JP5420912B2 - 脱進機のための駆動伝達要素、ローラテーブル、及びこれらを備えた脱進機、及びこれらを含む計時器 - Google Patents

脱進機のための駆動伝達要素、ローラテーブル、及びこれらを備えた脱進機、及びこれらを含む計時器 Download PDF

Info

Publication number
JP5420912B2
JP5420912B2 JP2009000189A JP2009000189A JP5420912B2 JP 5420912 B2 JP5420912 B2 JP 5420912B2 JP 2009000189 A JP2009000189 A JP 2009000189A JP 2009000189 A JP2009000189 A JP 2009000189A JP 5420912 B2 JP5420912 B2 JP 5420912B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller table
transmission element
drive transmission
escapement
ankle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009000189A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009162755A (ja
Inventor
ジガンド クリストフ
ディアス フランシスコ
ベーレント アルミン
Original Assignee
ショパール テクノロジーズ ソシエテ アノニム
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ショパール テクノロジーズ ソシエテ アノニム filed Critical ショパール テクノロジーズ ソシエテ アノニム
Publication of JP2009162755A publication Critical patent/JP2009162755A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5420912B2 publication Critical patent/JP5420912B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B15/00Escapements
    • G04B15/14Component parts or constructional details, e.g. construction of the lever or the escape wheel
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B17/00Mechanisms for stabilising frequency
    • G04B17/04Oscillators acting by spring tension
    • G04B17/06Oscillators with hairsprings, e.g. balance

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)
  • Vibration Dampers (AREA)
  • Micromachines (AREA)

Description

本発明は、時計ムーブメントに関し、より具体的には、脱進機に関する。具体的には、本発明は、一方では、天真上で駆動されるローラテーブルと共に向きを変える脱進機アンクルを駆動させるため、他方では、アンクルから入ってくるインパルスをローラテーブルに伝達するための駆動及び伝達要素に関する。本発明は、また、こうした駆動及び伝達要素を含むローラテーブルに関する。本発明は、さらに、こうした駆動及び伝達要素及び/又はこうしたローラテーブルを備えた脱進機に関する。本発明は、最終的に、こうした駆動及び伝達要素及び/又はこうしたローラテーブル及び/又はこうした脱進機を含む計時器に関する。
従来、レバー脱進機は、天真上で駆動される単純な又は2つのローラテーブルを含む。ローラピンが、ローラテーブルの下面にはめ込まれ、2つのローラテーブルがあるときには、ローラピンは、大きいローラテーブルの下面にはめ込まれる。ローラピンは、一般にルビー又はガーネットで構成される部品であり、楕円形、三日月形、三角形の形状を有し、取り付けられたときにはアンクルフォークと協働する。
従来の脱進機の動作においては、天真は或る方向に向きを変え、ローラテーブルを回転させる。ローラテーブルにはめ込まれたローラピンは、ローラテーブルと共に回転し、フォークのホーンの1つと協働して、アンクルがアンクル軸の周りで回転運動をするようにする。アンクルの回転中、そのパレットの1つは、回転を始めるがんぎ車の歯を解放する。解放されている間、この同じ歯は、同じパレットにより、インパルスをアンクルに付与する。ローラピンと依然として接触するアンクルフォークは、そのインパルスを前述のローラピンに付与する。これは次いで、そのインパルスをローラテーブルに付与し、次いでインパルスを、それが駆動される天真に伝達する。天真が他の方向に回転するときは、同じ機能が逆の順序で起こる。
したがって、ローラピンは、一方では、ローラテーブルと共に回転してアンクルを回転させて、がんぎ車を解放し、他方では、アンクルからローラテーブルにインパルスを伝達するという2つの機能を有する。すなわち、ローラピンは、回転駆動機能及びエネルギー伝達機能を有する。
ここ数年、時計ムーブメントの幾多の部品は、シリコンベース材料の部品で製造され、潤滑剤を必要とすることなく、非常に良好な摩擦係数をもたらす。がんぎ車及びアンクルは、シリコンベース材料で製造される部品の1つである。アンクルを駆動する要素もまたシリコンベース材料で製造されて、シリコンベース材料で構成される、どこでも同じ摩擦係数を有する全連鎖が使用可能になることが望ましい。
しかし、従来のローラピンをシリコンベース材料で製造することは不可能である。実際、こうした材料は脆く、すなわち、可塑性領域に欠け、したがって、シリコンベース材料のピンを金属板にはめ込むことができない。
本発明の目的は、アンクルを回転させる機能、及び、脱進機の動作中、アンクルからローラテーブル、及び天真にエネルギーを伝達する機能を満たすことができ、さらにシリコン又はあらゆる他の脆い材料に基づく材料で製造することができる、脱進機のための駆動及び伝達要素を提案することである。
第1の態様によれば、本発明は、計時器における脱進機のための駆動及び伝達要素に関し、前述の脱進機は、がんぎ車と、アンクルと、天真上で駆動される少なくとも1つのローラテーブルとを含み、前述の駆動及び伝達要素は、一方では、前述のローラテーブルと共に回転するときは前述のアンクルを回転させることが意図され、他方では、前述のアンクルから前述のローラテーブルにインパルスを伝達することが意図される。前述の駆動及び伝達要素は、クランプ面内で動作するように適応された弾性クランプ手段を含み、弾性クランプ手段は、動作中、前述のクランプ面が前述の天真に対して実質的に垂直であるように配置されるようになっており、前述のクランプ手段から延びる相互作用手段を含み、前述のアンクルと相互作用してこれを駆動させるようになっている。
駆動及び伝達要素の特定の実施形態は、従属する請求項2から請求項10までに定義される。これらの1つによれば、弾性クランプ手段は、スプリットリングであり、相互作用手段は、前述のリングから半径方向に延びるスタッド(突起)である。
第2の態様によれば、本発明は、レバー脱進機のためのローラテーブルに関し、ローラテーブルは、前述のローラテーブルを天真に剛に取り付けるように、天真が貫通するようになった中央孔を含む。前述のローラテーブルは、本発明の第1の態様による駆動及び伝達要素と、前述の駆動及び伝達要素の角度位置を維持するための保持手段とを含む。
特定の実施形態によれば、前述のローラテーブルは、前述の中央孔の周りに延びるリムをさらに含む。
保持手段の特定の実施形態は、従属する請求項11から請求項15までに定義される。
第3の態様によれば、本発明は、がんぎ車と、アンクルと、第1の態様による駆動及び伝達要素を含む少なくとも1つのローラテーブル、及び/又は、第2の態様によるローラテーブルとを含む種類のレバー脱進機に関する。
第4の態様によれば、本発明は、第1の態様による駆動及び伝達要素、及び/又は第2の態様によるローラテーブル、及び/又は、第3の態様によるレバー脱進機を含む計時器、特に腕時計に関する。
本発明は、添付の図面を参照し、限定するものではなく例示として与えられる特定の実施形態の以下の詳細な説明を読むことにより、さらに容易に理解されるであろう。
まず図1を参照すると、駆動伝達要素10の第1の実施形態は、弾性クランプ手段及び相互作用手段を有するものとして示される。弾性クランプ手段は、リング20の形状であり、軸100と、内面22と、外面32と、リングを開くスロット30とを有する。スタッド40が、前述の外面32から半径方向に、且つスロット30の正反対に延びる。図示例においては、スロットは軸状である。スロットは傾斜していてもよい。スロット30は、リングに弾性をもたらす。スタッド40及びスロット30は、駆動伝達要素10の第1の方向11を定義し、これはリング20の軸100と共に、駆動伝達要素10の対称面を形成する。軸100に対して垂直なリング20の平面は、弾性クランプ面を定義する。リング20の内面22は、スロット30に隣り合う2つのセグメント26と、スロット30と正反対のセグメント28とを含む。内面22はさらに、2つの凹状セグメント24を含み、これらの各々は、スロットに隣り合うセグメント26の1つと、スロットの反対側にあるセグメント28との間に位置する。2つの凹状セグメント24は、他の3つのセグメント26、26、28の共通半径よりわずかに大きい半径だけ軸100から離されている。
スタッド40は、リング20の外面32と接触する端部から自由端の方向に広がる形状を有する。図示例においては、スタッド40は、実質的に三角形の形状を有し、その自由端は、実質的に平面で、第1の方向11に対して垂直な端面46を有する。スタッド40は、端面46とリング20の外面32とをつなぐ2つの側面44を有する。側面44の各々と端面46との間の接合部は、好ましくはわずかに丸い縁48で構成される。
駆動伝達要素50の第2の実施形態を図2に示す。第2の実施形態は、スタッド40が、リング20のクランプ面を切断する第2の方向12に沿って延びる貫通孔54を備える点で、駆動伝達要素10の第1の実施形態とは異なっている。第2の方向12は、好ましくは、リング20の軸100に対して平行である。貫通孔54は、スタッド40の自由端付近に配置されることが好ましい。
第2の実施形態による駆動伝達要素50のスタッド40は、第1の実施形態による駆動伝達要素10のスタッド40と同様な方法でへこんだ側面42を有してもよい。これは、2つの実施形態による駆動伝達要素10、50においてほぼ同じ形状を与える。したがって、駆動伝達要素10、50の2つの実施形態に対して共通の製造ステップを実施し、第2の実施形態による駆動伝達要素50の貫通孔54を実現する付加的な製造ステップを与えることが可能である。
今説明した2つの実施形態に共通する方法において、駆動伝達要素10、50は、例えばシリコンベース材料のような可塑性領域をもたない材料で製造される。図1及び図2に示す例においては、リング20及びこれにより保持されるスタッド40は、単一部品で構成される。
図3は、第1の実施形態による駆動伝達要素10を備えた第1の実施形態によるローラテーブル60を示す。既知の方法で、ローラテーブル60は中央孔62を有し、中央孔62によって、動作位置にあるときには、天真2上で駆動されて、前述の天真2に対する前述のローラテーブル60の強固な取り付けがもたらされる。駆動伝達要素10のリング20は、天真2を中心にローラテーブル60に取り付けられる。図において、天真2は、リング20の部分を隠すのを避けるため、破線で示される。リング20は、天真2の弾性クランプを動作中に保証し、リング20の軸方向100における潜在的な滑りを避けることができるように、存在するスロット30により、所定の位置に保持される。リング20の内面22は2つの凹状セグメント24を有するので、この内面22と天真2との間の接触は、へこんでいない3つのセグメント、すなわち、スロット30の隣りの2つのセグメント26と、スロット30と正反対のセグメント28だけにわたって確立される。3つの接触領域をもつこうした構成は、天真上のリング20の弾性クランプ作用を改善するのに役立つ。
図4は、第2の実施形態による駆動伝達要素50を備えた第2の実施形態によるローラテーブル70を示す。第1の実施形態によるローラテーブル60と同様に、ローラテーブル70は、中央孔72を含み、これにより、ローラテーブル70は、動作位置にあるときに、天真(図示せず)上で駆動される。さらに、ローラテーブル70は、ローラテーブル70の平面に対して垂直方向を辿って中央孔72の周りに延びる環状リム74を含む。リム74は、ローラテーブル70と天真との間の接触領域を増大させるように働く。リム74は、また、駆動伝達要素50のための支持機能を有する。実際、駆動伝達要素50のリング20は、リム74の周りでローラテーブル70上に取り付けられる。リング20は、スロット30により所定の位置に保持されて、弾性クランプ作用を確実にしながら、軸方向100におけるリング20の潜在的な滑りを避ける。ここでも、リング20の内面22とリム74との間の接触は、へこんでいない3つのセグメント26、26、28に沿ってのみ生じる。3つの接触領域をもつこうした構成は、リング20によるリム74の弾性クランプを改善するのに役立つ。
駆動伝達要素10、50の角度位置は、ローラテーブル60、70の保持手段4、4、6により維持される。
保持手段の第1の実施態様が、第1の実施形態によるローラテーブル60及び第1の実施形態による駆動伝達要素10に関する図3に示される。前述の保持手段は、駆動伝達要素10を受け入れるローラテーブル60の面に固定される2つのくい4、4で構成される。くい4、4は、動作位置にあるリング20が天真2の周りに配置されたとき、スタッド40がそれらくいの間に固定されるようにローラテーブル60の面上に配置される。スタッド40の側面42は、2つのくい4、4との接触領域においてへこんで、脱進機の動作中に、前述のくい4、4が、スタッド40の自由端とアンクルとの協働を干渉しないようにし、これは図5及び図6を参照して、以下でさらに説明される。この保持手段の第1の実施態様は、第2の実施形態によるローラテーブル70とも互換性があるが、こうした変形態様は、簡易化のために、図示されていない。この場合、動作位置にあるリング20は、ローラテーブル70のリム74に対してくい4、4により固定されて不動にされる。
第2の実施形態による駆動伝達要素50に特に適応された保持手段の第2の実施態様は、第2の実施形態によるローラテーブル70に関する図4に示される。前述の保持手段は、駆動伝達要素50を受け入れるローラテーブル70の面に取り付けられた単一のくい6で構成される。くい6は、動作位置にあるリング20がローラテーブル70のリム74の周りに配置されたときに、スタッド40が、このくい6を貫通孔54に挿入することによって固定されるように、ローラテーブル70の面上に配置される。くい6の直径は、くい6が駆動伝達要素50のスタッド40を拘束しないように、貫通孔54の直径に調整される。この保持手段の実施は、ここでも、第1の実施形態によるローラテーブル60と互換性があるが、こうした変形態様は、簡易化のために、図示されていない。この場合、動作位置にあるリング20は、くい6により天真2に対して直接固定されて不動にされる。
今説明したローラテーブル60、70の2つの実施形態に共通する方法で、ローラテーブル60、70は、例えば、鋼又はニッケルのような金属で製造されることが好ましい。ローラテーブル60及び70並びにくい4、4、6は、一体形式で実現されることが好ましい。より好ましくは、くい4、4、6は、LIGAの名で知られるプロセスを用いて、ガルバニ成長により取得される。
図5及び図6は、本発明の第3の態様による動作中の脱進機の2つの構成を示す。これらは、レバー脱進機80を示し、これは既知の方法で、歯822が設けられたがんぎ車82と、アンクル軸806を中心に回転することができるアンクル84とを含む。アンクル軸806を中心とするアンクル84の振動運動は、2つの停止部802、804により制限される。既知の方法により、アンクル84は、簡易化のために図示されないダーツと、レバー842により保持されるフォーク840とを含む。アンクル84のフォーク840は、2つのホーン844、846を含むが、アンクル84の他端は2つのパレット848を含む。
さらに、脱進機80は、天真2上で駆動され、図3を参照して説明したように、リング20と、2つのくい4、4によりローラテーブル60上に固定されたスタッド40とを含む第1の実施形態による駆動伝達要素10を備えた第1の実施形態によるローラテーブル60を含む。
図5及び図6は、ローラテーブル60と駆動伝達要素10との間の接触面に沿った断面で示される。したがって、ローラテーブル60は、破線で示されて、図が単純化されている。
図5においては、天真2は、矢印200に示される方向に回転する。天真2上で駆動されるローラテーブル60は、同じ方向に回転する。くい4、4によりローラテーブル上に固定された駆動伝達要素10は、フォーク840のホーン844、846のうちの1つ844と遭遇してこれを回転させるまで回転し、これにより、アンクル軸808の周りのアンクル84の回転をもたらす。その回転においては、アンクル84のパレットの1つ848は歯822を解放し、それにより、がんぎ車82が回転可能になる。解放されている間、歯822は、がんぎ車82から入ってくるインパルスをアンクル84に伝達し、駆動及び伝達要素10によって、これをローラテーブル60及び前述のローラテーブル60が駆動される天真2に伝達する。
図6においては、天真2は、矢印300により示される方向に回転し、スタッド40は、フォーク840の他方のホーン846と協働する。図5を参照して今説明したものに相当する運動がもたらされる。
両方の場合において、スタッド40とフォーク840のホーン844、846の各々との間の協働は、スタッド40の縁48により実現される。縁48とホーン844、846との間の接触は、これらがわずかに丸くなっていると改善される。
脱進機80が機能しているときには、駆動伝達要素10のスタッド40は、従来の脱進機のローラピンの古典的な機能を満たすことが有利である。
図7は、図5及び図6を参照して今説明したもののような脱進機80を備え、がんぎ車82と、アンクル84と、ローラテーブル60と、駆動伝達要素10とを含む、典型的には腕時計である計時器を概略的に示す。
図5、図6、及び図7には示されないが、本発明による脱進機80及び計時器90は、第2の実施形態による駆動伝達要素50を備えた、第1の実施形態によるローラテーブル60を含んでもよいし、又は、第1の実施形態による駆動伝達要素10を備えた、第2の実施形態によるローラテーブル70を含んでもよいし、又はさらに、第2の実施形態による駆動伝達要素50を備えた、第2の実施形態によるローラテーブル70を含んでもよい。
本発明は、図に示された実施形態に限定されるものではなく、当業者の能力内の変形実施形態をカバーすることが理解される。例えば、駆動伝達要素のスタッド40の端面46は、平面である代わりに、凹面であってもよいし又は凸面であってもよい。例えば、弾性クランプ手段は、スプリットリングとは異なる形態を有してもよく、クランプは、3点ではなく2点で実現されてもよい。
本発明の第1の態様による斜視図における駆動及び伝達要素の第1の実施形態を示す。 本発明の第1の態様による斜視図における駆動及び伝達要素の第2の実施形態を示す。 第1の実施形態による駆動及び伝達要素が取り付けられた脱進機のローラテーブルの第1の実施形態の斜視図を示し、保持手段の第1の実施形態を示す。 第2の実施形態による駆動及び伝達要素が取り付けられた脱進機のローラテーブルの第2の実施形態の斜視図を示し、保持手段の第2の実施形態を示す。 脱進アンクルと、図3のローラテーブル、駆動及び伝達要素との協働を示す、正面から見た脱進機の動作位置を示す。 脱進アンクルと、図3のローラテーブル、駆動及び伝達要素との協働を示す、正面から見た脱進機の動作位置を示す。 図3のローラテーブル、駆動及び伝達要素を含む脱進機を備えた腕時計を概略的に示す。
10:駆動伝達要素
20:リング
22:内面
30:スロット
32:外面
40:スタッド
60:ローラテーブル
100:軸

Claims (18)

  1. 計時器(90)の脱進機(80)のための駆動伝達要素(10、50)であって、脱進機(80)は、がんぎ車(82)と、アンクル(84)と、天真(2)上で駆動される少なくとも1つのローラテーブル(60、70)とを含み、前記駆動伝達要素(10,50)は、一方では、前記ローラテーブル(60、70)と共に回転するときは前記アンクル(84)を回転させ、他方では、前記アンクル(84)から前記ローラテーブル(60、70)にインパルスを伝達するようになっており、
    前記駆動伝達要素(10,50)は、クランプ面内で動作するように構成され、動作中、前記クランプ面が前記天真(2)に対して実質的に垂直であるように配置される弾性クランプ手段(20)を含み、前記駆動伝達要素(10,50)は、前記クランプ手段(20)から延び前記アンクル(84)と相互作用してこれを駆動させる相互作用手段(40)を含み、
    可塑性領域を示さない材料で製造された一体部品で構成される、
    ことを特徴とする駆動及び伝達要素(10、50)。
  2. 前記クランプ手段(20)は弾性リング(20)の形態であることを特徴とする請求項1に記載の駆動伝達要素(10、50)。
  3. 前記リング(20)はスロット(30)により開かれていることを特徴とする請求項2に記載の駆動伝達要素(10、50)。
  4. 前記スロット(30)及び前記相互作用手段(40)は、前記リング(20)の軸(100)の正反対側にあることを特徴とする請求項3に記載の駆動伝達要素(10、50)。
  5. 前記リング(20)は、2つの凹状セグメント(24)を有する内面を含むことを特徴とする請求項2から請求項4までのいずれか1項に記載の駆動伝達要素(10、50)。
  6. 各々の凹状セグメント(24)は、前記スロット(30)と前記相互作用手段(40)との間に位置することを特徴とする請求項5及び請求項4に記載の駆動伝達要素(10、50)。
  7. 前記相互作用手段(40)は、前記クランプ手段(20)から距離を増大させて幅広になる形状を有することを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の駆動伝達要素(10、50)。
  8. 前記相互作用手段(40)は、前記クランプ面を切断する方向(12)に沿って延びる貫通孔(54)を含むことを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の駆動伝達要素(10、50)。
  9. 前記材料は、シリコンベース材料であることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の駆動及び伝達要素(10、50)
  10. レバー脱進機(80)のためのローラテーブル(60、70)であって、前記ローラテーブル(60,70)は、天真(2)が貫通し、ローラテーブル(60、70)を前記天真(2)に剛に取り付けるようにする中央孔(62、72)を含み、
    請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載の駆動伝達要素(10、50)と、前記駆動伝達要素(10、50)の角度位置を維持するための保持手段(4、4、6)とを含むことを特徴とするローラテーブル(60、70)。
  11. 前記中央孔(72)の周りに延びるリム(74)を更に含むことを特徴とする請求項10に記載のローラテーブル(60、70)。
  12. 前記保持手段は、前記ローラテーブル(60)に取り付けられる2つのくい(4、4)で構成されて、前記駆動伝達要素(50)の相互作用手段(40)が前記くい(4、4)の間で不動にされるようにすることを特徴とする請求項10又は請求項11に記載のローラテーブル(60)。
  13. 前記保持手段は、前記ローラテーブル(70)に取り付けられる1つのくい(6)で構成され、前記駆動伝達要素(10、50)の相互作用手段(40)は、前記くい(6)が、前記相互作用手段(40)の貫通孔(54)に挿入されることにより不動にされることを特徴とする請求項10又は請求項11に記載のローラテーブル(60)。
  14. 各々のくい(4、4、6)は、一体形式で前記ローラテーブル(60、70)と共に実現されることを特徴とする請求項12又は請求項13に記載のローラテーブル(60)。
  15. がんぎ車(82)と、アンクル(84)と、天真(2)に剛に取り付けられた少なくとも1つのローラテーブル(60、70)とを含む種類のレバー脱進機(80)であって、請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載の駆動伝達要素(10、50)、及び/又は、請求項10から請求項14までのいずれか1項に記載のローラテーブル(60)を含むことを特徴とするレバー脱進機(80)。
  16. 請求項11以外の請求項10から請求項14までのいずれか1項に記載されるローラテーブル(60)を含み、前記弾性クランプ手段(20)は、弾性クランプ作用を前記天真(2)上に働かせることを特徴とする請求項15に記載のレバー脱進機(80)。
  17. 請求項11又は請求項12に従属する請求項12から請求項14のいずれか1項に記載されるローラテーブル(70)を含み、前記弾性クランプ手段(20)は、弾性クランプ作用を前記ローラテーブル(70)のリム(74)上に働かせることを特徴とする請求項15に記載のレバー脱進機(80)。
  18. 請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載の駆動伝達要素(10、50)、及び/又は、請求項10から請求項14までのいずれか1項に記載のローラテーブル(60、70)、及び/又は、請求項15から請求項17までのいずれか1項に記載のレバー脱進機(80)を含むことを特徴とする計時器(90)。
JP2009000189A 2007-12-28 2009-01-05 脱進機のための駆動伝達要素、ローラテーブル、及びこれらを備えた脱進機、及びこれらを含む計時器 Expired - Fee Related JP5420912B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CH02019/07 2007-12-28
CH02019/07A CH705276B1 (fr) 2007-12-28 2007-12-28 Organe d'entraînement et de transmission pour un échappement à ancre, plateau et échappement en étant équipés, et pièce d'horlogerie les comportant.

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009162755A JP2009162755A (ja) 2009-07-23
JP5420912B2 true JP5420912B2 (ja) 2014-02-19

Family

ID=40798259

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009000189A Expired - Fee Related JP5420912B2 (ja) 2007-12-28 2009-01-05 脱進機のための駆動伝達要素、ローラテーブル、及びこれらを備えた脱進機、及びこれらを含む計時器

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8118480B2 (ja)
JP (1) JP5420912B2 (ja)
CN (1) CN101470403B (ja)
CH (1) CH705276B1 (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ATE460690T1 (de) * 2007-01-30 2010-03-15 Longines Montres Comp D UHR, DIE EINEN ANTRIEBSMECHANISMUS EINER VORRICHTUNG ZUR ANZEIGE EINER MIT DER ZEIT ZUSAMMENHÄNGENDEN GRÖßE UMFASST
CH702156B1 (fr) * 2009-11-13 2017-08-31 Nivarox Far Sa Résonateur balancier-spiral pour une pièce d'horlogerie.
IT1396734B1 (it) * 2009-11-25 2012-12-14 Ferrara Scappamento per orologeria ad alto rendimento.
CH702852B1 (fr) * 2010-03-20 2014-09-30 Paul Hartzband Pièce d'horlogerie.
CH702930A2 (fr) * 2010-04-01 2011-10-14 Patek Philippe Sa Geneve Echappement d'horlogerie à protection contre les chocs.
JP5485859B2 (ja) * 2010-11-17 2014-05-07 セイコーインスツル株式会社 アンクル脱進機及びこれを備えた機械式時計
EP2574994A1 (fr) * 2011-09-29 2013-04-03 Asgalium Unitec SA Resonateur a diapason pour mouvement horloger mecanique
EP2586879A1 (fr) * 2011-10-27 2013-05-01 Nivarox-FAR S.A. Procédé de traitement thermique de pièces micromécaniques horlogères
EP2607968B1 (fr) * 2011-12-21 2014-10-08 Vaucher Manufacture Fleurier S.A. Mécanisme d'échappement
CH706532B1 (fr) * 2012-11-26 2013-11-29 Detra Sa Zi Echappement à ancre pour pièce d'horlogerie.
EP2781967B1 (fr) * 2013-03-19 2018-07-04 Nivarox-FAR S.A. Spiral d'horlogerie
EP2863273B1 (fr) * 2013-10-16 2016-01-13 Montres Breguet SA Mécanisme d'échappement pour mouvement de montre
EP2924517B1 (fr) * 2014-03-24 2016-11-09 Nivarox-FAR S.A. Pièce composite monobloc cheville- petit plateau
EP3365734B1 (fr) * 2015-10-23 2019-09-04 Richemont International SA Oscillateur pour un mouvement horloger mécanique
CH712715B1 (fr) * 2016-07-18 2020-06-30 Sowind SA Mécanisme d'échappement mettant en oeuvre un ressort-lame travaillant en flambage.
EP3327515B1 (fr) 2016-11-23 2020-05-06 ETA SA Manufacture Horlogère Suisse Resonateur rotatif a guidage flexible entretenu par un echappement libre a ancre
JP6901876B2 (ja) * 2017-03-13 2021-07-14 セイコーインスツル株式会社 脱進機、時計用ムーブメント及び時計
USD819896S1 (en) * 2017-08-21 2018-06-05 Avian Cafe Corporation Aves cafe
USD857471S1 (en) 2017-12-18 2019-08-27 Ching-Shu Wang Hose clamp pliers
CN112262349B (zh) * 2018-05-16 2022-05-13 埃里克·弗雷蒙德 用于钟表的擒纵机构
US11740589B2 (en) * 2018-07-19 2023-08-29 Werner Janer Multi-cam, continuous-drive escapement mechanism
US11602344B2 (en) * 2021-06-30 2023-03-14 Covidien Lp Surgical stapling apparatus with firing lockout assembly

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE482913C (de) 1927-04-04 1929-09-23 Tavannes Watch Co Sa Ankerhemmungsscheibe mit durch Klemmwirkung festgehaltenem Hebestift
CH484463A (fr) * 1967-10-10 1969-09-15 Far Fab Assortiments Reunies Axe de balancier pour montre Roskopf
FR2067206A1 (ja) 1969-11-25 1971-08-20 Bayard Reveils
US3678683A (en) * 1971-02-26 1972-07-25 Gen Time Corp One-piece roller-impulse member for timepiece escapement
US3791251A (en) * 1972-06-05 1974-02-12 Bunker Ramo Timepiece escapement
JPS54127567U (ja) * 1978-02-27 1979-09-05
EP1045297B1 (fr) * 1999-04-12 2003-07-02 Omega SA Echappement coaxial à ancre
WO2001035171A1 (fr) * 1999-11-11 2001-05-17 Seiko Instruments Inc. Piece d'horlogerie mecanique dotee d'un mecanisme de commande de l'angle de rotation du balancier annulaire regle
EP1580625A1 (fr) * 2004-03-23 2005-09-28 Asulab S.A. Dispositif et procédé de fixation d'une levée sur une ancre d'un échappement d'un mouvement d'horlogerie
EP1826634A1 (fr) * 2006-02-28 2007-08-29 Nivarox-FAR S.A. Pièce de micro-mécanique avec ouverture de forme pour assemblage sur un axe
EP1857891A1 (fr) * 2006-05-17 2007-11-21 Patek Philippe Sa Ensemble spiral-virole pour mouvement d'horlogerie
EP1921517B1 (fr) * 2006-11-09 2010-05-12 ETA SA Manufacture Horlogère Suisse Elément d'assemblage comportant des structures élastiques en forme de fourches et pièce d'horlogerie comportant cet élément
ATE437388T1 (de) * 2007-11-08 2009-08-15 Meco Sa Aufzugskrone für uhr, die einen mechanismus mit drehmomentkupplung umfasst
EP2184653A1 (fr) * 2008-11-06 2010-05-12 Montres Breguet S.A. Spiral à élévation de courbe en matériau micro-usinable

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009162755A (ja) 2009-07-23
CN101470403B (zh) 2013-05-22
CH705276B1 (fr) 2013-01-31
US20090168611A1 (en) 2009-07-02
US8118480B2 (en) 2012-02-21
CN101470403A (zh) 2009-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5420912B2 (ja) 脱進機のための駆動伝達要素、ローラテーブル、及びこれらを備えた脱進機、及びこれらを含む計時器
JP5213364B2 (ja) 衝突で回転が制御される微細機械の可動要素
JP5406000B2 (ja) 戻止脱進機
EP2214065B1 (fr) Mouvement d'horlogerie muni d'une alarme vibrante
EP2224292B1 (fr) Echappement à impulsion directe, notamment à détente, pour mouvement d'horlogerie
EP2290476B1 (fr) Correcteur d'isochronisme pour échappement horloger et échappement muni d'un tel correcteur
EP2897000B1 (fr) Inverseur pour pièce d'horlogerie
JP2007024900A (ja) 日付機構付き時計
US6802645B2 (en) Escapement for timekeeper
EP3612896B1 (fr) Dispositif de blocage pour l'horlogerie
JP2014081334A (ja) 時計用の定トルク機構及び該機構を備えたムーブメント及び機械式時計
EP3002636B1 (fr) Roues coaxiales débrayables d'un mouvement horloger
EP3101486B1 (fr) Coeur d'horlogerie ou de chronographe
EP2221677A1 (fr) Echappement à detente
EP3143463B1 (fr) Mecanisme d'affichage d'horlogerie comportant une correction rapide
JP6537177B2 (ja) 時計用歯車、アンクル、てんぷ、時計用ムーブメント、及び機械式時計
EP2075652B1 (fr) Organe d'entraînement et de transmission pour un échappement, plateau et échappement en étant équipés, et pièce d'horlogerie les comportant.
EP2096504B1 (fr) Mécanisme d'affichage des secondes mortes
EP3021173A1 (fr) Masse oscillante annulaire et pièce d'horlogerie comportant une telle masse oscillante
EP3510449A1 (fr) Mecanisme d'echappement
CH716597A2 (fr) Inverseur, mécanisme de remontage automatique, mouvement de pièce d'horlogerie, et pièce d'horlogerie
EP3203326B1 (fr) Mécanisme horloger de conversion d'un mouvement rotatif d'amplitude et de sens quelconque en un mouvement rotatif unidirectionnel
EP1879085B1 (fr) Echappement
EP4078297A1 (fr) Mecanisme d'affichage d'horlogerie
JP2016061775A (ja) 時計用歯車、アンクル、てんぷ、時計用ムーブメント、及び機械式時計、並びに時計用歯車の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130522

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130527

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130827

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131028

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131121

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees