JP5412608B2 - 光ファイバコードおよび光ファイバコードの配線方法 - Google Patents

光ファイバコードおよび光ファイバコードの配線方法 Download PDF

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Description

本発明は、通信用の光ファイバを狭隘箇所に配線するための光ファイバコードおよびその配線法に関する。
近年、光ファイバを用いた公衆通信が普及し、各家庭への光ファイバ配線、また家の中の光ファイバ配線が一般的になった。
従来、室内の出隅(エッジ)、入隅をまたぐ配線では光ファイバコード(家内配線に用いるものはインドアケーブルとも呼ばれている。)を壁面や柱から浮かして、曲げ半径を大きくするように配線することが必要とされた。このような配線形態は、美感的な問題ばかりでなく、光ファイバコードを引っかけて破損させ易いという問題があった。
近年、曲げても損失が生じにくいシングルモードファイバが普及し、曲げ半径の許容値を15mmや10mmにできることから、出隅、入隅での配線をあまり目立たないようにできるようになった。
また、最近では、ホールアシスト型ファイバと呼ばれる光ファイバ(簡単にホーリーファイバとも呼ばれる。)が開発されており、これを適用すれば、曲げ半径が5mm以下でも損失が生じないことから、出隅、入隅への密着配線がし易くなっている。このホールアシスト型ファイバの断面構造を図8に示す。
このような曲げによる損失が生じにくい光ファイバを用いて、狭隘な箇所への配線を可能にする光ファイバコードが特許文献1に記載されている。この技術は、幅広の光ファイバコードの中に光ファイバ心線を斜めに内蔵しておくことにより、エッジを跨いで配線する際に、エッジの稜線に対して光ファイバ心線を斜めに交差させることにより光ファイバの曲率半径を大きくして、長期的に破断が生じにくくしようとするものである。
特許文献2には、外装中に光ファイバを波形に配置することによって、光ファイバ強度確保の上で要求される曲げ半径よりも小さな曲げ部にも適用可能で、かつ外被全体を縮小しようとするものである。
特許文献3には、ホールアシスト型ファイバのクラッド直径が概ね80μm以下のものを用いることが記載されている。
きつい曲げが加わった光ファイバの機械的長期信頼性については、非特許文献に詳細な記載がある。
特開2007−316404号公報 特開2008−304557号公報 特開2009−128495号公報
従来の構造にあっては光ファイバコードの中に内蔵する光ファイバ配置の斜め角度を大きな角度とすることを要するため、光ファイバコードを極端に幅広くする必要があるという問題があった。
また、内部で波形に配線してコード幅を小さくする構造にあっては、その波形の頂点部や谷底部では配線角度がゼロとなってしまうために、それらの部分では曲げることができないという問題があった。例えば、想定される配線箇所として、アルミサッシ窓がある。図9にサッシ窓枠の断面形状と想定される配線形状を示す。この形状は規格化されておらず、製造メーカや品種によって大きく異なることからこの構造で対応するのが難しい。
また、これらの光ファイバコードに内蔵する光ファイバとして、クラッド直径が125ミクロンの標準規格の光ファイバよりも、もっとクラッド直径が小さな光ファイバを内蔵させた方が、光ファイバコードの横幅を狭くできて利便性が高まるので好ましい。しかしながら、クラッド直径が125ミクロン以外の光ファイバについては、光コネクタフェルールの価格が高いために製造コストが大幅に高くなってしまう問題があり、商品化は難しかった。
また、ホールアシスト型光ファイバ(図9参照)を適用すると、コネクタ付けの際に、光ファイバ空孔を封止することが必要であることもコスト面で問題であった。
図10は、斜め配線の原理を示す図である。図中の左上は、出隅(エッジ)の形状をモデル化して示している。鋭いエッジも、拡大すればその先端は丸みを帯びているため、円柱で近似できる。このとき、その曲率半径rのエッジ先端に、光ファイバを稜線からθの角度で傾けて沿わせたとき、光ファイバ自体の曲率半径ρは次式で求められる。
Figure 0005412608

ただし、t1はエッジ表面から光ファイバ中心軸までの距離である。光ファイバをこのエッジの稜線に直角に沿わせたとき(θ=0°)、曲げ半径はr+ t1となる。θが大きいほど、あるいは r+ t1が大きいほど、ρが大きくなるため信頼性が向上することが言える。
非特許文献1での計算結果から、光ファイバのクラッド直径をdとすれば、許容曲げ半径ρminは、概略、ρmin=20d で表現できる。したがって、θの値は下式を満足するように設定すればよい。
Figure 0005412608

本発明は、かかる点に鑑みてクラッド直径が125ミクロンの標準規格の光ファイバよりも、もっとクラッド直径が小さな光ファイバを内蔵させることを可能にして、光ファイバコードの横幅を狭くできて利便性が高まるようにすることを目的とする。
本発明は、更にクラッド直径が小さな光ファイバについてこれを曲げたときに、全体の曲げ半径に比べてより大きな曲げ半径を付与するようにして、前述したθの角度をより小さくできるようにすることにある。
本発明は、更にクラッド直径が125ミクロン以外の光ファイバについては、光コネクタフェルールの価格が高いために製造コストが大幅に高くなるという問題を解決することを目的とする。
また、本発明は、光ファイバの空孔封止作業を不要にすることを目的とする。
本発明は、光ファイバ心線が保護部材外装に内蔵され、小径曲げ許容部を備えた光ファイバコードにおいて、
前記保護部材外装が、前記小径曲げ許容部に配設される細径光ファイバ心前記細径光ファイバ心線と接続され、該小径曲げ許容部以外の非小径曲げ許容部に配設されて前記保護部材外装の外部へと引き出される外部接続用太径光ファイバ心と、前記細径光ファイバ心線の光ファイバ前記外部接続用太径光ファイバ心線の光ファイバが融着接続される融着接続部、あるいは該融着接続部および該融着接続部を保護する融着補強部を内蔵、保護し、
前記細径光ファイバ心線のクラッド直径をd(μm)、前記小径曲げ許容部におけるエッジの曲率半径をr(μm)、前記エッジの表面から前記細径光ファイバ中心軸までの距離をt 1 (μm)、前記エッジの稜線に垂直に沿わせた時を0°とした前記細径光ファイバ心線の配線角度をθ(°)としたとき、
Figure 0005412608
かつθが0°〜30°となるd、r、t からなり、
前記クラッド直径dは、100〜60μmであること
を特徴とする光ファイバコードを提供する。
本発明は、また、前記光ファイバコードにおいて、前記外部接続用太径光ファイバ心線の、前記保護部材外装外側に配設された外部接続用端部には光コネクタプラグが取り付けられてあることを特徴とする光ファイバコードを提供する。
本発明は、また、前記光ファイバコードにおいて、前記外部接続用太径光ファイバ心線がさらに被覆部によって被覆され、前記保護部材外装が、該被覆部端部を内蔵、保護し、これによって前記外部接続用太径光ファイバを保護することを特徴とする光ファイバコードを提供する。
本発明は、前記光ファイバコードにおいて、前記保護部材外装は、少なくとも前記小径曲げ許容部において、前記光ファイバ心線に対向する面に粘着層を有し、該粘着層はクッション性の両面テープにより形成されることを特徴とする光ファイバコードを提供する。
本発明は、また、前記光ファイバコードにおいて、前記保護部材外装の厚さが1.6〜0.8mmであることを特徴とする光ファイバコードを提供する。
本発明は、前記いずれかの光ファイバコードの前記保護部材外装の曲げ半径が、該保護部材外装の厚さが一定であるとした時の見かけ上の曲げ半径に比べて拡大するように、前記保護部材外装を減厚変形させることを特徴とする光ファイバコードの配線方法を提供する。
本発明は、上述のようにクラッド直径が80ミクロン以下の光ファイバの使用を可能にしており、これまで困難であった窓や引き戸、室内ドアなどを通る光ファイバ配線を可能にし、しかも配線の作業の作業性がよく、美感的にも有利な小形の光ファイバコードを提供できる。
また、本発明によれば、80ミクロン以下の光ファイバをクラッド直径が125ミクロンの標準規格に接続可能であるために標準規格の光フェルールの使用を可能にして安価に製造することができる。
また、本発明によれば、光ファイバの空孔封止作業を不要にすることができる。
以上のように、本発明によれば多くのメリットを達成することができ、今後の光ブロードバンドサービスの一層の普及に大きく貢献することができる。
本発明の実施例の構成を示す一部断面図を含む図。 図1のA−A´断面図。 配線による曲率半径を説明する図。 曲率半径を拡大することを示す図。 光ファイバのクラッド直径とエッジ部配線角度θminとの関係を示す図。 本発明の他の実施例の構成を示す一部断面を含む図。 図6のA−A´断面図。 代表的なホールアシスト型ファイバの構造を示す断面図。 アルミサッシ窓枠に光ファイバコードを適用した図。 光ファイバ斜め配線の原理を説明する図。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施例の構成を示す図であり、図2は図1のA−A´断面を示す図である。
図1,図2において、本発明の実施例である光ファイバコード1は、保護材外装2、この中に収容される細径光ファイバ内蔵の光ファイバ心線(細径光ファイバ内蔵心線。単に光ファイバ心線という場合がある。)3、外部接続用太径光ファイバ内蔵の光ファイバ心線(外部接続用太径光ファイバ内蔵心線)4、前記細径光ファイバと前記外部接続用太径光ファイバの融着接続部を保護する融着補強部5、細径光ファイバ内蔵心線3と外部接続用太径光ファイバ内蔵心線4の配置に沿って間隙を置いて両側に配置された補強材6、外部接続用太径光ファイバ内蔵心線4の端部に取り付けた光コネクタプラグ7、および外部接続用太径光ファイバ内蔵心線4を被覆する被覆部8から構成され、扁平形状とされる。
保護部材外装2は、細長平面部21とこの端部でこれから直角方向に突出する突出部22とからなり、細長平面部21の幅はWで表示される。なお、図1では両側の突出部が共に下方に向いているが、同一方向である必要はなく、左右で異にして、外部接続用太径光ファイバ内蔵心線4を反対方向に直角に曲げることにしてもよい。直角方向に曲げるのは、外部接続用太径光ファイバ内蔵心線4を、住居の柱に沿って垂直方向に配線する場合が多いことを想定しているからであるが、汎用性を持たせるために、突出部22を設けず、外部接続用太径光ファイバ内蔵心線4を水平方向に出すようにして、上下垂直方向に任意に曲げられるようにしてもよい。その場合、曲げやすくするためには、被覆部8を保護材外装に固定する部分の出口箇所の粘着材を局所的に省くなどすると効果的である。
なお、ここで光ファイバ心線とは、石英ガラスを素材とする光ファイバに保護被覆を施したものを意味する。一般に被覆外径250ミクロン程度以下のものは素線と呼ばれることが多いが、ここでは区別せず心線と呼ぶ。本発明の場合、光ファイバ心線の被覆外径は小さいものが好ましい。
融着補強部5は、一般に融着補強スリーブと呼ばれる部材を用いて形成する。これば、熱溶融型接着剤と補強棒(スチールが一般的)を内蔵した熱収縮チューブであって、この中に融着接続部をいれ、外側から加熱することによって、これらが一体化して融着補強部が形成されるのである。ただし、この構造には限定されない。補強棒を省くことも可能である。融着補強部には、融着接続された裸の光ファイバと両光ファイバ心線の被覆部端が一体化される。これによって、裸光ファイバの表面が覆われ、外力からも保護される。
また、保護部材外装2は、この例の場合、両面接着テープ方式の2枚の粘着材11、これに貼り付けた下面(図2では左側)の剥離紙12、上面の保護シート13から構成されているが、これらには限定されない。細径光ファイバ内蔵心線3、外部接続用太径光ファイバ内蔵心線4、被覆部5、補強部材6および被覆部8は、図1に示すように配設され、両面接着テープ方式の2枚の粘着材11によってサンドウィッチに挟まれ、固着、固定される。粘着材11には片面には剥離紙12が、反対面には保護シート13が設けられる。
配線作業時には、下面の剥離紙12を剥がし、粘着面を配線したい箇所に貼り付ける。剥離紙はかならずしも紙とは限らず、合成樹脂シートの場合もある。
このようにして構成された保護部材外装2は、弾性材構成となって弾性変形し、内部に光ファイバ、すなわち細径光ファイバ内蔵心線3および外部接続用光ファイバ内蔵心線4を内蔵し、保護する。
保護シートの材質は、たとえばポリエステル系やポリプロピレン系の合成紙が適する。これは、紙の代用にできるよう、樹脂内にミクロな空孔を作るなどして内部の光散乱を発生させることにより、白色あるいは半透明の乳白色にし、印刷しやすいように表面処理をしたものである。この表面処理により、通常、粘着剤との接着性が高くなって長期的な信頼性が得られる。厚さが0.1mm程度の市販品があり、破損しにくい。合成紙には、引き裂き強度向上のために合成樹脂クロスを貼り合わせた商品もあり、これらも適用可能である。また樹脂クロス単体を保護シートにしてもよい。またアルミ薄膜も適用できる。
補強材6には、塑性変形しやすい金属、例えば銅、アルミニウム、黄銅などが用いられ、これらの材料によって作られた補強材6は保護部材外装2の曲げ状態を保持する効果が得られるのが好ましい。補強材6を光ファイバ心線よりも太くしておくことによって、外側から外力が加わった場合にも、光ファイバ心線に外力が働かないように保護することができる。
粘着材11によって構成される粘着層は、市販の両面テープを用いて形成することができる。粘着層は、その粘着力が高いことが好ましいが、柔軟であることが重要である。剛性が大きいと、貼り合わせた際の曲げ剛性が高くなってしまい、きつい曲げ形状を形成することが難しくなる。この点で好ましいのは、発泡性基材の両面に粘着剤を塗布したタイプのものである。この基材の代表例としてはアクリルフォームやウレタンフォームがあり、クッション性を持たせることができる。
細径光ファイバ内蔵心線3は、細長平面部21において、この例ではθの角度で斜め配置されているが、この配置には限定されない。θの定義は、図10に示す通りであり、光ファイバ心線が小径曲げ許容部で小径曲げ許容部のエッジ稜線に対して直角に沿わせた時がθ=0°となる。
細長平面部21において小径曲げ許容部で形成される。保護部材外装2は、この細長平面部21の一部で曲げ半径を小さくして曲げられ、これに伴って内蔵される細径光ファイバ3が曲げられる。この小径曲げ許容部以外の部分をここでは非小径曲げ許容部と称する。従って、外部接続用太径光ファイバ内蔵心線4は端側の突出部22に配設されているが、非小径曲げ許容部に配設されていることになる。
斜め形状で配設された細径光ファイバ内蔵心線3は、方向を転換され、細長平面部21に対して直角方向とされ、外部接続用太径光ファイバ内蔵心線4に融着接続され、融着補強部5によって保護される。この外部接続用太径光ファイバとして、標準の光ファイバが用いられ、これはクラッド直径として125ミクロンを標準寸法とした光ファイバである。従って、細径光ファイバとは標準の光ファイバよりもクラッド直径が小さい光ファイバということであり、具体的にはクラッド直径が125ミクロン相当よりも細いということである。
細径光ファイバ3と外部接続用光ファイバ4との融着接続は、外径の異なる光ファイバ同士を接続するため、相互のコアの軸合せ操作が可能な融着接続装置が必要である。外形を画像で判断して、自動的な軸合せが可能であり、容易に接続できる。外部配線用の光ファイバ心線4を、ホールアシスト型でない一般のシングルモードファイバにしておけば、ホールアシスト型光ファイバのコネクタ付けで必要な空孔封止作業を省くことができるので、コネクタ付け作業が容易になる。
また、コネクタがついてない構造の場合、すなわち他の光ファイバコードとメカニカルスプライスや融着接続で接続する場合であっても、外部接続用光ファイバを標準のクラッド直径、すなわち125ミクロン相当にしておくことの利点がある。メカニカルスプライスでは、クラッド直径の異なる光ファイバ同士の接続ができないからである。また融着接続の場合でも、クラッド直径の異なる光ファイバ同士を接続する場合には、軸合せ操作が可能な精密機構を持つ高価な融着接続装置を必要とするため、現地での適用が難しいからである。
なお、本実施例では、外部接続用光ファイバがホールアシスト型ファイバであってもよい。その場合でも、クラッド直径が125ミクロン相当であれば、現地用の安価な融着接続装置が適用できる。装置の設定条件を変えるだけで、一般のシングルモードファイバ同士と同様に、簡単に接続できる。メカニカルスプライスについては、市販品でのホールアシスト型ファイバの接続は、空孔内に屈折率整合剤が進入するので現在は困難であると考えられる。しかしながら、これを解決する技術がすでに開発されており、遠からず適用が可能になると期待される。
また、高強度融着接続を実施することにより融着接続時の光ファイバ強度の低下を防止し、融着接続部保護のために用いる融着補強スリーブを省いて、粘着層で直接挟み込むことにしてもよい。そうすれば融着補強部5が嵩張らないので、保護シート13に凸部が生じない。その場合、融着接続部の裸光ファイバの表面保護のため再被覆することが好ましい。この再被覆技術は、海底光ケーブルの接続に多用されていて、リコートと呼ばれる。
なお粘着剤で光ファイバ心線を挟みこむ際に、相手の厚みが大きい場合には、その付近の粘着剤層を厚くして周囲に空隙が生じないようにすることができる。ただし製造性が悪くなる。そのため、標準外径光ファイバ内蔵心線にさらに被覆した被覆部8の外径についても小さな方が好ましい。
以上の例において、光ファイバとして一心の場合を説明したが、複数心としてもよい。その場合、コネクタとして、MTコネクタやMPOコネクタのような多心用コネクタを適用することができる。また、光ファイバは、ホールアシスト型ファイバに限定されず、他の種類の曲げ損失の小さな光ファイバであってもよい。
以上のように、光ファイバコード1は、弾性変形する保護部材外装2が、小径曲げ許容部に配設される細径光ファイバ内蔵心線3、該小径曲げ許容部以外の非小径曲げ許容部に配設される外部接続用太径光ファイバ内蔵心線4および細径光ファイバと外部接続用太径光ファイバとの融着接続部および該融着接続部を保護する融着補強部5を内蔵、保護するようにされる。更に、外部接続用太径光ファイバ内蔵心線4の保護部材外装2の外側に配設された外部接続用端部には光コネクタプラグ7が取り付けられて構成される。
そして、外部接続用太径光ファイバ内蔵心線4が被覆部8によって被覆され、保護部材外装2が、この被覆部8の端部を内蔵、保護し、これによって外部接続用太径光ファイバ内蔵心線4を保護することを行っている。
更に、本実施例の光ファイバコード1は、保護部材外装2に内蔵される光ファイバが、弾性変形する保護部材外装のその曲げ半径をこの保護部材外装2の厚さが一定であるとした時の見かけ上の曲げ半径に比べて拡大するように変形した形体とされて、これに伴って光ファイバの曲げ半径が拡大され、この変形した形体を備えた小径曲げ許容部に内蔵される光ファイバは、クラッド直径が80ミクロン以下とされる構成を備える。以下、詳述する。
図10において、r+tを大きくすることができれば光ファイバの配線の傾きをゼロに、あるいはゼロに近い値にすることができ、図1に示す幅Wを小さくすることができる。r+tを大きくするには、光ファイバコードを厚くすることと、エッジ先端の曲率半径を大きくすることによって達成される。
本実施例は、光ファイバコードを厚くするのではなく、薄くし、小径曲げ許容部のエッジ先端取り付け箇所に内蔵される光ファイバの曲率半径を大きくすることによって図1に示す幅Wを小さくし、かつ光ファイバコード厚さを薄くする構成を提供する。
図3は、シャープな90度のエッジに厚さ0.8mmの弾性変形する、すなわちクッション性の両面テープによって形成した粘着層を形成した単純な設計モデルの例である。この粘着層の外面に光ファイバコードが貼着されることが想定される。本例ではこの粘着層を保護部材外装2の一部とみなすこともできる。
図3に示すように、エッジにおける曲率半径Rは0.8mmになることが予想された。しかしながら、測定の結果では、図4に示すように粘着層は変形し、エッジ端から粘着層外面までの距離が0.51mmとなり、曲率半径Rが1.4mmを呈することが判った。すなわち、粘着層に変形を持たせることによって、エッジ先端の曲率半径を大幅に大きくした光ファイバコードが提供されることになり、つまり、内蔵される光ファイバが、弾性変形する保護部材外装2によって保護され、光ファイバすなわち保護部材外装が小径曲げ許容部で曲げられたときに、保護部材外装2のその曲げ半径を、保護部材外装の厚さが一定であるとした時の見かけ上の曲げ半径に比べて拡大するように変形した形体として、これに伴って光ファイバの曲げ半径を拡大することができる。
すなわち、粘着層を弾性変形させ、その厚さの見かけ上の曲率半径よりも大きな曲率半径を大きくした光ファイバコードが構成される。
この実験結果によると、エッジの曲率半径rが実質的にRとなるのであるから、弾性変形する粘着層に光ファイバコードを貼り付けること、すなわち取り付けることによって、t=0.5mmの場合で、r+tが1.9mm相当の曲率半径を持つ光ファイバコードとなる。
内蔵される光ファイバを両面テープを備えて弾性変形する保護部材外装によって保護するに際して、まず外部のエッジ部分に該両面テープを取り付ける。
ついで保護部材外装が前記小径曲げ許容部で曲げられたときに前記保護部材外装のその曲げ半径を、該保護部材外装の厚さが一定の見かけ上の曲げ半径に比べて拡大するように変形した形体としてこれに伴って前記光ファイバの曲げ半径を拡大させ、この変形した形体を備えた両面テープの小径曲げ許容部に光ファイバコードを取り付けることを行う。
図5は、以上のような光ファイバコードについての光ファイバのクラッド直径(mm)とエッジ部配線角度θmin(度)との関係を示す図であり、式(2)を用いて計算した。
図中、r+ t1をパラメータにとり、0.8 mm、1.0 mm, 1.2 mm, 1.4 mm, 1.6 mm, 1.8 mm、2.0 mmの場合について示した。
1mmのコード厚を想定してt1が0.5 mm、エッジ先端の曲率半径を0.3mmとすると、
r+ t1=0.8 mm である。
図5から、クラッド直径125ミクロンの従来の太さの光ファイバであれば、θの大きさは、70度程度必要になることになる。狭隘部配線長をLとすれば、必要な光ファイバコードの幅W について次の条件が求まる。

Figure 0005412608


もし、アルミサッシ窓等を想定して、L=150mmとすれば、Wは410mm以上必要となることから、この幅の光ファイバコードを窓枠に取り付ける作業にはかなりの困難が伴うことが明らかである。また美観上の問題も生じる。
r+ t1を大きくするとしても、従来の太さの光ファイバでは、倍の1.6 mm の場合でもθが50度程度必要であるから、その改善効果が小さい。
本実施例として、クラッド直径が80ミクロンの場合を図5中に明示しているが、r+ t1が1.6 mmの場合であれば、θmin はほぼゼロになるという大きな改善ができる。もっと細い光ファイバにすれば、さらに効果が大きい。クラッド直径を小さくすると、r+ t1を大きくすることによる改善効果が高まるのである。
ただし、クラッド直径を小さくすると、コネクタ付けに問題が生じる。クラッド直径が80ミクロンの光ファイバについては、最近、装置内の配線等に使われることから、コネクタフェルールが比較的入手しやすくなってきたが、それでもフェルールは10倍程度の価格である。それ以外の寸法では、特注品となるためさらに高価である。したがって、本実施例の用途に125ミクロンから100ミクロン(100ミクロン含まず)の間のクラッド直径を選ぶことは100ミクロン以下、特に80ミクロンかそれより小さなものに比べてメリットは小さい。特に、80ミクロンかそれより小さなものが、この用途には望ましい。
図5から判るように、保護部材外装2を弾性変形させて曲率半径することによってクラッド直径100ミクロンまでの光ファイバを使用した時に、θ=0°が配設が可能になり、従って、余裕を持ってθ=0°〜30°という極めて小さい配置角度で光ファイバの配置が可能になる。この範囲の図5において斜線域で示してある。この斜線域外でも効果があるが、特にこの斜線域での配置は効果が大きい。
そして、図5から光ファイバが小径曲げ許容部で該小径曲げ許容部のエッジ稜線に対して直角に沿わされた時をθ=0°として保護部材外装2がθ=0°〜30°の曲げ角度で曲げられ、光ファイバは、クラッド直径が80〜60ミクロンとされることで好ましい光ファイバコードが提供される。
そして、また細径光ファイバは、クラッド直径が80〜60ミクロンとされ、外部接続用太径光ファイバが標準外径の125ミクロン相当とされた光ファイバコードが提供される。
そして、また光ファイバ心線が保護部材外装に内蔵され、小径曲げ許容部を備えた光ファイバコードの配線方法を実施する場合に、内蔵される光ファイバ心線を、例えば1.6〜0.8mmの厚さの弾性変形する保護部材外装によって保護する。
この場合に、光ファイバが小径曲げ許容部で曲げられたときに保護部材外装のその曲げ半径を、保護部材外装の厚さが一定の見かけ上の曲げ半径に比べて拡大するように変形した形体としてこれに伴って光ファイバの曲げ半径を拡大させ、この変形した形体を備えた小径曲げ許容部に内蔵される光ファイバ心線に、クラッド直径が100〜60、特に80ミクロン以下の光ファイバを用いる。
そして、光ファイバコードを、外部のエッジ部分に配線されるときのエッジ配線角度が30°〜0°の範囲で配線することができる。
この時に、クラッド直径が80〜60ミクロンに特定した光ファイバを用い、光ファイバコードを、エッジ配線角度が30°〜0°の範囲で配線することができる。
なお、アルミサッシ窓などでは、開閉の際に戸が窓枠に直接ぶつからないようにした構造が多い。たとえば、戸は、窓枠の一部に取り付けられた緩衝部材に衝突するようになっており、そこを避けて配線すれば、外圧や衝撃の心配はない。このような配線用途では、補強材として金属線を使う必要性は小さいので、金属線を省くか、あるいは心線被覆樹脂よりも弾性率の大きな合成樹脂の線材で代用することも可能である。その場合には、光ファイバコード自体の曲げ剛性が大幅に小さくなるので、配線作業が楽になる。合成樹脂の補強材は、剛性も低く、曲げた状態では徐々に応力緩和する特性もあるため、鋼線のような剥離誘発の心配はなく、外圧へのある程度の補強効果も期待できる。
図6および図7は、本発明の他の実施例の構成を示す図である。先の実施例と同一の構成については同一の番号が付してあり、同一の番後の説明並びに先の実施例に用いた図面、その説明を援用する。
図6は本発明の他の実施例である光ファイバコード1の構成を示す一部断面図であり、図7は図6のA−A’断面を示す。この実施例では、保護部材外装2は樹脂モールド31で構成される。融着接続部32には先の実施例とは違って融着補強部5が設けられておらず、細径光ファイバ3、外部接続用太径光ファイバ4および被覆部8の一部が樹脂でモールドされ、一体化される。これによって光ファイバ表面がモールド樹脂で覆われ、保護される。
モールド樹脂としては、シリコンゴムや熱可塑性エラストマーなどの柔軟に変形する樹脂が適する。
融着接続部32の側方の両側には補強材6´が配設される。この補強材6´は融着接続部32およびその近傍の細径光ファイバ3および外部接続用太径光ファイバ(標準外径光ファイバ心線)4を保護している。補強材6´はステンレス、スチールあるいはセラミックスのような剛性の高い素材が望ましい。このような構成において、この例では細径光ファイバ3は、配線角度θ=0°で配設される。配線角度θ=0°の配線によって、光ファイバコード1の構成は極めて簡単化され、光ファイバコードの大きさは極めて小さいものとされ、幅Wは図1のものに比べても極めて小さなものとされる。これに伴ってアルミサッシ窓等での配線作業が極めて楽になる。
なお、被覆部が無理なく曲がるよう、保護材外装の両端をテーパ状に徐々に細くした構造にすることも効果的である。また、前の実施例のように、被覆部8が直角方向に出るよう被覆部8を直角に曲げた形状でモールドして保護部外装を形成してもよい。
取り付けに際しては、接着剤を使用することもできるが、前述のように、クッション性のある両面テープを被取り付け部表面に貼り付けて、この上に光ファイバコードを取り付けるようにすれば、光ファイバコードの厚みを削減することができる利点がある。
以上のように、本実施例によれば、弾性変形する保護部材外装が、小径曲げ許容部に配設される細径光ファイバ内蔵心線、小径曲げ許容部以外の非小径曲げ許容部に配設される外部接続用太径光ファイバ内蔵心線および細径光ファイバと外部接続用太径光ファイバとの融着接続部あるいは該融着接続部および該融着接続部を保護する融着補強部を内蔵、保護する光ファイバコード1が構成される。
1…光ファイバコード、2…保護材外装、3…細径光ファイバを内蔵する光ファイバ心線、4…外部接続用太径光ファイバを内蔵する光ファイバ心線、5…融着補強部、6…補強材、7…光コネクタプラグ、8…被覆部、11…粘着材、12…剥離紙、13…保護シート。

Claims (6)

  1. 光ファイバ心線が保護部材外装に内蔵され、小径曲げ許容部を備えた光ファイバコードにおいて、
    前記保護部材外装が、前記小径曲げ許容部に配設される細径光ファイバ心前記細径光ファイバ心線と接続され、該小径曲げ許容部以外の非小径曲げ許容部に配設されて前記保護部材外装の外部へと引き出される外部接続用太径光ファイバ心と、前記細径光ファイバ心線の光ファイバ前記外部接続用太径光ファイバ心線の光ファイバが融着接続される融着接続部、あるいは該融着接続部および該融着接続部を保護する融着補強部を内蔵、保護し、
    前記細径光ファイバ心線のクラッド直径をd(μm)、前記小径曲げ許容部におけるエッジの曲率半径をr(μm)、前記エッジの表面から前記細径光ファイバ中心軸までの距離をt 1 (μm)、前記エッジの稜線に垂直に沿わせた時を0°とした前記細径光ファイバ心線の配線角度をθ(°)としたとき、
    Figure 0005412608
    かつθが0°〜30°となるd、r、t からなり、
    前記クラッド直径dは、100〜60μmであること
    を特徴とする光ファイバコード。
  2. 請求項1に記載の光ファイバコードにおいて、前記外部接続用太径光ファイバ心線の、前記保護部材外装外側に配設された外部接続用端部には光コネクタプラグが取り付けられてあることを特徴とする光ファイバコード。
  3. 請求項1または2に記載の光ファイバコードにおいて、前記外部接続用太径光ファイバ心線がさらに被覆部によって被覆され、前記保護部材外装が、該被覆部端部を内蔵、保護し、これによって前記外部接続用太径光ファイバを保護することを特徴とする光ファイバコード。
  4. 請求項1からのいずれかに記載の光ファイバコードにおいて、前記保護部材外装は、少なくとも前記小径曲げ許容部において、前記光ファイバ心線に対向する面に粘着層を有し、該粘着層はクッション性の両面テープにより形成されることを特徴とする光ファイバコード。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の光ファイバコードにおいて、前記保護部材外装の厚さが1.6〜0.8mmであることを特徴とする光ファイバコード。
  6. 請求項1から4のいずれかの光ファイバコードの前記保護部材外装の曲げ半径が、該保護部材外装の厚さが一定であるとした時の見かけ上の曲げ半径に比べて拡大するように、前記保護部材外装を減厚変形させること、
    を特徴とする光ファイバコードの配線方法。
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