JP5419810B2 - Ad変換装置およびad変換装置の調整方法 - Google Patents

Ad変換装置およびad変換装置の調整方法 Download PDF

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Description

本発明は、AD変換装置とAD変換装置の調整方法に関する。
アナログ電気信号をデジタル値に変換する機能をもつAD変換装置において、使用する回路素子の特性ばらつきにより、同一入力信号に対して変換した出力値に個体差が生じるため、入出力変換特性の調整が必要となる。入出力変換特性の調整において基準信号のAD変換値にノイズが含まれる場合は精度が低下する。このため、平均化処理によりノイズの影響を低減することが考えられる。
AD変換装置の精度を保証することを考えたとき、平均値の精度の評価、および平均化処理によってその影響を低減できない性質のノイズ(正規分布に従わないノイズ)についての検出が必要となる。正規分布に従わないノイズとして、AC電源のカップリングなどによって発生する周期性ノイズや、スイッチング電源から発生するスパイク状のノイズが考えられる。
不確かさを活用して平均値の精度を評価する方法が既に提案されている(例えば、特許文献1参照)。移動体通信端末およびそのプログラムにおいて、算出された端末位置に許容範囲以上の誤差が生じる場合でも、端末ユーザに精度の高い位置情報を提供するため、収集した端末位置情報の不確かさが設定されたしきい値を超える場合には、収集した端末位置情報についてさらに平均値を計算する。平均回数が設定した測定回数を超えた場合にその平均値を端末位置としてユーザに知らせる方法である。
特許第3575451号公報
しかしながら上記従来の技術では、AD変換装置の入出力特性の調整における精度の保証、および平均化処理によってその影響を低減できない性質のノイズへの対処について問題があった。
例えば、特許文献1の方法では、正規分布に従うノイズ成分に対して平均化処理を行うことでその影響を低減することは出来るが、不確かさが閾値を超える場合ではある一定サンプル数での平均値を求めることとなり、精度を保証することにはならない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、入出力変換特性の調整における精度保証の確認を行いつつ入出力変換特性の調整に適したノイズ環境下での調整を可能とするAD変換装置およびその調整方法を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、入力信号に対してAD変換を実行してその結果である複数のAD変換値をAD変換値保存部へ格納するAD変換器と、前記AD変換値保存部に格納された複数の前記AD変換値の平均値を計算して平均値保存部に格納する平均値演算部と、前記AD変換値保存部に格納された複数の前記AD変換値の分散を計算して分散保存部に格納する分散演算部と、前記平均値及び前記分散に基づいて前記AD変換値の不確かさを判定する不確かさ判定部と、前記AD変換値保存部に格納された複数の前記AD変換値に対して正規分布検定を行い、正規性の有無を判定する正規分布検定部と、前記不確かさ判定部において前記不確かさが所定の許容値より小さいと判定され、且つ前記正規分布検定部において前記正規性を有すると判定された場合に、前記平均値に基づいて前記AD変換器の入出力変換特性の調整を行う調整処理部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、基準信号のAD変換値に含まれるノイズに対して、その影響を低減し、AD変換装置の精度が保証できることを確認した上で入出力変換特性の調整をすることができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施形態にかかるAD変換装置の構成を示すブロック図である。 図2は、入出力変換特性の調整時におけるAD変換装置と基準電源及び制御用PCとの接続の様子を示す図である。 図3は、通信制御回路部からAD変換装置内の各ブロックへ送る信号の概要を示す図である。 図4は、通信制御回路部からの処理条件設定に従って処理条件設定部が各ブロックへ提供するデータを示す図である。 図5は、スパイクノイズ除去部の処理例を示す図である。 図6は、周期性ノイズ検出部の処理例を示す図である。 図7は、正規性の検定例を示す図である。 図8は、不確かさ低減処理の例を示す図である。 図9は、制御用PCを用いたAD変換装置の入出力変換特性の調整処理の制御例(メインルーチン)を示す図である。 図10は、制御用PCを用いたAD変換装置の入出力変換特性の調整処理の制御例(調整サブルーチン)を示す図である。 図11は、入出力変換特性の調整前後のAD変換装置の出力値の例を示す図である。
以下に、本発明にかかるAD変換装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1は、本発明の実施形態にかかるAD変換装置100の構成を示すブロック図である。AD変換装置100は、AD変換器7に加え、メモリ、CPU等を備え、それらがAD変換器7以外のブロックの機能を実現するような構成でもかまわない。
図2は、入出力変換特性の調整時におけるAD変換装置100と外部機器である基準電源30及び制御用PC40との接続の様子を示す図である。基準電源30は、AD変換装置100の入出力変換特性の調整時に用いる。制御用PC40は、通信端子3を介してAD変換装置100の入出力変換特性の調整の制御等を実施する。
AD変換装置100の入力端子は複数設置することができ、図1の例では入力端子(チャンネル)が、入力端子1、2と二つある例を示している。図2に示すように、入出力変換特性の調整時には、例えば入力端子1には基準電源30の出力が接続され、通常の使用時には信号源を接続する。入力端子1、2への印加信号は電圧もしくは電流であり、電圧は−10〜10V、電流は−20〜20mAの範囲で使用する。制御用PC40と通信端子3の間はRS−232C通信規格に従って接続し、シリアル通信によって制御用PC40とAD変換装置100の通信を行う。
図3は、通信制御回路部5からAD変換装置100内の各ブロックへ送る信号の概要を示す図である。AD変換装置100の内部では、通信端子3からの制御信号は通信制御回路部5を経由して図3に示すように各ブロックへ電気信号として伝えられる。入力CH選択信号はTTLレベルのデジタル信号であり、選択したチャンネルのみH状態、非選択のチャンネルはL状態とする。
AD変換開始指示信号および調整指示信号についても同様の信号形式とし、L状態からH状態への立ち上がりにおいて各動作を開始する。処理条件設定は処理条件設定部6のEEPROM(図示せず)に設定値を書き込むことで実現する。
入力回路部4はマルチプレクサと差動増幅器を備える(図示せず)。マルチプレクサは入力CH選択信号によって複数の入力端子のうち一つを選択してAD変換の対象とする。差動増幅器はAD変換対象となった印加信号をAD変換器7に入力可能な範囲の電圧信号に変換する。
AD変換器7の電圧入力範囲が−5〜5Vであれば、電圧入力について差動増幅器の倍率を0.5倍として入力電圧−10〜10VをAD変換装置100の電圧入力範囲に変換する。電流については検流抵抗として250Ωを使用した場合に印加電流範囲−20〜20mAにおいて差動増幅器に印加される検流抵抗の両端の電位差が−5〜5Vとなるので差動増幅器の倍率は1倍とする。
図4は、通信制御回路部5からの処理条件設定に従って処理条件設定部6が各ブロックへ提供するデータを示す図である。処理条件設定部6は通信制御回路部5からの処理条件設定に従って、図4に示す各ブロックの動作に必要な設定値をEEPROMに記録する。各ブロックは必要に応じて設定値をEEPROMから読み出して用いる。
初期化処理部8は通信制御回路部5からの初期化指示信号によって、図1のAD変換値保存部9、平均値保存部10、分散保存部11、不確かさ判定結果保存部12、正規性判定結果保存部13、および周期性判定結果保存部14の内容を初期化する。初期化は、AD変換値保存部9、平均値保存部10、および分散保存部11の各値については0、不確かさ判定結果保存部12、正規性判定結果保存部13、および周期性判定結果保存部14の判定結果についてはNGとすることで実施する。
AD変換器7は通信制御回路部5のAD変換開始指示信号によってAD変換を行い、AD変換値保存部9にその結果を格納する。AD変換器7は、例えば16ビットの分解能であり、サンプリング周波数は1000Hz(1秒間に1000サンプル取得可能)とする。AD変換値保存部9にはSRAMを使用し、1秒分(1000サンプル)の各チャンネルのAD変換値を格納可能とする。
AD変換器7は処理条件設定部6のウインドウサイズ設定値を取得し、一度のAD変換開始指示信号に対してウインドウサイズ分のサンプル数をAD変換し、その結果をAD変換値保存部9に格納する。AD変換値保存部9に値が格納されるとスパイクノイズ除去部15、周期性ノイズ検出部16、正規分布検定部17、平均値演算部18、分散演算部19はウインドウサイズ分のサンプルに対して処理を行う。ウインドウサイズには8から1000までの値を設定可能である。AD変換値保存部9の内容はウインドウサイズ単位で上書き更新し、以前に保存されていたAD変換値を参照することはしない。
スパイクノイズ除去部15は処理条件設定部6のEEPROMよりスパイク除去比率を取得し、AD変換値保存部9のAD変換値データに対して、最大値・最小値から順にスパイク除去比率分のサンプルを除去する。
図5は、スパイクノイズ除去部15の処理例を示す図である。図5に示すように、例えばウインドウサイズが50であり、AD変換値保存部9に50点のAD変換値データが追加されたとき、スパイク除去比率分が8%であれば、最大値・最小値から順に2点ずつ、計4点のサンプルをノイズデータとして除去する。除去するサンプル数の合計が偶数にならない場合は余剰分を切り捨てる。
例えばスパイク除去比率が10%であった場合は50点のデータに対して5点を除去することとなるが、偶数とならないため1点切り捨て4点を除去することとする。スパイクノイズ除去部15の処理後、AD変換値保存部9のデータは図6の黒点に示すように除去した分のサンプルが減少した状態となり、以降の処理はこのデータに対して実施する。図6は、この後説明する周期性ノイズ検出部16の処理例を示す図であるが、同時にスパイクノイズ除去部15によるスパイクノイズ除去後のデータを示す図にもなっている。
周期性ノイズ検出部16は処理条件設定部6より移動平均サンプル数、許容振幅を取得し、スパイクノイズ除去処理後のAD変換値保存部9に保存されたAD変換値のデータより、設定した移動平均サンプル数の移動平均値を計算する。
移動平均値の振幅が許容振幅を超える場合は、周期性ノイズがあると判断し、周期性判定結果保存部14の内容をNGとする。検出期間に移動平均値が許容振幅以下となって許容振幅を超えることがない場合は、周期性判定結果保存部14の内容をOKとする。
AD変換値に周期性のノイズが含まれる場合は、断線などの異常や信号経路へのノイズ侵入に対する対策が不十分であることが考えられるので、入出力変換特性の調整環境の見直しが必要となる。
図6は50HzAC電源のカップリングによるノイズが重畳している状況での周期性ノイズ検出部16の処理例を示している。図6に示した移動平均線は、移動平均サンプル数を5点として描いた例である。移動平均の振幅は移動平均線の最大値と最小値の幅として計算する。サンプリング周波数1000HzのAD変換器7においてウインドウサイズを50点としたとき、周期性ノイズ検出部16により検出可能なノイズの周波数範囲は20Hz〜120Hzであり、AC電源カップリングによるノイズの検出に対して必要十分なサンプリング周波数およびウインドウサイズとなる。
正規分布検定部17はスパイクノイズ除去後のサンプルから正規性の検定を行う。ノイズを含むAD変換値が正規分布に従わない場合には、この後説明する不確かさ判定部20で判定する不確かさの信頼水準が低下する。そのため平均化処理によりノイズの影響を低減することが困難になる。
従って、正規性の判定を行い信頼水準が著しく低下した状態での調整を避ける必要がある。正規性の検定は図7に示すように横軸にAD変換値、縦軸に正規分布推定値を取り、回帰直線を求めた時の、回帰直線からの誤差絶対値の最大値Mを計算した結果が、処理条件設定部6より取得した正規性判定値以下であれば正規性判定結果保存部13の内容をOKとし、正規性判定値を超えればNGとする。
正規分布推定値yは、以下に示す式(2)の通り、AD変換値xを昇順にソートしたときの順位r(AD変換値の小さい方から1〜Nとする)から0.5を引いてサンプル数Nで割った値を、累積分布逆関数NormInvに与えて得る。
=data(r) ・・・式(1)
=NormInv((r−0.5)/N,μ,σ) ・・・式(2)
ここで、式(1)のdata関数はソートしたAD変換値xからr番目の値を取得する関数である。また、式(2)の累積分布逆関数NormInvの定義は、以下の式(3)に示す通りとする。
x=F−1(p|μ,σ)={x:F(x|μ,σ)=p}・・・式(3)
但し、式(3)におけるp=F(x|μ,σ)は、以下の式(4)で示される。
Figure 0005419810
上記の式(2)〜(4)において、μは正規累積分布関数の平均値、σは標準偏差、xは正規累積分布関数の値、pは確率、Nはサンプル数である。インデックスrは上述したように1〜Nまでの値である。図7はμ=0,σ=1として、i=1〜Nまでの(x,y)の値をプロットしている。
平均値演算部18はスパイクノイズ除去後のサンプルから平均値を計算し平均値保存部10に格納する。また、分散演算部19は同様に分散を計算し分散保存部11に格納する。平均値演算部18、および分散演算部19は以前の演算結果が平均値保存部10および分散保存部11に存在する場合は、それらの値を演算に反映し、初期化処理部8の初期化実行後に取得した全てのAD変換値についての平均値および分散を求める。
ノイズを含むAD変換値が正規分布に従う場合、平均値の精度は不確かさによって評価でき、AD変換値の標準偏差σとサンプル数Nよりσ/√Nとなる。この不確かさの信頼水準はサンプル数Nが十分大きい(N≧20)場合に約68%であり、AD変換値の約68%が不確かさの範囲に含まれることを意味する。より高い信頼水準で示すには包含係数kを用いて拡張不確かさk(σ/√N)として表現する。包含係数kの値としては、例えば、信頼水準が約95%となるk=2を用いる。
不確かさ判定部20は処理条件設定部6より包含係数kと不確かさの許容値Uaを取得し、分散V(=σ)とAD変換値のサンプル数Nから不確かさUを以下の式(5)に従って求め、U<Uaであれば、不確かさ判定結果保存部12の内容をOKとし、そうでなければNGとする。
Figure 0005419810
動作状態出力部21は不確かさ判定結果保存部12、正規性判定結果保存部13、周期性判定結果保存部14の内容について通信制御回路部5を経由して外部機器に伝える。またAD変換装置100の動作状態表示LED22に各判定結果保存部の内容をLEDの点灯として表示する。
動作状態表示LED22は、例えば、不確かさ判定結果保存部12、正規性判定結果保存部13、周期性判定結果保存部14の各内容に対応する3つのLEDと、電源状態を表示する1つのLED、実行状態を表示する1つのLED、エラー状態を表示する1つのLEDをそれぞれ備える。各判定結果保存部12〜14に対応するLEDは点灯状態が判定結果OK、非点灯状態が判定結果NGとする。
AD変換装置100の入出力変換特性の調整は、例えば図2に示したように外部機器として通信端子3に接続した制御用PC40により実行される。制御用PC40による調整処理の制御の手順およびそれに伴うAD変換装置100との通信の様子の例を、図9(メインルーチン)および図10(調整サブルーチン)に示す。
まず、図9のステップS1に示すように処理条件設定を行う。即ち、制御用PC40が、図3に示したように、AD変換装置100内の通信制御回路部5を介してウインドウサイズ、スパイク除去比率、不確かさ判定値、包含係数、移動平均サンプル数、許容振幅、正規性判定値等の処理条件設定を処理条件設定部6に書き込む。図9の例では、ウインドウサイズ=50、スパイク除去比率=8%、不確かさ判定値=0.4mV、包含係数k=2.0、移動平均サンプル数=5、許容振幅=0.4mV、正規性判定値=1.0としている。
そして、入出力変換特性の調整を各チャンネル1、2について行う(ステップS2)。まず、入力CH選択が実行される(ステップS21)。これは、制御用PC40から、図3に示したように、AD変換装置100内の通信制御回路部5を介して入力CH選択信号が入力回路部4に入力されることにより行われる。
そして、基準電源30の接続を切替えて入力CHに接続する(ステップS22)。次に初期化を行う。これは、制御用PC40から、図3に示したようにAD変換装置100内の通信制御回路部5を介した初期化指示信号が初期化処理部8に送られて実行される。初期化処理部8は通信制御回路部5からの初期化指示信号によって、AD変換装置100内のAD変換値保存部9、平均値保存部10、分散保存部11、各判定結果保存部12〜14の内容を初期値に戻す(ステップS23)。
そして、基準信号の出力値設定としてオフセット電圧(0V)に設定し(ステップS24)、調整サブルーチン(ステップS25)を呼び出す。調整サブルーチン(ステップS25)の詳細は、図10に示す。調整サブルーチン(ステップS25)がエラーなく終了した場合は、図9の処理を継続し、オフセット値調整を実行する(ステップS26)。オフセット値調整は、制御用PC40から図3に示したようにAD変換装置100内の通信制御回路部5を介して調整処理部23に調整指示信号としてオフセット調整指示信号を送信することで行う。
さらに、基準信号の出力値設定としてゲイン電圧(10V)に設置し(ステップS27)、今度はゲイン値の設定について同様の処理を行う(ステップS28、S29)。このオフセット値およびゲイン値の調整作業を各チャンネルについて繰り返す(ステップS2)。
上記調整サブルーチン(ステップS25、S28)においては、図10に示すように不確かさ低減処理として最大20回(j=1〜20)の繰り返し処理を行う(ステップS30)。
繰り返しのループ(ステップS301〜S309)内では、まずAD変換開始指示を行う(ステップS301)。これは、制御用PC40から図3に示したようにAD変換装置100内の通信制御回路部5を介してAD変換開始指示信号がAD変換器7に送られて実行される。
AD変換開始指示信号を受信したAD変換器7は基準信号のAD変換値をウインドウサイズ分取得してAD変換値保存部9に格納する。そして、AD変換装置100は、不確かさ判定部20、正規分布検定部17、周期性ノイズ検出部16、平均値演算部18、分散演算部19の各処理を実行し、各判定結果保存部12〜14と平均値保存部10、分散保存部11の内容を更新する。
その後、制御用PC40は、AD変換装置100の動作状態出力部21より、不確かさ判定結果(=U)、正規性判定結果(=N)、周期性判定結果(=C)を含んだ動作状態を取得する(ステップS302)。そして、ステップS303でこれらの結果を確認する。即ち、これら3つの結果を判定して(ステップS303)、判定結果が全てOK(ステップS303,YES)であれば不確かさ低減処理のループを抜けて(ステップS304)調整サブルーチンの呼び出し元(図9)に戻る。それ以外の場合(ステップS303,NO)はステップS305に進む。
正規性判定(ステップS305)の結果がNG(ステップS305,YES)であれば、「正規性判定結果NG」(ステップS306)としてエラー処理を行い、調整を中断してユーザにエラー発生を通知する。そうでない場合(ステップS305,NO)はステップS307に進む。周期性判定(ステップS307)の結果がNG(ステップS307,YES)であれば、「周期性判定結果NG」(ステップS308)としてエラー処理を行い、調整を中断してユーザにエラー発生を通知する。そうでない場合(ステップS307,NO)はステップS309に進む。
ステップS309に進んだ場合は、3つの判定結果のうち、不確かさ判定結果のみがNGである場合なので、不確かさ低減処理ループ(ステップS30)をループ回数jが20になる(ステップS309,YES)まで繰り返す。ループの回数jが20回になった場合(ステップS309,YES)は「不確かさ判定結果NG」(ステップS310)としてエラー処理を行い、調整を中断してユーザにエラー発生を通知する。
図8に、平均値の不確かさ低減処理の例を示す。図9の処理条件設定に示したように、ウインドウサイズ=50、不確かさ判定値=0.4mVの場合の例である。不確かさ低減処理ループ(ステップS30)のループの回数jが増えるに従いサンプル数が増えて不確かさが低減して行き、不確かさ判定値より不確かさが小さくなって行く様子が示されている。
AD変換値出力部24は、図11に示すように調整値保存部25のオフセット値およびゲイン値として調整時に取得した調整前の点を調整後の点に置き換えるよう、平均値保存部10より取得したデジタル値を変換し、AD変換装置100の出力値とする。
具体的な入出力変換特性の調整は以下の手順で行う。即ち、アナログ入力値x、デジタル出力値yにおける変換関数y=Ax+Bのゲイン値Aおよびオフセット値Bを、2点の基準信号における調整前のAD変換値から、調整後にそれらが所望の値となるように算出する。算出したゲイン値Aおよびオフセット値BはAD変換装置100内の例えば調整値保存部25などに設けられた不揮発性メモリに保存する。調整後は入力信号xのデジタル出力値yを上記変換関数に従って得ることができるので、回路素子の特性ばらつきによる個体差を補正することが可能となる。
入出力変換特性の調整において基準信号のAD変換値にノイズが含まれる場合は精度が低下するため、通常は平均化処理を行い平均値からゲイン値Aおよびオフセット値Bを算出することでノイズの影響を低減する。従来この方法によると、AD変換装置の精度の保証をすることおよび平均化処理によってその影響を低減できない性質のノイズへの対処が不可能であった。
一般に、測定値の不確かさを計算する場合、測定値のばらつき、周囲環境変動による影響、分解能の影響、校正の不確かさ、経時変化等を評価し算出しなければならない。上記したように、本実施の形態においてはこれらの要因を配慮した上で、AD変換値の正規分布を検定する手段、および適切に不確かさを演算する手段を内部に設け、当該手段に基づいてAD変換装置の入出力変換特性の調整を実現する。
これにより、AD変換器や調整系の不具合を検出することが可能となった。また、不確かさの許容値を設定し、不確かさが許容値より小さくなるまで平均回数を増加させて不確かさを減少さる。不確かさが許容値以下になった後に、平均値に基づいてゲイン値およびオフセット値の調整を行うことで、ゲイン値およびオフセット値の精度、すなわち、入出力変換特性の調整の精度を保証することができる。
また、上記実施の形態においては、図1、図9及び図10に示したように、スパイクノイズ及び周期性ノイズが共に発生している場合についてのAD変換装置100の構成及び入出力変換特性の調整の手順を説明したが、スパイクノイズ及び周期性ノイズが発生しない、或いは無視しても構わない環境である場合は、以下のような変形例も考えられる。
(変形例1:スパイクノイズ及び周期性ノイズ共に無視できる場合)
AD変換装置100の構成を、図1から、スパイクノイズ除去部15、周期性ノイズ検出部16、及び周期性判定結果保存部14を除いた構成とする。従って、上記実施の形態におけるAD変換値保存部9のAD変換値データに対するスパイクノイズ除去、および周期性ノイズの検出は行わない。さらに、図9のステップS1の処理条件設定で、スパイク除去比率、移動平均サンプル数、及び許容振幅は設定しない。図10のステップS307およびS308は取り除き、図10のステップS303では、不確かさ判定結果(=U)と正規性判定結果(=N)が共にOK(ステップS303,YES)であれば不確かさ低減処理のループを抜けて(ステップS304)調整サブルーチンの呼び出し元(図9)に戻る。
(変形例2:スパイクノイズが無視できる場合)
AD変換装置100の構成を、図1から、スパイクノイズ除去部15を除いた構成とする。従って、上記実施の形態におけるAD変換値保存部9のAD変換値データに対するスパイクノイズ除去は行わない。図9のステップS1の処理条件設定で、スパイク除去比率は設定しない。
(変形例3:周期性ノイズが無視できる場合)
AD変換装置100の構成を、図1から、周期性ノイズ検出部16、及び周期性判定結果保存部14を除いた構成とする。従って、上記実施の形態におけるAD変換値保存部9のAD変換値データに対する周期性ノイズの検出は行わない。図9のステップS1の処理条件設定で、移動平均サンプル数及び許容振幅は設定しない。図10のステップS307およびS308は取り除き、図10のステップS303では、不確かさ判定結果(=U)と正規性判定結果(=N)が共にOK(ステップS303,YES)であれば不確かさ低減処理のループを抜けて(ステップS304)調整サブルーチンの呼び出し元(図9)に戻る。
上記、変形例1〜3においても、正規分布検定手段によりAD変換値が正規分布に従っているかどうかを検定することで、AD変換器や調整系に不具合が無いことを確認し、演算手段により取得したAD変換値の平均値、平均回数、標準偏差より不確かさを算出するところは同様であり。算出した不確かさが予め設定した不確かさの許容値より小さくなるまで測定を繰り返し、不確かさが許容値以下となった場合にその平均値に基づきゲイン値及びオフセット値を設定する。
これにより、ゲイン値及びオフセット値の調整精度が不確かさの許容値内であることを保証することが可能となる。従って、AD変換器の入出力変換特性の調整の精度を不確かさに基づいて保証することができる。またAD変換値の正規分布検定によりAD変換器や調整系の不具合を検出することも可能となる。
以上説明したように、本実施の形態においては、AD変換装置の精度を保証するため、入出力変換特性の調整値をAD変換値の平均化処理によって取得しその精度評価を不確かさに基づいて行い確認する。さらに、平均化処理によってその影響を低減できない性質のノイズ(例えば、正規分布に従わないノイズおよび周期性ノイズ)を検出しユーザに通知する手段を設けることで調整に適さないノイズ環境下での調整を防止することが可能となる。
具体的には、不確かさ判定部、正規分布検定部、周期性ノイズ検出部をAD変換装置に備え、外部装置からそれらの判定結果を取得可能とすることで、不確かさ判定部によりAD変換装置の精度を確認することができる。また、AD変換値に含まれるノイズが、正規分布に従わない場合は正規分布検定部で、周期性ノイズが含まれる場合は周期性ノイズ検出部で検出する。この検出結果を、外部機器を通して動作状態として使用者へ通知することにより、使用者は入出力変換特性の調整に適さないノイズ環境下であることを認識し、調整環境の見直しを行うことができる。
外部機器は、AD変換装置の入出力変換特性の調整時に、AD変換実行後の不確かさ判定結果が条件を満たさない(NG)ことを確認した場合は、再度AD変換を実行してAD変換値保存部のサンプルを追加し、不確かさ判定結果が条件を満たす(OK)まで処理を繰り返すことができる。これにより、印加信号のAD変換値に含まれる正規分布に従うノイズ成分を低減し、さらにAD変換装置の精度が保たれることを確認した上で入出力変換特性の調整をすることが可能となる。
また、調整する際の条件として、不確かさの信頼水準が低下していないことを正規分布検定部によってAD変換値の正規性を検定することで確認し、周期性ノイズが存在しないことを周期性ノイズ検出部によって確認することができる。これら正規分布検定部、周期性ノイズ検出部の判定結果を外部機器から取得することができ、入出力変換特性の調整を実施しているユーザに対してAD変換装置の精度が保証できない状態であることを通知することが可能となる。これにより調整を実施している環境(計測器、配線及び電源等)の見直しをユーザに対して促すことができる。
即ち、AD変換器のゲイン調整等の入出力変換特性の調整においては、一般に、基準信号源とAD変換器間の配線にノイズが侵入するなどして基準信号のAD変換値にノイズが含まれるような非理想的な条件となる場合が生ずる。そのような場合において、当該ノイズの影響を低減し、AD変換装置の調整精度が保証できることを確認した上で入出力変換特性の調整をすることができる。
さらに、本願発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、上記実施の形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出されうる。
例えば、実施の形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出されうる。更に、異なる実施の形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
以上のように、本発明にかかるAD変換装置およびAD変換装置の調整方法は、平均化処理によってその影響を低減できない性質のノイズ、例えば、正規分布に従わないノイズがある場合におけるAD変換装置の調整に有用であり、特に、AC電源のカップリングなどによって発生する周期性ノイズや、スイッチング電源から発生するスパイク状のノイズが発生する環境下でのAD変換装置の調整に適している。
1、2 入力端子(チャンネル)
3 通信端子
4 入力回路部
5 通信制御回路部
6 処理条件設定部
7 AD変換器
8 初期化処理部
9 AD変換値保存部
10 平均値保存部
11 分散保存部
12 不確かさ判定結果保存部
13 正規性判定結果保存部
14 周期性判定結果保存部
15 スパイクノイズ除去部
16 周期性ノイズ検出部
17 正規分布検定部
18 平均値演算部
19 分散演算部
20 不確かさ判定部
21 動作状態出力部
22 動作状態表示LED
23 調整処理部
24 AD変換値出力部
25 調整値保存部
30 基準電源
40 制御用PC
100 AD変換装置
S1、S2、S21〜S30、S301〜S310 ステップ

Claims (9)

  1. 入力信号に対してAD変換を実行してその結果である複数のAD変換値をAD変換値保存部へ格納するAD変換器と、
    前記AD変換値保存部に格納された複数の前記AD変換値の平均値を計算して平均値保存部に格納する平均値演算部と、
    前記AD変換値保存部に格納された複数の前記AD変換値の分散を計算して分散保存部に格納する分散演算部と、
    前記平均値及び前記分散に基づいて前記AD変換値の不確かさを判定する不確かさ判定部と、
    前記AD変換値保存部に格納された複数の前記AD変換値に対して正規分布検定を行い、正規性の有無を判定する正規分布検定部と、
    前記不確かさ判定部において前記不確かさが所定の許容値より小さいと判定され、且つ前記正規分布検定部において前記正規性を有すると判定された場合に、前記平均値に基づいて前記AD変換器の入出力変換特性の調整を行う調整処理部と、
    を備えることを特徴としたAD変換装置。
  2. 前記AD変換値保存部に格納された複数のAD変換値の中から、最大値となる前記AD変換値から大きい順に及び最小値となる前記AD変換値から小さい順に、合せて所定の割合の数の前記AD変換値をノイズデータとして除去するノイズ除去部をさらに備え、
    前記ノイズデータの除去後に、前記平均値の計算、前記分散の計算、及び前記正規分布検定を行う
    ことを特徴とした請求項1に記載のAD変換装置。
  3. 前記AD変換値保存部に格納された複数の前記AD変換値から周期性ノイズの有無を検出する周期性ノイズ検出部をさらに備え、
    前記調整処理部は、前記不確かさ判定部において前記不確かさが所定の許容値より小さいと判定され、且つ前記正規分布検定部において前記正規性が有ると判定され、且つ前記周期性ノイズ検出部において前記周期性ノイズが有ると判定された場合に、前記平均値に基づいて前記AD変換器の入出力変換特性の調整を行う
    ことを特徴とした請求項1に記載のAD変換装置。
  4. 前記AD変換値保存部に格納された複数のAD変換値の中から、最大値となる前記AD変換値から大きい順に及び最小値となる前記AD変換値から小さい順に、合せて所定の割合の数の前記AD変換値をノイズデータとして除去するノイズ除去部をさらに備え、
    前記ノイズデータの除去後に、前記平均値の計算、前記分散の計算、前記正規分布検定、及び前記周期性ノイズの有無の検出を行う
    ことを特徴とした請求項3に記載のAD変換装置。
  5. 前記正規分布検定部は、前記AD変換値保存部に格納された複数の前記AD変換値とそれらに対応して求めた複数の正規分布推定値とから回帰直線を求め、複数の前記正規分布推定値の前記回帰直線との誤差に基づいて、前記正規性の有無を判定する
    ことを特徴とした請求項1〜4のいずれか1つに記載のAD変換装置。
  6. 前記周期性ノイズ検出部は、前記AD変換値保存部に格納された複数の前記AD変換値から移動平均値を求め、前記移動平均値に基づいて、前記周期性ノイズの有無を検出する
    ことを特徴とした請求項3または4に記載のAD変換装置。
  7. 前記調整処理部は、前記入出力変換特性のオフセット値とゲイン値を調整することにより前記調整を行う
    ことを特徴とした請求項1〜6のいずれか1つに記載のAD変換装置。
  8. 前記入力信号を入力する入力端子を複数備え、
    前記入力端子毎に前記調整を行う
    ことを特徴とした請求項7に記載のAD変換装置。
  9. 入力信号に対してAD変換を実行してその結果である複数のAD変換値を保持するステップと、
    複数の前記AD変換値の平均値を計算するステップと、
    複数の前記AD変換値の分散を計算するステップと、
    前記平均値及び前記分散に基づいて前記AD変換値の不確かさを判定するステップと、
    複数の前記AD変換値に対して正規分布検定を行い、正規性の有無を判定するステップと、
    前記不確かさを判定するステップにおいて前記不確かさが所定の許容値より小さいと判定され、且つ前記正規性の有無を判定するステップにおいて前記正規性を有すると判定された場合に、前記平均値に基づいて前記AD変換の入出力変換特性の調整を行うステップと、
    を備えることを特徴としたAD変換装置の調整方法。
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