JP5420638B2 - 高度に線形な埋込みフィルタリングパッシブミキサ - Google Patents

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Description

米国特許法第112条の下の優先権の主張
本願発明は参照によって明示的にここに組み込まれ、本願の譲受人に譲渡され、2008年4月7日に出願され、「高度に線形な埋込みフィルタリングパッシブミキサ」と題する米国仮出願第61/043,015の優先権を主張する。
本開示は、一般的に回路に関し、特に、無線通信および他の応用に適する増幅器に関する。
ゼロIF(中間周波数)無線周波数(RF)フロントエンドアーキテクチャはより低コストおよび部品展開表(BOM)によりセルラシステムには魅力的である。ホモダイン、シンクロダインあるいはゼロIF受信機としても知られている直接変換受信機(DCR)は、必要とされる信号の搬送波へ周波数において同期された局部発振器信号とミキシングすることにより、入力信号を復調する無線受信機設計である。必要とされる復調信号は、さらなる検波を必要とせずに、ミキサ出力を低域通過フィルタリングすることによって直ちに得られる。受信機は、高感度という長所を持ち、本来的に精密な復調器である。
しかしながら、低雑音増幅器(LNA)ステージの後の外部SAW(表面弾性波)フィルタは、いくつかの理由でセルラシステムの必須構成要素であった。CDMAやWCDMAのような全二重通信方式の中で外部SAWフィルタを使用することの2つの主な理由は、送信(Tx)オフセットにおけるIIP性能およびトリプルビート(TB)である。(IIPは、2次の2つのトーンディストーションの積が電力において所望の信号に等しい理論的な入力レベルである。)その計算は次の等式に基づく:受信(Rx)と送信(Tx)帯域間のデュプレクサ・アイソレーションにもかかわらず、TxパワーはLNAに漏れる。典型的なデュプレクサ・アイソレーションはCDMAセルラ帯域で55dBであり、最大のTxパワーは+27dBmもあるので、Rx入力ポートのTxパワーは−27dBmとなる。この強力なTxパワーは周知の混変調歪(XMD)を引き起こす場合がある。
外部SAWフィルタによるTx除去がミキサTB要求を減少するので、この歪問題は通常、LNA性能によって支配される。より重要なことには、Txオフセット周波数における2次の歪がゼロIFシステムで受信機の雑音フロアを増加させる場合があるので、ミキサ入力における減少したTxパワーはTxオフセット周波数におけるIIp性能関心を減少する。
外部の対応するコンポーネントと同様にSAWフィルタを除去するので、SAWレス受信機システムは望ましい。SAWレスCDMA受信機を実現するためのいくつかの取り組みがあった。Txキャンセラは、ループ中で低域通過フィルタとアップ/ダウンコンバージョンミキサを必要とするLMS(最小2乗平均)適応フィルタを使用した。この方法はいくつかの性能上の問題で影響を受ける。最初に、受信機の雑音指数(NF)はLMSループの動作により下げられる。次に、その除去は外部マッチングネットワークの群遅延に依存して変わる。第3には、システム全体のTB性能はLMSループにより下げられる可能性がある。
WCDMAシステムに関してボンドワイヤインダクタを使用するオンチップTx除去通過帯域フィルタが報告されている。この方法は、ボンドワイヤの高Qによりフィルタの感度を増加させる利点とオンチップインダクタに比べて面積を節約できるという利点を有する。しかし、この方法は、ボンドワイヤの変動により実際の生産での実現可能性を制限する可能性がある。
開示された態様のいくつかの態様の基本的な理解を提供するために単純化された概要を以下に示す。この概要は広範囲な概観でなく、重要あるいは重大なエレメントを意図しない、あるいはそのような態様の輪郭を描写しないように意図される。その目的は、後で示されるより詳細な記述の前兆として単純化された形態で開示された特徴のいくつかの概念を提示することである。
1つ以上の態様および対応する開示に従って、種々の態様は、受信機の応用でのトランスミッタ漏えい干渉の減少のために、およびワイヤレス通信装置の中でのように送信機の応用での雑音減少用のノッチフィルタとして本来役立つために、一体型のパッシブ低域通過フィルタ回路を有するミキサに関して記述される。SAW(表面弾性波)フィルタのようなアクティブ外付部品の必要性の除去は、減少された電源消費でより経済的なデバイスを備える。このアプローチは、さらに装置サイズを増加させることができ、半導体ウェーハの歩留まりを減少することができる大きな外部パッシブ素子を使用しないようにする。
1つの態様では、ミキサ回路の中で無線周波数(RF)信号を高度に線形にミキシングするための集積回路が設けられる。ミキサ回路は、局部発振器によって切り替えられたRF信号を周波数変換するための第1のスイッチングステージを具備する。第1のスイッチングステージによって周波数変換された後に有利にフィルタするためにパッシブフィルタ回路が第1のステージの出力に電気的に接続される。後続の増幅のために電荷を電流信号に変換するために、局部発振器によって切り替えられる第2のスイッチングステージがパッシブフィルタ回路の出力に電気的に接続される。
他の態様では、無線周波数(RF)信号を高度に線形にミキシングするための方法が提供される。RF信号は集積回路ミキサにおいて受信される。RF信号の周波数変換を行なうために第1のスイッチングステージがローカルに発振される。雑音成分を抑えるために周波数変換信号が一体型パッシブフィルタを通過される。ミキシング信号を出力するためにパッシブフィルタ信号がローカルに発振された第2のスイッチングステージを通過される。
さらに他の態様では、装置は無線周波数(RF)信号の高度な線形ミキシングを実行する。集積回路ミキサでRF信号を受信する手段が提供される。RF信号の周波数変換を行なうために第1のスイッチングステージをローカルに発振させる手段が提供される。雑音成分を抑えるために周波数変換信号を一体型パッシブフィルタを通過させる手段が提供される。ミキシング信号を出力するためにパッシブフィルタ信号をローカルに発振された第2のスイッチングステージを通過させる手段が提供される。
先の、及び関連づけられた結果を成し遂げるために、1つまたは複数の態様は、ここで完全に開示され、特許請求の範囲で特に指摘された特徴を含む。以下の記述、および添付された図面はある例証となる態様を詳細に述べ、態様の原理が適用される種々の方法のほんのいくつかを示す。他の利点や新規な特徴は、図面と共に考慮された時、明白になるだろう。開示された態様はそのような態様とそれらの均等物をすべて含むように意図される。
本開示の特徴、性質および利点は、同様な参照文字が最初から最後まで対応して識別するような図面と関連して以下に述べられた詳細な記述からより明白になるだろう。
図1は通信システムについて埋込みパッシブフィルタリングを伴うスイッチト電流ミキサのブロック図を示す。 図2は雑音抑制のために一体型パッシブノッチフィルタリングを有するスイッチト電流ミキサを組込む送信チャンネルのブロック図を示す。 図3は一体型パッシブ送信機漏れフィルタリングを含むスイッチト電流ミキサを組込む受信機チャネルのブロック図を示す。 図4はIIP性能対感度のグラフを示す。 図5は位相雑音とトリプルビート(TB)性能の間のトレードオフのグラフを示す。 図6は差動アクティブポストディストーション方法(APD)LNAの回路図を示す。 図7は大きい送信機(Tx)漏れ信号を伴う従来のパッシブミキサを使用する問題を示す。 図8は埋込みフィルタリングパッシブミキサの単純化された回路図を示す。 図9は埋込みフィルタリングSAWレス受信機のブロック回路図を示す。 図10は埋込みフィルタリング受信機の写真を示す。 図11は測定された周波数レスポンス比較のグラフを示す。 図12はADP LNA内のキャンセルパスの有/無の測定されたTBのグラフを示す。 図13はTxオフセット(45MHz)で測定されたIIP性能比較のグラフを示す。 図14は一体型Tx漏れ/雑音抑制を伴うRF信号ミキシングのための方法論を示す。
通信チャネルは、Tx漏れ/雑音抑制のための外部弾性表面波(SAW)フィルタリングコンポーネントを必要とせずに、改良された送信(Tx)と受信(Rx)のための埋込みパッシブフィルタリング(例えば低域通過、ノッチ)を組込む高線形性のスイッチト電流ミキサを含む。Txオフセットにおける受信機の高IIP(入力参照2次遮断点)はシステムの感度性能を悪くしないために必須であり、高トリプルビート(TB)は送信機漏れによる感度低下を回避するために必要である。ミキサ中の埋込みフィルタリングおよび低雑音増幅器(LNA)中のアクティブポストディストーション(APD)方法のおかげで、必要な高線形性は低雑音指数および電源消費で達成され、SAW(表面弾性波)フィルタを使用せずに、送信機パワー漏れを克服する。図示した受信機集積回路(IC)は2.1Vの電源供給からわずか18mAしか消費しない一方、900MHzのRx周波数で45MHzの送信漏れを伴う+77dBのトリプルビート(TB)、2.4dBのRx雑音指数(NF)、+60dBm以上のRxIIPを示す。他の実装では、テレビジョンチューナとケーブルチューナのような広帯域の受信機の中で使用されるチューニング可能なトラッキングフィルタのようなRFチューナは、埋込みパッシブフィルタリングを備えたスイッチ電流ミキサから利益を得る場合がある。そのために、隣接チャネルからの雑音はより経済的なチューナで排除することができる。付加的な応用として、オフセットRx帯域でノッチフィルタとしての埋込みパッシブフィルタリングを伴い、スイッチト電流ミキサは、外部SAWフィルタの必要を同様に回避して、有利にTxチャネルに役立つ場合がある。
種々の態様は今、図面を参照して記述される。以下の記述では、説明の目的のために、1つまたは多くの態様についての完全な理解を提供するために多数の特定の詳細が述べられる。しかしながら、種々の態様はこれらの特定の詳細を必要とせずに実施されるかもしれない。他の実例では、これらの態様の記述することを推進するために周知の構造および装置ブロック図の形で示される。
本出願の中で使用されたように、用語「コンポーネント」、「モジュール」、「システム」等は、ハードウェア、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせ、ソフトウェア、あるいは実行中のソフトウェアのいずれかであるコンピュータ関連のエンテティを参照することが意図される。例えば、コンポーネントは、制限されないが、プロセッサ上で走るプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行可能な、実行のスレッド、プログラム及び/またはコンピュータである可能性がある。実例として、サーバー上で走るアプリケーションとサーバーの両方はコンポーネントになりえる。1つ以上のコンポーネントがプロセス及び/または実行のスレッド内に存在してもよい。また、コンポーネントは1つのコンピュータに集中され、及び/または2つ以上のコンピュータ間で分配されてもよい。
用語「典型的である」は例、実例(instance)あるいは実例(illustration)として役立つことを意味するためにここに使用される。典型的であるとしてここで説明されたどのような態様やデザインは他の態様やデザインに比べて好ましいあるいは有利であると解釈される必要性は必ずしもない。
更に、1つ以上のバージョンは、開示された態様を実装するコンピュータを制御するための方法と、装置と、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェアを製造するための標準的なプログラミングあるいはエンジニアリング技術を使用する製造物品、あるいはそれらの組み合わせとして実装されてもよい。製造物品(あるいはコンピュータプログラム製品)は、どのようなコンピュータ読取り可能な装置、キャリアあるいは媒体からアクセス可能なコンピュータプログラムを包含するように意図される。例えば、コンピュータ読取り可能な媒体は、限定されないが、磁気記憶装置(例えばハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ…)、光ディスク(例えばコンパクトディスク(CD)、ディジタルバーサタイルディスク(DVD)…)、スマートカード、およびフラッシュメモリ装置(例えば、カード、スティック)を含むことができる。さらに、キャリア波はインターネットあるいはローカルエリアネットワーク(LAN)のようなネットワークにアクセスする際、および電子メールの送受信の際に使用されるようなコンピュータ読取り可能な電子データを搬送するために使用されることを理解すべきである。もちろん、当業者は、開示された態様の範囲から逸脱することなく、多くの変更がこの構成になされてもよいことを認識するだろう。
種々の態様は、多くのコンポーネント、モジュールなどを含むことができるシステムに関して示されるだろう。多くのシステムは付加的なコンポーネント、モジュールなどを含んでいてもよく、図に関して議論されたコンポーネント、モジュールなどのすべてを含んでいるとは限らなくてもよいことを理解、認識すべきである。これらのアプローチの組み合わせも使用されてもよい。ここに示された種々の態様は、タッチ・スクリーン表示装置技術及び/またはマウスとキーボード・タイプ・インターフェースを利用する装置を含む電気装置上で実行されることができる。そのような装置の例はコンピュータ(デスクトップとモバイル)、スマートフォン、携帯情報端末(PDA)、および有線・無線のいずれの他の電子装置を含んでいる。
図面に戻って、図1では、スイッチト電流ミキサ(SCM)100はRF入力104を受信する周波数変換ステージ102を含む。周波数変換ステージ102の出力は埋込みパッシブフィルタ106によってフィルタされる(例えば受信機チャネルのアプリケーションについては低域通過、送信機チャネルアプリケーションについてはRx帯域ノッチフィルタード)。パッシブフィルタ106からの電流はSAWフィルタを必要としない更なる増幅用の電流を作成するために出力110としての電流スイッチングステージ108を介して流れる。そのために、高度に線形なミキシングが埋込みパッシブフィルタ106によって達成される(つまり、周波数変換はフィルタリングと結合される)。このアプローチは、高周波での減少された電流により次のステージ上により少ない負担をおく。
例えば、図2では、SCM130のための応用は送信機(Tx)チャネル132のために描かれる。この例では、SCM130に埋め込まれているパッシブノッチフィルタ134は、同時に存在するFDMA Tx/Rxシステム(例えばCDMA、WCDMA、OFDMA、LTE、UMB)へのTx漏れを減少するためにRX帯域雑音を減少することができる。そのような雑音抑制はTDMA(例えばGSM(登録商標))を使用するもの、あるいは別のFDMAデバイスへの妨害を回避するのにも有利である。高周波雑音を削除するためにデジタル−アナログ変換器(DAC)138およびベースバンドフィルタ140を介して通過する入力136として実例となるTxチャネル132が描かれる。SCM130でミキシングした後に、Txアンテナ144による送信のために信号を準備する電力増幅器(PA)142として描かれている、さらなる増幅が続く。SCM130による埋め込みフィルタリングは、時間インピーダンス・アンプ(TIA)のようなPA142に役立つ。高いTxによる時間インピーダンス・アンプ(TIA)の非線形性が除去される。この性能はTx IIPおよびTBの性能には有用である。PA142の別の例は、SCM130の埋め込みフィルタリングからさらに利益を得る共通ゲート増幅器(CGA)である。
図3では、受信機(Rx)チャネル160は、埋込み型の低域フィルタ164を含むSCM 162の使用により利益を得る場合がある。例えば、Rxアンテナ168で受信された妨害器ソース166からのTx除去は達成することができる。さらに、アンテナ168を利用するデュプレクサ172からのTxチャネル170からのTx漏れはフィルタすることができる。そのために、出力176のためのアナログ−デジタル変換器(ADC)174の完全利用のために信号にバイアスをかけるためのアンプ172として描かれる、Rxチャネル160の残りのコンポーネントは減少される。埋込み型のフィルタリング受信機はSAWフィルタを要求するのではなく、ミキサ130に導入される。システムはさらに15dBのTx除去を得る。それは+77dBのTBとTxオフセットで+60dBm以上の受信機IIPを示す。両サイドバンド(DSB)NFは2.4dBである。また、合計電流消費は2.1Vの電源からの18mAである。
更に、ここに記述された技術は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAおよび他のシステムのような様々な無線通信方式に使用されてもよい。用語「システム」、「ネットワーク」はしばしば交換して使用される。CDMAシステムは、普遍的な地球上の無線アクセス(UTRA)、cdma2000などのような無線技術を実現してもよい。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA)およびCDMAの他の変形を含んでいる。CDMA2000はIS−2000、IS−95およびIS−856標準をカバーする。TDMA方式は、移動体通信のためのグローバルシステム(GSM(登録商標))のような無線技術を実現してもよい。OFDMAシステムは、進化したUTRA(E−UTRA)、超移動広帯域(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、フラッシュOFDM(登録商標)などのような無線技術を実現してもよい。UTRAおよびE−UTRAはユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。3GPP長期間進化(LTE)は、アップリンクでSC−FDMAを使用しダウンリンクでOFDMAを使用するE−UTRAを使用するUMTSの来たるべきリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTEおよびGSM(登録商標)は「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)という名の組織からの文書に記述される。CDMA2000とUMBは「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)という名の組織からの文書に記述される。これらの各種電波技術および標準は業界で知られている。
CDMA通信システムでのSAWレスRxのための実例となる感度仕様では、Txオフセット周波数でIIP性能はNFと感度を下げる。Tx漏れ電力の−28dBmの感度とIIPとの間のトレードオフは、図4に例証される。この関係は以下のように定義される。
Figure 0005420638
ここで、κはボルツマン定数であり、Tは絶対温度であり、Bは信号の帯域幅(CDMAでは1.23MHz)であり、CNRは搬送波対雑音比であり、NFantはアンテナに関する雑音指数であり、IM,TxはRx帯域のTx IMパワーである。図4に300で描かれるものから分かるように、感度は、Tx IIP性能に高度に依存し、+55dBmのTx IIPは2dBの感度低下に必要である。+55dBmの受信機IIP2(ある形式のTx除去がない)は、Tx周波数で高いLNA利得により非常に挑戦的である。
TxパワーがRxポートへ漏れて、妨害器がRx帯域の近傍にある場合、混変調歪(XMD)は、受信機の位相雑音要求と直線性要求の重要な決定要素となる。受信機は、CDMA標準で定義された単一トーン・デーセンス(STD)テストを悪化しないようにするために+8dBmの有効なIIPを持つ必要がある。
3次遮断点(IPまたはTOI)は、弱い非線形システムおよびデバイス(例えば受信機、線形増幅器、ミキサ)のための方策である。それは、デバイス非線形性は、テイラー級数展開によって引き出されて、低次の多項式を使用して、モデル化することができるという考えに基づく。3次遮断点は、非線形性の3次の項により引き起こされた非線形の積を線形増幅信号に関連付ける。
SAWフィルタが35dBだけTx漏れをリジェクトするので、LNAとミキサの間のSAWフィルタにより、STDはLNAの直線性に主として依存する。他方では、SAWレス受信機はミキサおよび次のステージに付加的な線形性の負担を課す。さらに、妨害器オフセットのVCOの位相雑音要求は、相互ミキシングのために満たすことが非常に難しくなる。受信機STDの性能は次のように表現することができる。
Figure 0005420638
ここで、Pjはアンテナの妨害器パワー(dBm)であり、Pphaseは妨害器オフセット(dBm)の中心周波数で信号帯域上で積分された位相雑音である。位相雑音およびTBの性能の間のトレードオフは図5に320で描かれる。それは、様々なTBの性能を備えた−30dBmのSTDのための位相雑音要求を示す。TBが+68dBである場合、STDの性能は決して−30dBmを満足しない場合がある。しかし、位相雑音は、ほぼ+72dBのTBの時、−75dBcに緩和することができる。
LNAの高いIIP要求により、従来のソース退化されたLNAは適切ではない。修正済の派生的スーパー位置方法(MDS)およびアクティブポストディストーション方法(APD)のような高度に線形なLNAを設計する様々な方法がある。この設計では、APD方法が選ばれる。この方法を使用して、バイアス回路類と関連する入力寄生容量の複雑さが減少されるかもしれない。CMOS LNA 400の単純化された模型は、図6に示される。M3とM4がIMキャンセラとして働く一方、M1、M2、M5およびM6は主信号パスを形成する。
LNA 400は差動のアーキテクチャを採用する。差動のLNA 400はそのシングルエンドの片方と比較して、いくつかの利点を備える。最初に、LNAの後で二重均衡ミキサを接続するためのアクティブあるいはパッシブ平衡不平衡変成器の必要はない。アクティブの平衡不平衡変成器は追加の電流消費および直線性低下を引き起こすだろう。また、パッシブ平衡不平衡変成器はパッシブ回路損失によりエリアと雑音指数のペナルティーを引き起こすだろう。差動の設計は、より多くの外部入力整合コンポーネントを含むが、外付部品の全般的な減少はまだ重要である。
SAWレス受信機では、埋込みパッシブフィルタリングを備えたミキサが受信機の直線性性能に寄与することができるということは本開示の利益として理解されるべきである。ミキサは二重平衡パッシブアプローチに基づく。パッシブミキサは特に狭帯域通信システムで、よりよい直線性およびNF性能を与える。ミキサのフリッカ雑音(1/f)は統合雑音を悪くする場合がある。しかし、直流電流がないので、パッシブミキサは重要なフリッカ雑音を導入しないだろう。
LNA出力で見られたインピーダンスは、LNA出力のインダクタの比較的ハイインピーダンスにより、非常に高い。ミキサ入力の低インピーダンスは、RF電流が最小の損失でミキサ入力に流れることを保証する。LNAの中で生成されたIMコンポーネントは、LNA出力とミキサ入力の間の結合キャパシタによってブロックされる。従って、ミキサによって提供される低インピーダンスによりLNA出力に電圧信号スイングは殆ど生じないだろう。Tx信号がダウンコンバートされた後、ミキサの非線形性は役割を果たす。
出力にトランスインピーダンスアンプ(TIA)502を備えた従来のパッシブミキサ500を使用する問題点は、図7に例証される。有限のオペアンプ利得帯域幅はTIA入力で大きな信号スイングを引き起こし、ミキサとTIA502の両方から非線形性を導入する。TIA502が高ゲイン帯域幅積を有していても、不完全なキャパシタ充電によって引き起こされた非線形性を導入しないようにするために、Ctiaへ大量の電流を供給しなければならない。
この問題点を回避する例示の埋め込みフィルタリングパッシブミキサ(EFPミキサ)の単純化された結線図は、図8に600で描かれる。EFPミキサ600には直列に接続されている2つのスイッチSW1、SW2を含み、各スイッチSW1、SW2は局部発振器(LO)信号(VLOIP−VLOIM)の反対の位相によって制御される。第1のスイッチSW1は、そのベースがLO信号VLOIPを受信し、そのエミッタが電流基準iRFpを受信し、そのコレクタが埋込みパッシブフィルタ回路602の抵抗R1の第1の端子に接続されるn型CMOSトランジスタT1を含む。抵抗R1の他の端子はノードA+に接続される。第2のトランジスタT2は、VLOIPによりバイアスされるベースと、トランジスタT1のエミッタと電流基準iRFpに接続されるエミッタとを含み、そのコレクタは埋込みパッシブフィルタ回路602の抵抗値Rmを有する抵抗R2の第1の端子に接続される。抵抗R2の他の端子は正CmノードB+に接続される。(パッシブフィルタ回路602について以下に議論された各抵抗は抵抗値Rmを有する。)第1のスイッチSW1は、そのベースがLO信号VLOIMを受信し、そのエミッタが電流基準iRFpを受信し、そのコレクタが埋込みパッシブフィルタ回路602の抵抗R3の第1の端子に接続される第3のトランジスタT3をさらに含む。抵抗R3の他の端子は負CmノードB−に接続されるノードに接続される。第4のトランジスタは、VLOIPによりバイアスされるベースと、トランジスタT3のエミッタと電流基準iRFmに接続されるエミッタとを含み、そのコレクタは埋込みパッシブフィルタ回路602の抵抗R4の第1の端子に接続される。抵抗R4の他の端子はノードA−に接続される。第1のキャパシタC1はノードA+、A−を横切って接続される。第2のキャパシタC2はノードC+、C−を横切って接続される。両キャパシタC1、C2はCmのキャパシタンスを有する。
第2のスイッチSW2は、VLOIMによりバイアスされるベースと、埋込みパッシブフィルタ回路602の第5の抵抗R5の一側に接続されるエミッタと、正中間出力ノードA+に接続されるコレクタとを有する第5トランジスタT5とを含む。第5の抵抗R5の他端はノードA+に接続される。第6のトランジスタT6は、VLOIPによりバイアスされるベースと、埋込みパッシブフィルタ回路602の第6の抵抗R6の一端に接続されるエミッタと、出力ノードD−に接続されるコレクタとを有する。第6の抵抗R6の他端はノードB+に接続される。第7のトランジスタT7は、VLOIPによりバイアスされるベースと、埋込みパッシブフィルタ回路602の第7の抵抗R7の一端に接続されるエミッタと、ノードD+に接続されるコレクタとを有する。第7の抵抗R7の他端はノードB−に接続される。第8のトランジスタT8は、VLOIMによりバイアスされるベースと、埋込みパッシブフィルタ回路602の第8の抵抗R8の一端に接続されるエミッタと、ノードD−に接続されるコレクタとを有する。第8の抵抗R8の他端はノードA−に接続される。
スイッチSW1、SW2の間には埋込みパッシブフィルタ602がある。埋込みパッシブフィルタ602は図示の実装では直列RCフィルタであり、フィルタリングの帯域幅を決定する。RF電流iRFp、iRFmはスイッチSWの第1のセットに流れ込み、公称のパッシブミキサとしてダウンコンバートされる。正LO信号(VLOIP)が高い場合、ノードAの電流およびCを横切る電圧は以下の式によって表わすことができる。
Figure 0005420638
ここで、τ=R、f3dB=(2πτ)−1、ArfはRF入力電圧の振幅、gm,LNAはLNAのトランスコンダクタンスである。この電圧は、負LO信号(VLOIM)が高い場合、Rに逆比例し、トランスインピーダンスアンプ620への電流を生成する。式(4)の積分は低域通過フィルタリング作用を提供する。
受信機700のブロック図は図9に示される。ブロック図は差動LNA702からなり、その出力は両方とも埋め込みフィルタリングを含むパッシブIミキサ704とパッシブQミキサ706に供給される。ミキサ704と706のスイッチングは、その差動出力が分周器710を通ってそれぞれインバータ712を介してミキサ704、706に供給されるLOバッファ708によりサポートされる。Iミキサ704の出力はTIA714を介して出力され、Qミキサ706の出力はTIA716を介して出力される。
図10では、集積回路受信機802を実現するダイ800は、差動APD LNA804、埋め込みフィルタリングパッシブIミキサ806およびQミキサ808、TIA806、LOバッファ810、I TIA812およびQ TIA814から成る。受信機(図7)の従来のパッシブミキサバージョン(図示しない)は、EFPミキサ600(図8)との比較のために同時に製造された。
異なるミキサを持った両方の受信機用の測定された周波数応答は、図11に示される。利得は150kHzの帯域内トーンで測定され、EFPミキサは42dBの利得を有し、従来のものは44dBの利得を有する。2dBの利得差があるので、その除去は正規化される。TIAは、1.5MHzの3dBカットオフ周波数を提供する。また、EFPミキサは、10MHzに他のポールを持つように設計されている。これから分かるように、提案されたミキサは、CDMA CELL帯域でTxオフセット周波数である45MHzのオフセット周波数で15dB以上の除去がある。従来の設計の性能は、上述したミキサ制限問題を示す。有限のオペアンプ利得帯域幅により、TIAは高周波オフセットで十分な除去を提供することができない。
提案された受信機のTB性能は図12に示される。各々45MHzのオフセットで−31dBmの2つのTxトーン及び−30dBmのパワーで1MHzのオフセットの妨害器が適用される。APDキャンセルパスがオンの時、TBトーンは−65.8dBmであり、それは77.8dBのTB性能を意味する。APDキャンセルパスがオフの時、TBは65.3dBである。キャンセルパスのオンとオフの間の違いは2つの重要な事実を意味する。先ず、APD方法は12.5dBだけTBを改善する。第2に、キャンセルパスのオンおよびオフでのTB変動はミキサがどんなTBにも寄与しないことを意味する。そうでなければ、それはミキサにより支配されているので、TBはキャンセレーションのオンとオフにより変動しない。従って、EFPミキサにより提供される付加的な除去は、いまやLNA性能により完全に支配されるシステムの線形性能を劇的に改善する。
Txオフセットでの測定されたIIPの性能は、図13に示される。従来のパッシブミキサは、−30dBmから、強い非線形の振る舞いである4対1の非線形性を示し始める。他方、提案されたEFPミキサは、−24dBmのパワーの上から強い非線形の振る舞いを示し始める。EFPミキサを備えたIIPの性能は+60dBmであり、従来のパッシブミキサでは+50dBmである。従来のミキサは仕様中の重要なパワーレベルである−30dBmで強い(4:1)非線形の振る舞いを示す。その結果、従来例のIIP性能は、さらに2dB下げられる。
Figure 0005420638
総合的な性能比較は表1に示される。各受信機はAPDキャンセルオンとオフとで測定される。妨害器がない場合、Tx IIP性能は重要である。APDキャンセルパスはこの状況でオフとされ得る。妨害器が存在する場合に限り、キャンセルパスはオンである必要がある。EFPミキサはスイッチの第2のセットのさらなるロスにより、従来のミキサより少ない利得およびより高いNFを持っている。
信号パスのための全消費電力は18mAであり、APD LNAのためには14mA、I/Q TIAのためには4mAである。チップは、5つのメタルおよび1つのポリ(5M1P)の0.18μmCMOSプロセスで製造される。合計面積は関連するパッドおよびESD回路類をすべて含み2.25mm2である。
一体型パッシブフィルタリングを備えたスイッチト電流ミキサ(SCM)はテレビジョンチューナとケーブルチューナのような広帯域受信機の中で使用される調整可能なトラッキングフィルタのような無線周波数チューナと共に使用されるRFフィルタのような応用があり得ることは本開示の利益として理解されるべきである。
図14は特許請求の範囲に記載された主題に従った方法論及び/または流れ図を示す。説明の簡略化のため、方法論は一連の行為として描かれ、説明される。主題の革新は例証された行為及び/または行為の順番に制限されないことを理解または認識されるべきである。例えば、行為は様々な順番で及び/または同時に生じる場合があり、そしてここに説明されず存在しない他の行為とともに生じる場合がある。更に、すべての図示された行為が特許請求の範囲に記載された主題に従った方法論を実行するために要求されるとは限らない。さらに、当業者は、方法論はイベントまたは状態図を介する相互関係がある一連の状態としても表現可能であることを理解し認識するだろう。さらに、コンピュータにそのような方法論を移し転送することを促進するために、以下及びこの明細書の全体にわたって示された方法論が製造品に格納されることができることは認識されるべきである。ここで使用する用語「製造品」は、どのようなコンピュータ読み取り可能な装置、キャリア、メディアからアクセス可能なコンピュータプログラムを包含するように意図される。
図14では、方法論100は、一体型Tx漏れ/雑音抑制を伴うRF信号ミキシングとして描かれている。ブロック1002では、RF信号は、一体型埋込みパッシブフィルタリングを含む集積回路ミキサで受信される。ブロック1004では、第1のスイッチングステージは受信したRF信号の周波数変換を行なうためにローカルに発振する。電荷信号の中間結果は、受信機チャネルの場合には受信したTx漏れを減少するために、あるいはTxチャネルのためのRx帯域でノッチフィルタリングするために、ブロック1006で抵抗・キャパシタ回路類から形成された埋込みパッシブフィルタリング部を通過する。ブロック1008では、第2のスイッチングステージは、フィルタされた電荷信号をパッシブフィルタから
外部のフィルタリングコンポーネント(例えばSAWフィルタ)を必要としない混合電流出力に変換するためにローカルに発振する。
上述したものは、種々の態様の例を含んでいる。種々の態様について記述する目的のためのコンポーネントか方法論のすべての考えられる組み合わせについて記述することは勿論不可能である。しかし、当業者は、多くのさらなる組み合わせおよび置換が可能であることを認識できる。従って、本明細書は添付された特許請求の範囲項の趣旨と範囲内の変更、変形および変化をすべて包含する意図がある。
特に、また上記のコンポーネント、デバイス、回路、システム等に関して、そのようなコンポーネントについて記述するために使用される用語(手段への言及を含む)は、もし他に述べられてなければ、ここに例証された例示の態様の機能を実行する開示の構造に構造的に等価ではないものの、開示されたコンポーネントの特定の機能を実行する(機能的に等価な)どのようなコンポーネントにも対応することを意図する。この点に関して、種々の態様が、様々な方法の行為及び/またはイベントを実行するためのコンピュータ実行可能命令を持っているコンピュータ読み取り可能媒体と同様にシステムも含むことも認識される。
さらに、具体的特徴はいくつかの実装のうちの1つのみに関して開示されたが、そのような特徴は望まれるように他の実装の他の特徴の1つまたは複数、およびどのような所定のあるいは特定の応用についての利点と組み合わされてもよい。用語「含む」、「含んでいる」およびそれらの変形は発明を実施するための形態と特許請求の範囲で使用される限りにおいて、これらの用語は用語「具備する」と同様に開放されているように意図される。更に、発明を実施するための形態と特許請求の範囲で使用される用語「あるいは」は「非独占的あるいは」を意図する。
参照によってここに組み込まれると言われているいずれの特許、刊行物、他の開示物は、この開示で述べられた既存の定義、ステートメント、その他の資料と矛盾しない程度まで、全体的あるいは部分的にここに組込まれる。そのため、必要な範囲まで、ここに明示的に必要に、明示的にここに述べられた開示は、参照によってここに組み込まれたどのような矛盾する資料にも取って代わる。参照によってここに組み込まれると言われているが、しかしこの開示で述べられた既存の定義、ステートメント、その他の資料と矛盾するどのような資料あるいはその一部分は、組み込まれた資料と既に開示されている資料とで矛盾が生じない程度まで、ここに組込まれる。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(1)ミキサ回路の中で無線周波数(RF)信号を高度に線形にミキシングするための集積回路であって、
前記ミキサ回路は、
局部発振器と、
前記局部発振器によって切り替えられたRF信号を周波数変換するための第1のスイッチングステージと、
前記第1のステージの出力に電気的に接続されたパッシブフィルタ回路と、
電荷を電流信号に変換するために前記パッシブフィルタ回路の出力に電気的に接続され、前記局部発振器によって切り替えられる第2のスイッチングステージと、
を具備するものである集積回路。
(2)前記ミキサ回路が受信機を形成する前に増幅用のRF信号を受信するように電気的に接続される低雑音増幅器(LNA)中のアクティブポストディストーション(APD)方法をさらに含む(1)記載の集積回路。
(3)前記パッシブフィルタ回路は低域通過フィルタをさらに具備する(2)記載の集積回路。
(4)前記ミキサ回路の出力に電気的に接続されたトランスインピーダンス増幅器をさらに具備する(3)記載の集積回路。
(5)複数のミキサ回路をさらに具備し、前記複数のミキサ回路のそれぞれはRFマルチチャンネルメディア通信信号を分離して同調するための分離離散チャンネルに同調される(3)記載の集積回路。
(6)受信ディジタル信号をアナログ信号に変換するためのディジタルーアナログ変換器(DAC)と、
前記変換によって引き起こされる雑音を除去するために前記DACに電気的に接続され、前記RF信号を提供するための前記ミキサ回路に電気的に接続されるベースバンドフィルタと、
送信のために前記ミキサ回路からの出力を増幅するために前記ミキサ回路に電気的に接続される電力増幅器と、を具備し、
前記ミキサ回路の前記パッシブフィルタ回路は受信機(RX)帯域でノッチフィルタを具備する(1)記載の集積回路。
(7)前記局部発振器(LO)信号は逆位相V LOIP およびV LOIM を発生し、前記埋込みパッシブフィルタはフィルタリング帯域を決定する直列の抵抗−キャパシタ(RC)フィルタを具備し、
前記正のLO信号(V LOIP )が以下で表されるように高である場合、無線周波数(RF)電流i RFp 、i RFm が、電流と横切る電圧を有する公称のパッシブミキサとしてのダウンコンバーションのための第1のセットスイッチに流れ込む、
Figure 0005420638
ここで、τ=R 、f 3dB =(2πτ) −1 、A rf はRF入力電圧の振幅、g m,LNA はLNAのトランスコンダクタンスである、
(1)記載の集積回路。
(8)無線周波数(RF)信号を高度に線形にミキシングするための方法であって、
集積回路ミキサにおいてRF信号を受信することと、
RF信号の周波数変換を行なうために第1のスイッチングステージをローカルに発振させることと、
雑音成分を抑えるために周波数変換信号を一体型パッシブフィルタを通過させることと、
ミキシング信号を出力するためにパッシブフィルタ信号をローカルに発振された第2のスイッチングステージを通過させることと、
を具備する方法。
(9)トランスミッタ漏れを抑えるために周波数変換信号を低域通過集積パッシブフィルタを通過させることをさらに具備する(8)記載の方法。
(10)チューナの、それぞれがRF信号の特有の別個のチャンネルに同調される複数の集積回路ミキサの第1の集積回路ミキサで周波数変換を行うことをさらに具備する(9)記載の方法。
(11)ミキシング後の信号の送信のための受信機帯域でトランスミッタ雑音を抑えるために周波数変換信号をノッチ集積パッシブフィルタを通過させることをさらに具備する(8)記載の方法。
(12)前記ローカル発振信号は逆位相V LOIP およびV LOIM を発生し、前記埋込みパッシブフィルタはフィルタリング帯域を決定する直列の抵抗−キャパシタ(RC)フィルタを具備し、
前記正のLO信号(V LOIP )が以下で表されるように高である場合、無線周波数(RF)電流i RFp 、i RFm が、電流と横切る電圧を有する公称のパッシブミキサとしてのダウンコンバーションのための第1のセットスイッチに流れ込む、
Figure 0005420638
ここで、τ=R 、f 3dB =(2πτ) −1 、A rf はRF入力電圧の振幅、g m,LNA はLNAのトランスコンダクタンスである、
(8)記載の方法。
(13)無線周波数(RF)信号を高度に線形にミキシングするための装置であって、
集積回路ミキサでRF信号を受信する手段と、
RF信号の周波数変換を行なうために第1のスイッチングステージをローカルに発振させる手段と、
雑音成分を抑えるために周波数変換信号を一体型パッシブフィルタを通過させる手段と、
ミキシング信号を出力するためにパッシブフィルタ信号をローカルに発振された第2のスイッチングステージを通過させる手段と、
を具備する装置。
(14)トランスミッタ漏れを抑えるために周波数変換信号を低域通過集積パッシブフィルタを通過させる手段をさらに具備する(13)記載の装置。
(15)チューナの、それぞれがRF信号の特有の別個のチャンネルに同調される複数の集積回路ミキサの第1の集積回路ミキサで周波数変換を行う手段をさらに具備する(14)記載の装置。
(16)ミキシング後の信号の送信のための受信機帯域でトランスミッタ雑音を抑えるために周波数変換信号をノッチ集積パッシブフィルタを通過させる手段をさらに具備する(13)記載の装置。
(17)前記ローカル発振信号は逆位相V LOIP およびV LOIM を発生し、前記埋込みパッシブフィルタはフィルタリング帯域を決定する直列の抵抗−キャパシタ(RC)フィルタを具備し、
前記正のLO信号(V LOIP )が以下で表されるように高である場合、無線周波数(RF)電流i RFp 、i RFm が、電流と横切る電圧を有する公称のパッシブミキサとしてのダウンコンバーションのための第1のセットスイッチに流れ込む、
Figure 0005420638
ここで、τ=R 、f 3dB =(2πτ) −1 、A rf はRF入力電圧の振幅、g m,LNA はLNAのトランスコンダクタンスである、
(13)記載の装置。

Claims (19)

  1. 複数のミキサ回路の中で無線周波数(RF)信号を線形にミキシングするための集積回路であって、
    前記複数のミキサ回路のそれぞれは、
    局部発信信号を出力する局部発振器と、
    RF信号を周波数変換するために前記局部発振信号によって切り替えられる第1のスイッチングステージと、
    前記第1のスイッチングステージの出力に電気的に接続されたパッシブフィルタ回路と、
    電荷を電流信号に変換するために前記パッシブフィルタ回路の出力に電気的に接続され、前記局部発振信号によって切り替えられる第2のスイッチングステージと、
    具備し、
    前記パッシブフィルタ回路は低域通過フィルタをさらに具備し、
    前記複数のミキサ回路のそれぞれはRFマルチチャンネルメディア通信信号を分離して同調するための分離離散チャンネルに同調される集積回路。
  2. 前記ミキサ回路の前に増幅用の前記RF信号を受信するように電気的に接続されるアクティブポストディストーション低雑音増幅器(APD LNA)をさらに含み、
    前記ミキサ回路と前記APD LNAは受信器の一部を構成する請求項1記載の集積回路。
  3. 前記ミキサ回路の出力に電気的に接続されたトランスインピーダンス増幅器をさらに具備する請求項記載の集積回路。
  4. ミキサ回路の中で無線周波数(RF)信号を線形にミキシングするための集積回路であって、
    前記ミキサ回路は、
    局部発信信号を出力する局部発振器と、
    RF信号を周波数変換するために前記局部発振信号によって切り替えられる第1のスイッチングステージと、
    前記第1のスイッチングステージの出力に電気的に接続されたパッシブフィルタ回路と、
    電荷を電流信号に変換するために前記パッシブフィルタ回路の出力に電気的に接続され、前記局部発振信号によって切り替えられる第2のスイッチングステージと、
    受信ディジタル信号をアナログ信号に変換するためのディジタルーアナログ変換器(DAC)と、
    前記DACに電気的に接続され、前記ミキサ回路に電気的に接続されるベースバンドフィルタと、
    送信のために前記ミキサ回路からの出力を増幅するために前記ミキサ回路に電気的に接続される電力増幅器と、
    を具備し、
    前記ミキサ回路の前記パッシブフィルタ回路は受信機(RX)帯域でノッチフィルタを具備する集積回路。
  5. 前記ミキサ回路の前に増幅用の前記RF信号を受信するように電気的に接続されるアクティブポストディストーション低雑音増幅器(APD LNA)をさらに含み、
    前記ミキサ回路と前記APD LNAは受信器の一部を構成する請求項4記載の集積回路。
  6. ミキサ回路の中で無線周波数(RF)信号を線形にミキシングするための集積回路であって、
    前記ミキサ回路は、
    局部発信信号を出力する局部発振器と、
    RF信号を周波数変換するために前記局部発振信号によって切り替えられる第1のスイッチングステージと、
    前記第1のスイッチングステージの出力に電気的に接続されたパッシブフィルタ回路と、
    電荷を電流信号に変換するために前記パッシブフィルタ回路の出力に電気的に接続され、前記局部発振信号によって切り替えられる第2のスイッチングステージと、
    受信ディジタル信号をアナログ信号に変換するためのディジタルーアナログ変換器(DAC)と、
    前記DACに電気的に接続され、前記ミキサ回路に電気的に接続されるベースバンドフィルタと、
    送信のために前記ミキサ回路からの出力を増幅するために前記ミキサ回路に電気的に接続される電力増幅器と、
    を具備し、
    前記ミキサ回路の前記パッシブフィルタ回路は低域通過フィルタを具備する集積回路。
  7. 前記ミキサ回路の出力に電気的に接続されたトランスインピーダンス増幅器をさらに具備する請求項6記載の集積回路。
  8. 無線周波数(RF)信号を線形にミキシングするための方法であって、
    集積回路ミキサにおいてRF信号を受信することと、
    前記RF信号の周波数変換を行なうため、及び周波数変換信号を出力するために局部発振信号を用いて第1のスイッチングステージをローカルに発振させることと、
    雑音成分を抑えるため、及びパッシブフィルタ信号を出力するために前記周波数変換信号を一体型パッシブフィルタを通過させることと、
    ミキシング信号を出力するために前記局部発振信号を用いて前記パッシブフィルタ信号をローカルに発振された第2のスイッチングステージを通過させることと、
    を具備し、
    前記周波数変換信号を前記一体型パッシブフィルタを通過させることは、トランスミッタ漏れを抑えるために前記周波数変換信号を低域通過集積パッシブフィルタを通過させることを具備し、
    前記集積回路ミキサは、チューナの複数の集積回路ミキサの一つであり、該複数の集積回路ミキサのそれぞれが前記RF信号の特有の別個のチャンネルに同調される方法。
  9. 埋込みフィルタパッシブ(EFP)ミキサ回路を具備する集積回路であって、
    前記埋込みフィルタパッシブ(EFP)ミキサ回路は、
    第1のミキサ入力信号ノードと、
    第2のミキサ入力信号ノードと、
    第1のミキサ出力信号ノードと、
    第2のミキサ出力信号ノードと、
    前記第1のミキサ入力信号ノードに接続された第1の入力と、前記第2のミキサ入力信号ノードに接続された第2の入力と、第1の出力と、第2の出力と、第3の出力と、第4の出力とを有する第1のスイッチングステージと、
    前記第1のスイッチングステージの第1の出力に接続された第1の入力と、前記第1のスイッチングステージの第2の出力に接続された第2の入力と、前記第1のスイッチングステージの第3の出力に接続された第3の入力と、前記第1のスイッチングステージの第4の出力に接続された第4の入力と、第1の出力と、第2の出力と、第3の出力と、第4の出力とを有するパッシブフィルタと、
    前記パッシブフィルタの第1の出力に接続された第1の入力と、前記パッシブフィルタの第2の出力に接続された第2の入力と、前記パッシブフィルタの第3の出力に接続された第3の入力と、前記パッシブフィルタの第4の出力に接続された第4の入力と、前記第1のミキサ出力信号ノードに接続された第1の出力と、前記第2のミキサ出力信号ノードに接続された第2の出力とを有する第2のスイッチングステージと、
    を具備し、
    前記第1のスイッチングステージは、ローカル発振信号を受信するように接続され、
    前記第2のスイッチングステージは、前記ローカル発振信号を受信するように接続される集積回路。
  10. 前記パッシブフィルタは、
    前記第1のスイッチングステージの第1の出力とノードA+との間に接続される第1の抵抗と、
    前記第1のスイッチングステージの第2の出力とノードB+との間に接続される第2の抵抗と、
    前記第1のスイッチングステージの第3の出力とノードB−との間に接続される第3の抵抗と、
    前記第1のスイッチングステージの第4の出力とノードA−との間に接続される第4の抵抗と、
    前記第2のスイッチングステージの第1の入力とノードA+との間に接続される第5の抵抗と、
    前記第2のスイッチングステージの第2の入力とノードB+との間に接続される第6の抵抗と、
    前記第2のスイッチングステージの第3の入力とノードB−との間に接続される第7の抵抗と、
    前記第2のスイッチングステージの第4の入力とノードA−との間に接続される第8の抵抗と、
    前記ノードA+と前記ノードA−との間に接続される第1のキャパシタと、
    前記ノードB+と前記ノードB−との間に接続される第2のキャパシタと、
    を具備する請求項9記載の集積回路。
  11. 前記第1のスイッチングステージは、
    前記第1のスイッチングステージの第1の出力と前記第1のミキサ入力信号ノードとの間に接続される第1のトランジスタと、
    前記第1のスイッチングステージの第2の出力と前記第1のミキサ入力信号ノードとの間に接続される第2のトランジスタと、
    前記第1のスイッチングステージの第3の出力と前記第2のミキサ入力信号ノードとの間に接続される第3のトランジスタと、
    前記第1のスイッチングステージの第4の出力と前記第2のミキサ入力信号ノードとの間に接続される第4のトランジスタと、
    を具備する請求項9記載の集積回路。
  12. 前記第2のスイッチングステージは、
    前記第2のスイッチングステージの第1の入力と前記第2のスイッチングステージの第1の出力との間に接続される第1のトランジスタと、
    前記第2のスイッチングステージの第2の入力と前記第2のスイッチングステージの第2の出力との間に接続される第2のトランジスタと、
    前記第2のスイッチングステージの第3の入力と前記第2のスイッチングステージの第1の出力との間に接続される第3のトランジスタと、
    前記第2のスイッチングステージの第4の入力と前記第2のスイッチングステージの第2の出力との間に接続される第4のトランジスタと、
    を具備する請求項9記載の集積回路。
  13. 前記EFPミキサ回路は、
    前記第1のミキサ出力信号ノードに接続される第1の入力と、
    前記第2のミキサ出力信号ノードに接続される第2の入力と、第1の出力と、第2の出力とを具備するトランスインピーダンスアンプをさらに具備する請求項9記載の集積回路。
  14. 前記第1のスイッチングステージは周波数変換ステージであり、
    前記第2のスイッチングステージは電流変換ステージである請求項9記載の集積回路。
  15. 前記パッシブフィルタは、直列抵抗−キャパシタ(RC)フィルタを具備する請求項9記載の集積回路。
  16. 前記パッシブフィルタは、ローパスフィルタである請求項9記載の集積回路。
  17. 前記パッシブフィルタは、直列抵抗−キャパシタ(RC)フィルタを具備する請求項9記載の集積回路。
  18. 前記パッシブフィルタは、受信されたトランスミッタ漏れを減少するための手段である請求項9記載の集積回路。
  19. 前記パッシブフィルタは、受信帯域ノイズを減少するための手段である請求項9記載の集積回路。
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