 電流比較器
8 疑似リップル発生器
81 トランジスタ(第5の電流源)
82 抵抗素子(第1の抵抗素子)
83 電圧バッファ
84 抵抗素子(第2の抵抗素子)
9 比較器(第1の比較器)
11 比較器(第2の比較器)
12 制御回路
121 ラッチ回路(第1のラッチ回路)
122 論理回路(第1の論理回路)
123 論理回路(第2の論理回路)
124 ラッチ回路(第2のラッチ回路)

Claims (13)

  1. スイッチ素子をスイッチング制御して入力電圧を降圧して出力電圧を生成するスイッチングレギュレータであって、
    前記出力電圧をフィードバックした電圧と目標電圧とを比較する第1の比較器と、
    前記スイッチ素子に流れる電流の大きさと所定値とを比較する第2の比較器と、
    前記スイッチ素子のオン制御に係る固定オン時間を計時するオン時間タイマと、
    前記スイッチ素子のオフ制御に係る固定オフ時間を計時するオフ時間タイマと、
    前記第1の比較器の出力に応じて前記スイッチ素子を前記固定オン時間でオン制御し、前記第2の比較器の出力に応じて前記スイッチ素子を前記固定オフ時間でオフ制御する制御回路とを備えている
    ことを特徴とするスイッチングレギュレータ。
  2. 請求項1のスイッチングレギュレータにおいて、
    前記オン時間タイマは、前記固定オン時間として、前記出力電圧を前記入力電圧で除した値に応じた時間を計時する
    ことを特徴とするスイッチングレギュレータ。
  3. 請求項2のスイッチングレギュレータにおいて、
    前記オン時間タイマは、
    前記入力電圧に応じた電流を出力する電流源と、
    前記電流源に接続された容量素子と、
    前記容量素子に並列接続され、前記スイッチ素子がオフ制御されている間は導通し、前記スイッチ素子がオン制御されている間は非導通となる第2のスイッチ素子と、
    前記出力電圧に応じた電圧を出力する電圧源と、
    前記電圧源の出力と前記容量素子の充電電圧とを比較する電圧比較器とを有する
    ことを特徴とするスイッチングレギュレータ。
  4. 請求項1のスイッチングレギュレータにおいて、
    前記オフ時間タイマは、前記固定オフ時間として、前記入力電圧と前記出力電圧との差分を前記入力電圧で除した値に応じた時間を計時する
    ことを特徴とするスイッチングレギュレータ。
  5. 請求項4のスイッチングレギュレータにおいて、
    前記オフ時間タイマは、
    前記入力電圧に応じた電流を出力する電流源と、
    前記電流源に接続された容量素子と、
    前記容量素子に並列接続され、前記スイッチ素子がオン制御されている間は導通し、少なくとも前記スイッチ素子が前記固定オフ時間でオフ制御されている間は非導通となる第2のスイッチ素子と、
    前記入力電圧と前記出力電圧との差分に応じた電圧を出力する電圧源と、
    前記電圧源の出力と前記容量素子の充電電圧とを比較する電圧比較器とを有する
    ことを特徴とするスイッチングレギュレータ。
  6. 請求項4のスイッチングレギュレータにおいて、
    前記オフ時間タイマは、
    前記出力電圧に応じた電流を出力する第1の電流源と、
    前記入力電圧と前記出力電圧との差分と前記出力電圧との積を前記入力電圧で除した値に応じた電流を出力する第2の電流源と、
    前記第1の電流源に接続された容量素子と、
    前記容量素子に並列接続され、前記スイッチ素子がオン制御されている間は導通し、少なくとも前記スイッチ素子が前記固定オフ時間でオフ制御されている間は非導通となる第2のスイッチ素子と、
    前記容量素子の充電電圧に応じた電流を出力する第3の電流源と、
    前記第2の電流源の出力と前記第3の電流源の出力とを比較する電流比較器とを有する
    ことを特徴とするスイッチングレギュレータ。
  7. 請求項1のスイッチングレギュレータにおいて、
    前記目標電圧として、所定の電圧に前記スイッチ素子がターンオフするごとに所定の時間変化をする電圧を重畳した電圧を発生させる疑似リップル発生器を備えている
    ことを特徴とするスイッチングレギュレータ。
  8. 請求項7のスイッチングレギュレータにおいて、
    前記疑似リップル発生器は、与えられた基準電圧から前記入力電圧と前記出力電圧との差分と前記出力電圧との積を前記入力電圧で除した値に応じた電圧を減じた電圧に、前記所定の時間変化をする電圧を重畳する
    ことを特徴とするスイッチングレギュレータ。
  9. 請求項8のスイッチングレギュレータにおいて、
    前記オフ時間タイマは、
    前記出力電圧に応じた電流を出力する第1の電流源と、
    前記入力電圧と前記出力電圧との差分と前記出力電圧との積を前記入力電圧で除した値に応じた電流を出力する第2の電流源と、
    前記第1の電流源に接続された容量素子と、
    前記容量素子に並列接続され、前記スイッチ素子がオン制御されている間は導通し、前記スイッチ素子がオフ制御されている間は非導通となる第2のスイッチ素子と、
    前記容量素子の充電電圧に応じた電流を出力する第3および第4の電流源と、
    前記第2の電流源の出力と前記第3の電流源の出力とを比較する電流比較器とを有するものであり、
    前記疑似リップル発生器は、
    前記第2の電流源の出力のミラー電流を出力する第5の電流源と、
    前記基準電圧と前記第5の電流源との間に接続された第1の抵抗素子と、
    前記第1の抵抗素子の電圧が入力される電圧バッファと、
    前記第4の電流源と前記電圧バッファの出力端との間に接続された第2の抵抗素子とを有するものである
    ことを特徴とするスイッチングレギュレータ。
  10. 請求項1のスイッチングレギュレータにおいて、
    前記制御回路は、
    前記第2の比較器の出力でセットされ、前記オフ時間タイマの出力でリセットされる第1のラッチ回路と、
    前記第1の比較器の出力と前記第1のラッチ回路の出力との論理演算を行う第1の論理回路と、
    前記第2の比較器の出力と前記オン時間タイマの出力との論理演算を行う第2の論理回路と、
    前記第1の論理回路の出力でセットされ、前記第2の論理回路の出力でリセットされる第2のラッチ回路とを有するものであり、
    前記スイッチ素子は、前記第2のラッチ回路の出力に従ってスイッチング動作する
    ことを特徴とするスイッチングレギュレータ。
  11. スイッチ素子をスイッチング制御して入力電圧を降圧して出力電圧を生成するスイッチングレギュレータであって、
    前記出力電圧をフィードバックした電圧と目標電圧とを比較する比較器と、
    前記スイッチ素子のオン制御に係る固定オン時間を計時するオン時間タイマと、
    前記比較器の出力に応じて前記スイッチ素子を前記固定オン時間でオン制御する制御回路と、
    前記目標電圧として、所定の電圧に前記スイッチ素子がターンオフするごとに所定の時間変化をする電圧を重畳した電圧を発生させる疑似リップル発生器とを備えている
    ことを特徴とするスイッチングレギュレータ。
  12. 請求項11のスイッチングレギュレータにおいて、
    前記疑似リップル発生器は、与えられた基準電圧から前記入力電圧と前記出力電圧との差分と前記出力電圧との積を前記入力電圧で除した値に応じた電圧を減じた電圧に、前記所定の時間変化をする電圧を重畳する
    ことを特徴とするスイッチングレギュレータ。
  13. 請求項12のスイッチングレギュレータにおいて、
    前記出力電圧に応じた電流を出力する第1の電流源と、
    前記入力電圧と前記出力電圧との差分と前記出力電圧との積を前記入力電圧で除した値に応じた電流を出力する第2の電流源と、
    前記第1の電流源に接続された容量素子と、
    前記容量素子に並列接続され、前記スイッチ素子がオン制御されている間は導通し、前記スイッチ素子がオフ制御されている間は非導通となる第2のスイッチ素子と、
    前記容量素子の充電電圧に応じた電流を出力する第3および第4の電流源と、
    前記第2の電流源の出力と前記第3の電流源の出力とを比較する電流比較器とを備え、
    前記疑似リップル発生器は、
    前記第2の電流源の出力のミラー電流を出力する第5の電流源と、
    前記基準電圧と前記第5の電流源との間に接続された第1の抵抗素子と、
    前記第1の抵抗素子の電圧が入力される電圧バッファと、
    前記第4の電流源と前記電圧バッファの出力端との間に接続された第2の抵抗素子とを有するものである
    ことを特徴とするスイッチングレギュレータ。
JP2010547385A 2009-10-09 2010-05-12 スイッチングレギュレータ Active JP5427193B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010547385A JP5427193B2 (ja) 2009-10-09 2010-05-12 スイッチングレギュレータ

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009235286 2009-10-09
JP2009235286 2009-10-09
PCT/JP2010/003225 WO2011043010A1 (ja) 2009-10-09 2010-05-12 スイッチングレギュレータ
JP2010547385A JP5427193B2 (ja) 2009-10-09 2010-05-12 スイッチングレギュレータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2011043010A1 JPWO2011043010A1 (ja) 2013-02-28
JP5427193B2 true JP5427193B2 (ja) 2014-02-26

Family

ID=43856496

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010547385A Active JP5427193B2 (ja) 2009-10-09 2010-05-12 スイッチングレギュレータ

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8040121B2 (ja)
JP (1) JP5427193B2 (ja)
WO (1) WO2011043010A1 (ja)

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8248041B2 (en) * 2009-11-12 2012-08-21 Polar Semiconductor Inc. Frequency compression for an interleaved power factor correction (PFC) converter
US8283908B2 (en) * 2010-03-05 2012-10-09 Panasonic Corporation On-off timer circuit for use in DC-DC converter
US8384559B2 (en) * 2010-04-13 2013-02-26 Silicon Laboratories Inc. Sensor device with flexible interface and updatable information store
JP5944113B2 (ja) * 2011-05-27 2016-07-05 リコー電子デバイス株式会社 スイッチングレギュレータの制御回路及び方法、並びにスイッチングレギュレータ
JP6009742B2 (ja) * 2011-08-08 2016-10-19 ローム株式会社 スイッチング電源装置
JP5841375B2 (ja) * 2011-08-10 2016-01-13 ローム株式会社 降圧dc/dcコンバータおよびその制御回路、それを用いた照明機器
KR101874406B1 (ko) * 2011-12-19 2018-07-05 삼성전자주식회사 펄스 스키핑 모드를 갖는 벅 컨버터 및 그것의 제어 방법
US20130176004A1 (en) * 2012-01-10 2013-07-11 Monolithic Power Systems, Inc. Switching mode power supply
US9588532B2 (en) * 2012-03-26 2017-03-07 Infineon Technologies Americas Corp. Voltage regulator having an emulated ripple generator
CN103376753A (zh) * 2012-04-28 2013-10-30 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 待机唤醒电路及电子装置
CN102664525B (zh) * 2012-05-08 2014-08-27 成都芯源系统有限公司 一种开关电源电路
US8842225B2 (en) * 2012-05-14 2014-09-23 Rohm Co., Ltd. Switching power supply device
US9182766B2 (en) 2013-03-11 2015-11-10 Qualcomm Incorporated Switching voltage regulator
CN104135151B (zh) 2013-05-02 2016-12-28 登丰微电子股份有限公司 直流转直流转换控制器
JP5994740B2 (ja) * 2013-06-28 2016-09-21 株式会社デンソー スイッチング電源装置
JP6262557B2 (ja) * 2014-02-12 2018-01-17 株式会社小糸製作所 車両用灯具およびその駆動装置、その制御方法
JP6368535B2 (ja) * 2014-05-07 2018-08-01 ローム株式会社 Dc/dcコンバータおよびその制御回路、制御方法、ならびに電子機器
JP6620013B2 (ja) * 2015-12-25 2019-12-11 ローム株式会社 スイッチング電源装置
US10193442B2 (en) 2016-02-09 2019-01-29 Faraday Semi, LLC Chip embedded power converters
TWI631791B (zh) * 2017-03-22 2018-08-01 茂達電子股份有限公司 切換式充電電路
US9966832B1 (en) * 2017-05-09 2018-05-08 Linear Technology Corporation Predictive ripple-cancelling signal into error amplifier of switch mode power supply
US10270330B2 (en) 2017-05-09 2019-04-23 Linear Technology Holding Llc Predictive ripple-cancelling signal into error amplifier of switch mode power supply
CN107395003B (zh) * 2017-08-30 2023-04-28 杰华特微电子股份有限公司 电流纹波控制电路和方法及开关电源
US10504848B1 (en) 2019-02-19 2019-12-10 Faraday Semi, Inc. Chip embedded integrated voltage regulator
US11069624B2 (en) 2019-04-17 2021-07-20 Faraday Semi, Inc. Electrical devices and methods of manufacture
WO2021172329A1 (ja) * 2020-02-28 2021-09-02 ローム株式会社 Dc/dcコンバータの制御回路および電源回路
US11063516B1 (en) 2020-07-29 2021-07-13 Faraday Semi, Inc. Power converters with bootstrap

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003111400A (ja) * 2001-09-28 2003-04-11 Canon Inc 高圧電源制御手法
JP2008092740A (ja) * 2006-10-04 2008-04-17 Thine Electronics Inc コンパレータ方式dc−dcコンバータ

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6300810B1 (en) 1999-02-05 2001-10-09 United Microelectronics, Corp. Voltage down converter with switched hysteresis
US6369555B2 (en) 2000-05-15 2002-04-09 Texas Instruments Incorporated Integrated low ripple, high frequency hysteretic controller for DC-DC converters
US7764057B2 (en) * 2004-06-25 2010-07-27 Intersil Americas Inc. Constant-on-time switching power supply with virtual ripple feedback and related system and method
TWI313959B (en) 2006-03-22 2009-08-21 Anpec Electronics Corp Switching regulator capable of raising system stability by virtual ripple
US7482793B2 (en) * 2006-09-11 2009-01-27 Micrel, Inc. Ripple generation in buck regulator using fixed on-time control to enable the use of output capacitor having any ESR

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003111400A (ja) * 2001-09-28 2003-04-11 Canon Inc 高圧電源制御手法
JP2008092740A (ja) * 2006-10-04 2008-04-17 Thine Electronics Inc コンパレータ方式dc−dcコンバータ

Also Published As

Publication number Publication date
WO2011043010A1 (ja) 2011-04-14
US20110089925A1 (en) 2011-04-21
US8040121B2 (en) 2011-10-18
JPWO2011043010A1 (ja) 2013-02-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5427193B2 (ja) スイッチングレギュレータ
US9467045B2 (en) SMPS with adaptive COT control and method thereof
TWI610528B (zh) 升壓型切換調節器及電子機器
JP5458686B2 (ja) 降圧型コンバータ
JP5944113B2 (ja) スイッチングレギュレータの制御回路及び方法、並びにスイッチングレギュレータ
JP5274527B2 (ja) Dc−dcコンバータ
JP5636386B2 (ja) スイッチング電源装置およびその制御回路
US20090058383A1 (en) Switching DC-DC converter with adaptive-minimum-on-time control and method of adaptively controlling minimum-on-time of a switching DC-DC converter
CN106533154B (zh) 改进的dc-dc转换器的负载瞬变和抖动
JP2012060714A (ja) 集積回路
WO2009016898A1 (en) Switching regulator and method for controlling operation thereof
JP2013192422A (ja) スイッチングレギュレータ
JP2017085725A (ja) 降圧dc/dcコンバータおよびその制御回路、車載用電源装置
JP6329190B2 (ja) スイッチング電源装置
JP2013192438A (ja) チャージポンプ回路
JP6248680B2 (ja) 同期整流コンバータおよび同期整流コンバータの制御方法
EP3244518A1 (en) Current limited power converter circuits and methods
KR102068843B1 (ko) Dc-dc 컨버터
CN114337267A (zh) 一种基于cot架构的电压控制电路、方法及电源设备
JP5510572B2 (ja) Dc−dcコンバータの異常電流防止回路
JP2022549255A (ja) 4フェーズ昇降圧コンバータ
JP2013150515A (ja) 降圧スイッチングレギュレータおよびその制御回路、制御方法、それを用いた電子機器
JP2017070028A (ja) 半導体装置
JP2012161179A (ja) スイッチングレギュレータ制御回路及びスイッチングレギュレータ
JP5034750B2 (ja) 電源制御回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121127

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20130110

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131119

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131129

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5427193

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150