JP5415547B2 - メモリ機能付きパストランジスタ回路およびこのパストランジスタ回路を有するスイッチングボックス回路 - Google Patents

メモリ機能付きパストランジスタ回路およびこのパストランジスタ回路を有するスイッチングボックス回路 Download PDF

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Description

本発明は、メモリ機能付きパストランジスタ回路およびこのパストランジスタ回路を有するスイッチングボックス回路に関する。
近年、電子のスピン自由度を利用したスピンエレクトロニクスデバイスの研究開発が盛んに行われている。トンネル磁気抵抗効果(TMR)を基礎とする研究開発が盛んに行われ、磁気ランダムアクセスメモリ(MRAM)やハードディスクドライブ(HDD)の再生ヘッドなどに応用されるに至っている。さらに、半導体と磁性体とを結合したスピントランジスタが注目されている。
現在の半導体技術を基にしたリコンフィギャラブル論理回路として、FPGA(Field Programmable Gate Array) と呼ばれる集積回路がある。FPGAは、内部のSRAMに情報を蓄え、このメモリに記憶された情報に基づいて、リコンフィギュラブル論理回路の論理と結線とを制御することができる。このように、ソフトウエアで論理を変更できるため、ハードウエアを作製後に回路の修正が可能となる。複雑化する集積回路を短納期で安価に実現する手段として、近年急速に伸びている。
FPGAの中で、スイッチングボックス回路が数多く使用されている。スイッチングボックス回路は、4方向から来る信号線の結線方法を記憶させておき、信号線の入力と出力および信号線間の結線と断線を決定する回路である。このスイッチングボックス回路を有する回路は、メモリを書き換えることにより任意の結線方法を実現できる。
スイッチングボックス回路内ではメモリの出力を、パストランジスタ回路に接続する。パストランジスタ回路はスイッチの役割を果たし、メモリに記憶された情報に基づいて、信号線間の結線と断線を決める(例えば、非特許文献1参照)。
Design of Interconnection Networks for Programmable Logic, Guy Lemieux and David Lewis, Kluwer Academic Publishers, ISBN:1-4020-7700-9, Chapter6, pages 101-139
半導体のCMOS技術によってスイッチングボックス回路を作製する場合、情報を記憶するメモリとしてSRAMが用いられる。このため、素子数が多くなってしまう。このスイッチボックス回路は、大量のSRAMを使用しているため、動作をしていないときでもリーク電流による消費電力が大きくなってしまう。そのため、高集積化しにくい回路となっている。
また、スイッチングボックス回路で多くのパストランジスタ回路を使用するため回路規模は非常に大きくなってしまい、高集積化を妨げる要因の一つとなっている。
更に、SRAMは電源を切ると情報が失われてしまう揮発性メモリであるため、電源投入をする毎に外部メモリに蓄えていた情報を書き込む必要がある。このため、電源投入時に手間と時間がかかるという課題がある。
また、電源切断時に情報を蓄えておくための外部メモリを確保しておく必要があり、外部メモリのために消費電力および容積が必要になるという課題がある。このため、システム全体での高集積化および低消費電力化を妨げる要因の一つとなっている。
本発明は、上記事情を考慮してなされたものであって、高集積化および低消費電力化が可能なパストランジスタ回路およびスイッチングボックス回路を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様によるパストランジスタ回路は、第1の信号線に接続される第1の入出力端子と、第2の信号線に接続される第2の入出力端子と、一端が第1の電源に接続される第1の素子と、前記第1の素子の他端に一端が接続され、他端が第2の電源に接続される第2の素子と、前記第1の素子の他端にソースが接続され、ゲートに第1の制御信号を受ける第1のトランジスタと、前記第1のトランジスタのドレインにゲートが接続され、前記第1の入出力端子にソースが接続され、前記第2の入出力端子にドレインが接続された第2のトランジスタと、を備え、前記第1および第2の素子のうちの少なくとも一方が不揮発性メモリ素子であり、他方がMOSFETであることを特徴とする。
また、本発明の第2の態様によるスイッチングボックス回路は、第1の態様によるパストランジスタ回路と、前記第1および第2の信号線と、を備えていること特徴とする。
本発明によれば、高集積化および低消費電力化が可能なパストランジスタ回路およびスイッチングボックス回路を提供することができる。
一実施形態のパストランジスタ回路を示す回路図。 一実施形態のパストランジスタ回路を示す回路図。 一実施形態のパストランジスタ回路を示す回路図。 一実施形態のパストランジスタ回路を示す回路図。 第1実施形態のパストランジスタ回路を示す回路図。 第1実施形態のパストランジスタ回路の動作を説明する波形図。 第1実施形態のパストランジスタ回路の動作を説明する波形図。 第2実施形態のパストランジスタ回路を示す回路図。 第3実施形態のパストランジスタ回路を示す回路図。 第3実施形態の変形例によるパストランジスタ回路を示す回路図。 第4実施形態のパストランジスタ回路を示す回路図。 第5実施形態のパストランジスタ回路を示す回路図。 第5実施形態の変形例によるパストランジスタ回路を示す回路図。 第6実施形態のパストランジスタ回路を示す回路図。 一実施形態のスイッチングボックス回路を示す回路図。 入出力部の一具体例を示すブロック図。 一実施形態のスイッチングブロック回路を示す回路図。
以下に、本発明の実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。ただし、図面は模式的なものであり、各部分の大きさ、各電圧の高さおよび各時間の長さ、部分間の大きさの比
率、電圧間の比率、時間の間隔などは現実のものとは異なる。また、図面の相互間においても、同じ部分を指す場合であっても、互いの寸法や比率が異なって示されている部分もある。
まず、本発明の実施形態を説明する前に、本発明の各実施形態によるメモリ機能付きパストランジスタ回路の概要について説明する。本発明の各実施形態は、不揮発性メモリ素子を備えたメモリ機能付きパストランジスタ回路である。不揮発性メモリ素子としては、スピンMOSFETまたはMTJ(Magnetic Tunneling Junction)素子が用いられる。スピンMOSFETは、通常のMOSFET構造のソースおよびドレイン電極にそれぞれ強磁性体を具備している。強磁性体の磁化の向きによりスピンMOSFETの特性が異なり、かつメモリ機能を有している。また、MTJ素子は、2つの磁性体間にトンネルバリアを挟んだ構造を有しており、2つの磁性体の磁化の向きにより抵抗値が異なり、メモリ機能を有している。このため、スピンMOSFETまたはMTJ素子を用いると、少ない素子数でメモリ機能付きパストランジスタ回路を構成できる。そして、スピンMOSFETおよびMTJ素子は、強磁性体を用いてメモリ機能を実現しかつ不揮発性であるため、電源投入する毎にスイッチングボックス回路のメモリへの書き込みをしなくてすむ。そして、このパストランジスタ回路は内部に不揮発性メモリを有しているため、動作していない場合は電源を切断することが可能になり、低消費電力なスイッチングボックス回路を構築できる。
スピンMOSFETは、2つの強磁性体の互いの磁化の向きにより、2つの強磁性体間の抵抗値が異なる。このスピンMOSFETにおけるソースおよびドレイン電極の磁性体の磁化の向きは略平行か略反平行のいずれかになっており、2つの強磁性体間の抵抗も低抵抗と高抵抗のいずれかの状態になっている。MTJ素子も同様に、2つの強磁性体の互いの磁化の向きにより、2つの強磁性体間の抵抗値が異なる。2つの強磁性体間の抵抗値において、低抵抗の場合を低抵抗状態、高抵抗の場合を高抵抗状態と呼ぶ。
本発明の一実施形態によるメモリ機能付きパストランジスタ回路を図1に示す。このパストランジスタ回路1は、4個のトランジスタ10a、10b、10c、10dを備えている。トランジスタ10aおよび10bのうち少なくとも一方がスピンMOSFETとなっている。トランジスタ10aは、ソースが第1電源20に接続され、ゲートが第1端子16aに接続され、ドレインがトランジスタ10bのドレインに接続されている。トランジスタ10bは、ソースが第2電源22に接続され、ゲートが第2端子16bに接続されている。すなわち、トランジスタ10a、10bは直列に接続されている。トランジスタ10cは、ソースがトランジスタ10a、10bのドレインに接続され、ゲートが第3端子16cに接続され、ドレインがトランジスタ10dのゲートに接続されている。トランジスタ10dは、ソースが第1入出力端子24に接続され、ドレインが第2入出力端子26に接続されている。第1乃至第3端子16a、16b、16cにはタイミング信号(制御信号)、電源電圧Vdd、もしくは基準電圧GNDが印加される。
次に、本発明の一実施形態におけるパストランジスタ回路1を備えたスイッチングボックス回路の一具体例を図14に示す。一般に、スイッチングボックス回路は、4方向からの信号線が合流する領域において、結線と断線を決定する回路である。この具体例のスイッチングボックス回路50は、4本の信号線SL、SL、SL、SLの結線と断線を決定するものであって、4個の入出力部60〜60と、4個の接続ノード62〜62と、6個のパストランジスタ回路1〜1とを有している。パストランジスタ回路1〜1は、それぞれ本発明の一実施形態におけるパストランジスタ回路1と同じ構成となっている。
4本の信号線SL、SL、SL、SLは、4方向に1本ずつ配置される構成となっている。図14においては、上方には信号線SLが、左方には信号線SLが、下方には信号線SLが、右方には信号線SLが配置される。各信号線SL(i=1,・・・4)に入出力部60が接続される。各入出力部60(i=1,・・・4)に接続ノード62が接続される。パストランジスタ回路1は、第1および第2入出力端子の一方の入出力端子が接続ノード62に接続され、他方の入出力端子が接続ノード62に接続される。パストランジスタ回路1は、第1および第2入出力端子の一方の入出力端子が接続ノード62に接続され、他方の入出力端子が接続ノード62に接続される。パストランジスタ回路1は、第1および第2入出力端子の一方の入出力端子が接続ノード62に接続され、他方の入出力端子が接続ノード62に接続される。パストランジスタ回路1は、第1および第2入出力端子の一方の入出力端子が接続ノード62に接続され、他方の入出力端子が接続ノード62に接続される。パストランジスタ回路1は、第1および第2入出力端子の一方の入出力端子が接続ノード62に接続され、他方の入出力端子が接続ノード62に接続される。パストランジスタ回路1は、第1および第2入出力端子の一方の入出力端子が接続ノード62に接続され、他方の入出力端子が接続ノード62に接続される。したがって、任意の一つの信号線は、入出力部、接続ノード、パストランジスタ回路、接続ノード、入出力部を通して他の任意の信号線と接続することができる。例えば、信号線SLは、入出力部60、接続ノード62、パストランジスタ回路1、接続ノード62、入出力部60からなるルートを通して信号線SLと接続される。
次に、上記スイッチングボックス回路50の入出力部60の一具体例を図15に示す。この具体例の入出力部60は、入力部60a、メモリ部60b、および出力部60cを備えている。メモリ部60bは、図15に示すように、1個の不揮発性記憶素子(スピンMOSFET)と、2個のトランジスタとからなるパストランジスタ回路を有している。そして、入力部60aと出力部60cのいずれか一方だけが導通となるように接続される。
したがって、パストランジスタ回路1がスイッチングボックス回路50に用いられた場合には、第1入出力端子24は、入出力部を介して、4方向の内のある一方向における一本の信号線に接続され、第2入出力端子26は、他の入出力部を介して他の方向における一本の信号線に接続される。すなわち、トランジスタ10dがパストランジスタとなる。このパストランジスタのオンまたはオフ状態に応じて、信号線間の結線と断線が決定される。
図1に示す本発明の一実施形態において、トランジスタ10aをp型MOSFET10a1に置き換え、トランジスタ10bをn型スピンMOSFET10Bに置き換え、トランジスタ10c、10dをn型MOSFET10c1、10d1にそれぞれ置き換えたパストランジスタ回路1を図2に示す。このパストランジスタ回路1においては、第1電源20に電源電圧Vddを印加し、第2電源22に基準電圧GNDを印加する。更に、トランジスタ10a1のゲートに基準電圧GNDが印加され、スピンMOSFET10Bのゲートおよびトランジスタ10c1のゲートには制御信号ENABLE2およびENABLE1がそれぞれ入力される。
本発明の一実施形態のパストランジスタ回路1には、充電期間と動作期間を持つ。このパストランジスタ回路を論理動作させる前に、充電期間を設けて動作の安定化を行う。そして、動作期間の間に論理動作を行う。
次に、本発明の一実施形態のパストランジスタ回路1の動作を説明する。本明細書においては、Hレベルは電源電圧Vddの半分以上の電圧とし、Lレベルは電源電圧Vddの半分未満の電圧とする。
充電期間中の動作
ENABLE2信号がHレベルに達したときにトランジスタ10a1とスピンMOSFET10Bに直列に電流が流れる。トランジスタ10a1とスピンMOSFET10Bとの間のノードの電圧Vmidは、トランジスタ10a1とスピンMOSFET10Bの抵抗値により決まる。また、スピンMOSFET10Bの抵抗状態により、電圧Vmidが異なる。トランジスタ10d1のゲート電圧をVgateとする。
今、ENABLE1信号をHレベルとする。ENBALE1信号がHレベルでは、トランジスタ101のソースとドレイン間が導通しているため、電圧Vmidと電圧Vgateが略同電圧となる。このとき、第1入出力端子24もしくは第2入出力端子26のいずれか、もしくは第1入出力端子24と第2入出力端子26の両方の端子を、充電期間の間にLレベルにする。トランジスタ10d1のゲートに充電される電荷量はスピンMOSFET10Bの抵抗状態に依存する。
スピンMOSFET10Bの抵抗状態が高抵抗状態の場合、トランジスタ10d1のゲートに正電荷が充電される。スピンMOSFET10Bの抵抗状態が低抵抗状態の場合、トランジスタ10d1のゲートに正電荷が充電されないか、もしくは少ない量の正電荷だけが充電される。第1入出力端子24もしくは第2入出力端子26を、充電が完了して電圧Vgateが略一定電圧になった後に、Hレベルにする。その後、ENABLE1信号およびENABLE2信号をそれぞれLレベルにする。
動作期間中の動作
ENABLE1信号がLレベルなので、トランジスタ10c1は非導通状態となっている。トランジスタ10d1のゲートに十分な正電荷が充電されていれば、第1入出力端子24と第2入出力端子26は導通状態となり、第1入出力端子24と第2入出力端子26が結線された状態となる。これに対して、トランジスタ10d1のゲートに十分な正電荷が充電されていなければ、第1入出力端子24と第2入出力端子26は非導通状態となり、第1入出力端子24と第2入出力端子26が断線の状態となる。このように論理動作の直前に充電期間の動作を行う。トランジスタ10d1のゲートは、トランジスタ10c1のリーク電流により長い時間が経つと充電される。リーク電流により充電される前に、充電期間の動作を行う。
本発明の一実施形態では、図1に示すトランジスタ10aをp型MOSFETに置き換え、トランジスタ10bをn型スピンMOSFET10Bに置き換えた。しかし、図3に示す本発明の他の実施形態のようにトランジスタ10aをp型スピンMOSFET10Aに置き換え、トランジスタ10bをn型MOSFET10b1に置き換えてもよい。
また、上記実施形態では、トランジスタ10cおよびトランジスタ10dをn型MOSFETとしたが、p型MOSFETを用いても構わない。
また上記実施形態では、トランジスタ10a1のゲートに基準電圧GND、スピンMOSFET10BのゲートにENABLE2信号を印加したが、図4に示すようにトランジスタ10a1のゲートにENABLE2の反転信号を入力し、スピンMOSFET10Bのゲートに電源電圧Vddを印加しても構わない。
また、上記実施形態では、メモリ機能付き素子としてスピンMOSFETを用いたが、MTJ(強磁性トンネル接合)素子を用いても構わない。この場合は、制御信号が不要となる。
SRAMを用いた従来のメモリ付きパストランジスタ回路は7個の素子(SRAMが6個の素子+1個のパストランジスタ)を使用するのに対し、本発明の一実施形態では4個の素子でメモリ機能付きパストランジスタ回路を実現できる。また、SRAMを用いた従来のメモリ付きパストランジスタ回路は、揮発性メモリであるため電源を切断できないが、本発明の一実施形態では論理動作をしていないときは電源を切断できるため、低消費電力のメモリ機能付きパストランジスタ回路が実現できる。
以上説明したように、本発明の一実施形態によれば、少ない素子数でメモリ機能付きパストランジスタ回路を実現することができる。これにより、小面積のメモリ機能付きパストランジスタ回路を実現することが可能となり、小面積のスイッチングボックス回路を得ることができる。また、本発明の一実施形態によるメモリ機能付きパストランジスタ回路を用いれば、低消費電力のスイッチングボックス回路を構成することができる。したがって、本発明の一実施形態によるメモリ機能付きパストランジスタ回路を用いれば、高集積でかつ低消費電力のリコンフィギャラブル論理回路を実現することができる。
また、上記スイッチングボックス回路を用いて、例えば、図16に示すスイッチングブロック回路80を構成することができる。このスイッチングブロック回路80は、縦方向と横方向にn(≧1)本の信号線が配置され、縦方向の信号線と横方向の信号線との交差点に例えば図14に示すスイッチングボックス回路50を設けた構成となっている。このように構成されたスイッチングブロック回路80も低消費電力となる。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態によるメモリ機能付きパストランジスタ回路を図5に示す。この実施形態のパストランジスタ回路1は、図1に示すパストランジスタ回路1において、トランジスタ10aをp型MOSFET10a1(以下、トランジスタ10a1ともいう)に置き換え、トランジスタ10bをn型スピンMOSFET10B(以下、トランジスタ10Bともいう)に置き換え、トランジスタ10cをn型MOSFET10c1(以下、トランジスタ10c1ともいう)に置き換え、トランジスタ10dをn型MOSFET10d1(以下、トランジスタ10d1ともいう)に置き換えた構成となっている。トランジスタ10a1のゲートには基準電圧GNDが印加され、トランジスタ10Bのゲートには制御信号ENABLE2が入力し、トランジスタ10c1のゲートには制御信号ENABLE1が入力する。
次に、本実施形態のパストランジスタ回路1の動作について図6Aを参照して説明する。図6Aは、制御信号ENABLE1、ENABLE2、第1および第2入出力端子24、26、および電圧Vmid、Vgateの波形図である。ここで、電圧Vmidはトランジスタ10a1のドレインと、トランジスタ10Bのドレインの接続ノードの電圧であり、電圧Vgateはトランジスタ10d1のゲートの電圧である。
図6Aの電圧Vmidの波形および電圧Vgateの波形において、スピンMOSFET10Bが高抵抗状態の場合を実線で示し、低抵抗状態の場合を破線で示す。時刻tにおいて、ENABLE2信号をLレベルからHレベルにする。すると、電圧VmidはHレベルから、スピンMOSFET10Bの抵抗状態に応じたレベルとなる。スピンMOSFET10Bが高抵抗状態のときはVddとGNDとの間のレベルとなり、スピンMOSFET10Bが低抵抗状態のときはLレベルになる。
次に、時刻tにおいて、ENABLE1信号をLレベルからHレベルにする。すると、VmidとVgateは略同電圧となる。なお、時刻tは、時刻tと略同時かもしくは時間tより後とする。本実施形態のように、まず、ENABLE2信号をLレベルからHレベルにして、電圧VmidをHレベルから、スピンMOSFET10Bの抵抗状態に応じたレベルとし、その後、ENABLE1信号をLレベルからHレベルにすることが好ましい。
次に、時刻tにおいて、第1および第2入出力端子24、26の電圧をHレベルからLレベルにする。なお、図6Aでは、時刻t以前の第1入出力端子24および第2入出力端子26の電圧がHレベルとなっているが、Lレベルでも構わない。また、第1および第2入出力端子24、26の電圧をLレベルにする時刻t は、図6Aでは時刻tの後であるが、時刻tより前でかつ時刻tの後であっても構わないし、時刻tの前でも構わない。時刻tから時刻tの間に、トランジスタ10d1のゲートに電荷が充電、もしくはゲートから電荷が放電される。
次に、時刻tにおいて、第1および第2入出力端子24、26の電圧をLレベルからHレベルにする。すると、スピンMOSFET10Bが高抵抗状態のときは電圧Vgateが上昇し、Vddよりも大きな値となる。しかし、スピンMOSFET10Bが低抵抗状態のときは電圧Vgateがほとんど変化しない。これは、スピンMOSFET10Bが高抵抗状態の場合において、電圧Vgateが、トランジスタ10c1のゲート電圧となっている制御信号ENABLE1の電圧値からトランジスタ10c1の閾値電圧を引いた値より高い、もしくは制御信号ENABLE1の電圧値からトランジスタ10c1の閾値電圧を引いた値と同程度のため、トランジスタ10c1にはほとんど電流が流れない。しかしトランジスタ10d1のゲートには正電荷が充電されているため、時刻tの直後に、電圧Vgateが電源電圧Vdd以上の高電圧となる。
次に、時刻tにおいて、制御信号ENABLE1をHレベルからLレベルにする。すると、電圧Vgateは、その値が少し小さくなる。時刻tから時刻tの間は、電圧Vmid、VgateがスピンMOSFET10Bの抵抗状態に依存する。なお、時刻tは、時刻tより後とする。時刻tにおいて、電圧Vgateは低くなるが、電圧低下量は非常に小さいため、パストランジスタ10d1の動作には影響を与えない。制御信号ENABLE1がLレベルになると、トランジスタ10c1は非導通状態になり、電圧Vmidが変動しても、電圧Vgateに小さな変動しか与えない。
次に、時刻tにおいて、制御信号ENABLE2をHレベルからLレベルにする。制御信号ENABLE1がLレベルであるため、トランジスタ10c1は非導通状態である。トランジスタ10d1のゲートに充電された電荷は、トランジスタ10d1のゲートに保持される。なお、時刻tは、時刻tと略同時、もしくは時刻tより後とする。
上記の動作を充電動作と呼び、上記の動作を行う期間を充電期間と呼ぶ。図6Aでは、時刻tから時刻tまでが充電期間となる。
図6Aに示すように、上記の動作の後では、電圧VgateはスピンMOSFET10Bの高抵抗状態と低抵抗状態で大きな差がある。高抵抗状態では電圧Vgateが非常に高く、低抵抗状態では電圧Vgateが低い。
スピンMOSFET10Bが高抵抗状態のときは、トランジスタ10d1のゲートに十分な電荷が充電されているため、トランジスタ10d1は導通状態となり、第1および第2入出力端子24、26は結線された状態となっている。
これに対して、スピンMOSFET10Bが低抵抗状態のときは、トランジスタ10d1のゲートに電荷がほとんど充電されていないため、トランジスタ10d1は非導通状態となり、第1および第2入出力端子24、26は断線された状態となっている。
制御信号ENABLE1およびENABLE2がLレベルのときに、本実施形態のメモリ機能付きパストランジスタ回路は論理動作を行う。
なお、上記の動作説明では、第1および第2入出力端子の電圧は、時刻t以降は、Hレベルとなっていたが、図6Bに示すように、時刻tと時刻tとの間の時刻t’において、Lレベルとしてもよいし、時刻tと時刻tとの間にLレベルとしてもよい。
スピンMOSFET10Bが低抵抗状態であった場合に、時間が経つと、トランジスタ10c1のリーク電流により、トランジスタ10d1のゲートに充電され、電圧Vgateがあがる。非常に長い時間が経つと、電圧Vgateはトランジスタ10d1の閾値電圧Vthよりも高くなり、誤動作を引き起こす。誤動作を防ぐために、論理動作を行う直前に充電動作を行うか、もしくは一定間隔毎に充電動作を行うことが好ましい。
一定間隔で充電動作を行う場合の充電間隔τcは、トランジスタ10d1のゲートのキャパシタンス成分Cgと、トランジスタ10c1が非導通状態のときのトランジスタ10c1のソースとドレイン間の抵抗Roffで決まる。一定間隔で充電動作を行う場合の充電間隔τcは、τc=Cg×Roff/2より短いことが必要となる。本実施形態では、τc=10μsとした。
スピンMOSFET10Bは不揮発性メモリであるため、本実施形態のメモリ機能付きパストランジスタ回路が論理動作していないときにはメモリ機能付きパストランジスタ回路の電源を切断する。
SRAMを用いた従来のメモリ付きパストランジスタ回路は7個の素子を使用するのに対し、本実施形態では4個の素子でメモリ機能付きパストランジスタ回路を実現できる。また、SRAMを用いた従来のメモリ付きパストランジスタ回路は、揮発性メモリであるため電源を切断できないが、本実施形態では論理動作をしていないときは電源を切断できるため、低消費電力のメモリ機能付きパストランジスタ回路を実現することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、少ない素子数でメモリ機能付きパストランジスタ回路を実現することができる。これにより、小面積のメモリ機能付きパストランジスタ回路を実現することが可能となり、小面積のスイッチングボックス回路を得ることができる。
また、本実施形態によるメモリ機能付きパストランジスタ回路を用いれば、低消費電力のスイッチングボックス回路を構成することができる。したがって、本実施形態によるメモリ機能付きパストランジスタ回路を用いれば、高集積でかつ低消費電力のリコンフィギャラブル論理回路を実現することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態によるパストランジスタ回路を図7に示す。この実施形態のパストランジスタ回路は、図5に示す第1実施形態において、トランジスタ10a1のゲートに制御信号ENABLE2の反転制御信号ENABLE2−INVを入力し、スピンMOSFET10Bのゲートに電源電圧Vddを印加した構成となっている。
このように構成された本実施形態のパストランジスタ回路において、第1実施形態と同様に、充電動作を行った後に、論理動作を行う。
本実施形態も第1実施形態と同様に、低消費電力のメモリ機能付きパストランジスタ回路を実現することができる。
また、少ない素子数でメモリ機能付きパストランジスタ回路を実現することができる。これにより、小面積のメモリ機能付きパストランジスタ回路を実現することが可能となり、小面積のスイッチングボックス回路を得ることができる。
また、本実施形態によるメモリ機能付きパストランジスタ回路を用いれば、低消費電力のスイッチングボックス回路を構成することができる。したがって、本実施形態によるメモリ機能付きパストランジスタ回路を用いれば、高集積でかつ低消費電力のリコンフィギャラブル論理回路を実現することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態によるパストランジスタ回路を図8に示す。この実施形態のパストランジスタ回路は、図5に示す第1実施形態において、トランジスタ10a1をp型スピンMOSFET10Aに置き換え、スピンMOSFET10Bをn型MOSFET10b1(以下、トランジスタ10b1ともいう)に置き換えた構成となっている。そして、スピンMOSFET10Aのゲートに基準電圧GNDが印加され、トランジスタ10b1のゲートに制御信号ENABLE2が入力される。
このように構成された本実施形態のパストランジスタ回路において、第1実施形態と同様に、充電動作を行った後に、論理動作を行う。なお、本実施形態においては、第1実施形態と異なり、p型スピンMOSFET10Aが高抵抗状態の場合に、トランジスタ10d1は非導通状態となり、p型スピンMOSFET10Aが低抵抗状態の場合に、トランジスタ10d1は導通状態となる。
本実施形態も第1実施形態と同様に、低消費電力のメモリ機能付きパストランジスタ回路を実現することができる。
また、少ない素子数でメモリ機能付きパストランジスタ回路を実現することができる。これにより、小面積のメモリ機能付きパストランジスタ回路を実現することが可能となり、小面積のスイッチングボックス回路を得ることができる。
また、本実施形態によるメモリ機能付きパストランジスタ回路を用いれば、低消費電力のスイッチングボックス回路を構成することができる。したがって、本実施形態によるメモリ機能付きパストランジスタ回路を用いれば、高集積でかつ低消費電力のリコンフィギャラブル論理回路を実現することができる。
なお、本実施形態において、図9に示すように、p型スピンMOSFET10Aのゲートに制御信号ENABLE2−INV信号を入力し、トランジスタ10b1のゲートに電源電圧Vddを印加してもかまわない。この図9に示す、本実施形態の変形例によるパストランジスタ回路も、本実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態によるパストランジスタ回路を図10に示す。この実施形態のパストランジスタ回路は、図5に示す第1実施形態において、n型MOSFET10c1、10d1をp型MOSFET10c2、10d2にそれぞれ置き換え、p型MOSFET10c2のゲートに制御信号ENABLE1の反転信号ENABLE1−INVを入力した構成となっている。
本実施形態のパストランジスタ回路は、第1実施形態と同様に、充電動作を行った後に、論理動作を行う。なお、本実施形態においては、n型スピンMOSFET10Bが高抵抗状態の場合に、p型MOSFET10d2は非導通状態となり、n型スピンMOSFET10Bが低抵抗状態の場合に、p型MOSFET10d2は導通状態となる。
なお、第4実施形態の変形例として、図7、図8、図9に示すパストランジスタ回路において、n型MOSFET10c1、10d1を、それぞれp型MOSFETに置き換え、ENABLE1信号をENABLE1−INV信号に置き換えた構成としてもよい。
本実施形態およびその変形例も、第1実施形態と同様に、低消費電力のメモリ機能付きパストランジスタ回路を実現することができる。
また、少ない素子数でメモリ機能付きパストランジスタ回路を実現することができる。これにより、小面積のメモリ機能付きパストランジスタ回路を実現することが可能となり、小面積のスイッチングボックス回路を得ることができる。
また、本実施形態によるメモリ機能付きパストランジスタ回路を用いれば、低消費電力のスイッチングボックス回路を構成することができる。したがって、本実施形態によるメモリ機能付きパストランジスタ回路を用いれば、高集積でかつ低消費電力のリコンフィギャラブル論理回路を実現することができる。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態によるパストランジスタ回路を図11に示す。この実施形態のパストランジスタ回路は、図5に示す第1実施形態において、スピンMOSFET10BをMTJ(強磁性トンネル接合)素子10B1に置き換え、トランジスタ10a1のゲートに制御信号ENABLE2−INVを入力した構成となっている。MTJ素子10B1はトランジスタ10a1と直列に接続される。MTJ素子10B1は高抵抗状態および低抵抗状態を持ち、抵抗状態は不揮発性である。
本実施形態は第1実施形態と同様に、充電動作を行った後に、論理動作を行う。本実施形態においては、MTJ素子10B1が高抵抗状態の場合に、トランジスタ10d1は導通状態となり、MTJ素子10B1が低抵抗状態の場合に、トランジスタ10d1は非導通状態となる。
なお、第5実施形態の変形例として、図12に示すように、トランジスタ10a1をMTJ素子10A1に置き換えるとともにMTJ素子10B1をn型MOSFET10b1に置き換え、トランジスタ10b1のゲートに制御信号ENABLE2を入力するように、構成してもよい。
また、第1乃至第4実施形態およびそれらの変形例において、スピンMOSFETを、MTJ素子に置き換えてもよい。
本実施形態も、第1実施形態と同様に、低消費電力のメモリ機能付きパストランジスタ回路を実現することができる。
また、少ない素子数でメモリ機能付きパストランジスタ回路を実現することができる。これにより、小面積のメモリ機能付きパストランジスタ回路を実現することが可能となり、小面積のスイッチングボックス回路を得ることができる。
また、本実施形態によるメモリ機能付きパストランジスタ回路を用いれば、低消費電力のスイッチングボックス回路を構成することができる。したがって、本実施形態によるメモリ機能付きパストランジスタ回路を用いれば、高集積でかつ低消費電力のリコンフィギャラブル論理回路を実現することができる。
(第6実施形態)
次に、本発明の第6実施形態によるパストランジスタ回路を図13に示す。この実施形態のパストランジスタ回路は、図5に示す第1実施形態において、p型MOSFET10a1をp型のスピンMOSFET10Aに置き換えた構成となっている。すなわち、直列に2個のスピンMOSFET10A、10Bが接続された構成となっている。
そして、本実施形態においては、2つのスピンMOSFET10A、10Bのうちの一方のスピンMOSFETの磁化状態を反平行とし、他方のスピンMOSFETの磁化状態を平行状態とする。このように、直列に接続された2つのスピンMOSFET10A、10Bの磁化状態を相補的にしておくことで、大きな抵抗変化が得られるため、安定に回路動作することができる。
本実施形態も 本実施形態は第1実施形態と同様に、充電動作を行った後に、論理動作を行う。
本実施形態も、第1実施形態と同様に、低消費電力のメモリ機能付きパストランジスタ回路を実現することができる。
更に、少ない素子数でメモリ機能付きパストランジスタ回路を実現することができる。これにより、小面積のメモリ機能付きパストランジスタ回路を実現することが可能となり、小面積のスイッチングボックス回路を得ることができる。
また、本実施形態によるメモリ機能付きパストランジスタ回路を用いれば、低消費電力のスイッチングボックス回路を構成することができる。したがって、本実施形態によるメモリ機能付きパストランジスタ回路を用いれば、高集積でかつ低消費電力のリコンフィギャラブル論理回路を実現することができる。
なお、本実施形態では、スピンMOSFET10Aのゲートに基準電圧GNDを印加し、スピンMOSFET10Bのゲートに制御信号ENABLE2を入力したが、スピンMOSFET10Aのゲートに制御信号ENABLE−INVを入力し、スピンMOSFET10Bのゲートに電源電圧Vddを印加してもよい。
また、本実施形態では、トランジスタ10c1、10d1にn型MOSFETを用いたが、トランジスタ10c1、10d1にp型MOSFETを用いてもよい。
10a トランジスタ
10a1 p型MOSFET
10A p型スピンMOSFET
10A1 MTJ素子
10b トランジスタ
10b1 n型MOSFET
10B n型スピンMOSFET
10B1 MTJ素子
10c トランジスタ
10c1 n型MOSFET
10c2 p型MOSFET
10d トランジスタ(パストランジスタ)
10d1 n型MOSFET
10d2 p型MOSFET
20 第1電源
22 第2電源
24 第1入出力端子
26 第2入出力端子

Claims (10)

  1. 第1の信号線に接続される第1の入出力端子と、
    第2の信号線に接続される第2の入出力端子と、
    一端が第1の電源に接続される第1の素子と、
    前記第1の素子の他端に一端が接続され、他端が第2の電源に接続される第2の素子と、
    前記第1の素子の他端にソースおよびドレインの一方が接続され、ゲートに第1の制御信号を受け、前記第1制御信号に依存して導通状態および非導通状態の一方の状態になる第1のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタの前記ソースおよびドレインの他方にゲートが接続され、前記第1の入出力端子にソースおよびドレインの一方が接続され、前記第2の入出力端子に前記ソースおよびドレインの他方が接続された第2のトランジスタと、
    を備え、
    前記第1および第2の素子のうちの少なくとも一方が不揮発性メモリ素子であり、他方がMOSFETであり、
    前記第1のトランジスタが非導通状態であるときの前記第2のトランジスタの前記ゲートにおける電荷量は前記不揮発性メモリ素子の抵抗状態に依存するパストランジスタ回路。
  2. 第1の信号線に接続される第1の入出力端子と、
    第2の信号線に接続される第2の入出力端子と、
    一端が第1の電源に接続される第1の素子と、
    前記第1の素子の他端に一端が接続され、他端が第2の電源に接続される第2の素子と、
    前記第1の素子の他端にソースおよびドレインの一方が接続され、ゲートに第1の制御信号を受け、前記第1制御信号に依存して導通状態および非導通状態の一方の状態になる第1のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタの前記ソースおよびドレインの他方にゲートが接続され、前記第1の入出力端子にソースおよびドレインの一方が接続され、前記第2の入出力端子に前記ソースおよびドレインの他方が接続された第2のトランジスタと、
    を備え、
    前記第1および第2の素子のうちの少なくとも一方が不揮発性メモリ素子であり、他方がMOSFETであり、
    前記第1および第2の素子のうちのMOSFETである素子を導通状態にした後に前記第1のトランジスタを導通状態にして前記第2のトランジスタのゲートに電荷を蓄積させ、その後前記第1のトランジスタを非導通状態にするとともに前記第1および第2の素子のうちのMOSFETである素子を非導通状態にして前記第2のトランジスタの前記ゲートに蓄積された電荷量に応じた論理動作を行うパストランジスタ回路。
  3. 前記不揮発性メモリ素子は、スピンMOSFETであ請求項1または2記載のパストランジスタ回路。
  4. 前記第1の素子はp型MOSFETであり、前記第2の素子はn型スピンMOSFETであ請求項3記載のパストランジスタ回路。
  5. 前記第1の素子はp型スピンMOSFETであり、前記第2の素子はn型MOSFETであ請求項3記載のパストランジスタ回路。
  6. 前記第1の素子はp型スピンMOSFETであり、前記第2の素子はn型スピンMOSFETであ請求項3記載のパストランジスタ回路。
  7. 前記第1および第2のトランジスタは、n型MOSFETであ請求項4乃至6のいずれかに記載のパストランジスタ回路。
  8. 前記第1および第2のトランジスタは、p型MOSFETであ請求項4乃至6のいずれかに記載のパストランジスタ回路。
  9. 前記第1の素子はMTJ素子であり、前記第2の素子はMOSFETであ請求項1または2記載のパストランジスタ回路。
  10. 請求項1乃至9のいずれかに記載のパストランジスタ回路と、前記第1および第2の信号線と、を備えていスイッチングボックス回路。
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