JP5410042B2 - 固定刃の取付構造、チップ状の固定刃及び破砕装置 - Google Patents

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Description

本発明は、所定の軸心周りに回転する破砕ロータの周面に配列固定された複数の回転刃の回動経路に配置され、前記回転刃と噛み合って被破砕物を剪断破砕する固定刃の取付構造、チップ状の固定刃及び破砕装置に関する。
従来、破砕装置は、軸心方向に配列された複数の回転刃が周面に固定された破砕ロータと、前記破砕ロータの回転に伴なって前記回転刃と噛み合う複数の固定刃が、前記軸心に沿って対向配置され、前記回転刃と前記固定刃の剪断作用によって被破砕物を破砕するように構成されている。
特許文献1には、図11に示すように、破砕ロータの外周面に一定の位相差をもってつるまき状に配列された正方形断面の角柱状に形成された複数の回転刃と噛み合うように、三角状の固定刃部81が長尺板状の部材に複数個形成され、全体として鋸刃状に形成された固定刃80が開示されている。
固定刃80は台盤82の段差部にボルト83を介して着脱自在に取付固定され、両面に固定刃部81を形成することで表裏反転して使用可能なように構成されている。
しかし、固定刃部81のみならず固定刃80の全体を工具鋼や超硬合金等の高価な材料で一体形成する構成では、上述のように固定刃80を表裏反転して使用可能とはいえ、複数の固定刃部81のうち一部が磨耗したり破損したりして被破砕物の破砕に支障をきたすと、残りの固定刃部81が充分使用できる状態であっても固定刃80ごと交換する必要があるため不経済であった。
しかも、固定刃は、固定刃のすくい面と回転刃のすくい面とが剪断開始時において或る剪断角度をなすように、水平軸線に対して破砕ロータの回転軸心に向かって前下がり状に傾斜配置され、かつ、固定刃のすくい面が回転軸の回転軸線に対して所定の距離分ずらした位置の段差部に当接して固定する構成であるため、固定刃を離脱する際に、前記固定刃の背面下部が段差部に干渉するため交換作業も煩雑であった。
そこで本出願人は、特許文献2において、図12に示すように、鋼製の固定用基材90と超硬合金製の刃先部材91を、銅などの接合用金属で上下一体に接合し、ザグリを備えたボルト孔92が貫通形成された複数の固定刃体93を、回動刃体の回動経路の間ごとに入り込むように基台フレーム94に六角穴付きボルト95を介して各別に着脱可能に固定した破砕装置の固定刃の取付構造を提案した。
特開2000−325810号公報 特開2004−89876号公報
特許文献2に記載された破砕装置の固定刃の取付構造によれば、複数の固定刃体93のうち一部が磨耗したり破損したりして交換する必要がある場合は、その固定刃体93のみを交換して運転することができ、しかも、固定刃体93の交換作業も簡便に行うことができるが、固定刃体93の製作コストが高く、固定刃体93側から基台フレーム94にボルト95で固定する構成のため、表裏を入れ替えて使用することができないのでランニングコストも高く、また、破砕装置の運転時に被破砕物がボルト95の六角穴や、ボルト孔92のザグリ部分に詰まり、交換作業時にはそれらを取り除く手間が必要である点で改良が望まれていた。
本発明は上述した問題点に鑑み、経済性に富み、固定刃の交換作業が簡便な、固定刃の取付構造、固定刃支持部材、チップ状の固定刃及び破砕装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明による固定刃の取付構造の第一特徴構成は、特許請求の範囲の書類の請求項1に記載した通り、所定の軸心周りに回転する破砕ロータの周面に配列固定された複数の回転刃の回動経路に配置され、前記回転刃と噛み合って被破砕物を剪断破砕する固定刃の取付構造であって、前記破砕ロータの軸心方向に沿って複数の固定刃が配列された固定刃支持部材を、前記破砕ロータと対向配置された台盤の段差部に前記固定刃が前記回転刃と対向するように配列して固定し、前記固定刃支持部材を前記段差部から離脱させるための案内部を備え、前記案内部が、前記固定刃支持部材の背面下部に形成された切欠き部で構成されている点にある。
上述の構成によれば、固定刃を破砕ロータの回転軸心より下方に設置し、回転刃と固定刃のすくい面が所定の仰角をもって噛み合うような場合でも、案内部としての、固定刃支持部材の背面下部に形成された切欠き部を形成することにより、回転刃と固定刃が接触するのを回避して、固定刃支持部材を段差部から離脱できるので交換作業が簡便になる。
同第二の特徴構成は、同請求項2に記載した通り、上述の第一特徴構成に加えて、前記切欠き部は、前記固定刃支持部材の背面下部が前記破砕ロータ側に傾斜する面取り部で構成されている点にある。
上述の構成によれば、固定刃支持部材の背面下部に形成した面取り部により、台盤に接触することなく着脱できるので交換作業が簡便になる。
同第三の特徴構成は、同請求項3に記載した通り、上述の第一または第二の特徴構成に加えて、固定刃支持部材は複数の固定刃を各別に収容する凹状の取付座が配列形成され、各取付座に収容されたチップ状の固定刃が前記固定刃支持部材の裏面からボルト固定されている点にある。
上述の構成によれば、固定刃にはボルトと噛合するメネジのみを形成すればよく、ボルトの頭を収容するザグリを作成する必要が無いので、固定刃の厚みを薄くできる。固定刃は磨耗しても表裏面及び180度回転させて使用することができる。固定刃支持部材に工具鋼や超硬合金等の高価な材料を用いる必要がなく、固定刃のみ工具鋼や超硬合金等を用いればよく、また、刃部が磨耗したときであっても、表裏面または180度回転させて使用することができるので経済性に優れ、さらに、交換作業も簡便となる。
同第四の特徴構成は、同請求項4に記載した通り、上述の第三特徴構成に加えて、前記回転刃と前記固定刃は夫々山形状の刃部を備え、前記回転刃と前記固定刃の刃部が傾斜姿勢で噛み合うように前記固定刃が配置され、前記破砕ロータの回転に伴なう前記回転刃の刃部の軌跡と前記固定刃の刃部との間隙が前記固定刃の刃幅の中央部で最小となるように前記固定刃の各刃部が直線状に形成されている点にある。
上述の構成によれば、破砕ロータの回転に伴なって回転する回転刃と固定刃との間で剪断破砕されるにあたり、被破砕物に対して刃幅全域に亘って適度な剪断力を得ることができるので、小さなトルクで破砕ロータを回転しながらも、極めて円滑に破砕できる。
同第五の特徴構成は、同請求項5に記載した通り、上述の第四特徴構成に加えて、前記固定刃が、表面及び裏面が側面と交差するエッジ部により前記刃部が形成された角柱で構成され、前記取付座への収容姿勢を識別する識別手段が形成されている点にある。
上述の構成によれば、固定刃は識別手段によって取付座への収容姿勢が容易に識別でき、また異なる形状の固定刃には異なる識別手段を形成することで、固定刃の種類を識別できる。
同第六の特徴構成は、同請求項6に記載した通り、上述の第四または第五の特徴構成に加えて、前記取付座は、前記回転刃に備えた山形状の刃部の一方が、隣接配置された前記固定刃間で対向する刃部の一方に対して刃元から噛み合い、前記回転刃に備えた山形状の刃部の他方が、前記固定刃間で対向する刃部の他方に対して刃先から噛み合うように、隣接する固定刃のすくい面が異なる角度で配置されるように形成されている点にある。
上述の構成によれば、先ず、前記回転刃の一方の刃部が前記固定刃部の一方の刃部に対して刃元から噛み合い、次に、前記回転刃の他方の刃部が前記固定刃の他方の刃部に対して刃先から噛み合うようになるので、被破砕物に対して常に一点で鋏のように力が作用するため、小さなトルクで破砕ロータを回転しながらも、極めて円滑に破砕できるようになり、振動や騒音を低減できるばかりか動力コストも低減できるようになる。
同第七の特徴構成は、同請求項7に記載した通り、上述の第一から第六の何れかの特徴構成に加えて、前記固定刃支持部材に、前記台盤に対して前記固定刃支持部材を装脱するための操作治具と噛合する取付穴が背面側に傾斜するように形成されている点にある。
上述の構成によれば、回転刃と固定刃の接触を回避して、固定刃支持部材を台盤から着脱できるので交換作業が簡便になる。
本発明による固定刃支持部材の特徴構成は、特許請求の範囲の書類の請求項8に記載した通り、上述の第一から第七の何れかの特徴構成を備えた固定刃の取付構造に組み込まれる点にある。
本発明によるチップ状の固定刃の第一の特徴構成は、特許請求の範囲の書類の請求項9に記載した通り、上述の第一から第七の何れかの特徴構成を備えた固定刃の取付構造に組み込まれる点にある。
同第二の特徴構成は、特許請求の範囲の書類の請求項10に記載した通り、上述の第一特徴構成に加え、表面及び裏面が側面と交差するエッジ部により四対の刃部が形成された角柱で構成された点にある。
上述の構成によれば、一つの固定刃の表裏及び前後を入れ替えることで、新たな刃部を合計四回使用することができる。
本発明による破砕装置の特徴構成は、特許請求の範囲の書類の請求項11に記載した通り、上述の第一から第七の何れかの特徴構成を備えた固定刃の取付構造を備えた点にある。
以上説明した通り、本発明によれば、経済性に富み、固定刃の交換作業が簡便な、固定刃の取付構造、チップ状の固定刃支持部材、固定刃及び破砕装置を提供することができるようになった。
以下に、本発明による固定刃の取付構造、チップ状の固定刃及び破砕装置の第一の実施形態を説明する。
図1に示すように、破砕装置1は、電化製品、建築廃材、プラスチックなどの被破砕物を投入する受入ホッパ2と、ホッパ2に投入された被破砕物を破砕処理する破砕処理部3と、破砕処理部3に向けて水平方向から被破砕物を押圧する押込プッシャ4を備えている。
押込プッシャ4は、油圧ポンプ(図示せず)からの圧油により伸縮作動する油圧シリンダのピストンに連結されたアーム4aがプッシャ4の後端に連結され、台盤5上を摺動かつ進退動自在に駆動される。
破砕処理部3は、受入ホッパ2の下方に配置され、電動機Mの動力により所定の軸心周りに回転する破砕ロータ6の周面に配列固定された山形状の刃部を備える複数の回転刃7と、回転刃7の回動経路に配置された山形状の刃部を備えた固定刃8が噛み合って、押込プッシャ4により押し込まれる被破砕物を剪断破砕する。
破砕処理部3の下部には、破砕処理部3で所定サイズ以下に破砕された被破砕物を選択的に通過させるスクリーン機構10と、スクリーン機構10を通過した被破砕物を受け止める排出ホッパ11が設けられている。
スクリーン機構10は、破砕ロータ6の回転軌跡に沿った弧状に湾曲形成され、多数の小孔が形成されたパンチングメタルで構成され、破砕処理部3で破砕された被破砕物のうちスクリーン機構10の小孔より小径の被破砕物が、スクリーン機構10から落下して排出ホッパ11に収容される。
以下、上述の破砕処理部3について詳述する。
回転刃7は、図2(a)に示すように、すくい面が正方形の角柱で構成され、破砕ロータ6の周部に所定のピッチで互いに平行に形成された多数のV字状の溝6v内に形成された複数個の取付座6aの夫々にボルト6bで締着されている。
図2(b)に示すように、夫々の回転刃7は、隣り合う溝6vに設けられているもの同士がその頂点を連ねるとジグザグ状になるように配置されている。図2(c)に示すように、回転刃7の刃先の先端の軌跡が破砕ロータ6の回転軸心から最遠となるよう、回転刃7はすくい面が破砕ロータ6の回転軸心方向に対して角度θ傾斜させて取り付けられている。
固定刃8は、図3(a),(b),(c)に示すように、表面及び裏面が側面と交差するエッジ部により刃先の角度がγである四対の刃部が形成された角柱で、被破砕物との摩擦等により刃先及び刃部が鈍ったときは、固定刃8の表裏、前後を入れ替え、四対の刃部のうち新たな刃部により破砕処理が行えるように構成されている。刃元側の側面が交差するエッジに後述する取付座13への収容姿勢を識別する識別手段としての切欠き部16が形成されている。
固定刃8は、図4(a)に示すように、切欠き部16が形成されたエッジが固定刃8の刃元側になるように、固定刃支持部材12の端部に沿って配列形成された複数の凹状の取付座13に収容され、図4(b)に示すように、各取付座13の裏面からボルト14で締着され、固定刃支持部材12は、固定刃8が回転刃7と対向するように、破砕ロータ6と対向配置された台盤5の段差部に上面からボルト15で固定される。
取付座13は、固定刃8の破砕ロータ6と対向しない裏面及び二側面と当接して支持するように凹状に形成されているので、固定刃8の刃先の方向を違えると嵌入できない、又は嵌入できたとしてもガタつくので、作業員は刃先の方向が適切でないことが容易に認識できるので、固定刃の取付時の刃先方向の確認作業が簡便になる。
固定刃8を取付座13に固定した状態においては、ボルト先端面が固定刃と略面一とすることで、ボルト孔に被破砕物が引っ掛かったり挟まったりして、メネジが変形したり破損したりせず、表裏面を入れ替えて使用するときに、ボルトの着脱が容易となる。
図5に示すように、回転刃7と固定刃8の刃部が角度δ傾斜して噛み合うように固定刃8を配置すると、図6(a),(b)に示すように、固定刃8の刃部8’,8’’に対する破砕ロータ6の回転に伴なう刃先角度が90度の回転刃7の刃部7’,7’’の軌跡は曲線となる。
図6(a)に示すように、固定刃8の刃先角度が90度であれば、回転刃7の刃部7’,7’’の軌跡と固定刃8の刃部8’,8’’との間隙は、回転刃7の刃元側が小さくなり、刃先側が大きくなり、剪断力は刃元側に偏って生じることとなる。
そこで、図6(b)に示すように、前記間隙が固定刃8の刃部8’,8’’の刃幅の中央部で最小となるように固定刃8の刃先角度γを設定すると前記間隙の偏りが減少し、刃幅の中央部で最大の剪断力を得る。なお、前記角度δを略14.7度に設定したとき、刃先角度γは略85度となる。
上述の構成により、押込プッシャ4により破砕処理部3に向けて押圧された被破砕物が、破砕ロータ6の回転に伴なって回転する回転刃7と固定刃8との間で剪断破砕されるにあたり、被破砕物に対して常に一点で力が作用するため、小さなトルクで破砕ロータ6を回転しながらも、極めて円滑に破砕できるようになり、振動や騒音を低減できるばかりか動力コストも低減できるようになる。
次に、固定刃8の交換作業について説明する。
図4(b)に示すように、固定刃支持部材12の背面の下部は破砕ロータ6側に案内部として面取りが形成されており、上面には台盤5に装脱するための操作治具としての寸切りボルト18を噛合可能なボルト穴17が背面側に傾斜するように形成されている。
固定刃8の磨耗や欠損により、固定刃の交換作業をする際は、図7(a)に示すように、固定刃支持部材12を台盤5に固定するボルト15を取り外すとともに、ボルト穴17に寸切りボルト18を係合する。その後、図7(b)に示すように、寸切りボルト18を起立させ、固定刃支持部材12を台盤5から離間させ、図7(c)に示すように、固定刃支持部材12を台盤5から引き上げる。このように、固定刃支持部材12は固定刃8と回転刃7が接触することなく容易に着脱できる。固定刃8は、ボルト14を取り外し交換することとなる。
このように、固定刃支持部材12の背面の下部は破砕ロータ6側に面取りされているため、回転刃7と固定刃8の接触を防ぎながら、固定刃支持部材12の取り外し作業が容易となる。
また、新たな固定刃を締着済みの交換用の固定刃支持部材を準備しておけば、固定刃支持部材を交換するだけで、固定刃の交換作業を待たずに、運転を即座に再開できる。
なお、案内部は固定刃支持部材12の背面の下部は破砕ロータ6側に面取りした構成に限らず、図4(c)に示すように、固定刃支持部材12の背面の下部に切欠き部26を形成する構成や、図4(d)に示すように、固定刃支持部材12の背面に、スペーサ24をボルト25で台盤5に固定する構成でもよい。
この場合、図7(d)に示すように、ボルト25を取り外しスペーサ24を台盤5から取り外し、固定刃支持部材12を台盤5に固定するボルト15を取り外すとともに、ボルト穴17に寸切りボルト18を係合する。その後、図7(e)に示すように、固定刃支持部材12を破砕ロータ6と反対側にずらし、図7(c)に示すように、固定刃支持部材12を台盤5から引き上げる。
このように、案内部を備えることで固定刃支持部材12は固定刃8と回転刃7が接触することなく容易に着脱できる。固定刃8は、ボルト14を取り外し交換することとなる。よって、寸切りボルト18を噛合可能なボルト穴17は背面側に傾斜して形成する必要は無い。
以下に、本発明による固定刃の取付構造、チップ状の固定刃及び破砕装置の第二の実施形態を説明する。
第一の実施形態では、固定刃支持部材12に4個の固定刃8を水平に支持する場合について説明したが、固定刃支持部材には固定刃を必ずしも水平に取り付ける必要は無く、図8(a)、(b)に示すように、すくい面が水平な固定刃8と、すくい面が水平から所定の仰角をもった固定刃9を交互に備えた固定刃支持部材19であってもよい。
この場合、固定刃9には、図3(d),(e),(f)に示すように、表面及び裏面が側面と交差するエッジ部により角度ηをもって刃部が形成された角柱で構成され、刃元側の側面が交差するエッジに後述する取付座20への収容姿勢を識別するとともに、固定刃8と識別する識別手段としての切欠き部21が形成されている。
固定刃8,9は、図8(b)に示すように、切欠き部16,21が形成されたエッジが固定刃8,9の刃元側になるように、固定刃支持部材19の端部に沿って配列形成された複数の凹状の取付座13,20に収容され、図10(b)に示すように、各取付座13,20の裏面からボルト14で締着され、固定刃支持部材19は、固定刃8,9が回転刃7と対向するように、破砕ロータ6と対向配置された台盤5に上面からボルト15で固定される。このとき固定刃8,9に形成した切欠き部16,21と対応する識別手段22,23を各取付座13,20に夫々形成しておくことで固定刃8,9の取付姿勢の識別が容易となる。
なお、取付座13の仰角βは0度に設定され、取付座20の仰角αは、20度から30度の範囲、好ましくは20度から25度の範囲、さらに好ましくは略23度に設定されている。
取付座13,20は夫々固定刃8,9の破砕ロータと対向しない裏面及び二側面と当接して支持するように凹状に形成されているので、固定刃8,9は夫々刃先の方向、若しくは固定刃8,9自体を違えると嵌入できない、又は嵌入できたとしてもガタつくので、作業員は刃先の方向が適切でないことが容易に認識できるので、固定刃の取付時の刃先方向の確認作業が簡便になる。
図10(a)に示すように、破砕ロータ6の軸心方向に配列された複数の回転刃7の刃部7’,7’’に対応して、仰角が異なる固定刃8,9が配列されることとなる。つまり、隣接する固定刃8の一方の刃部8’と固定刃9の一方の刃部9’’の噛合わせ、及び、固定刃8の他方の刃部8’’と固定刃9の他方の刃部9’の噛合わせにより、破砕処理が行われることとなる。
破砕ロータ6に固定された回転刃7は破砕ロータ6の回転に伴なって、仰角が角度α(図8(c)参照。)に設定された固定刃9に対し刃元から刃先にかけて噛み合い、その後、仰角が水平に設定された固定刃8に対して刃先から刃元にかけて噛み合うこととなる。
上述の回転刃7の刃部7’,7’’の軌跡と固定刃8との刃部8’,8’’の間隙と刃先角度の関係と同じく、回転刃7の刃部7’,7’’の軌跡と固定刃9の刃部9’,9’’との間隙は、前記間隙が固定刃9の刃部9’,9’’の刃幅の中央部で最小となるように固定刃9の刃先角度ηを設定すると前記間隙の偏りが減少し、刃幅の中央部で最大の剪断力を得る。なお、前記角度αを略23度に設定したとき、刃先角度ηは略90.9度となる。
この第二の実施形態のように隣り合う固定刃の仰角を異ならせ、一方の固定刃には回転刃が刃元から、他方の固定刃には回転刃が刃先から噛み合うような場合、必ずしも回転刃の刃部の軌跡と固定刃の刃部との間隙が、固定刃の刃幅の中央部で最小となるように設定しなくてもよい。
例えば、図10(b)に示すように、仰角αに設定された固定刃9に対して回転刃7は刃元から刃先にかけて噛み合うため、前記間隙を回転刃7の刃元に近いほうが最小となるように構成し、図10(c)に示すように、仰角βに設定された固定刃8に対して回転刃7は刃先から刃元にかけて噛み合うために、前記間隙を回転刃7の刃先に近いほうが最小となるように構成してもよい。
このように構成すると、固定刃8,9の夫々に回転刃7が噛み合いはじめに剪断力を強く働かせることができるので、被破砕物を逃がすことなく効率よく破砕できる。逆に、シート状の被破砕物を処理する場合には、固定刃8,9の夫々と回転刃7の噛合い終わりに剪断力を強く働かせることで効率よく破砕できるようになる。このように前記間隙の最小となる位置は被破砕物によって適宜最適に設定される。
上述のように構成すると、固定刃支持部材には工具鋼や超硬合金等の高価な材料を用いる必要がなく、固定刃のみ工具鋼や超硬合金等を用いればよく、また、刃部が磨耗したときであっても、容易に交換することができるようになる。
刃先角度γ,η、仰角α,β、傾斜角度θ,δは上述の例に限られず、夫々の具体的な角度は、破砕ロータ、回転刃、固定刃等との位置関係で導かれるものであり、各刃部によって被破砕物を剪断する際に、常に一点で鋏のように力が作用し、小さなトルクで破砕ロータを回転しながらも、極めて円滑に破砕できる角度が適宜設定される。
上述の実施形態では、固定刃支持部材12に固定刃8を4個備えた構成について説明したが、固定刃支持部材12に備える固定刃8の個数は、4個に限らず2個や7個であってもよい。固定刃支持部材の取り外し作業が煩雑にならないように適宜設定される。
上述の実施形態では、固定刃のエッジに形成した切欠き部を識別手段とした構成について説明したが、識別手段は切欠き部に限らず、さらに、必ずしもエッジに形成する必要も無く、刻印、塗装その他、取付座への収容姿勢及び、固定刃の相違を識別可能なものであればよい。具体的には、図9に示すように、取付座13,20の角部に突起部27を形成し、固定刃8,9に形成した識別手段としての面取り部28と係合することで取付座13,20への収容可能となる構成であってもよい。これにより、突起部27と面取り部28の係合により容易に刃先方向が識別でき、さらに、面取り部が形成されていない固定刃の使用が困難となる。
上述した実施形態では、台盤5に段差部を形成し、固定刃支持部材12を固定する構成について説明したが、台盤5と固定刃支持部材12を固定する部材を別体で形成し、段差部とする構成であってもよい。
上述した実施形態では、固定刃をチップ状に形成し、固定刃支持部材に固定する構成について説明したが、複数個の三角状の固定刃を長尺板状の固定刃支持部材に一体形成し、全体として鋸刃状の固定刃とする構成であってもよい。
上述の実施形態では、固定刃を固定刃支持部材の裏面からボルトで固定する構成について説明したが、固定刃にボルトの頭を収容可能なザグリを形成し、固定刃側から固定刃支持部材にボルトで固定するように構成してもよい。
以上の構成により、所定の軸心周りに回転する破砕ロータの周面に配列固定された複数の回転刃の回動経路に配置され、前記回転刃と噛み合って被破砕物を剪断破砕する固定刃の取付構造であって、前記破砕ロータの軸心方向に沿って複数の固定刃が配列された固定刃支持部材を、前記破砕ロータと対向配置された台盤の段差部に前記固定刃が前記回転刃と対向するように配列して固定し、前記固定刃支持部材を前記段差部から離脱させるための案内部を備えている固定刃の取付構造が実現されるのである。
以上説明した破砕処理部を構成する回転刃、固定刃及び取付座や、固定刃の取付構造、固定刃支持部材及び破砕装置の具体的構成は実施形態の記載に限定されるものではなく、本発明による作用効果を奏する範囲において適宜変更設計可能であることはいうまでもない。
本発明による破砕装置の概略図 (a)は破砕ロータの要部拡大図、(b)は破砕ロータの概略図 (a)は固定刃の平面図、(b)は固定刃の正面図、(c)は固定刃の右側面図、(d)は第二の実施形態による固定刃の平面図、(e)は第二の実施形態による固定刃の正面図、(f)は第二の実施形態による固定刃の右側面図 (a)は固定刃支持部の概略図、(b)は固定刃支持部の断面図、(c)は固定刃支持部の断面図、(d)は固定刃支持部の断面図 破砕処理部の説明図 (a)は回転刃の刃部と固定刃の刃部の説明図、(b)回転刃の刃部と固定刃の刃部の説明図 (a)は第二の実施形態による固定刃支持部の概略図、(b)は第二の実施形態による固定刃支持部の断面図 (a)は第二の実施形態による固定刃支持部の斜視図、(b)は第二の実施形態による固定刃支持部に固定刃を取り付ける説明図、(c)は第二の実施形態による、固定刃のすくい角の説明図 別実施形態による識別手段を備えた固定刃及び固定刃支持部材の説明図 (a)は第二の実施形態による回転刃の刃部と固定刃の刃部の説明図、(b)は、第二の実施形態回転刃の刃部と固定刃の刃部の説明図、(c)は第二の実施形態回転刃の刃部と固定刃の刃部の説明図 従来の固定刃の取付構造の説明図 従来の固定刃の取付構造の説明図
1:破砕装置
2:受入ホッパ
3:破砕処理部
4:押込プッシャ
4a:アーム
5:台盤
6:破砕ロータ
6a:取付座
6b:ボルト
6v:溝
7:回転刃
7’,7’’:刃部
8:固定刃
8’,8’’:刃部
9:固定刃
9’,9’’:刃部
10:スクリーン機構
11:排出ホッパ
12:固定刃支持部材
13:取付座
14:ボルト
15:ボルト
16:切欠き部
17:ボルト穴
18:寸切りボルト
19:固定刃支持部材
20:取付座
21:切欠き部
22:識別手段
23:識別手段
24:スペーサ
25:ボルト
26:切欠き部
27:突起部
28:面取り部
α:仰角
β:仰角
γ:角度
η:角度
θ:角度
δ:角度
M:電動機

Claims (11)

  1. 所定の軸心周りに回転する破砕ロータの周面に配列固定された複数の回転刃の回動経路に配置され、前記回転刃と噛み合って被破砕物を剪断破砕する固定刃の取付構造であって、
    前記破砕ロータの軸心方向に沿って複数の固定刃が配列された固定刃支持部材を、前記破砕ロータと対向配置された台盤の段差部に前記固定刃が前記回転刃と対向するように配列して固定し、前記固定刃支持部材を前記段差部から離脱させるための案内部を備え、
    前記案内部が、前記固定刃支持部材の背面下部に形成された切欠き部で構成されている固定刃の取付構造。
  2. 前記切欠き部は、前記固定刃支持部材の背面下部が前記破砕ロータ側に傾斜する面取り部で構成されている請求項1記載の固定刃の取付構造。
  3. 固定刃支持部材は複数の固定刃を各別に収容する凹状の取付座が配列形成され、各取付座に収容されたチップ状の固定刃が前記固定刃支持部材の裏面からボルト固定されている請求項1または2記載の固定刃の取付構造。
  4. 前記回転刃と前記固定刃は夫々山形状の刃部を備え、前記回転刃と前記固定刃の刃部が傾斜姿勢で噛み合うように前記固定刃が配置され、前記破砕ロータの回転に伴なう前記回転刃の刃部の軌跡と前記固定刃の刃部との間隙が前記固定刃の刃幅の中央部で最小となるように前記固定刃の各刃部が直線状に形成されている請求項3記載の固定刃の取付構造。
  5. 前記固定刃が、表面及び裏面が側面と交差するエッジ部により前記刃部が形成された角柱で構成され、前記取付座への収容姿勢を識別する識別手段が形成されている請求項4記載の固定刃の取付構造。
  6. 前記取付座は、前記回転刃に備えた山形状の刃部の一方が、隣接配置された前記固定刃間で対向する刃部の一方に対して刃元から噛み合い、前記回転刃に備えた山形状の刃部の他方が、前記固定刃間で対向する刃部の他方に対して刃先から噛み合うように、隣接する固定刃のすくい面が異なる角度で配置されるように形成されている請求項4または5記載の固定刃の取付構造。
  7. 前記固定刃支持部材に、前記台盤に対して前記固定刃支持部材を装脱するための操作治具と噛合する取付穴が背面側に傾斜するように形成されている請求項1から6の何れかに記載の固定刃の取付構造。
  8. 請求項1から7の何れかに記載の固定刃の取付構造に組み込まれる固定刃支持部材。
  9. 請求項1から7の何れかに記載の固定刃の取付構造に組み込まれるチップ状の固定刃。
  10. 表面及び裏面が側面と交差するエッジ部により四対の刃部が形成された角柱で構成された請求項9記載のチップ状の固定刃。
  11. 請求項1から7の何れかに記載の固定刃の取付構造を備えた破砕装置。
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