JP5418201B2 - 集積回路装置、サーマルヘッド、電子機器及び出力方法 - Google Patents

集積回路装置、サーマルヘッド、電子機器及び出力方法 Download PDF

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Description

本発明は、集積回路装置、サーマルヘッド、電子機器及び出力方法等に関する。
電子機器(例えば、プリンター)又はそれに含まれる集積回路装置(例えば、サーマルヘッドドライバー)は、出力制御回路を含むことができる。例えば特許文献1の図2の出力制御回路OC、特許文献2の図3の出力制御回路OC、特許文献3の図3のAND回路27等の出力制御回路は、出力制御信号を生成する。例えば特許文献1の図1の発熱抵抗素子、特許文献3の発熱素子21a等の発熱素子は、出力制御信号によって駆動される。なお、集積回路装置は、例えば特許文献1の図2の出力ドライバーOD等の出力ドライバーを含むことができ、出力ドライバーは、出力制御信号に基づき発熱素子を駆動する。
特許文献1の図2のサーマルヘッドドライバー100は、遅延回路DLを含んで、サージ電圧を低減させることができる。特許文献2の図3のサーマルヘッドドライバー30も、遅延回路DLを含んで、サージ電圧を低減させることができる。特許文献3の図6の画像データ(印刷データ)は、熱履歴データ(広義には、画素データ)を含んで、発熱素子に最適な印加エネルギーを供給する。
特開2008−155491号公報 特開2009−101585号公報 特開2009−208346号公報
本発明の幾つかの態様によれば、製造誤差を低減可能な集積回路装置、サーマルヘッド、電子機器及び出力方法を提供できる。
本発明の一態様は、ラッチ信号に基づき第1の画素データをラッチする第1のラッチと、
前記ラッチ信号及びストローブ信号に基づき合成信号を生成する合成回路と、
前記第1のラッチにラッチされた前記第1の画素データを前記合成信号に基づきラッチする第1の後段ラッチと、
前記合成信号及び前記第1の後段ラッチにラッチされた前記第1の画素データに基づき第1の出力制御信号を生成する第1の出力制御回路と、
前記ラッチ信号に基づき第2の画素データをラッチする第2のラッチと、
前記合成信号を遅延させた遅延合成信号を生成する遅延回路と、
前記第2のラッチにラッチされた前記第2の画素データを前記遅延合成信号に基づきラッチする第2の後段ラッチと、
前記遅延合成信号及び前記第2の後段ラッチにラッチされた前記第2の画素データに基づき第2の出力制御信号を出力する第2の出力制御回路と、
を含むことを特徴とする集積回路装置に関係する。
本発明の一態様によれば、合成回路の存在により、ラッチ信号及びストローブ信号は、合成信号に反映される。また、遅延回路は、合成信号を遅延させた遅延合成信号を生成する。従って、遅延合成信号に内在するラッチ信号の遅延時間は、遅延合成信号に内在するストローブ信号の遅延時間と等しくなる。言い換えれば、単一の遅延回路により、遅延合成信号に内在するラッチ信号及び遅延合成信号に内在するストローブ信号の双方を遅延させることができる。その結果として、例えば2つの遅延回路を用いてラッチ信号及びストローブ信号を独立に遅延させる集積回路装置と比べて、製造誤差(例えば遅延回路の製造誤差)を低減する集積回路装置を提供することができる。
また、本発明の一態様では、前記合成信号がアクティブである期間は、前記ラッチ信号がアクティブである期間を除いた、前記ストローブ信号がアクティブである期間であってもよい。
このようにして、合成信号の1例を生成することができる。
また、本発明の一態様では、前記合成回路は、前記ラッチ信号と前記ストローブ信号が反転された反転ストローブ信号との論理和演算を実行してもよい。
このようにして、合成回路の1例を構成することができる。
また、本発明の一態様では、前記合成回路は、前記ストローブ信号と前記ラッチ信号が反転された反転ラッチ信号との論理積演算を実行してもよい。
このようにして、合成回路の他の1例を構成することができる。
また、本発明の一態様では、集積回路装置は、
前記合成信号を反転させた反転合成信号を生成する第1の反転回路と、
前記遅延合成信号を反転させた反転遅延合成信号を生成する第2の反転回路と、
をさらに含んでもよく、
前記第1の後段ラッチは、前記第1のラッチにラッチされた前記第1の画素データを前記反転合成信号に基づきラッチしてもよく、
前記第2の後段ラッチは、前記第2のラッチにラッチされた前記第2の画素データを前記反転遅延合成信号に基づきラッチしてもよい。
このようにして、第1の後段ラッチ及び第2の後段ラッチの1例を構成することができる。
また、本発明の一態様では、前記遅延回路は、少なくとも1つのインバーターで構成されてもよい。
このようにして、遅延回路の1例を構成することができる。
また、本発明の一態様では、集積回路装置は、
前記第1の画素データを前記第1のラッチに出力する第1のフリップフロップと、
前記第2の画素データを前記第2のラッチに出力する第2のフリップフロップと、
をさらに含んでもよく、
前記1のフリップフロップ及び前記第2のフリップフロップは、シフトレジスターを構成してもよい。
このように、シフトレジスターから第1の画素データ及び第2の画素データを提供してもよい。
また、本発明の一態様では、集積回路装置は、前記第1の出力制御信号で第1の発熱素子を駆動し、前記第2の出力制御信号で第2の発熱素子を駆動するサーマルヘッドドライバーであってもよい。
このように、製造誤差を低減する集積回路装置をサーマルヘッドドライバーに適用することができる。
また、本発明の他の態様は、上記の何れか記載の集積回路装置と、
前記第1の出力制御信号で第1の出力ドライバーを介して駆動される第1の発熱素子と、
前記第2の出力制御信号で第2の出力ドライバーを介して駆動される第2の発熱素子と、
を含むことを特徴とするサーマルヘッドに関係する。
このように、製造誤差を低減する集積回路装置をサーマルヘッドに適用することができる。
また、本発明の他の態様は、上記の何れか記載の集積回路装置を含むことを特徴とする電子機器に関係する。
このように、製造誤差を低減する集積回路装置を電子機器に適用することができる。
また、本発明の他の態様は、ラッチ信号に基づき第1の画素データをラッチして、第1のラッチ出力信号を生成し、
前記ラッチ信号及びストローブ信号に基づき合成信号を生成し、
前記合成信号に基づき第1のラッチ出力信号をラッチして、第1の後段ラッチ出力信号を生成し、
前記合成信号及び前記第1の後段ラッチ出力信号に基づき第1の出力制御信号を生成し、
前記第1の出力制御信号を第1の駆動素子に出力することを特徴とする出力方法に関係する。
本発明の他の態様によれば、第1の出力制御信号(広義には、ラッチ信号及びストローブ信号が反映される合成信号)で第1の駆動素子を駆動できる。また、このような合成信号を用いることで、他の駆動素子との関係において、本来の駆動期間を提供することが可能となる。
また、本発明の他の態様では、出力方法は、
前記ラッチ信号に基づき第2の画素データをラッチして、第2のラッチ出力信号を生成し、
前記合成信号を遅延させた遅延合成信号を生成し、
前記遅延合成信号に基づき前記第2のラッチ出力信号をラッチして、第2の後段ラッチ出力信号を生成し、
前記遅延合成信号及び前記第2の後段ラッチ出力信号に基づき第2の出力制御信号を生成し、
前記第2の出力制御信号を第2の駆動素子に出力してもよい。
このように、第2の出力制御信号(広義には、ラッチ信号及びストローブ信号が反映される遅延合成信号)で第2の駆動素子を駆動できる。
本実施形態の集積回路装置の構成例。 集積回路装置の第1の比較例。 熱履歴制御下における第1の比較例の動作例のタイミング図。 集積回路装置の第2の比較例。 熱履歴制御下における第2の比較例の動作例のタイミング図。 図1の合成回路によって生成される合成信号の具体例。 図1の集積回路装置を含むサーマルヘッドの構成例。 サーマルヘッドドライバーである集積回路装置の構成例。 図8のサーマルヘッドドライバーの動作例のタイミング図。 印刷システムの外観図。 図10に示されるホストコンピューターの構成例。
以下、本実施形態について説明する。なお、以下に説明する本実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また、本実施形態で説明される構成の全てが、本発明の必須構成要件であるとは限らない。
1. 集積回路装置
1.1 集積回路装置の構成
図1は、本実施形態の集積回路装置の構成例を示す。図1に示されるように、集積回路装置は、第1のラッチLTと、合成回路LGと、第1の後段ラッチLT1Dと、第1の出力制御回路OCと、第2のラッチLTと、遅延回路DLと、第2の後段ラッチLT2Dと、第2の出力制御回路OCとを含む。言い換えれば、集積回路装置は、合成回路LGと、第1のドライバーブロックDBと、第2のドライバーブロックDBと、を含む。
ラッチ信号LAT及びストローブ信号STBに基づき合成信号STB’1を生成する合成回路LGは、特許文献1、特許文献2及び特許文献3の何れによっても開示されておらず、新規な構成である。また、合成信号STB’1に基づき第1のラッチLTにラッチされる第1の画素データをラッチする第1の後段ラッチLT1Dは、例えば特許文献2の図7によって開示されておらず、新規な構成である。さらに、第2の後段ラッチLT2Dは、第1の後段ラッチLT1Dと同様に、新規な構成である。
図1の例において、第1のラッチLTは、ラッチ信号LATに基づき第1の画素データをラッチする。言い換えれば、第1のラッチLTは、第1の画素データをラッチして、第1のラッチ出力信号を生成する。また、第1の出力制御回路OCは、合成信号STB’1及び第1の後段ラッチLT1Dにラッチされる第1の画素データに基づき第1の出力制御信号cntを生成する。
図1の例において、第2のラッチLTは、ラッチ信号LATに基づき第2の画素データをラッチする。また、遅延回路DLは、合成信号STB’1を遅延させた遅延合成信号STB’2を生成する。さらに、遅延合成信号STB’2及び第2の後段ラッチLT2Dにラッチされる第2の画素データに基づき第2の出力制御信号cntを出力する。なお、遅延回路DLは、例えば、少なくとも1つのインバーターで構成することができる。
1.2 集積回路装置の第1の比較例
図2は、集積回路装置の第1の比較例を示す。第1の比較例は、特許文献1の図3の構成例と本質的に一致する。図2の例において、第1の比較例は、図1の構成例と類似するが、第1の比較例は、図1の合成回路LG、第1の後段ラッチLT1D及び第2の後段ラッチLT2Dを含まない。
特許文献1の図5に示されるように、1つの画素データP1で出力ドライバーODのドライバー出力DO1のHigh又はLowを決定する場合、ストローブ信号STBがアクティブ(発熱素子駆動可能)である期間は、1つの画素データP1に対応する。しかしながら、例えば熱履歴制御のような2つの画素データで出力ドライバーODのドライバー出力DO1のHigh又はLowを決定することもできる。言い換えれば、特許文献3の図6に示されるように、ストローブ信号STBがアクティブである期間は、2つの画素データ(白黒データ及び熱履歴データ)に対応することもできる。但し、特許文献1の図5ではストローブ信号STBがアクティブである時にストローブ信号STBはHighを示す一方、特許文献3の図6ではストローブ信号STBがアクティブである時にストローブ信号STBはLowを示す。
図3は、熱履歴制御下における第1の比較例の動作例のタイミング図を示す。言い換えれば、図3の例では、例えば熱履歴制御のような2つの画素データ(第1の主画素データPmain1及び第1の副画素データPsub1)で出力ドライバーODのドライバー出力DO1のHigh又はLowを決定する。
図3に示すように、サージ電圧を低減するために、第2のドライバーブロックDBにおいて、第1のストローブ信号STB1を遅延させた第2のストローブ信号を利用することができる。第1のドライバーブロックDBの第1の主画素データPmain1及び第1の副画素データPsub1がそれぞれ、例えばHigh(「1」)及びLow(「0」)を示す場合、第1のドライバーブロックDBの第1の出力制御信号cntは、図3に示す波形を示す。また、第2のドライバーブロックDBの第2の主画素データPmain2及び第2の副画素データPsub2がそれぞれ、例えばHigh(「1」)及びLow(「0」)を示す場合、第2のドライバーブロックDBの第2の出力制御信号cntは、図3に示す波形を示す。
図3に示すように、第2の出力制御信号cntの立ち上がりは、第2のストローブ信号の遅延時間と同様に、第1の出力制御信号cntの立ち上がりと比較して遅延する。他方、第2の出力制御信号cntの立ち下がりは、第2のストローブ信号の遅延時間と異なり、第1の出力制御信号cntの立ち下がりと比較して遅延しない。言い換えれば、第1の出力制御信号cntの立ち下がり及び第2の出力制御信号cntの立ち下がりは、ラッチ信号LATに基づき第1のラッチLT及び第2のラッチLTにラッチされた第1の副画素データPsub1(「0」)及び第2の副画素データPsub2(「0」)に依存する。従って、ドライバー出力DO2に接続される第2の発熱素子が駆動又は加熱される期間は、ドライバー出力DO1に接続される第1の発熱素子が駆動又は加熱される期間より短くなる。本発明者は、図3の動作例において駆動期間又は加熱期間が一定でないことを認識した。
1.3 集積回路装置の第2の比較例
図4は、集積回路装置の第2の比較例を示す。第2の比較例は、第1の比較例と比較して、もう1つの遅延回路DLを含む。具体的には、第2のドライバーブロックDBにおいて、ラッチ信号LATを遅延させた遅延ラッチ信号を利用することができる。第2の比較例では、ストローブ信号STBと同様に、ラッチ信号LATを遅延させることができる。なお、ラッチ信号LATを遅延させるもう1つの遅延回路DLは、新規な構成であり、従って、第2の比較例は、全体として新規な構成である。
図5は、熱履歴制御下における第2の比較例の動作例のタイミング図を示す。図5に示すように、第2の出力制御信号cntの立ち上がりは、第2のストローブ信号の遅延時間と同様に、第1の出力制御信号cntの立ち上がりと比較して遅延する。他方、第2の出力制御信号cntの立ち下がりは、遅延ラッチ信号の遅延時間と同様に、第1の出力制御信号cntの立ち下がりと比較して遅延する。遅延ラッチ信号の遅延時間が第2のストローブ信号の遅延時間と等しい場合、ドライバー出力DO2に接続される第2の発熱素子が駆動又は加熱される期間は、ドライバー出力DO1に接続される第1の発熱素子が駆動又は加熱される期間と等しくなる。しかしながら、本発明者は、遅延ラッチ信号の遅延時間が、製造誤差の影響により、厳密には、第2のストローブ信号の遅延時間と等しくならないこともあることを認識した。
1.4 集積回路装置の動作例
図6は、図1の合成回路LGによって生成される合成信号STB’1の具体例を示す。図6の例では、合成信号STB’1がアクティブ(発熱素子駆動可能)である期間は、ラッチ信号LATがアクティブ(画素データ通過可能)である期間を除いた、ストローブ信号STBがアクティブである期間である。また、図6の例では、合成信号STB’1が非アクティブである期間は、ストローブ信号STBが非アクティブである期間である。
図6に示すように、ラッチ信号LATは、合成信号STB’1に反映される。具体的には、図6の例では、ラッチ信号LATがアクティブである期間は、ストローブ信号STBがアクティブである期間内で合成信号STB’1が非アクティブである期間に反映される。また、図1に示されるように、遅延回路DLは、合成信号STB’1を遅延させた遅延合成信号STB’2を生成する。従って、単一の遅延回路DLの存在により、遅延合成信号STB’2に内在するラッチ信号の遅延時間は、合成信号STB’2に内在するストローブ信号STBの遅延時間と等しくなる。言い換えれば、製造誤差を低減する集積回路装置を提供することができる。
2. サーマルヘッドドライバー
図7は、図1の集積回路装置を含むサーマルヘッドの構成例を示す。図7に示されるサーマルヘッドは、セラミック板72の上に、複数のサーマル抵抗素子70(広義には発熱素子、発熱抵抗体)が形成されている。図7において、セラミック板72の長辺の1つの縁部に、画素の間隔に合わせて複数のサーマル抵抗素子70が配列されている。複数のサーマル抵抗素子70の一端には、電源電圧VHが供給されている。この電源電圧は、サーマルヘッド(セラミック板72)の外部から供給される、例えば24Vや18Vといった高電圧である。また、サーマルヘッドは、第1〜第M(Mは2以上の整数)のサーマルヘッドドライバー10−1、10−2、…、10−Mを含む。複数のサーマル抵抗素子18の他端には、第1〜第Mのサーマルヘッドドライバー10−1、10−2、…、10−Mの出力が電気的に接続される。例えば第1のサーマルヘッドドライバー10−1は、図1の集積回路装置10を含むことができる。
例えば第1サーマルヘッドドライバー10−1は、第1〜第Nの出力トランジスターをさらに含むことができる。また、例えば第1のサーマルヘッドドライバー10−1は、第1〜第Nの発熱素子70−1、・・・、70−1に接続される第1〜第Nの出力トランジスターの出力を例えば接地電源電圧に設定することで、第1〜第Nの発熱素子70−1、・・・、70−1に電流を流す(駆動する)ことができる。
なお、サーマルヘッドドライバー以外のプリンタードライバー(例えば、LEDプリントヘッドドライバー、有機ELプリントヘッドドライバー)も、図1の集積回路装置を含んでもよい。このようなドライバーは、発熱素子の代わりに、例えば有機LED(広義には発光素子)等の駆動素子を駆動してもよい。また、ドライバーの目的に応じて、出力トランジスターは、N型のトランジスター又はP型のトランジスターで構成することができる。また、出力トランジスターは、CMOSトランジスターで構成することもできる。
図8は、サーマルヘッドドライバーである集積回路装置10−1の構成例を示す。図8の例では、集積回路装置10−1は、出力トランジスターODとしてN型のトランジスターを含む。なお、出力トランジスターODをP型のトランジスター又はCMOSトランジスターで構成する場合、当業者は、以下に説明されるドライバーの一部の構成が必要に応じて変形されることを容易に理解できるであろう。
図8で示すように、サーマルヘッドドライバー10−1は、複数のドライバーブロックDB〜DB(Nは2以上の整数)を含むことができる。具体的には、サーマルヘッドドライバー10−1は、複数の出力トランジスターOD〜ODと、複数の出力制御回路OC〜OCと、複数のラッチLT〜LTと、複数のフリップフロップDFF〜DFFとを含むことができる。また、サーマルヘッドドライバー10−1は、複数の後段ラッチLT1D〜LTNDと、少なくとも1つの遅延回路DL〜DLとを含むことができる。サーマルヘッドドライバー10−1は、各後段ラッチの入力側に、インバーター(広義には、反転回路)を含むことができる。第1のドライバーブロックDBは、遅延回路(DL)を含まない点で、他のドライバーブロックDBと相違する。さらに、サーマルヘッドドライバー10−1は、合成回路LGを含むことができる。
以下の説明において、複数のドライバーブロックDB〜DBの中のj(1≦j≦N、jは整数)番目のドライバーブロックを「DB」として表すことがある。また、複数の出力トランジスターOD〜ODの中のj番目の出力トランジスターを「OD」として表すことがある。同様に、j番目の出力制御回路、j番目の遅延回路、j番目の後段ラッチ、j番目のラッチ及びj番目のフリップフロップを、それぞれ、「OC」、「DL」、「LTjD」、「LT」及び「DFF」として表すことがある。但し、第1の遅延回路DLは、存在しないが、第1の遅延回路DLは、例えば特許文献1の図2に示されるようなマスタスライス方式のサーマルヘッドドライバー内では配線を切断することによって無効化されてもよい。
サーマルヘッドドライバー10−1には、クロック信号CLK、シリアルデータSI、ラッチ信号LAT及びストローブ信号STBが、入力される。1ビットデータ(広義には、画素データ)は、シリアルデータSIとして、クロック信号CLKに同期してシリアルに入力される。ラッチ信号LATは、第1〜第NのラッチLT〜LTの各々に1ビットデータを取り込むための信号である。ストローブ信号STBは、合成回路LGを介して、第1〜第NのドライバーブロックDB〜DBに供給される。
ドライバーブロックDB〜DBの第1〜第NのフリップフロップDFF〜DFFは、シリアルデータSIとして入力される画素データがシフト方向SDRにシフトされるシフトレジスターを構成する。第1〜第NのフリップフロップDFF〜DFFの各々は、クロック信号CLKの変化タイミングに同期して、シリアルデータSDに含まれる1ビットデータを取り込む。「1」を示す1ビットデータが取り込まれるとき、シリアルデータSIは例えばHighを示す一方、「0」を示す1ビットデータが取り込まれるとき、シリアルデータSIは例えばLowを示す。j番目のフリップフロップDFFは、取り込んだ1ビットデータをj番目のラッチLTに出力する。言い換えれば、j番目のフリップフロップDFFの出力(フリップフロップ出力信号)は、j番目のラッチLTに入力される。
図8の例ではクロック信号CLKは、正論理の信号であり、非反転型の入力バッファーを介して第1〜第NのフリップフロップDFF〜DFFの各々に入力される。しかしながら、第1〜第NのフリップフロップDFF〜DFFの各々は、図示されない反転回路(例えばインバーター)を含んでもよく、クロック信号CLKは、反転型の入力バッファー及び反転回路を介して、第1〜第NのフリップフロップDFF〜DFFの各々に入力されてもよい。
図8の例ではシリアルデータSIは、非反転型の入力バッファーを介して第1のフリップフロップDFFに入力される。例えば、シリアルデータSIは、第1のドライバー出力DO1に対応する第1の主画素データPmain1及び第1の副画素データPsub1、第2のドライバー出力DO2に対応する第2の主画素データPmain2及び第2の副画素データPsub2、・・・、第Nのドライバー出力DONに対応する第Nの主画素データPmainN及び第Nの副画素データPsubNを含む。
例えば、シリアルデータSIとして、第Nの主画素データPmainN、・・・、第2の主画素データPmain2、第1の主画素データPmain1、第Nの副画素データPsubN、・・・、第2の副画素データPsub2、第1の副画素データPsub1の順で、第1のフリップフロップDFFに入力される。クロック信号CLKが所与のタイミングで例えばHighを示すとき、第1のフリップフロップDFFは、第1の主画素データPmain1を取り込み、第2のフリップフロップDFFは、第2の主画素データPmain2を取り込み、第NのフリップフロップDFFは、第Nの主画素データPmainNを取り込む。その後、クロック信号CLKが他の所与のタイミングで例えばHighを示すとき、第1のフリップフロップDFFは、第1の副画素データPsub1を取り込み、第2のフリップフロップDFFは、第2の副画素データPsub2を取り込み、第NのフリップフロップDFFは、第Nの副画素データPsubNを取り込む。なお、クロック信号CLKがLowからHighに変化するタイミンミングを除き、j番目のフリップフロップDFFは、取り込んだ1ビットデータを保持する。
第1〜第NのラッチLT〜LTの各々は、ラッチ信号LATに基づき画素データをラッチする。図8の例ではラッチ信号LATは、正論理の信号であり、非反転型の入力バッファーを介して第1〜第NのラッチLT〜LTの各々に入力される。ラッチ信号LATが例えばHighを示すとき、j番目のラッチLTは、j番目のフリップフロップDFFに保持される1ビットデータ(フリップフロップ出力信号)を通過させる。j番目のラッチLTは、通過(広義には、ラッチ)させる1ビットデータをj番目の後段ラッチLTjDに出力する。他方、ラッチ信号LATが例えばLowを示すとき、j番目のラッチLTは、j番目のフリップフロップDFFに保持される1ビットデータを保持する。j番目のラッチLTは、保持(広義には、ラッチ)した1ビットデータをj番目の後段ラッチLTjDに出力する。
このように、j番目のラッチLTの出力(ラッチ出力信号)は、j番目の後段ラッチLTjDに入力される。例えば、ラッチ信号LATが例えばHighを示すときにj番目のフリップフロップDFFがj番目の主画素データPmainjを保持する場合、j番目のラッチLTの出力(ラッチ出力信号)は、j番目の主画素データPmainjを示す。その後、ラッチ信号LATが例えばHighを示すときにj番目のフリップフロップDFFがj番目の副画素データPsubjを保持する場合、j番目のラッチLTの出力(ラッチ出力信号)は、j番目の副画素データPsubjを示す。
図8の例ではストローブ信号STBは、正論理の信号であり、反転型の入力バッファーを介して合成回路LGに入力される。反転型の入力バッファーは、ストローブ信号STBが反転された反転ストローブ信号XSTB(負論理の信号)を生成する。また、合成回路LGには、ラッチ信号LATも入力される。合成回路LGは、例えばNOR回路であり、反転ストローブ信号XSTBとラッチ信号LATとのNOR演算(否定論理和演算、広義には、論理和演算)を実行し、合成信号STB’1を得る。なお、反転型の入力バッファー及びNOR回路の組み合わせを合成回路LGと呼んでもよい。また、合成回路LGは、例えばOR回路(論理積演算)でもよく、サーマルヘッドドライバー10−1は、必要な箇所に反転回路を含んでもよい。
図8の例では、ストローブ信号STBがサーマルヘッドドライバー10−1に入力されるが、反転ストローブ信号XSTBがサーマルヘッドドライバー10−1に入力されてもよい。また、ラッチ信号LATの代わりに、ラッチ信号LATが反転された反転ラッチ信号反転(XLAT)がサーマルヘッドドライバー10−1に入力されてもよい。図2の例では、合成回路LGは、NOR回路であるが、例えばAND回路でもよい。合成回路LGがAND回路である場合、AND回路は、例えば、ストローブ信号STBと反転ラッチ信号(XLAT)とのAND演算(論理積演算)を実行し、合成信号STB’1を得ることができる。また、合成回路LGは、例えばNAND回路(否定論理積演算、広義には、論理積演算)でもよく、サーマルヘッドドライバー10−1は、必要な箇所に反転回路を含んでもよい。
図8の例では、合成信号STB’1は、第1〜第NのドライバーブロックDB〜DBに供給される。具体的には、j(2以上の整数)番目のドライバーブロックDBは、隣接する(j−1)番目ドライバーブロックDBj−1から合成信号STB’1を入力する。但し、第2〜第NのドライバーブロックDB〜DBの各々は、遅延回路DLを含む。例えば第2のドライバーブロックDBは、合成信号STB’1を入力し、第2の遅延回路DL2は、合成信号STB’1を遅延させた遅延合成信号STB’2を生成する。例えば第NのドライバーブロックDBは、第2〜第(N−1)の遅延回路DL〜DLN−1を介して合成信号STB’1を入力し、第Nの遅延回路DLNは、合成信号STB’1をさらに遅延させた遅延合成信号STB’N(或いは合成信号STB’(N−1)を遅延させた遅延合成信号STB’N)を生成する。第2〜第(N−1)の遅延回路DL〜DLN−1の各々は、例えば特許文献1の図6に示されるような非反転型の遅延回路(例えば偶数個のインバーター)で構成することができる。なお、第2〜第(N−1)の遅延回路DL〜DLN−1の一部は、例えば特許文献1の図7で示されるように省略してもよい。また、第2〜第(N−1)の遅延回路DL〜DLN−1の各々は、例えば特許文献2の図3に示されるような反転型の遅延回路(例えば1個のインバーター)で構成してもよい。
第1〜第Nの後段ラッチLT1D〜LTNDの各々は、合成信号STB’1又は合成信号STB’1を遅延させた遅延合成信号(STN’2、・・・、STB’N)に基づき画素データをラッチする。図8の例では合成信号STB’1又は合成信号STB’1を遅延させた遅延合成信号は、インバーター(広義には、反転回路)を介して第1〜第Nの後段ラッチLT1D〜LTNDの各々に入力される。例えば、第1のドライバーブロックDBj−1内のインバーター(第1の反転回路)は、合成信号STB’1を反転させた反転合成信号を生成する。反転合成信号が例えばHighを示すとき、第1の後段ラッチLT1Dは、第1のラッチLTにラッチされる1ビットデータ(ラッチ出力信号)を通過させる。また、第2のドライバーブロックDBj−2内のインバーター(第2の反転回路)は、遅延合成信号STB’2を反転させた反転遅延合成信号を生成する。反転遅延合成信号が例えばHighを示すとき、第2の後段ラッチLT2Dは、第2のラッチLTにラッチされる1ビットデータ(ラッチ出力信号)を通過させる。また、j番目の後段ラッチLTの出力(後段ラッチ出力信号)は、j番目の出力制御回路OCに入力される。
j番目の出力制御回路OCは、合成信号STB’1(狭義には、合成信号STB’1を遅延させた遅延合成信号)と、j番目のドライバーブロックDBに対応した画素データ(j番目の後段ラッチLTjDにラッチされた1ビットデータ)とに基づいて、j番目の出力制御信号cntを生成する。具体的には、図8の例では、例えば第1の出力制御回路OCは、合成信号STB’1と第1の後段ラッチLT1Dにラッチされる第1の画素データ(例えば、第1の主画素データPmain1)(後段ラッチ出力信号)とをAND演算(広義には、論理積演算)を実行し、第1の出力制御信号cntを得る。また、第2の出力制御回路OCは、遅延合成信号STB’2と第2の後段ラッチLT2Dにラッチされる第2の画素データ(例えば、第2の主画素データPmain2)(後段ラッチ出力信号)とをAND演算(広義には、論理積演算)を実行し、第2の出力制御信号cntを得る。
図8の例では、第1〜第Nの出力制御回路OC〜OCの各々は、AND回路である。AND回路は、NAND回路とインバーター(NOT回路)との組み合わせでもよい。或いは、j番目の出力制御回路OCは、AND回路の代わりに、特許文献2の図8、図9のようなNOR回路でもよく、合成信号STB’1(又は合成信号STB’1を遅延させた遅延合成信号)は、負論理出力であってもよく、j番目の後段ラッチLTjDの出力(後段ラッチ出力信号)も、負論理出力であってもよい。
図8の例では、第1〜第Nの出力トランジスターOD〜ODの各々は、N型のトランジスターにより構成される。j番目の出力トランジスターODのドレインが、j番目のドライバー出力DOとなる。第1〜第Nの出力トランジスターOD〜ODのソースには、接地電源電圧GNDが供給される。j番目の出力トランジスターODのゲートには、j番目の出力制御回路OCからのj番目の出力制御信号cntが供給される。図8の例では、j番目のドライバーブロックDBにおいて、j番目の出力制御信号cntにより、j番目の出力トランジスターODのソース・ドレイン間が電気的に導通することで、j番目のドライバー出力DOが接地電源電圧GNDに設定される。
図9は、図8のサーマルヘッドドライバー10−1の動作例のタイミング図を示す。図9の例では、例えば熱履歴制御のような2つの画素データ(j番目の主画素データPmainj及びj番目の副画素データPsubj)でj番目の出力ドライバーODのドライバー出力DOjのHigh又はLowを決定する。
第1のドライバーブロックDBの第1の主画素データPmain1及び第1の副画素データPsub1がそれぞれ、例えばHigh(「1」)及びLow(「0」)を示す場合、第1のドライバーブロックDBの第1の出力制御信号cntは、図9に示す波形を示す。また、第2のドライバーブロックDBの第2の主画素データPmain2及び第2の副画素データPsub2がそれぞれ、例えばHigh(「1」)及びLow(「0」)を示す場合、第2のドライバーブロックDBの第2の出力制御信号cntは、図9に示す波形を示す。
図9に示すように、第2の出力制御信号cntの立ち上がりは、遅延合成信号STB2’の遅延時間と同様に、第1の出力制御信号cntの立ち上がりと比較して遅延する。他方、第2の出力制御信号cntの立ち下がりは、遅延合成信号STB2’内在するラッチ信号の遅延時間と同様に、第1の出力制御信号cntの立ち下がりと比較して遅延する。このように、第2の出力制御信号cntがHighを示す期間は、第1の出力制御信号cntがHighを示す期間と等しくなる。従って、第2の出力制御信号cntで第2の発熱素子70−1が駆動又は加熱される期間は、第1の出力制御信号cntで第1の発熱素子70−1が駆動又は加熱される期間と等しくなる。
図8の例において、サージ電圧をより効果的に低減するためには、第2〜第(N−1)の遅延回路DL〜DLN−1の各々における遅延時間を大きくすることができる。即ち、非反転型の遅延回路を構成するインバーターの数を大きくすることができる。他方、図4(第2の比較例)の構成のように、1つのドライバーブロックに2つの非反転型の遅延回路を採用する場合、ドライバーブロックの数が大きくなる程、チップサイズが大きくなってしまう。言い換えれば、図8の構成は、チップサイズの増大を防ぐことができる。
また、図4(第2の比較例)の構成のように、LAT信号を遅延させる場合、第NのラッチLTが画素データ(例えば、第Nの主画素データPmainN)を取り込むまで、シフトレジスターは、次の画素データ(例えば、第Nの副画素データPsubN)の転送を待つ必要がある。他方、図8の構成では、第NのラッチLTに入力されるラッチ信号LATは、遅延していないので、このような問題が生じない。
3. 電子機器
図10は、印刷システムの外観図を示す。
図10に示される印刷システムは、ホストコンピューター(広義には制御部)と、レシート201等を発行するプリンター204とを含む。ホストコンピューターは、本体205と、表示装置(広義には、電気光学装置)206と、キーボード207と、ポインティングデバイスとしてのマウス208とを含む。プリンター204(広義には、電子機器)は、例えば図8に示されるサーマルドライバー10−1を含む。
図11は、図10に示されるホストコンピューターの構成例を示す。ホストコンピューターでは、CPU211に、バスライン212を介して、プログラムデータ等が格納されたROM213、データ処理の作業エリアや印刷データがバッファリングされるRAM214、プリンター204に印刷データや印刷コマンド等を送信する通信インタフェース215、表示装置206を駆動制御して表示データに対応する文字等を表示させるディスプレイコントローラー216、キーボード207から入力キーに対応するキー信号を取り込むキーボードコントローラー217、マウス208とのデータ等のやり取りを制御するマウスコントローラー218が接続されている。また、プリンター204は、通信インタフェース215からの印刷データ(広義には、シリアルデータ)等を受信する通信インタフェース219を含む。
CPU211は、ROM213又はRAM214に格納されたプログラムに従って印刷処理を実行し、印刷データをRAM214に展開したり、RAM214の印刷データを、通信インタフェース215を介してプリンター204に転送したりすることができる。
なお、上記のように本実施形態について詳細に説明したが、本発明の新規事項及び効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは当業者には容易に理解できるであろう。従って、このような変形例はすべて本発明の範囲に含まれるものとする。例えば、明細書又は図面において、少なくとも一度、より広義又は同義な異なる用語と共に記載された用語は、明細書又は図面のいかなる箇所においても、その異なる用語に置き換えることができる。
10−1,10−2,10−M サーマルドライバー、
70−1,70−1,70−1,70−1 サーマル抵抗素子、
72 セラミック板、 201 レシート、 204 プリンター、 205 本体、
206 表示装置、 207 キーボード、 208 マウス、 211 CPU、
212 バスライン、 213 ROM、 214 RAM、
215,219 通信インタフェース、 216 ディスプレイコントローラー、
217 キーボードコントローラー、 218 マウスコントローラー、
CLK クロック信号、cnt,cnt,cnt 出力制御信号、
DB,DB,DB ドライバーブロック、 DL,DL 遅延回路、
DO1,DO2,DON ドライバー出力、 GND 接地電源電位、
LAT ラッチ信号、 LG 合成回路、 LT,LT,LT ラッチ、
LT1D,LT2D,LTND 後段ラッチ、
OC,OC,OC 出力制御回路、
Pmain1,Pmain2 主画素データ、
Psub1,Psub2 副画素データ、 SI シリアルデータ、
STB ストローブ信号、 STB’1 合成信号、
STB’2,STB’N 遅延合成信号、 VH 電源電圧、
XSTB 反転ストローブ信号

Claims (12)

  1. ラッチ信号に基づき第1の画素データをラッチする第1のラッチと、
    前記ラッチ信号及びストローブ信号に基づき合成信号を生成する合成回路と、
    前記第1のラッチにラッチされた前記第1の画素データを前記合成信号に基づきラッチする第1の後段ラッチと、
    前記合成信号及び前記第1の後段ラッチにラッチされた前記第1の画素データに基づき第1の出力制御信号を生成する第1の出力制御回路と、
    前記ラッチ信号に基づき第2の画素データをラッチする第2のラッチと、
    前記合成信号を遅延させた遅延合成信号を生成する遅延回路と、
    前記第2のラッチにラッチされた前記第2の画素データを前記遅延合成信号に基づきラッチする第2の後段ラッチと、
    前記遅延合成信号及び前記第2の後段ラッチにラッチされた前記第2の画素データに基づき第2の出力制御信号を出力する第2の出力制御回路と、
    を含むことを特徴とする集積回路装置。
  2. 請求項1において、
    前記合成信号がアクティブである期間は、前記ラッチ信号がアクティブである期間を除いた、前記ストローブ信号がアクティブである期間であることを特徴とする集積回路装置。
  3. 請求項1又は2において、
    前記合成回路は、前記ラッチ信号と前記ストローブ信号が反転された反転ストローブ信号との論理和演算を実行することを特徴とする集積回路装置。
  4. 請求項1又は2において、
    前記合成回路は、前記ストローブ信号と前記ラッチ信号が反転された反転ラッチ信号との論理積演算を実行することを特徴とする集積回路装置。
  5. 請求項1乃至4の何れかにおいて、
    前記合成信号を反転させた反転合成信号を生成する第1の反転回路と、
    前記遅延合成信号を反転させた反転遅延合成信号を生成する第2の反転回路と、
    をさらに含み、
    前記第1の後段ラッチは、前記第1のラッチにラッチされた前記第1の画素データを前記反転合成信号に基づきラッチし、
    前記第2の後段ラッチは、前記第2のラッチにラッチされた前記第2の画素データを前記反転遅延合成信号に基づきラッチすることを特徴とする集積回路装置。
  6. 請求項1乃至5の何れかにおいて、
    前記遅延回路は、少なくとも1つのインバーターで構成されることを特徴とする集積回路装置。
  7. 請求項1乃至6の何れかにおいて、
    前記第1の画素データを前記第1のラッチに出力する第1のフリップフロップと、
    前記第2の画素データを前記第2のラッチに出力する第2のフリップフロップと、
    をさらに含み、
    前記1のフリップフロップ及び前記第2のフリップフロップは、シフトレジスターを構成することを特徴とする集積回路装置。
  8. 請求項1乃至7の何れかにおいて、
    前記第1の出力制御信号で第1の発熱素子を駆動し、前記第2の出力制御信号で第2の発熱素子を駆動するサーマルヘッドドライバーであることを特徴とする集積回路装置。
  9. 請求項1乃至7の何れか記載の集積回路装置と、
    前記第1の出力制御信号で第1の出力ドライバーを介して駆動される第1の発熱素子と、
    前記第2の出力制御信号で第2の出力ドライバーを介して駆動される第2の発熱素子と、
    を含むことを特徴とするサーマルヘッド。
  10. 請求項1乃至7の何れか記載の集積回路装置を含むことを特徴とする電子機器。
  11. ラッチ信号に基づき第1の画素データをラッチして、第1のラッチ出力信号を生成し、
    前記ラッチ信号及びストローブ信号に基づき合成信号を生成し、
    前記合成信号に基づき第1のラッチ出力信号をラッチして、第1の後段ラッチ出力信号を生成し、
    前記合成信号及び前記第1の後段ラッチ出力信号に基づき第1の出力制御信号を生成し、
    前記第1の出力制御信号を第1の駆動素子に出力することを特徴とする出力方法。
  12. 請求項11において、
    前記ラッチ信号に基づき第2の画素データをラッチして、第2のラッチ出力信号を生成し、
    前記合成信号を遅延させた遅延合成信号を生成し、
    前記遅延合成信号に基づき前記第2のラッチ出力信号をラッチして、第2の後段ラッチ出力信号を生成し、
    前記遅延合成信号及び前記第2の後段ラッチ出力信号に基づき第2の出力制御信号を生成し、
    前記第2の出力制御信号を第2の駆動素子に出力することを特徴とする出力方法。
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