JP5416988B2 - 降着装置及び降着装置用騒音低減デバイス - Google Patents
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Description
図1は、本発明の第1の実施形態に係る降着装置1Aの展開状態における左側面図(a)、正面図(b)、及び右側面図(c)を示す。ここで、展開状態は、離着陸のために降着装置1Aが機体から突き出した状態である。降着装置1Aは、例えば、航空機の主脚として提供される。降着装置1Aは、脚10Aと、車輪25と、サイドブレース40と、外舷扉31と、中舷扉32と、内舷扉33と、気流流入防止板17を備える。脚10Aは、トラニオン11と、脚柱12と、棒状部13及び14と、板状部15及び16と、ピストン22と、トルクリンク20と、車輪支持部19を備える。機体の前後方向に平行な回転軸S1がトラニオン11を貫いている。トラニオン11は、回転軸S1に沿って延びる形状を有する。車輪支持部19は、車輪25を回転可能に支持する。脚柱12は、トラニオン11及び車輪支持部19を接続する。脚柱12は、トラニオン11に結合し、ピストン22を介して車輪支持部19に接続する。ピストン22は、伸縮自在であり、着陸時の衝撃を吸収する。トルクリンク20は、車輪支持部19及び車輪25が脚柱12に対してピストン22の軸まわりに回転することを防止する。棒状部13は、脚柱12の機体前方側に配置され、脚柱12に対して斜めになるように脚柱12及びトラニオン11に結合する。棒状部13は、機体前後方向の荷重を受け持つ張出し部である。棒状部14は、脚柱12の機体後方側に配置され、脚柱12に対して斜めになるように脚柱12及びトラニオン11に結合する。棒状部14は、機体前後方向の荷重を受け持つ張出し部である。板状部15は、脚柱12と棒状部13の間を塞いでいる。板状部16は、脚柱12と棒状部14の間を塞いでいる。外舷扉31は、図示されないリンクを介して脚10Aに取り付けられている。なお、外舷扉31は、機体側(例えば主翼構造)に取り付けられる場合がある。この場合、外舷扉31はリンク機構を介して脚10Aに接続される。中舷扉32は、脚柱12に固定的に取り付けられている。内舷扉33は、ヒンジ34を介して中舷扉32に取り付けられている。脚10Aは、図示されないアクチュエータによって回転軸S1まわりに回転されることで、展開状態と格納状態とを遷移する。サイドブレース40は、脚10Aを展開状態に保持する。外舷扉31、中舷扉32、及び内舷扉33は、脚10Aが展開状態のとき脚10Aの機体側方側に配置される。気流流入防止板17は、脚10Aの長手方向に延びる形状を有し、トラニオン11側のトラニオン側部分17aと、車輪支持部19側の車輪支持部側部分17bを備える。棒状部13に沿って延びるトラニオン側部分17aと脚柱12に沿って延びる車輪支持部側部分17bとが斜めに結合している。
図4は、本発明の第2の実施形態に係る降着装置1Bの展開状態における左側面図(a)、正面図(b)、及び右側面図(c)を示す。降着装置1Bは、第1の実施形態に係る降着装置1Aにおいて気流流入防止板17が気流流入防止板18で置き換えられたものである。気流流入防止板18は、脚柱12に沿って直線的に延びており、屈曲部や湾曲部を有しない。
図6は、本発明の第3の実施形態に係る降着装置1Cの騒音低減デバイス装着前の状態における左側面図(a)、正面図(b)、及び右側面図(c)を示す。降着装置1Cは、脚10Bと、車輪25と、サイドブレース40と、外舷扉31と、中舷扉32と、内舷扉33を備える。脚10Bは、上述の脚10Aと同様にトラニオン11と、脚柱12と、棒状部13及び14と、ピストン22と、トルクリンク20と、車輪支持部19を備えるが、板状部15及び16を備えない。車輪25、サイドブレース40、外舷扉31、中舷扉32、及び内舷扉33は、第1又は第2の実施形態に係る車輪25、サイドブレース40、外舷扉31、中舷扉32、及び内舷扉33と同様である。ただし、中舷扉32には気流流入防止板17及び気流流入防止板18のいずれも設けられていない。
図10に示すように、本発明の第4の実施形態において、第3の実施形態に係る騒音低減デバイス51のかわりに騒音低減デバイス52が脚10Bに装着される。騒音低減デバイス52は、気流流入・流出防止板62Aと、気流流入・流出防止板62Bと、気流流入・流出防止板62A及び62Bを脚10Bに固定するバンド75を備える。
図12に示すように、本発明の第5の実施形態において、第3の実施形態に係る騒音低減デバイス51のかわりに騒音低減デバイス53が脚10Bに装着される。騒音低減デバイス53は、気流流入・流出防止板63Aと、気流流入・流出防止板63Bと、気流流入・流出防止板63A及び63Bを脚10Bに固定するバンド75を備える。
10A、10B…脚
11…トラニオン
12…脚柱
13、14…棒状部
15、16…板状部
17、18…気流流入防止板
17a…トラニオン側部分
17b…車輪支持部側部分
19…車輪支持部
20…トルクリンク
22…ピストン
25…車輪
31…外舷扉
32…中舷扉
33…内舷扉
34…ヒンジ
40…サイドブレース
51、52、53…騒音低減デバイス
61、62A、62B、63A、63B…気流流入・流出防止板
61a、61b…平板部分
61c…湾曲部分
70A〜70J…保護材
75…バンド
81…脚・脚扉間空間
82、83…隙間
85、86…肉抜き穴
S1…回転軸
Claims (6)
- 脚と、
前記脚に取り付けられた脚扉とを具備し、
前記脚は、
トラニオンと、
車輪を支持する車輪支持部と、
前記トラニオン及び前記車輪支持部を接続する脚柱と、
前記脚柱の機体前方側又は機体後方側に配置され、前記脚柱に対して斜めになるように前記脚柱及び前記トラニオンに結合する棒状部とを備え、
前記脚扉は、前記脚が展開した状態で前記脚の機体側方側に配置され、
前記脚と前記脚扉の間に脚・脚扉間空間が設けられ、
前記脚は、気流が前記脚柱と前記棒状部の間を通過して前記脚・脚扉間空間に流入することにより発生する騒音を防止し、且つ、気流が前記脚柱と前記棒状部の間を通過して前記脚・脚扉間空間から流出することにより発生する騒音を防止する気流流入・流出防止手段を備え、
前記気流流入・流出防止手段は、前記脚柱と前記棒状部の間を塞ぐ板状部であり、
前記脚柱、前記棒状部、及び前記板状部は一体部品として形成された
降着装置。 - 脚と、
前記脚に取り付けられた脚扉とを具備し、
前記脚は、
トラニオンと、
車輪を支持する車輪支持部と、
前記トラニオン及び前記車輪支持部を接続する脚柱と、
前記脚柱の機体前方側又は機体後方側に配置され、前記脚柱に対して斜めになるように前記脚柱及び前記トラニオンに結合する棒状部とを備え、
前記脚扉は、前記脚が展開した状態で前記脚の機体側方側に配置され、
前記脚と前記脚扉の間に脚・脚扉間空間が設けられ、
前記脚は、気流が前記脚柱と前記棒状部の間を通過して前記脚・脚扉間空間に流入することを防止し、且つ、気流が前記脚柱と前記棒状部の間を通過して前記脚・脚扉間空間から流出することを防止する気流流入・流出防止板を備え、
前記気流流入・流出防止板は、前記脚にバンドで固定され、
前記気流流入・流出防止板と前記脚の間にゴム製の保護材が設けられ、
前記気流流入・流出防止板は、前記脚柱と前記棒状部の間を塞ぐ
降着装置。 - 気流流入防止板を更に具備し、
前記脚扉は前記脚に固定され、
前記気流流入防止板は、気流が前記脚・脚扉間空間に機体前方側から流入することを防止するように前記脚扉に固定され、
前記気流流入防止板の前記脚側にゴム製の保護材が設けられた
請求項1又は2に記載の降着装置。 - 前記気流流入防止板は、前記脚及び前記脚・脚扉間空間の機体前方側に配置された
請求項3の降着装置。 - 前記気流流入防止板は、前記脚柱に沿って直線的に延びるように設けられた
請求項3の降着装置。 - 気流流入・流出防止板と、
前記気流流入・流出防止板を脚に固定するバンドと、
前記気流流入・流出防止板の前記脚側に設けられるゴム製の保護材とを具備し、
前記脚は、
トラニオンと、
車輪を支持する車輪支持部と、
前記トラニオン及び前記車輪支持部を接続する脚柱と、
前記脚柱の機体前方側又は機体後方側に配置され、前記脚柱に対して斜めになるように前記脚柱及び前記トラニオンに結合する棒状部とを備え、
前記脚が展開した状態で前記脚の機体側方側に配置される脚扉が前記脚に取り付けられ、
前記脚と前記脚扉の間に脚・脚扉間空間が設けられ、
前記気流流入・流出防止板は、気流が前記脚柱と前記棒状部の間を通過して前記脚・脚扉間空間に流入することを防止し、且つ、気流が前記脚柱と前記棒状部の間を通過して前記脚・脚扉間空間から流出することを防止するように前記脚柱と前記棒状部の間を塞ぐ
降着装置用騒音低減デバイス。
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