JP2019019679A - 駆動力制御装置 - Google Patents

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良彦 天野
豊 秋元
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Abstract

【課題】ドッグ式トランスミッションでの変速中に一時的にニュートラル位置に有る場合には、ニュートラル位置を検出しないようにすることにより、良好なシフトフィーリングを実現することができる駆動力制御装置を提供する。
【解決手段】メインクラッチ及びドッグ式トランスミッションを介してエンジンの駆動力を駆動輪に伝達する鞍乗型車両に搭載される駆動力制御装置1は、クラッチ状態検出部2によりメインクラッチの接続を検出している状態において変速操作検出部3により変速操作を検出した場合に、ドッグ式トランスミッションのドッグ同士の係合を解除し又は弱めて、ドッグ式トランスミッションの変速が可能となるようにエンジンの駆動力を制御すると共に、変速段検出部4により変速段としてニュートラル位置を所定時間継続して検出した際に、エンジンの駆動力の制御を禁止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、メインクラッチ及びドッグ式トランスミッションを介してエンジンの駆動力を駆動輪に伝達する鞍乗型車両に搭載される駆動力制御装置に関する。
自動二輪車の中には、ドッグ式トランスミッションを備えるものがある。かかるドッグ式トランスミッションでは、運転者が、メインクラッチを操作することなく、ドッグ式トランスミッションのドッグ同士(ドッグ歯同士)が当接してエンジンと駆動輪との一方が他方を駆動している状態で、変速を行うことができる。かかる構成によれば、運転者が、メインクラッチの操作を省略して、迅速に変速を行うことが可能となる。
特許文献1は、メインクラッチ及びドッグ式トランスミッションを順に介してエンジンの駆動力を駆動輪に伝達する鞍乗型車両に搭載される駆動力制御装置1に関し、クラッチ状態検出部2がメインクラッチの接続を検出している状態において変速操作検出部3がドッグ式トランスミッションの変速操作を検出した場合には、点火の停止及び/又は燃料の噴射の停止を実行するように点火栓駆動回路8及び/又は燃料噴射弁駆動回路9を制御すると共に、実際のスロットル開度である実スロットル開度を調整するようにモータ駆動回路7を制御する構成を開示する。特許文献1の構成によれば、メインクラッチの操作を省略して、ドッグ式トランスミッションの変速を行うことが可能となる。
特開2016−098727号公報
しかしながら、本発明者の検討によれば、特許文献1の構成による制御中において、ドッグ式トランスミッションの変速段がニュートラル位置に有る場合には、不要な回転変動を防止するために制御を停止することとしている。一方、変速段の1速と2速との間にニュートラル位置がある構成を有する車両では、特許文献1の構成による制御中において1速から2速又は2速から1速に変速する途中にニュートラル位置を検出する可能性があり、このような変速の途中にニュートラル位置を検出した場合であっても制御を停止するため、シフトフィーリングが悪化する。
本発明は、以上の検討を経てなされたものであり、ドッグ式トランスミッションのドッグ同士の係合を解除し又は弱めて、ドッグ式トランスミッションの変速が可能となるようにエンジンの駆動力を制御する制御中において、変速段が一時的にニュートラル位置に有る場合には、ニュートラル位置を検出しないようにすることにより、良好なシフトフィーリングを実現することができる駆動力制御装置を提供することを目的とする。
以上の目的を達成するべく、本発明は、第1の局面において、メインクラッチ及びドッグ式トランスミッションを介してエンジンの駆動力を駆動輪に伝達する鞍乗型車両に搭載される駆動力制御装置であって、前記メインクラッチの接続又は遮断を検出するクラッチ状態検出部と、前記ドッグ式トランスミッションの変速操作を検出する変速操作検出部と、前記ドッグ式トランスミッションのシフトドラムの回転位置に応じたギアポジションセンサからの出力信号に基づいて、前記ドッグ式トランスミッションの変速段を検出する変速段検出部と、前記クラッチ状態検出部により前記メインクラッチの前記接続を検出している状態において前記変速操作検出部により前記変速操作を検出した場合に、前記ドッグ式トランスミッションのドッグ同士の係合を解除し又は弱めて、前記ドッグ式トランスミッションの変速が可能となるように前記エンジンの駆動力を制御する制御部と、を有し、前記制御部は、前記変速段検出部により前記変速段としてニュートラル位置を所定時間継続して検出した際に、前記エンジンの駆動力の制御を禁止する駆動力制御装置である。
本発明の第1の局面にかかる駆動力制御装置においては、メインクラッチ及びドッグ式トランスミッションを介してエンジンの駆動力を駆動輪に伝達する鞍乗型車両に搭載される駆動力制御装置であって、メインクラッチの接続又は遮断を検出するクラッチ状態検出部と、ドッグ式トランスミッションの変速操作を検出する変速操作検出部と、ドッグ式トランスミッションのシフトドラムの回転位置に応じたギアポジションセンサからの出力信号に基づいて、ドッグ式トランスミッションの変速段を検出する変速段検出部と、クラッチ状態検出部によりメインクラッチの接続を検出している状態において変速操作検出部により変速操作を検出した場合に、ドッグ式トランスミッションのドッグ同士の係合を解除し又は弱めて、ドッグ式トランスミッションの変速が可能となるようにエンジンの駆動力を制御する制御部と、を有し、制御部は、変速段検出部により変速段としてニュートラル位置を所定時間継続して検出した際に、エンジンの駆動力の制御を禁止するものであるため、ドッグ式トランスミッションのドッグ同士の係合を解除し又は弱めて、ドッグ式トランスミッションの変速が可能となるようにエンジンの駆動力を制御する制御中において、変速段が一時的にニュートラル位置に有る場合には、ニュートラル位置を検出しないようにすることにより、良好なシフトフィーリングを実現することができる。
図1は、本発明の実施形態における駆動力制御装置の構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施形態におけるニュートラル判定処理の流れを示すフロー図である。
以下、図面を適宜参照して、本発明の実施形態における駆動力制御装置につき、詳細に説明する。
<駆動力制御装置の構成>
まず、図1を参照して、本実施形態における駆動力制御装置の構成について説明する。
図1は、本実施形態における駆動力制御装置の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態における駆動力制御装置1は、ECU(Electronic Control Unit)等の電子制御装置によって構成され、図示を省略するメインクラッチ及びドッグ式トランスミッションを介してエンジンの駆動力を駆動輪に伝達する典型的には自動二輪車等の鞍乗型車両に搭載されている。
駆動力制御装置1は、クラッチ状態検出部2、変速操作検出部3、変速段検出部4、制御部5、モータ駆動回路6、点火栓駆動回路7、燃料噴射弁駆動回路8及びカウンタ9を備えている。なお、これらのクラッチ状態検出部2、変速操作検出部3、変速段検出部4、及び制御部5は各々機能ブロックとして示している。また、駆動力制御装置1は、図示を省略するメモリ等を備えており、メモリには、駆動力制御装置1に必要な制御プログラム及び制御データ等が格納されている。
具体的には、クラッチ状態検出部2は、運転者がメインクラッチを接続又は遮断する際のその操作に関する情報を坦持するクラッチスイッチ11からの入力信号に基づいて、メインクラッチの接続又は遮断を検出する。クラッチ状態検出部2は、このように検出したメインクラッチの断続操作に応じた電気信号を制御部5に入力する。
変速操作検出部3は、運転者がドッグ式トランスミッションの変速操作を行う際のその変速操作に関する情報を坦持する変速操作スイッチ12からの入力信号に基づいて、ドッグ式トランスミッションの変速操作を検出する。変速操作検出部3は、このように検出したドッグ式トランスミッションの変速操作の有無に応じた電気信号を制御部5に入力する。
変速段検出部4は、ギアポジションセンサ13が出力するドッグ式トランスミッションのシフトドラムの回転位置に対応してドッグ式トランスミッションで選択されている変速段(ギアポジション)に応じた信号に基づいて、ドッグ式トランスミッションで選択されている変速段を検出する。変速段検出部4は、このように検出した変速段を示す電気信号を制御部5に入力する。
制御部5は、大気圧センサ15、スロットルポジションセンサ16、アクセル開度センサ17、及びクランク角センサ18からの入力信号をも更に用いて、駆動力制御装置1の動作を制御して、クラッチ状態検出部2がメインクラッチの接続を検出している状態において変速操作検出部3がドッグ式トランスミッションの変速操作を検出した場合には、ドッグ式トランスミッションのドッグ同士の係合を解除し又は弱めて、ドッグ式トランスミッションの変速が可能となるようにエンジンの駆動力を制御する。具体的には、制御部5は、上記のエンジンの駆動力の制御を行うために、点火の停止及び/又は燃料の噴射の停止を実行するように点火栓駆動回路7及び/又は燃料噴射弁駆動回路8を制御すると共に、エンジンのスロットルバルブの開度(スロットル開度)、つまり実際のスロットル開度である実スロットル開度を調整するようにモータ駆動回路6を制御する。そして、制御部5は、このような、点火の停止、燃料の噴射の停止及びスロットル開度の調整のための各々の制御信号を、点火栓駆動回路7、燃料噴射弁駆動回路8及びモータ駆動回路6に入力する。
ここで、大気圧センサ15は、大気圧に応じた電気信号を入力する。スロットルポジションセンサ16は、エンジンのスロットル開度に応じた電気信号を入力する。アクセル開度センサ17は、鞍乗型車両のアクセルグリップ等のアクセル操作部材の操作量(アクセル開度)に応じた電気信号を入力する。また、クランク角センサ18は、エンジンのクランク角(クランク軸の回転角度)に応じた電気信号を入力する。
制御部5は、後述のニュートラル判定処理を実行する。具体的には、制御部5は、ニュートラル判定処理において、クラッチ状態検出部2がメインクラッチの遮断を検出している状態において、変速段検出部4がドッグ式トランスミッションのシフトドラムの回転位置としてニュートラル位置を検出した際に、カウンタ9でカウントを開始させる制御を行う。制御部5は、カウンタ9でカウントしたカウント値が所定値になるまで継続してニュートラル位置が検出された際に、ニュートラル位置に有ると判定し、カウンタ9でカウントしたカウント値が所定値になるまでは変速段がニュートラル位置に有ると判定しない。
制御部5は、ニュートラル判定処理を実行してニュートラル位置に有ると判定した場合に、ドッグ式トランスミッションのドッグ同士の係合を解除し又は弱めて、ドッグ式トランスミッションの変速が可能となるようにエンジンの駆動力を制御することを停止する。
モータ駆動回路6は、制御部5からの制御信号に従って、スロットルモータ14を駆動することによってスロットル開度を制御する。
点火栓駆動回路7は、制御部5からの制御信号に従って、エンジンの点火栓19によるエンジンへの点火動作、つまり点火の開始、停止及び再開といった一連の点火動作を制御する。
燃料噴射弁駆動回路8は、制御部5からの制御信号に従って、エンジンに燃料を噴射する燃料噴射弁20の、つまり燃料噴射の開始、停止及び再開といった一連の燃料噴射動作を制御する。
カウンタ9は、制御部5の制御によりカウントを開始すると共にカウントを停止する。
表示装置21は、車両の図示しないメータ装置に備えられ、インジケータ駆動回路22及びインジケータ23を備えている。
インジケータ駆動回路22は、制御部5からの制御信号に従って、インジケータ23に車速、燃料の残量及び変速段等を表示させるための表示動作を制御する。
インジケータ23は、車両の操作者によって視認され、インジケータ駆動回路22の表示動作により、車速、燃料の残量及び変速段等を表示する。
<ニュートラル判定処理>
次に、図2を参照して、本実施形態における駆動力制御装置1が実行するニュートラル判定処理の具体的な流れについて詳しく説明する。
図2は、本発明の実施形態におけるニュートラル判定処理の流れを示すフロー図である。
図2に示すニュートラル判定処理は、車両のイグニッションスイッチが最初にオンされて駆動力制御装置1が起動されたタイミングで開始となり、ニュートラル判定処理はステップS1の処理に進む。かかるニュートラル判定処理は、所定の制御周期毎に繰り返し実行される。
ステップS1の処理では、制御部5が、クラッチ状態検出部2及び変速操作検出部3から入力された電気信号に基づいて、クラッチ状態検出部2がメインクラッチの接続を検出している状態において変速操作検出部3がドッグ式トランスミッションの変速操作を検出したか否か(EGSの要求が有ったか否か)を判定する。判定の結果、クラッチ状態検出部2がメインクラッチの接続を検出している状態において変速操作検出部3がドッグ式トランスミッションの変速操作を検出されていない場合には、制御部5は、今回の一連のニュートラル判定処理を終了する。一方、クラッチ状態検出部2がメインクラッチの接続を検出している状態において変速操作検出部3がドッグ式トランスミッションの変速操作を検出した場合には、制御部5は、ニュートラル判定処理をステップS2の処理に進める。
ステップS2の処理では、制御部5が、変速段検出部4から入力された電気信号に基づいてドッグ式トランスミッションの変速段を検出し、検出した変速段がニュートラル位置であるか否かを判定する。判定の結果、検出した変速段がニュートラル位置の場合には、制御部5は、ニュートラル判定処理をステップS5の処理に進める。一方、検出した変速段がニュートラル位置ではない場合には、制御部5は、ニュートラル判定処理をステップS3の処理に進める。
ステップS3の処理では、制御部5が、カウンタ9に所定の値をセットする。この際、カウンタ9にセットされる値は、操作者が変速段の1速から2速又は2速から1速に変速するのに要する時間よりも長い時間となるような値である。これにより、ステップS3の処理は完了し、ニュートラル判定処理をステップS4に進める。
ステップS4の処理では、制御部5が、EGS実施フラグに「1」をセットする。これにより、ステップS4の処理は完了し、ニュートラル判定処理を終了する。制御部5は、ステップS4の処理を実行した後においてニュートラル判定処理を終了した際に、ドッグ式トランスミッションのドッグ同士の係合を解除し又は弱めて、ドッグ式トランスミッションの変速が可能となるようにエンジンの駆動力を制御する。具体的には、制御部5は、点火の停止及び/又は燃料の噴射の停止を実行するように点火栓駆動回路7及び/又は燃料噴射弁駆動回路8を制御すると共に、エンジンのスロットルバルブの開度(スロットル開度)、つまり実際のスロットル開度である実スロットル開度を調整するようにモータ駆動回路6を制御するEGSを実施する。
ステップS5の処理では、制御部5が、カウンタ9でカウントするカウント値が「0」になったか否かを判定する。判定の結果、カウント値が「0」になった場合には、制御部5は、変速段としてのニュートラル位置が所定時間継続して検出されたものと判断して、ニュートラル判定処理をステップS6の処理に進める。一方、カウント値が「0」になっていない場合には、制御部5は、変速段としてのニュートラル位置が所定時間継続して検出されていないものと判断して、ニュートラル判定処理をステップS7の処理に進める。
ステップS6の処理では、制御部5が、EGS実施フラグに「0」をセットする。これにより、ステップS6の処理は完了し、ニュートラル判定処理を終了する。制御部5は、ステップS6の処理を実行した後においてニュートラル判定処理を終了した際に、点火の再開及び/又は燃料の噴射の再開を実行するように点火栓駆動回路7及び/又は燃料噴射弁駆動回路8を制御すると共に、実スロットル開度が要求スロットル開度に一致するようにモータ駆動回路6を制御する。これにより、ステップS6の処理は完了し、ニュートラル判定処理を終了する。
ステップS7の処理では、カウンタ9が、カウント値を減算する。これにより、ステップS7の処理は完了し、ニュートラル判定処理を終了する。
上記のニュートラル判定処理を実行して変速段がニュートラル位置に有ると判定した場合に、ドッグ式トランスミッションのドッグ同士の係合を解除し又は弱めて、ドッグ式トランスミッションの変速が可能となるようにエンジンの駆動力を制御することにより、変速段の1速と2速との間にニュートラル位置がある構成を有する車両において、1速から2速又は2速から1速に変速した際のシフトフィーリングを、他の変速をした際のシフトフィーリングと同一にすることができる。
以上の本実施形態における駆動力制御装置では、クラッチ状態検出部2によりメインクラッチの接続を検出している状態において変速操作検出部3により変速操作を検出した場合に、ドッグ式トランスミッションのドッグ同士の係合を解除し又は弱めて、ドッグ式トランスミッションの変速が可能となるようにエンジンの駆動力を制御すると共に、変速段検出部4により変速位置としてニュートラル位置を所定時間継続して検出した際に、エンジンの駆動力の制御を禁止することにより、ドッグ式トランスミッションのドッグ同士の係合を解除し又は弱めて、ドッグ式トランスミッションの変速が可能となるようにエンジンの駆動力を制御する制御中において、変速段が一時的にニュートラル位置に有る場合には、ニュートラル位置を検出しないようにすることにより、良好なシフトフィーリングを実現することができる。
本発明は、部材の種類、形状、配置、個数等は前述の実施形態に限定されるものではなく、その構成要素を同等の作用効果を奏するものに適宜置換する等、発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であることはもちろんである。
具体的には、上記実施形態において、カウンタによりカウントするカウント値を減算したが、カウンタによりカウントするカウント値を加算してもよい。
また、上記実施形態において、1速と2速との間にニュートラル位置が有るドッグ式トランスミッションに適用する場合に限らず、変速する途中にニュートラル位置がある他のドッグ式トランスミッションに適用することができる。
以上のように、本発明においては、ドッグ式トランスミッションのドッグ同士の係合を解除し又は弱めて、ドッグ式トランスミッションの変速が可能となるようにエンジンの駆動力を制御する制御中において、変速段が一時的にニュートラル位置に有る場合には、ニュートラル位置を検出しないようにすることにより、良好なシフトフィーリングを実現することができる駆動力制御装置を提供することができ、その汎用普遍的な性格から自動二輪車等の車両の駆動力制御装置に広範に適用され得るものと期待される。
1…駆動力制御装置
2…クラッチ状態検出部
3…変速操作検出部
4…変速段検出部
5…制御部
6…モータ駆動回路
7…点火栓駆動回路
8…燃料噴射弁駆動回路
9…カウンタ
11…クラッチスイッチ
12…変速操作スイッチ
13…ギアポジションセンサ
14…スロットルモータ
15…大気圧センサ
16…スロットルポジションセンサ
17…アクセル開度センサ
18…クランク角センサ
19…点火栓
20…燃料噴射弁
21…表示装置
22…インジケータ駆動回路
23…インジケータ

Claims (1)

  1. メインクラッチ及びドッグ式トランスミッションを介してエンジンの駆動力を駆動輪に伝達する鞍乗型車両に搭載される駆動力制御装置であって、
    前記メインクラッチの接続又は遮断を検出するクラッチ状態検出部と、
    前記ドッグ式トランスミッションの変速操作を検出する変速操作検出部と、
    前記ドッグ式トランスミッションのシフトドラムの回転位置に応じたギアポジションセンサからの出力信号に基づいて、前記ドッグ式トランスミッションの変速段を検出する変速段検出部と、
    前記クラッチ状態検出部により前記メインクラッチの前記接続を検出している状態において前記変速操作検出部により前記変速操作を検出した場合に、前記ドッグ式トランスミッションのドッグ同士の係合を解除し又は弱めて、前記ドッグ式トランスミッションの変速が可能となるように前記エンジンの駆動力を制御する制御部と、
    を有し、
    前記制御部は、
    前記変速段検出部により前記変速段としてニュートラル位置を所定時間継続して検出した際に、前記エンジンの駆動力の制御を禁止する、
    ことを特徴とする駆動力制御装置。
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