JP5413030B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、鉄道車両の床下に搭載された電力変換装置に関する。
鉄道車両用電力変換装置は、単相交流電力を直流電力に変換する単相コンバータ、この単相コンバータで変換した直流電力を交流電力に変換して電動機に供給するインバータ、制御装置、継電器、検出器、保護装置等の機器類を備え、車両床下に搭載されている(例えば、特許文献1、2)。
図4は、従来の電力変換装置を構成する主な機器の配置を平面視で示したものである。この電力変換装置1は、交流架線から取り込んだ単相交流電力を直流電力に変換する単相コンバータ2と、単相コンバータ2から取り込んだ直流電力を三相交流電力に変換する3相インバータ3と、交流架線側から交流電力が入力する入力側主回路端子台4と、4台の電動機(不図示)にそれぞれ電気的に接続する4個の端子5a〜5dを有する出力側端子台5と、単相コンバータ2及び入力側主回路端子台4の間を電気的に接続する入力導体6と、3相インバータ3及び出力側端子台5の間を電気的に接続する出力導体7と、単相コンバータ2及び3相インバータ3の間を電気的に接続する中継導体8とが、車両床下(不図示)に配置した筐体9に収納されている。単相コンバータ2は、U相回路2a及びV相回路2bからなる単一ユニットである。また、3相インバータ3は、4台の電動機を個別に制御するために4個の3相インバータ回路3a〜3dからなる単一ユニットである。
ここで、図4の筐体9の下方が筐体9の車両進行方向の一方であり、同様に図4の筐体9の上方が筐体9の車両進行方向の他方であり、図4の筐体9の左方が筐体9の車幅方向の一方であり、図4の筐体9の右方が筐体9の車幅方向の他方である。
入力側主回路端子台4及び出力側端子台5は、筐体9内部の車両進行方向の一方側であって車幅方向の一方に寄った壁部近くに収納され、他の機器の端子と接続するようになっている。また、単相コンバータ2は、筐体9内部の進行方向の中央位置であって車幅方向の他方側に寄った位置に収納されている。さらに、3相インバータ3は、筐体9内部の進行方向の中央位置であって車幅方向の一方側に寄った位置に収納されている。
特開2005−229708号公報 特開2008−278577号公報
ところで、図4で示した従来の電力変換装置1は、入力側主回路端子台4が筐体9の車幅方向の一方に寄った位置に配置され、単相コンバータ2が筐体9の車幅方向の他方側に寄った位置に収納されているので、これらを電気的に接続する入力導体6が長尺になる。
また、ユニット化された単相コンバータ2及び3相インバータ3の間を電気的に接続する中継導体8も、配線経路が複雑となって長尺になる。さらに、3相インバータ3を構成する4個の3相インバータ回路3a〜3dから引き出される出力導体7は、配線経路が複雑であるとともに長尺になる。
このように、入力導体6、出力導体7及び中継導体8が長尺になる従来の電力変換装置1は導体の材料費が嵩むとともに、3相インバータ3のように配線経路が複雑となって装置の組立に要する時間もかかるので、製造コストの面で問題がある。
また、従来の電力変換装置1は、入力導体6、出力導体7及び中継導体8が長尺になることで重量が嵩み、車両搭載性の面で問題がある。
そこで、本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、導体の短尺化を図った単相コンバータ及び複数の3相インバータの配置構造とすることで製造コストの低減化を図ることができるとともに、軽量化を図ることで車両搭載性が向上する電力変換装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る電力変換装置は、鉄道車両の床下に搭載され、筐体内部に、単相交流電力を直流電力に変換するU相回路及びV相回路を備えた単相コンバータと、この単相コンバータで変換した直流電力を三相交流電力に変換して4台の電動機に供給する4個の3相インバータ回路と、単相交流電力源に接続する入力側端子と、前記4台の電動機に接続する出力側端子とを収納した電力変換装置において、前記単相コンバータの前記U相回路が車幅方向の一方側であって車両進行方向の他方に位置し、前記V相回路が前記車幅方向の他方側であって前記車両進行方向の一方に位置し、前記U相回路に対して前記車両進行方向の一方側に隣接して2個の前記3相インバータ回路を配置し、前記V相回路に対して前記車両進行方向の他方側に隣接して他の2個の前記3相インバータ回路を配置している。
さらに、上記において、前記筐体内部の車両進行方向の一方側に前記入力側端子を配置し、この入力側端子と前記U相回路及び前記V相回路を入力導体を介して接続し、前記車両進行方向の一方側に、2台の前記電動機と接続する第1出力側端子を配置し、この第1出力側端子と前記U相回路に隣接配置した2個の前記3相インバータ回路を第1出力導体を介して接続するとともに、前記車両進行方向の他方側に、他の2台の前記電動機と接続する第2出力側端子を配置し、この第2出力側端子と前記V相回路に隣接配置した2個の前記3相インバータ回路を第2出力導体を介して接続している。
この発明によると、単相コンバータは、U相回路が車幅方向の一方側であって車両進行方向の他方に配置され、V相回路が車幅方向の他方側であって車両進行方向の一方に位置して前記U相回路に近接するように配置されているので、入力導体の長さが短くなる。また、4個の3相インバータ回路は、U相回路に隣接配置した2個の3相インバータ回路と、V相回路に隣接配置した他の2個の3相インバータ回路とに分割されているので、第1及び第2出力導体の配線経路が簡素となる。
また、本発明に係る電力変換装置は、前記単相コンバータの入力側端子と前記U相回路及び前記V相回路を入力導体を介して接続し、前記U相回路が車幅方向の一方側に位置し、前記V相回路が前記車幅方向の他方側に位置して前記U相回路と対峙するように配置し、前記U相回路に対して前記車両進行方向の一方に隣接して1個の前記3相インバータ回路を配置し、且つ、前記U相回路に対して前記車両進行方向の他方に隣接して他の1個の前記3相インバータ回路を配置し、前記V相回路に対して前記車両進行方向の一方に隣接して他の1個の前記3相インバータ回路を配置し、且つ、前記V相回路に対して前記車両進行方向の他方に隣接して他の1個の前記3相インバータ回路を配置している。
さらに、上記において、前記筐体内部の前記車両進行方向の一方側に前記入力側端子を配置し、この入力側端子と前記U相回路及び前記V相回路を入力導体を介して接続し、前記車両進行方向の一方側に、2台の前記電動機と接続する第1出力側端子を配置し、この第1出力側端子と前記U相回路に対して前記車両進行方向の一方に隣接配置した前記3相インバータ回路及び前記V相回路に対して前記車両進行方向の一方に隣接配置した前記3相インバータ回路を第1出力導体を介して接続し、前記車両進行方向の他方側に、他の2台の前記電動機と接続する第2出力側端子を配置し、この第2出力側端子と前記U相回路に対して前記車両進行方向の他方に隣接配置した前記3相インバータ回路及び前記V相回路に対して前記車両進行方向の他方に隣接配置した前記3相インバータ回路を第2出力導体を介して接続している。
この発明によると、単相コンバータは、U相回路が車幅方向の一方側に位置し、V相回路が車幅方向の他方側に位置してU相回路と対峙するように配置されているので、入力導体の長さが短くなる。また、4個の3相インバータ回路は、U相回路に隣接配置した2個の3相インバータ回路と、V相回路に隣接配置した他の2個の3相インバータ回路とに分割されているので、第1及び第2出力導体の配線経路が簡素となる。
また、本発明に係る電力変換装置は、前記第1出力側端子及び前記第2出力側端子を、前記車幅方向の一方側に配置した。
この発明によると、第1出力側端子及び前記第2出力側端子と、車幅方向の一方側に配置した3相インバータ回路とを接続する出力導体の長さが短くなる。
また、本発明に係る電力変換装置は、前記U相回路と、当該U相回路に隣接配置した前記2個の3相インバータ回路を、前記筐体内部に着脱自在な単一の第1ユニットで構成し、前記V相回路と、当該V相回路に隣接配置した前記2個の3相インバータ回路を、前記筐体内部に着脱自在な単一の第2ユニットで構成した。
この発明によると、筐体に、第1ユニット及び第2ユニットを装着することで単相コンバータ及び4個の3相インバータが配置されるので、電力変換装置の組付け作業が容易になる。
本発明に係る電力変換装置によると、導体の短尺化を図って材料費を安価にすることができ、装置の組立に要する時間も短くなるので、製造コストの低減化を図ることができるとともに、軽量化を図ることで車両搭載性を向上させることができる。
本発明に係る第1実施形態の電力変換装置を示す平面概略図である。 本発明に係る第2実施形態の電力変換装置を示す平面概略図である。 本発明に係る第3実施形態の電力変換装置を示す平面概略図である。 従来の電力変換装置を示す平面概略図である。
以下、本発明を実施するための複数の形態(以下、実施形態という。)を、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各実施形態を示す図1から図3は、図4と同様に、車両床下に搭載した電力変換装置を平面視で示しており、筐体9の下方が筐体9の車両進行方向の一方であり、筐体9の上方が筐体9の車両進行方向の他方であり、筐体9の左方が筐体9の車幅方向の一方であり、筐体9の右方が筐体9の車幅方向の他方である。
(第1実施形態の電力変換装置)
図1は、第1実施形態の電力変換装置10である。
本実施形態の電力変換装置10は、筐体9に、第1パワーユニット11、第2パワーユニット12、入力側主回路端子台4、第1出力側端子台13及び第2出力側端子台14が収納されている。なお、図示しないが、制御装置、継電器、検出器、保護装置等の機器類も筐体9に収納されている。
第1パワーユニット11は、単相コンバータ2のU相回路2aと、2個の3相インバータ回路3a,3bとをユニット化したものであり、筐体9内部の進行方向の中央位置であって車幅方向の一方側に寄った位置に収納されている。この第1パワーユニット11の2台の3相インバータ回路3a,3bは車幅方向の一方側の位置に車幅方向に列状となるように配置され、U相回路2aは、車幅方向の中央に寄った位置に配置されている。
第2パワーユニット12は、単相コンバータ2のV相回路2bと、他の2個の3相インバータ回路3c,2dとをユニット化したものであり、筐体9内部の進行方向の中央位置であって車幅方向の他方側に寄った位置に収納されている。この第2パワーユニット12の2台の3相インバータ回路3c,3dは車幅方向の他方側の位置に車幅方向に列状となるように配置され、V相回路2bは、車幅方向の中央に寄った位置に配置されている。
入力側主回路端子台4は、筐体9内部の車両進行方向の一方側であって車幅方向の一方に寄った壁部近くに収納され、他の機器の端子と接続するようになっている。
第1出力側端子台13は、2台の電動機(不図示)にそれぞれ電気的に接続する2個の端子13a,13bを有するものであり、筐体9内部の車両進行方向の一方側であって車幅方向の一方に寄った壁部近くに、入力側主回路端子台4に並んで収納されている。
また、第2出力側端子台14は、他の2台の電動機(不図示)にそれぞれ電気的に接続する2個の端子14a,14bを有するものであり、筐体9内部の車両進行方向の他方側であって車幅方向の一方に寄った壁部近くに収納されている。
そして、筐体9内部には、入力側主回路端子台4と車幅方向の中央寄りに配置した単相コンバータ2のU相回路2a及びV相回路2bとの間を電気的に接続する入力導体15と、第1出力側端子台13の端子13aと第1パワーユニット11の3相インバータ回路3aとの間を電気的に接続する第1出力導体16と、第1出力側端子台13の端子13bと第2パワーユニット12の3相インバータ回路3cとの間を電気的に接続する第2出力導体17と、第2出力側端子台14の端子14aと第1パワーユニット11の3相インバータ回路3bとの間を電気的に接続する第3出力導体18と、第2出力側端子台14の端子14bと第2パワーユニット12の3相インバータ回路3dとの間を電気的に接続する第4出力導体19と、単相コンバータ2及び4個の3相インバータ回路3a〜3dとの間を電気的に接続する中継導体20とが配置されている。
ここで、第1パワーユニット11は、ユニット内にU相回路2a、2個の3相インバータ回路3a,3bが組み込まれ、これらの回路の間に入力導体15、第1出力導体16、第3出力導体18及び中継導体20の一部が配線された単一ユニットであり、筐体9内部に着脱自在に装着されている。
また、第2パワーユニット12も、ユニット内にV相回路2b、2個の3相インバータ回路3c,3dが組み込まれ、これらの回路の間に入力導体15、第2出力導体17、第4出力導体19及び中継導体20の一部が配線された単一ユニットであり、筐体9内部に着脱自在に装着されている。
上記構成の電力変換装置10は、交流架線から取り込んだ交流電力が、入力側主回路端子台4を介して単相コンバータ2に入力され、単相コンバータ2で変換された直流電力が4個の3相インバータ回路3a〜3dに入力し、各3相インバータ回路3a〜3dで変換された交流電力が、車輪に連結した4台の電動機に出力されるようになっている。
本実施形態の電力変換装置10によると、筐体9内部の車幅方向の一方に寄って配置した第1出力側端子台13及び第2出力側端子台14と、同様に筐体9内部の車幅方向の一方に寄って配置した第1パワーユニット11の2個の3相インバータ回路3a,3bとは、長さが短い第1出力導体16及び第3出力導体18を介して電気的に接続されている。
また、筐体9内部の車幅方向の一方に寄って配置した入力側主回路端子台4に電気的に接続した入力導体15は、車幅方向の中央に向かって延在し、車幅方向の中央寄りに配置した単相コンバータ2のU相回路2a及びV相回路2bに分岐して電気的に接続されているので、長さが短い入力導体15とされている。
このように、第1出力導体16、第3出力導体18及び入力導体15が短尺な導体となることで、導体の材料費を安価にすることができるとともに、軽量化を図った電力変換装置10となる。
また、4個の3相インバータ回路3a〜3dが、第1パワーユニット11及び第2パワーユニット12に分割して配置されることで、第1パワーユニット11の2個の3相インバータ回路3a,3bに接続する第1出力導体16及び第3出力導体18の配線経路が簡素となり、同様に第2パワーユニット12の2個の3相インバータ回路3c,3dに接続する第2出力導体17及び第4出力導体19の配線経路も簡素となるので、従来の電力変換装置と比較して装置の組立に要する時間も短くなる。
また、筐体9内部に、単一ユニットの第1パワーユニット11及び第2パワーユニット12が着脱自在に装着されているので、さらに組立に要する時間を短縮することができる。
したがって、本実施形態の電力変換装置10は、導体の短尺化を図って材料費を安価にすることができ、装置の組立に要する時間も短くなるので、製造コストの低減化を図ることができるとともに、軽量化を図ることで車両搭載性を向上させることができる。
(第2実施形態の電力変換装置)
次に、図2は、第2実施形態の電力変換装置30である。なお、図1に示した構成と同一構成部分は、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施形態の電力変換装置30は、筐体9に、第1パワーユニット31、第2パワーユニット32、入力側主回路端子台4、第1出力側端子台13及び第2出力側端子台14が収納されている。
第1パワーユニット31は、単相コンバータ2のU相回路2aと、2個の3相インバータ回路3a,3bとをユニット化したものであり、筐体9内部の車幅方向の一方側に寄った位置に収納されている。この第1パワーユニット31の2台の3相インバータ回路3a,3bは車両進行方向の一方側の位置に車両進行方向に列状となるように配置され、U相回路2aは、車両進行方向の他方側に配置されている。
第2パワーユニット32は、単相コンバータ2のV相回路2bと、他の2個の3相インバータ回路3c,2dとをユニット化したものであり、筐体9内部の進行方向の中央位置であって車幅方向の他方側に寄った位置に収納されている。この第2パワーユニット32の2台の3相インバータ回路3c,3dは車両進行方向の他方側の位置に車両進行方向に列状となるように配置され、V相回路2bは、車両進行方向の一方側に配置されている。
そして、筐体9内部には、入力側主回路端子台4と車幅方向の中央寄りに配置した単相コンバータ2のU相回路2a及びV相回路2bとの間を電気的に接続する入力導体33と、第1出力側端子台13と第1パワーユニット31の2個の3相インバータ回路3a,3bとの間を電気的に接続する第1出力導体34と、第2出力側端子台14と第2パワーユニット32の2個の3相インバータ回路3c,3dとの間を電気的に接続する第2出力導体35と、単相コンバータ2及び4個の3相インバータ回路3a〜3dとの間を電気的に接続する中継導体36とが配置されている。
本実施形態の第1パワーユニット31は、ユニット内にU相回路2a、2個の3相インバータ回路3a,3bが組み込まれ、これらの回路の間に入力導体33、第1出力導体34及び中継導体36の一部が配線された単一ユニットであり、筐体9内部に着脱自在に装着されている。
また、第2パワーユニット32も、ユニット内にV相回路2b、2個の3相インバータ回路3c,3dが組み込まれ、これらの回路の間に入力導体33、第2出力導体35及び中継導体36の一部が配線された単一ユニットであり、筐体9内部に着脱自在に装着されている。
本実施形態の電力変換装置30によると、筐体9内部の車幅方向の一方に寄った位置であって車両進行方向の一方側に配置された第1出力側端子台13と、筐体9内部の車幅方向の一方側に寄った位置であって車両進行方向の一方側に配置された第1パワーユニット31の2台の3相インバータ回路3a,3bは互いに近接しているので、これらを電気的に接続する第1出力導体34の長さが短く設定されている。また、筐体9内部の車両進行方向の他方側に配置された第2出力側端子台14と、筐体9内部の車両進行方向の他方側に配置された第2パワーユニット32の2台の3相インバータ回路3c,3dも互いに近接しているので、これらを電気的に接続する第2出力導体35の長さも短く設定されている。
また、入力側主回路端子台4に電気的に接続した入力導体33は、車幅方向の中央に向かって延在し、単相コンバータ2のU相回路2a及びV相回路2bに分岐して電気的に接続されているので、長さが短い入力導体33となる。
このように、第1出力導体34、第2出力導体35及び入力導体33が短尺な導体となることで、導体の材料費を安価にすることができるとともに、軽量化を図った電力変換装置30となる。
また、4個の3相インバータ回路3a〜3dが、第1パワーユニット31及び第2パワーユニット32に分割して配置されることで、第1パワーユニット31の2個の3相インバータ回路3a,3bに接続する第1出力導体34の配線経路が簡素となり、同様に第2パワーユニット32の2個の3相インバータ回路3c,3dに接続する第2出力導体35の配線経路も簡素となるので、従来の電力変換装置と比較して装置の組立に要する時間も短くなる。
また、筐体9内部に、単一ユニットの第1パワーユニット31及び第2パワーユニット32が着脱自在に装着されているので、さらに組立に要する時間を短縮することができる。
したがって、本実施形態の電力変換装置30も、導体の短尺化を図って材料費を安価にすることができ、装置の組立に要する時間も短くなるので、製造コストの低減化を図ることができるとともに、軽量化を図ることで車両搭載性を向上させることができる。
(第3実施形態の電力変換装置)
さらに、図3は、第3実施形態の電力変換装置40である。
本実施形態の電力変換装置40は、筐体9に、第1パワーユニット41、第2パワーユニット42、入力側主回路端子台4、第1出力側端子台13及び第2出力側端子台14が収納されている。
第1パワーユニット41は、単相コンバータ2のU相回路2aと、2個の3相インバータ回路3a,3bとをユニット化したものであり、筐体9内部の車幅方向の一方側に寄った位置に収納されている。この第1パワーユニット41は、U相回路2aを車両進行方向の中央に配置し、このU相回路2aの車両進行方向の他方側に3相インバータ回路3aが配置され、U相回路2aの車両進行方向の一方側に3相インバータ回路3bが配置されている。
第2パワーユニット42は、単相コンバータ2のV相回路2bと、他の2個の3相インバータ回路3c,2dとをユニット化したものであり、筐体9内部の進行方向の中央位置であって車幅方向の他方側に寄った位置に収納されている。この第2パワーユニット42は、V相回路2bを車両進行方向の中央に配置し、このV相回路2bの車両進行方向の他方側に3相インバータ回路3cが配置され、V相回路2bの車両進行方向の一方側に3相インバータ回路3dが配置されている。
そして、筐体9内部には、入力側主回路端子台4と車幅方向の中央寄りに配置した単相コンバータ2のU相回路2a及びV相回路2bとの間を電気的に接続する入力導体43と、第1出力側端子台13と第1パワーユニット41の3相インバータ回路3b及び第2パワーユニット42の3相インバータ回路3dとの間を電気的に接続する第1出力導体44と、第2出力側端子台14と第1パワーユニット41の3相インバータ回路3a及び第2パワーユニット42の3相インバータ回路3cとの間を電気的に接続する第2出力導体45と、単相コンバータ2及び4個の3相インバータ回路3a〜3dとの間を電気的に接続する中継導体46とが配置されている。
本実施形態の第1パワーユニット41は、ユニット内にU相回路2a、2個の3相インバータ回路3a,3bが組み込まれ、これらの回路の間に入力導体43、第1出力導体44、第2出力導体45及び中継導体46の一部が配線された単一ユニットであり、筐体9内部に着脱自在に装着されている。
また、第2パワーユニット42も、ユニット内にV相回路2b、2個の3相インバータ回路3c,3dが組み込まれ、これらの回路の間に入力導体43、第1出力導体44、第2出力導体45及び中継導体46の一部が配線された単一ユニットであり、筐体9内部に着脱自在に装着されている。
本実施形態の電力変換装置40によると、筐体9内部の車両進行方向の一方側に配置された第1出力側端子台13と、筐体9内部の車両進行方向の一方側に配置された第1パワーユニット41の3相インバータ回路3b及び第2パワーユニット42の3相インバータ回路3dは互いに近接しているので、これらを電気的に接続する第1出力導体44の長さが短く設定されている。また、筐体9内部の車両進行方向の他方側に配置された第2出力側端子台14と、筐体9内部の車両進行方向の他方側に配置された第1パワーユニット41の3相インバータ回路3a及び第2パワーユニット42の3相インバータ回路3cも互いに近接しているので、これらを電気的に接続する第2出力導体45の長さも短く設定されている。
また、入力側主回路端子台4に電気的に接続した入力導体43は、車幅方向の中央に向かって延在し、単相コンバータ2のU相回路2a及びV相回路2bに分岐して電気的に接続されているので、長さが短い入力導体43となる。
このように、第1出力導体44、第2出力導体45及び入力導体43が短尺な導体となることで、導体の材料費を安価にすることができるとともに、軽量化を図った電力変換装置40となる。
また、4個の3相インバータ回路3a〜3dが、第1パワーユニット41及び第2パワーユニット42に分割して配置されることで、各3相インバータ回路3a〜3dに接続する第1出力導体44及び第2出力導体45の配線経路が簡素となり、従来の電力変換装置と比較して装置の組立に要する時間も短くなる。
また、筐体9内部に、単一ユニットの第1パワーユニット41及び第2パワーユニット42が着脱自在に装着されているので、さらに組立に要する時間を短縮することができる。
したがって、本実施形態の電力変換装置40も、導体の短尺化を図って材料費を安価にすることができ、装置の組立に要する時間も短くなるので、製造コストの低減化を図ることができるとともに、軽量化を図ることで車両搭載性を向上させることができる。
2…単相コンバータ、2a…U相回路、2b…V相回路、3a〜3d…3相インバータ回路、4…入力側主回路端子台(入力側端子)、10,30,40…電力変換装置、11,31,41…第1パワーユニット(第1ユニット)、12,32,42…第2パワーユニット(第2ユニット)、13…第1出力側端子台(第1出力側端子)、13a,13b…端子、14…第2出力側端子台(第2出力側端子)、14a,14b…端子、15,33,43…入力導体、16,34、44…第1出力導体、17,35,45…第2出力導体、18…第3出力導体、19…第4出力導体、20,36,46…中継導体

Claims (6)

  1. 鉄道車両の床下に搭載され、筐体内部に、単相交流電力を直流電力に変換するU相回路及びV相回路を備えた単相コンバータと、この単相コンバータで変換した直流電力を三相交流電力に変換して4台の電動機に供給する4個の3相インバータ回路と、単相交流電力源に接続する入力側端子と、前記4台の電動機に接続する出力側端子とを収納した電力変換装置において、
    前記単相コンバータの前記U相回路が車幅方向の一方側であって車両進行方向の他方に位置し、前記V相回路が前記車幅方向の他方側であって前記車両進行方向の一方に位置し、
    前記U相回路に対して前記車両進行方向の一方側に隣接して2個の前記3相インバータ回路を配置し、
    前記V相回路に対して前記車両進行方向の他方側に隣接して他の2個の前記3相インバータ回路を配置したことを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記筐体内部の車両進行方向の一方側に前記入力側端子を配置し、この入力側端子と前記U相回路及び前記V相回路を入力導体を介して接続し、
    前記車両進行方向の一方側に、2台の前記電動機と接続する第1出力側端子を配置し、この第1出力側端子と前記U相回路に隣接配置した2個の前記3相インバータ回路第1出力導体を介して接続するとともに、
    前記車両進行方向の他方側に、他の2台の前記電動機と接続する第2出力側端子を配置し、この第2出力側端子と前記U相回路に隣接配置した2個の前記3相インバータ回路第2出力導体を介して接続することを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 鉄道車両の床下に搭載され、筐体内部に、単相交流電力を直流電力に変換するU相回路及びV相回路を備えた単相コンバータと、この単相コンバータで変換した直流電力を三相交流電力に変換して4台の電動機に供給する4個の3相インバータ回路と、単相交流電力源に接続する入力側端子と、前記4台の電動機に接続する出力側端子とを収納した電力変換装置において、
    前記単相コンバータの前記U相回路が車幅方向の一方側位置し、前記V相回路が前記車幅方向の他方側に位置して前記U相回路と対峙するように配置し、
    前記U相回路に対して前記車両進行方向の一方に隣接して1個の前記3相インバータ回路を配置し、且つ、前記U相回路に対して前記車両進行方向の他方に隣接して他の1個の前記3相インバータ回路を配置し、
    前記V相回路に対して前記車両進行方向の一方に隣接して他の1個の前記3相インバータ回路を配置し、且つ、前記V相回路に対して前記車両進行方向の他方に隣接して他の1個の前記3相インバータ回路を配置したことを特徴とする電力変換装置。
  4. 前記筐体内部の前記車両進行方向の一方側に前記入力側端子を配置し、この入力側端子と前記U相回路及び前記V相回路を入力導体を介して接続し、
    前記車両進行方向の一方側に、2台の前記電動機と接続する第1出力側端子を配置し、この第1出力側端子と前記U相回路に対して前記車両進行方向の一方に隣接配置した前記3相インバータ回路及び前記V相回路に対して前記車両進行方向の一方に隣接配置した前記3相インバータ回路を第1出力導体を介して接続し、
    前記車両進行方向の他方側に、他の2台の前記電動機と接続する第2出力側端子を配置し、この第2出力側端子と前記U相回路に対して前記車両進行方向の他方に隣接配置した前記3相インバータ回路及び前記V相回路に対して前記車両進行方向の他方に隣接配置した前記3相インバータ回路を第2出力導体を介して接続することを特徴とする請求項3に記載の電力変換装置。
  5. 記第1出力側端子及び前記第2出力側端子を、前記車幅方向の一方側に配置したことを特徴とする請求項2又は4に記載の電力変換装置。
  6. 前記U相回路と、当該U相回路に隣接配置した前記2個の3相インバータ回路を、前記筐体内部に着脱自在な単一の第1ユニットで構成し、
    前記V相回路と、当該V相回路に隣接配置した前記2個の3相インバータ回路を、前記筐体内部に着脱自在な単一の第2ユニットで構成したことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の電力変換装置。
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