JP5427090B2 - 研磨材吹付加工装置 - Google Patents

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Description

本発明は研磨材吹付加工装置に関し、特にサンドブラスト法によりガラスびん表面に艶消し加工を施すフロスト処理の装置に関する。
ガラスびん等のガラス製品表面にくもり状の艶消し面を形成することにより、装飾性を高めた美麗に仕上げる加工は一般的である。この加工方法としては、フッ化水素酸等を用いガラス製品表面を腐食するケミカルフロスト法(ケミカルフロスト加工)と、アルミナ等の高硬度の研磨材をガラス製品表面に吹き付けるサンドブラスト法(サンドブラスト処理)の2種類が代表的である。
ケミカルフロスト法は高腐食性のフッ化水素酸を使用することから、作業従事者の安全管理や廃液処理等の問題が重視され、個々の対策に負担を要する。そのため、近年ではガラス製品に対するフロスト加工に際し、劇物を使用しないサンドブラスト法が主流である(例えば、特許文献1、2,3,4,5,6等参照)。
このサンドブラスト法では、例えばガラス製品を所定の台座に固定し、ガラス製品表面に研磨材を吹き付け、その後余分な研磨材の除去、洗浄の各工程を経て完結する(特許文献7等参照)。従来のサンドブラスト法では少量規模による加工に終始していた。その分、加工の自動化は完全ではなく、人手に頼る部分も多い。
このため、サンドブラスト法によるフロスト処理の加工においては、単位時間当たりの処理数の増加が容易ではなかった。特にガラスびん等の需要が多いガラス製品についてサンドブラスト法によるフロスト処理を行う場合、生産性の向上が問題である。
そこで、需要の多いガラスびんに対しサンドブラスト法によるフロスト処理を施すに際し、一連のサンドブラストの関する処理を連続的に行うことができ、処理能力を向上した装置が望まれるに至った。
特開2001−62727号公報 特開2001−80940号公報 特開2002−80233号公報 特開2002−187739号公報 特開2002−226233号公報 特開2002−316840号公報 特開2001−225264号公報
本発明は、ガラスびん表面に対するサンドブラスト処理において、びんの搬入及び搬出、研磨材の吹き付けとその吹き飛ばしの工程を連続して行うことにより、サンドブラスト処理の効率を高めた研磨材吹付加工装置を提供する。
すなわち、請求項1の発明は、びん体の表面にフロスト加工する研磨材吹付加工装置において、びん体を正立状態で移送するコンベアと、前記コンベアに隣接して配置され、中心角を3分割した第1区画部、第2区画部及び第3区画部に区画され、前記各区画部には複数のびん体を着脱自在に倒立保持するびん倒立保持部がそれぞれ形成されているとともに、前記各区画部を順に間欠回転移動するターンテーブルと、前記ターンテーブルの間欠回転移動に対応する位置に配置されていて、前記コンベアに接し該コンベア上の正立状態のびん体を掴持して倒立状態に反転して前記各区画部のびん倒立保持部に送り込む搬入機と、前記搬入機の作動に先立って前記各区画部のびん倒立保持部の倒立状態のびん体を掴持して正立状態に反転して前記コンベア上に送り出す搬出機とを備えた搬入搬出部と、前記搬入搬出部で倒立保持されたびん体表面に対して研磨材を吹き付ける研磨材吹付部と、前記研磨材吹付部で研磨材が吹き付けられたびん体表面に対してブローエアを吹き付けるエア吹付部とを有することを特徴とする研磨材吹付加工装置に係る。
請求項2の発明は、前記ターンテーブルの前記各区画部が保護壁部により仕切られている請求項1に記載の研磨材吹付加工装置に係る。
請求項3の発明は、前記保護壁部に保護板部が備えられる請求項2に記載の研磨材吹付加工装置に係る。
請求項1の発明に係る研磨材吹付加工装置によると、びん体の表面にフロスト加工する研磨材吹付加工装置において、びん体を正立状態で移送するコンベアと、前記コンベアに隣接して配置され、中心角を3分割した第1区画部、第2区画部及び第3区画部に区画され、前記各区画部には複数のびん体を着脱自在に倒立保持するびん倒立保持部がそれぞれ形成されているとともに、前記各区画部を順に間欠回転移動するターンテーブルと、前記ターンテーブルの間欠回転移動に対応する位置に配置されていて、前記コンベアに接し該コンベア上の正立状態のびん体を掴持して倒立状態に反転して前記各区画部のびん倒立保持部に送り込む搬入機と、前記搬入機の作動に先立って前記各区画部のびん倒立保持部の倒立状態のびん体を掴持して正立状態に反転して前記コンベア上に送り出す搬出機とを備えた搬入搬出部と、前記搬入搬出部で倒立保持されたびん体表面に対して研磨材を吹き付ける研磨材吹付部と、前記研磨材吹付部で研磨材が吹き付けられたびん体表面に対してブローエアを吹き付けるエア吹付部とを有するため、びん体の搬入及び搬出、研磨材の吹き付けとその吹き飛ばしの工程を連続して行うことが可能となり、サンドブラスト処理の効率を高めることができる。
請求項2の発明に係る研磨材吹付加工装置によると、前記ターンテーブルの前記各区画部が保護壁部により仕切られているため、研磨材吹付装置から吹き付けられる研磨材が他の区画部へ飛散することを防ぐことができる。
請求項3の発明に係る研磨材吹付加工装置によると、前記保護壁部に保護板部が備えられるため、研磨材による保護壁部自体の摩耗を防ぐことができる。
フロスト加工装置の上面図である。 研磨材吹付装置の要部拡大図である。 図1の搬入搬出部の拡大上面図である。 搬入機または搬出機の概略斜視図である。 搬入機または搬出機とターンテーブルの概略斜視図である。 チャック部の上面図である。 研磨材吹付装置の概略側面図である。
図1の装置概観の上面図に示すフロスト加工装置1は、ガラス製のびん体の表面に対し、Al23(アランダム:Alundum)、SiC(カーボランダム:Carborundum)、または珪砂等の微粉末からなる研磨材を噴射してびん体表面を粗面化する。すなわち、サンドブラスト法によってびん体表面を艶消し調に形成するフロスト加工のための装置である。
フロスト加工装置1には、びん体w(ガラスびん)を正立状態(後記図4参照)で移送するコンベア5と、びん体wの表面にフロスト加工を施す研磨材吹付装置100と、サンドブラスト法によるフロスト加工を終えたびん体wの表面にブラシ研磨を行うブラシ研磨装置500が備えられる。図1の各装置の配置からわかるように、研磨材吹付装置100はコンベア5に隣接して配置される。研磨材吹付装置100はびん体wの搬入及び搬出が容易となる位置に設置される。図1中、符号10は搬入搬出機構、20は搬入機、30は搬出機、171は研磨材供給ダクト、172はエア供給ダクト、173は吸引ダクト、174は吸引装置である。
図1に加えて図2上下の図示とおり、研磨材吹付装置100にはターンテーブル101が備えられる。ターンテーブル101は、その中心角で均等に3分割され、図示では時計回りに第1区画部110、第2区画部120、及び第3区画部130の順に区画される。各区画部110,120,130のそれぞれには、複数のびん体w(本実施例では7本としている。)を着脱自在に倒立保持するびん倒立保持部200が区画部ごとに形成されている。
ターンテーブル101の第1区画部110では第1びん倒立保持部201、第2区画部120では第2びん倒立保持部202、第3区画部130では第3びん倒立保持部203である。ターンテーブル101は、2秒ないし5秒間の所定時間ごとに、1回、120°ずつ、間欠回転移動を繰り返す。よって、各区画部は順に次の位置に移動できる。実施例の間欠回転移動は時計回りである。ターンテーブル101が間欠回転移動して停止する位置に対応して、びん体の搬入搬出部140と、研磨材吹付部150と、エア吹付部160が配置される。
図1に示すように、搬入搬出部140には、サンドブラスト処理を行う前のびん体wをコンベア5からターンテーブル101に運び入れる搬入機20(ローダー)と、サンドブラスト処理を行ったびん体wをターンテーブル101からコンベア5に運び出す搬出機30(アンローダー)を備えた搬入搬出機構10が配備される。
搬入搬出機構10には、図3の上面図に概略を示すように、コンベア5の移送方向と並行に配置される並行レール11が備えられる。搬入搬出機構10を構成する搬入機20及び搬出機30のそれぞれに、並行レール11上をコンベア5の移送方向(X)と並行移動可能な並行移動部12が備えられる。双方の並行移動部12上に交差移動部13が備えられ、交差移動部13は並行移動部12上の交差レールを通じて並行レール11と直交方向(Y)に移動可能である。また、双方の交差移動部13には後記するチャックユニットを上下方向(Z)(図4等参照)させる昇降部14が備えられる。平行移動部12、交差移動部13、及び昇降部14の駆動並びに移動量の制御にはサーボモータ等が公知の制御モータとして備えられる。
搬入搬出機構10における搬入機20及び搬出機30の主要部構造について、図4ないし図6を用い説明する。なお、搬入機20と搬出機30は同様の部材から構成されるため、図示では一方の説明により他方を代用する。
図4に示すように、搬入搬出機構10の一側である搬入機20の昇降部14の下方には支持アーム26を介してチャックユニット25が接続される。図示のチャックユニット25には7基のチャック部21が装着されている。図6はチャック部21の一例の拡大図である。ひとつのチャック部21には、枠部24と、びん体側面を対向する2方向から掴持する圧接部22,23が備えられる。圧接部22,23は枠部24内で進退することによりびん体の掴持、離脱が可能である。枠部24を省略して圧接部22,23のみからチャック部を構成することもできる。実施例の圧接部の可動方向は、コンベア5の移送方向と同方向である。移送方向と直交する向きとしても良い。搬出機30においては、チャック部31、チャックユニット35、支持アーム36として説明する。
主に図4及び図5を用いながら、びん体wのターンテーブル101への送り込みの状況を説明する。実施例では、コンベア5の上流に適宜ホイール等の間隔調整装置(図示せず)が取り付けられ、びん体wはコンベア5上を列状に一定の間隔で移送される。
複数本のびん体がコンベア5上の所定位置に到達したとき、いったんコンベア5の移送は停止される。コンベア5に接する搬入搬出機構10の搬入機20に備えられるチャックユニット25の各チャック部21は、コンベア5上のびん体wの直上に位置合わせされる。このとき、各チャック部21の圧接部22,23は開状態である。チャックユニット25はそのまま降下され、圧接部22,23の間にびん体wは収容され、びん体wは同圧接部により掴持される。
支持アーム26には適宜の回転モータ(図示せず)が備えられている。そこで、びん体wを掴持したチャック部21(チャックユニット25)は所定位置まで上昇した後、チャックユニット25は図4中の実線矢印の向き(Da)に半回転される。びん体は正立状態から倒立状態に反転される。
続いて図5に示すように、びん体を倒立状態にして掴持するチャック部21(チャックユニット25)は、研磨材吹付装置の開口部109に位置するターンテーブル101上の一の区画部、図示では第1区画部110における第1びん倒立保持部201(200)の直上に位置合わせされる。その後、チャック部21(チャックユニット25)は垂直に降下し、掴持されたびん体wはそれぞれ対応する位置のびん倒立保持部201に挿入され、びん体は同保持部にて倒立状態で保持される。こうしてびん体の送り込みは完了する。
びん体のびん倒立保持部への保持が完了した後、チャック部21の圧接部22,23による掴持は解除される。搬入機20のチャック部21(チャックユニット25)は上昇し、再び図4のコンベア5からびん体を持ち上げる位置に戻る。第2区画部120における第2びん倒立保持部202並びに第3区画部130における第3びん倒立保持部203へのびん体の送り込みも図示説明のとおり同様である。
次に、ターンテーブル101におけるびん倒立保持部200からびん体をコンベア5に送り出す様子も説明する。図5に示すように、搬出機30に備えられるチャック部31(チャックユニット35)は、研磨材吹付装置の開口部109に位置するターンテーブル101上の一の区画部、図示では第1区画部110における第1びん倒立保持部201(200)の直上に位置合わせされる。
このとき、各チャック部31の圧接部22,23は開状態である。チャックユニット35はそのまま降下され、圧接部22,23の間にびん体wは収容され、びん体wは同圧接部により掴持される。支持アーム36にも適宜の回転モータ(図示せず)が備えられ、びん体wを掴持したチャック部31(チャックユニット35)は所定位置まで上昇した後、チャックユニット35は図4中の実線矢印の向き(Db)に半回転される。びん体は倒立状態から正立状態に反転される。
図4に戻り、チャックユニット35の各チャック部31は、コンベア5上のびん体を載置する所定位置の直上に位置合わせされる。チャックユニット35はそのまま降下し、圧接部22,23による掴持が解除され正立状態のびん体wはコンベア5に載置される。こうしてびん体の送り出しは完了する。第2区画部120における第2びん倒立保持部202並びに第3区画部130における第3びん倒立保持部203へのびん体の送り出しも図示説明のとおり同様である。
特に、搬出機30の動作は前記の搬入機20の作動に先立って行われる。搬入機20による前述の作動の前に、搬出機30は開口部109に位置するターンテーブル101上のびん倒立保持部200から後記するサンドブラスト処理を終えたびん体を掴持して回収する。そして、搬入機20から新たに未処理のびん体の受け入れを可能とするためである。また、搬入搬出機構10は搬入機20と搬出機30を備えてなることから、搬入機20と搬出機30の動作の干渉を回避するためである。
搬入搬出機構10の搬入機20及び搬出機30にそれぞれ設けられている平行移動部12、交差移動部13、昇降部14、及びチャックユニット25,35の位置合わせと半回転、並びに互いの干渉を回避した動作実行に際し、これらの駆動制御に用いる制御モータは、適宜のシーケンス制御に基づいて、ターンテーブル101の間欠回転移動と連動して適切に実行される。表1の動作態様は、実施例の搬入搬出機構10の搬入機20及び搬出機30における動作の時系列の例である。時間軸は上から下への流れである。搬入機20と搬出機30は、ターンテーブルへの搬入、ターンテーブルからの搬出のタイミングをずらして制御される。表1中の動作は、ターンテーブル101が間欠回転移動して、その区画部の一が開口部109に停止しているときに実行される。
Figure 0005427090
図1及び図2を用い、実施例の研磨材吹付装置100の研磨材吹付部150並びにエア吹付部160を説明する。図1の研磨材供給ダクト171の下部には研磨材吹付部150が配され、エア供給ダクト172の下部にはエア吹付部160が配される(図2参照)。前記の研磨材は研磨材供給ダクト171から研磨材吹付部150内の研磨材吹付装置155に供給される。また、研磨材を吹き飛ばすブローエアはエア供給ダクト172からエア吹付部160内のエア吹付部165に供給される。研磨材供給ダクト171、エア供給ダクト172については、単一のダクトとして構成しても個々の供給用ホースごとの構成としてもよい。
実施例の搬入搬出部140において、ターンテーブル101のびん倒立保持部200(201,202,203)に対してびん体wは倒立状態で、一のびん倒立保持部当たり7本の保持である。びん体は、びん倒立保持部(図2では第1区画部110では第1びん倒立保持部201を例示)に倒立保持される。その後、120°間欠回転移動することにより、第1区画部110は研磨材吹付部150に到達し、ここに所定時間停止する。その間に研磨材吹付装置155から研磨材が吹き付けられる。実施例の研磨材吹付装置155は、図7の側面図から把握されるように、1本のびん体wに対し、縦方向に5基の研磨材噴射部155a,155b,155c,155d,155eが配列され、一斉に研磨材によりびん体のガラス材表面が削られフロスト様の加工(サンドブラスト処理)が行われる。本装置では、びん倒立保持部に保持されている7本のびん体の全てに5基ずつの研磨材噴射部が配置される。サンドブラスト処理されるびん体と個々の噴射部の位置調整は、びん体の大きさ等を考慮して最適に設定される。
このサンドブラスト処理の後、さらに120°間欠回転移動することにより、第1区画部110はエア吹付部160に到達し、エア吹付部160に所定時間停止する。その間に、研磨材吹付部150にて研磨材が吹き付けられサンドブラスト処理されたびん体表面に対してブローエアが吹き付けられる。ブローエアは、びん体表面に付着した研磨剤、研磨により生じたガラスの粉塵を除去する目的で吹き付けられる。エア吹付装置165も前記研磨材吹付装置155と同様に、1本のびん体wに対し、縦方向に複数のエア噴射部(図示せず)が配列されており、一斉にブローエアが噴射される。びん倒立保持部に保持されている7本のびん体の全てに複数のエア噴射部が配置される。エア吹き付けされるびん体と個々のエア噴射部の位置調整は、びん体の大きさ等を考慮して最適に設定される。
第2区画部120では第2びん倒立保持部202及び第3区画部130では第3びん倒立保持部203の場合も同様であるため、図示並びに説明を省略する。ターンテーブル101における区画から理解できるように、第1区画部110が搬入搬出部140に位置している時点で第2区画部は研磨材吹付部150に位置し、第3区画部はエア吹付部160に位置する。次に、第1区画部110が研磨材吹付部150に位置している時点で第2区画部はエア吹付部160に位置し、第3区画部は搬入搬出部140に位置する。そして、第1区画部110がエア吹付部160に位置している時点で第2区画部は搬入搬出部140に位置し、第3区画部は研磨材吹付部150に位置する。
このようにターンテーブルの間欠回転移動により搬入搬出部、研磨材吹付部、及びエア吹付部の間の循環可能であるため、常に未処理のびん体を研磨材吹付装置に受け入れることができる。そして、常にびん体に対するサンドブラスト処理並びにブローエアの吹き付けが可能となる。従って、従前のサンドブラストと比較して、単位時間当たりの生産効率の向上に大きく寄与する。
ターンテーブル101の各区画部110,120,130は、請求項2の発明に規定するように、当該ターンテーブル上に立設された保護壁部102により仕切られて区画される。保護壁部102は、研磨材吹付部150の研磨材吹付装置155(その研磨材噴射部)から吹き付けられる研磨材が当該研磨材吹付部150にある区画部のびん体wのみに当たるようにする。そして、研磨材を搬入搬出部140及びエア吹付部160にある他の区画部にまで拡散しないように、遮蔽する。研磨材吹付装置から吹き付けられる研磨材が他の区画部に飛散すると、装置の汚染等の要因となるため、厳密に粉塵を遮蔽するためである。図示においては、研磨材吹付装置100の区画壁103も備えられ、研磨材吹付部150とエア吹付部160とを仕切り、研磨材の飛散を防いでいる。
さらに、請求項3の発明に規定するように、保護壁部102の前方側に保護板部105が備えられる。この保護板部105はポリウレタン等の樹脂製のマット(クッション地)等軟質材からなる。保護板部105の役割は、研磨材吹付装置155から吹き付けられる研磨材の硬度は高いことから、研磨材により保護壁部102自体が摩耗することを防ぐためである。
吹き付けられた後の研磨材、びん体表面から生じたガラスの粉塵等は、吸引装置174に接続された吸引ダクト173を通じて吸引され、適宜回収(集塵)される。サイクロン等により粒径が分けられ、必要に応じ再度研磨材として利用される。
1 フロスト加工装置
5 コンベア
10 搬入搬出機構
20 搬入機
21 チャック部
25 チャックユニット
26 支持アーム
30 搬出機
35 チャックユニット
36 支持アーム
100 研磨材吹付装置
101 ターンテーブル
102 保護壁部
105 保護板部
109 開口部
110 第1区画部
120 第2区画部
130 第3区画部
140 搬入搬出部
150 研磨材吹付部
155 研磨材吹付装置
160 エア吹付部
165 エア吹付装置
200 びん倒立保持部
201 第1びん倒立保持部
202 第2びん倒立保持部
203 第3びん倒立保持部
w びん体

Claims (3)

  1. びん体の表面にフロスト加工する研磨材吹付加工装置において、
    びん体を正立状態で移送するコンベアと、
    前記コンベアに隣接して配置され、中心角を3分割した第1区画部、第2区画部及び第3区画部に区画され、前記各区画部には複数のびん体を着脱自在に倒立保持するびん倒立保持部がそれぞれ形成されているとともに、前記各区画部を順に間欠回転移動するターンテーブルと、
    前記ターンテーブルの間欠回転移動に対応する位置に配置されていて、
    前記コンベアに接し該コンベア上の正立状態のびん体を掴持して倒立状態に反転して前記各区画部のびん倒立保持部に送り込む搬入機と、前記搬入機の作動に先立って前記各区画部のびん倒立保持部の倒立状態のびん体を掴持して正立状態に反転して前記コンベア上に送り出す搬出機とを備えた搬入搬出部と、
    前記搬入搬出部で倒立保持されたびん体表面に対して研磨材を吹き付ける研磨材吹付部と、
    前記研磨材吹付部で研磨材が吹き付けられたびん体表面に対してブローエアを吹き付けるエア吹付部とを有する
    ことを特徴とする研磨材吹付加工装置。
  2. 前記ターンテーブルの前記各区画部が保護壁部により仕切られている請求項1に記載の研磨材吹付加工装置。
  3. 前記保護壁部に保護板部が備えられる請求項2に記載の研磨材吹付加工装置。
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