JP5424015B2 - 基板保持装置及び基板検査装置 - Google Patents

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Description

本発明は、基板保持装置(ワークホルダー)及び基板検査装置に関する。更に具体的には、例えば、プリント配線板のような基板に対する、例えば導通検査のような各種の検査時に基板を適切に保持する基板保持装置と、そのような基板保持装置を備える基板検査装置とに関する。
この出願書類で使用する用語の「回路基板」は、半導体パッケージ用のパッケージ基板やフィルムキャリアに限らず、プリント配線基板、例えば、フレキシブル基板、多層配線基板、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ用の電極板など種々の配線が施される基板を総称する。即ち、回路基板には、四端子測定の対象となり得る全ての基板が含まれる。
例えば水平方向に保持された基板の導通を検査する場合、基板の上方又は下方に検査治具を配置して、その基板の片面上の配線にその検査治具の検査プローブを接触させたり、又は、一対の導通検査装置をその基板の上方及び下方の両方の空間に配置して、その基板の上下面上の配線に検査プローブを接触させたりすることによって、その配線の抵抗値等を測定することが行われることがある。
そのような場合に、配線と検査プローブとを正しく接触させるため、基板は適正な位置に保持されなければならない。例えば、リジッド基板の場合には、基板の外周縁部に2つの位置決めの孔を形成しておき、基板保持の台上に固定した2本のピンをそれらの孔に挿通させることによって基板の位置決めが行われている。フレキシブル基板の場合には、4つの保持装置によって矩形状の基板の4隅を挟持することによって基板の保持が行われている。また、配線基板ユニットの場合には、基板の両端部を一対のクランプ部材によって挟持することが行われている。
特開2005−310950 特開2007−281261
従来の装置によると、基板を保持する手段の一部が基板を保持する位置を専有するため、その手段が基板をその保持位置に配置する際の妨げとなることがあった。
また、柔軟な基板の場合に、基板に適切な張力を加えた状態でそれを保持することも困難であった。
そのため、本発明に係るワークホルダーは、プリント配線基板の一部が載置される区域を備える保持プレートと、保持プレート上に、互いに対向する位置に配置された第1の一対の保持装置とを備え、各保持装置が、第1の一対の他方の保持装置に近づくための前進手段と、他方の保持装置から離れるための後退手段と、プリント配線基板の周縁の少なくとも一部を保持プレートに押圧するための押圧位置とその一部をその押圧から解放する解放位置との間を移動する押圧手段とを備えることを特徴とする。
そのワークホルダーにおいて、さらに、保持プレート上に、互いに対向する位置に配置された第2の一対の保持装置を備え、第2の一対の保持装置の各保持装置が、第2の一対の他方の保持装置に近づくための前進手段と、他方の保持装置から離れるための後退手段と、プリント配線基板の周縁の少なくとも一部を保持プレートに押圧するための押圧位置とその一部をその押圧から解放する解放位置との間を移動する押圧手段とを備え、さらに、第2の一対の保持装置の前進手段又は後退手段による進行方向が、第1の一対の保持装置の前進手段又は後退手段による進行方向と交差するようにしてもよい。
また、保持プレートの区域には、矩形状の空間が形成されていて、第1の一対の保持装置が、その空間を形成する前記保持プレートの一対の対向する辺に対向して配置されるようにしてもよい。
保持プレートの区域には、矩形状の空間が形成されていて、第1の一対の保持装置が、その空間を形成する一対の対向する辺に対向して配置されており、また、第2の一対の保持装置が、第1の一対の保持装置が配置されている一対の対向する辺とは異なる一対の対向する辺に対向して配置されるようにしてもよい。
各保持装置が、保持プレート上に前記プリント配線基板が載置されていないときには、後退手段によってプリント配線基板の一部が載置される区域から離れた位置に配置されていて、プリント配線基板が前記区域に配置されると、保持装置の押圧手段を解放位置に保持した状態で、前進手段によって所定の位置まで前進してから、押圧手段を押圧位置に移動して、プリント配線基板の一部を保持プレートの区域に押圧することよって、プリント配線基板を保持プレート上に固定し、プリント配線基板を取り外すときには、各保持装置が、保持装置の押圧手段を解放位置に移動した後に、後退手段によって所定の位置まで後退するようにしてもよい。
前進手段は直進駆動手段であり、後退手段は、引っ張り駆動手段である。
直進駆動手段がリニアモータ又はエアシリンダであり、引っ張り駆動手段がばね部材であってもよい。
プリント配線基板が保持プレートに載置されてなく、保持装置が後退手段によってプリント配線基板の一部が載置される区域から離れた位置に配置されているときには、保持装置の押圧手段が区域を覆わないようにしてもよい。
また、本発明に係る基板検査装置は、プリント配線基板の一部が載置される区域を備える保持プレートと、保持プレート上に、互いに対向する位置に配置された第1の一対の保持装置とを備えるワークホルダーであって、各保持装置が、第1の一対の他方の保持装置に近づくための前進手段と、他方の保持装置から離れるための後退手段と、プリント配線基板の周縁の少なくとも一部を保持プレートに押圧するための押圧位置とその一部をその押圧から解放する解放位置との間を移動する押圧手段とを備えるワークホルダーを複数個備え、さらに、複数個のワークホルダーを搬送する搬送手段と、所定の位置に配置されていて、搬送手段によって搬送される複数個のワークホルダーに保持されているプリント配線基板上の配線の抵抗値等を測定する検査手段とを備えることを特徴とする。
本発明によると、基板を載置する際に、基板保持装置が障害となることはなく、基板を載置する位置に十分に広い空間を確保することができる。適切な引っ張り力で基板を保持することができる。また、基板を検査するために基板の上方及び下方に検査治具を配置する空間を十分に確保することができる。さらに、基板の各辺の幅の狭い細長い部分を的確に保持することができる。
以下、本発明に係る基板保持装置の実施形態に関し、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。図中、同じ要素に対しては同じ参照符号を付して重複した説明は省略する。
[基板保持装置の構成の概要]
図1はワークホルダー1の簡略化した構成を示す斜視図である。ワークホルダー1は、保持プレート14と4つの保持装置10A,10B,10C,10Dとを備える。図示していないが、保持プレート14には、プリント配線基板80(図5参照)が載置され、4つの保持装置10A,10B,10C,10Dによって、そのプリント配線基板80の4辺が保持プレート14の保持区域18に固定される。例えばフレキシブルプリント配線基板は、一辺が約141mmで、他片が約236mmの矩形状のもので、厚さが数ミリである。
それらの保持装置には必要に応じてカバー12が設けられる。ただし、保持装置10Aのカバーは省略してある。
保持プレート14のプリント配線基板の一部を保持する保持区域18には、矩形状の空間16が形成されている。それにより、図5に示すように、ワークホルダー1の下側に配置した検査治具MBによって基板の配線の検査を行うことができる。検査治具は、例えば、ピンボードアダプタ(フィクスチャ)を用いるもの、フライングプローブ、剣山タイプのもの等どのようなものでもよい。
4つの保持装置10A,10B,10C,10Dは、対向するもの同士で一対の保持装置を構成する。つまり、2つの保持装置10A,10Cによって第1の一対の保持装置を構成し、他の2つの保持装置10B,10Dによって第2の一対の保持装置を構成する。ここで、「第1」及び「第2」は両者を区別するための便宜上のものであるため、それらを逆にして「第2」及び「第1」と呼んでもよい。それらの保持装置は、基本的に同じように構成されているため、以下、代表的に、保持装置10Aについて説明する。
図2から図4は、図1のB−B線に沿って見た保持装置10Aの概略の構成を示す側面図である。後述のように、保持装置10Aは、図2から図4に示すように作動することによって、プリント配線基板80を保持プレート14上に固定する。
保持装置10Aは、保持プレート14上に固定されたレール部材23と、このレール部材23にまたがり前進又は後退を行うことのできるスライダー24と、そのスライダー24の動きに対応して前進、後退又は傾斜することのできるL字状部材22とを備える。
レール部材23は、保持プレート14上に固定された幅広の固定部と、その固定部の上に形成された、スライダー24の移動用の幅の狭いレール部とから構成されている。
スライダー24は、基台部24Bと、後述するL字状部材22のローラ部22Rを上下方向に移動させるための傾斜面を備えるガイド部24Gと、ローラ部22Rの係止部24Sとを備える。基台部24B、ガイド部24G及び係止部24Sは、スライダー24として機能するように一体的に固定されている。
L字状部材22の後側は、L字形状部分22Lとローラ22Rを保持するローラ保持部分22Hとから構成されている。L字形状部分22Lの先端には、ツメ形状部22Fが形成されていて、後述するように、それによってプリント配線基板80を保持プレート14上に押さえつけて固定することができる。
また、L字形状部分22Lは、回転軸22Cを中心に上下方向に揺動することができる。その遥動に伴い、ツメ形状部22Fは上下方向に約4mm往復移動する。回転軸22Cは、保持プレート14に垂直に固定されたプレート(図示せず)に形成された細長孔25内に保持されている。それにより、L字状部材22の移動に伴い、回転軸22Cもその細長孔25に沿って移動することができる。その移動の距離は約10mmである。
L字状部材22のローラ保持部分22Hには、回転軸を中心に回転自在に保持されたローラ22が設けられている。
スライダー24のガイド部24Gには、傾斜面が形成されていて、後述するように、その上をローラ22Rが回転しながら昇り降りすることができる。
さらに、スライダー24のガイド部24Gの尾部には、引っ張りスプリングばね21Pが接続されていて、通常、スライダー24を図2に示す初期位置に保持するように引っ張り付勢する。また、L字状部材22のローラ保持部分22Hの尾部にも、引っ張りスプリングばね21Rが接続されていて、通常、L字状部材22のツメ形状部22Fを図2に示す解放位置に保持するように、ローラ保持部分22Hの尾部を下方に向けて引っ張り付勢する。
一方、スライダー24には、図示せぬ前進手段となる直進駆動手段として、例えば、リニアモータが結合されていて、それによって、スライダー24は前進方向に駆動される。リニアモータからの付勢力がなくなると、スライダー24は、引っ張りスプリングばね21Pによって初期位置に引き戻される。スライダー24の直進駆動手段として、リニアモータに代えてエアシリンダを用いて、スライダー24を空気圧によって押すようにしてもよい。
[基板保持装置の動きの概要]
プリント配線基板80が保持プレート14上に載置される前には、まず、図1に示すように、4つの保持装置10A,10B,10C,10Dのすべてを、初期位置まで後退しておく(図2)。これは、リニアモータの付勢力をなくしたときに、引っ張りスプリングばね21Pの引っ張り力によって達成される。その状態では、L字状部材22のローラ22Rが、スライダー24のガイド部24Gの傾斜面の最も低い位置にあるため、引っ張りスプリングばね21Rによってローラ保持部分22Hの尾部が引き下げられ、それにより、L字状部材22のツメ形状部22Fが保持プレート14から離れるように持ち上げられている。その状態をツメ形状部22Fが解放位置にある状態と呼ぶ。
そのように、4つの保持装置10A,10B,10C,10Dのすべてが初期位置まで後退していると、プリント配線基板が保持プレート14上に載置される際に、保持プレート14のプリント配線基板の一部を保持する区域18の上方には、何も存在せず、広い空間が確保されている。
次に、図2に示す状態において、図示せぬリニアモータを駆動してスライダー24に付勢力を加えると、スライダー24は、引っ張りスプリングばね21Rの引っ張り力に抗して、レール部材23のレール部を滑動して前進する。
同時に、L字状部材22の回転軸22Cが、保持プレート14に固定された図示せぬプレートに形成された細長孔25に沿って移動する。そのため、スライダー24の前進移動に伴いL字状部材22はそのまま前進移動する。
図3に示すように、L字状部材22の回転軸22Cが、細長孔25の前方の端部を形成するプレートの端部に衝突すると、L字状部材22の移動が止められる。この状態で、リニアモータによってスライダー24に付勢力が加え続けられると、スライダー24は前進移動するが、L字状部材22は停止しているため、スライダー24の移動に伴い、L字状部材22のローラ部22Rが、スライダー24のガイド部24Gの傾斜面を登るようになる。それに伴い、ローラ保持部分22Hが持ち上げられるようになり、L字状部材22が、回転軸22Cを中心に図3に向かって左向きに回転し始める。
図4は、そのL字状部材22の回転が止まった状態を示す。その図に示すように、スライダー24は停止しており、L字状部材22のツメ形状部22Fが、プリント配線基板80の端部を保持プレート14の区域18の矩形状の開口16を形成する周縁部分に押し付けている。この状態のツメ形状部22Fの位置は押圧位置である。
その状態で、図5に概念として示すように、プリント配線基板80の上方の空間に、検査治具MAを配置し、さらに、プリント配線基板80の下方の空間に、検査治具MBを配置する。図6は、図5の一部を拡大して簡略化した側面図である。図6に示すように、例えば、プリント配線基板80には、上面にランド81a、81b、・・・81nが形成されており、下面にランド85a、85b、・・・85nが形成されている。また、それらのランドを結ぶように、top-to-top配線89とtop-to-bottom配線88a、88b、・・・88nとが設けられている。また、検査治具MAには、中間プレート40Aによって複数のプローブpが保持されており、検査治具MBには、同様に、中間プレート40Bによって複数のプローブpが保持されている。それらのプローブpは、電圧測定部及び電流測定部に接続されている。
図6に示すように、上面のランド81a、81b、・・・81nの所定のものには検査治具MAのプローブpの先端が当接され、下面のランド85a、85b、・・・85nの所定のものには、検査治具MBのプローブpの先端が当接されて、所定の配線の抵抗値の測定及び断線の有無の確が行われる。
プリント配線基板の検査が終了すると、その基板から検査治具MA、MBがそれぞれ上方及び下方に離され、必要に応じてさらに取り除かれて、プリント配線基板が基板保持装置1から取り外される。その際には、まず、リニアモータへの駆動力が止められる。それにより、引っ張りスプリングばね21Pの引っ張り力によって、スライダー24が後退するように引き戻される。その際、スライダー24の後退に伴い、L字状部材22のローラ部22Rが、スライダー24のガイド部24Gの傾斜面に沿って回転しながら下降する。また、そのとき、ローラ保持部分22Hの尾部が、引っ張りスプリングばね21Rによって引っ張られるため、L字状部材22が、回転軸22Cを中心に図4に向かって右向きに回転をする。ローラ部22Rがガイド部24Gの傾斜面に沿って下降して係止部24Sに当接すると、図3に示す状態になる。つまり、それまでは、L字状部材22は後退することなく揺動し、それにより、ツメ形状部22Fが押圧位置から離れて上方の解放位置に移動してプリント配線基板を開放するように動く。そのツメ形状部22Fの上方への移動の際には、ツメ形状部22Fはプリント配線基板上を滑ることなく離れるため、プリント配線基板に無駄な押圧力や張力や摩擦力を与えることがない。
次に、ローラ部22Rがスライダー24の係止部24Sに当接しているため、スライダー24の後退とともに、L字状部材22も後退し始める。その後退は、図2に示す初期位置で停止する。
新たなプリント配線基板を保持する際には、再度、基板保持装置1は、図2の初期位置から動作を開始し、図4までの状態までの動きを行う。また、プリント配線基板を開放する際には、逆に、図4の状態から図2の状態までの動きを行う。これらの動きが必要に応じて繰り返される。
[代替例]
図示していないが、図1に示すワークホルダー1の組を複数設け、さらにそれらを逐次連続的に搬送する装置を設け、各ワークホルダーに保持されたプリント配線基板を検査治具のある所定の検査位置に順次搬送する基板検査装置を構成することによって、連続的にプリント配線基板の配線の検査を行うようにしてもよい。
また、図7Aから図7Cは保持装置のL字状部材の他の実施形態の一部を示す平面図である。上記の例では1つのL字状部材を用いたが、図7Aは、2つのL字状部材70A、70Bを並べて使用する構成したものを示す。その図に示すように、L字状部材70A、70Bの先端部は、2つの分離したツメ形状部70FA、70FBとなる。そのため、それぞれの先端部でプリント配線基板をおさえる力の大きさを別々に調整することができるようになる。この実施例では、L字状部材ごとに前進及び後退するための駆動手段を設けてもよく、または、1つの駆動手段を共用してもよい。
図7Bは、1つのL字状部材を、図7Aよりも多くの3つのL字状部材72A、72B、72Cに分割したものを示す。つまり、L字状部材72A、72B、72Cの先端部が3つの分離したツメ形状部72FA、72FB、72FCを持つ。そのため、図7Aの実施例よりも、プリント配線基板をおさえる力の大きさのバランスをより微細に調整することができるようになる。この実施例でも、L字状部材ごとに前進及び後退するための駆動手段を設けてもよく、または、1つの駆動手段を共用してもよい。
図7Cは、図1に示す実施例と同様に1つのL字状部材74を用いるが、その先端部のツメ形状部74Fを3つのツメ形状部に分割した例を示す。それによると、図1の実施例と同様に、L字状部材74の駆動手段は1つで足り、その上、ツメ形状部74Fを分割しているため、温度等によるツメ形状部の変形を吸収することができるという利点を有する。
以上、本発明に係るワークホルダー及びそれを備える基板検査装置について説明したが、本発明はそれらの実施形態に拘束されるものではない。当業者が容易になしえる追加、削除、改変等は、本発明に含まれることを承知されたい。本発明の技術的範囲は、添付の特許請求の範囲の記載によって定められる。
図1は、本発明の一実施形態に係るワークホルダーの斜視図である。 図2は、図1のB−B線に沿って見た保持装置の概略の構成を示す側面図である。 図3は、図1のB−B線に沿って見た保持装置の概略の構成を示す側面図である。 図4は、図1のB−B線に沿って見た保持装置の概略の構成を示す側面図である。 図5は、図1のA−A線から見た簡略側面図である。 図6は、図5の一部を拡大した簡略側面図である。 図7Aは、本発明に係るワークホルダーのL字状部材の他の実施形態を示す平面図である。 図7Bは、本発明に係るワークホルダーのL字状部材のさらに他の実施形態を示す平面図である。 図7Cは、本発明に係るワークホルダーのL字状部材のさらに異なる他の実施形態を示す平面図である。
符号の説明
1 ワークホルダー
10A,10B,10C,10D 保持装置
14 保持プレート
16 空間
18 保持区域
21P,21R 引っ張りスプリングばね
22 L字状部材
22F ツメ形状部
22L L字形状部分
23 レール部材
24 スライダー

Claims (5)

  1. プリント配線基板の一部が載置される区域を備える保持プレートと、該保持プレート上に、互いに対向する位置に配置された第1の一対の保持装置と第2の一対の保持装置を備えるワークホルダーであって、
    前記保持プレートの前記区域には、矩形状の空間が形成されていて、前記第1の一対の保持装置が、その空間を形成する一対の対向する辺に対向して配置されており、また、前記第2の一対の保持装置が、前記第1の一対の保持装置が配置されている一対の対向する辺とは異なる一対の対向する辺に対向して配置され、
    前記第1及び前記第2の一対の保持装置の各保持装置が、傾斜面を有するスライダーと、該スライダーを前記各一対の他方の保持装置に近づくように駆動するための直進駆動手段と、前記スライダーを前記各一対の他方の保持装置から離れるように駆動する引っ張り駆動手段と、前記プリント配線基板の周縁の少なくとも一部を前記保持プレートに押圧するための押圧位置と該少なくとも一部をその押圧から解放する解放位置との間を移動可能なL字状部材とを備え、
    前記L字状部材は、前記スライダーの傾斜面上にて回転可能なローラと、前記保持プレートに対して前記L字状部材を揺動可能に保持する回転軸とを有し、
    さらに、前記第2の一対の保持装置の前記直進駆動手段又は前記引っ張り駆動手段による進行方向が、前記第1の一対の保持装置の前記直進駆動手段又は前記引っ張り駆動手段による進行方向と交差する、
    ワークホルダー。
  2. 請求項1のワークホルダーにおいて、前記保持プレート上に前記プリント配線基板が載置されていないときには、前記L字状部材を、前記プリント配線基板の一部が載置される区域から離れた位置に配置されていて、前記プリント配線基板が前記区域に配置されると、前記L字状部材を、前記解放位置に保持した状態で、所定の位置まで前進してから、前記押圧位置に移動して、前記プリント配線基板の一部を前記保持プレートの前記区域に押圧することよって、前記プリント配線基板を前記保持プレート上に固定し、前記プリント配線基板を取り外すときには、前記L字状部材を前記解放位置に移動した後に、所定の位置まで後退する、ワークホルダー。
  3. 請求項1のワークホルダーにおいて、前記直進駆動手段はリニアモータ又はエアシリンダであり、前記引っ張り駆動手段はばね部材である、ワークホルダー。
  4. 請求項1のワークホルダーにおいて、前記プリント配線基板が前記保持プレートに載置されてなく、前記L字状部材が、前記プリント配線基板の一部が載置される区域から離れた位置に配置されているときには、前記L字状部材が前記区域を覆わない、ワークホルダー。
  5. プリント配線基板の一部が載置される区域を備える保持プレートと、該保持プレート上に、互いに対向する位置に配置された第1の一対の保持装置と第2の一対の保持装置を備えるワークホルダーであって、
    前記保持プレートの前記区域には、矩形状の空間が形成されていて、前記第1の一対の保持装置が、その空間を形成する一対の対向する辺に対向して配置されており、また、前記第2の一対の保持装置が、前記第1の一対の保持装置が配置されている一対の対向する辺とは異なる一対の対向する辺に対向して配置され、
    前記第1及び前記第2の一対の保持装置の各保持装置が、傾斜面を有するスライダーと、該スライダーを前記各一対の他方の保持装置に近づくように駆動するための直進駆動手段と、前記スライダーを前記各一対の他方の保持装置から離れるように駆動する引っ張り駆動手段と、前記プリント配線基板の周縁の少なくとも一部を前記保持プレートに押圧するための押圧位置と該少なくとも一部をその押圧から解放する解放位置との間を移動可能なL字状部材とを備え、
    前記L字状部材は、前記スライダーの傾斜面上にて回転可能なローラと、前記保持プレートに対して前記L字状部材を揺動可能に保持する回転軸とを有し、
    さらに、前記第2の一対の保持装置の前記直進駆動手段又は前記引っ張り駆動手段による進行方向が、前記第1の一対の保持装置の前記直進駆動手段又は前記引っ張り駆動手段による進行方向と交差する、ワークホルダーを複数個備え、
    さらに、該複数個のワークホルダーを搬送する搬送手段と、
    所定の位置に配置されていて、該搬送手段によって搬送される前記複数個のワークホルダーに保持されているプリント配線基板上の配線の抵抗値等を測定する検査手段とを備える、基板検査装置。
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