JP5416621B2 - 支柱用箱体取付部材 - Google Patents

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Description

本発明は、配電用機器等を収納可能な電気機器収納用箱体をコンクリート柱等の支柱へ取り付けるための支柱用箱体取付部材に関するものである。
従来、電気機器収納用箱体をコンクリート柱等の支柱へ取り付けるための支柱用箱体取付部材としては、たとえば特許文献1に開示されているようなものがある。この支柱用箱体取付部材は、左右方向へ長い金属板の左右両部を対向するように前方へ折り曲げてコ字状としたものであって、折り曲げられていない中央部には、電気機器収納用箱体を固定可能なボルト孔が設けられ、各折り曲げ部の基端側には、支柱用箱体取付部材を支柱に締着するためのベルトを挿通可能なベルト孔が設けられている。そして、該支柱用箱体取付部材は、中央部の後面に電気機器収納用箱体をボルトで固定した後、板状の折り曲げ部の端面を支柱の軸方向と平行に支柱の外周面に当接させ、ベルト孔に挿通させたベルトで支柱へ締着することにより、電気機器収納用箱体を支柱へ取り付け可能となっている。
また、上記コ字状ではなく、扁平なM字状に折り曲げ形成された折り曲げ部を有する金属板からなる支柱用箱体取付部材もある。この支柱用箱体取付部材では、M字状に折り曲げることで形成される2箇所の突出部を支柱の外周面に当接させた姿勢で、ベルトにより支柱へ締着されることになる。
特開2000−315870号公報
しかしながら、上記従来の支柱用箱体取付部材によれば、金属板に一々ベルト孔を穿設しなければならない等、製造が煩わしいという問題がある。特に、M字状に折り曲げる支柱用箱体取付部材では、M字に折り曲げるといった製造工程に非常に時間がかかっていた。
また、支柱用箱体取付部材を支柱へ締着するにあたっては、締着後に支柱用箱体取付部材が支柱に沿って位置ズレしないように、支柱用箱体取付部材に対し支柱の外周面へ押し付けられる方向へかなり強い力がかけられる。しかしながら、上記特許文献1に記載の支柱用箱体取付部材によれば、折り曲げた板状部の端面を支柱の軸方向と平行に支柱の外周面に当接させているため、締着時に折り曲げ部が支柱の円周方向へ沿って開く、すなわち左右外側へ傾倒してしまうおそれがあるという課題を有していた。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みなされたものであって、製造が容易であり、且つ、支柱への締着時に変形等をきたすこともない支柱用箱体取付部材を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、電気機器収納用箱体を支柱に取り付けるための支柱用箱体取付部材であって、左右方向へ長い帯状の金属板の上下部を共に前方へ略直角に折り曲げて、側面視コ字状に成形してなり、折り曲げられていない中央部を、前記電気機器収納用箱体を固定するための固定部とする一方、上側の折り曲げ部の前縁に、半長円状の第1の切り欠きを形成するとともに、下側の折り曲げ部の前縁で前記第1の切り欠きと対向する位置に、前記第1の切り欠きと同形状の第2の切り欠きを形成し、さらに、前記第1の切り欠き及び前記第2の切り欠きを挟むように、一対のピンを、前記上側の折り曲げ部と前記下側の折り曲げ部とに架け渡しており、前記一対のピンと前記固定部との間の空間にベルトを挿通させ、前記左右方向が前記支柱の軸方向と直交する姿勢で前記第1の切り欠き及び前記第2の切り欠きの開口両端部を前記支柱の外周面に当接させ、前記ベルトを前記支柱に巻回させることにより前記支柱へ締着されることを特徴とする。
本発明によれば、左右方向へ長い帯状の金属板の上下部を共に前方へ略直角に折り曲げて、側面視コ字状に成形するとともに、上側の折り曲げ部と下側の折り曲げ部とにピンを架け渡すことにより、締着用のベルトを挿通させるための空間を形成している。したがって、従来の如く、ベルト挿通孔を穿設する必要がなく、製造が容易である。
また、上側の折り曲げ部及び下側の折り曲げ部の前縁に半長円状の切り欠きを形成することによって、その開口両端部を、支柱への締着時に支柱の外周面に当接して回り止めとなる支点としている。したがって、M字状に折り曲げるような従来のものと比較すると、支点の形成が容易であるし、従来の如く締着時に支柱の円周方向へ支点が開くような変形をおこすこともない。
さらに、切り欠きを半長円状としているため、支点となる開口端部周縁の変形に対する強度等を向上することができるし、切り欠きの形状が簡素であるため、該切り欠きの形成も容易となる。
支柱用箱体取付部材への電気機器収納用箱体の取り付けを示した説明図である。 支柱用箱体取付部材を前方から示した説明図である。 支柱用箱体取付部材を側方から示した説明図である。 (a)は支柱用箱体取付部材を上方から示した説明図であり、(b)は支柱用箱体取付部材を下方から示した説明図である。 支柱用箱体取付部材の支柱への締着を示した説明図である。 締着状態にある支柱用箱体取付部材を支柱の軸方向から示した説明図である。
以下、本発明の一実施形態となる支柱用箱体取付部材(以下、単に取付部材と称す)について、図面にもとづき詳細に説明する。
図1は、取付部材1、1への電気機器収納用箱体21の取り付けを示した説明図である。また、図2は、取付部材1を前方から示した説明図であり、図3は、取付部材1を側方から示した説明図である。さらに、図4(a)は、取付部材1を上方から示した説明図であり、図4(b)は、取付部材1を下方から示した説明図である。
取付部材1は、厚さ1.5mmの左右方向へ長い帯状のステンレス製金属板の上下部を共に前方へ略直角に折り曲げて、側面視コ字状に成形されたものであって、本実施形態では、折り曲げられていない中央部を固定部2、上方の折り曲げ部を天井部3、下方の折り曲げ部を底部4と称す。そして、該取付部材1の左右長さは490mm、固定部2の上下長さ(天井部3及び底部4の厚みを含む)は35mm、天井部3及び底部4の前後長さ(すなわち、折り曲げ長さ)は35mmとなっている。
固定部2は、図1に示す如く、その後面に電気機器収納用箱体21がネジ22、22により固定される部位であって、左右両端部にはネジ22が挿通可能な直径5mmの挿通孔5が夫々穿設されている。尚、23は、電気機器収納用箱体に設けられたネジ孔である。
また、天井部3の前縁部の略中央となる位置には、左右幅が40mmとなる半長円状の切り欠き6が設けられている。該切り欠き6は、半径10mmの1/4円弧状部と該円弧状部同士を結ぶ20mmの直線状部とからなる。そして、該切り欠き6の開口両端部が、支柱P(図5に示す)へ締着する際に支柱Pの外周面に当接して回り止めの支点6a、6aとなる。また、切り欠き6の左右両外側となる位置には、ピン孔(図示せず)が設けられている。尚、ピン孔同士の左右方向での間隔は80mmとなっている。
一方、底部4の前縁部の略中央であって、上記切り欠き6と対向する位置には、同じ左右幅を有する半円状の切り欠き7が設けられており、該切り欠き7の開口両端部も同様に回り止めの支点7a、7aとなる。また、底部4の天井部3のピン孔と対向する位置にも同様のピン孔(図示せず)が設けられている。そして、天井部3及び底部4のピン孔を貫通するように、ベルト掛止ピン11、11が天井部3側から挿通され、底部4の底面側から装着される抜け止めリングにより抜け止めされている。したがって、ベルト掛止ピン11、11の後方に形成される空間、すなわちベルト掛止ピン11、11と固定部2の前面との間の空間がベルトB(図5に示す)を挿通させるための空間となる。尚、11aはベルト掛止ピン11のピンヘッドであって、ベルト掛止ピン11はピンヘッド11aを天井部3の上面に当接した状態で固着される。
上記構成を有する取付部材1を用いた電気機器収納用箱体21の支柱Pへの取り付けについて、図5及び図6をもとに説明する。図5は、取付部材1、1の支柱Pへの締着を示した説明図であり、図6は、締着状態にある取付部材1を支柱Pの軸方向から示した説明図である。
まず、ネジ22を利用して取付部材1の後面に電気機器収納用箱体21を固定する。次に、ベルトBをベルト掛止ピン11、11の後方空間にベルトBを挿通させるとともに、自身の左右方向が支柱Pの軸方向と直交するような姿勢で、切り欠き6、7の開口両端部(すなわち支点6a、7a)を支柱Pの外周面に当接させる。そして、その姿勢のままベルトBを支柱Pに巻回させて取付部材1を支柱Pに締着することにより、電気機器収納用箱体21は取付部材1を介して支柱Pに取り付けられる。
上述したような取付部材1によれば、左右方向へ長い帯状の金属板の上下部を共に前方へ略直角に折り曲げて、側面視コ字状に成形するとともに、天井部3と底部4とにベルト掛止ピン11、11を架設することにより、ベルトBを挿通させるための空間を形成している。したがって、従来の如く、ベルト挿通孔を穿設する必要がなく、製造が容易である。
また、天井部3及び底部4の前縁に半長円状の切り欠き6、7を形成することによって、その開口両端部を、支柱Pへの締着時に支柱Pの外周面に当接して回り止めとなる支点6a、7aとしている。したがって、M字状に折り曲げるような従来のものと比較すると、支点6a、7aの形成が容易であるし、従来の如く締着時に支柱Pの円周方向へ支点6a、6a(又は7a、7a)が開くような変形をおこすこともない。
さらに、切り欠き6、7を矩形状としても支点を形成することはできるものの、半長円状とすることにより、矩形状にした場合よりも支点6a、7a周縁部の変形に対する強度を向上することができるし、切り欠き6、7の形状を簡素な形状としているため、該切り欠き6、7の形成も容易となる。
加えて、切り欠き6、7を半円状としても支点を形成することはできるものの、直径40mmの半円状の切り欠きを天井部3や底部4に形成すると切り欠き面積が大きくなるため、天井部3や底部4の強度が低下するおそれがある。しかしながら、上記実施形態では、切り欠き6、7を半長円状としているため、天井部3や底部4の強度低下を抑制することができる。
なお、本発明に係る取付部材は、上記実施形態の態様に何ら限定されるものではなく、寸法や各部位の形状、電気機器収納用箱体の固定に係る構成等を、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、必要に応じて適宜変更することができる。
たとえば、上記実施形態では、取付部材の左右長さや上下長さ等を明記しているが、該寸法に何ら限定されることはなく、支柱の径、固定される電気機器収納用箱体の重量等に応じて、左右長さや上下長さは勿論、切り欠きの左右幅等についても適宜設計変更可能である。
また、上記実施形態では、固定部に挿通孔を2箇所設けているが、3箇所以上形成しても何ら問題はない。
さらに、上記実施形態では、1つの電気機器収納用箱体に対して2つの取付部材を用いているが、電気機器収納用箱体の大きさ等に応じて、1つの電気機器収納用箱体を取り付けるに際して1つの取付部材で対応しても良いし、3つ以上の取付部材を用いても当然良い。
加えて、上記実施形態ではステンレス製の金属板を採用しているが、取付部材の材質に関しても十分に強度のある金属(たとえば、スチール等)であれば当然採用可能である。
1・・支柱用箱体取付部材、2・・固定部(中央部)、3・・天井部(上側の折り曲げ部)、4・・底部(下側の折り曲げ部)、5・・挿通孔、6、7・・切り欠き、6a、7a・・支点(開口端部)、11・ベルト掛止ピン、21・・電気機器収納用箱体、22・・ネジ、B・・ベルト、P・・支柱。

Claims (1)

  1. 電気機器収納用箱体を支柱に取り付けるための支柱用箱体取付部材であって、
    左右方向へ長い帯状の金属板の上下部を共に前方へ略直角に折り曲げて、側面視コ字状に成形してなり、
    折り曲げられていない中央部を、前記電気機器収納用箱体を固定するための固定部とする一方、
    上側の折り曲げ部の前縁に、半長円状の第1の切り欠きを形成するとともに、下側の折り曲げ部の前縁で前記第1の切り欠きと対向する位置に、前記第1の切り欠きと同形状の第2の切り欠きを形成し、
    さらに、前記第1の切り欠き及び前記第2の切り欠きを挟むように、一対のピンを、前記上側の折り曲げ部と前記下側の折り曲げ部とに架け渡しており、
    前記一対のピンと前記固定部との間の空間にベルトを挿通させ、前記左右方向が前記支柱の軸方向と直交する姿勢で前記第1の切り欠き及び前記第2の切り欠きの開口両端部を前記支柱の外周面に当接させ、前記ベルトを前記支柱に巻回させることにより前記支柱へ締着されることを特徴とする支柱用箱体取付部材。
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