JP5427048B2 - プロジェクタ装置及びプロジェクタ装置の投射ミラー開閉制御方法 - Google Patents
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Description
図4Aは、回転伝達機構の構造を示す斜視図である。回転軸6はアーム4を介して投射ミラー3に接続されている。図示しないモータからの動力は、図示しないウォームギアとギア列8a,8b,8cを経由して所定の回転力に変換される。最終ギア8cの回転力は、クラッチ半体9a,9bを経由して回転軸6に伝達される。ここにクラッチ半体9a(雄)はギア8cに固定されてギア8cと一体で回転する。クラッチ半体9a(雄)は回転軸6に固定されていないが、クラッチ半体9b(雌)は、回転軸6に形成した嵌合部6aにより回転軸6に固定され、回転力を回転軸6に伝達する。クラッチ付勢バネ10は、クラッチ半体9bをクラッチ半体9aに押し付けて両者を噛み合わせることで、クラッチ半体9aからクラッチ半体9bへ回転力を伝達させる。クラッチの噛み合い量は回転軸6の負荷トルクに依存し、負荷トルクが大きくなるほど噛み合い量は浅くなり、その分、クラッチ付勢バネ10からの押し付け力が大きくなる。モータ回転を停止し、駆動電流をゼロにしても、ウォームギアの作用で各ギア8a,8b,8cはその位置で停止し回転することはない。そして回転軸6には、クラッチ付勢バネ10からの押し付け力により発生する駆動トルクが印加され続ける。
図4Bは、ミラー開動作の場合である。(1)開動作の開始によりギア8cは開方向(図面左方向)に回転し、回転軸6も同方向に回転駆動される。(2)ストッパにより回転軸6の回転は停止する。一方モータは所定電流値になるまで回転続けるので、クラッチ9a,9bの噛み合いは浅くなり、回転軸6にはクラッチ付勢バネ10による大きなトルクが印加された状態となる。(3)その後本実施例では、回転軸6の回転を停止させた状態で、モータに戻し回転(閉方向)とわずかな開方向の回転を与えて停止する。この状態では、クラッチ9a,9bの噛み合いは(2)の状態よりも深くなり、クラッチ付勢バネ10により回転軸6に印加されるトルクは小さくなる。
[モーション1]所定のモータ電流値(例えば閾値Ia=180mAで電流制限)でミラー(アーム)を一旦開端(ストッパ位置)まで回転させる(第1の開動作)。
[モーション1]所定のモータ電流値(例えば閾値Ic=145mAで電流制限)でミラーを一旦閉端(ストッパ位置)まで回転させる(閉動作)。
図7は、本実施例のプロジェクタ装置(据え置き設置)におけるミラー開動作の手順を示すフローチャートである。
S701では、ユーザ操作により、投射ミラー3の開動作の指示を受ける。
S702では、過電流検出回路33に対しモータ電流の過電流の閾値をIaに設定し、ミラーモータドライバ36はミラーモータ35をミラー開方向に駆動開始する(第1の開動作)。ここで過電流の閾値Iaは、据え置き設置形態に対し予め定めた値(例えば180mA)とする。
S704では、過電流検出回路33は過電流(閾値Ia)を検出すると、モータ停止ラッチ部34からモータ停止信号を発生し、モータを停止させる。もし、所定時間経過してもモータが停止しないときは、S712へ進みエラーリトライ処理(再度開動作)を行う。
S706では、モータを所定時間Trだけミラー閉方向に逆転させる(戻し動作)。この逆転時間Trは短時間(例えば500msec)とすることで、モータは逆転するものの、投射ミラーは開端位置に停止したままとする。
S708では、S703と同様に駆動開始後の所定期間は過電流の検出を行わない。このホールド期間を経過後、過電流を検出する過電流監視モードに切替える。
S710では、ミラー状態検出部32のリミッタスイッチ322により、投射ミラーの位置が開端に到達しているか(ON信号)を判定する。これは、S706の戻し動作における戻し量が大きすぎて、ミラーが開端から離れて停止することを防止するためである。もし開端に到達していない場合は、S713へ進みエラーリトライ処理を行う。
S801では、ユーザ操作により、投射ミラー3の閉動作の指示を受ける。
S802では、過電流検出回路33に対しモータ電流の過電流の閾値をIcに設定し、ミラーモータドライバ36はミラーモータ35をミラー閉方向に駆動開始する(閉動作)。ここで過電流の閾値Icは、据え置き設置形態に対し予め定めた値(例えば145mA)とする。
S804では、過電流検出回路33は過電流(閾値Ic)を検出すると、モータ停止ラッチ部34からモータ停止信号を発生し、モータを停止させる。もし、所定時間経過してもモータが停止しないときは、S808へ進みエラーリトライ処理(再度閉動作)を行う。
S806では、モータを所定時間Tfだけミラー開方向に逆転させる(戻し動作)。この逆転時間Tfは短時間(例えば200msec)とすることで、モータは逆転するものの、投射ミラーは閉端位置に停止したままとする。但し、この戻し動作は、投射ミラーが閉端位置に位置した(到達した)後に行われるようにすれば良い。このため、投射ミラーの移動状態とは、必ずしも連動して戻し動作を行う必要はない。従って、投射ミラーが閉端位置で停止状態でなくても、戻し動作を行うものであれば良い。
2…筐体、
3…投射ミラー、
4…アーム、
5…開閉機構部、
6…回転軸、
7a,7b…ストッパ、
8a,8b,8c…ギア、
9a,9b…クラッチ、
10…クラッチ付勢バネ、
11…光源、
12…液晶パネル、
13…投射レンズ、
14…出射レンズ、
30…制御部、
31…姿勢センサ、
32…ミラー状態検出部、
33…過電流検出部、
34…モータ停止ラッチ部、
35…ミラー回転モータ、
36…ミラーモータドライバ、
39…モータ電源部
307…過電流閾値設定部。
Claims (4)
- 映像表示素子に形成された映像を投射ミラーによって反射させ投射面に投射するプロジェクタ装置において、
モータの駆動力により上記投射ミラーを開閉する開閉機構部と、
該開閉機構部の動作を制御する開閉制御部とを備え、
該開閉制御部は上記投射ミラーを開動作させるとき、
上記投射ミラーを開端停止位置まで開く第1の開動作と、上記投射ミラーが停止後、上記第1の開動作とは逆方向の駆動力を与える戻し動作と、さらに上記投射ミラーを上記開端停止位置まで開く第2の開動作を行なわせ、
上記第2の開動作における上記開端停止位置での駆動力を上記第1の開動作における上記開端停止位置での駆動力よりも小さくなるように制御することを特徴とするプロジェクタ装置。 - 請求項1に記載のプロジェクタ装置において、
前記開閉制御部は、前記モータへの駆動電流が閾値を超えたことを検出する過電流検出部を有し、
前記開閉制御部は前記投射ミラーを開閉するとき、上記過電流検出部の検出結果により前記投射ミラーが前記開端停止位置に達したと判定するとともに、停止位置での駆動力を上記駆動電流の閾値で設定することを特徴とするプロジェクタ装置。 - 映像表示素子に形成された映像を投射ミラーによって反射させ投射面に投射するプロジェクタ装置の投射ミラー開閉制御方法において、
モータの駆動力により上記投射ミラーを開動作させるとき、
上記投射ミラーを開端停止位置まで開く第1の開動作を行い、
上記投射ミラーが停止後、上記第1の開動作とは逆方向の駆動力を与える戻し動作を行い、
さらに上記投射ミラーを上記開端停止位置まで開く第2の開動作を行うものであって、
上記第2の開動作における上記開端停止位置での駆動力を上記第1の開動作における上記開端停止位置での駆動力よりも小さくすることを特徴とするプロジェクタ装置の投射ミラー開閉制御方法。 - 請求項3に記載のプロジェクタ装置の投射ミラー開閉制御方法において、
前記投射ミラーを開閉するとき、該投射ミラーが前記開端停止位置に達したことを前記モータへの駆動電流が閾値を超えたことで検出するとともに、停止位置での駆動力を該駆動電流の閾値で設定することを特徴とするプロジェクタ装置の投射ミラー開閉制御方法。
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