JP5413015B2 - 発進ギア警報方法及び発進ギア警報装置 - Google Patents

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Description

本発明は、運転者に発進の意志があるときだけに警報を鳴らす発進ギア警報方法及び発進ギア警報装置に関する。
運転者が自由意志に基づいてシフトレバーを操作して発進ギアを選択しクラッチを操作して発進することのできるマニュアルトランスミッション・クラッチペダル付き車両がある。このような車両において、発進ギア段(発進に好適なギア段)以外のギア段(発進に好適でないギア段)を選択して発進を繰り返すと、クラッチが摩耗して劣化する。このような望ましくない発進操作を防止するために、従来は、望ましくない発進操作に対して警報を鳴らすようにしている。
すなわち、従来の発進ギア警報装置は、図3に示されるように、車両が停止しており、かつ、発進に好適でないギア段が選択されているとき、警報を鳴らすように構成されている。ここでは、車両の停止は、例えば、車速が3km/h未満のときとする。発進に好適でないギア段は、2速より高いギア段とする。
特開2007−132364号公報 特開2003−14104号公報
しかしながら、従来の発進ギア警報装置は、望ましくない発進操作が行われようとしているとき以外にも警報が鳴ることがある。例えば、運転者が車両の走行中にギアを3速に選択したままクラッチを断して車両を停止させると、図3の回路が作動して警報が鳴る。このとき、運転者は車両を停止させただけであり、3速での発進の意志がないにも関わらず、警報が鳴ってしまうことになる。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、運転者に発進の意志があるときだけに警報を鳴らす発進ギア警報方法及び発進ギア警報装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の発進ギア警報方法は、車両が停止時にギアがニュートラルであるときオンされ、その後、車両が走行するとオフされる発進操作フラグを用い、現在車両が停止し発進に好適でないギア段が選択されており、前記発進操作フラグがオンである場合に警報を鳴らすと共に記発進操作フラグがオフの場合には、クラッチペダルが戻し方向に操作され、かつ、車両の発進に好適でないギア段が選択されているときに警報を鳴らすものである。
また、本発明の発進ギア警報装置は、車速が所定値未満であって、かつ、ギアがニュートラルに選択されているとき、車両停止に伴いギアがニュートラルに戻されたことを確認したとしてオンされ、その後、車速が所定値以上になると車両が走行したとしてオフされる発進操作フラグと、前記発進操作フラグがオフであって、かつクラッチペダルが戻し方向に操作されたとき、車両停止前のギア段にてギア操作無しで発進する意志を確認するギア操作無し発進意志確認AND部と、前記発進操作フラグがオンであるとき、車両停止に伴いギアがニュートラルに戻されたことを確認する停止時ニュートラル確認部と、前記ギア操作無し発進意志確認AND部の出力と前記停止時ニュートラル確認部の出力を入力とし、これら2つの入力を論理和するOR部と、車速が所定値未満であって、かつ、発進に好適でないギア段が選択されており、かつ、前記OR部の2つの入力のいずれか一方が確認されているときに警報を鳴らす警報実施条件AND部とを備えたものである。
本発明は次の如き優れた効果を発揮する。
(1)運転者に発進の意志があるときだけに警報を鳴らすことができる。
本発明の一実施形態を示す発進ギア警報装置の制御回路図である。 図1の発進ギア警報装置を用いた車両における電子制御装置の入出力構成図である。 従来の発進ギア警報装置の制御回路図である。
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
図1に示されるように、本発明に係る発進ギア警報装置1は、車速が所定値未満であって、かつ、ギアがニュートラルに選択されているとき、車両停止に伴いギアがニュートラルに戻されたことを確認したとしてオンされ、その後、車速が所定値以上になると車両が走行したとしてオフされる発進操作フラグ2と、発進操作フラグ2がオフであって、かつクラッチペダルが戻し方向に操作されたとき、車両停止前のギア段にてギア操作無しで発進する意志を確認するギア操作無し発進意志確認AND部3と、発進操作フラグ2がオンであるとき、車両停止に伴いギアがニュートラルに戻されたことを確認する停止時ニュートラル確認部4と、ギア操作無し発進意志確認AND部3の出力と停止時ニュートラル確認部4の出力を入力とし、これら2つの入力を論理和するOR部5と、現在車速が所定値未満であって、かつ、現在発進に好適でないギア段が選択されており、かつ、OR部の2つの入力のいずれか一方が確認されているときに警報を鳴らす警報実施条件AND部6とを備える。
また、発進ギア警報装置1は、現在ギアがニュートラル、リバース、発進に好適なギア段のいずれかに選択されているとき、警報を禁止する警報禁止OR部7を備える。ここでは、発進に好適なギア段は1速及び2速とする。よって、警報禁止OR部7は、現在ギアがニュートラル、リバース、1速、2速のいずれかに選択されていると、警報を禁止する。警報禁止OR部7に入力される信号は、従来より車両に具備されているギア段の検出信号又はマニュアルトランスミッション用シフトレバーのシフトポジション検出信号のうちのニュートラル、リバース、1速、2速の信号である。
警報実施条件AND部6には、警報を鳴らす必須の条件として5つの信号が入力されている。
第1の信号は、警報禁止OR部7が警報を禁止していないことを示す信号である。第1の信号は、警報禁止OR部7の出力を反転して得られる。
第2の信号は、車速が所定値未満であることを示す信号である。従来より車両に具備されている車速信号を図示しない比較器に適用することで得られる。ここでは、3km/hを所定値とする。車速が3km/h未満であれば車両停止と定義する。現在車両停止であることが警報を鳴らす必須の条件であることになる。
第3の信号は、エンジン回転速度が300rpmより大きく、800rpm以下であることを示す信号である。従来より車両に具備されているエンジン回転速度信号を図示しない比較器に適用することで得られる。エンジン回転速度が300rpm未満であれば、エンジン停止と見なし、エンジン回転速度が800rpmより大きければアクセル開度がある程度大きいと見なし、300rpmより大きく800rpm以下の状態はアイドル状態と定義する。よって、現在、エンジンがアイドル状態であることが警報を鳴らす必須の条件であることになる。
第4の信号は、発進に好適でないギア段が選択されていることを示す信号であり、前述したギア段の検出信号又はシフトポジション検出信号のうちの3速以上の信号を論理和して得られる。
第5の信号は、OR部5の出力信号である。
発進操作フラグ2は、車速が所定値(例えば、3km/h)未満であって、かつ、ギアがニュートラルに選択されているとき、車両停止に伴いギアがニュートラルに戻されたことを確認したとしてオンされ、その後、車速が所定値以上になると車両が走行したとしてオフされる。発進操作フラグ2は、いったんオンされると車速が所定値以上になるまでオフされることがなく、いったんオフされると車速が所定値未満、かつ、ギアがニュートラルに選択されるまでオンされることがない。
ギア操作無し発進意志確認AND部3に入力されるクラッチペダルが戻し方向に操作されたことを示す信号は、従来より車両に具備されているクラッチストローク量信号である。クラッチペダルの戻し方向とは、クラッチ断からクラッチ接に向かう方向である。適宜なサンプリング時間間隔でクラッチストローク量(踏み込んだ量)を検出し、前回のクラッチストローク量−今回のクラッチストローク量が所定値より大きければクラッチペダルが戻し方向に操作されたと判定できる。クラッチペダルが戻し方向に操作されたことにより、運転者が車両を発進させようとしている意志を確認することができる。
図2に示されるように、車両の電子制御装置21には、車速センサ22、シフトポジションセンサ23、クラッチストロークセンサ24、エンジン回転速度センサ25などが接続されている。また、電子制御装置21には、表示器、スピーカ等の警報器26が接続されている。図1で説明した発進ギア警報装置1の各部は、電子制御装置21に適宜な論理回路を備えるか電子制御装置21が適宜なソフトウェアを実行することで実現される。
以下、本発明の発進ギア警報装置の動作を説明する。
まず、運転者が車両の走行中にギアをニュートラルに戻して車両を停止させたものとする(車両を停止させてからギアをニュートラルに戻してもよい)。このとき、発進操作フラグ2はオンとなる。エンジンはアイドル状態を維持するものとする。その後、運転者が車両の発進のために、ギアをニュートラル、リバース、1速、2速のいずれかに選択したとする。この場合、警報禁止OR部7が警報を禁止するので、警報は鳴らない。しかし、運転者が何かの間違いにより、ギアを発進に好適でない3速以上のギア段に選択したとする。この場合、警報実施条件AND部6は、警報を鳴らす必須の条件である5つの信号が全て成立(発進操作フラグ2はオン)していることから、警報を鳴らす。
次に、運転者が車両の走行中にギアを3速に選択したままクラッチを断して車両を停止させたものとする。このとき、車両が走行中であったことから、発進操作フラグ2はオフになっている。このため、警報実施条件AND部6の第1から第4の信号は成立しているが、第5の信号であるOR部5の出力信号は成立していない。なぜなら、OR部5の一方の入力である停止時ニュートラル確認部4において発進操作フラグ2のオンは成立しておらず、もう一方の入力であるギア操作無し発進意志確認AND部3においても、クラッチペダルが戻し方向操作されていないため、条件が成立していないからである。
この状態(ギアを3速に選択したままクラッチを断して車両を停止した状態)から、運転者が車両の発進のために、クラッチペダルを戻し方向操作すると、ギア操作無し発進意志確認AND部3は、運転者がギア操作無しのまま発進させようとする意志を確認し、出力をオンにする。これにより、OR部5の出力信号が成立し、警報実施条件AND部6は、警報を鳴らす必須の条件である5つの信号が全て成立するので、警報を鳴らす。
運転者が車両の走行中にギアを3速に選択したままクラッチを断して車両を停止させただけでは警報は鳴らず、その3速のままでクラッチを接にしようとしたとき、初めて警報が鳴ることになる。
以上説明したように、本発明によれば、ニュートラルからの発進操作の場合、発進に好適なギア段が選択されれば警報は鳴らず、発進に好適でないギア段が選択されると警報が鳴るのは従来と同じであるが、走行中に発進に好適でないギア段のまま停車した場合、それだけでは警報は鳴らず、その後、発進に好適でないギア段のままで発進させようとしたときに警報が鳴る。
1 発進ギア警報装置
2 発進操作フラグ
3 ギア操作無し発進意志確認AND部
4 停止時ニュートラル確認部
5 OR部
6 警報実施条件AND部
7 警報禁止OR部

Claims (2)

  1. 車両が停止時にギアがニュートラルであるときオンされ、その後、車両が走行するとオフされる発進操作フラグを用い、
    現在車両が停止し発進に好適でないギア段が選択されており、
    前記発進操作フラグがオンである場合に警報を鳴らすと共に
    記発進操作フラグがオフの場合には、クラッチペダルが戻し方向に操作され、かつ、車両の発進に好適でないギア段が選択されているときに警報を鳴らすことを特徴とする発進ギア警報方法。
  2. 車速が所定値未満であって、かつ、ギアがニュートラルに選択されているとき、車両停止に伴いギアがニュートラルに戻されたことを確認したとしてオンされ、その後、車速が所定値以上になると車両が走行したとしてオフされる発進操作フラグと、
    前記発進操作フラグがオフであって、かつクラッチペダルが戻し方向に操作されたとき、車両停止前のギア段にてギア操作無しで発進する意志を確認するギア操作無し発進意志確認AND部と、
    前記発進操作フラグがオンであるとき、車両停止に伴いギアがニュートラルに戻されたことを確認する停止時ニュートラル確認部と、
    前記ギア操作無し発進意志確認AND部の出力と前記停止時ニュートラル確認部の出力を入力とし、これら2つの入力を論理和するOR部と、
    現在車速が所定値未満であって、かつ、現在発進に好適でないギア段が選択されており、かつ、前記OR部の2つの入力のいずれか一方が確認されているときに警報を鳴らす警報実施条件AND部とを備えたことを特徴とする発進ギア警報装置。
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