JP5416155B2 - コンバインの穀粒回収部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、脱穀装置から搬出され且つ揚穀装置により上揚搬送された穀粒を前記揚穀装置の吐出口からグレンタンクの横側壁に形成された開口を通して前記グレンタンク内に搬送するように構成され、前記グレンタンクが、前記開口と前記吐出口とが連通する作業位置と、前記開口と前記吐出口とが離間するメンテナンス位置とにわたって位置変更自在に構成され、前記吐出口と前記開口とが連通する連通用接続箇所において、前記グレンタンクと前記揚穀装置との間にシール部材が設けられているコンバインの穀粒回収部構造に関する。
上記コンバインの穀粒回収部構造において、従来では、例えば、特許文献1又は特許文献2に示されるように、前記吐出口と前記開口とが連通する連通用接続箇所において、グレンタンク側の接続部及び揚穀装置側の接続部が夫々、板面が相手側に向かうような板状体にて構成され、前記シール部材は、略板状に形成されたスポンジ材が用いられ、いずれかの接続部に張り付ける状態で装着される構成となっていた。
特開2009−11193号公報 特開2002−186347号公報
上記従来構成のように、シール部材として略板状に形成されたスポンジ材が用いられ、いずれかの接続部に張り付ける状態で装着される構成であれば、長期間にわたり充分なシール性能を発揮できないおそれがあった。
すなわち、グレンタンクは作業位置とメンテナンス位置とにわたって位置が変更するものであるが、そのようなグレンタンクの位置変更操作の際に、前記シール部材は無理な力を受けて変形したりあるいは表面が磨耗するなどの損傷を受けるおそれがある。コンバインの使用に伴ってこのようなグレンタンクの位置変更操作が繰り返し行われると、シール部材が破損して厚みが薄くなり、使用期間がそれほど長くなくてもシール性能を充分に発揮できないものになるおそれがある。
本発明の目的は、長期間にわたりグレンタンクと揚穀装置との間のシール性能を充分に発揮することが可能となるコンバインの穀粒回収部構造を提供する点にある。
本発明の特徴構成は、
穀装置から搬出され且つ揚穀装置により上揚搬送された穀粒を前記揚穀装置の吐出口からグレンタンクの横側壁に形成された開口を通して前記グレンタンク内に搬送するように構成され、
前記グレンタンクが、前記開口と前記吐出口とが連通する作業位置と、前記開口と前記吐出口とが離間するメンテナンス位置とにわたって位置変更自在に構成され、
前記吐出口と前記開口とが連通する連通用接続箇所において、前記グレンタンクと前記揚穀装置との間にシール部材が設けられているコンバインの穀粒回収部構造であって、
前記連通用接続箇所において、前記グレンタンク又は前記揚穀装置のうちのいずれか一方に他方に向かう状態で板状のシール装着部が形成され、
前記シール部材が、その長手方向の全長にわたって中空部が形成された弾性変形自在な変形作用部と、長手方向の全長にわたって前記板状のシール装着部に板厚方向両側から弾性的に挟持支持する状態で係合する係合保持部とを備えて構成されるとともに、前記板状のシール装着部に前記係合保持部が係合し且つ前記変形作用部が前記グレンタンク又は前記揚穀装置のうちの前記他方に向かう状態で装着され
前記開口の横幅が前記吐出口の横幅よりも大きく設定されるとともに、前記揚穀装置の横側外方側に突出する状態で前記開口を覆う前後の覆い部が前記揚穀装置に形成され、
前記前後の覆い部夫々の外周側に一連に連なる状態で前記グレンタンクの側面に接当作用する前記シール部材が装着され、
前記グレンタンクにおける前記開口の上側周縁部及び下側周縁部の夫々に、前記揚穀装置における前記吐出口の上部側部分及び下部側部分に接当作用する前記シール部材が装着されている点にある。
特徴構成によれば、シール部材は、係合保持部がグレンタンク又は揚穀装置のうちのいずれか一方に形成された板状のシール装着部に板厚方向両側から弾性的に挟持支持する状態で係合し、変形作用部がグレンタンク又は揚穀装置のうちの他方のものに向かう状態で装着されることになる。
例えば、グレンタンクがメンテナンス位置から作業位置に位置変更するような場合に、グレンタンクが揚穀装置に近づいて作業位置に位置すると、変形作用部が弾性変形して相手側のもの(グレンタンク又は揚穀装置)に接当してそれらとの間の隙間を埋める状態となる。その場合、隙間の幅が変化することがあっても、変形作用部が弾性的に変形して隙間を埋める状態を維持することができる。
又、グレンタンクをメンテナンス位置と作業位置との間で位置変更するために、グレンタンクと揚穀装置とが接近及び離間する動作が繰り返し行われて、相手側のものが変形作用部に接当することがあっても、変形作用部は中空部にて変位が吸収されながら弾性変形することにより無理な力が掛かることがない。
その結果、無理な力により変形作用部が磨耗する等のおそれがなく、グレンタンクと揚穀装置との間の隙間を埋めることにより良好なシール性能を発揮できるものとなる。
しかも、係合保持部が装着される板状のシール装着部は、グレンタンク又は揚穀装置のうちのいずれか一方に他方に向かう状態で形成されるものであり、さらに、係合保持部は、板状のシール装着部に板厚方向両側から弾性的に挟持支持する状態で係合するものであるから、グレンタンクをメンテナンス位置と作業位置との間で位置変更するために、グレンタンクと揚穀装置とが接近及び離間する動作が繰り返し行われても、その動作によって係合保持部が板状のシール装着部から引き抜かれたり無理な力が掛かることがなく、シール部材による適切な装着状態を長期にわたり維持し易いものとなる。
また、本特徴構成によれば、グレンタンクに形成される開口が吐出口よりも横幅が大になるように形成されるから、揚穀装置をグレンタンクの内部に入り込む状態で配備するようにして、揚穀装置の吐出口からグレンタンクの内部の広い範囲にわたって穀粒を送り込むことができて、一部の箇所に集中して堆積することを避けてできるだけ均した状態で穀粒を貯留させることができる。
そして、揚穀装置の横側外方側に突出する状態で横幅の大きい開口の横側部を覆う前後の覆い部が揚穀装置に形成されて、この前後の覆い部の夫々に外周側に一連に連なる状態でシール部材が装着されるから、開口の横側部におけるシール性能を良好に発揮できるものとなる。又、グレンタンクにおける開口の上側周縁部及び下側周縁部の夫々にシール部材が装着されるから、開口の上側及び下側におけるシール性能を良好に発揮できるものとなる。
又、覆い部はグレンタンクの側面に対向するものであるが、揚穀装置がグレンタンクの内部に入り込んでいるから、グレンタンクと揚穀装置とが離間する状態においては、シール部材が装着される覆い部が揚穀装置よりもグレンタンク側の外方に突出することがないので、外物に接触してシール部材が損傷するおそれが少ないものになる。
従って、特徴構成によれば、長期間にわたりグレンタンクと揚穀装置との間のシール性能を充分に発揮することが可能となるコンバインの穀粒回収部構造を提供できるに至った。
本発明においては、
前記揚穀装置の上部における前記吐出口が形成される穀粒排出部に前後方向に延びる縦壁部材が設けられ、
前記覆い部に、前記縦壁部材の前部側箇所及び後部側箇所の夫々から前記グレンタンクの横側壁に沿って前後方向に延設された支持部と、前後両側の前記支持部の夫々に沿って取り付けられるとともに前記シール装着部が形成された被装着部と、が備えられていると好適である。
特徴構成によれば、揚穀装置における吐出口が形成される穀粒排出部に前後方向に延びる縦壁部材が設けられるから、例えば排出用羽根体等による穀粒排出を阻害しないように内部に空間を形成でき、この縦壁部材の前部側箇所及び後部側箇所の夫々からグレンタンクの横側壁に沿って前後方向に支持部が延設されて前後両側の前記支持部にシール部材が装着されるので、グレンタンクの横側壁に沿う状態で良好にシールすることができる。
本発明の別の特徴構成は、
脱穀装置から搬出され且つ揚穀装置により上揚搬送された穀粒を前記揚穀装置の吐出口からグレンタンクの横側壁に形成された開口を通して前記グレンタンク内に搬送するように構成され、
前記グレンタンクが、前記開口と前記吐出口とが連通する作業位置と、前記開口と前記吐出口とが離間するメンテナンス位置とにわたって位置変更自在に構成され、
前記吐出口と前記開口とが連通する連通用接続箇所において、前記グレンタンクと前記揚穀装置との間にシール部材が設けられているコンバインの穀粒回収部構造であって、
前記連通用接続箇所において、前記グレンタンク又は前記揚穀装置のうちのいずれか一方に他方に向かう状態で板状のシール装着部が形成され、
前記シール部材が、その長手方向の全長にわたって中空部が形成された弾性変形自在な変形作用部と、長手方向の全長にわたって前記板状のシール装着部に板厚方向両側から弾性的に挟持支持する状態で係合する係合保持部とを備えて構成されるとともに、前記板状のシール装着部に前記係合保持部が係合し且つ前記変形作用部が前記グレンタンク又は前記揚穀装置のうちの前記他方に向かう状態で装着され、
前記揚穀装置の上部における前記吐出口が形成される穀粒排出部に前後方向に延びる縦壁部材が設けられ、
この縦壁部材の前部側箇所及び後部側箇所の夫々から前記グレンタンクの横側壁に沿って前後方向に支持部が延設され、
前後両側の前記支持部に前記シール装着部が設けられている点にある。
本発明においては、
前記開口の横幅が前記吐出口の横幅よりも大きく設定されるとともに、前記揚穀装置の横側外方側に突出する状態で前記開口を覆う前後の覆い部が前記揚穀装置に形成され、
前記覆い部に、前記支持部と、前後両側の前記支持部の夫々に沿って取り付けられるとともに前記シール装着部が形成された被装着部と、が備えられていると好適である
本発明においては、
前側の前記被装着部は、前側の前記支持部の前端部よりも前方側まで延長され、かつ、前側の前記支持部の上端部よりも上方側まで延長され、かつ、前側の前記支持部の下端部よりも下方側まで延長され、
前側の前記被装着部のうち前側の前記支持部よりも、前方、上方、及び、下方に延長されている部分の外周に沿って、前記シール装着部が形成され、
後側の前記被装着部は、後側の前記支持部の後端部よりも後方側まで延長され、かつ、後側の前記支持部の上端部よりも上方側まで延長され、かつ、後側の前記支持部の下端部よりも下方側まで延長され、
後側の前記被装着部のうち後側の前記支持部よりも、後方、上方、及び、下方に延長されている部分の外周に沿って、前記シール装着部が形成されていると好適である
本発明においては、
前記グレンタンクの横側壁に、前記グレンタンクの上端部から下部に亘ってタンク内方に向かって凹入する状態で且つ上下方向に沿って延びる状態で凹部が形成されるとともに、その凹部の上部に前記開口が形成され、前記揚穀装置が前記作業位置において前記凹部の内部に入り込む状態で配備されていると好適である
本特徴構成によれば、グレンタンクが作業位置にある状態において、グレンタンクの側面にタンク内方に向かって凹入する状態で形成された凹部の内部に入り込む状態で揚穀装置が配備されているから、グレンタンクの側面を脱穀装置にできるだけ近づけることができ、グレンタンクと脱穀装置との間の無駄な空間を少なくしてグレンタンクの貯留容量をできるだけ大きくすることができる。
コンバインの全体側面図である。 コンバインの全体平面図である。 揚穀装置配設部の一部切欠後面図である。 グレンタンクの側面図である。 グレンタンクの正面図である。 グレンタンクの下部の正面図である。 係止保持具配設部の正面図である。 揚穀装置の上部の縦断後面図である。 揚穀装置の上部の側面図である。 シール部材の横断平面図である。 グレンタンクの開口形成部の側面図である。 揚穀装置の上部の側面図である。 揚穀装置の上部の横断平面図である。 揚穀装置の上下中間部の横断平面図である。 揚穀装置の上部の分解斜視図である。 別実施形態の揚穀装置の上部の横断平面図である。
以下、本発明に係るコンバインの穀粒回収部構造について図面に基づいて説明する。
図1,2に示すように、コンバインは、左右一対のクローラ走行装置2を備えるとともに、機体前部に収穫対象の作物穀稈を刈り取り刈取穀稈を機体後方に向けて搬送する刈取部5が備えられ、その後方に、操縦部4、刈取穀稈を脱穀・選別する脱穀装置6、脱穀装置6にて選別回収された穀粒を貯留するグレンタンク9、排ワラを処理する排ワラ処理装置7等が装備されている。そして、エンジン3、操縦部4、脱穀装置6、グレンタンク9等が車体フレーム1にて載置支持される構成となっている。
図示は省略するが、エンジン3からの動力が左右のクローラ走行装置2に伝達される一方、その走行用の伝動系から分岐した動力が刈取搬送用の伝動系を介して刈取部5に伝達され、さらに、エンジン3からの動力が脱穀装置6に伝達される一方、そこから分岐した動力が排ワラ処理装置7に伝達されるように伝動系が構成されている。
脱穀装置6は、刈取部5から搬送される刈取穀稈を搬送しながら図示しない扱室内で穂先側を脱穀処理して、脱穀装置6の内部に備えられた選別機構(図示せず)による選別作用により、脱穀処理物を、単粒化した穀粒とワラ屑等の塵埃とに選別し、単粒化した穀粒を回収してグレンタンク9に搬送して回収し、塵埃は機外に排出するように構成されている。又、脱穀処理されたあとの排ワラは排ワラ処理装置7にて細断処理されるように構成されている。
図2,3に示すように、脱穀装置6の底部に一番物回収スクリュー10が備えられ、この一番物回収スクリュー10により穀粒を機体横幅方向に沿ってグレンタンク9側に横送り搬送するように構成されている。又、図3に示すように、脱穀装置6とグレンタンク9との間には、一番物回収スクリュー10とベベルギア伝動機構11により連動連結される状態で、スクリューコンベア式の揚穀装置12が備えられている。
そして、一番物回収スクリュー10にて横送りされた穀粒は、揚穀装置12にて上方に搬送されて、その揚穀装置12の上端部に形成された吐出口13からグレンタンク9の左側壁部9A(横側壁の一例)に形成された開口としての穀粒受入口14を通してグレンタンク9内に搬送するように構成されている。
図1に示すように、グレンタンク9の底部に穀粒を機体後方側に向けて搬送する搬出用底スクリュー15が備えられ、グレンタンク9の機体後部側に、搬出用底スクリュー15とベベルギア伝動機構(図示せず)を介して連動連結される状態で、搬送終端部から穀粒を上揚搬送する縦送りスクリューコンベア16が備えられている。又、縦送りスクリューコンベア16の上部には、上揚搬送された穀粒を横送り搬送して先端の排出口17から排出する横送りスクリューコンベア18の基端部が水平軸芯P1周りで上下揺動自在にベベルギア伝動機構(図示せず)を介して連動連結されている。
つまり、グレンタンク9内に貯留される穀粒は、搬出用底スクリュー15、縦送りスクリューコンベア16、及び、横送りスクリューコンベア18により搬送されて排出口17から外部に排出することができるように構成されている。
又、縦送りスクリューコンベア16は、減速機付きの電動モータ19の作動により縦軸芯P2周りで回動操作可能に構成され、横送りスクリューコンベア18は油圧シリンダ20により基端部の水平軸芯P1周りで上下揺動操作可能に構成されており、横送りスクリューコンベア18を旋回操作並びに昇降操作させて排出口17の位置を変更させることにより、穀粒を機外のトラック等に排出させることができる。
図1,3,4,5に示すように、グレンタンク9における前側壁部9B及び後側壁部9C夫々の下部に、略矩形板状の支持部材21,22がボルト連結されており、これらの支持部材21,22を車体フレーム1により下方から受け止め支持するように構成されている。つまり、支持部材21,22はグレンタンク9の脚部として機能するように構成されている。
又、図1に示すように、グレンタンク9の後側壁部9Cの下部には、搬出用底スクリュー15と縦送りスクリューコンベア16とを連動連結する図示しないベベルギア伝動機構を内装するとともに、グレンタンク9の後方に突出して露出する搬出用底スクリュー15の後端部並びに縦送りスクリューコンベア16の始端部を覆うベベルギアケース24が、前述した支持部材22とともにボルト連結されている。このベベルギアケース24には、その底部から下方に向けて延出する円筒状の支軸部24Aが一体形成されている。
車体フレーム1にはベベルギアケース24の支軸部24Aを相対回転可能に支持する軸支部1Aが備えられ、グレンタンク9は、上下向きの支軸となるベベルギアケース24の支軸部24Aを支点にした左右方向への揺動操作が可能となるように車体フレーム1に支持される構成となっている。
このような構成から、グレンタンク9は、その後端に位置するベベルギアケース24の支軸部24Aを支点にして左右方向に揺動変位させることにより、グレンタンク9の左側壁部9Aが脱穀装置6に隣接してグレンタンク9の穀粒受入口14が揚穀装置の吐出口13に連通する作業位置と、グレンタンク9の前部側が脱穀装置6から離間してエンジン3の後方及び脱穀装置6の右側方を開放するメンテナンス位置とにわたって位置変更自在に構成されている(図2参照)。
尚、図2の符号25は、グレンタンク9の上部面に形成された図示しない点検用開口を閉じる蓋部材であり、図4の符号26,27は、グレンタンク9の左側壁部9Aに形成された図示しない点検用開口を閉じる蓋部材である。これらの蓋部材25,26,27はネジにより連結されており、ネジによる連結を解除してこれらの蓋部材25,26,27を取り外すことで点検用開口を開放させることができる。
図5,6に示すように、グレンタンク9の前側に連結された支持部材21には、下部側位置保持手段としての逆L字状のロックピン28が上下摺動自在に且つバネ29により下方に付勢される状態で支持部30にて支持されている。グレンタンク9を作業位置に位置させた場合に、ロックピン28が車体フレーム1に形成した係合孔1Bに挿通してグレンタンク9を位置保持することができるように構成されている。
車体フレーム1の端部には、グレンタンク9がメンテナンス位置から作業位置へ移動するに伴ってロックピン28を上方に移動案内する傾斜案内面31が形成されており、グレンタンク9をメンテナンス位置から作業位置に位置させると、ロックピン28が傾斜案内面31により案内されたのちバネ29の付勢力で車体フレーム1の係合孔1Bに挿通する状態に自動的に切り換わるように構成されている。
前記ロックピン28の保持状態を解除するときは、ロックピン28の上部に形成された横向きの操作部28Aを手作業にて上方に持ち上げ操作することにより解除可能であり、持ち上げた状態で支持部30に形成された受止部30Aにて操作部28Aを受止め保持することが可能な構成となっている。
又、図5,7に示すように、グレンタンク9の前側壁部9Bの脱穀装置6側(左側)端部で且つ上下中央位置に、脱穀装置6の側壁にステー32を介して取り付けられた係止ピン33に係合する係合状態と係合を解除する解除状態とにわたり、前後軸芯P3周りで揺動自在な上部側位置保持手段としての係止保持具34が備えられている。この係止保持具34は、バネ35の付勢力により係合状態に揺動付勢され、且つ、バネ35の支持部を兼用する受止めピン36により、係止ピン33との係合が解除された状態で必要以上に揺動することが牽制されるようになっている。
係止保持具34が係止ピン33と係合していない状態で且つ受止めピン36にて受止められる揺動牽制状態にあるときに、グレンタンク9がメンテナンス位置から作業位置に移動すると、係止保持具34は、それに形成された傾斜案内面34Aが係止ピン33に接当して案内されながらバネ35の付勢力に抗して退避揺動して、グレンタンク9が作業位置に位置すると自動的に係合状態に切り換わるように構成されている。
係止保持具34は、前側の支持部材21における横外側方に寄った箇所に設けられた操作レバー37を操作することにより解除状態に切り換えることができるように構成されている。
つまり、図5に示すように、操作レバー37と係止保持具34とをロッド38を介して連動連結してあり、操作レバー37を手動で解除側に操作すると、バネ35の付勢力に抗して係止保持具34を解除状態に切り換えることができる。
操作レバー37を前側の支持部材21における横外側方に寄った箇所に設けることで、ロックピン28に近づけることができ、ロックピン28の操作と操作レバー37の操作とが行い易いものとなり、グレンタンク9のメンテナンス位置への切り換え操作を能率よく行うことができる。
上記したような位置保持の構成により、例えば、グレンタンク9をメンテナンス位置から作業位置に位置させると、ロックピン28が車体フレーム1の係合孔1Bに挿通する状態に自動的に切り換わり、且つ、係止保持具34が自動的に係止ピン33に対する係合状態に切り換わることになり、グレンタンク9の前側壁部9Bにおける下端部及び脱穀装置6側の端部の夫々において位置保持することによって、グレンタンク9を作業位置に固定することができる。
グレンタンク9を作業位置からメンテナンス位置に切り換えるときは、ロックピン28をバネ29の付勢力に抗して車体フレーム1の係合孔1Bから抜き出して受止部30Aにて受止め保持しておき、さらに、操作レバー37を解除側に操作して係止保持具34を解除状態に切り換えている状態で、グレンタンク9を右方向に揺動させてメンテナンス位置に切り換えることができる。
尚、グレンタンク9を作業位置からメンテナンス位置に切り換えるときは、予め、エンジン3からの動力を搬出用底スクリュー15に伝える伝動状態と伝動を遮断する遮断状態とに切り換え自在なベルトテンション式の排出クラッチ39を遮断状態に切り換えたのち伝動ベルト40を取り外しておくことになる。
図1に示すように、グレンタンク9の右側下部には、上述したようなロックピン28や操作レバー37、及び、排出クラッチ39等を覆い隠す横長に形成した板金製の前下カバー部材57が着脱自在に取り付けられ、さらに、その前下カバー部材57の後方には、縦送りスクリューコンベア16や旋回用の電動モータ19等を覆い隠すように後下カバー部材58が設けられている。
次に、揚穀装置12の吐出口13とグレンタンク9の穀粒受入口14とが連通する連通用接続箇所の構成について説明する。
図2,3,4に示すように、グレンタンク9の脱穀装置6側の左側面(左側壁部9A)にタンク内方に向かって凹入する状態で且つ上下方向に沿って延びる状態で凹部41が形成されている。そして、揚穀装置12が、グレンタンク9が作業位置にある状態において凹部41の内部に入り込む状態で配備されている。このような構成により、脱穀装置6とグレンタンク9との間に揚穀装置12を配備しながらも、グレンタンク9の左側面(左側壁部9A)を脱穀装置6に接近させることでグレンタンク9の容量を大きくすることができる。
図3に示すように、揚穀装置12は、穀粒搬送用スクリュー42と、その穀粒搬送用スクリュー42の外周部を囲う円筒状の外筒43とを備えて構成され、その外筒43の上端部には吐出口13が形成される穀粒排出部44が形成されている。図8に示すように、穀粒排出部44には、穀粒搬送用スクリュー42の駆動軸42Aが延長形成されており、この駆動軸42Aに穀粒排出用の掻き出し羽根45が取り付けられている。
この揚穀装置12は、上下方向の中間部において外筒43に溶接固定された一対の連結具60が脱穀装置6の側壁にボルト連結されることにより、左右方向並びに前後方向での位置ずれが防止される構成となっている。
図8,9,12,13に示すように、穀粒排出部44には、掻き出し羽根45の上下両側にフランジ状の仕切り板46,47が設けられ、掻き出し羽根45の外周部におけるグレンタンク9の外方側に臨む箇所には、穀粒が外部に排出されるのを阻止する縦壁部材48が設けられている。グレンタンク9の内部に臨む領域では、上下の仕切り板46,47の上下中間部が開放されており、この上下の仕切り板46,47の上下中間部で穀粒の吐出口13が形成されている。尚、図中の符号62は、穀粒を放出案内するための案内体である。
図9,11,12,13に示すように、グレンタンク9には、吐出口13の横幅よりも広幅になる状態で穀粒受入口14が形成され、揚穀装置12における穀粒排出部44の前後両側部には広幅の穀粒受入口14を覆う前後の覆い部49が形成されている。
又、前後両側の覆い部49は、縦壁部材48から固定延設された支持部50と、その支持部50に固定されるとともに外周部を折り曲げてグレンタンク9側に向けて突出する突出縁部51a(板状のシール装着部の一例)が形成された被装着部51とで構成されている。
図15に示すように、前記被装着部51は、側面視で外形形状が略台形状に形成されており、上下方向の幅は穀粒受入口14の上下幅よりも大になるように広幅に形成されている。そして、被装着部51の突出縁部51aには、グレンタンク9と揚穀装置12との間の隙間を塞ぐためのシール部材52が装着されている。
説明を加えると、図13に示すように、縦壁部材48は、平面視で略V字状に形成されており、この縦壁部材48の前部側箇所及び後部側箇所の夫々からグレンタンク9の側壁9Aに沿って前後方向に支持部50が延設されている。
尚、グレンタンク9の側壁9Aは、凹部41の後部側は機体前後方向に沿うように設けられるが、凹部41の前部側は平面視で斜め姿勢になるように形成されているが、前部側に形成された支持部50は側壁9Aの前部側箇所に沿うように平面視で斜め姿勢に形成され、後部側に形成された支持部50は側壁9Aの後部側箇所に沿うように機体前後方向に沿う姿勢に形成されている。
従って、前側の覆い部49は、グレンタンク9の側壁9Aに沿うように平面視で斜め姿勢になるように設けられ、後側の覆い部49は、グレンタンク9の側壁9Aに沿うように機体前後方向に沿う姿勢になるように設けられている。
図10,15に示すように、シール部材52は、長手方向の全長にわたって中空部53が形成された弾性変形自在な変形作用部54と、長手方向の全長にわたって突出縁部51aに板厚方向両側から弾性的に挟持支持する状態で係合する係合保持部55とを備えて構成されている。又、このシール部材52は、突出縁部51aに係合保持部55が係合し且つ変形作用部54がグレンタンク9に向かう状態で装着されている。
説明を加えると、シール部材52は、一般的な自動車のドアの隙間をシールするために使用されるゴム製のウェザーストリップにて構成されるものであり、図10に示すように、変形作用部54と係合保持部55とが一連に連なるようにゴム材にて一体形成されている。
変形作用部54は、断面略円形の中空部53を備えて長手方向に沿って延びる略円筒状に形成され、グレンタンク9と接当すると中空部53が変形してグレンタンク9との相対移動を許容しながら隙間を埋める状態を維持できるように構成されている。
又、係合保持部55は、長手方向の全範囲にわたって突出縁部51aを板厚方向の両側から挟み込むように断面が略コの字状に形成されるとともに、その内側には突出縁部51aとの接触面積を大きくするために複数の接触片56が形成されている。
被装着部51には、前記シール部材52として、長尺の第1シール部材52aと短い第2シール部材52bとが装着されている。
つまり、図15に示すように、長尺の第1シール部材52aは、被装着部51の略台形状の外周部のうち、上側縁部51A、横側縁部51B、及び、下側縁部51Cの夫々に突出縁部51aが形成されるとともに、上側縁部51A、横側縁部51B、及び、下側縁部51Cの夫々にわたって一連に連なる状態で装着されている。
又、被装着部51の基端側の上下両側の縦向き縁部51Dには、短い第2シール部材52bが装着されている。
そして、グレンタンク9を作業位置とメンテナンス位置とに切り換えるときに、グレンタンク9の左側壁部9Aがシール部材52に接近離間する場合、図13に示すように、シール部材52は、変形作用部54が左側壁部9Aに近い側に位置し、係合保持部55が左側壁部9Aから遠い側に位置するような向きでグレンタンク9に接当作用することになるが、グレンタンク9の左側壁部9Aが、変形作用部54と係合保持部55との並び方向と略同じ方向に移動することになる。
図11に示すように、グレンタンク9における穀粒受入口14の上側周縁部14A及び下側周縁部14Bの夫々に、揚穀装置12における吐出口13の上部側部分及び下部側部分に接当作用するシール部材52が装着されている。
上側のシール部材52は、穀粒受入口14の上側周縁部14Aに対して係合保持部55が上方に向けて差込まれる状態で係合し、且つ、変形作用部54が下側に位置する状態で装着されている。一方、下側のシール部材52は、穀粒受入口14の下側周縁部14Bに対して係合保持部55が下方に向けて差込まれる状態で係合し、且つ、変形作用部54が上側に位置する状態で装着されている。
このグレンタンク9側の上側のシール部材52は、吐出口13の上部側部分に相当する上側のフランジ状の仕切り板46に対して接当作用し、グレンタンク9側の下側のシール部材52は、吐出口13の下部側部分に相当する下側のフランジ状の仕切り板47に対して接当作用し、穀粒受入口14の上側及び下側において隙間が発生することを防止するようになっている。
そして、グレンタンク9を作業位置とメンテナンス位置とに切り換えるときに、上下の仕切り板46,47がグレンタンク9側の上側のシール部材52に接近離間する場合、図8に示すように、シール部材52は、変形作用部54が仕切り板46,47Aに近い側に位置し、係合保持部55が仕切り板46,47から遠い側に位置するような向きでグレンタンク9に接当作用することになるが、グレンタンク9の左側壁部9Aが、変形作用部54と係合保持部55との並び方向と略直交する方向に移動することになる。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、覆い部49の外周側に一連に連なる状態でシール部材52が装着され、グレンタンク9における穀粒受入口14(開口)の上側周縁部14A及び下側周縁部14Bの夫々にシール部材52が装着される構成としたが、このような構成に代えて、揚穀装置12側にグレンタンク9における穀粒受入口14(開口)の上側周縁部14A及び下側周縁部14Bの夫々に接当作用する接当部材(図示せず)を設け、この接当部材にシール部材を取り付ける構成としてもよい。
(2)上記実施形態では、シール装着部としての突出縁部51aが揚穀装置12側に設けられる構成としたが、グレンタンク9側に揚穀装置12の受止め用の部材(図示せず)を備え、その部材にシール装着部としての突出縁部を形成する構成としてもよい。
(3)上記実施形態では、揚穀装置12がグレンタンク9に形成された凹部41の内部に入り込む状態で配備される構成としたが、このような構成に代えて、例えば、図16に示すように、グレンタンク9の側壁9Aを平坦面とし、吐出口13と穀粒受入口14との連通箇所を覆う矩形状の囲い部材61を設け、その囲い部材61とグレンタンク9との間にシール部材52を設ける構成としてもよい。
(4)上記実施形態では、自脱型のコンバインを示したが、全稈投入型のコンバインでもよい。
本発明は、グレンタンクとそのグレンタンクに穀粒を上揚搬送する揚穀装置との間にシール部材が設けられているコンバインに適用できる。
6 脱穀装置
9 グレンタンク
9A 横側壁
12 揚穀装置
13 吐出口
14 開口
14A 上側周縁部
14B 下側周縁部
41 凹部
44 穀粒排出部
46 上部側部分
47 下部側部分
48 縦壁部材
49 覆い部
50 支持部
51a 突出縁部(シール装着部
52 シール部材
53 中空部
54 変形作用部
55 係合保持部

Claims (6)

  1. 脱穀装置から搬出され且つ揚穀装置により上揚搬送された穀粒を前記揚穀装置の吐出口からグレンタンクの横側壁に形成された開口を通して前記グレンタンク内に搬送するように構成され、
    前記グレンタンクが、前記開口と前記吐出口とが連通する作業位置と、前記開口と前記吐出口とが離間するメンテナンス位置とにわたって位置変更自在に構成され、
    前記吐出口と前記開口とが連通する連通用接続箇所において、前記グレンタンクと前記揚穀装置との間にシール部材が設けられているコンバインの穀粒回収部構造であって、
    前記連通用接続箇所において、前記グレンタンク又は前記揚穀装置のうちのいずれか一方に他方に向かう状態で板状のシール装着部が形成され、
    前記シール部材が、その長手方向の全長にわたって中空部が形成された弾性変形自在な変形作用部と、長手方向の全長にわたって前記板状のシール装着部に板厚方向両側から弾性的に挟持支持する状態で係合する係合保持部とを備えて構成されるとともに、前記板状のシール装着部に前記係合保持部が係合し且つ前記変形作用部が前記グレンタンク又は前記揚穀装置のうちの前記他方に向かう状態で装着され
    前記開口の横幅が前記吐出口の横幅よりも大きく設定されるとともに、前記揚穀装置の横側外方側に突出する状態で前記開口を覆う前後の覆い部が前記揚穀装置に形成され、
    前記前後の覆い部夫々の外周側に一連に連なる状態で前記グレンタンクの側面に接当作用する前記シール部材が装着され、
    前記グレンタンクにおける前記開口の上側周縁部及び下側周縁部の夫々に、前記揚穀装置における前記吐出口の上部側部分及び下部側部分に接当作用する前記シール部材が装着されているコンバインの穀粒回収部構造。
  2. 前記揚穀装置の上部における前記吐出口が形成される穀粒排出部に前後方向に延びる縦壁部材が設けられ、
    前記覆い部に、前記縦壁部材の前部側箇所及び後部側箇所の夫々から前記グレンタンクの横側壁に沿って前後方向に延設された支持部と、前後両側の前記支持部の夫々に沿って取り付けられるとともに前記シール装着部が形成された被装着部と、が備えられている請求項1に記載のコンバインの穀粒回収部構造。
  3. 脱穀装置から搬出され且つ揚穀装置により上揚搬送された穀粒を前記揚穀装置の吐出口からグレンタンクの横側壁に形成された開口を通して前記グレンタンク内に搬送するように構成され、
    前記グレンタンクが、前記開口と前記吐出口とが連通する作業位置と、前記開口と前記吐出口とが離間するメンテナンス位置とにわたって位置変更自在に構成され、
    前記吐出口と前記開口とが連通する連通用接続箇所において、前記グレンタンクと前記揚穀装置との間にシール部材が設けられているコンバインの穀粒回収部構造であって、
    前記連通用接続箇所において、前記グレンタンク又は前記揚穀装置のうちのいずれか一方に他方に向かう状態で板状のシール装着部が形成され、
    前記シール部材が、その長手方向の全長にわたって中空部が形成された弾性変形自在な変形作用部と、長手方向の全長にわたって前記板状のシール装着部に板厚方向両側から弾性的に挟持支持する状態で係合する係合保持部とを備えて構成されるとともに、前記板状のシール装着部に前記係合保持部が係合し且つ前記変形作用部が前記グレンタンク又は前記揚穀装置のうちの前記他方に向かう状態で装着され、
    前記揚穀装置の上部における前記吐出口が形成される穀粒排出部に前後方向に延びる縦壁部材が設けられ、
    この縦壁部材の前部側箇所及び後部側箇所の夫々から前記グレンタンクの横側壁に沿って前後方向に支持部が延設され、
    前後両側の前記支持部に前記シール装着部が設けられているコンバインの穀粒回収部構造。
  4. 前記開口の横幅が前記吐出口の横幅よりも大きく設定されるとともに、前記揚穀装置の横側外方側に突出する状態で前記開口を覆う前後の覆い部が前記揚穀装置に形成され、
    前記覆い部に、前記支持部と、前後両側の前記支持部の夫々に沿って取り付けられるとともに前記シール装着部が形成された被装着部と、が備えられている請求項3に記載のコンバインの穀粒回収部構造。
  5. 前側の前記被装着部は、前側の前記支持部の前端部よりも前方側まで延長され、かつ、前側の前記支持部の上端部よりも上方側まで延長され、かつ、前側の前記支持部の下端部よりも下方側まで延長され、
    前側の前記被装着部のうち前側の前記支持部よりも、前方、上方、及び、下方に延長されている部分の外周に沿って、前記シール装着部が形成され、
    後側の前記被装着部は、後側の前記支持部の後端部よりも後方側まで延長され、かつ、後側の前記支持部の上端部よりも上方側まで延長され、かつ、後側の前記支持部の下端部よりも下方側まで延長され、
    後側の前記被装着部のうち後側の前記支持部よりも、後方、上方、及び、下方に延長されている部分の外周に沿って、前記シール装着部が形成されている請求項2または4に記載のコンバインの穀粒回収部構造。
  6. 前記グレンタンクの横側壁に、前記グレンタンクの上端部から下部に亘ってタンク内方に向かって凹入する状態で且つ上下方向に沿って延びる状態で凹部が形成されるとともに、その凹部の上部に前記開口が形成され、
    前記揚穀装置が前記作業位置において前記凹部の内部に入り込む状態で配備されている請求項1から5の何れか一項に記載のコンバインの穀粒回収部構造。
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