JP5421526B2 - 冷却貯蔵庫 - Google Patents
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Description
そのため上記従来の制御方法では、瞬間的に大幅上昇した庫内温度を検知することで一定速圧縮機が起動されるが、庫内温度はすぐに低下するために、一定速圧縮機は早期に停止することになる。すなわち、不要とも言える一定速圧縮機の駆動と停止とを繰り返すことになるため、消費電力が無駄に嵩み、また一定速圧縮機が短時間の運転に留められるために、機構部に潤滑油が十分に行き渡らなくて潤滑不良を招く等、信頼性を損ねるおそれがあった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、冷凍能力の不足を補助的な圧縮機の駆動で補うに当たって、同圧縮機の不必要な運転を抑えるところにある。
この制御方式では、扉の短時間の開閉等に伴って生じる瞬間的な庫内温度の変化に対し、不必要に他の冷凍回路の一定速圧縮機を駆動することが無くなる。そのため消費電力量の増加が抑えられ、また他の冷凍回路の一定速圧縮機が短時間のみ運転されることに起因して潤滑油が十分に行き渡らない事態が生じることが回避され、もって同一定速圧縮機の駆動の信頼性が確保される。
(1)前記主冷凍回路の圧縮機が速度制御可能なインバータ圧縮機であるとともに、前記運転制御手段は、所定のサンプリング時間ごとに前記温度センサの信号に基づき庫内温度の降下度を算出する温度変化算出部と、前記サンプリング時間ごとに前記記憶手段に記憶された前記冷却特性に基づきこのサンプリング時間の庫内温度における目標の温度降下度を出力する目標温度降下度出力部と、前記温度変化算出部で算出された実際の温度降下度と、前記目標温度降下度出力部から出力された目標の温度降下度とを比較する比較部と、この比較部の比較結果に基づき、前記実際の温度降下度が前記目標の温度降下度よりも小さい場合には前記インバータ圧縮機に増速指令を出し、前記実際の温度降下度が前記目標の温度降下度よりも大きい場合には前記インバータ圧縮機に減速指令を出す増減速指令部とから構成され、かつ前記駆動規制手段は、前記主冷凍回路のインバータ圧縮機が最高回転数にある状態において前記増速指令が所定回数連続して出された場合に、前記他の冷凍回路の一定速圧縮機の駆動を許容するようになっている。
ここで温度降下度とは、単位時間当たりの温度降下量として定義される。
この制御方式では、扉の短時間の開閉等に伴って生じる瞬間的な庫内温度の変化に対し、不必要に他の冷凍回路の圧縮機を駆動することが無くなる。そのため消費電力量の増加が抑えられ、また他の冷凍回路の圧縮機が短時間のみ運転されることに起因して潤滑油が十分に行き渡らない事態が生じることが回避され、もって同圧縮機の駆動の信頼性が確保される。
この構成では、主冷凍回路のインバータ圧縮機が最高回転数にある場合において増速指令が出されると、その回数がカウンタで積算され、積算値が所定値に達したのちさらに増速指令が出されたところで他の冷凍回路の一定速圧縮機が駆動される。
この構成では、他の冷凍回路の一定速圧縮機が駆動されたのちも、主冷凍回路のインバータ圧縮機は運転を継続し、同インバータ圧縮機は、比較部の比較結果に基いて増減速制御される。
本発明の一実施形態を図1ないし図6に基づいて説明する。本実施形態では、業務用の縦型冷凍庫を例示している。
図1及び図2において、符号10は、前面の開口された断熱箱体からなる冷凍庫本体であって、内部が冷凍室11とされているとともに、冷凍室11の前面開口には、上下一対の観音開き式の断熱扉12が装着されている。冷凍庫本体10は、底面の四隅に配された脚13によって支持され、その上面には、回りにパネルが立てられることで機械室14が構成されている。
図3に模式的に示されるように、第1冷凍回路31Aは、回転数が可変のインバータ圧縮機32Aと、共通の凝縮器33と、ドライヤ35Aと、減圧手段であるキャピラリチューブ36Aと、共通の蒸発器37とを、冷媒配管で循環接続して形成されている。なお、第1冷凍回路31Aでは、蒸発器37の出口側の冷媒配管に、アキュムレータ38が介設されている。
第2冷凍回路31Bは、回転数が一定の一定速圧縮機32Bと、共通の凝縮器33と、ドライヤ35Bと、減圧手段であるキャピラリチューブ36Bと、共通の蒸発器37とを、冷媒配管で循環接続して形成されている。
そして基本的には、冷凍装置30と庫内ファン26とが駆動されると、図2の矢線に示すように、冷凍室11内の空気が吸込口25から蒸発器室23内に吸引され、蒸発器37を通過する間に熱交換により生成された冷気が、吹出口27から冷凍室11に吹き出されるといったように循環されることで、冷凍室11内が冷却されるようになっている。
庫内の冷却態様としては、庫内を設定温度付近に維持するコントロール冷却と、庫内負荷の増加や周囲温度の上昇に起因して庫内温度が上昇した場合に、庫内を急速に設定温度付近まで温度降下させるプルダウン冷却とがある。
制御装置としては、図4に示すように、マイクロコンピュータ等を備えて所定のプログラムを実行する制御部40が設けられ、ユニット台20の上面に設けられた電装箱28内に収納されている。制御部40の入力側には、庫内温度を検出する庫内温度センサ39が接続され、同庫内温度センサ39は、図2に示すように、蒸発器室23内における庫内ファン26の下流側に配されている。
コントロール領域は、予め定められた設定温度Toよりも所定値(例えば1K)高い上限温度THと、設定温度Toよりも所定値(例えば2K)低い下限温度TLとの間の温度領域であり、プルダウン領域は、上限温度THを超えた領域である。
コントロール領域の目標の温度カーブXcは、プルダウン冷却時の目標の温度カーブXpと比べて、勾配が緩やかとなった一次関数の直線として示される。同温度カーブXcでも、目標となる庫内温度降下度Ac(K/min )(単に目標値Acということがある)は一定であり、ただしプルダウン冷却時の目標温度降下度(目標値)Apに比べて小さい値となる。
なお、図6のフローチャートにおいては、プルダウン冷却時の目標温度降下度(目標値)Apと、コントロール冷却時の目標温度降下度(目標値)Acとをまとめて、目標温度降下度Aと標記しているが、プルダウン領域では、目標温度降下度Aとして「Ap」が、コントロール領域では、目標温度降下度Aとして「Ac」がそれぞれ出力される。
制御部40の出力側には、インバータ回路44を介して上記したインバータ圧縮機32Aが接続されている。本実施形態のインバータ圧縮機32Aは、回転数が例えば5段階に切り替えられる。
基本的な冷却制御を行うために制御部40には、所定のサンプリング時間ごとに庫内温度センサ39の信号に基いて庫内温度の降下度を算出する温度変化算出部45と、同サンプリング時間ごとにデータ格納部42に記憶された目標の温度カーブXp,Xcのデータに基づきこのサンプリング時間の庫内温度における目標の温度降下度Aを出力する目標温度降下度出力部46と、温度変化算出部45で算出された実際の温度降下度Sと目標温度降下度出力部46から出力された目標の温度降下度Aとを比較する比較部47と、この比較部47の比較結果に基づきインバータ回路44に増減速指令を出す増減速指令部48とが設けられている。
この実施形態では、サンプリング時間は、例えば0.5分に設定されている。
そのため、制御部40の出力側に一定速圧縮機32Bが接続されるとともに、制御部40には、インバータ圧縮機32Aの回転数を検知する回転数検知部49と、増速指令が出された数を計数するカウンタ50と、このカウンタ50の積算値が所定値(3回)に達したのちさらに増速指令が出された場合に一定速圧縮機32Bに対して駆動信号を出す駆動制御部とが設けられている。
上記の制御により一定速圧縮機32Bが駆動されたのちも、インバータ圧縮機32Aは運転が継続され、インバータ圧縮機32Aは、比較部47の比較結果に基いて増減速制御される。
インバータ圧縮機32Aと一定速圧縮機32Bとが共に運転されている場合において、インバータ圧縮機32Aが最低回転数にある状態で同インバータ圧縮機32Aに対して減速指令が出されると、一定速圧縮機32Bを停止させる。
庫内温度TRが、所定の冷却下限温度(本実施形態では設定温度Toの下限温度TL)に達したことが検出された場合には、インバータ圧縮機32Aを停止させる。
まず、プルダウン領域からコントロール領域に至る基本的な冷却制御を説明する。図6のフローチャートにおいて、所定のサンプリング時間ごとに庫内温度TRが検出されて(ステップS1)、ステップS2において同庫内温度TRが判断され、プルダウン領域は、設定温度Toの上限温度THを超えた温度領域であるから、「TH<TR」の判断がなされ、ステップS3において、インバータ圧縮機32Aが起動される(運転中の場合は運転が維持される)。それとともにステップS4において、検出された庫内温度TRに基づいて実際の庫内温度降下度Sが算出され、続くステップS5において、上記の庫内温度降下度の算出値Sが、データ格納部42から読み出されたプルダウン冷却用の温度カーブXpに係る庫内温度降下度の目標値Apと比較される。
以上の制御が所定のサンプリング時間ごとに繰り返し実行されて、図5に示されたプルダウン領域の目標の温度カーブXpに沿うようにしてプルダウン冷却される。
同じようにして、算出値Sが目標値Acよりも小さい場合は、インバータ圧縮機32Aに対して増速指令が出され(ステップS6)、現在の回転数が最高回転数でなければ(ステップS7が「No」)、回転数が一段増加され(ステップS8)、最高回転数であれば(ステップS7が「Yes」)、同回転数が維持される。算出値Sが目標値Acと等しい場合は、インバータ圧縮機32Aは、現在の回転数が維持される(ステップS9)。算出値Sが目標値Acよりも大きい場合は、インバータ圧縮機32Aに対して減速指令が出され(ステップS10)、インバータ圧縮機32Aは、現在の回転数が最低回転数でなければ(ステップS11が「No」)、回転数が一段減少され(ステップS12)、最低回転数であれば(ステップS11が「Yes」)、同回転数が維持される。
上記の制御が所定のサンプリング時間ごとに繰り返し実行されて、図5に示されたコントロール領域の目標の温度カーブXcに沿うようにしてコントロール冷却される。
そののちは、図5に示すように、庫内温度の自然上昇を待ち、庫内温度TRが設定温度Toの上限温度THに戻ったところで、コントロール領域の目標の温度カーブXcに倣った冷却制御が再開される。
それ以降は、インバータ圧縮機32Aと一定速圧縮機32Bとが共に運転された状態で、既述したと同様に、庫内温度降下度の算出値Sと、コントロール冷却用の庫内温度降下度の目標値Acとが比較され、その比較結果に応じてインバータ圧縮機32Aの回転数が増減速制御される。
例えば、断熱扉12が開けられると、庫内温度センサ39の配設位置付近の温度が瞬時に大幅上昇するため、次のサンプル時間では、ステップS2において「TH<TR」と判断されて、ステップS5で庫内温度降下度の算出値Sと、プルダウン冷却用の庫内温度降下度の目標値Apとが比較される。このとき当然、算出値Sが目標値Apよりも小さい(S<Ap)ために、インバータ圧縮機32Aに対して増速指令が出され(ステップS6)、インバータ圧縮機32Aが最高回転数にあって(ステップS7が「Yes」)、本実施形態の特徴であるカウンタ50の数値による規制(ステップS16)がないと、ステップS18において一定速圧縮機32Bが起動されることになる。
そのため本実施形態では、上記したように、インバータ圧縮機32Aが最高回転数にある状態から、4回連続して増速指令が出されて初めて一定速圧縮機32Bを起動するようにすることで、いわゆる瞬間的に庫内負荷が増加した場合は、一定速圧縮機32Bを起動すること自体を控えている。
それ以降は、インバータ圧縮機32Aと一定速圧縮機32Bとが共に運転された状態で、庫内温度降下度の算出値Sと、プルダウン冷却用の庫内温度降下度の目標値Apとが比較され、その比較結果に応じてインバータ圧縮機32Aの回転数が増減速制御されつつ、プルダウン領域の目標の温度カーブXpに沿うようにしてプルダウン冷却される。
その結果、庫内温度TRがコントロール領域まで下がったら、庫内温度降下度の算出値Sと、コントロール冷却用の庫内温度降下度の目標値Acとが比較され、その比較結果に応じてインバータ圧縮機32Aの回転数が増減速されつつ、コントロール領域の目標の温度カーブXcに沿うようにしてコントロール冷却される。
それ以降、インバータ圧縮機32Aは運転が継続され、庫内温度降下度の算出値Sと、プルダウン冷却用またはコントロール冷却用の庫内温度降下度の目標値Ap,Acとが比較され、その比較結果に応じてインバータ圧縮機32Aの回転数が増減速制御されつつ、プルダウン領域またはコントロール領域の目標の温度カーブXp、Xcに沿うようにしてプルダウン冷却またはコントロール冷却される。
コントロール冷却が進んで、庫内温度TRが設定温度Toの下限温度TLを下回る温度まで降下したら、ステップS2で「TL>TR」の判断がなされ、その判断に基づいてインバータ圧縮機32Aが停止される(ステップS14)ことは、既述したとおりである。
このような制御方式を採ると、断熱扉12の短時間の開閉等に伴って生じる瞬間的な庫内温度の変化に対し、不必要に一定速圧縮機32Bを駆動することが無くなる。そのため消費電力量の増加が抑えられる。また一定速圧縮機32Bが短時間のみ運転されることに起因して潤滑油が十分に行き渡らない事態が生じることが回避され、もって同一定速圧縮機32Bの駆動の信頼性が確保される。
図7及び図8は、関連技術を示す。この関連技術では、庫内負荷の変化等により、第1冷凍回路31Aのインバータ圧縮機32Aの運転のみでは冷凍能力が不足する場合に、独立して備えた第2冷凍回路31Bの一定速圧縮機32Bを併せて運転することで冷凍能力を補うための具体的な制御が、上記実施形態とは異なっている。
以下には、主に上記実施形態とは相違する部分について説明する。なお、本関連技術に係る図7のフローチャートにおいて、上記実施形態の図6のフローチャートと同じ機能を果たすステップについては、同一ステップ番号を付すことで、説明を簡略化または省略する。
なお、一定速圧縮機32Bを起動する前に最低5分間の停止時間を待つのは、高圧圧力側と低圧圧力側とで均圧することを待ち、良好な起動性を担保するためである。
それ以降は、インバータ圧縮機32Aと一定速圧縮機32Bとが共に運転された状態で、上記実施形態と同様に、庫内温度降下度の算出値Sと、コントロール冷却用の庫内温度降下度の目標値Acとが比較され、その比較結果に応じてインバータ圧縮機32Aの回転数が増減速制御される。
それ以降は、インバータ圧縮機32Aの回転数が増減速制御されつつ、コントロール冷却される。
また、この関連技術では、上記実施形態と同様に、第1と第2の冷凍回路31A,31Bにおいて凝縮器33を共用しており、そこで一定速圧縮機32Bの起動時に一時的に凝縮負荷が増大することに対して、インバータ圧縮機32Aを最低回転数とすることで凝縮負荷を減らし、これにより一定速圧縮機32B側の第2冷凍回路31Bの高圧圧力の上昇を抑えることができて、信頼性を確保し、また省エネルギ化を図ることができる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)独立した冷凍回路を3系統以上備え、そのうちの一冷凍回路を主冷凍回路とし、他を補助的な冷凍回路として用いるようにしてもよい。
(2)上記実施形態では、冷凍能力を補うべく一定速圧縮機を起動する場合において、インバータ圧縮機が最高回転数に達した状態から、同インバータ圧縮機に対して4回連続して増速指令が出されて初めて一定速圧縮機を起動することで、不必要な一定速圧縮機の起動を回避するようにしたのであるが、増速指令の回数は4回に限らず、サンプリング時間の間隔等の条件に応じて、他の回数であってもよい。
Claims (3)
- 複数の独立した冷凍回路を有し、そのうち一つの主冷凍回路の圧縮機が速度制御可能なインバータ圧縮機で、他の冷凍回路の圧縮機が一定速圧縮機であり、かつ少なくとも前記主冷凍回路と前記他の冷凍回路における蒸発器と凝縮器は共用である冷凍装置と、
目標となる温度降下の経時的変化態様を示す冷却特性がデータとして記憶された記憶手段と、
庫内温度を検出する温度センサと、
この温度センサからの出力に基づき、前記庫内温度が前記記憶手段から読み出された前記冷却特性に倣って降下するように前記主冷凍回路のインバータ圧縮機の能力を変化させ、かつ前記インバータ圧縮機が最大能力の発揮状態にあってもなお同インバータ圧縮機の能力増が要求された場合には、前記他の冷凍回路の一定速圧縮機を併せて駆動するようにし、前記主冷凍回路のインバータ圧縮機と前記他の冷凍回路の一定速圧縮機が共に運転されている場合において前記インバータ圧縮機が最低能力の発揮状態であってもなお同インバータ圧縮機の能力減が要求された場合には、前記他の冷凍回路の一定速圧縮機を停止し、庫内温度が設定温度よりも所定温度低い下限温度に達した場合、前記主冷凍回路のインバータ圧縮機を停止するようにした運転制御装手段と、が設けられ、
かつ、前記運転制御手段には、前記主冷凍回路のインバータ圧縮機への前記能力増の要求が所定時間継続して初めて前記他の冷凍回路の一定速圧縮機の駆動を許容する駆動規制手段が備えられており、
前記運転制御手段は、所定のサンプリング時間ごとに前記温度センサの信号に基づき庫内温度の降下度を算出する温度変化算出部と、
前記サンプリング時間ごとに前記記憶手段に記憶された前記冷却特性に基づきこのサンプリング時間の庫内温度における目標の温度降下度を出力する目標温度降下度出力部と、
前記温度変化算出部で算出された実際の温度降下度と、前記目標温度降下度出力部から出力された目標の温度降下度とを比較する比較部と、
この比較部の比較結果に基づき、前記実際の温度降下度が前記目標の温度降下度よりも小さい場合には前記インバータ圧縮機に増速指令を出し、前記実際の温度降下度が前記目標の温度降下度よりも大きい場合には前記インバータ圧縮機に減速指令を出す増減速指令部とから構成され、
かつ前記駆動規制手段は、前記主冷凍回路のインバータ圧縮機が最高回転数にある状態において前記増速指令が所定回数連続して出された場合に、前記他の冷凍回路の一定速圧縮機の駆動を許容するようになっていることを特徴とする冷却貯蔵庫。 - 前記駆動規制手段は、前記主冷凍回路のインバータ圧縮機が最高回転数にある場合において前記増速指令が出された回数を積算するカウンタと、同カウンタによる積算値が所定値に達したのちさらに増速指令が出された場合に前記他の冷凍回路の一定速圧縮機に対して駆動信号を出す駆動制御部とから構成されていることを特徴とする請求項1記載の冷却貯蔵庫。
- 前記運転制御手段は、前記他の冷凍回路の一定速圧縮機が併せて駆動されたのちも、前記比較部の比較結果に基いて、前記主冷凍回路のインバータ圧縮機に対して増減速指令を出す機能を備えていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の冷却貯蔵庫。
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