JP5437143B2 - 研磨材吹付加工装置のびん体保持機構 - Google Patents

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本発明は研磨材吹付加工装置のびん体保持機構に関し、特にサンドブラスト法によりガラスびん表面に艶消し加工を施すフロスト処理の装置に関する。
ガラスびん等のガラス製品表面にくもり状の艶消し面を形成することにより、装飾性を高めた美麗に仕上げる加工は一般的である。この加工方法としては、フッ化水素酸等を用いガラス製品表面を腐食するケミカルフロスト法(ケミカルフロスト加工)と、アルミナ等の高硬度の研磨材をガラス製品表面に吹き付けるサンドブラスト法(サンドブラスト処理)の2種類が代表的である。
ケミカルフロスト法は高腐食性のフッ化水素酸を使用することから、作業従事者の安全管理や廃液処理等の問題が重視され、個々の対策に負担を要する。そのため、近年ではガラス製品に対するフロスト加工に際し、劇物を使用しないサンドブラスト法が主流である(例えば、特許文献1、2,3,4,5,6等参照)。
このサンドブラスト法では、例えばガラス製品を所定の台座に固定し、ガラス製品表面に研磨材を吹き付け、その後余分な研磨材の除去、洗浄の各工程を経て完結する(特許文献7等参照)。従来のサンドブラスト法では少量規模による加工に終始していた。その分、加工の自動化は完全ではなく、人手に頼る部分も多い。
このため、サンドブラスト法によるフロスト処理の加工においては、単位時間当たりの処理数の増加が容易ではなかった。特にガラスびん等の需要が多いガラス製品についてサンドブラスト法によるフロスト処理を行う場合、生産性の向上が問題である。
そこで、需要の多いガラスびんに対しサンドブラスト法によるフロスト処理を施すに際し、一連のサンドブラストの関する処理を連続的に行うことができ、処理能力を向上した装置が望まれるに至った。特に研磨材吹付加工装置(サンドブラスト装置)において、複数のガラスびんを一度に装置へ取り付け、かつそれらの取り外しが円滑に行うための改善が求められている。
特開2001−62727号公報 特開2001−80940号公報 特開2002−80233号公報 特開2002−187739号公報 特開2002−226233号公報 特開2002−316840号公報 特開2001−225264号公報
本発明は、ガラスびんの搬入及び搬出、研磨材の吹き付けとその吹き飛ばしの工程を連続して行うことができる研磨材吹付加工装置において、複数のガラスびんを一度に装置への取り付け及びそれらの取り外しを円滑化することによってサンドブラストの関する処理を連続的に実行可能とし、生産性を高めることができる研磨材吹付加工装置のびん体保持機構を提供する。
すなわち、請求項1の発明は、びん体を正立状態で移送するコンベアに隣接して配置され複数の区画部に分割された各区画部に複数のびん体を倒立状態で保持するびん倒立保持部がそれぞれ形成されて前記各区画部を順に間欠回転移動するターンテーブルと、前記コンベアに接し該コンベア上の正立状態のびん体を掴持して倒立状態に反転して前記各区画部のびん倒立保持部に送り込む搬入機と、前記搬入機の作動に先立って前記各区画部のびん倒立保持部の倒立状態のびん体を掴持して正立状態に反転して前記コンベア上に送り出す搬出機を備えた搬入搬出部とを有する研磨材吹付加工装置において、前記ターンテーブルの各区画部におけるびん倒立保持部は、前記ターンテーブル上に列状に配置された複数の基台と前記基台のそれぞれに配設された弾性ヘッド及び伸長部材とを有し、前記弾性ヘッドは、前記基台に取り付けられる後部取付部とびん体のびん口部内に挿入可能な先端部と袋状本体部とを備え、前記袋状本体部は通常時にはびん口部内面に圧接してびん体を支持するが伸長時にはびん口部内面と非圧接となってびん体内に出し入れ可能に構成され、前記伸長部材は前記弾性ヘッドの後部取付部から該弾性ヘッド内部に挿通されていて、前進時には前記袋状本体部の先端部を押し出して該弾性ヘッドの袋状本体部を伸長させるように構成されているとともに、前記搬入搬出部においては、前記伸長部材と当接しかつ駆動部と連結された伸長部材作動装置が配置されていて、前記ターンテーブルが間欠回転移動して前記区画部が搬入搬出部に位置すると、当該区画部のびん倒立保持部の伸長部材が前記伸長部材作動装置によって一斉に前進して、前記弾性ヘッドの袋状本体部を伸長してびん体内に出し入れ可能となるように構成されていることを特徴とする研磨材吹付加工装置のびん体保持機構に係る。
請求項2の発明は、前記ターンテーブルの前記各区画部が保護壁部により仕切られている請求項1に記載の研磨材吹付加工装置に係る。
請求項3の発明は、前記基台にカバー体が被せられている請求項1または2に記載の研磨材吹付加工装置のびん体保持機構に係る。
請求項4の発明は、前記伸長部材に該伸長部材を下方に付勢するばねが介装されている請求項1ないし3のいずれか1項に記載の研磨材吹付加工装置のびん体保持機構に係る。
請求項1の発明に係る研磨材吹付加工装置のびん体保持機構によると、研磨材吹付加工装置のターンテーブルの各区画部におけるびん倒立保持部は、前記ターンテーブル上に列状に配置された複数の基台と前記基台のそれぞれに配設された弾性ヘッド及び伸長部材とを有し、前記弾性ヘッドは、前記基台に取り付けられる後部取付部とびん体のびん口部内に挿入可能な先端部と袋状本体部とを備え、前記袋状本体部は通常時にはびん口部内面に圧接してびん体を支持するが伸長時にはびん口部内面と非圧接となってびん体内に出し入れ可能に構成され、前記伸長部材は前記弾性ヘッドの後部取付部から該弾性ヘッド内部に挿通されていて、前進時には前記袋状本体部の先端部を押し出して該弾性ヘッドの袋状本体部を伸長させるように構成されているとともに、前記搬入搬出部においては、前記伸長部材と当接しかつ駆動部と連結された伸長部材作動装置が配置されていて、前記ターンテーブルが間欠回転移動して前記区画部が搬入搬出部に位置すると、当該区画部のびん倒立保持部の伸長部材が前記伸長部材作動装置によって一斉に前進して、前記弾性ヘッドの袋状本体部を伸長してびん体内に出し入れ可能となるように構成されているため、複数のガラスびん(びん体)を一度に装置へ取り付けるとともに、それらの取り外しを円滑化かつ連続的に実行することができ、サンドブラストの関する処理の生産性を向上させることができる。
請求項2の発明に係る研磨材吹付加工装置のびん体保持機構によると、請求項1の発明において、前記ターンテーブルの前記各区画部が保護壁部により仕切られているため、研磨材吹付装置から吹き付けられる研磨材が他の区画部へ飛散することを防ぐことができる。
請求項3の発明に係る研磨材吹付加工装置のびん体保持機構によると、請求項1または2の発明において、前記基台にカバー体が被せられているため、研磨材吹付装置から吹き付けられる研磨材より基台は保護される。
請求項4の発明に係る研磨材吹付加工装置のびん体保持機構によると、請求項1ないし3のいずれか1項の発明において、前記伸長部材に該伸長部材を下方に付勢するばねが介装されているため、びん体の取り付け及び取り外しに用いる弾性ヘッドの袋状本体部の形状変形の機構は簡単な構造となる。また極めて簡単な作動によりに行うことができる。
フロスト加工装置の上面図である。 図1の装置の搬入搬出部である。 研磨材吹付加工装置の要部拡大図である。 搬入機または搬出機の概略斜視図である。 搬入機または搬出機とターンテーブルの概略斜視図である。 研磨材吹付装置の概略側面図である。 ターンテーブルにおけるびん倒立保持部の構造断面図である。 基台部分の構造断面図である。 びん体を装着する状態の弾性ヘッドの拡大断面図である。 びん体を保持する状態の弾性ヘッドの拡大断面図である。
図1の装置概観の上面図に示すフロスト加工装置1は、ガラス製のびん体の表面に対し、Al23(アランダム:Alundum)、SiC(カーボランダム:Carborundum)、または珪砂等の微粉末からなる研磨材を噴射してびん体表面を粗面化する。すなわち、サンドブラスト法によってびん体表面を艶消し調に形成するフロスト加工のための装置である。
フロスト加工装置1には、びん体w(ガラスびん)を正立状態(後記図4参照)で移送するコンベア5と、びん体wの表面にフロスト加工を施す研磨材吹付加工装置100と、サンドブラスト法によるフロスト加工を終えたびん体wの表面にブラシ研磨を行うブラシ研磨装置500が備えられる。図1の各装置の配置からわかるように、研磨材吹付加工装置100はコンベア5に隣接して配置される。研磨材吹付加工装置100はびん体wの搬入及び搬出が容易となる位置に設置される。図1中、符号10は搬入搬出機構、20は搬入機、30は搬出機、171は研磨材供給ダクト、172はエア供給ダクト、173は吸引ダクト、174は吸引装置である。
図1に加えて図2上下の図示とおり、研磨材吹付加工装置100にはターンテーブル101が備えられる。ターンテーブル101は、その中心角で均等に3分割され、図示では時計回りに第1区画部110、第2区画部120、及び第3区画部130の順に区画される。各区画部110,120,130のそれぞれには、複数のびん体w(本実施例では7本としている。)を着脱自在に倒立保持するびん倒立保持部200が区画部ごとに形成されている。
ターンテーブル101の第1区画部110では第1びん倒立保持部201、第2区画部120では第2びん倒立保持部202、第3区画部130では第3びん倒立保持部203である。ターンテーブル101は、2秒ないし5秒間の所定時間ごとに、1回、120°ずつ、間欠回転移動を繰り返す。よって、各区画部は順に次の位置に移動できる。実施例の間欠回転移動は時計回りである。ターンテーブル101が間欠回転移動して停止する位置に対応して、びん体の搬入搬出部140と、研磨材吹付部150と、エア吹付部160が配置される。
図1に示すように、搬入搬出部140には、サンドブラスト処理を行う前のびん体wをコンベア5からターンテーブル101に運び入れる搬入機20(ローダー)と、サンドブラスト処理を行ったびん体wをターンテーブル101からコンベア5に運び出す搬出機30(アンローダー)を備えた搬入搬出機構10が配備される。
搬入搬出機構10には、図3の上面図に概略を示すように、コンベア5の移送方向と並行に配置される並行レール11が備えられる。搬入搬出機構10を構成する搬入機20及び搬出機30のそれぞれに、並行レール11上をコンベア5の移送方向(X)と並行移動可能な並行移動部12が備えられる。双方の並行移動部12上に交差移動部13が備えられ、交差移動部13は並行移動部12上の交差レールを通じて並行レール11と直交方向(Y)に移動可能である。また、双方の交差移動部13には後記するチャックユニットを上下方向(Z)(図4等参照)させる昇降部14が備えられる。平行移動部12、交差移動部13、及び昇降部14の駆動並びに移動量の制御にはサーボモータ等が公知の制御モータとして備えられる。
搬入搬出機構10における搬入機20及び搬出機30の主要部構造について、図4及び図5を用い説明する。なお、搬入機20と搬出機30は同様の部材から構成されるため、図示では一方の説明により他方を代用する。
図4に示すように、搬入搬出機構10の一側である搬入機20の昇降部14の下方には支持アーム26を介してチャックユニット25が接続される。図示のチャックユニット25には7基のチャック部21が装着されている。ひとつのチャック部21には、びん体側面を対向する2方向から掴持する圧接部22,23が備えられる。圧接部22,23は進退することによりびん体の掴持、離脱の可動が可能である。実施例の圧接部の可動方向は、コンベア5の移送方向と同方向である。移送方向と直交する向きとしても良い。搬出機30においては、チャック部31、チャックユニット35、支持アーム36として説明する。
主に図4及び図5を用いながら、びん体wのターンテーブル101への送り込みの状況を説明する。実施例では、コンベア5の上流に適宜ホイール等の間隔調整装置(図示せず)が取り付けられ、びん体wはコンベア5上を列状に一定の間隔で移送される。図5において、符号250は伸長部材作動装置、252は押当部であり図7以降に詳述する。
複数本のびん体がコンベア5上の所定位置に到達したとき、いったんコンベア5の移送は停止される。コンベア5に接する搬入搬出機構10の搬入機20に備えられるチャックユニット25の各チャック部21は、コンベア5上のびん体wの直上に位置合わせされる。このとき、各チャック部21の圧接部22,23は開状態である。チャックユニット25はそのまま降下され、圧接部22,23の間にびん体wは収容され、びん体wは同圧接部により掴持される。
支持アーム26には適宜の回転モータ(図示せず)が備えられている。そこで、びん体wを掴持したチャック部21(チャックユニット25)は所定位置まで上昇した後、チャックユニット25は図4中の実線矢印の向き(Da)に半回転される。びん体は正立状態から倒立状態に反転される。
続いて図5に示すように、びん体を倒立状態にして掴持するチャック部21(チャックユニット25)は、研磨材吹付加工装置の開口部109に位置するターンテーブル101上の一の区画部、図示では第1区画部110における第1びん倒立保持部201(200)の直上に位置合わせされる。その後、チャック部21(チャックユニット25)は垂直に降下し、掴持されたびん体wはそれぞれ対応する位置のびん倒立保持部201に挿入され、びん体は同保持部にて倒立状態で保持される。こうしてびん体の送り込みは完了する。
びん体のびん倒立保持部への保持が完了した後、チャック部21の圧接部22,23による掴持は解除される。搬入機20のチャック部21(チャックユニット25)は上昇し、再び図4のコンベア5からびん体を持ち上げる位置に戻る。第2区画部120における第2びん倒立保持部202並びに第3区画部130における第3びん倒立保持部203へのびん体の送り込みも図示説明のとおり同様である。
次に、ターンテーブル101におけるびん倒立保持部200からびん体をコンベア5に送り出す様子も説明する。図5に示すように、搬出機30に備えられるチャック部31(チャックユニット35)は、研磨材吹付加工装置の開口部109に位置するターンテーブル101上の一の区画部、図示では第1区画部110における第1びん倒立保持部201(200)の直上に位置合わせされる。
このとき、各チャック部31の圧接部22,23は開状態である。チャックユニット35はそのまま降下され、圧接部22,23の間にびん体wは収容され、びん体wは同圧接部により掴持される。支持アーム36にも適宜の回転モータ(図示せず)が備えられ、びん体wを掴持したチャック部31(チャックユニット35)は所定位置まで上昇した後、チャックユニット35は図4中の実線矢印の向き(Db)に半回転される。びん体は倒立状態から正立状態に反転される。
図4に戻り、チャックユニット35の各チャック部31は、コンベア5上のびん体を載置する所定位置の直上に位置合わせされる。チャックユニット35はそのまま降下し、圧接部22,23による掴持が解除され正立状態のびん体wはコンベア5に載置される。こうしてびん体の送り出しは完了する。第2区画部120における第2びん倒立保持部202並びに第3区画部130における第3びん倒立保持部203へのびん体の送り出しも図示説明のとおり同様である。
特に、搬出機30の動作は前記の搬入機20の作動に先立って行われる。搬入機20による前述の作動の前に、搬出機30は開口部109に位置するターンテーブル101上のびん倒立保持部200から後記するサンドブラスト処理を終えたびん体を掴持して回収する。そして、搬入機20から新たに未処理のびん体の受け入れを可能とするためである。また、搬入搬出機構10は搬入機20と搬出機30を備えてなることから、搬入機20と搬出機30の動作の干渉を回避するためである。
搬入搬出機構10の搬入機20及び搬出機30にそれぞれ設けられている平行移動部12、交差移動部13、昇降部14、及びチャックユニット25,35の位置合わせと半回転、並びに互いの干渉を回避した動作実行に際し、これらの駆動制御に用いる制御モータは、適宜のシーケンス制御に基づいて、ターンテーブル101の間欠回転移動と連動して適切に実行される。表1の動作態様は、実施例の搬入搬出機構10の搬入機20及び搬出機30における動作の時系列の例である。時間軸は上から下への流れである。搬入機20と搬出機30は、ターンテーブルへの搬入、ターンテーブルからの搬出のタイミングをずらして制御される。表1中の動作は、ターンテーブル101が間欠回転移動して、その区画部の一が開口部109に停止しているたびに実行される。
Figure 0005437143
図1及び図2を用い、実施例の研磨材吹付加工装置100の研磨材吹付部150並びにエア吹付部160を説明する。図1の研磨材供給ダクト171の下部には研磨材吹付部150が配され、エア供給ダクト172の下部にはエア吹付部160が配される(図2参照)。前記の研磨材は研磨材供給ダクト171から研磨材吹付部150内の研磨材吹付装置155に供給される。また、研磨材を吹き飛ばすブローエアはエア供給ダクト172からエア吹付部160内のエア吹付部165に供給される。研磨材供給ダクト171、エア供給ダクト172については、単一のダクトとして構成しても個々の供給用ホースごとの構成としてもよい。
実施例の搬入搬出部140において、ターンテーブル101のびん倒立保持部200(201,202,203)に対してびん体wは倒立状態で、一のびん倒立保持部当たり7本の保持である。びん体は、びん倒立保持部(図2では第1区画部110では第1びん倒立保持部201を例示)に倒立保持される。その後、120°間欠回転移動することにより、第1区画部110は研磨材吹付部150に到達し、ここに所定時間停止する。その間に研磨材吹付装置155から研磨材が吹き付けられる。実施例の研磨材吹付装置155は、図6の側面図から把握されるように、1本のびん体wに対し、縦方向に5基の研磨材噴射部155a,155b,155c,155d,155eが配列され、一斉に研磨材によりびん体のガラス材表面が削られフロスト様の加工(サンドブラスト処理)が行われる。本装置では、びん倒立保持部に保持されている7本のびん体の全てに5基ずつの研磨材噴射部が配置される。サンドブラスト処理されるびん体と個々の噴射部の位置調整は、びん体の大きさ等を考慮して最適に設定される。
このサンドブラスト処理の後、さらに120°間欠回転移動することにより、第1区画部110はエア吹付部160に到達し、エア吹付部160に所定時間停止する。その間に、研磨材吹付部150にて研磨材が吹き付けられサンドブラスト処理されたびん体表面に対してブローエアが吹き付けられる。ブローエアは、びん体表面に付着した研磨剤、研磨により生じたガラスの粉塵を除去する目的で吹き付けられる。エア吹付装置165も前記研磨材吹付装置155と同様に、1本のびん体wに対し、縦方向に複数のエア噴射部(図示せず)が配列されており、一斉にブローエアが噴射される。びん倒立保持部に保持されている7本のびん体の全てに複数のエア噴射部が配置される。エア吹き付けされるびん体と個々のエア噴射部の位置調整は、びん体の大きさ等を考慮して最適に設定される。
第2区画部120では第2びん倒立保持部202及び第3区画部130では第3びん倒立保持部203の場合も同様であるため、図示並びに説明を省略する。ターンテーブル101における区画から理解できるように、第1区画部110が搬入搬出部140に位置している時点で第2区画部は研磨材吹付部150に位置し、第3区画部はエア吹付部160に位置する。次に、第1区画部110が研磨材吹付部150に位置している時点で第2区画部はエア吹付部160に位置し、第3区画部は搬入搬出部140に位置する。そして、第1区画部110がエア吹付部160に位置している時点で第2区画部は搬入搬出部140に位置し、第3区画部は研磨材吹付部150に位置する。
このようにターンテーブルの間欠回転移動により搬入搬出部、研磨材吹付部、及びエア吹付部の間の循環可能であるため、常に未処理のびん体を研磨材吹付加工装置に受け入れることができる。そして、常にびん体に対するサンドブラスト処理並びにブローエアの吹き付けが可能となる。従って、従前のサンドブラスト処理の装置と比較して、単位時間当たりの生産効率の向上に大きく寄与する。
ターンテーブル101の各区画部110,120,130は、請求項2の発明に規定するように、当該ターンテーブル上に立設された保護壁部102により仕切られて区画される。保護壁部102は、研磨材吹付部150の研磨材吹付装置155から吹き付けられる研磨材を当該研磨材吹付部150にある区画部のびん体wのみに当たるようにする。そして、研磨材を搬入搬出部140及びエア吹付部160にある他の区画部にまで拡散しないように、遮蔽する。研磨材吹付装置から吹き付けられる研磨材が他の区画部に飛散すると、装置の汚染等の要因となるため、厳密に粉塵を遮蔽するためである。図示においては、研磨材吹付加工装置100の区画壁103も備えられ、研磨材吹付部150とエア吹付部160とを仕切り、研磨材の飛散を防いでいる。
さらに、保護壁部102の前方側に保護板部105が備えられる。この保護板部105はポリウレタン等の樹脂製のマット(クッション地)等軟質材からなる。保護板部105の役割は、研磨材吹付装置155から吹き付けられる研磨材の硬度は高いことから、研磨材により保護壁部102自体が摩耗することを防ぐためである。
吹き付けられた後の研磨材、びん体表面から生じたガラスの粉塵等は、吸引装置174に接続された吸引ダクト173を通じて吸引され、適宜回収(集塵)される。サイクロン等により粒径が分けられ、必要に応じ再度研磨材として利用される。
ターンテーブル101の各区画部110,120,130におけるびん倒立保持部200(順に第1びん倒立保持部201、第2びん倒立保持部202、第3びん倒立保持部203)は、ターンテーブル101上に列状に配置される。図7に開示の実施例にあっては、各区画部のそれぞれに直線上に一列で7個の配置である。第1、第2、第3びん倒立保持部は互いに同一構造であるため、第1びん倒立保持部201を代表として、図7及び図8を用い、ターンテーブルのびん倒立保持部の構造を説明する。
図7は研磨材吹付加工装置100の搬入搬出部140側からのターンテーブル101の構造断面図である。びん倒立保持部200(201)には複数(実施例では7基)の基台210が備えられる。7基の基台210の全てにびん体を回転させる自転プーリー300が接続される。よって、ターンテーブル全体では基台及び自転プーリーはそれぞれ21個備えられる。さらに図示のとおり、自転プーリーの直下には伸長部材作動装置250が配置される。図中、符号108はターンテーブルを間欠回転させる回転部であり、図示しないモータが備えられる。また、符号211は支持枠、230は伸長部材、251はガイドロッド、252は押当部、255は駆動部である。
図8の基台部分の拡大図から理解されるように、びん倒立保持部200(201,202,203)を構成するいずれの基台210について、弾性ヘッド220及び伸長部材230が備えられる。弾性ヘッド220には、基台210に取り付けられる後部取付部225と、びん体wのびん口部wo内に挿入可能な先端部221と袋状本体部222が備えられる。弾性ヘッド220の構成素材は、びん体を傷付けないように、公知のウレタンゴム等の樹脂材料から形成される。実施例の後部取付部225はびん体のびん口部woと当接する緩衝部材としての役目も有する。びん体と基台210との直接の接触を回避してびん口部の破損を防ぐためである。
実施例にあっては、請求項3の発明に規定するように、基台210にカバー体205が被せられる。カバー体205は基台被覆部材206を介してターンテーブル上の基台210に接続される。さらに、基台被覆部材206の側面には側面カバー体207が配置される。カバー体205及び側面カバー体207は研磨材吹付部150の研磨材吹付装置155から吹き付けられる研磨材より基台210を保護する。研磨材による基台の摩耗を防ぎ、基台の回転に不具合が生じなくするためである。併せて、びん口部に対してサンドブラスト加工をされないようにするためである。カバー体205や側面カバー体207の摩耗、損傷が大きくなると、これらは基台被覆部材206から外され、交換される。
基台210の中心部分には伸長部材230の長さ方向に貫通穴212が形成される。伸長部材230は、貫通穴212内に挿通されるとともに、弾性ヘッド220の後部取付部225から当該弾性ヘッドの内部(袋状本体部222の内部)に挿通されている。伸長部材230の先端は先端部221に接触している。同伸長部材の下端には受け部232が取り付けられ、押当部252の押し上げを受ける。
請求項4の発明に規定するように、伸長部材230の貫通穴212に挿通されている部位にはばね235が介装される。ばね235の上下には、上フランジ231と下フランジ233が取り付けられる。上下のフランジ231,233によりばね235は押圧され、ばねに常時伸びようとする付勢力が生じる。従って、常時、伸長部材230は下方に付勢され、伸長部材230下端の受け部232は降下状態に位置する。
基台210とその直下の自転プーリー300は接続され、基台210は球軸受け(ボールベアリング)等の適宜の回転機構を介してターンテーブル101に装着される。自転プーリー300の回転はそのまま基台210の回転につながり、弾性ヘッド220に倒立保持されているびん体の自転が可能となる。実施例のびん倒立保持部の構造では、基台210の回転に合わせて基台被覆部材206、カバー体205及び側面カバー体207も回転する。
伸長部材230の前進時、すなわち伸長部材の上昇時にあっては、袋状本体部222の先端にある先端部221を押し出して袋状本体部222を伸長させる。通常時、伸長部材230は降下位置にあり、袋状本体部222はびん口部woのびん口部内面に圧接してびん体wは支持される。その一方、袋状本体部222の伸長時にはびん口部内面と非圧接となり、袋状本体部222はびん体内へ出し入れ可能となる。後出の図9,10にて詳しく述べる。
図示の伸長部材作動装置250は、研磨材吹付加工装置100の搬入搬出部140(図5等参照)に位置するターンテーブル101の直下のみに設置される。伸長部材作動装置250には、圧縮空気により昇降制御される公知のエアシリンダーを有する駆動部255が装備される。駆動部255の上方に可動盤253が配置され、当該可動盤253上に伸長部材230(その受け部232)と当接する押当部252が基台210と同数の7個列状に配置される。
まず、ターンテーブル101が間欠回転移動して各区画部110,120,130の一が搬入搬出部140(図2,3,5参照)に位置し、停止する。伸長部材作動装置250において、駆動部255の作動により可動盤253の上昇に伴い押当部252も上昇する。当該区画部におけるびん倒立保持部200(201,202,203のいずれか)の伸長部材230は伸長部材作動装置250の押当部252の上昇を受ける。そこで、全ての伸長部材230(実施例の図7に示す7本)は一斉に前進(上昇)する。結果、伸長部材230は弾性ヘッド220の袋状本体部222を伸長してびん体w内に出し入れ可能となる。可動盤253の水平を保ったままの上昇は、ガイドロッド251により可能となる。
図9の拡大断面図は伸長部材作動装置250の駆動部251の作動により、可動盤253の押当部252も上昇し、伸長部材230の受け部232と押当部252が当接し、さらにばね235の付勢力に抵抗して伸長部材230を上昇させている状態を示す。弾性ヘッド220の先端部221及び袋状本体部222は単一の部材から形成することに加え、双方を連結あるいは接着して形成しても良い。
弾性ヘッド220は管状の袋状本体部222の上昇方向側の先端に先端部221を備えており、管体の一端側が閉じた構造である。実施例では、弾性ヘッド220の先端部221と伸長部材230の接続先端236はねじ部材により接続され、伸長部材230の進退動作が直に弾性ヘッド220に伝わる構造となっている。この袋状本体部222はウレタンゴム等の弾性樹脂材料から形成され、何も作用がない状態(通常時)では側面方向にわずかにふくらんだ紡錘形状である。
伸長部材230の前進が続くことにより、先端部221は接続先端236からの押圧を受け、当該先端部221に引っ張られて先端部とつながった袋状本体部222にも伸長が生じる。袋状本体部222が引き延ばされることにより紡錘形状のふくらみが減少し、弾性ヘッド220の袋状本体部222部分の最大直径は縮小する。その結果、びん口部woの内直径wdよりも小さくなる。そこで、びん体wのびん口部woと弾性ヘッド220との摺動抵抗が低下して弾性ヘッドのびん体内への挿通は容易となる。
図9に示す伸長部材230の前進に伴い、弾性ヘッド220の袋状本体部222が伸長状態となったときに、前出図5における説明のとおり、びん体wは搬入機20を通じてターンテーブル101のびん倒立保持部200(201,202,203)に倒立状態で差し込まれ、同保持部に保持(装着)される。同様に、袋状本体部222が伸長状態となったとき、同図5の説明のとおり、びん体wは搬出機30を通じてターンテーブル101のびん倒立保持部200(201,202,203)に倒立保持されている状態から引き抜かれる。
図10の拡大断面図は伸長部材作動装置250の駆動部255の作動により、可動盤253の押当部252が降下し、伸長部材230の受け部232と押当部252の当接が解除された状態を示す。この状態では、ばね235の付勢力により伸長部材230が降下して伸長部材230が当初位置に復帰した状態を示す。
伸長部材230による上方への前進力が解除されたことから、前述の図9にて述べた状態とは逆に、弾性ヘッド220の袋状本体部222に加わる引き延ばしの作用は低下する。袋状本体部222自体の樹脂弾性に応じ、袋状本体部は本来の側面方向にわずかにふくらんだ当初の紡錘形状に戻る。袋状本体部222の側面部分の最大直径はびん口部woの内直径wdよりもわずかに大きく設計されている。そこで、袋状本体部222の形状復帰に伴い、びん口部のびん口部内面wiに圧接可能となる。弾性ヘッド220の袋状本体部222部分は面状にびん口部内面wiと接触するため、倒立状態で重心が高くなったびん体wの保持も安定化する。なお、ばね235のストロークを増幅することにより、復帰状態においてばね力を作用させることが可能となり、弾性ヘッド220(その袋状本体部222)のふくらみを増加させることができる。そこで、びん口部内面wiとの圧接力をより高めることができる。
図10に示す伸長部材230の後退による袋状本体部222の復帰状態とは、びん体の倒立保持状態である。びん倒立保持部200(201,202,203)において当該状態となっているとき、図2に示すように、ターンテーブル101はびん体の搬入搬出部140、研磨材吹付部150、エア吹付部160の順に間欠回転移動する。前述のとおり、びん体は安定した倒立保持状態を維持できるため、研磨材吹付部150における研磨材の吹き付け(サンドブラスト処理)、エア吹付部160におけるブローエアの吹き付けに際しても十分に対応できる。図示並びに説明では、ターンテーブル101の第1区画部110における第1びん倒立保持部201を代表した。第2区画部120の第2びん倒立保持部202及び第3区画部130の第3びん倒立保持部203についても同様の構成を備える。ゆえに作動態様も同様となるため、個別の図示、説明を省略する。
実施例に開示のびん体保持機構のように、伸長部材にばねを備えることにより、びん体の着脱(取り付け及び取り外し)に必要となる弾性ヘッドの袋状本体部の形状変形の機構は簡単な構造とすることができる。同時に極めて簡単な作動によりに行うことができる。
詳述の構成を備えた研磨材吹付加工装置にあっては、複数のガラスびん(びん体)の一括した装置内のびん倒立保持部への取り付け及び取り外しが円滑化かつ連続的に実行可能である。そこで、サンドブラスト処理の生産性を向上させることができる。
1 フロスト加工装置
5 コンベア
20 搬入機
30 搬出機
100 研磨材吹付加工装置
101 ターンテーブル
102 保護壁部
110 第1区画部
120 第2区画部
130 第3区画部
140 搬入搬出部
150 研磨材吹付部
160 エア吹付部
200 びん倒立保持部
201 第1びん倒立保持部
202 第2びん倒立保持部
203 第3びん倒立保持部
210 基台
220 弾性ヘッド
221 先端部
222 袋状本体部
225 後部取付部
230 伸長部材
250 伸長部材作動装置
252 押当部
255 駆動部
w びん体
wo びん体のびん口部
wi びん口部内面

Claims (4)

  1. びん体を正立状態で移送するコンベアに隣接して配置され複数の区画部に分割された各区画部に複数のびん体を倒立状態で保持するびん倒立保持部がそれぞれ形成されて前記各区画部を順に間欠回転移動するターンテーブルと、前記コンベアに接し該コンベア上の正立状態のびん体を掴持して倒立状態に反転して前記各区画部のびん倒立保持部に送り込む搬入機と、前記搬入機の作動に先立って前記各区画部のびん倒立保持部の倒立状態のびん体を掴持して正立状態に反転して前記コンベア上に送り出す搬出機を備えた搬入搬出部とを有する研磨材吹付加工装置において、
    前記ターンテーブルの各区画部におけるびん倒立保持部は、前記ターンテーブル上に列状に配置された複数の基台と前記基台のそれぞれに配設された弾性ヘッド及び伸長部材とを有し、
    前記弾性ヘッドは、前記基台に取り付けられる後部取付部とびん体のびん口部内に挿入可能な先端部と袋状本体部とを備え、前記袋状本体部は通常時にはびん口部内面に圧接してびん体を支持するが伸長時にはびん口部内面と非圧接となってびん体内に出し入れ可能に構成され、
    前記伸長部材は前記弾性ヘッドの後部取付部から該弾性ヘッド内部に挿通されていて、前進時には前記袋状本体部の先端部を押し出して該弾性ヘッドの袋状本体部を伸長させるように構成されているとともに、
    前記搬入搬出部においては、前記伸長部材と当接しかつ駆動部と連結された伸長部材作動装置が配置されていて、
    前記ターンテーブルが間欠回転移動して前記区画部が搬入搬出部に位置すると、当該区画部のびん倒立保持部の伸長部材が前記伸長部材作動装置によって一斉に前進して、前記弾性ヘッドの袋状本体部を伸長してびん体内に出し入れ可能となるように構成されている
    ことを特徴とする研磨材吹付加工装置のびん体保持機構。
  2. 前記ターンテーブルの前記各区画部が保護壁部により仕切られている請求項1に記載の研磨材吹付加工装置のびん体保持機構。
  3. 前記基台にカバー体が被せられている請求項1または2に記載の研磨材吹付加工装置のびん体保持機構。
  4. 前記伸長部材に該伸長部材を下方に付勢するばねが介装されている請求項1ないし3のいずれか1項に記載の研磨材吹付加工装置のびん体保持機構。
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