JP6611991B1 - 状態監視装置 - Google Patents

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Abstract

第1の振動測定器(100−1)は、第1の位置における構造物(2,3)の振動を測定して時間領域における第1の振動信号を生成する。第2の振動測定器(100−2)は、第1の位置とは異なる第2の位置における構造物(2,3)の振動を測定して時間領域の第2の振動信号を生成する。第1の信号処理器(200−1)は、第1の振動信号を時間領域から周波数領域に変換して第1のスペクトル信号を生成する。第2の信号処理器(200−2)は、第2の振動信号を時間領域から周波数領域に変換して第2のスペクトル信号を生成する。第3の信号処理器(300)は、第1及び第2のスペクトル信号の比を計算してスペクトル比信号を生成する。損傷検出器(400)は、スペクトル比信号に基づいて構造物(2,3)の損傷を検出する。

Description

本発明は、構造物に生じる振動を測定することにより、構造物の損傷など、構造物の状態を監視する状態監視装置に関する。
特許文献1は、橋脚の経時的な健全性を高精度に評価する状態監視システムを開示している。特許文献1のシステムは、橋脚の常時微動を測定して常時微動信号のパワースペクトルを算出し、振動数fから振動数fまでの範囲のパワースペクトルの面積と、振動数fから振動数fより大きい振動数fまでの範囲のパワースペクトルの面積との比であるスペクトルスコアを算出する。
特開2015−230206号公報
特許文献1のシステムでは、監視対象の構造物(すなわち橋脚)に与えられる力の周波数特性が変動すると、構造物の応答周波数が変動するので、スペクトルスコアも変動してしまい、構造物に異常が生じていると誤判定する可能性がある。従って、特許文献1のシステムでは、構造物に与えられる力の周波数特性を常に一定に保たなければならないという問題がある。
また、振動数f〜fの範囲のパワースペクトルの面積と、振動数f〜fの範囲のパワースペクトルの面積とが、同じ比率で変化することがある。さらに、パワースペクトルが、振動数f〜fの範囲にわたって同傾向で一様に変動することがある。このように、複数の周波数範囲のパワースペクトルの面積が同じ比率で変化したり、周波数帯域全体のパワースペクトルが同傾向で一様に変動したりする場合、監視対象の構造物に損傷が生じても、特許文献1のシステムでは構造物の損傷を検出できないという問題がある。
本発明の目的は、構造物に与えられる力の周波数特性を常に一定に保つことを必要とせず、また、構造物の振動を表す信号のスペクトルがどのように変化しても、構造物の状態の変化を確実に検出することができる状態監視装置を提供することにある。
本発明の一態様に係る状態監視装置は、
第1の位置における構造物の振動を測定して時間領域における第1の振動信号を生成する第1の振動測定器と、
前記第1の位置とは異なる第2の位置における前記構造物の振動を測定して時間領域の第2の振動信号を生成する第2の振動測定器と、
前記第1の振動信号を時間領域から周波数領域に変換して第1のスペクトル信号を生成する第1の信号処理器と、
前記第2の振動信号を時間領域から周波数領域に変換して第2のスペクトル信号を生成する第2の信号処理器と、
所定の周波数帯域に含まれる周波数成分ごとに前記第1及び第2のスペクトル信号の比を計算してスペクトル比信号を生成する第3の信号処理器と、
前記スペクトル比信号に基づいて前記構造物の損傷を検出する損傷検出器を含み、
前記損傷検出器は、前記構造物に与えられる外力の周波数帯域を除く周波数帯域において現在のスペクトル比信号と過去のスペクトル比信号との類似度を計算し、前記類似度を所定のしきい値と比較することで前記構造物の損傷を検出する。
本開示の一態様に係る状態監視装置は、構造物に与えられる力の周波数特性を常に一定に保つことを必要とせず、また、構造物の振動を表す信号のスペクトルがどのように変化しても、構造物の状態の変化を確実に検出することができる。
本発明の実施の形態1に係る状態監視装置1の構成を示すブロック図である。 図1の各振動測定器100−1,100−2の例示的な構成を示すブロック図である。 図2の振動センサ110の例示的な配置を示す模式図である。 図2の振動センサ110の他の例示的な配置を示す模式図である。 図1の各信号処理器200−1,200−2の例示的な構成を示すブロック図である。 図1の信号処理器300の例示的な構成を示すブロック図である。 図1の信号処理器300による例示的なスペクトル比の計算を説明するための模式図である。 図1の損傷検出器400の例示的な構成を示すブロック図である。 図1の状態監視装置1の各構成要素の例示的な実装例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1の第1の変形例に係る損傷検出器400Aの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1の第2の変形例に係る損傷検出器400Bの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2に係る状態監視装置1Aの構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照して、本発明の各実施の形態について説明する。各図面において、同じ符号は、同様の構成要素を示す。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る状態監視装置1の構成を示すブロック図である。図1の状態監視装置1は、監視対象の構造物に生じる振動を測定することにより、構造物の損傷など、構造物の状態を監視する。監視対象は、連続体として構成された任意の構造物を含み、例えば、鉄道のレール、コンビナートのパイプ、及び配管といった長尺構造物、橋梁、橋脚、及びトンネルといった3次元構造物を含む。
図1の状態監視装置1は、振動測定器100−1,100−2、信号処理器200−1,200−2、信号処理器300、損傷検出器400、及び表示装置500を備える。振動測定器100−1は、第1の位置における構造物の振動を測定して時間領域における第1の振動信号を生成する。振動測定器100−2は、第1の位置とは異なる第2の位置における構造物の振動を測定して時間領域の第2の振動信号を生成する。信号処理器200−1は、第1の振動信号を時間領域から周波数領域に変換して第1のスペクトル信号を生成する。信号処理器200−2は、第2の振動信号を時間領域から周波数領域に変換して第2のスペクトル信号を生成する。信号処理器300は、第1及び第2のスペクトル信号の比を計算してスペクトル比信号を生成する。損傷検出器400は、スペクトル比信号に基づいて構造物の損傷を検出する。表示装置500は、損傷検出器400の検出結果を表示する。
本明細書では、振動測定器100−1,100−2をそれぞれ「第1の振動測定器」及び「第2の振動測定器」ともいう。また、本明細書では、信号処理器200−1,200−2をそれぞれ「第1の信号処理器」及び「第2の信号処理器」ともいう。また、本明細書では、信号処理器300を「第3の信号処理器」ともいう。
以下、図1の状態監視装置1の各構成要素についてさらに詳細に説明する。
まず、振動測定器100−1,100−2について説明する。
図2は、図1の各振動測定器100−1,100−2の例示的な構成を示すブロック図である。各振動測定器100−1,100−2は、互いに同様の構成を有する。各振動測定器100−1,100−2は、振動センサ110、低域通過フィルタ120、及びA/Dコンバータ130を備える。
振動センサ110は、監視対象の構造物における所定の位置に設けられる。振動センサ110は、構造物の振動を表す物理量に比例した大きさを有するアナログ信号を生成し、生成した信号を低域通過フィルタ120に送る。構造物の振動を表す物理量は、例えば、物体の変位、速度、又は加速度を含む。振動センサ110は、振動を表す物理量を示す信号を生成する任意のセンサであってもよく、例えば、圧電型加速度センサ又はサーボ型加速度センサを含む。構造物の振動は、構造物の常時微動であってもよく、インパルスハンマーなどによって構造物に与えられた外力に応じて生じる振動であってもよい。
低域通過フィルタ120は、入力された信号から所定の周波数を超える周波数成分をカットし、残りの周波数成分を含む信号をA/Dコンバータ130に送る。
A/Dコンバータ130は、入力された信号を所定のサンプリング速度でアナログ信号からディジタル信号に変換して振動信号を生成する。A/Dコンバータ130は、入力された信号を必ずしも常にサンプリングし続けなくてもよく、構造物の損傷を検出する必要が生じた時点に(例えば、所定の時間期間ごとに、又は、ユーザ制御に応じて)信号をサンプリングしてもよい。例えば、監視対象の構造物が鉄道のレールである場合、A/Dコンバータ130は、例えば、レールの所定の位置を列車が通過する時点よりも予め決められた時間期間だけ前の時点において、信号をサンプリングしてもよい。
図3は、図2の振動センサ110の例示的な配置を示す模式図である。図4は、図2の振動センサ110の他の例示的な配置を示す模式図である。図3及び図4において、符号110−1は振動測定器100−1の振動センサ110を示し、符号110−2は振動測定器100−2の振動センサ110を示す。図3は、各振動センサ110−1,110−2を、鉄道のレールのような長尺構造物2の両端(すなわち、隣接するレールとの継ぎ目の近く)にそれぞれ配置した例を示す。また、図4は、各振動センサ110−1,110−2を、ある程度の幅、高さ、及び奥行きを有する3次元構造物3にそれぞれ配置した例を示す。3次元構造物3において、各振動センサ110−1,110−2は、互いにできるだけ距離を離して配置されることが望ましい。図4の例では、各振動センサ110−1,110−2は、直方体形状を有する3次元構造物における互いに最も離れた頂点の近傍にそれぞれ配置される。
各振動センサ110−1,110−2は、図3又は図4に示すように、構造物における互いに異なる位置に配置される。振動測定器100−1は、第1の位置における構造物の振動を測定して時間領域における第1の振動信号を生成する。振動測定器100−2は、第1の位置とは異なる第2の位置における構造物の振動を測定して時間領域の第2の振動信号を生成する。このように各振動センサ110−1,110−2を配置することにより、各振動測定器100−1,100−2は、互いに有意に異なる第1及び第2の振動信号を生成することができる。振動測定器100−1は第1の振動信号を信号処理器200−1に送り、振動測定器100−2は第2の振動信号を信号処理器200−2に送る。
次に、各信号処理器200−1,200−2について説明する。
図5は、図1の各信号処理器200−1,200−2の例示的な構成を示すブロック図である。各信号処理器200−1,200−2は、互いに同様の構成を有する。各信号処理器200−1,200−2は、周波数解析器210及び通信インターフェース220を備える。
周波数解析器210は、入力された振動信号を時間領域から周波数領域に変換してスペクトル信号を生成し、生成したスペクトル信号を通信インターフェース220に送る。周波数解析器210は、例えば、入力された振動信号の所定の時間長の区間に対してフーリエ変換を実行することにより、スペクトル信号を生成する。
通信インターフェース220は、信号処理器300に対して有線又は無線により通信可能に接続され、スペクトル信号を信号処理器300に送信する。
信号処理器200−1は、第1の振動信号を時間領域から周波数領域に変換して第1のスペクトル信号を生成する。信号処理器200−2は、第2の振動信号を時間領域から周波数領域に変換して第2のスペクトル信号を生成する。各信号処理器200−1,200−2は、例えば通信インターフェース220を介して互いに通信することにより、図示しない同期信号に基づいて互いに同期する。これにより、各信号処理器200−1,200−2は、各振動測定器100−1,100−2によって同時刻に生成された第1及び第2の振動信号を処理し、第1及び第2のスペクトル信号を生成する。信号処理器200−1は第1のスペクトル信号を信号処理器300に送り、信号処理器200−2は第2のスペクトル信号を信号処理器300に送る。
次に、信号処理器300について説明する。
図6は、図1の信号処理器300の例示的な構成を示すブロック図である。信号処理器300は、通信インターフェース310及びスペクトル比計算器320を備える。
通信インターフェース310は、各信号処理器200−1,200−2に対して有線又は無線により通信可能に接続される。通信インターフェース310は、信号処理器200−1から第1のスペクトル信号を受信し、受信した第1のスペクトル信号をスペクトル比計算器320に送る。通信インターフェース310は、信号処理器200−2から第2のスペクトル信号を受信し、受信した第2のスペクトル信号をスペクトル比計算器320に送る。
スペクトル比計算器320は、所定の時間期間ごとに、第1及び第2のスペクトル信号の比を計算してスペクトル比信号を生成し、生成したスペクトル比信号を損傷検出器400に送る。前述のように、第1及び第2のスペクトル信号は周波数領域で表される。スペクトル比信号は、例えば、所定の周波数帯域のうちの複数の周波数成分ごとに第1及び第2のスペクトル信号の強度の比を計算することにより生成される。
図7は、図1の信号処理器300による例示的なスペクトル比の計算を説明するための模式図である。図7の上段は、信号処理器200−1によって生成された例示的な第1のスペクトル信号の強度を示す。図7の中段は、信号処理器200−2によって生成された例示的な第2のスペクトル信号の強度を示す。図7の下段は、信号処理器300によって生成された例示的なスペクトル比信号を示す。図7の例では、上段及び中段のスペクトル信号に基づいて下段のスペクトル比信号が生成される。スペクトル比信号、すなわち第1及び第2のスペクトル信号の比は、構造物に与えられる力の周波数特性とは無関係に安定した値となる。従って、各振動測定器100−1,100−2が構造物の常時微動を測定する場合であっても、又は、インパルスハンマーなどによって構造物に与えられる外力に応じて生じる振動を測定する場合であっても、構造物の状態が変化しない限りは、ほぼ同じスペクトル比信号が生成される。
次に、損傷検出器400について説明する。
図8は、図1の損傷検出器400の例示的な構成を示すブロック図である。損傷検出器400は、記憶装置410、類似度計算器420、及び比較器430を備える。
信号処理器300によって生成された現在のスペクトル比信号は、記憶装置410及び類似度計算器420に入力される。
記憶装置410は、信号処理器300によって生成された現在のスペクトル比信号を記憶し、さらに、以前に生成されて記憶した過去のスペクトル比信号も記憶し続ける。過去のスペクトル比信号は、現在のスペクトル比信号に関連付けられた第1及び第2の振動信号の振動を測定した時点よりも所定の時間期間だけ先行する時点に測定された振動を表す第1及び第2の振動信号に基づいて生成される。記憶装置410は、例えば、不揮発性記憶装置である。
類似度計算器420は、信号処理器300から入力された現在のスペクトル比信号と、記憶装置410から読み出した過去のスペクトル比信号とを比較して類似度αを計算し、計算した類似度を比較器430に送る。
類似度αは、例えば、以下のように計算される。
スペクトル比信号の類似度αは、現在のスペクトル比信号Rnowと過去のスペクトル比信号Rbeforeとの間のユークリッド距離として、次式のように定義されてもよい。
Figure 0006611991
ここで、Aは類似度αを計算するために用いる周波数帯域を表し、fは周波数帯域Aに含まれる複数の周波数成分を表す。現在のスペクトル比信号Rnowは、周波数帯域Aのうちの各周波数成分fにおける第1及び第2のスペクトル信号の比Rnow[f]からなるベクトル空間の元として表される。同様に、過去のスペクトル比信号Rbeforeは、周波数帯域Aのうちの各周波数成分fにおける第1及び第2のスペクトル信号の比Rbefore[f]からなるベクトル空間の元として表される。
類似度αがユークリッド距離として計算される場合、現在のスペクトル比信号Rnowが過去のスペクトル比信号Rbeforeに類似していると、類似度αは小さくなり、現在のスペクトル比信号Rnowと過去のスペクトル比信号Rbeforeの類似が失われると、類似度αは大きくなる。
また、スペクトル比信号の類似度αは、その別の表現として、現在のスペクトル比信号Rnowと過去のスペクトル比信号Rbeforeとの間の相互相関係数として、次式のように定義されてもよい。
Figure 0006611991
ここで、Nは、周波数帯域Aに属する周波数成分fの個数を表す。
類似度αが相互相関係数として計算される場合、現在のスペクトル比信号Rnowが過去のスペクトル比信号Rbeforeに類似していると、類似度αは大きくなり、現在のスペクトル比信号Rnowと過去のスペクトル比信号Rbeforeの類似が失われると、類似度αは小さくなる。
比較器430は、類似度αを所定のしきい値と比較することで構造物の損傷を検出する。ユークリッド距離のように、スペクトル比信号の類似が失われたときに大きくなる類似度αを用いている場合、比較器430は、類似度αが所定のしきい値以上であるとき、構造物に損傷が生じていると判定する。一方、相互相関係数のように、スペクトル比信号の類似が失われたときに小さくなる類似度αを用いている場合、比較器430は、類似度αが所定のしきい値以下であるとき、構造物に損傷が生じていると判定し、判定結果を示す結果信号を表示装置500に送る。
上述の例では、類似度を計算するとき、複数の周波数成分におけるスペクトル比信号の値を考慮している。これにより、構造物に損傷が生じ、複数の周波数範囲のパワースペクトルの面積が同じ比率で変化したり、周波数帯域全体のパワースペクトルが同傾向で一様に変動したりする場合であっても、比較器430は、現在のスペクトル比信号と過去のスペクトル比信号との間の類似が失われたと正しく判定し、構造物の損傷を検出することができる。
次に、類似度αを計算するために用いる周波数帯域の決定方法について説明する。
類似度αを計算するために用いる周波数帯域は、構造物の特性のみを表すことが望ましい。まず、構造物に外力が与えられていない場合、類似度αを計算するために用いる周波数帯域A1は、振動センサ110の帯域f〜fと、低域通過フィルタ120のカットオフ周波数fと、振動センサ110の取り付け方法によって規定される最大周波数fとから決まる、物理的に有効な帯域によって規定される。この場合、周波数帯域A1は、A1=[f,min(f,f,f)]で表される。すなわち、周波数帯域A1は、周波数fを下限とし、周波数f、f、及びfのうちの最小値を上限とする帯域として決定される。
また、構造物に外力が与えられる場合、外力の周波数帯域Bを予め測定し、類似度αを計算するために用いる周波数帯域A2から外力の周波数帯域Bを除くことで、外力が存在する条件下でも正確に損傷を検出することができる。構造物に外力が与えられる場合、類似度αを計算するために用いる周波数帯域A2は、A2=A1\Bで表される。このように決められた周波数帯域Aは、外力の影響を受けず、構造物自体の振動特性のみを反映する。従って、このように決められた周波数帯域Aを用いる場合、構造物の振動を生じるために構造物に外力を与える位置が変動しても、正確に損傷を検出することができる。
類似度αは、構造物の自由振動の周波数帯域において計算されてもよい。これにより、構造物の振動特性がどのように変化した場合であっても、構造物の損傷を検出することができる。
また、類似度αは、1つの周波数帯域を用いて計算されることに限定されず、例えば上述のように決定された周波数帯域A1又はA2を分割した複数の部分帯域を用いて計算されてもよい。この場合、類似度計算器420は、複数の部分帯域のそれぞれにおいて、現在のスペクトル比信号と過去のスペクトル比信号との間の類似度を計算する。比較器430は、スペクトル比信号の類似が失われたときに大きくなる類似度を用いている場合、少なくとも1つの部分帯域に対応する類似度がしきい値以上であるとき、構造物に損傷が生じていると判定する。スペクトル比信号の類似が失われたときに小さくなる類似度を用いている場合も同様に、比較器430は、少なくとも1つの部分帯域に対応する類似度がしきい値以下であるとき、構造物に損傷が生じていると判定する。これにより、振動信号の特定の周波数成分が変動した場合であっても、構造物の損傷を高感度で検出することができる。
また、構造物に損傷が生じていると判定するために、類似度αを1つのしきい値と比較することに限定されず、複数のしきい値、例えば2つのしきい値と比較してもよい。例えば、構造物の重度の損傷と軽微な損傷とを区別し、異なる保守作業を行うことがある。例えば構造物が鉄道のレールである場合、レールが完全に破断したときは、直ちに列車の運行を止めて破断したレールを補修し、一方、レールが損傷を受けたが破断に達していないときは、営業終了後に損傷したレールを補修する、というような運用形態が考えられる。そのため、構造物の重度の損傷(例えば完全な破断)と軽微な損傷(例えば破断に達していない損傷)とを区別する必要がある。比較器430は、スペクトル比信号の類似が失われたときに大きくなる類似度αを用いている場合、互いに異なる2つのしきい値k1,k2(k1<k2)を設定し、類似度αをしきい値k1,k2と比較することで以下のように判定してもよい。
k1<α<k2のとき:軽微な損傷
k2<αのとき: 深刻な損傷
スペクトル比信号の類似が失われたときに小さくなる類似度αを用いている場合も同様に、構造物の重度の損傷と軽微な損傷とを区別して判定してもよい。
図9は、図1の状態監視装置1の各構成要素の例示的な実装例を示すブロック図である。周波数解析器210、スペクトル比計算器320、類似度計算器420、及び比較器430のうちの少なくとも一部は、図9に示すように、汎用プロセッサ1000、メモリ1010、入出力装置1020、及びデータバス1030を備えてもよい。メモリ1010に記憶されたプログラムをデータバス1030を介して汎用プロセッサ1000が読みだして所定の動作を実行することにより、周波数解析器210、スペクトル比計算器320、類似度計算器420、及び/又は比較器430の機能が実現される。データバス1030は、入出力装置1020を介して他の構成要素に接続される。
周波数解析器210は、汎用プロセッサ1000に代えて、又は、汎用プロセッサ1000に加えて、ディジタルシグナルプロセッサを備えてもよい。
振動測定器100−1及び信号処理器200−1を互いに一体化してもよく、振動測定器100−2及び信号処理器200−2を互いに一体化してもよい。また、信号処理器300及び損傷検出器400を互いに一体化してもよい。また、信号処理器300及び損傷検出器400を、信号処理器200−1,200−2の一方に一体化してもよい。また、信号処理器200−1,200−2、信号処理器300、及び損傷検出器400を互いに一体化し、振動測定器100−1及び信号処理器200−1を有線又は無線により通信可能に接続し、振動測定器100−2及び信号処理器200−2を有線又は無線により通信可能に接続してもよい。
実施の形態1に係る状態監視装置1は、第1のスペクトル信号と第2のスペクトル信号との比を示すスペクトル比信号を計算し、スペクトル比信号を、構造物に与えられる力の周波数特性とは無関係に安定した指標として用いて、構造物の損傷を検出することができる。従って、実施の形態1に係る状態監視装置1によれば、構造物に与えられる力の周波数特性を常に一定に保つ必要がない。
また、実施の形態1に係る状態監視装置1は、ユークリッド距離又は相互相関係数を用いて現在のスペクトル比信号と過去のスペクトル比信号との類似度を計算するとき、複数の周波数成分におけるスペクトル比信号の値を考慮している。従って、構造物に損傷が生じ、複数の周波数範囲のパワースペクトルの面積が同じ比率で変化したり、周波数帯域全体のパワースペクトルが同傾向で一様に変動したりする場合であっても、構造物の損傷を正しく検出することができる。
次に、実施の形態1の変形例について説明する。
図10は、本発明の実施の形態1の第1の変形例に係る損傷検出器400Aの構成を示すブロック図である。
損傷検出器400Aは、記憶装置410、類似度計算器420、比較器430A、記憶装置440、及び減算器450を備える。
図10の記憶装置410及び類似度計算器420は、図8の対応する構成要素と同様に構成される。
記憶装置440は、類似度計算器420によって計算された現在の類似度を記憶し、さらに、以前に計算されて記憶した過去の類似度も記憶し続ける。過去の類似度は、現在の類似度に関連付けられた第1及び第2の振動信号の振動を測定した時点よりも所定の時間期間だけ先行する時点に測定された振動を表す第1及び第2の振動信号に基づいて生成される。記憶装置440は、例えば、不揮発性記憶装置である。
減算器450は、類似度計算器420から入力された現在の類似度αnowと、記憶装置440から読み出した過去の類似度αbeforeとの差の絶対値|αnow−αbefore|を計算し、計算結果を比較器430Aに送る。
比較器430Aは、類似度の差|αnow−αbefore|を所定のしきい値と比較することで構造物の損傷を検出する。スペクトル比信号の類似が失われたときに大きくなる類似度αを用いている場合、比較器430Aは、類似度の差|αnow−αbefore|が所定のしきい値以上であるとき、構造物に損傷が生じていると判定する。一方、スペクトル比信号の類似が失われたときに小さくなる類似度αを用いている場合、比較器430Aは、類似度の差|αnow−αbefore|が所定のしきい値以下であるとき、構造物に損傷が生じていると判定し、判定結果を示す結果信号を表示装置500に送る。。
また、構造物に損傷が生じていると判定するために、類似度の差|αnow−αbefore|を1つのしきい値と比較することに限定されず、複数のしきい値、例えば2つのしきい値と比較してもよい。比較器430Aは、スペクトル比信号の類似が失われたときに大きくなる類似度αを用いている場合、互いに異なる2つのしきい値k3,k4(k3<k4)を設定し、類似度の差|αnow−αbefore|をしきい値k3,k4と比較することで以下のように判定してもよい。
k3<|αnow−αbefore|<k4のとき:軽微な損傷
k4<|αnow−αbefore|のとき: 深刻な損傷
スペクトル比信号の類似が失われたときに小さくなる類似度αを用いている場合も同様に、構造物の重度の損傷と軽微な損傷とを区別して判定してもよい。
図10の損傷検出器400Aは、類似度の差|αnow−αbefore|を計算することにより、構造物の状態の急激な変化を検出することができる。
図11は、本発明の実施の形態1の第2の変形例に係る損傷検出器400Bの構成を示すブロック図である。
損傷検出器400Bは、図8の損傷検出器400の各構成要素に加えて、スイッチSWを備える。スイッチSWは、例えば構造物の保守作業の終了直後にのみオンされる。これにより、記憶装置410は、構造物が健全な状態にあるとき(すなわち、構造物の保守作業の終了直後)に測定された振動を表す第1及び第2の振動信号に基づいて生成されたスペクトル比信号を記憶する。記憶装置410に記憶されたスペクトル比信号は、好ましくは、構造物の保守作業が終了するごとに、及び/又は、構造物の構成が変化するごとに更新される。
図11の類似度計算器420及び比較器430は、図8の対応する構成要素と同様に構成される。
損傷検出器400Bによれば、現在のスペクトル比信号と、構造物が健全な状態にあるときに測定された振動を表す第1及び第2の振動信号に基づいて生成されたスペクトル比信号との類似度を計算することで、構造物の損傷が徐々に進行する場合でも、損傷を確実に検出することができる。
実施の形態2.
図12は、本発明の実施の形態2に係る状態監視装置1Aの構成を示すブロック図である。
状態監視装置1Aは、振動測定器100−1〜100−N、セレクタ600、信号処理器200−1,200−2、信号処理器300、損傷検出器400、及び表示装置500を備える。
振動測定器100−1〜100−Nは、複数の位置における構造物の振動を測定して時間領域における振動信号をそれぞれ生成する。
セレクタ600は、複数の振動信号から第1及び第2の振動信号を選択して信号処理器200−1,200−2に入力する。
図12の信号処理器200−1,200−2、信号処理器300、損傷検出器400、及び表示装置500は、図1の対応する構成要素と同様に構成される。
実施の形態2に係る状態監視装置1Aによれば、複数の位置における構造物の振動を表す複数の振動信号を選択的に用いることにより、実施の形態1に係る状態監視装置1よりも構造物の状態を正確に監視することができる。
また、実施の形態2に係る状態監視装置1Aは、実施の形態1に係る状態監視装置1と同様の効果も有する。
本発明は、連続体として構成された任意の構造物に適用可能であり、例えば、鉄道のレール、コンビナートのパイプ、及び配管といった長尺構造物、橋梁、橋脚、及びトンネルといった3次元構造物の損傷を検出可能である。
1,1A 状態監視装置、 2 長尺構造物、 3 3次元構造物、 100−1〜100−N 振動測定器、 110,110−1,110−2 振動センサ、 120 低域通過フィルタ、 130 A/Dコンバータ、 200−1,200−2 信号処理器、 210 周波数解析器、 220 通信インターフェース、 300 信号処理器、 310 通信インターフェース、 320 スペクトル比計算器、 400,400A,400B 損傷検出器、 410 記憶装置、 420 類似度計算器、 430,430A 比較器、 440 記憶装置、 450 減算器、 SW スイッチ、 500 表示装置、 600 セレクタ、 1000 汎用プロセッサ、 1010 メモリ、 1020 入出力装置、 1030 データバス。

Claims (7)

  1. 第1の位置における構造物の振動を測定して時間領域における第1の振動信号を生成する第1の振動測定器と、
    前記第1の位置とは異なる第2の位置における前記構造物の振動を測定して時間領域の第2の振動信号を生成する第2の振動測定器と、
    前記第1の振動信号を時間領域から周波数領域に変換して第1のスペクトル信号を生成する第1の信号処理器と、
    前記第2の振動信号を時間領域から周波数領域に変換して第2のスペクトル信号を生成する第2の信号処理器と、
    所定の周波数帯域に含まれる周波数成分ごとに前記第1及び第2のスペクトル信号の比を計算してスペクトル比信号を生成する第3の信号処理器と、
    前記スペクトル比信号に基づいて前記構造物の損傷を検出する損傷検出器を含み、
    前記損傷検出器は、前記構造物に与えられる外力の周波数帯域を除く周波数帯域において、現在のスペクトル比信号と過去のスペクトル比信号との類似度を計算し、前記類似度を所定のしきい値と比較することで前記構造物の損傷を検出する、
    状態監視装置。
  2. 前記過去のスペクトル比信号は、前記現在のスペクトル比信号に関連付けられた前記第1及び第2の振動信号の振動を測定した時点よりも所定の時間期間だけ先行する時点に測定された振動を表す前記第1及び第2の振動信号に基づいて生成される、
    請求項1記載の状態監視装置。
  3. 前記過去のスペクトル比信号は、前記構造物が健全な状態にあるときに測定された振動を表す前記第1及び第2の振動信号に基づいて生成される、
    請求項1記載の状態監視装置。
  4. 前記スペクトル比信号は、所定の周波数帯域のうちの複数の周波数成分における前記第1及び第2のスペクトル信号の比からなるベクトル空間の元として表され、
    前記類似度は、前記現在のスペクトル比信号と前記過去のスペクトル比信号との間のユークリッド距離として計算される、
    請求項1〜3のうちの1つに記載の状態監視装置。
  5. 前記スペクトル比信号は、所定の周波数帯域のうちの複数の周波数成分における前記第1及び第2のスペクトル信号の比からなるベクトル空間の元として表され、
    前記類似度は、前記現在のスペクトル比信号と前記過去のスペクトル比信号との間の相互相関係数として計算される、
    請求項1〜3のうちの1つに記載の状態監視装置。
  6. 前記損傷検出器は、前記構造物の自由振動の周波数帯域において前記類似度を計算する、
    請求項1〜5のうちの1つに記載の状態監視装置。
  7. 複数の位置における構造物の振動を測定して時間領域における振動信号をそれぞれ生成する複数の振動測定器と、
    前記複数の振動信号から第1及び第2の振動信号を選択して前記第1及び第2の信号処理器に入力するセレクタとをさらに備える、
    請求項1〜6のうちの1つに記載の状態監視装置。
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