JP5412176B2 - 保護チューブおよび内視鏡システム - Google Patents
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Description
本発明の保護チューブは、遠位端部と近位端部とを有する挿入体を備える内視鏡装置とともに使用される保護チューブであって、先端部および基端部と、前記先端部と前記基端部との間に設けられた中間把持部と、を有し、筒状で前記挿入体を挿通可能なチューブ本体と、前記挿入体の前記遠位端部と前記チューブ本体の前記先端部とのそれぞれに連結され、前記挿入体と前記チューブ本体との軸回りの相対回転量の増大に応じて前記挿入体の外面に対する径方向内方への締付力が大きくなるように前記締付力を変化させて前記挿入体の外面を締め付ける連結部と、を備え、前記連結部は、前記挿入体における前記遠位端部の周方向において互いに近接あるいは離間可能な第一端部および第二端部と、前記第一端部と前記第二端部とを繋ぐように前記挿入体における前記遠位端部の外面に沿って周方向に巻き付けられた係合部と、前記連結部の外面の一部に互いに離間して設けられるとともに前記チューブ本体の前記先端部に嵌合され、前記連結部と前記チューブ本体との前記周方向の相対回転を規制する一対の接触部と、を有することを特徴としている。
この場合、接触部の一方が第一端部においてチューブ本体からの回転駆動力を受けた際には、第一端部から第二端部に向かって延びる係合部の全域が、挿入体の遠位端部の外面への締付に作用する。逆に接触部の他方が第二端部においてチューブ本体からの回転駆動力を受けた際には、第二端部から第一端部に向かって延びる係合部の全域が、挿入体の遠位端部の外面への締付に作用する。したがって、挿入体とチューブ本体との相対回転方向がいずれの方向であっても係合部の全域を効果的に作用させることができる。
この場合、第一端部と第二端部との間の所望の位置に突起部を形成して構成することができるので、連結部とチューブ本体との間で接触部が嵌合される位置の自由度が高まり、連結部の配置が容易になる。
この場合、挿入体の遠位端部の外面に連結部が装着された際に、連結部は挿入体の遠位端部の外面を付勢している。このため、チューブ本体から回転駆動力が伝達された際に連結部と挿入体との間の摺動を抑制しつつ挿入体の外面への締付力を作用させることができる。
この場合、一対の壁部をスリットとして形成することができるので、一対の壁部を容易に構成することができる。さらに、スリットはチューブ本体の先端部の先端に解放された開放端部を有しているので、連結部を開放端部からスリットに挿入することで連結部を一対の壁部に容易に嵌合させることができる。
この場合、キャップによって開放端部が封止され、連結部はチューブ本体の軸方向に進退が規制されている。このため、連結部がチューブ本体から脱落することを抑制することができる。
この場合、チューブ本体から連結部が脱落しないので、連結部とチューブ本体とが嵌合された状態で連結部と挿入体とを自在に着脱させることができる。
この場合、冷却部によって挿入体を冷却して挿入体を好適に使用することができる。このとき、冷却部に設けられた流体管路が緩衝部を有している。このため、チューブ本体に回転駆動力がかけられた際に、流体管路がチューブ本体に絡まったり暴れたりすることが抑制され、挿入体の遠位端部を回転動作させる際に流体管路が邪魔になることを抑制することができる。
この場合、流体が口金の基端からの洩出することを抑制できるので、流体を好適に挿入体の遠位端に向けて供給することができる。
この場合、口金と挿入体との間では周方向の回転が連動しない。このため、チューブ本体に回転駆動力がかけられた際には挿入体の遠位端部はチューブ本体と連動して回転動作するが挿入体の近位端部はチューブ本体の回転動作と連動しない。このため、挿入体の全域を回転させること無く挿入体の遠位端部を軸回りに回転させることができる。その結果、挿入体の回転動作に要する力量を少なくすることができる。
この場合、チューブ本体と口金との間に介在されて設けられた基端側柔軟部が弾性変形することによってチューブ本体の回転動作が緩衝されて口金に伝わる。このため、口金とチューブ本体との間では周方向の回転が連動しない。したがって、チューブ本体に回転駆動力がかけられた際には挿入体の遠位端部はチューブ本体と連動して回転動作するが挿入体の近位端部はチューブ本体の回転動作と連動しない。その結果、流体管路がチューブ本体に絡まったり暴れたりすることが抑制され、挿入体の遠位端部を回転動作させる際に流体管路が邪魔になることを抑制することができる。
この場合、クリップの張出部が口金の溝部に嵌合することで、挿入体の近位端部と口金との周方向の回転が連動する。このため、チューブ本体に加えられた回転駆動力は挿入体の遠位端と挿入体の近位端との双方に伝達される。したがって、チューブ本体を回転駆動させる力量が連結部と挿入体との間の静止摩擦力を超える大きさであった場合にも連結部と挿入体との間のすべりを抑制して挿入体の遠位端とチューブ本体との間の回転追従性を維持することができる。
この発明によれば、挿入体とチューブ本体との相対回転におけるトルクの増大に相関して連結部と挿入体の外面との間の摩擦力が高まる。このため、チューブ本体と挿入体との間の回転追従性が高まる。その結果、挿入体を好適に操作できる。
以下、本発明の第1実施形態の保護チューブおよび本発明の保護チューブを備える内視鏡システムについて図1から図18を参照して説明する。
図1は、本発明の第1実施形態の内視鏡システムを示す斜視図である。図1に示すように、本実施形態の内視鏡システム1は、遠位端部21および近位端部22を有する挿入体20を備える内視鏡装置10と、内視鏡装置10とともに使用される保護チューブ40とを備えて構成されている。
図1及び図2に示すように、保護チューブ40は、先端部42と基端部44とを有する筒状で、内部に挿入体20を挿通可能なチューブ本体41と、挿入体20の遠位端部21とチューブ本体41の先端部42とのそれぞれに連結された連結部50と、チューブ本体41と挿入体20との間のすき間に流体を流すことで挿入体20を外部環境の熱に対して冷却する冷却部60とを備えている。
図4(A)に示すように、連結部50がチューブ本体41と組み合わされているときには、連結部50の第一接触部54aはスリット45の第一壁部46aに接触可能で、連結部50の第二接触部54bはスリット45の第二壁部46bに接触可能である。
図4(B)に示すように、スリット45における第一壁部46aと第二壁部46bとの間隔は同図に示す長さBであり、接触部54の外側寸法は同図に示す長さB−ΔSである。すなわち、壁部46と接触部54との間には長さΔSだけクリアランスが生じている。
図5は、内視鏡システム1の使用時の動作を示す斜視図である。図5に示すように、内視鏡システム1は、挿入体20に保護チューブ40が被せられた状態で使用される。
また、スリット45における壁部46の幅を容易に変更して形成することができるので上述のクリアランスの調整が容易である。また、連結部50は螺旋状で弾性体であるため、内径を広げやすく挿入体20の先端部42への装着が容易である。
さらに、口金61は、61Cを締め付けることで、図示しない口金61内部に設けられたシリコン等の弾性ゴムを押しつぶして挿入体20を保持することができる。こうすることで、チューブ本体41を持ってねじる動作をさせた際に、チューブ本体41の基端側を滑りにくくし、先端側もねじり動作に追従する構成になっている。
次に本実施形態の内視鏡システム1の変形例1について図10(A)および図10(B)を参照して説明する。図10(A)は本実施形態の変形例1における連結部の構成を示す斜視図であり、図10(B)は図10(A)の一部を拡大して示す斜視図である。
図10(A)および図10(B)に示すように、本変形例では、連結部50に代えて連結部150を備えている。連結部150は、連結部50と同様に挿入体20の遠位端部21の外面に摩擦係合可能な係合部153を有している。係合部153は、連結部150の螺旋形状における径方向内方に向かって張り出した複数の突起形状を有しており、この突起形状は挿入体20の外面に沿う形状に形成されている。
また、突起形状と、挿入体20の外面との間にすき間が生じているため、通気性を良く構成できるので、冷却効果も向上する。
次に本実施形態の内視鏡システム1の変形例2について図11(A)および図11(B)を参照して説明する。図11(A)は本実施形態の変形例2における連結部の構成を示す斜視図であり、図11(B)は図11(A)の一部を拡大して示す斜視図である。
図11(A)および図11(B)に示すように、本変形例では、連結部50に代えて連結部250を備えている。連結部250は、連結部50と同様に挿入体20の遠位端部21の外面に摩擦係合可能な係合部253を有している。係合部253は、相対的に径方向外方に位置して設けられた基材部253aと、相対的に径方向内方に位置して設けられた弾性部253bとの二層構造を有している。弾性部253bは、例えばゴムなどの樹脂部材を採用することができ、基材部253aよりも柔軟性が高い素材を使用することができる。
次に本実施形態の内視鏡システム1の変形例3について図12(A)および図12(B)を参照して説明する。図12(A)は本実施形態の変形例3における連結部の構成を示す斜視図であり、図12(B)は図12(A)の側面図である。
図12(A)に示すように、本変形例では、連結部50に代えて連結部350を備えている。連結部350は、連結部50と同様に挿入体20の遠位端部21の外面に摩擦係合可能で、軸回りに螺旋状に巻き回された係合部353を有している。
図12(B)に示すように、連結部350は、第一端部351と第二端部352とを有しているが、その端面351a、352aは連結部350の軸に直交する面に沿うように切り取られた形状に形成されている。
次に本実施形態の内視鏡システム1の変形例4について図13(A)および図13(B)を参照して説明する。図13(A)は本実施形態の変形例4における連結部の構成を示す斜視図であり、図13(B)は図13(A)の一部を分解して示す斜視図である。
連結部450は、挿入体20の周方向に螺旋状に巻き回された芯線453aと、芯線453aの周方向に巻きつけられた複数の撚り線部453bと、を有している。
次に本実施形態の内視鏡システム1の変形例5について図14(A)および図14(B)を参照して説明する。
図14(A)は、本実施形態の変形例5における連結部の構成を示す斜視図である。図14(A)に示すように、本変形例では、連結部50に代えて連結部550を備えている。連結部550は、第一端部551と第二端部552とを有し、連結部50と同様に螺旋状に係合部553が形成されている。係合部553には、接触部54に代えて形成された突起部554を有している。
次に本実施形態の内視鏡システム1の変形例6について図15(A)ないし図16を参照して説明する。図15(A)は、本実施形態の変形例6における連結部の構成を示す斜視図である。また、図15(B)は、図15(A)に示す連結部のさらなる変形例の構成を示す斜視図である。また、図16は、図15(A)に示す連結部の使用時の組み付け状態を示す正面図である。
本変形例では、突起部755a、755bがチューブ本体41の内壁面に当て付けられることで、挿入体20の遠位端部の中心軸線O1をチューブ本体41の中心軸線と同軸上に位置決めすることができ、流体の流れる隙間を均一とすることができ、冷却の場所の偏りを少なくすることができる。
次に本実施形態の内視鏡システム1の変形例7について図17(A)および図17(B)を参照して説明する。図17(A)は、本実施形態の内視鏡システムの変形例6におけるチューブ本体および連結部の構成を示す斜視図で、図17(B)は図17(A)に示す内視鏡システムの正面図である。
次に本実施形態の内視鏡システム1の変形例8について図18(A)ないし図18(D)を参照して説明する。図18(A)は本実施形態の内視鏡システムの変形例における一部の構成を示す斜視図である。また、図18(B)は、本変形例における連結部の構成を示す斜視図である。また、図18(C)は、本変形例における保護チューブの正面図である。また、図18(D)は、本変形例の内視鏡システムの正面図である。
次に、本発明の第2実施形態の内視鏡システムについて図19から図21を参照して説明する。なお、以下に説明する各実施形態において、上述した第1実施形態に係る内視鏡システム1と構成を共通とする箇所には同一符号を付けて、説明を省略することにする。
さらに、本実施形態では、チューブ本体41に加えられた回転駆動力は挿入体の遠位端と挿入体の近位端との双方に伝達される。したがって、チューブ本体を回転駆動させる力量が連結部と挿入体との間の静止摩擦力を超える大きさであった場合にも連結部と挿入体との間のすべりを抑制して挿入体の遠位端とチューブ本体との間の回転追従性を維持することができる。
次に本実施形態の内視鏡システム2の変形例9について図20を参照して説明する。図20は、本実施形態の内視鏡システムの変形例9における保護チューブの一部の構成を分解して示す斜視図である。また、図21は図20に示す内視鏡システムの口金付近を拡大して示す断面図である。
次に、本発明の第3実施形態の内視鏡システムについて図22および図23を参照して説明する。
本実施形態に内視鏡システムは保護チューブの基端側において保護チューブと挿入体との相対回転動作が連動されない点で上述の第1実施形態の内視鏡システム1と構成が異なっている。
図22に示すように、内視鏡システム3は、保護チューブ40において基端側柔軟部49を備えず、口金61に代えて口金361を備えており、基端部44と口金361とが周方向に相対回動自在に接続されている。
封止リング3620は、例えばシリコーンゴムなどの樹脂によって構成されていることが好ましい。
また、接続管3612の外周面と、口金本体3611との間には、Oリング3614が介在されている。
さらに、本実施形態の内視鏡システム3によれば、チューブ本体41に回転駆動力がかけられた際には挿入体20の遠位端部21はチューブ本体41と連動して回転動作するが挿入体20の近位端部22はチューブ本体41の回転動作と連動しない。このため、挿入体20の全域を軸回りに回転させること無く挿入体の遠位端部を軸回りに回転させることができる。その結果、挿入体の回転動作に要する力量を少なくすることができる。
次に、本発明の第4実施形態の内視鏡システムについて図24から図27を参照して説明する。図24は本実施形態の内視鏡システムを示す斜視図である。
本実施形態に内視鏡システムは挿入体20を冷却するための冷却部の構成が上述の各実施形態の内視鏡システムと異なっている。
循環機構90は、先端91aと基端91bとを有する筒状でチューブ本体41の外側に被せられたオーバーチューブ91と、オーバーチューブ91の基端91bに接続された口金92とを有している。
チューブ本体41の先端部42には、径方向外方に突出した突起42dが形成され、オーバーチューブ91の先端91aの内周面には突起42dが嵌合される溝部95が形成されている。このため、オーバーチューブ91とチューブ本体41とは、先端91aにおいて周方向の相対回転動作が連動している。
次に本実施形態の内視鏡システム4の変形例10について図28を参照して説明する。
図28は、本実施形態の内視鏡システムの変形例の構成を示す斜視図である。図28に示すように、本変形例では、突起42dに代えて連結部1150を備えている点で上述の内視鏡システム4と構成が異なっている。
このような構成であっても上述の内視鏡システム4と同様の効果を奏することができる。
次に本実施形態の内視鏡システム4の変形例11について図29を参照して説明する。
図29は、本実施形態の内視鏡システムの変形例11の構成を示す斜視図である。図29には、キャップ98に代えて設けられたキャップ198が示されている。キャップ198には、開口98aに代えて、透明な素材からなるカバー198aが設けられている。
また、本変形例のキャップ198は、上述のキャップ98と適宜交換して使用することができる。
また、挿入体20の遠位端部21における端面を含む全体が冷却部60の流体に接する。このため、挿入体20の冷却を好適に行うことができる。
次に本実施形態の内視鏡システム4の変形例12について図30を参照して説明する。
図30は、本実施形態の内視鏡システムの変形例12の構成を示す斜視図である。図30に示すように、本変形例では、オーバーチューブ91の先端91aには、例えば図2に示すスリット45と同様に外壁部の一部が切り取られた形状を有するスリット95が形成されている。
例えば、上述の各実施形態では、保護チューブは略円筒状に構成された例を示したが、これに限らず、保護チューブの外面に平坦部分が形成されていても良い。また、本発明の保護チューブは、内視鏡の挿入体を挿通可能であれば、円筒状、角筒状、その他軸方向に貫通孔が形成された適宜の形状とすることができる。
10 内視鏡装置
20 挿入体
21 遠位端部
22 近位端部
40 保護チューブ
41 チューブ本体
42 先端部
43 中間把持部
44 基端部
45 スリット
46 一対の壁部
47 ネジ嵌合部
48 キャップ
49 柔軟部
50、150、250、350、450、550、650、750、850、950、1050 連結部
51 第一端部
52 第二端部
54 接触部
55 クリップ
57 張出部
60 冷却部
61 口金
62 流体供給機構
63 流体供給本体
64 流体管路
65 緩衝部
66 溝部
Claims (14)
- 遠位端部と近位端部とを有する挿入体を備える内視鏡装置とともに使用される保護チューブであって、
先端部および基端部と、前記先端部と前記基端部との間に設けられた中間把持部と、を有し、筒状で前記挿入体を挿通可能なチューブ本体と、
前記挿入体の前記遠位端部と前記チューブ本体の前記先端部とのそれぞれに連結され、前記挿入体と前記チューブ本体との軸回りの相対回転量の増大に応じて前記挿入体の外面に対する径方向内方への締付力が大きくなるように前記締付力を変化させて前記挿入体の外面を締め付ける連結部と、
を備え、
前記連結部は、
前記挿入体における前記遠位端部の周方向において互いに近接あるいは離間可能な第一端部および第二端部と、
前記第一端部と前記第二端部とを繋ぐように前記挿入体における前記遠位端部の外面に沿って周方向に巻き付けられた係合部と、
前記連結部の外面の一部に互いに離間して設けられるとともに前記チューブ本体の前記先端部に嵌合され、前記連結部と前記チューブ本体との前記周方向の相対回転を規制する一対の接触部と、
を有する保護チューブ。 - 前記一対の接触部は、一方が前記第一端部に設けられ、他方が前記第二端部に設けられている請求項1に記載の保護チューブ。
- 前記連結部は、
前記連結部における前記第一端部と前記第二端部との間に設けられ前記連結部の径方向外方に突出して形成された突起部を有し、
前記一対の接触部は、前記突起部の外面のうち前記周方向において対向する位置に形成されている、
請求項1に記載の保護チューブ。 - 前記連結部は、前記挿入体における前記遠位端部の外面に螺旋状をなして軸回りに一巻き以上巻き付けられるとともに弾性を有し、自然状態において前記挿入体の前記遠位端部の外径よりも小さい内径を有する請求項1に記載の保護チューブ。
- 前記チューブ本体における前記先端部には、先端に解放された開放端部を有するとともに前記先端部の外壁部に軸方向に延び、前記周方向に離間した一対の壁部を有するスリットが形成され、
前記一対の壁部と前記接触部とが嵌合することによって前記連結部と前記チューブ本体との前記周方向の相対回転が規制される請求項1に記載の保護チューブ。 - 前記チューブ本体は、
前記外壁部に形成されたネジ嵌合部と、
前記ネジ嵌合部に対してネジ嵌合により着脱自在に設けられて前記開放端部を封止可能なキャップと、
を有する請求項5に記載の保護チューブ。 - 前記連結部は、前記チューブ本体における前記先端部の外壁部に軸方向の相対移動が規制されて嵌合されている請求項1に記載の保護チューブ。
- 前記チューブ本体における前記基端部に接続されるとともに前記チューブ本体に連通する貫通孔が設けられた口金と、前記貫通孔を通じて前記チューブ本体の内部に流体を流通させるための流体供給機構と、を有し、前記チューブ本体および前記挿入体に伝わる熱を前記流体によって輸送して前記挿入体を冷却する冷却部をさらに備え、
前記流体供給機構は、
流体を所定方向に送出可能な流体供給本体と、
前記貫通孔と前記流体供給本体との間に介在されて前記流体を前記貫通孔と前記流体供給本体との間で流通させる流体管路と、
を有し、
前記流体管路は、前記チューブ本体の前記基端部において外面に沿って軸回りの螺旋状に巻き回されるとともに前記チューブ本体に対して周方向に相対移動自在な緩衝部を有する、
請求項1に記載の保護チューブ。 - 前記口金は、前記口金と前記挿入体との間を封止して前記口金の基端からの前記流体の洩出を抑制するシール部を有する請求項8に記載の保護チューブ。
- 前記シール部は、前記口金に対して摺動自在に配置された摺接部材を有し、前記挿入体と前記口金とを前記周方向に相対回転可能に支持する請求項9に記載の保護チューブ。
- 前記シール部は、シリコーンゴムからなる請求項9に記載の保護チューブ。
- 前記チューブ本体の前記基端部に接続され、前記中間把持部よりも柔軟で前記チューブ本体と連通された基端側柔軟部と、
前記基端側柔軟部の基端に接続されるとともに前記チューブ本体に連通する貫通孔が設けられた口金と、前記貫通孔を通じて前記チューブ本体の内部に流体を流通させるための流体供給機構と、を有し、前記流体によって前記チューブ本体に伝わる熱を輸送して前記挿入体を冷却する冷却部とをさらに備え、
前記流体供給機構は、
流体を所定方向に送出可能な流体供給本体と、
前記貫通孔と前記流体供給本体との間に介在されて前記流体を前記貫通孔と前記流体供給本体との間で流通させる流体管路と、
を有する、
請求項1に記載の保護チューブ。 - 前記挿入体の外方に張出して形成された張出部を有するとともに前記挿入体の外面に固定可能なクリップと、
前記口金の基端側に形成されて前記張出部が嵌合可能で前記挿入体と前記チューブ本体との周方向の相対回転動作を規制する溝部と、
を有する請求項8に記載の保護チューブ。 - 請求項1〜13のいずれか一項に記載の保護チューブと、
前記内視鏡装置と、
を備える内視鏡システム。
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